JPS6111362Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6111362Y2 JPS6111362Y2 JP5771381U JP5771381U JPS6111362Y2 JP S6111362 Y2 JPS6111362 Y2 JP S6111362Y2 JP 5771381 U JP5771381 U JP 5771381U JP 5771381 U JP5771381 U JP 5771381U JP S6111362 Y2 JPS6111362 Y2 JP S6111362Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base plate
- foundation
- core shaft
- bolt
- anchor bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、基礎と土台と柱とを連結する締結金
具の改良に関する。
具の改良に関する。
本件考案者は、実公昭54−28325号公報におい
て、建築用の締結金具としてつぎのものを開示し
た。すなわち基礎上に固定する台板上に柱の下端
に嵌入する芯軸を樹立し、該芯軸の上端には柱を
貫通するボルトの透し孔を穿設し、且つ台板の両
側には基礎上に突出したアンカーボルトの貫通孔
を穿設してなるものである。
て、建築用の締結金具としてつぎのものを開示し
た。すなわち基礎上に固定する台板上に柱の下端
に嵌入する芯軸を樹立し、該芯軸の上端には柱を
貫通するボルトの透し孔を穿設し、且つ台板の両
側には基礎上に突出したアンカーボルトの貫通孔
を穿設してなるものである。
しかし、この締結金具では地震の際柱が大きく
上下動すると、芯軸が台板からもぎとられるか、
あるいは台板の一部が芯軸とともに引裂かれて、
柱が台板から離脱する虞れがあることを見出し
た。
上下動すると、芯軸が台板からもぎとられるか、
あるいは台板の一部が芯軸とともに引裂かれて、
柱が台板から離脱する虞れがあることを見出し
た。
本考案は、上記の事情を考慮して提案した建築
用締結金具で、以下にその実施例を図面に基いて
説明する。基礎1上に固定する長方形の台板2の
ほぼ中央に透孔3を設け、この透孔3を通して基
礎1より突出するアンカーボルト4を貫通させ
る。アンカーボルト4の上部にはおねじ41を刻
設し、このおねじ41に芯軸5の下端のめねじ部
を螺合して、芯軸5をアンカーボルト4に連結す
る。簡単にめねじ部を設けるには、芯軸5の下端
にナツト51を固着すればよい。芯軸5は、柱6
の下端に設けた縦穴に嵌入する。芯軸5の上端に
は、透孔52を水平方向に設け、ここに柱6を貫
通する柱用ボルト7を通して、柱6を芯軸5を介
してアンカーボルト4に連結する。台板2の前後
両側は、直角に上方へ折曲げて立上り縁8,8を
形成し、立上り縁8,8の左右両側の前後には透
孔9,9を対設する。そして、ここに土台10,
10を貫通する土台用ボルト11,11を通し
て、代台10を台板2に固定する。また上端をは
り12に連結するすじかい13の下端をボルト1
1に連結して、はり12と土台10とを結ぶ。台
板2の両端には、基礎1から突出させたアンカー
ボルト14,14を通す穴15,15を設ける。
用締結金具で、以下にその実施例を図面に基いて
説明する。基礎1上に固定する長方形の台板2の
ほぼ中央に透孔3を設け、この透孔3を通して基
礎1より突出するアンカーボルト4を貫通させ
る。アンカーボルト4の上部にはおねじ41を刻
設し、このおねじ41に芯軸5の下端のめねじ部
を螺合して、芯軸5をアンカーボルト4に連結す
る。簡単にめねじ部を設けるには、芯軸5の下端
にナツト51を固着すればよい。芯軸5は、柱6
の下端に設けた縦穴に嵌入する。芯軸5の上端に
は、透孔52を水平方向に設け、ここに柱6を貫
通する柱用ボルト7を通して、柱6を芯軸5を介
してアンカーボルト4に連結する。台板2の前後
両側は、直角に上方へ折曲げて立上り縁8,8を
形成し、立上り縁8,8の左右両側の前後には透
孔9,9を対設する。そして、ここに土台10,
10を貫通する土台用ボルト11,11を通し
て、代台10を台板2に固定する。また上端をは
り12に連結するすじかい13の下端をボルト1
1に連結して、はり12と土台10とを結ぶ。台
板2の両端には、基礎1から突出させたアンカー
ボルト14,14を通す穴15,15を設ける。
なお、台板2の形状を長方形から鉤形にかえれ
ば、基礎1の遇部に使用することも可能となる。
ば、基礎1の遇部に使用することも可能となる。
つぎに使い方を説明すると、基礎1上に突出し
たアンカーボルト14,14を台板2の穴15,
15に通して台板2を基礎1上におき、その上に
左右の土台10,10の先端部をおく。但し土台
10,10の先端には、台板2の厚さに相当する
切欠部16と、土台用ボルト11を通す横穴と、
アンカーボルト14を通す立穴とを予め設けてお
く。アンカーボルト14と土台用ボルト11と
を、それぞれの穴に通し、各ナツトを締めて固定
する。なお、土台用ボルト11には、はり12と
結ぶすじかい13の下端を通しておく。台板2の
中央には、アンカーボルト4が突出しているの
で、この先端に芯軸5のナツト51を螺合して、
芯軸5を台板2に固定する。つぎに柱6を台板2
の中央に立て、その縦穴に芯軸5を嵌入し、透孔
52に柱用ボルト7を通して柱6を芯軸5に締結
する。これで基礎1と柱6と土台10の三者が、
本締結金具によつて連結される。
たアンカーボルト14,14を台板2の穴15,
15に通して台板2を基礎1上におき、その上に
左右の土台10,10の先端部をおく。但し土台
10,10の先端には、台板2の厚さに相当する
切欠部16と、土台用ボルト11を通す横穴と、
アンカーボルト14を通す立穴とを予め設けてお
く。アンカーボルト14と土台用ボルト11と
を、それぞれの穴に通し、各ナツトを締めて固定
する。なお、土台用ボルト11には、はり12と
結ぶすじかい13の下端を通しておく。台板2の
中央には、アンカーボルト4が突出しているの
で、この先端に芯軸5のナツト51を螺合して、
芯軸5を台板2に固定する。つぎに柱6を台板2
の中央に立て、その縦穴に芯軸5を嵌入し、透孔
52に柱用ボルト7を通して柱6を芯軸5に締結
する。これで基礎1と柱6と土台10の三者が、
本締結金具によつて連結される。
本考案の締結金具は以上説明したように、台板
のほぼ中央に基礎より突出するアンカーボルトを
貫通させ、その先端を柱に嵌入する芯軸に螺合し
たため、柱が芯軸を介して基礎と結ばれるので、
地震で柱が上下動しても、芯軸が台板よりもぎと
られたり、あるいは台板の一部が芯軸と共に引裂
れて、柱が台板から離脱する虞れを解消しうるも
のである。
のほぼ中央に基礎より突出するアンカーボルトを
貫通させ、その先端を柱に嵌入する芯軸に螺合し
たため、柱が芯軸を介して基礎と結ばれるので、
地震で柱が上下動しても、芯軸が台板よりもぎと
られたり、あるいは台板の一部が芯軸と共に引裂
れて、柱が台板から離脱する虞れを解消しうるも
のである。
また実施例のようにすじかいを介して、はりを
台板に連結すれば、はりがはずれる事故も防止し
うるものである。
台板に連結すれば、はりがはずれる事故も防止し
うるものである。
第1図は本考案の締結金具を示す正面図、第2
図は同平面図、第3図は同使用状態を示す説明図
である。 1……基礎、2……台板、4……アンカーボル
ト、5……芯軸、52……透孔、6……柱、7…
…柱用ボルト、14……アンカーボルト、15…
…アンカーボルト用の穴。
図は同平面図、第3図は同使用状態を示す説明図
である。 1……基礎、2……台板、4……アンカーボル
ト、5……芯軸、52……透孔、6……柱、7…
…柱用ボルト、14……アンカーボルト、15…
…アンカーボルト用の穴。
Claims (1)
- 基礎1上に固定する台板2のほぼ中央に基礎1
より突出するアンカーボルト4を貫通させ、該ア
ンカーボルト4の上部を柱6の下端に嵌入する芯
軸5に連結させると共に、芯軸5の上端には柱6
を貫通する柱用ボルト7を通す透孔52を穿設
し、且つ台板2の両端には基礎1より突出するア
ンカーボルト14、14用の穴15,15を設け
てなる建築用締結金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5771381U JPS6111362Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5771381U JPS6111362Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57168609U JPS57168609U (ja) | 1982-10-23 |
JPS6111362Y2 true JPS6111362Y2 (ja) | 1986-04-10 |
Family
ID=29854180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5771381U Expired JPS6111362Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6111362Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-20 JP JP5771381U patent/JPS6111362Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57168609U (ja) | 1982-10-23 |
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