JPS628564Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS628564Y2 JPS628564Y2 JP1978077485U JP7748578U JPS628564Y2 JP S628564 Y2 JPS628564 Y2 JP S628564Y2 JP 1978077485 U JP1978077485 U JP 1978077485U JP 7748578 U JP7748578 U JP 7748578U JP S628564 Y2 JPS628564 Y2 JP S628564Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- pipe
- body base
- antenna mast
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Support Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアンテナ装置を屋根瓦上に設置すると
き使用される屋根くらに関するもので、パイプ部
の上方開口端より入る雨水等をそのままパイプ部
外へ放出せしめてパイプ部と本体ベースの接続部
分のさびの発生を防止しようとするものである。
き使用される屋根くらに関するもので、パイプ部
の上方開口端より入る雨水等をそのままパイプ部
外へ放出せしめてパイプ部と本体ベースの接続部
分のさびの発生を防止しようとするものである。
従来の屋根くらは第1図A,Bに示すように、
屋根瓦の形状に合致した略円弧状をなす本体ベー
ス1の一面にパイプ部2の一端を溶接により固定
している。そして前記パイプ部2に挿入されたア
ンテナマスト3をボルト4を締付けることにより
パイプ部2の内壁に圧接して保持していた。ここ
で、5はパイプ部2に固定されたナツトである。
屋根瓦の形状に合致した略円弧状をなす本体ベー
ス1の一面にパイプ部2の一端を溶接により固定
している。そして前記パイプ部2に挿入されたア
ンテナマスト3をボルト4を締付けることにより
パイプ部2の内壁に圧接して保持していた。ここ
で、5はパイプ部2に固定されたナツトである。
この場合、パイプ部2とアンテナマスト3との
間の隙間よりパイプ部2内に水およびゴミ等が入
り、パイプ部2と本体ベース1との接続部に留ま
り、これがためにアンテナマスト3、パイプ部2
および本体ベース1にさびが発生するという問題
があつた。また、アンテナマスト3の取付方向と
して、本体ベース1に対して垂直方向のみしかア
ンテナマスト3が立てられなかつた。
間の隙間よりパイプ部2内に水およびゴミ等が入
り、パイプ部2と本体ベース1との接続部に留ま
り、これがためにアンテナマスト3、パイプ部2
および本体ベース1にさびが発生するという問題
があつた。また、アンテナマスト3の取付方向と
して、本体ベース1に対して垂直方向のみしかア
ンテナマスト3が立てられなかつた。
本考案は上記従来の欠点を除去するものであ
る。以下その一実施例について第2図、第3図を
用いて説明する。
る。以下その一実施例について第2図、第3図を
用いて説明する。
図において、10は屋根瓦の形状に合致するよ
うに略円弧状に形成された本体ベースで、略中央
に一対の平板状保持片11,11を切起しにより
形成するとともに、前記保持片11,11の間に
位置するように水抜き用孔12を設けている。前
記保持片11,11の間の間隔はパイプ部13の
外径と略同一寸法にするとともに、図示していな
いが各保持片11,11には互いに相対向するよ
うにボルト挿通孔を設けている。一方、前記パイ
プ部13は両端が開口した筒状をなし、一端部に
ナツト14を溶接等により固定しており、他端部
にボルト挿通孔15,15を相対するように設け
ている。
うに略円弧状に形成された本体ベースで、略中央
に一対の平板状保持片11,11を切起しにより
形成するとともに、前記保持片11,11の間に
位置するように水抜き用孔12を設けている。前
記保持片11,11の間の間隔はパイプ部13の
外径と略同一寸法にするとともに、図示していな
いが各保持片11,11には互いに相対向するよ
うにボルト挿通孔を設けている。一方、前記パイ
プ部13は両端が開口した筒状をなし、一端部に
ナツト14を溶接等により固定しており、他端部
にボルト挿通孔15,15を相対するように設け
ている。
上記構成において、アンテナマスト16を装着
するときは、まずパイプ部13のボルト挿通孔1
5,15を形成した端部を保持片11,11の間
に位置せしめ、前記保持片11,11のボルト挿
通孔、パイプ部13のボルト挿通孔15,15に
順次ボルト17を挿入し、前記ボルト17にナツ
ト18を螺合せしめることにより、パイプ部13
を本体ベース10に固定する。この後、パイプ部
13にアンテナマスト16を挿入し、ナツト14
に螺合するボルト19を締付けることによりアン
テナマスト16をパイプ部13の内壁に圧接せし
める。なおこのとき、アンテナマスト16の先端
はボルト17に当接せしめ、本体ベース10には
当接しないようにしている。
するときは、まずパイプ部13のボルト挿通孔1
5,15を形成した端部を保持片11,11の間
に位置せしめ、前記保持片11,11のボルト挿
通孔、パイプ部13のボルト挿通孔15,15に
順次ボルト17を挿入し、前記ボルト17にナツ
ト18を螺合せしめることにより、パイプ部13
を本体ベース10に固定する。この後、パイプ部
13にアンテナマスト16を挿入し、ナツト14
に螺合するボルト19を締付けることによりアン
テナマスト16をパイプ部13の内壁に圧接せし
める。なおこのとき、アンテナマスト16の先端
はボルト17に当接せしめ、本体ベース10には
当接しないようにしている。
ここで、アンテナマスト16とパイプ部13と
の間の隙間よりパイプ部13内に雨水、あるいは
ごみ等が入つても、これらは水抜き孔12および
ベース本体10が円弧面形状をなすことよりパイ
プ部13と本体ベース10との間に生じる隙間よ
りそのままパイプ部外に放出され、パイプ部内に
留まることはない。したがつてさびが発生するお
それは少なくなる。さらに、アンテナマスト16
をボルト17に当接せしめて本体ベース10より
浮かせているため、アンテナマスト16を本体ベ
ース10に当接せしめる場合にくらべて雨水、ご
み等のパイプ部13内への留まりはより少なくな
り、本体ベース10、パイプ部13およびアンテ
ナマスト16のさびをさらに確実に防ぐことがで
きる。また、保持片11,11に取付けられたパ
イプ部13がボルト17を支点にして回動可能で
あるため、パイプ部13を本体ベース10に対し
て斜め方向、横方向等、任意の方向に配置して固
定することが可能となる。
の間の隙間よりパイプ部13内に雨水、あるいは
ごみ等が入つても、これらは水抜き孔12および
ベース本体10が円弧面形状をなすことよりパイ
プ部13と本体ベース10との間に生じる隙間よ
りそのままパイプ部外に放出され、パイプ部内に
留まることはない。したがつてさびが発生するお
それは少なくなる。さらに、アンテナマスト16
をボルト17に当接せしめて本体ベース10より
浮かせているため、アンテナマスト16を本体ベ
ース10に当接せしめる場合にくらべて雨水、ご
み等のパイプ部13内への留まりはより少なくな
り、本体ベース10、パイプ部13およびアンテ
ナマスト16のさびをさらに確実に防ぐことがで
きる。また、保持片11,11に取付けられたパ
イプ部13がボルト17を支点にして回動可能で
あるため、パイプ部13を本体ベース10に対し
て斜め方向、横方向等、任意の方向に配置して固
定することが可能となる。
なお、上記実施例において、保持片11,11
の形成は切起しに限定されず、例えば別個に形成
された保持片を溶接等により固定するようにして
も良い。
の形成は切起しに限定されず、例えば別個に形成
された保持片を溶接等により固定するようにして
も良い。
以上説明したように本考案によれば、略円弧面
状をなす本体ベースの略中央に一対の平板状保持
片を相対するように突設し、かつこの本体ベース
の保持片の間に位置する部分に水抜き孔を設け、
前記保持片の間にパイプ部を挿入してボルトおよ
びナツトによりパイプ部をベース本体に固定する
とともに、アンテナマストを前記ボルトにその先
端が当接するようにパイプ部に挿入してボルトに
てパイプ部に固定するようにしたことにより、上
記パイプ部の上端開口より入る雨水、ゴミ等を前
記水抜き孔およびパイプ部と本体ベースとの間の
隙間よりそのままパイプ部外へ放出することがで
き、雨水等がパイプ部内に留まることによるアン
テナマスト、パイプ部および本体ベースのさびの
発生を防止することができる。また、上記のよう
にアンテナマストの先端をボルトに当接せしめて
本体ベースより浮かせているため、アンテナマス
トを本体ベースに当接せしめる場合にくらべて雨
水等のパイプ部内への留まりはより少なくなり、
より効果的となる。さらに、アンテナマスト施工
時に、屋根の形状により、また電波到来方向に対
して最もよい向け方をさせる場合、パイプ部をボ
ルトを支点にして回動させることにより希望の方
向での固定が可能となり、実用上極めて便利とな
る。
状をなす本体ベースの略中央に一対の平板状保持
片を相対するように突設し、かつこの本体ベース
の保持片の間に位置する部分に水抜き孔を設け、
前記保持片の間にパイプ部を挿入してボルトおよ
びナツトによりパイプ部をベース本体に固定する
とともに、アンテナマストを前記ボルトにその先
端が当接するようにパイプ部に挿入してボルトに
てパイプ部に固定するようにしたことにより、上
記パイプ部の上端開口より入る雨水、ゴミ等を前
記水抜き孔およびパイプ部と本体ベースとの間の
隙間よりそのままパイプ部外へ放出することがで
き、雨水等がパイプ部内に留まることによるアン
テナマスト、パイプ部および本体ベースのさびの
発生を防止することができる。また、上記のよう
にアンテナマストの先端をボルトに当接せしめて
本体ベースより浮かせているため、アンテナマス
トを本体ベースに当接せしめる場合にくらべて雨
水等のパイプ部内への留まりはより少なくなり、
より効果的となる。さらに、アンテナマスト施工
時に、屋根の形状により、また電波到来方向に対
して最もよい向け方をさせる場合、パイプ部をボ
ルトを支点にして回動させることにより希望の方
向での固定が可能となり、実用上極めて便利とな
る。
第1図AおよびBは従来の屋根くらの平面図お
よび正面図、第2図AおよびBは本考案の一実施
例における屋根くらの平面図および正面図、第3
図は第2図AのA−A線による断面図である。 10……本体ベース、11……保持片、12…
…孔、13……パイプ部、14,18……ナツ
ト、15……ボルト挿通孔、16……アンテナマ
スト、17,19……ボルト。
よび正面図、第2図AおよびBは本考案の一実施
例における屋根くらの平面図および正面図、第3
図は第2図AのA−A線による断面図である。 10……本体ベース、11……保持片、12…
…孔、13……パイプ部、14,18……ナツ
ト、15……ボルト挿通孔、16……アンテナマ
スト、17,19……ボルト。
Claims (1)
- 略円弧面状をなし屋根瓦上に載置される本体ベ
ースと、両端が開口した筒状をなし一端にボルト
挿通孔を相対するように形成したアンテナマスト
保持用のパイプ部とを設け、前記本体ベースのほ
ぼ中央にボルト挿通孔を設けた一対の平板状保持
片を相対するように設け、この保持片の間に位置
するように本体ベース上に水抜き孔を設け、前記
保持片の間にパイプ部を位置させてこの保持片お
よびパイプ部の各ボルト挿通孔を通る第1のボル
トおよびナツトにて前記パイプ部を一対の保持片
に回動可能に固定するとともに、前記パイプ部に
アンテナマストを挿入しその先端が前記第1のボ
ルトに当接するようにしてアンテナマストの先端
を前記本体ベース上より浮かせるとともに、前記
パイプ部の他端にナツト部を設け、このナツト部
に第2のボルトを締付けることにより前記アンテ
ナマストをパイプ部内に固定するようにした屋根
くら。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978077485U JPS628564Y2 (ja) | 1978-06-06 | 1978-06-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978077485U JPS628564Y2 (ja) | 1978-06-06 | 1978-06-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54179040U JPS54179040U (ja) | 1979-12-18 |
JPS628564Y2 true JPS628564Y2 (ja) | 1987-02-27 |
Family
ID=28993724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978077485U Expired JPS628564Y2 (ja) | 1978-06-06 | 1978-06-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS628564Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-06 JP JP1978077485U patent/JPS628564Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54179040U (ja) | 1979-12-18 |
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