JPS6023413Y2 - フアイリングキヤビネツトにおけるラツチ機構 - Google Patents

フアイリングキヤビネツトにおけるラツチ機構

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Publication number
JPS6023413Y2
JPS6023413Y2 JP12580680U JP12580680U JPS6023413Y2 JP S6023413 Y2 JPS6023413 Y2 JP S6023413Y2 JP 12580680 U JP12580680 U JP 12580680U JP 12580680 U JP12580680 U JP 12580680U JP S6023413 Y2 JPS6023413 Y2 JP S6023413Y2
Authority
JP
Japan
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latch
latch mechanism
plate
extractor
lever
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Expired
Application number
JP12580680U
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English (en)
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JPS5749169U (ja
Inventor
道晴 田崎
Original Assignee
共栄工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ファイリングキャビネットにおけるラッチ機
構に関するもので、特に横長のファイリングキャビネッ
トのラッチ機構にも適応し得るようにしたものである。
一般に使用されているファイリングキャビネットは、そ
の形状によってラッチ機構も異なるのが通常であり、製
造に当り、キャビネットの種類により個々にラッチ機構
を製造しなければならなかった。
本考案は、一般的なキャビネットのみならず、大型の図
面や用紙等を収納する横長のキャビネットの抽出しにも
応用できるようにしたラッチ機構を提案するものである
このため本考案に於いては抽出しの裏板に重合したラッ
チ機構取付座板から切り起した支持腕の先端の溝に凹型
のレバー棒のコ状部を係架すると共に該レバー棒にラッ
チレバーを一対の突縁の切り溝を介して係架する一方、
抽出しを係止するラッチボルトを係止方向に弾圧するラ
ッチスプリングを設け、前記ラッチボルトとレバー棒と
を、前記ラッチ機構取付座板上に軸支したL型の回転板
を介して連繋したことを特徴とするファイリングキャビ
ネットにおけるラッチ機構を提供し、これによって前述
のように横長のキャビネットにも直に適応せしめ得ると
共に構造を簡易化して作業の能率向上とコストの節減を
行ったものである。
今、本考案の実施の一例を図面に就いて詳しく説明する
第1図は本考案機構を装備価しファイリングキャビネッ
トの斜視図、第2図は抽出しを抜き取った状態の一部切
欠斜視図、第3図は抽出しの前面飾り板を取り外した裏
板の要部を示す斜視図、第4図は飾り板と裏板との間に
収容されるラッチレバーとラッチボルトとを分解して示
す拡大斜視図、第5図は本考案ラッチ機構の連繋を示す
拡大正面図、第6図は第5図A−A線部分の断面図、第
7図はラッチボルトの作動状態を示す要部の拡大横断面
図である。
図面において、1はキャビネット筐体で、抽出し2,2
を収容し得るようにしてあり、引手金具3を抽出し2の
前面飾り板4に夫々装備しである。
抽出し2を抜き取った第2図においては、切り起し片か
らなるストッパー5を突設し、抽出し2の案内レール6
を示しである。
第3図の抽出し裏板7には、ラッチ機構取付座板8を溶
着重合し、一対の切り起し片からなる支持腕9を突設し
、支持腕9の先端には溝9aを穿開しである。
また取付座板8の両側の折曲縁8aの一方には、ラッチ
ボルト支持孔10を設け、裏板7の同様な折曲縁7aの
ラッチボルト支持孔10aに対向せしめである。
11は引手金具3を緊締するボルト(図示せず)用の透
孔、12は後述する回転板16を軸支するための隆起部
である。
第4図示のラッチレバー13は、ストッパー3a(第6
図)に対向し、垂直板13aと水平板13bとからなり
、垂直板13aには一対の突縁14を設け、その中央の
切り溝14aにはレバー棒15を嵌装する一方、水平板
13bには折曲前縁13cを形成しである。
前述のレバー棒15は、両端にコ状部15aを設け、こ
の底部15bを第3図示の支持腕9の溝9aに遊嵌する
ようにしている。
更にコ状部15aの先端15cは、回転板16の折曲上
縁16aに下から当接する。
回転板16は図示のように略り字型に形成され、角部の
透孔16bにボルト軸20を挿通し、これを取付座板8
の隆起部12に固定し、回転板16をボルト軸20を中
心に回動し得るようにしである。
17はラッチボルトで、基端の長孔17aを前記回転板
16の折曲下縁16cに遊嵌し、先端の鉤部17bをス
トッパー5に対向せしめ、ラッチスプリング18の縦長
方向へ伸長する自体の弾力により、第7図示実線で示す
ようにストッパー5に対向し、係止位置を占めるように
しである。
このラッチボルト17は、第3,5図示のラッチボルト
支持孔10.10aを貫通して水平に保持されるように
してあり、ラッチスプリング18はラッチボルト17を
穿設された収容孔19の突起19aに一端を係嵌し、他
端を折曲縁8aに当接し、ラッチボルト17を第5図上
矢印A方向(ラッチ係止方向)に弾圧しである。
以上のような構成からなる本考案ラッチ機構の作動の態
様を設明すると、引手金具3に指を挿入して上方に押圧
すると、指先はラッチレバー13の水平板13bを下か
ら押し上げることとなり、該ラッチレバー13は、レバ
ー棒15のコ状底部15bを支軸として、第5図及び第
6図示の矢印Bの如くレバー棒を上方に回動することと
なる。
この結果、レバー棒15の先端15cは回転板16をボ
ルト軸20を中心に第5図上反時計方向に回動し、この
回動は又、ラッチボルト17を反矢標A方向へとラッチ
スプリング18の弾力に抗して牽引し、鉤部17bを第
7図2点鎖線で示すように、係止位置から退避せしめる
従って抽出し2は、キャビネット筐体1から楽に引き出
すことができる。
即ち、引手金具3に指を挿入して、そのまま引手金具上
方内側に指を押圧、引っ掛ける一挙動作に基いて、自動
的にラッチ機構が解放されるものである。
次に抽出し2を収納するため、復動せしめると、鉤部1
7bの屈曲した背部がストッパー5の緩斜面5aに当接
、摺動してラッチスプリング18を圧縮して自動的にス
トッパー5を乗り越えて係止位置(第7図実線)にもち
来たされ、抽出し2の係止が行なわれるものである。
尚、上記実施例は、通常のキャビネットであるが、横長
の巾の広いものにおいては、ラッチボルト17の長さを
伸ばすだけで、全く同じ機構で構成することができるこ
とは云うまでもない。
成上の如く本考案によれば、キャビネット巾の如何に拘
らず、ラッチボルトを伸長するだけで何れのものにも装
備できると共に、ラッチ機構を抽出しの両側に設けるこ
とも、対称的に部品を設定することによって楽に行うこ
とができる一方、抽出しを引き出す一挙動作によって自
動的にラッチ機構が解放されるため、操作が軽快であり
、製造に当っては、一定規格の下に製造し得るからコス
トの低下ともなり、組立て作業を容易にするもので、製
造上、使用上において前述のような数々の利点を有具腰
実用上の利益は顕著である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1図は本考
案機構を装備したファイリングキャビネットの斜視図、
第2図は抽出しを抜き取った状態の一部切欠斜視図、第
3図は抽出しの前面飾り板を取り外した裏板の要部を示
す斜視図、第4図は飾り板と裏板との間に収容されるラ
ッチレバーとラッチボルトとを分解して示す拡大斜視図
、第5図は本考案ラッチ機構の連繋を示す拡大正面図、
第6図は第5図A−A線部分の断面図、第7図はラッチ
ボルトの作動状態を示す要部の拡大横断面図である。 1・・・・・・キャビネット筐体、2・・・・・・抽出
し、3・・・・・・引手金具、4・・・・・・飾り板、
5・・・・・・ストッパー、6・・・・・・案内レール
、7・・・・・・裏板、8・・・・・・ラッチ機構取付
座板、9・・・・・・支持腕、10,10a・・・・・
・ラッチボルト支持孔、11・・・・・・透孔、12・
・・・・・隆起部、13・・・・・・ラッチレバー、1
4・・・・・・突縁、15・・・・・・レバー棒、16
・・・・・・回転板、17・・・・・・ラッチボルト、
18・・・・・・ラッチスプリング、19・・・・・・
収容孔、20・・・・・・ボルト軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 抽出しの裏板に重合したラッチ機構取付座板から切り起
    した支持腕の先端の溝に凹型のレバー棒のコ状部を係架
    すると共に該レバー棒にラッチレバーを一対の突縁の切
    り溝を介して係架する一方、抽出しを係止するラッチボ
    ルトを係止方向に弾圧するラッチスプリングを設け、前
    記ラッチボルトとレバー棒とを、前記ラッチ機構取付座
    板上に軸支したL型の回転板を介して連繋したことを特
    徴とするファイリングキャビネットにおけるラッチ機構
JP12580680U 1980-09-03 1980-09-03 フアイリングキヤビネツトにおけるラツチ機構 Expired JPS6023413Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12580680U JPS6023413Y2 (ja) 1980-09-03 1980-09-03 フアイリングキヤビネツトにおけるラツチ機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP12580680U JPS6023413Y2 (ja) 1980-09-03 1980-09-03 フアイリングキヤビネツトにおけるラツチ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5749169U JPS5749169U (ja) 1982-03-19
JPS6023413Y2 true JPS6023413Y2 (ja) 1985-07-12

Family

ID=29486256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12580680U Expired JPS6023413Y2 (ja) 1980-09-03 1980-09-03 フアイリングキヤビネツトにおけるラツチ機構

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JPS5749169U (ja) 1982-03-19

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