JPH022033Y2 - - Google Patents

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JPH022033Y2
JPH022033Y2 JP9732583U JP9732583U JPH022033Y2 JP H022033 Y2 JPH022033 Y2 JP H022033Y2 JP 9732583 U JP9732583 U JP 9732583U JP 9732583 U JP9732583 U JP 9732583U JP H022033 Y2 JPH022033 Y2 JP H022033Y2
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JP
Japan
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flange
bolt
case
hanging ring
case body
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Expired
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JP9732583U
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JPS605238U (ja
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Publication of JPS605238U publication Critical patent/JPS605238U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案はケース内への水分の浸入を防止した
OFケーブル用油槽ケースに関する。
[考案の技術的背景] 従来から、OFケーブル用油槽ケースとして、
有底円筒状のケース本体とケース蓋とをパツキン
グを介してボルトにより締付け固定してなるもの
が知られている。
このOFケーブル用油槽ケースのケース本体と
ケース蓋との締付け固定部は、第1図に示すよう
に、ケース本体1の周縁部外周に複数のボルト孔
2を有するフランジ3が固設され、またケース蓋
4の周縁部外周にも前記ボルト孔2と対応する位
置にボルト孔5を穿設したフランジ6が固設さ
れ、これらフランジ3,6間の対応位置にボルト
孔7を設けたパツキング8を介挿してボルト孔
5,8,2へボルト9を挿通させナツト10によ
り締付けて構成されている。
[背景技術の問題点] しかるに、このような従来のOFケーブル用油
槽ケースにおいては、このOFケーブル用油槽ケ
ースを屋外に設置した場合、締付け部に直接雨水
等があたりケース蓋4のフランジ6とボルト9と
の隙間、パツキング8とケース蓋4のフランジ6
またはケース本体1のフランジ3との隙間等から
浸水し、錆を生じるようになる。
このようにして生じた錆は、次第に内部へ進展
し水や湿気の通路が形成されて、ケース本体1内
に水や湿気が入りケース本体1の内部にも錆を発
生させる原因となる。
[考案の目的] 本考案はかかる従来の難点に対処してなされた
もので、屋外に設置してもパツキング周辺に錆の
発生がなく、従つて長期にわたつて水や湿気の完
全に遮断された状態で使用し得るOFケーブル用
油槽ケースを提供しようとするものである。
[考案の概要] すなわち本考案のOFケーブル用油槽ケースは、
中心を挟む反対位置に形成された吊り輪用のボル
ト孔を含む複数のボルト孔の形成されたフランジ
を周縁部に固設したケース本体と、このケース本
体の吊り輪用のボルト孔に対応するボルト孔が形
成され、このボルト孔の外側にねじ孔を有する吊
り輪が該ねじ孔が前記ボルト孔と一致するように
溶接され、かつ外周から下方に向けてケース本体
のフランジを覆う覆い部の垂設されたケース蓋
と、前記ケース本体のフランジとほぼ同径で、該
フランジのボルト孔と対応する複数のボルト孔を
有し、これらのボルト孔のうち吊り輪用のそれを
除きねじ孔とされ、かつ前記ケース蓋の内側にそ
れぞれのボルト孔を一致させて固設された座金部
とを備え、前記ケース蓋を、パツキングを介して
前記ケース本体のフランジ上に吊り輪用のボルト
孔が一致するようにして載置し、前記フランジの
ボルト孔から吊り輪または座金のねじ孔にそれぞ
れのボルトを螺入して締付け固定するとともに前
記吊り輪のねじ孔とボルト間を溶接により封止し
たことを特徴としている。
[考案の実施例] 以下図面に示す実施例につき本考案の詳細を説
明する。
第2図は本考案の一実施例の外観を示す側面
図、第3図は第2図のA−A線に沿う断面図であ
る。
第2図および第3図に示すように、本考案の
OFケーブル用油槽ケースのケース本体11は、
周縁部外周に溶接によりフランジ12が固設さ
れ、このフランジ12に所定の間隔をおいてボル
ト孔13′を穿設して構成されており、従来のOF
ケーブル用油槽ケースにおけるケース本体と同一
構造である。
しかして、本考案におけるケース蓋13はその
周縁部にケース本体のフランジ12を覆う覆い部
13aが垂設されており、このケース蓋13の内
側内面にはケース本体11のフランジ12と同形
状でケース本体11のフランジ12のボルト孔1
3に対応する位置にねじ孔14を形成した環状の
座金部15が溶接により固設されている。
しかして本考案のOFケーブル用油槽ケースは、
ケース本体11のフランジ12とケース蓋13の
座金部15間の対応位置にボルト孔16を有する
パツキング17を介挿させて、ケース本体11の
フランジ12の下側からボルト18をボルト孔1
3内を通してねじ孔14に螺入し、一体に締付け
固定して構成されている。
第4図は本考案の他の実施例の要部断面を示す
もので、この実施例においては、第3図における
ケース本体11のフランジ12が筒状の補強部1
9aを有する断面L字状のフランジ19で置き換
えられている。なお、以下の第4図において、第
3図と同一部分は同一符号で示している。
第5図は第2図のB−B線に沿う拡大断面図で
ある。同図に示すように、この実施例ではケース
蓋13の中心を挟んで対称位置に吊り輪20が溶
接により固設されている。このように吊り輪20
の基部をケース蓋13に溶接することにより吊り
輪20とケース蓋13との間から雨水がケース本
体11内に浸入するのを防止することができる。
しかして上記の吊り輪20のねじ孔21には、
フランジ12側のボルト孔13′からボルト22
が埋入されて、フランジ12と吊り輪20が締付
け固定され、油槽ケースの全加重は、ここが負担
する。
この吊り輪20は第5図に示すように、中心部
にねじ孔21が形成されており、その延長上の座
金部15、パツキング16、およびフランジ12
には、ばか孔とされたボルト孔14′,16′,1
3′がそれぞれ穿設されている。また吊り輪20
のねじ孔21の上部には溶接により封止され、こ
こからの雨水の浸入も防止される。
[考案の効果] 本考案のOFケーブル用油槽ケースは以上のよ
うに構成されているので、屋外に設置した場合で
あつても雨水はケース蓋の覆い部により遮断さ
れ、パツキング周縁に直接かかることはない。ま
た、吊り輪のねじ孔とボルト間も溶接により封止
されているので、ここからの水の浸入も阻止され
る。従つて、パツキング周縁に錆が発生し、この
錆が進行してケース本体内に湿気が浸入するおそ
れもない。さらに、吊り輪のねじ孔とボルト間を
溶接により封止したので吊り輪のねじ孔からの雨
水の浸入も防止され、かつ油槽ケースの全加重を
負担するボルトが吊り輪に直接螺合され、ケース
蓋には応力が加わらないので、ケース蓋を薄くし
て軽量化をはかることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のOFケーブル用油槽ケースの要
部の断面図、第2図は本考案の一実施例の側面
図、第3図は第2図のA−A線に沿う拡大断面
図、第4図は本考案の他の実施例の同一部分を示
す断面図、第5図は第2図におけるB−B線に沿
う拡大断面図である。 11……ケース本体、12……フランジ、1
6,13′,14′,16′……ボルト孔、13…
…ケース蓋、13a……覆い部、14,21……
ねじ孔、15……座金部、17……パツキング、
18,22……ボルト、20……吊り輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中心を挟む反対位置に形成された吊り輪用のボ
    ルト孔を含む複数のボルト孔の形成されたフラン
    ジを周縁部に固設したケース本体と、 このケース本体の吊り輪用のボルト孔に対応す
    るボルト孔が形成され、このボルト孔の外側にね
    じ孔を有する吊り輪が該ねじ孔が前記ボルト孔と
    一致するように溶接され、かつ外周から下方に向
    けてケース本体のフランジを覆う覆い部の垂設さ
    れたケース蓋と、 前記ケース本体のフランジとほぼ同径で、該フ
    ランジのボルト孔と対応する複数のボルト孔を有
    し、これらのボルト孔のうち吊り輪用のそれを除
    きねじ孔とされ、かつ前記ケース蓋の内側にそれ
    ぞれのボルト孔を一致させて固設された座金部と
    を備え、 前記ケース蓋を、パツキングを介して前記ケー
    ス本体のフランジ上に吊り輪用のボルト孔が一致
    するようにして載置し、前記フランジのボルト孔
    から吊り輪または座金のねじ孔にそれぞれのボル
    トを螺入して締付け固定するとともに前記吊り輪
    のねじ孔とボルト間を溶接により封止したことを
    特徴とするOFケーブル用油槽ケース。
JP9732583U 1983-06-23 1983-06-23 Ofケ−ブル用油槽ケ−ス Granted JPS605238U (ja)

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JP9732583U JPS605238U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 Ofケ−ブル用油槽ケ−ス

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JP9732583U JPS605238U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 Ofケ−ブル用油槽ケ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS605238U JPS605238U (ja) 1985-01-16
JPH022033Y2 true JPH022033Y2 (ja) 1990-01-18

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ID=30231555

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JP9732583U Granted JPS605238U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 Ofケ−ブル用油槽ケ−ス

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JPS605238U (ja) 1985-01-16

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