JP2000088600A - アクチュエータ及び移動位置検出方法 - Google Patents

アクチュエータ及び移動位置検出方法

Info

Publication number
JP2000088600A
JP2000088600A JP10257865A JP25786598A JP2000088600A JP 2000088600 A JP2000088600 A JP 2000088600A JP 10257865 A JP10257865 A JP 10257865A JP 25786598 A JP25786598 A JP 25786598A JP 2000088600 A JP2000088600 A JP 2000088600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnet
magnetism
generating means
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10257865A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ito
賢一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10257865A priority Critical patent/JP2000088600A/ja
Publication of JP2000088600A publication Critical patent/JP2000088600A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で高精度に移動体の移動位置を検
出すると共に分解能を容易に変更できるようにする。 【解決手段】 揺動アクチュエータの揺動軸には磁石4
が装着されており、その磁石4の表面にスロープ面5が
形成されている。揺動アクチュエータの端面において磁
石5と対向する部位には磁気抵抗効果素子が搭載されて
いる。この磁石4のスロープ面5の表面と磁気抵抗効果
素子との間の距離は磁石4の回転位置に応じて変化する
ので、磁気抵抗効果素子に鎖交する磁束密度は磁石4の
回転位置に応じて一義的に決定される。従って、磁気抵
抗効果素子からの検出信号の信号レベルに基づいて磁石
5の回転位置を求めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体に設けられ
た磁気発生手段からの磁気を磁気検出手段で検出するこ
とにより移動体の移動位置を検出する移動位置検出装置
を有するアクチュエータ、及びこの移動位置検出装置に
おける移動位置検出方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、例えば回転
体の回転角度を検出する磁気エンコーダが提供されてい
る。この磁気エンコーダの一例としては、外周面に多極
着磁された磁石を回転体の軸に取着すると共に、その磁
石に対向して磁気抵抗効果素子を設け、その磁気抵抗効
果素子により磁石からの磁束を検知してエンコーダ信号
を得るというものである。
【0003】また、回転体の回転方向も検出する場合に
は、2相のエンコーダ信号を得るために、磁気抵抗素子
を2相化したり、2個の磁気抵抗効果素子の配置ピッチ
を1/2ピッチずらして配置するようにしている。
【0004】しかしながら、磁石の外周面に多極着磁す
るには、特殊な着磁装置が必要となる。また、エンコー
ダ信号の2相化により、部品点数の増加若しくは磁気抵
抗効果素子の複雑化を招く。
【0005】さらに、エンコーダの分解能(最小検出角
度)は磁石の着磁ピッチ及び磁気抵抗効果素子のパター
ンピッチにより決定されるため、分解能を変更する場
合、着磁ピッチと磁気抵抗効果素子のパターンピッチと
を変更する必要があり、容易に変更することは困難であ
った。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、簡単な構成で高精度に移動体の移動
位置を検出することができると共に分解能を容易に変更
することができるアクチュエータ及び移動位置検出方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のアクチュエータ
は、移動体に当該移動体の移動方向に沿って磁気発生手
段と、この磁気発生手段の移動軌跡に対向するように磁
気検出手段とを備えた移動位置検出装置を有した上で、
前記磁気発生手段は、前記移動体の移動位置に応じて前
記移動体と前記磁気検出手段との間の距離を変化させる
ことにより前記磁気検出手段に鎖交する磁束密度が前記
移動体の所定の移動範囲にわたって異なるように構成さ
れているものである(請求項1)。
【0008】このような構成によれば、磁気発生手段の
表面からは磁気が発生して磁気検出手段に鎖交してい
る。この場合、移動体の所定の移動範囲においては移動
位置に応じて磁気検出手段に鎖交する磁束密度が異なる
ように変化するので、磁気検出手段の検出結果に基づい
て移動体の移動位置を精度よく求めることができる。
【0009】上記構成において、前記磁気発生手段は、
磁石から構成するのが望ましい(請求項2)。このよう
な構成によれば、磁気発生手段は磁石から構成されてい
るので、低コストで実施することができる。
【0010】また、前記磁気発生手段は、磁石と磁性部
材とを一体化して構成され、上記磁性部材が前記磁気検
出手段と対向するようにしてもよい(請求項3)。この
ような構成によれば、磁気発生手段は磁石と磁性部材と
を一体化して構成されているので、磁石よりも加工性が
優れた磁性部材を加工することにより実施することがで
き、磁石を加工する場合に比較してコストを大幅に低減
することができる。
【0011】また、前記磁気発生手段は、前記磁石にお
ける前記磁気検出手段との対向面が単極に磁化されてい
ると共に当該磁気発生手段における前記磁気検出手段と
の対向面の高さ位置が異なるように形成されていてもよ
い(請求項4)。
【0012】このような構成によれば、磁気発生手段に
おける磁気検出手段との対向面から同一磁極の磁気が発
生していると共にその高さ位置が異なるので、移動体の
移動位置に応じて磁気検出手段には異なる磁束密度が鎖
交する。これにより、磁気検出手段の検出結果に基づい
て移動体の移動位置を検出することができる。
【0013】また、前記磁気発生手段は、前記磁石にお
ける前記磁気検出手段との対向面が複数極に磁化されて
いると共に前記磁気発生手段における前記磁気検出手段
との対向面において同一磁極面の高さ位置が異なるよう
に形成されていてもよい(請求項5)。
【0014】このような構成によれば、磁気検出手段の
対向面においては複数極の磁気が発生していると共に同
一磁極面の高さ位置は異なるように形成されているの
で、同一磁極面に関しては請求項1記載のもののように
移動体の移動位置を検出することができる。この場合、
磁気発生手段における磁気検出手段の対向面からは複数
極の磁気が発生しているので、異なる磁極毎に同一の磁
束密度を設定することが可能となり、分解能を高めるこ
とができる。
【0015】また、前記磁気発生手段は、前記磁気発生
手段との対向面がスロープ状に形成されていてもよい
(請求項6)。このような構成によれば、磁気発生手段
の表面に形成されたスロープ状の表面からは同一密度の
磁束が発生しているので、磁気発生手段の表面と磁気検
出手段との距離が近接する程、磁気検出手段に大きな磁
束密度が鎖交するようになる。これにより、磁気検出手
段の検出状態に基づいて移動体の移動位置を求めること
ができる。
【0016】また、前記磁気発生手段は、前記磁気発生
手段との対向面が階段状に形成されていてもよい(請求
項7)。このような構成によれば、磁気発生手段の表面
に形成された階段状の表面からは同一密度の磁束が発生
しているので、表面の段差部においては磁気検出手段に
鎖交する磁束密度は大きく変化する。これにより、階段
状の段差位置を移動限界位置に設定した場合、段差位
置、ひいては移動限界位置を確実に検出することができ
る。
【0017】また、前記磁気発生手段は、前記磁気検出
手段との対向面が1つのスロープ面を分割してなる複数
の分割スロープ面を段差を有して接続した形状に形成さ
れていてもよい(請求項8)。
【0018】このような構成によれば、磁気発生手段の
表面からは同一密度の磁束が発生しているので、段差位
置では磁気検出手段に鎖交する磁束密度は大きく変化す
る。これにより、段差位置を基準位置に設定した場合、
段差位置、ひいては基準位置を確実に検出することがで
きる。
【0019】上述した磁気検出手段からの検出信号の信
号レベルを複数ビットのデジタルデータに変換し、その
デジタルデータに基づいて前記移動体の移動位置を検出
するようにしてもよい(請求項9)。
【0020】このような構成によれば、磁気検出手段か
らの検出信号の信号レベルを複数ビットのデジタルデー
タに変換することにより、マイクロコンピュータによる
信号処理を容易に行うことができる。この場合、デジタ
ルデータに変換するビット数を変更することにより分解
能を容易に変更することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を揺動アクチュエータに適用した第1の実施の形態に
ついて、図1乃至図7を参照して説明する。
【0022】図1は揺動アクチュエータの側面を示して
いる。この図1において、揺動アクチュエータ1はレー
ザ等の光信号の反射角度・入射角度等を反射鏡或いはレ
ンズ等を用いて変化させるためのもので、揺動軸2に例
えば図示しない反射鏡が取着されている。
【0023】ここで、揺動アクチュエータ1にはエンコ
ーダ3が一体に構成されている。つまり、揺動アクチュ
エータ1の揺動軸2にはエンコーダ3を構成する円板状
の磁石4(磁気発生手段に相当)が固定されている。こ
の磁石4は、揺動アクチュエータ1と対向する端面に単
極着磁が施されており、その単極着磁面にアクチュエー
タ1の揺動角度以上の範囲にわたってスロープ面5(図
2参照)が形成されている。
【0024】図3は磁石4のスロープ面5の展開図であ
る。この図3において、磁石4は、スロープ面5を含む
端面全体が例えばN極に着磁されて形成されている。
【0025】一方、図1において、磁石4と対向する揺
動アクチュエータ1の端面にはエンコーダ3を構成する
プリント配線基板6が固定され、そのプリント配線基板
6に磁気抵抗効果素子7(磁気検出手段に相当)が搭載
されている。
【0026】以上の構成により、揺動アクチュエータ1
の揺動軸2の揺動角度に対応して磁石4のスロープ面5
の表面と磁気抵抗効果素子7との間の距離が変動する。
この場合、磁石4の表面全体(N極)からは同一密度の
磁束が発せられているので、磁石4の表面から発せられ
て磁気抵抗効果素子7に鎖交する磁束密度は磁石4のス
ロープ面5の表面と磁気抵抗効果素子7との間の距離に
反比例する。従って、磁石4の移動に応じて磁気抵抗効
果素子7から出力される磁気検出信号の波形は図4に示
すようになる。つまり、スロープ面5の始端部と終端部
とに対応した出力波形は非直線的となり、スロープ面5
の中間部分に対応した波形はスロープ面5を直線的に形
成することにより直線となる。
【0027】要するに、揺動アクチュエータ1の揺動範
囲を磁気検出信号の出力波形の直線部分に収まるように
設定することにより、揺動角度に比例した直線的な出力
を得ることができるので、磁気検出信号の信号レベルと
揺動角度とを対応させることができる。この場合、スロ
ープ面5は磁気抵抗効果素子7に鎖交する磁束密度がリ
ニアに変化するように形成されているので、図4に示す
ような直線的な磁気検出信号を得ることができる。
【0028】図5は全体の電気的構成を概略的に示して
いる。この図5において、磁気抵抗効果素子7の出力は
アンプ付きのフィルタ8を通じて4bitマイクロコン
ピュータ9に出力される。
【0029】マイクロコンピュータ9は、磁気抵抗効果
素子7からの磁気検出信号の信号レベルに基づいて揺動
角度を検出することにより現在の揺動角度を判断してア
クチュエータ制御回路10を制御するようになってい
る。つまり、揺動アクチュエータ1の揺動角度と磁気抵
抗効果素子7からの磁気検出信号の出力変化から角度
[°]と電圧[V]との関係を予め計測しておき、磁気
抵抗効果素子7からの磁気検出信号を4bitのマイク
ロコンピュータ9内で図6に示すように16分割する。
例えば揺動アクチュエータ1が最大揺動角度である16
°動作時に0.16Vの出力が得られた場合は1分割で
0.01Vを検出し、このときの角度は1°となる。従
って、磁気抵抗効果素子7からの磁気検出信号の信号レ
ベルを16分割し、その分割したデータに基づいて現在
の揺動アクチュエータ1の揺動角度を検出することがで
きる。
【0030】この場合、アクチュエータ制御回路10に
揺動上限角度(例えば時計回り方向への揺動角度)と下
限角度(例えば反時計回り方向への揺動角度)を設定
し、上限角度以上にあるときは揺動軸2を下限方向へ動
作させ、下限角度以下にあるとき揺動軸2を上限方向へ
動作させる。これにより、設定した揺動角度で揺動アク
チュエータ1を制御することができる。つまり、図6に
示した角度において下限角度をθ2 、上限角度をθ14に
設定した場合、分割データが2と14との間になるよう
に揺動アクチュエータ1を揺動制御することにより、揺
動アクチュエータ1の揺動軸2を下限角度θ2 と上限角
度θ14との間で揺動制御することができる。
【0031】一方、マイクロコンピュータ10は、上述
のようにして検出した揺動アクチュエータ1の揺動角度
に基づいてエンコーダ信号を生成して出力する。従っ
て、マイクロコンピュータ10から出力されるエンコー
ダ信号を図示しないデコード回路でデコードすることに
より現在の揺動アクチュエータの揺動角度を外部機器で
容易に処理することができる。
【0032】次に上記構成の作用について説明する。図
7はマイクロコンピュータ10の動作を示すフローチャ
ートである。この図7において、マイクロコンピュータ
10は、電源投入により動作開始したときは、まず、揺
動角度を設定する(S1)。つまり、揺動範囲として図
6に示す例えば下限角度θ2 、上限角度θ14を設定す
る。
【0033】続いて、現在の揺動アクチュエータ1の動
作状態を判断する(S2)。つまり、磁気抵抗効果素子
7からの磁気検出信号の信号レベルを16分割すること
により得られた分割データに基づいて現在の揺動軸2の
揺動角度を検出する。この場合、分割データが3〜13
のときは、揺動軸2は揺動範囲内に位置していると判断
し、そのまま揺動アクチュエータ1を動作させる(S
8)。また、分割データが0〜2のときは、揺動軸2は
下限角度θ2 を下回っていると判断し、揺動アクチュエ
ータ1を上限方向へ駆動する(S10)。また、分割デ
ータが14〜16のときは、揺動軸2は上限角度θ14を
上回っていると判断し、揺動アクチュエータ1を下限方
向へ駆動する(S9)。
【0034】このようにして揺動アクチュエータ1を動
作したときは、磁気抵抗効果素子7からの磁気検出信号
の信号レベルに基づいて現在の揺動アクチュエータ1の
揺動角度を検出し、その揺動角度に応じて揺動アクチュ
エータ1を制御する。
【0035】以上のような制御の結果、マイクロコンピ
ュータ9は、磁気抵抗効果素子7からの磁気検出信号の
信号レベルに基づいて揺動アクチュエータ1の現在の揺
動角度を求めると共に、検出した現在位置に基づいて揺
動アクチュエータ1に対する制御を実行するので、揺動
アクチュエータ1を確実に制御することができる。
【0036】このような実施の形態によれば、磁石4の
スロープ面5の表面を単極に着磁し、磁石4の表面と磁
気抵抗効果素子7との間の距離を変化させることにより
揺動アクチュエータ1の揺動角度に応じて磁気抵抗効果
素子7に鎖交する磁束密度を変化させるようにしたの
で、磁気抵抗効果素子7からは揺動アクチュエータ1の
揺動角度に対応した検出信号が出力される。従って、磁
石の外周面に多極着磁する構成に比較して、磁気抵抗効
果素子7から出力される検出信号の信号レベルに基づい
て揺動アクチュエータ1の揺動角度を簡単な構成で精度
よく検出することができる。この場合、磁石4への着磁
は単極着磁でよいので、磁石4への着磁を容易に行うこ
とができると共に、磁化の状態の検査を容易に行うこと
ができる。
【0037】また、磁気抵抗効果素子7からの検出信号
の信号レベルを4bitマイクロコンピュータ9により
分割し、その分割データに基づいて揺動アクチュエータ
1の揺動位置を検出するようにしたので、マイクロコン
ピュータ9における分解bit数を変更することにより
分解能を容易に変更することができる。
【0038】さらに、マイクロコンピュータ9からエン
コーダ信号を出力するようにしたので、マイクロコンピ
ュータ9により任意のエンコーダ信号を得ることができ
ると共に、揺動角度範囲を容易に変更することができ
る。
【0039】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図8及び図9を参照して説明する。この第
2の実施の形態は、磁気抵抗効果素子7からの磁気検出
信号の信号レベルを所定のスレッショルドレベルと比較
することにより揺動アクチュエータ1の揺動角度を求め
ることを特徴とする。
【0040】即ち、磁気抵抗効果素子7からの磁気検出
信号は上限用コンパレータ11及び下限用コンパレータ
12に与えられる。この上限用コンパレータ11は磁気
抵抗効果素子7からの検出信号が上限基準電圧VH を上
回った状態で反転信号を出力する。また、下限用コンパ
レータ12は磁気抵抗効果素子7からの検出信号が下限
基準電圧VL を下回った状態で正転信号を出力する。駆
動回路13は揺動軸2回転用のモータ14に通電するも
ので、上限用コンパレータ11から反転信号を受けた状
態ではモータ14を反転方向に通電し、正転信号を受け
た状態ではモータ14を正転方向に通電し、反転信号及
び正転信号の何れも受けていない状態では現在の通電状
態を継続するようになっている。
【0041】さて、駆動回路13からの通電によりモー
タ14に給電されると、モータ14が所定方向に回転す
る。このとき、モータ14が正転方向に回転すると、そ
の回転に伴って磁気抵抗効果素子7からの検出信号の信
号レベルが上昇し、ついには上限基準電圧VH を上回る
ようになる(図9参照)。すると、上限用コンパレータ
11から反転信号が出力されるようになるので、駆動回
路13によりモータ14が反転方向に通電されて反転す
るようになる。
【0042】そして、モータ14の反転により磁気抵抗
効果素子7からの検出信号の信号レベルが下限基準電圧
VL を下回るようになると(図9参照)、駆動回路13
によりモータ14が正転方向に通電されて正転するよう
になる。
【0043】以上のような動作の結果、揺動アクチュエ
ータ1が揺動上限角度と揺動下限角度との間で揺動を繰
返すので、揺動軸2に設けられている反射鏡が揺動して
レーザ光がスキャンされる。
【0044】この第2の実施の形態によれば、磁気抵抗
効果素子7からの磁気検出信号を所定の基準電圧でスレ
ッショルドすることにより揺動上限角度及び揺動下限角
度を検出するようにしたので、検出するための構成とし
てコンパレータ11,12を含む簡単な電子回路から構
成することができ、マイクロコンピュータを用いる第1
の実施の形態の構成に比較して低コストで実施すること
ができる。
【0045】また、揺動アクチュエータ1の揺動角度の
設定を変更するときは、コンパレータ11,12に与え
る基準電圧を変更すればよいので、簡単に対応すること
ができる。
【0046】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図10及び図11を参照して説明する。こ
の第3の実施の形態は磁気発生手段の製造性を容易にし
たことを特徴とする。
【0047】図10は磁気発生手段を斜視して示し、図
11は磁気発生手段の展開図である。これらの図10及
び図11において、磁石15は円板形状をなしており、
磁気抵抗効果素子7との対向面が単極に磁化されている
と共に、その対向面に磁性部材16が接着されて磁気発
生手段が構成されている。そして、磁性部材16の表面
にはスロープ面17が形成されている。
【0048】この場合、磁石15からの磁束は磁性部材
16を介して放射されるので、磁性部材16の表面の磁
束密度は磁石15からの磁束密度と同等となる。従っ
て、上述した第1の実施の形態と同様に、磁気抵抗効果
素子7に鎖交する磁束密度は揺動アクチュエータ1の揺
動角度に対応するので、磁気抵抗効果素子7からの検出
信号の信号レベルに基づいて揺動アクチュエータ1の揺
動角度を求めることができる。
【0049】この第3の実施の形態によれば、磁石より
も加工性が優れた磁性部材を加工することにより実施す
ることができるので、磁石15としては簡単な形状であ
る円板形状に加工すれば済み、コストを大幅に低減する
ことができる。
【0050】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図12乃至図14を参照して説明する。こ
の第4の実施の形態は揺動アクチュエータ1の揺動限度
角度の検出精度を高めたことを特徴とする。
【0051】図12は磁石を斜視して示し、図13は磁
石の展開図である。これらの図12及び図13におい
て、磁石18(磁気発生手段に相当)の表面には階段部
19が形成されている。この場合、磁石18の階段部1
9の立上り部19aの位置は揺動アクチュエータ1の揺
動限界角度に対応するように設定されている。
【0052】図14は揺動アクチュエータの回転位置と
磁気抵抗効果素子からの磁気検出信号の信号レベルとの
対応関係を示している。この図14において、磁石18
の階段部19の立上り部19aに対応して磁気抵抗効果
素子7から出力される磁気検出信号の信号レベルは急峻
に立上っているので、その信号レベルの急峻な立上りを
検出することにより揺動アクチュエータ1の揺動限度角
度を精度良く検出することができる。
【0053】この場合、揺動限度角度を検出するための
スレッショルドレベルとしては階段部19の立上り部1
9aに対応した最大電圧と最小電圧との中間電圧に設定
するのが望ましい。
【0054】この第4の実施の形態によれば、複数設定
された揺動限度角度を階段部19の立上り部19aに設
定してスレッショルドレベルと比較することにより揺動
限度角度を検出するようにしたので、スレッショルドレ
ベルが変動するにしても揺動限度角度のずれは少なく、
揺動限度角度を精度よく検出することができる。
【0055】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図15乃至図17を参照して説明する。こ
の第5の実施の形態は揺動アクチュエータ1の揺動範囲
中に基準位置を設定したことを特徴とする。
【0056】即ち、磁石20(磁気発生手段に相当)の
表面に形成されたスロープ面21は前スロープ面21a
(分割スロープ面に相当)と後スロープ面21b(分割
スロープ面に相当)とを連結して形成されている。つま
り、スロープ面21は、後スロープ面21bの後端に前
スロープ面21aの前端が連結した形状をなしており、
その連結部位に段差状のスロープ切替部21cが設定さ
れている。この場合、スロープ切替部21cに基準位置
が設定されている。
【0057】ここで、磁気抵抗効果素子7にスロープ面
21から発せられて鎖交する磁束に着目すると、スロー
プ切替部21cは他の部位に比較して磁気抵抗効果素子
7に鎖交する磁束密度が急峻に変化するので、磁気抵抗
効果素子7からの磁気検出信号も急峻に変化する。従っ
て、スロープ切替部21cにスレッショルドレベルを設
定した場合、揺動アクチュエータ1の揺動により磁気抵
抗効果素子7がスロープ切替部21cを検出するのに応
じて磁気抵抗効果素子7からの磁気検出信号が大きく変
化するので、スロープ切替部21cに対応して磁気抵抗
効果素子7から出力される磁気検出信号の信号レベルは
大きく変化する。
【0058】この第5の実施の形態によれば、スロープ
面21に磁気抵抗効果素子7からの磁気検出信号の信号
レベルが大きく変わる段差状のスロープ切替部21cを
設け、そのスロープ切替部21cを揺動角度の基準位置
に設定したので、基準位置を検出するためのスレッショ
ルドレベルが変動するにしても基準位置が変動してしま
うことを防止でき、基準位置を精度よく検出することが
できる。
【0059】また、エンコーダ信号と基準位置信号とを
同一構成で得ることができるので、基準位置信号を得る
構成を単独で設ける場合に比較して、全体構成を簡単化
することができる。
【0060】(第6の実施の形態)次に本発明の第6の
実施の形態を図18乃至図20を参照して説明する。こ
の第6の実施の形態は揺動アクチュエータ1の揺動角度
の基準位置を磁束方向が反対方向となる境界位置に設定
したことを特徴とする。即ち、磁石22(磁気発生手段
に相当)に形成されたスロープ面23は2極に着磁され
ており、その着磁境界位置が基準位置に設定されてい
る。
【0061】磁石22のスロープ面23から発せられて
磁気抵抗効果素子7に鎖交する磁束は着磁境界位置で反
対方向となっているので、その着磁境界位置を基準位置
に設定することにより基準位置の検出精度を高めること
ができる。この場合、基準位置を検出するためのスレッ
ショルドレベルとしては零レベルとなるように設定す
る。
【0062】この第6の実施の形態によれば、磁石22
のスロープ面23に2極を着磁し、その着磁境界位置を
基準位置に設定するようにしたので、磁気抵抗効果素子
7から出力される検出信号の信号レベルを基準位置で大
きく変動させることができる。従って、第5の実施の形
態と同様に、基準位置を検出するためのスレッショルド
レベルが変動した場合であっても、基準位置が変動して
しまうことはなく、基準位置を精度よく検出することが
できる。
【0063】本発明は上記した実施の形態にのみ限定さ
れるものではなく、次のような変形または拡張が可能で
ある。マイクロコンピュータとしては4ビットに限定さ
れることなく、任意のビット数のものを用いるようにし
てもよい。スロープ面の切替り部を複数箇所、或いは磁
極の切替り部を複数箇所設けるようにしてもよい。
【0064】また、図21及び図22に示すように磁石
24の表面の全周にわたってスロープ面を形成すること
によりロータリエンコーダに適用するようにしてもよ
い。この場合、図23に示すように回転に応じて磁気抵
抗効果素子7からは周期状の検出信号が出力されるの
で、その検出信号に基づいてアクチュエータの回転位置
を検出することができる。また、図24に示すように磁
石25の端面を直線状のスロープ面から形成することに
よりリニアタイプのアクチュエータに適用するようにし
てもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアクチュ
エータによれば、磁気検出手段に磁束密度を与える磁気
発生手段を、移動体の移動位置に応じて移動体と磁気検
出手段との間の距離を変化させることにより磁気検出手
段に鎖交する磁束密度が移動体の所定の移動範囲にわた
って異なるように構成したので、簡単な構成で高精度に
移動位置を検出することができるという優れた効果を奏
する。
【0066】また、本発明の移動位置検出方法によれ
ば、移動位置検出装置の磁気検出手段からの検出信号の
信号レベルを複数ビットのデジタルデータに変換するこ
とにより移動位置を検出するようにしたので、デジタル
データに変換するビット数を変更することにより分解能
を容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における全体の側面
【図2】磁石の斜視図
【図3】磁石の展開図
【図4】磁石の移動位置と磁気抵抗効果素子からの検出
信号の信号レベルとの対応を示す図
【図5】電気的構成を示す概略図
【図6】揺動位置と磁気抵抗効果素子からの信号レベル
との関係を示す図
【図7】マイクロコンピュータの動作を示すフローチャ
ート
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す電気的構成を
示す概略図
【図9】揺動位置と磁気抵抗効果素子からの信号レベル
との関係を示す図
【図10】本発明の第3の実施の形態を示す磁気発生手
段の斜視図
【図11】磁気発生手段の展開図
【図12】本発明の第4の実施の形態を示す磁石の斜視
【図13】磁石の展開図
【図14】揺動位置と磁気抵抗効果素子からの信号レベ
ルとの関係を示す図
【図15】本発明の第5の実施の形態を示す磁石の斜視
【図16】磁石の展開図
【図17】揺動位置と磁気抵抗効果素子からの信号レベ
ルとの関係を示す図
【図18】本発明の第6の実施の形態を示す磁石の斜視
【図19】磁石の展開図
【図20】揺動位置と磁気抵抗効果素子からの信号レベ
ルとの関係を示す図
【図21】本発明の変形例を示す磁石の斜視図
【図22】磁石の展開図
【図23】回転位置と磁気抵抗効果素子からの信号レベ
ルとの関係を示す図
【図24】本発明のその他の変形例を示す磁石の斜視図
【符号の説明】
1は揺動アクチュエータ、2は揺動軸、3はエンコー
ダ、4は磁石(磁気発生手段)、7は磁気抵抗効果素子
(磁気検出手段)、9はマイクロコンピュータ、11は
上限用コンパレータ、12は下限用コンパレータ、13
は駆動回路、14はモータ、15は磁石(磁気発生手
段)、16は磁性部材(磁気発生手段)、17はスロー
プ面、18は磁石(磁気発生手段)、19は階段部、2
0は磁石(磁気発生手段)、21はスロープ面、21
a,21bは分割スロープ面、21cはスロープ切替部
(段差部)、22は磁石(磁気発生手段)、23はスロ
ープ面、24,25は磁石(磁気発生手段)である。
フロントページの続き Fターム(参考) 2F063 AA35 CA09 DA01 DA04 DB07 DC08 DD02 GA34 GA52 GA71 JA04 LA06 LA11 LA14 LA23 2F077 AA25 AA26 JJ01 JJ07 JJ23 TT35 TT57 5H611 AA01 BB01 PP07 QQ03 RR03 TT01 UA04 5H633 BB15 GG23

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に当該移動体の移動方向に沿って
    設けられた磁気発生手段と、 この磁気発生手段の移動軌跡に対向するように設けられ
    た磁気検出手段とを備えた移動位置検出装置を有し、 前記磁気発生手段は、前記移動体の移動位置に応じて前
    記移動体と前記磁気検出手段との間の距離を変化させる
    ことにより前記磁気検出手段に鎖交する磁束密度が前記
    移動体の所定の移動範囲にわたって異なるように構成さ
    れたことを特徴とするアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記磁気発生手段は、磁石から構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のアクチュエー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記磁気発生手段は、磁石と磁性部材と
    を一体化して構成され、上記磁性部材が前記磁気検出手
    段と対向していることを特徴とする請求項1記載のアク
    チュエータ。
  4. 【請求項4】 前記磁気発生手段は、前記磁石における
    前記磁気検出手段との対向面が単極に磁化されていると
    共に当該磁気発生手段における前記磁気検出手段との対
    向面の高さ位置が異なるように形成されていることを特
    徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のアクチュエー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記磁気発生手段は、前記磁石における
    前記磁気検出手段との対向面が複数極に磁化されている
    と共に当該磁気発生手段における前記磁気検出手段との
    対向面において一磁極面内での磁極面の高さ位置が異な
    るように形成されていることを特徴とする請求項1乃至
    3の何れかに記載のアクチュエータ。
  6. 【請求項6】 前記磁気発生手段は、前記磁気検出手段
    との対向面がスロープ状に形成されていることを特徴と
    する請求項1乃至5の何れかに記載のアクチュエータ。
  7. 【請求項7】 前記磁気発生手段は、前記磁気検出手段
    との対向面が階段状に形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至5の何れかに記載のアクチュエータ。
  8. 【請求項8】 前記磁気発生手段は、前記磁気検出手段
    との対向面が1つのスロープ面を分割してなる複数の分
    割スロープ面を段差を有して接続した形状に形成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の
    アクチュエータ。
  9. 【請求項9】 移動体に当該移動体の移動方向に沿って
    設けられた磁気発生手段と、 この磁気発生手段の移動軌跡に対向するように設けられ
    た磁気検出手段とを備え、 前記磁気発生手段は、前記移動体の移動位置に応じて前
    記移動体と前記磁気検出手段との間の距離を変化させる
    ことにより前記磁気検出手段に鎖交する磁束密度が前記
    移動体の所定の移動範囲にわたって異なるように構成さ
    れ、 前記磁気検出手段からの検出信号の信号レベルを複数ビ
    ットのデジタルデータに変換し、そのデジタルデータに
    基づいて前記移動体の移動位置を検出することを特徴と
    する移動位置検出方法。
JP10257865A 1998-09-11 1998-09-11 アクチュエータ及び移動位置検出方法 Pending JP2000088600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10257865A JP2000088600A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 アクチュエータ及び移動位置検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10257865A JP2000088600A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 アクチュエータ及び移動位置検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000088600A true JP2000088600A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17312256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10257865A Pending JP2000088600A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 アクチュエータ及び移動位置検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000088600A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7019516B2 (en) 2002-06-26 2006-03-28 Nippon Soken, Inc. Magnetic sensor unit less responsive to leaking magnetic flux
JP2006138788A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Toyota Motor Corp 磁気式エンコーダ及び同エンコーダを用いた位置検出方法
JP2007121256A (ja) * 2005-09-28 2007-05-17 Sharp Corp 磁気センサー及びそれを備えたリニアアクチュエータ
WO2012121384A1 (ja) * 2011-03-10 2012-09-13 株式会社Ihi 軸受、潤滑剤分布取得装置及び潤滑剤分布取得方法
GB2533188A (en) * 2014-10-30 2016-06-15 Hamilton Sundstrand Corp Sensor assembly for detecting position of spring-loaded target surface and method of detecting position through multiple structures
US9541465B2 (en) 2014-10-30 2017-01-10 Hamilton Sundstrand Corporation Rotary-to-linear conversion for sensor assembly and method of detecting angular position of a target through multiple structures
US9562440B2 (en) 2014-10-30 2017-02-07 Hamilton Sundstrand Corporation Sensor assembly for detecting position of target surface based on a reference portion of target surface and method
US9605953B2 (en) 2014-10-30 2017-03-28 Hamilton Sundstrand Corporation Linkage assembly for sensor assembly and method of detecting angular position of a target through multiple structures
US9606024B2 (en) 2014-10-30 2017-03-28 Hamilton Sundstrand Corporation Sensor assembly and method of detecting position of a target through multiple structures
KR101874606B1 (ko) 2015-10-07 2018-07-04 캄텍주식회사 회전 상태 계측용 마그넷

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7019516B2 (en) 2002-06-26 2006-03-28 Nippon Soken, Inc. Magnetic sensor unit less responsive to leaking magnetic flux
JP2006138788A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Toyota Motor Corp 磁気式エンコーダ及び同エンコーダを用いた位置検出方法
JP2007121256A (ja) * 2005-09-28 2007-05-17 Sharp Corp 磁気センサー及びそれを備えたリニアアクチュエータ
WO2012121384A1 (ja) * 2011-03-10 2012-09-13 株式会社Ihi 軸受、潤滑剤分布取得装置及び潤滑剤分布取得方法
EP2685116A1 (en) * 2011-03-10 2014-01-15 IHI Corporation Bearing, lubricant distribution acquisition device, and lubricant distribution acquisition method
JPWO2012121384A1 (ja) * 2011-03-10 2014-07-17 株式会社Ihi 軸受、潤滑剤分布取得装置及び潤滑剤分布取得方法
EP2685116A4 (en) * 2011-03-10 2014-10-15 Ihi Corp BEARING, AND DEVICE AND METHOD FOR ACQUIRING LUBRICANT DISTRIBUTION
US9103378B2 (en) 2011-03-10 2015-08-11 Ihi Corporation Bearing, lubricant distribution acquisition device and lubricant distribution acquisition method
GB2533188A (en) * 2014-10-30 2016-06-15 Hamilton Sundstrand Corp Sensor assembly for detecting position of spring-loaded target surface and method of detecting position through multiple structures
US9541465B2 (en) 2014-10-30 2017-01-10 Hamilton Sundstrand Corporation Rotary-to-linear conversion for sensor assembly and method of detecting angular position of a target through multiple structures
US9562440B2 (en) 2014-10-30 2017-02-07 Hamilton Sundstrand Corporation Sensor assembly for detecting position of target surface based on a reference portion of target surface and method
US9606009B2 (en) 2014-10-30 2017-03-28 Hamilton Sundstrand Corporation Sensor assembly for detecting position of spring-loaded target surface and method of detecting position through multiple structures
US9605953B2 (en) 2014-10-30 2017-03-28 Hamilton Sundstrand Corporation Linkage assembly for sensor assembly and method of detecting angular position of a target through multiple structures
US9606024B2 (en) 2014-10-30 2017-03-28 Hamilton Sundstrand Corporation Sensor assembly and method of detecting position of a target through multiple structures
GB2533188B (en) * 2014-10-30 2018-06-06 Hamilton Sundstrand Corp Sensor assembly for detecting position of spring-loaded target surface and method of detecting position through multiple structures
KR101874606B1 (ko) 2015-10-07 2018-07-04 캄텍주식회사 회전 상태 계측용 마그넷

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101378731B1 (ko) 인코더신호처리방법
JP4859903B2 (ja) 移動方向検出装置
KR970003207B1 (ko) 무센서 무브러시 모터
US6914543B2 (en) Method for initializing position with an encoder
KR100817668B1 (ko) 자기 검출 장치
JP2000088600A (ja) アクチュエータ及び移動位置検出方法
JP2002022406A (ja) 回転角センサ
JP2003254779A (ja) 回転角検出装置
JP2007212292A (ja) 磁気検出装置
US6046584A (en) Internal combustion engine rotating position detector using a differential signal from magnetic sensing portions
JP4382838B2 (ja) 磁気検出装置
JP2004028600A (ja) 回転検出装置
JP2810695B2 (ja) インクリメンタル方式の磁気エンコーダの零点検出方式
JP2001056206A (ja) 回転センサ
WO2023286520A1 (ja) 位置検出装置および撮像装置
JPS62290380A (ja) アブソリユ−トエンコ−ダ
JPH0580066A (ja) エンコーダ機能を併設したコミユテーシヨンセンサ
JP2003262537A (ja) 回転角センサ
JP3120454B2 (ja) Mr形位置検出装置
JPH0695741A (ja) 位置検出器の原点検出方法
JPH1172352A (ja) ステアリング角検出装置
JP2766220B2 (ja) インデックス検出機構
JPH10185621A (ja) 磁気式エンコーダ装置
JP3182880B2 (ja) 回転検出装置
JPH07336939A (ja) 直線送り装置