JPS5934735Y2 - ボルトやナツトの構造 - Google Patents
ボルトやナツトの構造Info
- Publication number
- JPS5934735Y2 JPS5934735Y2 JP15524479U JP15524479U JPS5934735Y2 JP S5934735 Y2 JPS5934735 Y2 JP S5934735Y2 JP 15524479 U JP15524479 U JP 15524479U JP 15524479 U JP15524479 U JP 15524479U JP S5934735 Y2 JPS5934735 Y2 JP S5934735Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- tightening
- protrusion
- tightened
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はボルトやナツトの構造に関する。
すなわち、ボルトやナツトを工具により−たん締付ける
とその後にトルクチェックをしないでも所定どおり締付
トルクに誤差を生じることなく確実に締付が行なわれ、
その後には必要に応じて従来同様にスパナ等で操作する
こともでき、簡単な構造にして製作も容易で好適に実施
できるよう提供するものである。
とその後にトルクチェックをしないでも所定どおり締付
トルクに誤差を生じることなく確実に締付が行なわれ、
その後には必要に応じて従来同様にスパナ等で操作する
こともでき、簡単な構造にして製作も容易で好適に実施
できるよう提供するものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
Ａはボルトで、その一端側における従来形同様の６角形
頭部ａの外周面には放射方向に短く突出する突起部１を
一体戊形するが、頭部ａの周囲にお゛ける１面お゛きの
各外周面４の列側でボルトＡ寄りの下部にそれぞれ附設
して３個の突起部１を形成するとともに、工具を各突起
部１に係合させた状態でボルトＡを回動し締付ける際に
ボルトＡの締付トルクで破断し除去されるような強度に
各突起部１を附設するよう形成する。
頭部ａの外周面には放射方向に短く突出する突起部１を
一体戊形するが、頭部ａの周囲にお゛ける１面お゛きの
各外周面４の列側でボルトＡ寄りの下部にそれぞれ附設
して３個の突起部１を形成するとともに、工具を各突起
部１に係合させた状態でボルトＡを回動し締付ける際に
ボルトＡの締付トルクで破断し除去されるような強度に
各突起部１を附設するよう形成する。
Ｂは締付用工具全体を示すが、第３図ないし第６図にお
いて示すように、駒状の締付体すの端面から内方には前
記ボルトＡの６角形頭部が空転できる程度の間隙をもっ
て遊嵌できる一定深さの嵌合凹部２を形成し、該嵌合凹
部２の内周面における内周方向の等間隔６ケ所の位置に
は前記ボルトＡの突起部１が嵌合できる小さい係合凹部
３をそれぞれ放射方向に向は形成し、締付体すの他端面
側中央には操作アーム５あるいは動力機の角軸６を嵌合
できる角孔７を形成して槽底する。
いて示すように、駒状の締付体すの端面から内方には前
記ボルトＡの６角形頭部が空転できる程度の間隙をもっ
て遊嵌できる一定深さの嵌合凹部２を形成し、該嵌合凹
部２の内周面における内周方向の等間隔６ケ所の位置に
は前記ボルトＡの突起部１が嵌合できる小さい係合凹部
３をそれぞれ放射方向に向は形成し、締付体すの他端面
側中央には操作アーム５あるいは動力機の角軸６を嵌合
できる角孔７を形成して槽底する。
また、第７図ないし第９図は他の実施例を示し前記実施
例と同様に同じ符号で示すように形成した締付体すから
アーム８を延設して槽底するものである。
例と同様に同じ符号で示すように形成した締付体すから
アーム８を延設して槽底するものである。
なお、６角形ナツトにも前記実施例と同様に突起部１を
突出形成して実施できる。
突出形成して実施できる。
したがって、ボルトＡを締付ける場合には、第４図の仮
想線および第５図に示すように、締付体すの嵌合凹部２
をボルトＡの頭部ａに嵌合するとともに各係合凹部３を
各突起部１に嵌合し、角軸６を角孔７に嵌合して操作ア
ーム５により締付体すを回動させると、係合凹部３と突
起部１の係合により各突起部１は各保合四部３に深くは
まり確実にボルトＡは回動されて締付けることができボ
ルトＡの締付トルクとなる時点で各突起部１が破断する
ことになり、第６図に示すように破断して頭部ａから除
去される突起部１の破片は係合凹部３にはいった状態で
締付体すは空転し、そこでこのボルトＡの締付トルクで
もって締付は完了することができる。
想線および第５図に示すように、締付体すの嵌合凹部２
をボルトＡの頭部ａに嵌合するとともに各係合凹部３を
各突起部１に嵌合し、角軸６を角孔７に嵌合して操作ア
ーム５により締付体すを回動させると、係合凹部３と突
起部１の係合により各突起部１は各保合四部３に深くは
まり確実にボルトＡは回動されて締付けることができボ
ルトＡの締付トルクとなる時点で各突起部１が破断する
ことになり、第６図に示すように破断して頭部ａから除
去される突起部１の破片は係合凹部３にはいった状態で
締付体すは空転し、そこでこのボルトＡの締付トルクで
もって締付は完了することができる。
また、第７図ないて第９図に示す他の実施例においても
前記同様に操作し、第９図に示すように突起部１が破断
した状態で締付けを完了することができる。
前記同様に操作し、第９図に示すように突起部１が破断
した状態で締付けを完了することができる。
締付後には、係合凹部３内から突起部１の破片を取除き
、次なる締付作業を行なうことができる３そのようにし
て締付けた状態で、ポルｌ−Ａは締付トルク一杯で締付
けられているので、従来のようにトルクチェックを行な
うことは不要となる。
、次なる締付作業を行なうことができる３そのようにし
て締付けた状態で、ポルｌ−Ａは締付トルク一杯で締付
けられているので、従来のようにトルクチェックを行な
うことは不要となる。
また、突起部１が破断し除去されると、頭部ａやナツト
は従来形の６角形となり、その後には必要に応じて従来
同様にスパナ等で取外したり再び締付けたりすることが
できる。
は従来形の６角形となり、その後には必要に応じて従来
同様にスパナ等で取外したり再び締付けたりすることが
できる。
このように本考案は、ボルトの角形頭部や角形ナツトの
外周面の列側に、工具による締付けに際しそのボルトや
ナンドの締付トルクで破断し除去する所定の強度をもつ
突起部を一体戊形しである構造としたから、工具により
突起部が破断するまでボルトやナツトを締付けると所定
の締付トルクで締付けが行なわれて従来のようにトルク
チェックを行なうことなく確実に締付けることができ、
その後には必要に応じてスパナ等で操作することができ
る。
外周面の列側に、工具による締付けに際しそのボルトや
ナンドの締付トルクで破断し除去する所定の強度をもつ
突起部を一体戊形しである構造としたから、工具により
突起部が破断するまでボルトやナツトを締付けると所定
の締付トルクで締付けが行なわれて従来のようにトルク
チェックを行なうことなく確実に締付けることができ、
その後には必要に応じてスパナ等で操作することができ
る。
しかも突起部は外周面の列側に一体戊形されているから
、締付体の係合凹部に浅い状態にはまることはなく常に
深くはまって締付に際しヘタつたり折損したりすること
がなく確実に締付けが行なえ、簡単な構造にして製作も
容易で好適に実施できる特長を有する。
、締付体の係合凹部に浅い状態にはまることはなく常に
深くはまって締付に際しヘタつたり折損したりすること
がなく確実に締付けが行なえ、簡単な構造にして製作も
容易で好適に実施できる特長を有する。
図面は本考案の実施例を示し、第１図はボルトの側面図
、第２図はその平面図、第３図は工具の締付体の正面図
、第４図はその側断面図、第５図はボルトを嵌合した締
付体の断面図、第６図はその作動説明図、第７図は他の
実施例である工具の一部の正面図、第８図は使用状態を
示す説明図、第９図はその作動説明図である。 Ａ・・・・・・ボルト、ａ・・・・・・頭部、Ｂ・・・
・・・工具、１・・・・・・突起部、４・・・・・・外
周面。
、第２図はその平面図、第３図は工具の締付体の正面図
、第４図はその側断面図、第５図はボルトを嵌合した締
付体の断面図、第６図はその作動説明図、第７図は他の
実施例である工具の一部の正面図、第８図は使用状態を
示す説明図、第９図はその作動説明図である。 Ａ・・・・・・ボルト、ａ・・・・・・頭部、Ｂ・・・
・・・工具、１・・・・・・突起部、４・・・・・・外
周面。
Claims (1)
- ボルトの角形頭部や角形ナツトの外周面の列側に、工具
による締付けに際しそのボルトやナツトの締付トルクで
破断し除去する所定の強度をもつ突起部を一体戊形しで
あることを特徴とするボルトやナツトの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15524479U JPS5934735Y2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 | ボルトやナツトの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15524479U JPS5934735Y2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 | ボルトやナツトの構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5671518U JPS5671518U (ja) | 1981-06-12 |
| JPS5934735Y2 true JPS5934735Y2 (ja) | 1984-09-26 |
Family
ID=29385688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15524479U Expired JPS5934735Y2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 | ボルトやナツトの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934735Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-07 JP JP15524479U patent/JPS5934735Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5671518U (ja) | 1981-06-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6758646B1 (en) | Structure for preventing loosening of threaded fasteners | |
| JP5787350B2 (ja) | 締結構造とそれに使用する反力受け用ワッシャ、及び締結用ソケット | |
| US3354757A (en) | Spline wrenching configurations | |
| JP4495849B2 (ja) | 緩み止めナット | |
| US4361412A (en) | Fastener with improved torque transfer surfaces | |
| US4126063A (en) | Wrench sockets | |
| US2423918A (en) | Nut or bolt lock | |
| JP6757101B2 (ja) | 緩み止め締結構造 | |
| JP2554969Y2 (ja) | カム座金 | |
| JPS5934735Y2 (ja) | ボルトやナツトの構造 | |
| US3877328A (en) | End wrench and socket with reducing inserts | |
| TWI811393B (zh) | 套筒 | |
| JPS6136510A (ja) | トルクリミツト機能及びロツク機能付ナツト | |
| JPS5815201Y2 (ja) | マワリドメオユウスル゜−クヨウニツプル | |
| JPH0411842Y2 (ja) | ||
| JP3013040U (ja) | 緩み防止ナット | |
| CN201507534U (zh) | 一种可拆卸式防盗紧固组件 | |
| JPS597609Y2 (ja) | 軸受用緩み止めナツト | |
| JPS624459Y2 (ja) | ||
| JPH11315816A (ja) | 取外し防止ナット | |
| JP3001862U (ja) | 二重頭付きシールボルト | |
| EP0353634B1 (en) | Arrangement for preventing through bolts from loosening | |
| JPS6321772Y2 (ja) | ||
| JPH0212048Y2 (ja) | ||
| JPH0642086Y2 (ja) | スクリューグロメット |