JP2589113Y2 - 天板の連結機構 - Google Patents

天板の連結機構

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JP2589113Y2
JP2589113Y2 JP1993003487U JP348793U JP2589113Y2 JP 2589113 Y2 JP2589113 Y2 JP 2589113Y2 JP 1993003487 U JP1993003487 U JP 1993003487U JP 348793 U JP348793 U JP 348793U JP 2589113 Y2 JP2589113 Y2 JP 2589113Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、カウンタテーブルや作業
用テーブルなどにおける天板の連結機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カウンタテーブルや作業用テーブ
ルなどにおける天板の連結機構として、天板の連結側部
の前後位置に側方に延びて下面で開口する凹陥部と、該
凹陥部の端面より天板の連結側面に達する通孔とを夫々
設け、天板同士を突き合わせた状態で、一方凹陥部より
通孔を介してボルトを他方の凹陥部位置まで挿通すると
共に、その他方の凹陥部位置でボルトにナットを螺合
し、これらを緊締することにより天板同士を側方に連結
して成るものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の構成によれば、ボルト・ナットを緊締して天板同士
を連結する操作が面倒であり、また天板同士の上下高さ
位置や前後位置のずれを調整することができないという
不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願は上記した不
都合を解消するために、連結しようとする2つの天板乃
至これに付設した縁枠の下部に、上片と、その前後縁か
ら下向きに延びて末広状に傾斜する前後片とにより形成
されて下面と連結側面とで開口する断面台形状の連結溝
を夫々設け、かつ連結しようとする各連結溝に跨がって
係挿する連結部片を前記上片と対向する上片と、その前
後縁から下向きに延びて末広状に傾斜して前記前後片に
重合する前後片とから構成し、この連結部片を連結しよ
うとする連結溝に係挿すると共に、各連結溝の位置で、
連結溝の下面開口部からボルトを連結部片及び天板乃至
これに付設した縁枠に挿通してこれを天板に設けたナッ
トに螺合することにより、連結溝の前後片と連結部片の
前後片とを圧接したことを特徴とするものであり、また
連結しようとする2つの天板乃至これに付設した縁枠の
下部に、底片と、その前後から上向きに延びて末広状に
傾斜する前後片と、その上縁から夫々下方に延びる足片
とにより形成されて下面と連結側面とで開口する断面M
字形の連結溝を夫々設け、かつ、連結しようとする各連
結溝に跨がって係挿する連結部片を、前記底片と対向す
る底片とその前後縁から上向きに延びて末広状に傾斜し
て前記前後片に重合する前後片とから構成し、この連結
部片を連結しようとする連結溝に係挿すると共に、各連
結溝の位置で、連結溝の下面開口部からボルトを連結部
片及び天板乃至これに付設した縁枠に挿通してこれを天
板に設けたナットに螺合することにより、連結溝の前後
片と連結部片の前後片とを圧接したことを特徴とするも
のである。上記において好ましくは、連結部片が非連結
状態で連結溝から脱落しないように、連結溝の前後片の
下縁乃至足片の下縁に、互いに内向きに突出する突部を
夫々設けて成るものである。
【0005】
【作用】しかして、一対の天板を連結しようとするとき
は、突部を有した一方の連結溝内に連結部片を予め没入
状態に挿入しておき、連結時において連結部片を約1/
2の長さ側方に引き出してこれを他方の連結溝に係挿し
て一対の天板同士を接合し、この状態で各連結溝の位置
で、ボルトを連結溝の下面開口部から挿通し、これをナ
ットに螺合することにより、連結溝の上片と連結金具の
上片とを緊締するものである。
【0006】
【実施例】以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述す
ると、図1は天板1の前部下面に中空状の縁枠2を取り
付け、この縁枠2に本願の連結機構を設けた場合の実施
例を示しており、前記天板1の前部下面には、側方向に
延びる係止凸溝3と、連結端部位置に埋設されたナット
4とが備えてあり、また前記縁枠2の上面には、前記係
止溝3と係止する係止突条5と、前記ナット4と合致す
る通孔6とが夫々設けてある。
【0007】前記した通孔6と対向する縁枠2の下面に
は、下面と連結部側面で開口して側方に延びる連結溝7
が設けてある。この連結溝7は、上片7aと、前後で対
向して下方に末広状に傾斜する前後片7b,7bと、こ
の前後片7b,7bの下縁から互いに内方に水平に突出
する突部7c,7cとによって形成され、前記上片7a
には、前記通孔6と対向する通孔8が穿設してある。
【0008】前記連結溝7同士を連結する連結部片9
は、前記上片7aと対向する上片9aと、前記前後片7
b,7bの内面に重合する前後片9b,9bとを有した
全体として台形状の金属板から成り、前記上片9aに
は、天板同士を突き合わせたとき、縁枠2に設けた隣接
する通孔8のピッチに適合する2個所に通孔10が夫々
設けてある。また連結部片9を連結溝7内に止着するボ
ルト11は、前記突部7c,7cとの間から連結溝7内
に介入する大きさの頭部11aを有している。
【0009】しかして、一対の天板1,1を連結しよう
とするときは、図2Aで示すように、予め一方の縁枠2
の連結溝7内に連結部片9を没入状態に挿入しておき、
連結時において図2Bで示すように、連結部片9を約1
/2の長さ側方に引き出してこれを他方の縁枠2の連結
溝7内に係挿して一対の天板1,1の連結側面を突き合
わせ、この状態でボルト11を連結溝7の下方より上下
方向で合致する各通孔10,8,6に挿通し、かつ、こ
れを対向するナット4に螺合緊締する。すると、連結溝
7の前後片7b,7bと連結部片9の前後片9b,9b
との重合によって縁枠2,2同士即ち天板1,1同士の
前後方向のずれは修正されると共に、連結溝7の上片7
aと連結部片9の上片9aとの間隙の調整によって天板
1,1同士の上下方向のずれも修正することができる。
【0010】図4は例えば合成樹脂から成る縁枠12を
天板1の前面に、係止孔13と係止軸14との係止によ
り取り付けて成る場合の他の実施例を示しており、この
構成の場合は、天板1の下部に直接連結溝を設ける。即
ち上片と下方に末広状に傾斜した前後片と、その下縁か
ら内方に夫々突出する突部とにより連結溝15を形成
し、かつ、上片の上面に、これに設けた通孔16と合致
するようにナット17を取り付けて成る取付部材18を
埋設する。
【0011】しかして、すでに述べたように、連結しよ
うとする各連結機構15に跨がって連結部片9を係挿
し、この状態でボルト11をナット17に螺合すること
により、連結溝15に連結部片9を緊締して天板1同士
を連結するものである。
【0012】さらにまた図5は、連結溝と連結部片とを
逆台形状に形成した場合の他の実施例を示している。即
ち縁枠2の下面に、底片20aと上向きに末広状に傾斜
する前後片20b,20bと、その前後片20b,20
bの上縁から水平部を介して垂下する足片20c,20
cと、それら足片20c,20cの下端で互いに内方に
水平状に突出する突部20d,20dにより連結溝20
を設けると共に、前記底片20aと対向する底片と、末
広状に上方に傾斜して前記前後部片20b,20bの外
面に重合する前後部片とから成る全体として逆台形状の
連結部片21を、前記連結溝20に係挿し、かつ、前記
底片20aと前記連結部片21の底片とに設けた通孔を
介して連結溝20の下方よりボルト11を挿通してその
先端を天板1の下面に埋設したナット4に螺合緊締する
ことにより天板同士の連結が行われる。
【0013】
【考案の効果】以上のように、本願によれば、天板に埋
設したナットに下面がボルトを螺合して連結溝内に連結
部片を緊締する構成であるので、天板同士の連結操作が
容易であると共に、ガタ付きのない連結ができ、また連
結溝と連結部片との前後片を末広状に形成してこれらを
圧接する構成であるので、連結する天板の上下及び前後
のずれを修正できて、天板の連結部に段差の生じない構
成とすることができ、また請求項2及び4の構成によれ
ば、連結部片が非連結状態を連結溝から脱落しないよう
に連結溝内に連結部片を予め没入させておくことができ
て、連結操作に一層便利であるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断側面図
【図2】連結部片の平面図
【図3A】〜
【図3C】連結過程を示す斜視図
【図4】他の実施例の縦断側面図
【図5】さらに他の実施例の縦断面図
【符号の説明】
1 天板 2 縁枠 4,17 ナット 6,8,10 通孔 7,15,20 連結溝 7a 上片 7b 前後片 7c 突部 9 連結部片 9a 上片 9b 前後片 11 ボルト 20 連結部片 20a 底片 20b 前後片 20c 垂片 20d 突部

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結しようとする2つの天板乃至これに
    付設した縁枠の下部に、上片と、その前後縁から下向き
    に延びて末広状に傾斜する前後片とにより形成されて下
    面と連結側面とで開口する断面台形状の連結溝を夫々設
    け、かつ連結しようとする各連結溝に跨がって係挿する
    連結部片を、前記上片と対向する上片と、その前後縁か
    ら下向きに延びて末広状に傾斜して前記前後片に重合す
    る前後片とから構成し、この連結部片を連結しようとす
    る連結溝に係挿すると共に、各連結溝の位置で、連結溝
    の下面開口部からボルトを連結部片及び天板乃至これに
    付設した縁枠に挿通してこれを天板に設けたナットに螺
    合することにより、連結溝の前後片と連結部片の前後片
    とを圧接したことを特徴とする天板の連結機構
  2. 【請求項2】 連結溝の前後片の下縁に、互いに内向き
    に突出する突部を夫々設けて成る請求項1記載の天板の
    連結機構。
  3. 【請求項3】 連結しようとする2つの天板乃至これに
    付設した縁枠の下部に、底片と、その前後から上向きに
    延びて末広状に傾斜する前後片と、その上縁から夫々下
    方に延びる足片とにより形成されて下面と連結側面とで
    開口する断面M字形の連結溝を夫々設け、かつ、連結し
    ようとする各連結溝に跨がって係挿する連結部片を、前
    記底片と対向する底片とその前後縁から上向きに延びて
    末広状に傾斜して前記前後片に重合する前後片とから構
    成し、この連結部片を連結しようとする連結溝に係挿す
    ると共に、各連結溝の位置で、連結溝の下面開口部から
    ボルトを連結部片及び天板乃至これに付設した縁枠に挿
    通してこれを天板に設けたナットに螺合することによ
    り、連結溝の前後片と連結部片の前後片とを圧接したこ
    とを特徴とする天板の連結機構。
  4. 【請求項4】 足片の下縁に、互いに内向きに突出する
    突部を夫々設けて成る請求項3記載の天板の連結機構。
  5. 【請求項5】 連結溝と連結部片とを金属より作成した
    請求項1,2,3または4記載の天板の連結機構。
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