JPS6332973Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6332973Y2
JPS6332973Y2 JP1984145872U JP14587284U JPS6332973Y2 JP S6332973 Y2 JPS6332973 Y2 JP S6332973Y2 JP 1984145872 U JP1984145872 U JP 1984145872U JP 14587284 U JP14587284 U JP 14587284U JP S6332973 Y2 JPS6332973 Y2 JP S6332973Y2
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JP
Japan
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cap
outer ring
nut
bolt
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984145872U
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English (en)
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JPS6161316U (ja
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Publication date
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  • Burglar Alarm Systems (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案はボルトに螺着したナツトの取外し防
止に関するものである。
(従来の技術) 従来ボルトに螺着したナツトは必要時に取外し
出来るのが通常の使用状態であつたので、この考
案の如く一度ボルトに螺着したナツトを以後取外
せないようにする必要性がなかつた為従来の技術
はない。
(考案が解決しようとする問題点) 今般輸出鉄塔に於て、輸入国の現地に於て組立
て使用後鉄塔のボルト、ナツトが抜き取られ、果
てには鉄塔構成部材までが紛失するという事故例
が多発した。これは鉄塔の崩壊にもつながるの
で、現地の電力会社と我国の輸出品メーカーでも
対策を講ずる必要を生じて来た。ボルト、ナツト
を取外すスパナ又は石ころ様の物体でもボルトか
らナツトが容易に外すことが出来ない様にして置
くことが必要になつて来た。
〔考案の構成〕 (問題を解決するための手段) 伏せ椀状の亜鋭メツキ金具の頂面の中央にほぼ
ボルトの径に近い透孔を穿ち透孔の周囲に数個の
ボルト溝破壊用爪を突出せしめたキヤツプと、同
じく亜鉛メツキのキヤツプを内側に嵌め込むこと
の出来る環状周壁と中央を大きく円形に刳り貫い
た天板より成る外リングと、更に柱状体の一側に
外リングを挿入出来る凹窪孔を穿ち更に凹窪孔の
底面中央に深穴を穿つた打込治具を設けた。
(作用) キヤツプの頂面が外リングの天板につくように
外リング内にキヤツプを嵌め込み、外リングの周
壁の下部がキヤツプの下端縁より下方に出ている
部分を内側に湾曲させてキヤツプが外リングから
外れないようにする。次に外リングを外側につけ
たキヤツプを透孔がボルトの頭の周囲に来て、キ
ヤツプの周壁がナツトの周囲を覆うように置き、
更に打込治具を凹窪孔が外リングにかぶさる如く
外リングに当ててハンマーで打込治具を打つと、
外リングの中に嵌つているキヤツプは打込治具に
押されてボルトに沿つて前進し、ボルトの周囲の
透孔の周囲に突出している爪はボルトの溝を潰し
乍ら前進し、伏せ椀状のキヤツプがナツトをすつ
ぽり囲むようになる。また外リングはキヤツプの
周囲を回転するが、キヤツプからは外れなくなる
のである。
(実施例) この考案の実施例を図について説明する。鉄塔
部材20を貫通したボルト1にナツト2が締め付
けてある。ナツト2に嵌着すべき大きさの伏せ椀
状で頂面にボルト1を嵌入すべき大きさの透孔3
を穿ち、透孔3の周囲から六個のボルト溝破壊用
爪4を突出した亜鉛メツキのキヤツプ5を設け、
別にキヤツプ5の周壁を嵌入すべき大きさの周壁
6と中央部を大きく円状に刳り貫いた天板7を有
する外リング8を設け、更に柱状体9の一端部に
円筒状の凹窪部10を穿ち、凹窪部10の底面中
央に入口に突周縁13を僅かに突出した中を深く
窪ました深穴11を穿つた打込用治具12を設け
る。
次にキヤツプ5の頂面が外リング8の天板7に
着くように外リング8内にキヤツプ5を嵌入し、
外リング8の周壁6のキヤツプ5の下縁より下に
出ている部分を内方に湾曲させてキヤツプ5が外
リング8より外れないようにする。次に外リング
8を外側に嵌めたキヤツプ5の透孔3がボルト1
の頭部に嵌まりかけ、キヤツプ5の周壁がナツト
2の周囲を覆うように位置せしめ、更に打込治具
12を凹窪部10が外リング8に被さるように位
置せしめて、ハンマーで打込治具12を打つと、
打込治具12は外リング8を押圧し、外リング8
はキヤツプ5を押圧するのでキヤツプ5は透孔3
の嵌めかけていたボルト1に沿つて前進し、キヤ
ツプ5の透孔3の周囲に突出していた爪4はボル
トの溝を壊し乍ら前進し、伏せ椀状のキヤツプ5
はナツト2を上からすつぽり覆うようになる。ま
た外リング8はキヤツプ5の周囲を回転するがキ
ヤツプ5からは外れない。またナツト2もボルト
1の頭部の溝が壊されているので外すことは出来
ない。
〔効果〕
上記の如くこの考案はボルト1に締付けたナツ
ト2の周囲はキヤツプ5と外リング8に依つて二
重に保護され、キヤツプ5と外リング8とは多少
無理に叩き込まれているので簡単に外れにくく、
外リング8もキヤツプ5も周囲は円形になつてい
るのでナツト2と異なり角が無く、石ころで叩く
場合力の伝達が悪い。キヤツプ5の透孔3の爪4
によりボルト1の頭部の溝ネジを破壊しているの
で外リング8やキヤツプ5を破壊したとしてもナ
ツト2は容易に戻らない等の効果を有する。
尚、現在迄にハンマーを用いての試験の結果で
はこの考案を使用しない場合約40回の打撃でナツ
ト2が外れ、この考案を使用した場合600回の打
撃を必要とした。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に使用するキヤツプの平面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
この考案に使用する外リングの平面図、第4図は
第3図のB−B線断面図、第5図はこの考案に使
用する打込治具の底面図、第6図は第5図のC−
C線断面図、第7図はこの考案の打込治具を使用
して外リング内に嵌めたキヤツプを鉄塔部材を貫
通したボルトに締め付けたナツトに嵌め込む処を
示す側面図、第8図は鉄塔部材を貫通したボルト
に締付けたナツトにこの考案のキヤツプ及び外リ
ングが冠せられた一部断面側面図である。 図中、1−ボルト、2−ナツト、3−透孔、4
−爪、5−キヤツプ、6−周壁、7−天板、8−
外リング、9−柱状体、10−凹窪部、11−深
穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ナツトの外周に嵌着し頂面に穿つた透孔の周囲
    にボルト溝破壊用爪を突出せしめた伏せ椀状のキ
    ヤツプと、前記ナツトの外周を覆うキヤツプの外
    周壁を内側に回転自在に嵌め込んだ外リングより
    成る、ナツト盗難防止装置。
JP1984145872U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPS6332973Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984145872U JPS6332973Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JP1984145872U JPS6332973Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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Publication Number Publication Date
JPS6161316U JPS6161316U (ja) 1986-04-25
JPS6332973Y2 true JPS6332973Y2 (ja) 1988-09-02

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ID=30704123

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5798766B2 (ja) * 2011-03-11 2015-10-21 東京エレクトロン株式会社 ボルトの緩み防止装置ならびにその取付方法および取付治具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619493A (en) * 1979-07-27 1981-02-24 Tokyo Shibaura Electric Co Rotary plug seal

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JPS5619493A (en) * 1979-07-27 1981-02-24 Tokyo Shibaura Electric Co Rotary plug seal

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JPS6161316U (ja) 1986-04-25

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