JPS60230231A - 傾動角検出装置 - Google Patents

傾動角検出装置

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JPS60230231A
JPS60230231A JP59085496A JP8549684A JPS60230231A JP S60230231 A JPS60230231 A JP S60230231A JP 59085496 A JP59085496 A JP 59085496A JP 8549684 A JP8549684 A JP 8549684A JP S60230231 A JPS60230231 A JP S60230231A
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JP
Japan
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tilting
shaft
signal
tilt angle
axis
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JP59085496A
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Inventor
Minoru Saito
実 齊藤
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は1例えばジョイスティックの操作軸等のように
制御対象物の変位に応じて傾動する傾動軸において、そ
の傾動角を検出する傾動角検出装置に関するものである
(従来技術およびその問題点) 従来2例えばジョイスティックのように、その操作軸が
傾動されると、その変位に応じた傾動角信号を出力する
装置ではその傾動角検出手段として多くの場合ポテンシ
ョメータを使用している。しかしながら一般的にポテン
ショメ−タは電気抵抗体に接触片を摺動させてその回転
角に対応した電圧を発生するようにしており。
その機械的な接触に因る摩耗が著しい。そのため、接触
不良による雑音発生が顕著となり、傾動角検出の精度が
著しく低下するといった問題点があった。また特にジョ
イスティックでは。
オペレータがその操作軸を大きく傾動させている状態か
ら手を離すことが多いため、操作軸が急に中立位置に戻
されることがある。その場合。
中立位置において操作軸が漸くの間振動するためその摩
耗が更に著しくなる。
更に、ポテンショメータの場合、摺動子の位置と操作軸
の傾動角とを正しく整合させる必要があり、しかもそれ
が2方向となるため手間がかかり、工数の増大を招くと
いった問題点示あった。
(発明の目的) 本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものでアシ
、構成簡単で組立てが容易であると共に、傾動角検出誤
差が々く耐久性に優れた傾動角検出装置を提供すること
を目的とする。
(発明の構成) このような目的は、無接点であるロータリーエンコーダ
を傾動角検出部に用いると共に、当該ロータリーエンコ
ーダによる信号をカウントする可逆カウンタによって操
作軸の傾動角を定義するものとし、且つ中立位置にある
ときは可逆カウンタをリセットするような構成とするこ
とによって達成される。− (発明の実施例) 以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図に本発明の一実施例として2本発明の傾動角検出
装置をジョイスティックに適用したものを示す。図にお
いて、当該ジョイスティックを有するCRTディスプレ
イ装置等の基板(図示せず)に、一対の5字板状スタッ
ド11Aおよび11Bが対向するように固定されている
。ジョイスティックの操作軸としての傾動軸15は、4
枚の長板を枠組みした形状の支持枠組体15の中心位置
で置薬するような位置関係で当該組体15に支承されて
いる。第1の傾動支持棒17は、傾動軸15の先端側に
て直角的に貫通し且つ固着されていると共に、支持枠組
体15における相対向する一対の支持板15Aaおよび
15Abのそれぞれに回動自在に装着されている。また
、支持枠組体15における他の相対向する一対の支持板
15Baおよび15Bbのそれぞれに、対となっている
第2の回動支持棒19Aおよび19Bのそれぞれが対応
して、それらの中心位置から外側に伸長するように固着
されている。
一対の回動支持棒19Aおよび19Bのそれぞれは同一
延長線上に在る。その一方の支持棒19Aは一方のスタ
ンド11Aの支持用孔を貫通して回動自在に装着されて
おり、同様にして他方の支持棒19Bも他方のスタッド
11Bに回動自在で装着されている。
第1の回動支持棒17は、第2の回動支持棒19A、1
9Bに対して、その設置方向が丁度直角をなすようにな
っている。分り易くするために、第1の回動支持棒17
の長手方向をX←X′軸にとり、第2の回動支持棒19
A、Bの長手方向をY←Y′軸にとるものとして定義す
る。
すなわち、このX、Y軸で定まる2次元平面で。
傾動軸13は自在に前後左右で傾動可能となるようにな
っている。
X軸方向の傾動角を検出するために、一方のロータリー
エンコーダ21が第2の回動支持棒19Aの外側延長上
に取着されている。そのだめに、スタッド11Aにエン
コーダ取付プラケット25を固着して、このブラケット
25にロータリーエンコーダ21を設置している。
また、Y軸方向の傾動角を検出するために第2のロータ
リーエンコーダ25が、第1の回動支持棒17の外側延
長線上に取着されている。
つまシ、支持枠組体15の支持板15Aaに別なエンコ
ーダ取付ブラケット27を固着し、当該プラケット27
にロータリーエンコーダ25を設置している。
このような構成をとることによって、傾動軸15はX、
Yの両方向で動くことが可能である。
しかし寿から、支持枠組体15は第2の回動支持棒19
A、Bを中心に回動するのみであり。
その回動方向がX+−+X′での傾動角となって現われ
る。それに対して、第1の回動支持棒17はそれ自体を
中心にして回動するのみでアシ、その回動方向がY4−
+Y′での傾動角となって現われる。これら両回動支持
棒17および19A、’Bのそれぞれの回動によって2
両ロータリーエンコーダ21および25の内部にあるそ
れぞれのスリット付きのディスクが回転するようになっ
ている。
本実施例には中立メカニズムが組み込まれてイル。先ず
X4−+X’方向での中立メカニズム31が第10回動
支持棒17Bの先端部に構成されている02本のL状片
部材35および55は。
それぞれその根元部が回動支持棒19Bの先端に回動可
能に装着されている。両部材33゜35の先端は相反す
る方向に向って開いており。
更にその最先端部33a 、35aはかぎ状に折れ曲っ
ている。これら画先端部33aおよび35aの相互間に
1本の巻線状弾性体57が装着されている。両り状片部
材53および35の基部は互いに対向して一定の間隙6
9が形成されている。この間隙39内を貫く形で2本の
ビン41および43が突設形成されている。一方の固定
ピン41はスタッド11Bに植設されておシ、他方の移
動ピ/46はクランク板45の先端部に植設されている
。なお、このクランク板45の根元部は回動支持棒19
Bに固着されている。これらスタッド11B、クランク
板45および2本のし状片部材33.35は互いに摺動
可能であり、各部の機械的々動きを規制しないようにな
っている。このようにして、X←X′方向における中立
メカニズム31が構成されている。
また、同様にして、Y←Y′方向における中立メカニズ
ム51が、支持枠組体15の支持板15Ab側で第10
回動支持棒17の先端部で構成されている。このメカニ
ズム51は上述した中立メカニズム31の各部構成と同
様であるが、その固定ピン56は支持板15Abに植設
されている。
更に本実施例にあっては、傾動軸13が傾動角の無い中
立位置にあることを検知するシステムが具備されている
。即ち、傾動軸13の突端部に設置した磁石71と、中
立状態のときの傾動軸13の長手方向延長線(2→2/
 )上に設置したホールIC(例えば松下電子工業社製
モデルDN834)73とで構成された磁気センサによ
り傾動軸13の中立状態が検出される。なお、このホー
ルIC75の上側は磁気シールド鉄板75で覆われてお
シ、z軸が貫通する部分に所定の円形孔77が穿設され
ていて、この孔77の直下にホールIC73の磁気感知
部がくるように構成されている。
第2図に両口−タリーエンコーダ21および25概略構
成を示す。ロータリーエンコーダの内部では、ディスク
111の外周領域に一定のピッチでスリット113が形
成されている。ディスク111の中心に当該ロータリー
エンコーダの回転軸115が固着されている。また、ス
’J7)113が形成されている線に沿って2組の発光
・受光素子が配置されている。2つの発光素子117お
よび119と2つの受光素子121および123とが、
それぞれ対応する位置関係でディスク111を介して設
けである。
なお、1つの光学系(発光素子117と受光素子121
)と他の光学系(発光素子119と受光素子126)と
を設けた位置のディスク111の中心からみた角度θ1
と、スリット113の1ピツチがなす角度θ2との間に
は。
θ1=n−)B2・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・(1)4 (ただし、nは整数) の関係が成立するように形成されている。これによシ2
つの受光素子121,123からは。
ディスク111の回転に従って略90度の位相差を有し
、その位相の先後がディスク1110回転方向によって
逆転する2つの信号が得られる。なお、スリット113
の幅とピッチはそれを通過した光を検出する受光素子の
出力信号のデユーティ比が略50%となるように定めら
れている。
以上のように構成した本発明実施例の動作を以下に述べ
る。
第3図は第1図に示した装置の電気系統を示す。図にお
いて、X軸方向検出用のロータリーエンコーダ21から
は、2つの受光素子(第2図における受光素子121お
よび125)が発生する信号を整形したA相信号A1お
よびB相信号B1が出力され、これが一方の回動方向検
出回路211に供給される。この検出回路211は2つ
の導入信号A1およびB1に基づいて加算方向かあるい
は減算方向かを判別した後、加算方向ならば加算信号U
C1を、また、減算方向ならば減算信号DC1を、一方
の可逆カウンタ213におけるアップ入力端子Uあるい
はダウン入力端子りに供給する。
また同様に、他方のロータリーエンコーダ25も2つの
出力信号A2およびB2を発生し回動方向検出回路21
5はその位相の先後に応じて他方の可逆カウンタ217
のアップ入力端子Uに加算信号UC2を、おるいはダウ
ン入力端子りに減算信号DC2を供給するようになって
いる。
ホールIC73の出力信号S。は傾動軸13が中立のと
き高レベルとなる信号であり2両可逆カウンタ213お
よび217のリセット端子にそれぞれ供給されている。
そしてこのような回路により、傾動軸15の傾動角は、
X軸方向およびY軸方向についてその傾動方向に応じ正
又は負となるデジタル信号SoxおよびSoyとして出
力される。
第4図に回動方向検出回路211をよシ詳細に示す。こ
の検出回路は4つのD形フリップフロップ511〜31
4で成シ、各フリップフロップ311〜514のデータ
端子りには論理レベル“高“である+5vが共通に供給
されている。ロータリーエンコーダ21の一方の信号A
1が、第17リツプフロノプ311のクロック入力端子
CKと第2フリツプフロツプ312および第6フリソプ
フロソブ515のリセット端子Rとに供給されている。
また、それぞれの他方の信号B1は、第3フリツプフロ
ツプ515のクロック入力端子CKと第1フリツプフロ
ツプ311および第4フリツプフロツプ514のリセッ
ト端子Rとに供給されている。また、第1フリツプフロ
ツプ611の4出力が、第2フリツプフロツプ312の
クロック入力端子CKに、更に、第57リツプフロソプ
313のQ出力が、第4フリ、プフロ、プロ14のクロ
ック入力端子CKにそれぞれ供給されている。
なお、Y軸用の回動方向検出回路215の構成もこれと
全く同様でおる。
第5図に回動方向検出回路211の動作例を示す。ここ
では2便宜上、傾動軸13が中立状態のとき信号AI、
BIとも6低″レベル、また、傾動軸15をX方向に傾
けていくとき図のようにA1の方がB1より90度進ん
だ形で2つの信号が出力されるものとする。信号A1お
よびB1のそれぞれの1周期は、第2図に示したロータ
リーエンコーダのディスク111におけるス!J7)1
13の1ピツチに相当する回転時間Tpであり、この時
間Tpは傾動軸13の傾動速度によって定まるもので必
ずしも一定ではないが、ここでは説明の便宜上、一定速
度で傾動されたものとする。これにより1時間Tpの1
/4の時間Tqが経過する度に1両信号A1、B1が立
上りあるいは立下りを繰り返すので、これを動作タイミ
ングの基準とする。
まず2時点t。において傾動軸16を中立にして本実施
例装置の電源スィッチ(図示せず)を投入し給電すると
、可逆カウンタ211及び217はホールIC73の出
力信号S。によってリセットされ、また、フリップフロ
ップ311〜514の論理状態は前述の条件から図のよ
うになる。即ち、このとき信号AI 、B1は共に”低
パレペルであるため4つのフリップフロップ311〜3
14は全てリセット状態であシ。
Q(1)〜Q(4)は全て”高“レベルである。
まだ各時点tl+L2・・・・・・・・・において、各
フリップフロップ311〜314は以下の如く動作する
まず、第1の7リツプフロツプ311について考察する
と、該フリップフロップ311には信号B1がリセット
信号として供給されているから、信号B1が低レベルで
ある期間t。〜t 2+ t 4 〜 t 6+j8 
〜 t 10 1 t I2 t 14(不図示)、・
・・・・・、・・・・・・においてはリセット状態にな
り、その期間中Q(1)のレベルは高レベルに維持され
る。また、信号B1が高レベルにある期間t2〜1.,
1.〜ta、t+。〜t5.。
・・・・・・、・・・・・・では、その中間点ts l
 t? + j11+・・・・・・、・・・・・・にお
いて、このフリップフロップ511に加えられている信
号A1の立下がりがあるが、これによってフリップフロ
ップ311の状態は変化せず、結局、第1のフリップフ
ロップ611のQ(1)出力は高レベルのまま経過する
この結果、このQ(1)出力がクロック信号として加え
られている第2の7リノプフロノブ312も状態変化せ
ず、当初のりセント状態、すなわちQ(2)が高レベル
のままとなる。
一方、第3のフリップフロップ513について説明する
と、このフリップフロップ515には信号A1がリセッ
ト信号として加えられている。このため信号A1が低レ
ベルである期間tO〜t+ + ts −t8 r t
7′to r to′t+3(不図示)、・・・・・・
、・・・・・・においてこのフリップフロップ316は
リセット状態、すなわち。
Q(5)出力は高レベルになる。また信号A1が高レベ
ル、すなわち期間tl=t3.tB〜L? jt、〜t
18.・・・・・・、・・・・・・では、その中間点i
2 +t61t+o+・・・・・・、・・・・・・にお
いて、このフリップフロップ513に加えられている信
号B1の立上がりがある。これによってフリップフロッ
プ316はそのときのデータの状態(高レベル)に従い
、セット状態とな9.その結果Q(5)出力は低レベル
となる。
以上2つの状態を総合すると、結局Q(3)は。
図のようにt2で立下が’) 、t4で立上がシ。
t6で立下がり+t7で立上がり、・・・・・・、・・
・・・・というようにレベル変化する。
また第4のフリップフロップ314について説明すると
、このフリップフロップ314には信号B1がリセット
信号として加えられている。
このため信号B1が低レベルとなる期間t。〜j2+j
4〜to、ta〜t10 + j If t14(不図
示)、・・・・・・、・・・・・・においてこの7リノ
プフロツプ314はリセット状態、すなわちこの期間中
Q(4)は高レベルになる。また、信号B1が高レベル
である期間t2〜t4 、t6〜t、1t、。〜t17
.・・・・・・、・・・・・・においては、その中間点
t3 、tl、t、l、・・・・・・、・・・・・・に
おいてクロック信号として加えられている信号Q(5)
の立上が9がある。このため第4のフリップフロップ3
14は、これら各時点j3+t?+j11+・・。
・・・においてセット状態となり、Q(4)出力は立下
がる。
以上2つの現象を総合すると、Q(4)出力は図のよう
に時点t3で立下が、り、14で立上が9゜t、で立下
が、!7 、 t、で立上がり、・・・、・・・という
動作を繰り返す。
本実施例ではとのQ(4)出力を可逆カウンタ213の
加算信号UC1として加えており、、可逆カウンタ21
3が、入力信号の立上がりで動作するものとすれば1時
点j4+j@+t12+・・・、・・・のそれぞれで一
つづつカウントアンプする0 この動作は傾動軸13の傾きの増加に応じて行なわれ、
前述のとおりそのときのX方向の傾動角が信号Soxと
して出力される。
次に、傾動軸13を所望の角度まで傾けた後。
中立方向へ戻す場合について説明する。
この場合は信号A1とB1の位相関係は逆になり信号B
1の方が90度先行する。このときの回動方向検出回路
211の動作は、上述の場合と同様となり2回動方向、
検出回路211は傾動角の減少に応じて信号DC1を発
生し、彎逆カウンタ213の計数値は減算されて行き、
傾動軸16が中立状態に戻されたとき2元のリセット状
態になる。
以上、X方向に傾動軸15が傾けられたとき可逆カウン
タ213が如何に動作するかを説明したが、このことは
傾動軸13が傾けられた場合についても同様に当てはま
るものであシ、更にY 、 Y’力方向傾動軸15が傾
けられたときの可逆カウンタ217の動作についても当
てはまるものであるから、これらの場合についての説明
は省略する。
尚、x−x’軸およびY −Y’軸での傾動角検出は別
個に行われるのではなく、実際には回動軸16はX、Y
の二次元平面で同時に傾くので。
Y軸およびY軸の傾動角検出は同時に行っている。
ところで本実施例には中立メカニズム31および51が
具わっている。これは、傾動軸13が傾いた後に、その
作用力を解除すると、中立位置たる傾動角零の位置(第
1図に示す状態)に自動的に復帰させるものである。
例えばX′方向に傾動する場合には、第2の回動支持棒
19A、Bが反時計方向に回動する。
それに応じて、クランク板45に植設された移動ピン4
3が、一方のL状片部材36を押圧しながら反時計方向
に回動する。しかし、スタンド11Bに固着された固定
ビン41は他方のL状片部材35の動きを規制する。そ
のため2弾性体67は長手方向に伸長する。傾動力が解
除されると1弾性体67の復元力に依ってL状片部材5
3がビン45を時計方向へと押圧するので2回動軸15
はX方向への作用を受けて中立位置に復帰する。
X方向でも同様である。つまシ1回動支持棒19Bが時
計方向に回動すると、移動ピン43がL状片部材55を
押圧して、固定ピン41がL状片部材55の動きを規制
する。そのだめ。
強制的に伸ばされた弾性体37が傾動力解峠後に収縮し
て2回動軸13は中立位置に戻る。
また、Y→Y方向でも同様である。すなわち。
中立メカニズム51における弾性体57の弾性力に依っ
て、傾動力解除後の中立位置復帰を行っている。
ところが、このような機械的な中立メカニズム31およ
び51のみでは実際上不都合な場合がある。ジョイステ
ィックの操作棒に対する傾動操作を急に止めることがひ
んばんにある。その場合回動軸13は中立位置付近で機
械的な振動を起こすことがあり、ロータリーエンコーダ
21および25(特にインクリメンタル式の場合)によ
って寄生パルスが発生する慮れがある。
そのような寄生パルスによって可逆カウンタ213.2
17に計数値が残存したりする。それでは、傾動軸13
が実際には、中立位置にあっても、カウンタからは偽の
傾動角出力信号が生じて誤差の原因となる。傾動操作を
何回も行ううちに、寄生計数が積み重なって誤差が顕著
になる。
このような現象は中立メカニズム31あるいは51が無
くても、その傾動軸13に機械的振動が加わるような用
途にこの装置を用いた場合にも発生する。
そこで本実施例では、傾動軸13が中立位置に復帰した
場合、それを磁気的に検知してカウンタを強制的にリセ
ットするようにしている。
即ち、第1図に示すように2回動軸13が中立位置にあ
るとき、その突端に取り付けた磁石71はホールIC7
3の真上に来る。従って。
ホールIC73は磁石71の磁気を感知して出力信号S
。を発生し、この信号S。をリセット信号として両可逆
カウンタ213および217をリセットする。そのため
、カウンタに寄生パルスによる計数値が残存することは
なく、傾動角出力には誤差が含まれなくなる。ここで、
ホールI C,75の真上だけを残して他を鉄板75で
磁気シールドしたのは、中立として検出する範囲を明確
にするためである。また、これによって磁気センサの感
度のバラツキをも補正できる。
なお、上記実施例はジョイスティックに本発明を適用し
たものであったがこれに限られることはなく2例えば本
実施例における傾動軸を被加工物の形状をトレースする
ためのブローク゛として利用するような装置にも適用可
能であることはいうまでもない。また、中立メカニズム
は必要不可欠なものではなく、ジョイスティック以外で
は用いなくても良いこともある。
また、ロータリーエンコーダ21および25は光学式の
ほかに、電磁式その他の形式のものでも良い。要は、傾
動軸13の傾動角に応じて磁気パラメータその他の物理
量(静電気、<ラメータ、静電容量など)が線形あるい
は非線形的に変化し、その変化量がデジタルの信号とし
て得られるものであればよい。
また、中立位置の検出手段は磁石とホールICとの組み
合わせの他に、光電式、マイクロスイッチ式等であって
もよい。例えば光電式の場合、傾動軸13の突端に発光
素子を取り付け。
ホールIC73の代りに受光素子を設置して。
光センサの形式をとればよい。そこでも、中立位置の境
界を明確にするために、磁気シールド鉄板75のような
遮光板を設けるとよい。
更に、傾動軸15の支承形式およびそれとロータリーエ
ンコーダとの連結方式(例えば歯車を介在させる等)は
任意である。傾動軸の傾動に応じてロータリーエンコー
ダが直接2間接に応答すればよい。
また、可逆カウンタ213,217をリセットさせたと
きの計数値は0にしても良いが、こうすると、前述した
ように信号Sox +Soyが正負のデジタル信号とな
り、そのデータ処理がやや煩雑になる。従ってリセット
されたときは前記カウンタ213,217の計数値が所
定のプリセット値になるようにしておき、そあ値を中心
として計数値が増減するようにすると良い0 (発明の効果) 以上詳述した如く本発明によれば、傾動軸の傾動角に応
じた出力を誤差なく発生すると共に耐久性の良い傾動角
検出装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したジョイスティックの斜視図、
第2図はロータリーエンコーダの構成の概要を示す説明
図、第3図は第1図に示す装置における傾動角を検出す
る電気系統の一例を示すブロック図、第4図は回動方向
検出回路の一例を示すブロック図、第5図は回動方向検
出回路の動作を示すタイミング図である。 13・・・回動軸、21.25・・・ロータリーエンコ
ーダ、71・・・磁石、76・・ホールIC。 211.215・・・回動方向検出回路、213゜21
7・・・可逆カウンタ、Sox、Soy・・・傾動角出
力信号。 特許出願人 ぺんてる株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)傾動軸が傾いたときその傾動角を検出する傾動角
    検出装置において、前記傾動軸の傾動角に応じた信号を
    発生するロータリーエンコーダと、前記信号に基づいて
    前記傾動軸の傾動方向を検出し加算あるいは減算信号を
    発生する傾動方向検出部と、前記加算あるいは減算の計
    数信号に応じて加算計数あるいは減算計数を行う可逆カ
    ウンタを、前記傾動軸が基準位置にあるときにそれを検
    出して、前記可逆カウンタを所定計数状態に設定する位
    置検出手段とを含むことを特徴とする傾動角検出装置。
  2. (2) 前記基準点は前記傾動軸の中立位置であり且つ
    前記カウンタの所定計数状態はリセット状態であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の傾動角検出装
    置。
  3. (3) 前記位置検出手段は、前記傾動軸に取り付けた
    磁石と、前記基準位置に設置されたホール素子から成る
    磁気センサであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の傾動角検出装置。
JP59085496A 1984-04-27 1984-04-27 傾動角検出装置 Pending JPS60230231A (ja)

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