JP3155579B2 - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等に用いられる表示装置でのカーソルの位置座標デー
タ等を入力するための座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】表示装置でのカーソルの位置座標データ
や図形データの座標入力装置として、ボール(球体)を
備え、該ボールを回転させることにより、表示画面での
カーソルの表示位置を任意に変化させることができるよ
うにしたものが知られている。
【0003】図4はかかる座標入力装置の一例を示す分
解斜視図である。同図において、ハウジング100には
取付け部材が形成されており、これにより、ハウジング
100の略中央部に設けられているくぼみ部100aの
縁に、互いに直交するように2つの回転体101X,1
01Yが回転可能に取り付けられる。回転体101Xは
シャフト102Xと、その略中央部に固定されたローラ
103Xと、その端部に固定されたチョッパ104Xと
から構成されている。チョッパ104Xには複数個のス
リットが設けられている。回転体101Yもシャフト1
02Y、ローラ103Y、チョッパ104Yからなり、
回転体101Xと同じ構成をなしている。
【0004】ハウジング100のくぼみ部100aに
は、ボール109が任意に回転可能に嵌め込まれ、その
上からハウジング100に環状のカバー110に取り付
けられる。このようにボールがくぼみ部100aに嵌め
込まれると、回転体101X,101Yのローラ103
X,103Yがこのボール面に圧接される。従って、ボ
ールが回転すると、その回転方向にもよるが、ローラ1
03X,103Yが回転してチョッパ104X,104
Yも回転する。
【0005】かかるハウジング100は基板105上に
載置されて固定される。この基板105上には、フォト
インタラプタ106X,106Y、制御回路107、出
力端子108等が搭載されている。フォトインタラプタ
106Xは互いに対向した2つの突出部を有し、一方の
突出部に2つの発光素子が、他方の突出部にこれら発光
素子に対向して2つの受光素子が夫々設けられ、一方の
受光素子が一方の発光素子からの光を、他方の受光素子
が他方の発光素子からの光を夫々受けるようにしてい
る。フォトインタラプタ106Yもこれと同じ構成をな
している。
【0006】ハウジング100が基板105に取付けら
れ、ハウジング100内に回転体101X,101Yが
取付けられると、回転体101Xのチョッパ104Xの
一部がフォトインタラプタ106Xの2つの突出部の間
に入り込み、同様に、回転体101Yのチョッパ104
Yの一部がフォトインタラプタ106Yの2つの突出部
の間に入り込む。このようにして組み立てられた座標入
力装置を図5に示す。これから明らかなように、ボール
109の一部がカバー110から外部に突出している。
これにより、外部からボール109を回転させることが
できる。
【0007】そこで、図6に示すように、フォトインタ
ラプタ106Xでは、2つの発光素子と2つの受光素子
との間にチョッパ104Xの一部が入り込み、フォトイ
ンタラプタ106Yでも、2つの発光素子と2つの受光
素子との間にチョッパ104Yの一部が入り込む。
【0008】ボール109が回転してチョッパ104X
が回転すると、フォトインタラプタ106Xでの2つの
受光素子からこのチョッパ104Xの回転速度に応じた
周波数のパルス信号が得られるが、これらパルス信号間
に90°の位相差があるように、チョッパ104Xのス
リットが形成されている。このようにしてフォトインタ
ラプタ106Xから2相のパルス信号が得られるが、こ
れらの一方をXA相、他方をXB相としている。フォト
インタラプタ106Yについても同様であり、チョッパ
104Yの回転により、90°の位相差のYA相、YB
相のパルス信号が得られる。
【0009】いま、回転体101Xのみを回転させるよ
うなボール109の回転方向をX方向とし、回転体10
1Yのみを回転させるボール109の回転方向をY方向
とするが、ボール109を任意の方向に回転方向に回転
させたとき、この回転はX方向の回転成分とY方向の回
転成分とからなる。フォトインタラプタ106Xはこの
X方向の回転成分を、フォトインタラプタ106Yはこ
のY方向の回転成分を夫々検出するためのものである。
フォトインタラプタ106XからのXA相,XB相のパ
ルス信号のパルス数はボール109のX方向の回転量に
比例し、フォトインタラプタ106YからのYA相,Y
B相のパルス信号のパルス数はボール109のY方向の
回転量に比例する。従って、XA相,XB相のパルス信
号をカウントして、そのカウント値から表示画面でのカ
ーソルのX方向の移動量制御信号を形成し、また、YA
相,YB相のパルス信号をカウントして、そのカウント
値からカーソルのY方向の移動量制御信号を形成するこ
とにより、ボール109の回転に応じてカーソルを任意
に移動させることができる。
【0010】ところで、ボール109の回転を任意とし
た場合、その回転方向が逆転する場合もある。これを検
出するために、フォトインタラプタ106X,106Y
から夫々90°位相が異なる2相のパルス信号が得られ
るようにしている。ボール109のX方向の回転が逆転
すると、フォトインタラプタ106Xから出力されるX
A相,XB相のパルス信号の位相関係が逆転し、ボール
109のY方向の回転が逆転すると、YA相,YB相の
パルス信号の位相関係が逆転する。従って、XA相,X
B相のパルス信号の位相関係、YA相,YB相のパルス
信号の位相関係を夫々検出することにより、ボール10
9の任意の回転方向を検出でき、これによってカーソル
を任意の方向に移動させることができる。
【0011】図7はかかる座標入力装置での処理回路系
を示すブロック図である。同図において、フォトインタ
ラプタ106X,106Yの発光素子(図6)はLED
が使用され、LED駆動制御回路111によって駆動さ
れて発光する。フォトインタラプタ106Xから出力さ
れるXA相,XB相のパルス信号は夫々、タイミング制
御回路118によって制御される波形整形回路112,
113で2値化されて波形整形され、また、フォトイン
タラプタ106Yから出力されるYA相,YB相のパル
ス信号も夫々、タイミング制御回路118によって制御
される波形整形回路114,115で2値化されて波形
整形され、方向検出カウンタ116に供給される。
【0012】この方向検出カウンタ116では、XA
相,XB相のパルス信号をカウントしてボール109の
X方向の回転量を検出するとともに、これらパルス信号
の位相関係からX方向に対する向きが検出され、同様に
して、YA相,YB相のパルス信号からボール109の
Y方向に対する回転量、向きが検出される。かかる方向
検出カウンタ116の検出出力はコンバータインタフェ
イス117を介して座標入力装置から出力される。
【0013】以上のような座標入力装置を小形に形成す
ることにより、図8に示すように、キーボード119に
組み込むことができる。この場合、この座標入力装置の
ボール109は指先などで回転操作する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7におけ
る波形整形回路112〜115には比較器が用いられ、
これでもってフォトインタラプタ106X,106Yの
出力パルス信号をしきい値と比較して2値化(波形整
形)しており、従来では、このしきい値を出力パルス信
号のピーク値の例えば1/2倍となるように固定されて
いる。ところが、フォトインタラプタ106X,106
Yにおける発光素子や受光素子には特性のバラツキがあ
り、通常、これらの出力パルスの振幅を等しくすること
ができないことは勿論のこと、これらの振幅を波形整形
回路112〜115に設定されるしきい値の2倍に正し
くなるようにすることができない。このような振幅のま
まで波形整形すると、2値化されたXA相,XB相のパ
ルス信号の位相関係やYA相,YB相のパルス信号の位
相関係が正規の90°からずれ、ボール109の正しい
回転方向の検出ができなくなるばかりでなく、これらパ
ルス信号のカウントを正しくできなくなる。
【0015】そこで、従来では、フォトインタラプタ1
06X,106Yの出力チャンネル毎に可変抵抗器等に
よるレベル調整手段を設け、XA相,XB相,YA相,
YB相毎にパルス信号の振幅を調整して正規の振幅とな
るようにしていた。
【0016】しかしながら、かかる従来技術によると、
このように調整工程が必要となり、しかも、この調整作
業は非常に手間がかかるし、振幅を精度良く設定しよう
とすると、この調整作業に長時間を要することになり、
座標入力装置の生産性の点から問題がある。
【0017】また、ボール109の停止状態は任意であ
るから、回転体101X,101Yにおけるチョッパ1
04X,104Yのフォトインタラプタ106X,10
6Yに対する停止状態も任意である。そこで、いま、図
9に示すように、フォトインタラプタ106Xのフォト
センサ(発光素子と受光素子との対)120Aにチョッ
パ104Xにおけるスリット121の辺部が入り込んだ
ような状態でチョッパ104Xが停止したとすると、そ
の受光素子は発光素子からの光の一部を受光しているこ
とになり、この受光素子からは直流電圧が出力される。
これだけでは特に問題はないが、通常、受光素子の出力
信号には、外光によるノイズや増幅器等によるノイズが
重畳されている。
【0018】そこで、図10(a)に示すように、例え
ば、チョッパ104Xが停止したとき、発光素子からの
光による受光素子の出力値がしきい値SL近傍にあり、
これにノイズが重畳されて全体のレベルがしきい値SL
に対して上下すると、図10(b)に示すように、チョ
ッパ104Xが停止しているにもかかわらず、波形整形
回路112,113からパルスが出力され、カーソルが
X方向に誤って移動してしまうことになる。このよう
に、ノイズによって誤動作してしまうこともあった。こ
のノイズによるパルスはランダムに発生するから、表示
画面上でカーソルがふらついてしまうこともある。
【0019】本発明の目的は、かかる問題を解消し、フ
ォトインタラプタの出力パルスを、振幅調整の手間を省
き、ノイズに影響されずに精度良く波形整形をすること
ができるようにした座標入力装置を提供することにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、フォトインタラプタの出力パルス信号の
ピーク値を検出して保持し、この保持値のα倍(但し、
0<α<1)の値を波形整形のためのしきい値とする。
【0021】そして、上記ピーク値が上記保持値よりも
小さいとき、この保持値に所定の値ずつ加算するととも
に、波形整形されたパルス信号のエッジ毎に上記保持値
を所定の値ずつ低下させる。
【0022】
【作用】フォトインタラプタの出力パルス信号のピーク
値にバラツキがあっても、しきい値はこのピーク値に応
じたものとなり、このピーク値のα倍のしきい値で2値
化される。従って、この出力パルス信号のピーク値の調
整が不要となり、このピーク値がいかなるものであって
も、精度良く2値化される。
【0023】また、図10(a)に示した状態となった
場合には、ピーク値を検出して保持した値はノイズレベ
ルよりも大きいため、図10(b)に示すようにノイズ
によってパルスが発生すると、この保持値が低下してし
きい値も低下する。従って、もはやノイズがあってもパ
ルスは発生しない。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明による座標入力装置の一実施例を示す
ブロック図であつて、1は発光素子、2は受光素子、3
は検出抵抗、4,5は比較器、6はエッジ検出器、7は
アンドゲート、8はU/D(アップダウン)カウンタ、
9はD/A(ディジタル/アナログ)変換器、10は分
圧器である。
【0025】同図において、発光素子1からの光は図示
しないチョッパによってチョッピングされ、受光素子2
からパルス電流が出力される。このパルス電流が検出抵
抗3によってパルス電圧に変換される。このパルス電圧
を先に説明したパルス信号PSということにする。比較
器4は図7における波形整形回路112〜115に相当
し、パルス信号PSを分圧器10で形成されるしきい値
SL1とレベル比較して波形整形されたパルス信号P
S’を出力する。
【0026】この実施例では、このしきい値SL1の生
成手段を備えており、これにより、このしきい値SL1
はパルス信号PSのピーク値に応じたものとしている。
この手段は比較器5、アンドゲート7、U/Dカウンタ
8、D/A変換器9及び分圧器10からなるが、特に、
これらのうちの分圧器10を除いた部分がパルス信号P
Sのピーク値の保持手段を構成している。このピーク値
が高くても低くてもこれを保持するために、エッジ検出
器6で比較器4の出力パルス信号PS’のエッジを検出
し、これによって得られたエッジパルスEGでU/Dカ
ウンタ8がダウンカウントするようにしている。
【0027】以下、このしきい値SL1の生成手段の動
作を図2を用いて説明する。但し、図2は図1における
各部の信号のタイミング関係を示す図であって、図1に
対応する信号には同一符号をつけている。
【0028】U/Dカウンタ8のカウント値はD/A変
換器9でアナログ化され、しきい値SL2となる。比較
器5はこのしきい値SL2とパルス信号PSとをレベル
比較し、しきい値SL2≦パルス信号PSのとき高レベ
ル(“H”)となるゲートパルスGPを出力する。アン
ドゲート7はこの“H”のゲートパルスGPの期間オン
し、クロックCLKを通過させる。このアンドゲート7
から出力されるクロックCLKをU/Dカウンタ8がア
ップカウントする。
【0029】そこで、しきい値SL2がパルス信号PS
のピーク値よりも低いときには、比較器5から“H”の
ゲートパルスGPが出力されることにより、U/Dカウ
ンタ8のカウント値は上昇していき、遂にはしきい値S
L2がパルス信号PSのピーク値に略等しくなる。
【0030】なお、このしきい値SL2が分圧器10に
よってα倍(但し、0<α<1)に分圧されることによ
り、比較器4のしきい値SL1が形成される。ここで、
αは上記の範囲で任意に設定できるが、通常1/2に設
定される。
【0031】パルス信号PSのピーク値がしきい値SL
よりも低いときには、比較器5から“H”のゲートパ
ルスGPは出力されず、U/Dカウンタ8はアップカウ
ントしない。しかし、しきい値SL1は、しきい値SL
2よりも小さいため、パルス信号PSのピーク値よりも
小さいとき(通常、α=1/2なので、パルス信号PS
のピーク値がしきい値SL1よりも小さくなることは極
くまれである)には、比較器4から2値化されたパルス
信号PS’が得られる。エッジ検出器6はこのパルス信
号PS’のエッジを検出してエッジパルスEGを形成
し、これをU/Dカウンタ8がダウンカウントする。従
って、しきい値SL2は低下していき、遂にはパルス信
号PSのピーク値に略等しくなる。
【0032】このようにして、U/Dカウンタ8はパル
ス信号PSのピーク値を保持することになる。なお、安
定した動作状態では、図2からも明らかなように、U/
Dカウンタ8は、アンドゲート7からのクロックCLK
のアップカウントと、エッジ検出器6からのエッジパル
スEGのダウンカウントとを繰り返すことにより、パル
ス信号PSのピーク値を保持する。
【0033】以上のように、U/Dカウンタ8がパルス
信号PSのピーク値を保持し、従って、しきい値SL2
がこのピーク値に略等しく、このしきい値SL2を適宜
の分圧比で分圧して波形整形のための比較器4のしきい
値SL1を形成するものであるから、このパルス信号P
Sのピーク値にバラツキがあっても、しきい値SL1は
このピーク値に対して所定の比率の値であり、精度良く
パルス信号PSの波形整形が行なわれる。
【0034】また、図10で説明した状態でチョッパが
停止しても、この実施例では、図3に示すように、ノイ
ズのレベルがしきい値SL1と交差すると、上記のよう
にしきい値SL2が低下し、これとともにしきい値SL
1も低下するから、ノイズに影響されなくなり、誤った
2値化パルスが発生することがない。従って、ノイズに
よってカーソルが誤動作することはなく、表示画面上で
ふらつくようなことはない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転検出部の出力パルス信号のピーク値にバラツキがあ
っても、波形整形手段でのしきい値は自動的にこのピー
ク値に応じたものとなり、ピーク値の調整を不要として
精度の良い波形整形が可能となる。また、ノイズによる
波形整形手段の誤動作も防止することができる。従っ
て、高精度のカーソル位置制御が可能となるし、ノイズ
によるカーソルの誤動作も防止できて、カーソルが安定
して表示されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による座標入力装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の各部の信号のタイミング関係を示す図で
ある。
【図3】図1に示した実施例の一動作を示す図である。
【図4】座標入力装置の機構部を示す分解斜視図であ
る。
【図5】図4の各部を組み立てて得られる座標入力装置
の外観斜視図である。
【図6】図4におけるフォトインタラプタの内部構成を
概略的に示す図である。
【図7】座標入力装置の信号処理系の全体構成を示す図
である。
【図8】図5に示した座標入力装置のキーボードへの取
付け例を示す図である。
【図9】座標入力装置での回転体の停止状態の一例を示
す図である。
【図10】図9に示した停止状態での波形整形手段の誤
動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 発光素子 2 受光素子 4,5 比較器 6 エッジ検出器 8 アップダウンカウンタ 10 分圧手段 100 ハウジング 101X,101Y 回転体 106X,106Y フォトインタラプタ 109 ボール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の回転量に応じた波数の信号を出
    力する回転検出部からの信号により、表示画面に表示さ
    れるカーソルの位置を制御するようにした座標入力装置
    において、 該回転検出部の該出力信号のピーク値と比較するために
    保持された第1のしきい値のα倍(但し、0<α<1)
    第2のしきい値を生成し、 該回転検出部の該出力信号を該第2のしきい値とレベル
    比較して2値化して、該2値化された信号の波数に応じ
    て該カーソルの位置を制御するようにし、 該第1のしきい値は、該回転検出部の該出力信号のピー
    ク値よりも小さいときには、一定値ずつ加算されるとと
    もに、該2値化された信号のレベル反転する時点毎に一
    定値ずつ減算されて、該回転検出部の該出力信号のピー
    ク値と等しくなるようになされることを特徴とする座標
    入力装置。
  2. 【請求項2】 回転体の回転量に応じた波数の信号を出
    力する回転検出部からの信号により、表示画面に表示さ
    れるカーソルの位置を制御するようにした座標入力装置
    において、 該回転検出部の出力信号を第1のしきい値とレベル比較
    して2値化する第1の比較器と、 該第1の比較器の出力信号のエッジを検出してエッジパ
    ルスを発生するエッジ検出器と、 該回転検出部の出力信号と第2のしきい値とをレベル比
    較し、該出力信号が該第2のしきい値以上のとき信号を
    出力する第2の比較器と、 該第2の比較器の出力信号の信号期間クロックをアップ
    カウントし、該エッジパルスをダウンカウントするアッ
    プダウンカウンタと、 該アップダウンカウンタのカウント値をアナログ値に変
    換し、該第2のしきい値とするディジタル/アナログ変
    換器と、 該第2のしきい値を分圧として該第1のしきい値とする
    分圧手段とを設け、該第1の比較器の出力信号の波数に
    応じて該カーソルの位置を制御するように構成した こと
    を特徴とする座標入力装置。
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