JPS6022829B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS6022829B2
JPS6022829B2 JP13575477A JP13575477A JPS6022829B2 JP S6022829 B2 JPS6022829 B2 JP S6022829B2 JP 13575477 A JP13575477 A JP 13575477A JP 13575477 A JP13575477 A JP 13575477A JP S6022829 B2 JPS6022829 B2 JP S6022829B2
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JP
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silicon layer
layer
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JP13575477A
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JPS5469081A (en
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正 池田
和雄 木原
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Priority to GB7844380A priority patent/GB2010580B/en
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は半導体装置の製造方法にか)り、特に高密度
にして高速度用に適する半導体素子を備える半導体装置
の製造方法に関する。
この発明にか)る新規なる構造の能動素子は1例のIC
におけるトランジスタにおいて次に挙げる特徴を有する
すなわち、01単位トランジスタの占有する面積を従来
の製造技法によってつくられたトランジスタの占有する
面積に対して1/3なし、し1/10にできる。
‘21 トランジスタの占有面積が非常に小さいために
寄生容量効果を低減でき、特にベース・コレクタ接合容
量に関し、この構造のトランジスタにおいては従釆のト
ランジスタに比し1/3ないし1/10に減じうる。
{31 この構造のトランジスタを形成するに必要な製
造プロセス技術は従釆の技術レベルで充分に形成可能で
ある。
上に述べた如くこの発明にか)る構造のトランジスタを
組み入れたICにおいては、微細加工技術を駆使した多
層電極配線技術や誘電体分離技術等の使用により、その
集積度を従来法に比して10倍程度に向上させることが
できる。
さらに寄生容量が非常に小さいために超高速論理動作、
超高周波動作用ICとしてもその役割を果すことができ
るものである。第1図 (基体に分離領域とコレクタ導
出領域の形成)導電型がPなる基板1にN型の埋込層2
aを介在せしめてN型ェピタキシャル層3が形成されて
なる基体は露出主面がSi02の絶縁被膜4によって被
覆される。
前記絶縁被膜をマスクとして前記ェピタキシャル層にP
型不純物を選択拡散して前記基板1に接続する分離領域
laを形成し、ついで絶縁被膜の関孔を変えてN型不純
物を選択拡散して前記埋込層2aに接続しこれととにコ
レクタ領域2を形成するコレクタ導出領域2bが設けら
れる。第2図 (ベース領域の形成) ベース領域形成予定部位の絶縁被膜に開孔し、P型不純
物拡散を施してベース領域5を形成する。
なお、この形成されたベース領域の露出面はSi02の
絶縁被膜4′にて被覆される。第3図 (ェミッタ領域
の形成) 前記ベース領域上の絶縁被膜4′ェミッタ領域形成予定
部およびコレクタ導出領域の一部に関孔を設け、こ)か
らN型不純物を拡散してェミツタ領域6およびコレクタ
コンタクト領域2cを形成する。
第4図 (各領域の電極形成) 前記コレクタ、ベース、ェミツタ各領域を導出するため
の関孔を絶縁被膜に設け、金属層を被着し前記各関孔に
おいてそれぞれの領域にオーミック接続せしめ、それぞ
れは所定の形状にパターニングされ、コレクタ電極12
、ベース電極15、ェミッタ領域16を形成する。
上記一例の従来のトランジスタにおいては、分離領域に
よって分離形成された単位トランジスタの占有する面積
S,は電極間の間隔がマスキングの精度(ベース形状、
電極金属層のパターニング精度等)によりきまるため低
減できない状態である。
すなわち、占有面積が大なるために寄生容量効果を低減
することができず、超高速論理動作、超高周波動作IC
としての性能向上のために改善が強く要望されるところ
であった。この発明は上記従釆の半導体装置の製造方法
に対する改善の要望に応えるための製造方法を提供する
ものである。
この発明は一例のトランジスタにおけるベース・コレク
タ接合容量を低減でき、ICにおける単位トランジスタ
が占有する面積を著減することができ、これにより超高
速論理動作、超高周波動作等の電気的特性の向上等を達
成する。
次にこの発明を一実施例の半導体装置の製造方法につき
製造工程の一部を工程順に示す図面によって詳細に説明
する。
第5図 (基体に分離領域とコレクタ導出領域の形成)
導電型がPなる基板1にN型の埋込層2aを介在せしめ
てN型ェピタキシャル基層23が形成されてなる基体の
蕗出主面力湖02の第1の絶縁被膜24によって被覆さ
れる。
第6図 前記第1の絶縁被膜に積層してP(第2導電)型不純物
を高濃度に含む(ドープド)多結晶シリコン層25aを
被着する。
次にベース領域形成予定部の前記第1の絶縁被膜24お
よび前記多結晶シリコン層25aに、所望の実効ベース
領域の平面形状に相当する関孔20を設ける。第7図
(前記ドープド多結晶シリコン層とともにベース領域の
形成)前記開孔を含みドープド多結晶シリコン層25a
にN型の気相成長層25bを被着する。
上記気相成長にあたり、前記開孔部にてN型ヱピタキシ
ヤル基層23の露出面に成長した部分は単結晶シリコン
層25sとなり、絶縁被膜から多結晶層に成長した部分
では多結晶シリコン層25pとなる故に同時に成長でき
る。
実際には基板の温度950℃以上においてシラン(Si
H4)の熱分解により、110000以上において4塩
化シラン(Sic14)の水素還元反応により形成され
る。また前記絶縁被膜24とドープド多結晶シリコン層
25aとの開孔による段差(一例として5000A)は
N型ェピタキシヤル基層23が結晶方位<100>のと
き、多結晶シリコン層が多結晶シリコン層に比し成長速
度が優位にある(しかし結晶方位が<111>の場合に
はそれぞれの成長速度はあまり相違しない)という成長
速度の差を有利に用いてェピタキシャル層25の露出面
を平坦に形成することは容易であり、平坦な露出面はの
ちに数次にわたって施される微細フオトェツチングを可
能にする。次にベース領域形成のため加熱を施し、ドー
プド多結晶シリコン層に含まれるP型不純物拡散を行な
う。25s′は単結晶シリコン層、25p′は多結晶シ
リコン層である。
第8図(ベース領域の形成) 前記ェピタキシヤル層をフオトェツチングによりパター
ン形成したのち第2の絶縁被膜34で被覆する。
第9図 (ェミッタ領域の形成) 前記第2の絶縁被膜のェミッタ領域形成予定部に関孔を
、また第1の絶縁被膜24のコレクタコンタクト領域形
成予定部に関孔をそれぞれ設け、こ)からN型不純物を
高度に拡散してそれぞれの拡散領域を形成する。
図において26はェミッタ領域、2cはコレクタコンタ
クト領域である。第10図 (各領域の電極形成)前記
コレクタ領域2c、ベース領域25s′、ヱミッタ領域
26の各領域を導出するための開孔を第2および第1の
各絶縁被膜に設け、金属層を被着し前記各開孔において
それぞれの領域にオーミック接続せしめ、それぞれは所
定の形状にパターニングされ、コレクタ電極12、ベー
ス電極35、ェミッタ電極36を形成する。
上述の如くして一部のICにこの発明方法により形成さ
れたトランジスタを、従来方法により形成されたトラン
ジスタに比較して第11図に断面図より明らかにする。
すなわち、第11図において上部に示すトランジスタは
従来方法による第4図、下部に示すトランジスタはこの
発明方法による第10図にてそれぞれ示すところと同じ
で、対応する部位を相互に一点鎖線で対応せしめて示す
。まずこの発明によればベース領域に必要な寸法Bはェ
ミッタ領域に必要な寸法E2を含むようにフオトマスク
合わせ余裕寸法を見込んだ寸法値に選んでよい。
一例のェミッタ寸法E2が2山mに形成された場合に対
しベース寸法&は4〜6仏m程度にまで減少できる顕著
な利点がある。これに対し従釆方法によるときはェミッ
タ領域寸法E,に対してベース領域寸法B,は配線電極
をパターン形成する必要上充分広くとらねばならないの
である。上記を達成する本発明方法はベース領域が実効
ベース領域をなす単結晶シリコン層領域と、前記領域を
導出するための多結晶シリコン層領域とからなり、ベー
ス領域がコレクタ領域の一部をなすェピタキシャル基層
に実効ベース領域のみで接続し他は絶縁被膜(第1の絶
縁被膜)によって電気的に絶縁されるという特殊の構造
をとることに基因し、上記B2くB,を達成しながらェ
ミツタ電極、ベース電極間の間隔を変えることなく単位
トランジスタの占有面積をS,からS2(S,>S2)
に縮減できる。またこの発明はベース領域に連接する多
結晶シリコン層25p′がドープド多結晶シリコン層2
5aを拡散源としてドープされ、より低い抵抗率のベー
ス電極導出用導電層を形成してこの発明を達成する顕著
な利点を有する。次にこの発明によるトランジスタはェ
ミツタ領域の占有面積は従来構造のトランジスタと同じ
‘ことれるので、トランジスタに流すことのできる電流
容量もまた同一レベルに保つことができる。
さらに上述したように、ベース・コレクタ接合容量は大
幅に低減できるので、遮断周波数frの高いトランジス
タをつくることができる。さらに単位トランジスタの占
有面積自体もベース領域の面積が縮小された分だけ小さ
くすることができ、素子性能の高速変化とともに高密度
化が達成されるなどのきわめて顕著な利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は従来、第5図ないし第10図は本
発明の一実施例のいずれも製造工程の一部を工程順に示
す断面図、第11図は従来とこの発明の一実施例のそれ
ぞれの製造方法によるトランジスタの構造を比較して示
す断面図である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分をそれぞれ
示すものとする。la・・・・・・分離領域、2・・・
・・・コレクタ領域、2a…・・・コレクタ埋込層、2
b・・・・・・コレクタ領域導出層、3,23・・・・
・・N型ェピタキシャル基層、24…・・・第1の絶縁
被膜、25・・・・・・ベース領域形成用シリコン気相
成長層、25a・・・・・・ドープ多結晶シリコン層、
25b……N型のヱピタキシャル層、25s′・・・・
・・シリコン単結晶層、25p′・・・・・・シリコン
多結晶シリコン層、26・・・・・・ェミツタ領域、3
4・・・・・・第2の絶縁被膜。 第「図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリコン基体の一部でコレクタ領域となる第1導電
    型気相成長単結晶シリコン基層の一露出主面に第1の絶
    縁被膜にて被覆する工程と、前記第1の絶縁被膜に積層
    して第2導電型不純物を高濃度に含む多結晶シリコン層
    を被着する工程と、ベース領域形成予定部の前記第1の
    絶縁被膜および多結晶シリコン層に連通して所望の実効
    ベース領域の平面状に相当する開孔を設ける工程と、前
    記開孔を含み前記絶縁被膜に気相成長層を被着し前記開
    孔に接した単結晶シリコン層と前記絶縁被膜に接した多
    結晶シリコン層とをそれぞれ形成する工程と、前記気相
    成長層に前記不純物を高濃度に含む多結晶シリコン層の
    不純物を拡散導入して前記第2導電型に形成された単結
    晶シリコン層をトランジスタのベース領域としさらにこ
    れを包含してベース領域導出導電層となる前記多結晶シ
    リコン層を所望のパターン形状に形成する工程と、前記
    パターン形成された気相成長層を第2の絶縁被膜にて被
    覆する工程と、前記第2の絶縁被膜にこれが前記実効ベ
    ース領域と接する部位に開孔し第1導電型不純物を拡散
    しエミツタ領域を形成する工程と、前記第2の絶縁被膜
    がエミツタ領域とベース領域導出導電層とに接する部位
    および前記第1の絶縁被膜がコレクタ領域に接する部位
    にそれぞれの領域の電極を形成する工程とを具備した半
    導体装置の製造方法。
JP13575477A 1977-11-14 1977-11-14 半導体装置の製造方法 Expired JPS6022829B2 (ja)

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JP13575477A JPS6022829B2 (ja) 1977-11-14 1977-11-14 半導体装置の製造方法
GB7844380A GB2010580B (en) 1977-11-14 1978-11-14 Method for manufacturing a semiconductor device
DE19782849373 DE2849373A1 (de) 1977-11-14 1978-11-14 Verfahren zur herstellung einer halbleitervorrichtung
US05/960,644 US4190949A (en) 1977-11-14 1978-11-14 Method for manufacturing a semiconductor device

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JPS5469081A JPS5469081A (en) 1979-06-02
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10827845B2 (en) 2017-02-24 2020-11-10 Sealy Technology, Llc Support cushions including a support insert with a bag for directing air flow, and methods for controlling surface temperature of same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10827845B2 (en) 2017-02-24 2020-11-10 Sealy Technology, Llc Support cushions including a support insert with a bag for directing air flow, and methods for controlling surface temperature of same

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