JPS6117028Y2 - - Google Patents

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JPS6117028Y2
JPS6117028Y2 JP14284180U JP14284180U JPS6117028Y2 JP S6117028 Y2 JPS6117028 Y2 JP S6117028Y2 JP 14284180 U JP14284180 U JP 14284180U JP 14284180 U JP14284180 U JP 14284180U JP S6117028 Y2 JPS6117028 Y2 JP S6117028Y2
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JP
Japan
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manhole
plate
floating roof
nuts
cover plate
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Expired
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JP14284180U
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English (en)
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JPS5764489U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、石油類の貯蔵タンクとして知られ
ているインナーフロートタンク、すなわち浮屋根
式タンクにおける浮屋根に開設したマンホールに
関するものであつて、その蓋体の開閉をマンホー
ル内からも操作できるようにしたものである。
従来、浮屋根上に設けたマンホールは、第2図
に示すようにマンホール壁板1′上端のつば縁
3′に蓋板4′をボルト5′……で締付固定して形
成され、第3図のように、浮屋根式タンクの設置
工事が完了して、浮屋根2′のマンホールを閉塞
するに当つては、閉塞はマンホール外部から行わ
ねばならぬから浮屋根上で閉塞したのち、内ハシ
ゴによりタンク頂部を越えてタンク外に出なけれ
ばならない。このことは作業手間を要し、かつ高
所の危険作業を伴う不利がある。このためにはつ
ば縁3′をマンホール壁板1′の内側に張り出して
設けマンホール内にナツトが露われるようにすれ
ばよいわけであるが、ナツトをゆるめると、ボル
ト5′も回り、いわゆる共回りを起して除去する
ことができない。といつてボルト5′を予め蓋板
4′に固着した場合はマンホール外部から操作す
ることができない。
この考案は上記、浮屋根のマンホールの閉塞を
マンホール内部からも行えるようにしたことによ
り、タンクの側面マンホールを利用してタンク底
部から直接タンク外に出ることができるようにし
たものである。
この考案の実施例を第1図について説明する
と、1はマンホール口縁を形成するマンホール壁
板であつて、浮屋根2に立設されてい。このマン
ホール板壁1の上端は外側方に拡がるつば縁3と
なつており、このつば縁3上には円板の中央部分
を切抜した形状の枠板4が載置され、締付ボルト
5……及びナツト6……により固定されている。
次に9はこの枠板4上に重合載置した円板状の蓋
板であつて、周縁に予め締付ネジ7……が溶接等
により回動不能に挿通取付され、その先端を枠板
4に設けた挿通孔に通し、下方からナツト8を介
して締付固定できるようになつている。
この構案は上記の構造により、次のように使用
できる。すなわち通常の保守作業等において、浮
屋根2上からこのマンホールによりタンク内に出
入する場合は、ナツト6……をゆるめて締付ボル
ト5……をはずして、つば縁3から枠板4を蓋板
9と共に除去し、また使用後は再び締付ボルト5
……及びナツト6……により閉塞する。次に前
記、浮屋根2上からマンホール内に入り、そのま
まマンホール内を通つてタンク外に出るには、以
下のようにすればよい。まず上記操作と同様につ
ば縁3から枠板4を蓋板9と共に除去し、つぎに
ナツト8……をゆるめて蓋板9を枠板4からはず
し、蓋板9を枠板4上の一方にずらせた後、枠板
4をつば縁3上に締付ボルト5……及びナツト6
……により固定する。作業者は上記蓋板9と枠板
4のすきまからマンホール内に入り、マンホール
内から操作して蓋板9を枠板4上に正しく重合載
置してナツト8……を締付して蓋板4上に固定す
る。
この考案は上記しように、蓋板9と枠板4とを
一体としたまま枠板4をはずすことにより通常の
浮屋根マンホールとして使用し、次に枠板4を固
定し、蓋板9のみを開閉使用することによりマン
ホール内から蓋板9を固定することができる。な
お、図の実施例では、締付ネジ7が、マンホール
内からナツト8を回動する際、共回りをしないよ
うに予めネジ頭を蓋板9に固着されているが、蓋
板9上面にナツトを固着しておき、マンホール内
から締付ネジを螺挿するようにしてもよい。
この考案は以上述べたように、マンホールを内
外いずれからでも開閉でき、しかも構造簡単で従
来のマンホールをそのまま利用することができる
等多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の縦断側面図、第2図は従来
のマンホールの縦断側面図、第3図は従来のマン
ホールを用いたタンクにおける作業状態を示す説
明図である。 図中符号、1はマンホール壁板、2は浮屋根、
3はつば縁、4は枠板、5は締付ボルト、6はナ
ツト、7は締付ネジ、8はナツト、9は蓋板を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浮屋根上面に設けたマンホールの蓋体を、マン
    ホールに連なるマンホール壁板1の上端に外方に
    張り出して設けたつば縁3上に中央部分を切抜し
    た枠板4を重合し、枠板4周縁とつば縁3とを締
    付ボルト5……およびナツト6……で締付固定
    し、さらに枠板4上に、別個に蓋板9を重合し、
    こられにわたつて締付ネジ7……を挿通し、ナツ
    ト8を螺合締付して形成するとともに、これら締
    付ネジ7……、ナツト8……の回動すべきいずれ
    か一方をマンホール内部に露わし、他の一方を予
    め蓋板9上面に回動不能に固定してなるインナー
    フロートタンクにおける浮屋根のマンホール。
JP14284180U 1980-10-07 1980-10-07 Expired JPS6117028Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14284180U JPS6117028Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14284180U JPS6117028Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5764489U JPS5764489U (ja) 1982-04-16
JPS6117028Y2 true JPS6117028Y2 (ja) 1986-05-24

Family

ID=29502611

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JP14284180U Expired JPS6117028Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07

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JPS5764489U (ja) 1982-04-16

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