JPH0627760Y2 - 塔柱用ステップ取付装置 - Google Patents
塔柱用ステップ取付装置Info
- Publication number
- JPH0627760Y2 JPH0627760Y2 JP16399388U JP16399388U JPH0627760Y2 JP H0627760 Y2 JPH0627760 Y2 JP H0627760Y2 JP 16399388 U JP16399388 U JP 16399388U JP 16399388 U JP16399388 U JP 16399388U JP H0627760 Y2 JPH0627760 Y2 JP H0627760Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- metal fitting
- angle steel
- steel
- mounting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ この考案は山形鋼材を脚体に用いた鉄塔又は鉄柱に昇降
通路として設置される塔柱用ステップ取付装置に関する
ものである。
通路として設置される塔柱用ステップ取付装置に関する
ものである。
＜従来技術と問題点＞ 鉄柱における昇降通路は通常、塔柱の脚体に所定間隔で
交互に取付孔を穿ち、これに直接ステップボルトを挿通
しナットで緊締して設置されている。然しながら、この
取付孔のない鉄塔柱やその他任意の箇所にステップボル
トを取付ける必要が生じた場合、当該鉄塔柱の建立現場
まで穿設用の機材等を運び入れて、しかも高所作業での
穿孔を余儀なくされており、また、穿孔による塔柱の強
度低下を招く恐れが生じるから、いずれも望ましくな
い。従って鉄塔柱に穿孔を要しないで取付けが可能なス
テップ装置が求められ、例えば実公昭５２−４１２３０
号公報記載の如き鉄塔用ステップ金具の提案があった
が、特殊形状で部品点数も多く、加工にも難儀があり、
まだ問題が残り、本考案は斯かる事情を勘案して改良さ
れた塔柱用ステップ取付装置を提案するものである。
交互に取付孔を穿ち、これに直接ステップボルトを挿通
しナットで緊締して設置されている。然しながら、この
取付孔のない鉄塔柱やその他任意の箇所にステップボル
トを取付ける必要が生じた場合、当該鉄塔柱の建立現場
まで穿設用の機材等を運び入れて、しかも高所作業での
穿孔を余儀なくされており、また、穿孔による塔柱の強
度低下を招く恐れが生じるから、いずれも望ましくな
い。従って鉄塔柱に穿孔を要しないで取付けが可能なス
テップ装置が求められ、例えば実公昭５２−４１２３０
号公報記載の如き鉄塔用ステップ金具の提案があった
が、特殊形状で部品点数も多く、加工にも難儀があり、
まだ問題が残り、本考案は斯かる事情を勘案して改良さ
れた塔柱用ステップ取付装置を提案するものである。
＜問題点を解決するための手段＞ 本考案は、山形鋼の両腹部にそれぞれ支持金具およびク
リップ金具を添着させて、これ等金具とステップボルト
と協力的に係合して上記山形鋼に取付けられるステップ
取付装置であって、上記支持金具は、一方端をカギ形に
して上記山形鋼の裏腹部に延びて設けられ、他方端に透
孔を設けてこれに上記ステップボルトを挿通してなり、
上記クリップ金具は、該ステップボルトを挿通するボル
ト挿通溝および、上記山形鋼の縁部を押圧するカギ形部
が該ボルト挿通溝の一方端両縁部より延びて設けられ、
かつ、該カギ形部の一方には上記ステップボルトとクロ
スする方向に伸延する突片を設けてなり、市販品のステ
ップボルトと比較的簡単な構造の部材の組合せにより改
良をなし、標記解決の手段とするものである。
リップ金具を添着させて、これ等金具とステップボルト
と協力的に係合して上記山形鋼に取付けられるステップ
取付装置であって、上記支持金具は、一方端をカギ形に
して上記山形鋼の裏腹部に延びて設けられ、他方端に透
孔を設けてこれに上記ステップボルトを挿通してなり、
上記クリップ金具は、該ステップボルトを挿通するボル
ト挿通溝および、上記山形鋼の縁部を押圧するカギ形部
が該ボルト挿通溝の一方端両縁部より延びて設けられ、
かつ、該カギ形部の一方には上記ステップボルトとクロ
スする方向に伸延する突片を設けてなり、市販品のステ
ップボルトと比較的簡単な構造の部材の組合せにより改
良をなし、標記解決の手段とするものである。
＜実施例＞ 第１図は本考案の塔柱用ステップ取付装置の実施例を示
す説明図、第２図はクリップ金具を示す図面、第３図は
第２図のクリップ金具を左方より視た図面、第４図は本
考案の塔柱用ステップ取付装置の設置例を示す斜視図で
ある。
す説明図、第２図はクリップ金具を示す図面、第３図は
第２図のクリップ金具を左方より視た図面、第４図は本
考案の塔柱用ステップ取付装置の設置例を示す斜視図で
ある。
山形鋼１の一方の腹部に添着する支持金具２は平板鋼よ
りなりカギ形部分２１が裏腹部まで延びて係合し、他端
側に透孔（図示省略）を持ちステップボルト３を挿通し
てなる。同じく山形鋼１の他方の腹部に添着するクリッ
プ金具４は、ボルト挿通溝４１を持ち上記ステップボル
ト３を挿通し、かつ端部にカギ形部４２が設けられ、同
じく山形鋼１の縁部を押圧して係合がなされている。ク
リップ金具４は第２図、第３図に示す如き構造であり、
ボルト挿通溝４１の一方端の両縁部より延びる二個のカ
ギ形部４２が設けられ、更にうち一個のカギ形部４２の
先端はボルト挿通溝４１とクロスする方向に屈曲され突
片４３を形成している。上記構成のステップ取付装置
は、支持金具２のカギ形部分２１を山形鋼１の裏腹部に
当てがう如くして腹部に添着させ、次いでクリップ金具
４のカギ形部４２を同じく山形鋼１の縁部に押圧する如
くして添着させ、のち、ステップボルト３の止ナット３
１の位置を調整して締付ナット３２により緊締して取付
は完了する。この場合取付前において、支持金具２の透
孔に止ナット３１を螺合させたステップボルト３を挿通
し、かつ該ステップボルト３のネジ部３３にもクリップ
金具４および締付ナット３２を装填して用意し、搭上に
おいては両金具を山形鋼１の腹部に添着させ止ナット３
１の位置調整と締付ナット３２の緊締作業で取付けは完
了する（第４図）。なお第４図は左足用のステップを取
付けた場合を示してあるがこれは左右対称に約４５cm間
隔で交互に取付けられ、して、ステップ装置の塔柱への
設置はなされるのである。
りなりカギ形部分２１が裏腹部まで延びて係合し、他端
側に透孔（図示省略）を持ちステップボルト３を挿通し
てなる。同じく山形鋼１の他方の腹部に添着するクリッ
プ金具４は、ボルト挿通溝４１を持ち上記ステップボル
ト３を挿通し、かつ端部にカギ形部４２が設けられ、同
じく山形鋼１の縁部を押圧して係合がなされている。ク
リップ金具４は第２図、第３図に示す如き構造であり、
ボルト挿通溝４１の一方端の両縁部より延びる二個のカ
ギ形部４２が設けられ、更にうち一個のカギ形部４２の
先端はボルト挿通溝４１とクロスする方向に屈曲され突
片４３を形成している。上記構成のステップ取付装置
は、支持金具２のカギ形部分２１を山形鋼１の裏腹部に
当てがう如くして腹部に添着させ、次いでクリップ金具
４のカギ形部４２を同じく山形鋼１の縁部に押圧する如
くして添着させ、のち、ステップボルト３の止ナット３
１の位置を調整して締付ナット３２により緊締して取付
は完了する。この場合取付前において、支持金具２の透
孔に止ナット３１を螺合させたステップボルト３を挿通
し、かつ該ステップボルト３のネジ部３３にもクリップ
金具４および締付ナット３２を装填して用意し、搭上に
おいては両金具を山形鋼１の腹部に添着させ止ナット３
１の位置調整と締付ナット３２の緊締作業で取付けは完
了する（第４図）。なお第４図は左足用のステップを取
付けた場合を示してあるがこれは左右対称に約４５cm間
隔で交互に取付けられ、して、ステップ装置の塔柱への
設置はなされるのである。
＜考案の効果＞ 本考案の塔柱用ステップ取付装置は、市販のステップボ
ルトと比較的簡単な構造の支持金具およびクリップ金具
を協力的に組合せて取付けられ、また支持金具のカギ形
部分および透孔を若干余裕あるサイズで設けることによ
り異種サイズの山形鋼に、かつ穿孔を設けることなく、
汎用的に設置が可能であり、更に予じめ上記三部品を仮
組立用意し、塔柱上では簡単な作業で取付けがなせるな
ど好ましい効果を有するものである。
ルトと比較的簡単な構造の支持金具およびクリップ金具
を協力的に組合せて取付けられ、また支持金具のカギ形
部分および透孔を若干余裕あるサイズで設けることによ
り異種サイズの山形鋼に、かつ穿孔を設けることなく、
汎用的に設置が可能であり、更に予じめ上記三部品を仮
組立用意し、塔柱上では簡単な作業で取付けがなせるな
ど好ましい効果を有するものである。
第１図は本考案の塔柱用ステップ取付装置の実施例を示
す説明図、第２図はクリップ金具を示す図面、第３図は
第２図のクリップ金具を左方より視た図面、第４図は本
考案の塔柱用ステップ取付装置の設置例を示す斜視図で
ある。 １……山形鋼 ２……支持金具 ３……ステップ金具 ４……クリップ金具 ４１……ボルト挿通溝 ４２……カギ形部 ４３……突片
す説明図、第２図はクリップ金具を示す図面、第３図は
第２図のクリップ金具を左方より視た図面、第４図は本
考案の塔柱用ステップ取付装置の設置例を示す斜視図で
ある。 １……山形鋼 ２……支持金具 ３……ステップ金具 ４……クリップ金具 ４１……ボルト挿通溝 ４２……カギ形部 ４３……突片
Claims (1)
- 【請求項１】山形鋼の両腹部にそれぞれ支持金具および
クリップ金具を添着させて、これ等金具とステップボル
トを協力的に係合して上記山形鋼に取付けられるステッ
プ取付装置であって、上記支持金具は、一方端をカギ形
にして上記山形鋼の裏腹部に延びて設けられ、他方端に
透孔を設けてこれに上記ステップボルトを挿通してな
り、上記クリップ金具は、該ステップボルトを挿通する
ボルト挿通溝および、上記山形鋼の縁部を押圧するカギ
形部が該ボルト挿通溝の一方端両縁部より延びて設けら
れ、かつ、該カギ形部の一方には上記ステップボルトと
クロスする方向に伸延する突片を設けてなることを特徴
とする塔柱用ステップ取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16399388U JPH0627760Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 塔柱用ステップ取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16399388U JPH0627760Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 塔柱用ステップ取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0285800U JPH0285800U (ja) | 1990-07-05 |
| JPH0627760Y2 true JPH0627760Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31449210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16399388U Expired - Fee Related JPH0627760Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 塔柱用ステップ取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627760Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-20 JP JP16399388U patent/JPH0627760Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0285800U (ja) | 1990-07-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |