JPH0144604Y2 - - Google Patents

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JPH0144604Y2
JPH0144604Y2 JP3528184U JP3528184U JPH0144604Y2 JP H0144604 Y2 JPH0144604 Y2 JP H0144604Y2 JP 3528184 U JP3528184 U JP 3528184U JP 3528184 U JP3528184 U JP 3528184U JP H0144604 Y2 JPH0144604 Y2 JP H0144604Y2
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JP
Japan
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legal frame
shaft body
frame
plates
pin
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JP3528184U
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JPS60148354U (ja
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は道路工事、宅地造成工事等において、
切土、盛土の法面に敷設される法枠を互に接続す
るために使用される接続金具に関する。
切土、盛土の法面の処理方法として、第1図に
示すように、法面10に細長鉄板を曲折して棒状
とした法枠12を格子状に接続して敷設し、これ
を土で覆い、草木を植える方法がある。この方法
では、法枠を互に接続するため接続金具14が用
いられる。
従来の接続金具は、1枚の板体の4隅を各法枠
の端の下面とボルト、ナツトを用いて結合し、他
の1枚の板体の4隅を同様に各法枠の端の上面と
ボルト、ナツトを用いて結合し、この後両板体を
上下から締合わせて、4本の法枠を接続するもの
である。したがつて1箇所の接続に8組のボル
ト、ナツトを締める作業が必要であり、甚だ作業
性の悪いものである。
また従来の接続金具は、法枠と接続するボルト
部分に窪みを有し、法枠を嵌合させて金具と法枠
との取付角を一定にしたものと、同部分を平板状
として取付角を変更自在としたものの2種類であ
り、したがつて法面の端部などでの、1箇所に接
続する法枠の一部のものの角度を固定し、他を任
意の角度としたいという要求を満たすことはでき
ない。
そこで本考案は、作業性の良い接続金具を得る
ことを目的とし、また各法枠の取付角度を固定す
ることも変更自在とすることもできるような接続
金具を得ることを目的として案出されたものであ
る。
すなわち本考案の接続金具は、従来のボルト、
ナツトに代えて、板体にピンを突設しておき、こ
のピンを法枠に嵌入させるよう構成し、また、板
体のピン周囲部分を平板部として法枠を回動自在
とし、さらに別に用意したコ字型片をこの平板部
に取付けて法枠を回動不能に固定することもでき
るよう構成したものであり、2枚の板体を締合わ
せるだけで容易に取付作業を完了することがで
き、また、法枠の取付角を固定することも、変更
自在とすることもできるものである。
以下、本考案を図示する実施例により説明す
る。この接続金具14は2枚の同一形状の板体1
6,16と軸体18からなる。板体16は金属板
をプレス加工して形成され、中央に軸体18を挿
通する孔20を有し、外周近くの4箇所にピン2
2,…を有している。さらに板体16のピン22
の周囲は平板部24となり、ここに法枠12の上
端辺を両側から挾持するコ字型片26を嵌入させ
るコ字型片孔28が穿設されている。また板体1
6の周縁のピン22,…間には略半円形の凹部3
0,…が形成されている。軸体18はパイプの一
端に鍔部32を、他端に雄ねじ34を形成してな
り、板体16,16の孔20に挿通し、ナツト3
6を雄ねじ34にねじ込むことにより板体16,
16を締合わせることができる。軸体18の内部
はアンカー孔38となり、また軸体18の側面に
はねじ回し等を差込むための差込孔40が形成さ
れている。
この接続金具14は以上の構成であるから、次
のようにして使用する。ピン22を上方に向けた
1の板体16に、下方から軸体18を挿通し、法
枠12を、その端下面の孔42にピン22を嵌入
させて重ねる。この上にピン22を下方に向けた
他の板体16を載せ、法枠12の端上面の孔44
にピン22を嵌入させ、さらに取付角を固定した
い法枠12があればその法枠12の上端辺を挾持
するようコ字型片26をコ字型片孔28に嵌合
し、この後ナツト36を軸体18の雄ねじ34に
螺合させ、軸体の差込孔40にねじ回し等を差込
んでナツト36を強く回し、両板体16,16を
締合わせる。こうして1箇所の接続を終え、同様
にして法面全体にわたつて法枠を接続した後、ア
ンカー46をアンカー孔38を通して法面10中
に打込み、法枠の敷設を終了する。なお、このと
き法面の性質によつては、補助アンカー48を板
体16の凹部30に接するようにして打込む。
この実施例の接続金具では、4本の法枠を接続
するものであるが、3本、6本等他の数の接続す
るものであつてもよいことは当然である。
以上から明らかなように、本考案の接続金具で
はピンを用いているので、板体を締合わせるだけ
で、簡単に、能率的に法枠を接続することができ
る。また平板部を有しているので、コ字型片を使
用しなければ、従来の平板部分を有する接続金具
と同様に、接続した法枠の角度を自在に変更し、
曲面状の法面に適応させることができ、しかもコ
字型片をすべての法枠について使用すれば、従来
の窪みを有する取付金具と同様に、各法枠の取付
角を固定し、法枠を容易に正確な格子状に敷設す
ることができる。さらに一部の法枠についてのみ
コ字型片を使用すれば、第1図、第3図に示す法
面の端部や、曲面状の法面において法枠の一部の
取付角を固定し、他を状況に応じて自在に調節す
ることができ、従来の接続金具では不可能な実用
性が得られる。
よつて本考案の接続金具は作業性が良く、応用
範囲が広く、甚だ便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は法枠を敷設した状態を示す斜視図、第
2図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第3
図は同使用状態の斜視図である。 12……法枠、14……接続金具、16……板
体、18……軸体、22……ピン、24……平板
部、26……コ字型片、28……コ字型片孔、4
6……アンカー、48……補助アンカー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 法枠を上下から挾む2枚の板体と、この板体
    に突設され、法枠の端の上下に形成された孔に
    嵌入するピンと、板体のこのピンの周囲に形成
    され、法枠のこのピンを中心とする回動を許す
    平板部と、この平板部に形成され、法枠の前記
    回動を制限するコ字型片を着脱自在に嵌合させ
    るコ字型片孔と、上記2枚の板体を上下からね
    じで締合わせる軸体と、この軸体に形成され、
    アンカーを挿通させるアンカー孔とを有するこ
    とを特徴とする法枠の接続金具。 2 板体の周縁に補助アンカーと接触する凹部を
    有する実用新案登録請求の範囲第1項記載の法
    枠の接続金具。
JP3528184U 1984-03-14 1984-03-14 法枠の接続金具 Granted JPS60148354U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3528184U JPS60148354U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 法枠の接続金具

Applications Claiming Priority (1)

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JP3528184U JPS60148354U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 法枠の接続金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60148354U JPS60148354U (ja) 1985-10-02
JPH0144604Y2 true JPH0144604Y2 (ja) 1989-12-22

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ID=30539417

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JP3528184U Granted JPS60148354U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 法枠の接続金具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647826B2 (ja) * 1989-09-28 1994-06-22 日本植生株式会社 法枠材連結用の継手
JP7145268B1 (ja) * 2021-04-14 2022-09-30 イビデングリーンテック株式会社 保全先行型のり枠部材、保全先行型のり枠、及び保全先行型のり枠の構築方法

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Publication number Publication date
JPS60148354U (ja) 1985-10-02

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