JP3010992U - ドラム缶の被覆蓋 - Google Patents

ドラム缶の被覆蓋

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JP3010992U
JP3010992U JP1994015019U JP1501994U JP3010992U JP 3010992 U JP3010992 U JP 3010992U JP 1994015019 U JP1994015019 U JP 1994015019U JP 1501994 U JP1501994 U JP 1501994U JP 3010992 U JP3010992 U JP 3010992U
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JP
Japan
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drum
lid
cover
opening
metal fitting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994015019U
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English (en)
Inventor
太一 今井
亮始 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitano Co Ltd
Original Assignee
Kitano Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実にドラム缶上面を覆い、ドラム缶の上面
部や開閉蓋に埃等の異物が付着せず、しかも開閉が容易
なものにする。 【構成】 ドラム缶本体25の上面部に開閉蓋23を有
するドラム缶20に、この開閉蓋23の外周を締め付け
この開閉蓋23とドラム缶本体25とを確実に固定する
固定金具10を設ける。固定金具10には開閉蓋23を
締め付ける締め付け金具19が設けられ、ドラム缶20
の開閉蓋23及び固定金具10の外側に被せられる被覆
蓋1を有する。固定金具10が装着されたドラム缶20
の上面の締め付け金具13を覆う凸状覆い部を被覆蓋1
に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ドラム缶の開口部の蓋や、その固定金具に埃等の異物が付着しな いようにするドラム缶の被覆蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、広く一般に見られるドラム缶の形状として以下の二つのものが上げられ る。一つは、上部に浅い凹部を有したドラム缶であり、この凹部はドラム缶の縁 部によって出来るものである。この凹部の一部、或いは全体には、開口部が設け られ、この開口部には蓋が着脱自在に取り付けられている。他の一つは、上部に 凹面を形成せずに、上端面全面が開口部となったドラム缶であり、その本体の縁 部そのものに嵌着させる蓋が設けられているものである。この形状のドラム缶は 、蓋の内径がドラム缶本体の外径よりも大きいことが条件であり、ある程度の遊 びが必要であるので外れ易いものである。そこで、この蓋を確実にドラム缶本体 に嵌着させておくために、この蓋の外周に、図1に示すように、蓋23の固定金 具10を設け、ドラム缶25の蓋23の外周を締め付けるようにしてその取付状 態を補強をしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術の前者の場合、この凹部に雨水やその他の物が蓄積し、蓋を開 ける際に、ドラム缶の内部にその異物が混入する恐れがあった。また、上記従来 の技術の後者の場合、蓋の表面に埃等の異物が堆積し、蓋を開ける際にドラム缶 本体内にその異物がこぼれてしまう恐れがあった。また、補強のための固定金具 にも異物が付着し易く、また、固定金具の形状が複雑なので、蓋を開ける前に、 付着した埃等をふき取ることも難しいものであった。
【0004】 そこで、この問題点を解決するために、この取付金具全体にカバーを掛けるこ とが考えらる。ところが、固定金具の形状は、図1に示すように、ボルトによっ て締め付けるものが一般的であり、このボルトの部分は、外部に突出する形状を 有している。そのため、ドラム缶に広くカバーを掛けようとしてもこのボルト部 分が邪魔となって円形の蓋を被せられないという問題があった。
【0005】 この考案は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、確実にド ラム缶上面を覆い、ドラム缶の上面部や開閉蓋に埃等の異物が付着せず、しかも 開閉が容易なドラム缶の被覆蓋を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ドラム缶本体の上面部に開閉蓋を有するドラム缶に、この開閉蓋 の外周を締め付けこの開閉蓋とドラム缶とを確実に固定する固定金具を取り付け 、この固定金具には開閉蓋を締め付ける締め付け金具が設けられ、上記ドラム缶 の開閉蓋及び固定金具の外側に被せられる被覆蓋本体と、上記固定金具が装着さ れたドラム缶上面の締め付け金具を覆うとともに持ち手部となる凸状覆い部を設 けたドラム缶の被覆蓋である。
【0007】
【作用】
この考案のドラム缶の被覆蓋は、ドラム缶上面を覆う被覆蓋本体及び固定金具 を囲む凸状覆部が形成された被覆蓋を設け、固定金具の側面方向もこの被覆蓋で 囲むようにしたものである。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例のドラム缶の被覆蓋について、図面に基づいて説明 する。この実施例のドラム缶25の被覆蓋1は、ドラム缶20の上面開口部を覆 う開閉蓋23が設けられたドラム缶20に被せられるものである。蓋23には、 ドラム缶20に確実かつ強固に嵌着させるために、開閉蓋23の外周部を締め付 ける固定金具10が取り付けられている。開閉蓋23と被覆蓋1は各々別体のも のであり、被覆蓋1は、固定金具10で固定された開閉蓋23に被せるものであ る。
【0009】 この実施例で用いられるドラム缶20は、図1に示すように、円筒形のドラム 缶本体25の開口部に、開閉蓋23が被せられ、固定金具10、及び被覆蓋1が 設けられている。蓋23の内径がドラム缶本体25の開口部の外径よりもわずか に大きく形成され容易に嵌着可能に形成されている。
【0010】 固定金具10は、ドラム缶20の形状に合わせて設計されたものであり、輪状 のフレーム19の一部が切れた形状をしている。この切れた部分の両側に締め付 け金具13が設けられている。この締め付け金具13は、図2に示すようにフレ ーム19に対して外方に突出する形状である。この固定金具10を蓋23の外周 に被せた後で、締め付け金具13にボルト15を通し、ナット13と共に締め付 けることで、蓋23をドラム缶20に嵌着させる。この取付金具10を取り付け た状態で、被覆蓋1が上部より被せられる。
【0011】 この実施例の被覆蓋1は、図示するように、固定金具10のフレーム19を覆 う被覆蓋本体3と、固定金具10の突出部である締め付け金具13を覆う機能を 兼ねた持ち手部5とが一体形成されたものである。この被覆蓋1の詳細な形状に ついて、図2及び図3を参照して、固定金具10が被覆蓋1の内部にある状態で 説明する。尚、図2、図3では、ドラム缶20、及びドラム缶の蓋23は図示し ないが、この固定金具10は、すでにドラム缶20の蓋23に取り付けられ、ボ ルト15とナット17によって十分に締め付けられているものとする。
【0012】 先ず、図3(a)に示すように、固定金具10のフレーム19は、被覆蓋1の 内周面近くに位置し、固定金具10の端部は、被覆蓋1の内周面下方に形成され る係止片7に掛かっている。また、図示するようにドラム缶上面にも、定金具1 0の突出部分である締め付け金具15が装着され、この固定金具10とともに開 閉蓋23を覆う凸状覆い部5を設けたドラム缶の被覆蓋である。
【0013】 そして、締め付け金具15が、被覆蓋1の凸状覆い部である持ち手部5の空間 に位置しているものである。この持ち手部5は、図2に示すように固定金具10 の締め付け金具13、及びボルト15とナット17を完全に包み込む形状をして いる。そして、被覆蓋1の本体3とこの持ち手部5は一体形成された物である。 また、図4に示すように、被覆蓋1の内部平面には、被覆蓋1の形状を補強する ためのリブ9が放射状に形成されている。尚、この被覆蓋1は、弾性の合成樹脂 から成る物であるが、軽金属等の使用も考えられ、適宣選択可能である。
【0014】 この被覆蓋1は、固定金具10及び開閉蓋23の表面に埃等の異物が付着する のを防ぐものである。これにより、例えば、化学薬品のように高度の保管管理体 制を要求される場合には、不純物の混入を確実に防止することができるものであ る。
【0015】
【考案の効果】
この考案によるドラム缶の被覆蓋は、ドラム缶の蓋及び上面に設けられた固定 金具を完全に覆い隠すので、固定金具や開閉蓋に埃等の異物が付着せず、ドラム 缶の開閉蓋を開ける際にも、埃等の異物がドラム缶の内部に混入することがない 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のドラム缶とその被覆蓋の斜視図であ
る。
【図2】この考案の一実施例の底面図である。
【図3】(a)図2のA−A線断面図、(b)図2のB
−B線断面図である。
【図4】この考案の一実施例の被覆蓋の底面図である。
【符号の説明】
1 被覆蓋 3 被覆蓋本体 5 凸状覆い部 7 係止片 10 固定金具 13 締め付け部 15 ボルト 19 フレーム 20 ドラム缶 23 蓋 25 ドラム缶本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム缶本体の上面部に開閉蓋を有する
    ドラム缶に、この開閉蓋の外周を締め付けてこの開閉蓋
    をドラム缶に対して確実に固定する固定金具を取り付
    け、この固定金具には開閉蓋を締め付ける締め付け金具
    が設けられ、上記ドラム缶の開閉蓋及び固定金具の外側
    に被せられる被覆蓋本体と、上記固定金具が装着された
    ドラム缶上面の締め付け金具を覆うとともに持ち手部と
    なる凸状覆い部を設けたドラム缶の被覆蓋。
JP1994015019U 1994-11-09 1994-11-09 ドラム缶の被覆蓋 Expired - Lifetime JP3010992U (ja)

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JP3010992U true JP3010992U (ja) 1995-05-09

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ID=43146736

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280285A (ja) * 2008-04-24 2009-12-03 Toppan Printing Co Ltd 蓋体及び蓋体を有するパッケージ

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