JPS645680Y2 - - Google Patents

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JPS645680Y2
JPS645680Y2 JP938484U JP938484U JPS645680Y2 JP S645680 Y2 JPS645680 Y2 JP S645680Y2 JP 938484 U JP938484 U JP 938484U JP 938484 U JP938484 U JP 938484U JP S645680 Y2 JPS645680 Y2 JP S645680Y2
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JP
Japan
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conical
hatch
hatch cover
pressure
annular
Prior art date
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Expired
Application number
JP938484U
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English (en)
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JPS60121987U (ja
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Publication date
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  • Gasket Seals (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコニカルハツチに関する。
例えば潜水船耐圧球殼1においては、第1図部
分縦断側面図に示すように、コニカルハツチカバ
ー2を具えているのであるが、コニカルハツチカ
バー2のシール構造としては、第2図部分拡大図
に示すように、環状溝3に嵌着されたOリング4
によりシールしている。
しかしながら、このようなコニカルハツチにお
いては、環状溝3がシート面5に刻設されている
ので、環状溝部近傍で応力集中が発生し、これを
緩和するためにシート面5近傍の耐圧球殼1およ
びコニカルシートハツチカバー2の板厚が増加す
るから、耐圧殼の重量増を来たし、さらに、外壁
部からOリング4までのシート面5が海水による
腐食環境にさらされ、腐食を生ずる惧れがある。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、防食かつ軽量構造のコニカルハツチを提供
することを目的とする。
そのために本考案は、耐圧容器に穿設されたコ
ニカルシートハツチをコニカルシートハツチカバ
ーを嵌着することにより密閉するようにしたコニ
カルハツチにおいて、内端がコニカルハツチカバ
ーの外面の外周付近に同心的に固着され外端が上
記ハツチカバーの外周の上方を若干越えて横方向
に延びるL字状断面を有する環状リテーナと、平
行フランジ部の開口端がそれぞれ上記リテーナの
下面に当接し閉塞端が上記コニカルシートハツチ
カバーの外周およびコニカルシートハツチの内周
にわたつて当接しU字状断面を有する環状ゴムパ
ツキンと、上記環状リテーナで閉塞された上記ゴ
ムパツキンの内外を連通する均圧孔とを具えたこ
とを特徴とする。
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第3図は本考案のコニカルハツチを具えた耐圧球
殼を示す部分縦断側面図、第4図は第3図のコニ
カルハツチのシール部を示す部分拡大図、第5図
は第4図の部分拡大図、第6図および第7図はそ
れぞれ第5図の変形例を示す同じく部分拡大図で
ある。
まず、第3〜5図において、2aは本考案に係
るコニカルシートハツチカバー、5aは耐圧球殼
1のコニカルシートハツチとコニカルシートハツ
チカバー2aとが嵌着する円錐状シート面、6は
U字状断面を有する環状ゴムパツキン、7は内端
がボルト8によりコニカルシートハツチカバー2
aの外周付近に固着されフランジ部がシート面5
aの上方を横切つて若干耐圧球殼1のハツチを越
えて延びるL字状断面を有する環状リテーナ、9
は環状ゴムパツキン6の対向する平行フランジ部
に貫設された均圧孔である。
このような構造において、初期締付は環状パツ
キン6の上部円周上に適宜設けた均圧孔9がつぶ
れない状態でリテーナ7を介してボルト8により
行なう。
そうすると、初期締付力が与えられたシール機
構は、潜航時外圧が加わると、第5図に示すよう
に、環状パツキン6の上部円周上に適宜設けられ
た孔均圧孔9が通水孔となり、環状パツキン6は
装着位置で均等に加圧され、所定の外壁面に押し
つけられてハツチカバーをシールすることができ
る。
こゝでpはパツキン6に均等にかゝる外圧を示
す。
本考案はまた第6図に示すように、環状パツキ
ンに均圧孔を穿設する代わりに、リテーナ7′に
均圧孔10を適宜設けてこれにより無孔環状パツ
キン6′を装着させても良く、また第7図に示す
ように、環状パツキン6″のフランジ部の外周に
均等溝11を設けてこれにより環状パツキン6″
を装着させても良い。
このような構造においても、前記実施例と同様
にシール面には外圧が均一にかゝり、所要の外壁
面でシールすることができる。
また、上記各実施例においてコニカルシートハ
ツチカバー2aの開閉は、図示せざるヒンジによ
つて行なわれ、その際、環状パツキン6,6′,
6″はリテーナ7,7′に接着するか、又はコニカ
ルシートハツチカバー2側に接着しておけばよ
い。
このような構造によれば、下記の効果が奏せら
れる。
(1) コニカルシート面に刻設される環状溝を不要
とするので、応力集中緩和のための増厚部が減
少し、耐圧球殼の重量を減少することができ
る。
(2) 本考案では、強度が伝達するためシート面は
全く海水に曝されず、パツキンシート面におけ
る腐食作用に対してのメンテナンスだけを行な
えば良いので、第1〜2図に示したハツチカバ
ーの嵌着シート面のメンテナンスを行なうより
簡単になる。
要するに本考案によれば、耐圧容器に穿設され
たコニカルシートハツチをコニカルシートハツチ
カバーを嵌着することにより密閉するようにした
コニカルハツチにおいて、内端がコニカルハツチ
カバーの外面の外周付近に同心的に固着され外端
が上記ハツチカバーの外周の上方を若干越えて横
方向に延びるL字状断面を有する環状リテーナ
と、平行フランジ部の開口端がそれぞれ上記リテ
ーナの下面に当接し閉塞端が上記コニカルシート
ハツチカバーの外周およびコニカルシートハツチ
の内周にわたつて当接しU字状断面を有する環状
ゴムパツキンと、上記環状リテーナで閉塞された
上記ゴムパツキンの内外を連通する均圧孔とを具
えたことにより、防食かつ軽量構造のコニカルハ
ツチを得るから、本考案は産業上極めて有益なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知のコニカルハツチを具えた耐圧球
殼を示す部分縦断側面図、第2図は第1図のコニ
カルハツチのシール構造を示す部分拡大図、第3
図は本考案を耐圧球殼に適用した一実施例を示す
部分縦断側面図、第4図は第3図のコニカルハツ
チのシール部を示す部分拡大図、第5図は第4図
の部分拡大図、第6図および第7図はそれぞれ第
5図の変形例を示す同じく部分拡大図である。 1……耐圧球殼、2a……コニカルハツチカバ
ー、5a……シート面、6,6′,6″……U型リ
ングパツキン、7,7′……リテーナ、8……ボ
ルト、9……均圧孔、10……均圧孔、11……
均圧溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐圧容器に穿設されたコニカルシートハツチを
    コニカルシートハツチカバーを嵌着することによ
    り密閉するようにしたコニカルハツチにおいて、
    内端がコニカルハツチカバーの外面の外周付近に
    同心的に固着され外端が上記ハツチカバーの外周
    の上方を若干越えて横方向に延びるL字状断面を
    有する環状リテーナと、平行フランジ部の開口端
    がそれぞれ上記リテーナの下面に当接し閉塞端が
    上記コニカルシートハツチカバーの外周およびコ
    ニカルシートハツチの内周にわたつて当接しU字
    状断面を有する環状ゴムパツキンと、上記環状リ
    テーナで閉塞された上記ゴムパツキンの内外を連
    通する均圧孔とを具えたことを特徴とするコニカ
    ルハツチ。
JP938484U 1984-01-26 1984-01-26 コニカルハツチ Granted JPS60121987U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP938484U JPS60121987U (ja) 1984-01-26 1984-01-26 コニカルハツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP938484U JPS60121987U (ja) 1984-01-26 1984-01-26 コニカルハツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60121987U JPS60121987U (ja) 1985-08-17
JPS645680Y2 true JPS645680Y2 (ja) 1989-02-13

Family

ID=30489551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP938484U Granted JPS60121987U (ja) 1984-01-26 1984-01-26 コニカルハツチ

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JP (1) JPS60121987U (ja)

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JPS60121987U (ja) 1985-08-17

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