JPH0218156Y2 - - Google Patents

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JPH0218156Y2
JPH0218156Y2 JP6462386U JP6462386U JPH0218156Y2 JP H0218156 Y2 JPH0218156 Y2 JP H0218156Y2 JP 6462386 U JP6462386 U JP 6462386U JP 6462386 U JP6462386 U JP 6462386U JP H0218156 Y2 JPH0218156 Y2 JP H0218156Y2
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JP
Japan
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groove
hole
groove cover
bolt
cover
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JP6462386U
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JPS62176278U (ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Sewage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、道路の側溝等に設けられる溝蓋に
関し、特にその溝蓋を溝方向に隣合うものを互い
に連結状態として設置される溝蓋の連結部の構造
に関する。
<従来の技術> 従来の溝蓋の連結構造は、種々の連結用部品を
使用しているものが、例えば、実開昭60−126586
号公報、実開昭59−92795号公報に開示されてい
る。このほかに、実開昭60−484号公報に開示さ
れているように、連結用部品を使用しないで溝蓋
端面の突出部とその嵌まり込み部とで連結する構
造のものもある。
<考案が解決しようとする問題点> 従来の連結用部品を用いた溝蓋連結構造を有す
るものにあつては、連結して使用状態に設置され
ているものの一部を分離して取外すような場合
に、連結用部品を関連した溝蓋から完全に取外し
てしまわなければ分離できない問題があつた。
また、連結用部品を使用しない溝蓋連結構造を
有するものにあつては、一連の連結設置状態にあ
る溝蓋の途中のものを分離するような場合に、一
方の端から分離を必要とする溝蓋まで順次連結を
外してしまわなければならないので、作業上非常
に不便である問題があつた。
<問題点を解決するための手段> この考案の手段は、 溝の両側縁に跨る幅を有し溝の方向に相隣合う
ものを端部で互いに連結状態として設置される溝
蓋において、前記相隣合う溝蓋の当接面の両側に
跨つて上下に貫通した孔を設けると共にその孔の
内側に溝蓋上面よりも低い段をなし所定の間隙を
隔てて双方の溝蓋間で向き合う突縁を形成し、そ
の一方の突縁の下側から他方の突縁の下側へ伸延
した凸部を設け、中央部にボルト挿通孔を有し前
記段の双方に跨りかつ前記孔内でボルト挿通孔を
中心に回動できる長さと前記間隙よりも小さい幅
を有する押え部材を前記孔内に収容し、前記ボル
ト挿通孔を通り前記凸部側に設けたねじ孔に螺合
するボルトを設けてなる。
<作用> 前記手段において、押え部材が双方の溝蓋間で
向き合う突縁に跨つて両端が段上にある状態でボ
ルトを締め込むと、一方の溝蓋から伸延する凸部
と押え部材との間に他方の溝蓋の突縁が挾持され
て連結状態が得られる。
その連結状態から溝蓋を分離するには、ボルト
を少し緩めて、押え部材を回動させて突縁間の間
隙上に位置させると、双方の溝蓋は互いに分離可
能な状態となる。
<実施例> 第1図乃至第4図に1実施例を示す。第1図乃
至第3図は、第4図に示すような連結部材1aを
右端に、部分1bを左端に有する同じ形状の溝蓋
2a,2bを右端と左端で連結した部分を、拡大
して示すものである。図において、3は孔、4
a,4bは突縁、5は凸部、6は押え部材、7は
ボルトである。
孔3は、第1図及び第2図に見られるように、
溝蓋2a,2bの当接面10の両側に跨つて厚さ
方向に貫通するように設けた円孔である。
突縁4aは孔3の溝蓋2a側の内面に、突縁4
bは孔3の溝蓋2b側の内面に、夫々溝蓋2a,
2bの上面よりも低い段11a,11bを形成
し、双方の間に間隙寸法Aを隔てて向き合つてい
る。
凸部5は、突縁4aの下側から突縁4bの下側
へ伸延している。突縁4bの下面と凸部5の先端
上面とは互いに当接すると共に溝蓋2a,2bが
互いに水平方向に離れる方向に対して係合する係
合部12a,12bを突起の形で設けられてい
る。
押え部材6は、段11a,11bに跨がり孔3
の内径よりも小さい長さ寸法Bと、前記間隙寸法
Aより狭い幅寸法cとを有し、中心部にボルト挿
通孔12を有し、ボルト挿通孔12の上部はボル
ト7の頭部13が収容される座ぐり部14を形成
されている。
ボルト7は、上方から押え部材6のボルト挿通
孔12を通り、凸部5にボルト挿通孔5aを穿設
してナツト15を溶接することによつて形成され
たねじ孔15aに螺合している。ボルト頭部13
は六角穴付のものである。第1図における16は
スプリングワツシヤである。なお、溝蓋2a,2
bは鋳物製であるため抜き勾配がついているが、
場合によつてはなくてもよい。
この溝蓋2a,2bの連結部は、第1図乃至第
3図に示す状態がボルト7を締め込んだ連結状態
である。このボルト7の締め込みによつて、凸部
5と押え部材6との間に突縁4bが挾持されるか
ら、この部分で溝蓋2a,2bが連結されている
のである。多数の溝蓋を溝に連続的に設置した場
合は、各溝蓋間がこの連結構造で連結される。
そして、多数が連結された溝蓋の途中の一つを
取外し又は開蓋したい場合には、その溝蓋の両側
の連結部の夫々のボルト7を緩め、押え部材6を
約90度回動させる。これによつて押え部材6は孔
3内で突縁4b上から外れて位置しその溝蓋は連
結部1b側(第4図の左側)を持ち上げ可能な状
態となるが、連結部1a側はその凸部5が隣の溝
蓋の突縁4bの下側に位置していて真上には持上
げられない状態である。この溝蓋を取外すには、
連結部1b側のみを持上げると、連結部1a側の
溝蓋側縁部の溝蓋支持枠に当接している右端が支
点となつて回動することになり、これに伴つて凸
部5が下方へ回動して係合部12aが係合部12
bの高さ位置よりも下方に位置するようになり、
そのまま溝蓋を左方へ水平移動させると取外すこ
とができる。元のように連結する場合は逆の手順
で行えばよい。
上記実施例における凸部5のねじ孔15aをナ
ツト15で形成したが、場合によつては直接ねじ
孔を穿設してもよい。また、係合部12a,12
bは必要に応じて設ければよく、平面で当接した
態であつてもボルト7で締付けるので容易に外れ
ることはない。
<考案の効果> この考案によれば、ボルトを少し緩めて押え部
材を回動させるだけで、多数連結された中の任意
の溝蓋を取外すことができる。従つて、特定の溝
圏の脱着又は交換作業がきわめて容易になると共
に溝蓋から部品を外してしまうことなく、溝蓋の
取外し及び再連結が可能であるから、部品が紛失
しない効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例の主要部縦断側面
図(第2図のS−S断面図)、第2図は同実施例
の主要部平面図、第3図は第2図に対応する底面
図、第4図は同実施例の溝蓋の概略平面図であ
る。 1a,1b……連結部分、2a,2b……溝
蓋、3……孔、4a,4b……突縁、5……凸
部、6……押え部材、7……ボルト、10……当
接面、11a,11b……段、12……ボルト挿
通孔、15a……ねじ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溝の両側縁に跨る幅を有し溝の方向に相隣合う
    ものを端部で互いに連結状態として設置される溝
    蓋において、前記相隣合う溝蓋の当接面の両側に
    跨つて上下に貫通した孔を設けると共にその孔の
    内側に溝蓋上面よりも低い段をなし所定の間隙を
    隔てて双方の溝蓋間で向き合う突縁を形成し、そ
    の一方の突縁の下側から他方の突縁の下側へ伸延
    した凸部を設け、中央部にボルト挿通孔を有し前
    記段の双方に跨りかつ前記孔内でボルト挿通孔を
    中心に回動できる長さと前記間隙よりも小さい幅
    を有する押え部材を前記孔内に収容し、前記ボル
    ト挿通孔を通り前記凸部側に設けたねじ孔に螺合
    するボルトを設けてなる溝蓋の連結部。
JP6462386U 1986-04-28 1986-04-28 Expired JPH0218156Y2 (ja)

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JP6462386U JPH0218156Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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JP6462386U JPH0218156Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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JPS62176278U JPS62176278U (ja) 1987-11-09
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