JPS60223841A - クロロプレンゴム組成物 - Google Patents
クロロプレンゴム組成物Info
- Publication number
- JPS60223841A JPS60223841A JP7996684A JP7996684A JPS60223841A JP S60223841 A JPS60223841 A JP S60223841A JP 7996684 A JP7996684 A JP 7996684A JP 7996684 A JP7996684 A JP 7996684A JP S60223841 A JPS60223841 A JP S60223841A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chloroprene rubber
- plasticizer
- composition
- rubber composition
- rubber
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、クロロプレンゴム組成物に関する。
更に詳しくは、耐熱性の良好な加硫ゴムを与え得一般に
、加硫ゴムは、他の物質にはみられないような広い歪領
域で良好な弾性を有するため、自動車用ダストカバーな
どに用いられる蛇腹構造を有するブーツなどに広く用い
られている。こうしたブーツ、特に等速ジヨイントブー
ツとして用いられる場合には、耐熱性、耐オゾン性およ
び耐寒性などの良好なことが要求されており、また最近
で線、排ガス対策、エンジン様式の改良などにより、更
に高い耐熱性が要求されている。
、加硫ゴムは、他の物質にはみられないような広い歪領
域で良好な弾性を有するため、自動車用ダストカバーな
どに用いられる蛇腹構造を有するブーツなどに広く用い
られている。こうしたブーツ、特に等速ジヨイントブー
ツとして用いられる場合には、耐熱性、耐オゾン性およ
び耐寒性などの良好なことが要求されており、また最近
で線、排ガス対策、エンジン様式の改良などにより、更
に高い耐熱性が要求されている。
現在、こうした用途に社、シリコーンゴムやエチレン−
アルキルアクリレート共重合ゴムなどが用いられている
が、これらのゴム素材ではコストが高いため、最近で4
次第にり四ロプレンゴムが用いられるようになってきて
いる。ところで、クロロプレン・ゴムの耐オゾン性の改
善のためには老化防止剤が添加されているが、老化防止
剤の添加祉耐熱性を悪化させる傾向を有している。また
、クロロプレンゴムの耐寒性を改善するために種々の可
塑剤が添加されているが、可塑剤の添加は−そこで、本
発明者は、クロロプレンゴムの耐オゾン性や耐寒性を実
質的に損うことなく、耐熱性を改善せしめる方法につい
て種々検討の結果、エーテルチオエーテル系可塑剤の配
合がきわめて有効であることを見出した。
アルキルアクリレート共重合ゴムなどが用いられている
が、これらのゴム素材ではコストが高いため、最近で4
次第にり四ロプレンゴムが用いられるようになってきて
いる。ところで、クロロプレン・ゴムの耐オゾン性の改
善のためには老化防止剤が添加されているが、老化防止
剤の添加祉耐熱性を悪化させる傾向を有している。また
、クロロプレンゴムの耐寒性を改善するために種々の可
塑剤が添加されているが、可塑剤の添加は−そこで、本
発明者は、クロロプレンゴムの耐オゾン性や耐寒性を実
質的に損うことなく、耐熱性を改善せしめる方法につい
て種々検討の結果、エーテルチオエーテル系可塑剤の配
合がきわめて有効であることを見出した。
従って、本発明は耐熱性の良好な加硫ゴムを与え得るク
ロロプレンゴム組成物に係り、このクロロプレンゴム組
成物は、クロロプレンゴムおヨヒエーテルチオエーテル
系可塑剤を含有してなる。
ロロプレンゴム組成物に係り、このクロロプレンゴム組
成物は、クロロプレンゴムおヨヒエーテルチオエーテル
系可塑剤を含有してなる。
エーテルチオエーテル系可塑剤は、分子中に−0−O−
a−結合および一〇−5−O−結合を有する可塑剤化合
物であり、市販品としてプルカノールOT(バイエル社
製品)などがあり、それをそのまま用いることができる
。かかるエーテルチオエーテル系可塑剤は、クロロプレ
ンゴム100重量部当り約10〜30重量部、好ましく
は約15〜25重量部の割合で用いられる。これ以下の
使用量では、目的とする耐熱性の改善効果が得られず、
一方これ以上の割合で用いても、やはり耐熱性の改善は
達成されない。
a−結合および一〇−5−O−結合を有する可塑剤化合
物であり、市販品としてプルカノールOT(バイエル社
製品)などがあり、それをそのまま用いることができる
。かかるエーテルチオエーテル系可塑剤は、クロロプレ
ンゴム100重量部当り約10〜30重量部、好ましく
は約15〜25重量部の割合で用いられる。これ以下の
使用量では、目的とする耐熱性の改善効果が得られず、
一方これ以上の割合で用いても、やはり耐熱性の改善は
達成されない。
これらクロロプレンゴムおよびエーテルチオエーテル系
可塑剤を必須成分として含有するクロロプレンゴム組成
物には、加硫剤、加硫促進剤、充填剤、老化防止剤、滑
剤などが必要に応じて添加される。加硫剤としては、用
いられるクロロプレンゴムの種類、即ち非イオウ変性タ
イプ(例えば電気化学製品DOR31など)やイオウ変
性タイプ(同社製品DORDM 40など)などに応じ
て、酸化面鉛、酸化マグネシウム°、四酸化二鉛、−酸
化鉛、イオウなどが用いられる。加硫促進剤としては、
例えばテトラメチルチウラムモノスルフィド、ジベンゾ
チアジルジスルフィド、トリメチルチオウレア、ニッケ
ルジブチルジチオカーバメートなどが用いられる。充填
剤としてはFInF 、 SRF 、 MT 。
可塑剤を必須成分として含有するクロロプレンゴム組成
物には、加硫剤、加硫促進剤、充填剤、老化防止剤、滑
剤などが必要に応じて添加される。加硫剤としては、用
いられるクロロプレンゴムの種類、即ち非イオウ変性タ
イプ(例えば電気化学製品DOR31など)やイオウ変
性タイプ(同社製品DORDM 40など)などに応じ
て、酸化面鉛、酸化マグネシウム°、四酸化二鉛、−酸
化鉛、イオウなどが用いられる。加硫促進剤としては、
例えばテトラメチルチウラムモノスルフィド、ジベンゾ
チアジルジスルフィド、トリメチルチオウレア、ニッケ
ルジブチルジチオカーバメートなどが用いられる。充填
剤としてはFInF 、 SRF 、 MT 。
HAF級などの7カーボンブラツクが、また老化防止剤
としてはアミン系、フェノール系、ホスフゴート系、ニ
ッケルジチオカーバメート系のものなどがそれぞれ用い
られる。
としてはアミン系、フェノール系、ホスフゴート系、ニ
ッケルジチオカーバメート系のものなどがそれぞれ用い
られる。
これらの各配合成分は、まず加硫剤および可塑剤以外の
各成分を混練した後、加硫剤および可塑剤をこの順序で
混練し、組成物を調製する。調製されたクロロプレンゴ
ム組成物の加硫は、例えば温度165℃、圧力100
Kgf/cr& 、時間40分間の条件下で行われる。
各成分を混練した後、加硫剤および可塑剤をこの順序で
混練し、組成物を調製する。調製されたクロロプレンゴ
ム組成物の加硫は、例えば温度165℃、圧力100
Kgf/cr& 、時間40分間の条件下で行われる。
得られた加硫ゴムは、ブーツ成形用などに好んで用いら
れるが、この場合には硬度(J工SA)が約55〜70
の値を有することが好ましく、これ以下の硬度では加硫
成形されたブーツが高速回転するときのふくれが問題と
なり、一方これ以上の硬度ではブーツ変形回転時の谷部
クラック(疲労性)が問題となる。
れるが、この場合には硬度(J工SA)が約55〜70
の値を有することが好ましく、これ以下の硬度では加硫
成形されたブーツが高速回転するときのふくれが問題と
なり、一方これ以上の硬度ではブーツ変形回転時の谷部
クラック(疲労性)が問題となる。
このように、本発明に係るクロロプレンゴム組成物は、
エーテルチオエーテル系可塑剤の配合により、クロロプ
レンゴムの耐オゾン性や耐寒性を実質的に損うことなく
、耐熱性、特に例えば120℃というような高温度にお
ける耐熱性を大きく改善させる。従つ−C1このような
性質を効果的に利用して、本発明に係る未加硫のクロロ
プレンゴム組成物は、ブーツ成形用などに有効に用いる
ことができる。
エーテルチオエーテル系可塑剤の配合により、クロロプ
レンゴムの耐オゾン性や耐寒性を実質的に損うことなく
、耐熱性、特に例えば120℃というような高温度にお
ける耐熱性を大きく改善させる。従つ−C1このような
性質を効果的に利用して、本発明に係る未加硫のクロロ
プレンゴム組成物は、ブーツ成形用などに有効に用いる
ことができる。
次に、実施例について本発明の詳細な説明する〇実施例
1〜3 クロロプレンゴム(電気化学製品DOR−31) 10
0重量部FIn?カーボンブラック 60 酸化亜鉛 。
1〜3 クロロプレンゴム(電気化学製品DOR−31) 10
0重量部FIn?カーボンブラック 60 酸化亜鉛 。
酸化マグネシウム 4
ステアリン@ i
パラフィンワックス 1
2.2.4−)ジメチル−1,2−ジハイドロキノン
12−メルカプトイミダシリン 1 テトラメチルチウラムジサルフアイド 11k力/ −
ルOT 1ON30 以上の各成分の内、まず加硫剤および可塑剤以外の各配
合成分を混練した後、加硫剤および10重量部(実施例
1)、20取量部(実施例2)または30重量部(実施
例3)の可塑剤をこの順序で添加して、・混練した。混
練に要した時間は約40分間であり、混練終了詩の未加
硫ゴム組成物の温良は約60℃であった。
12−メルカプトイミダシリン 1 テトラメチルチウラムジサルフアイド 11k力/ −
ルOT 1ON30 以上の各成分の内、まず加硫剤および可塑剤以外の各配
合成分を混練した後、加硫剤および10重量部(実施例
1)、20取量部(実施例2)または30重量部(実施
例3)の可塑剤をこの順序で添加して、・混練した。混
練に要した時間は約40分間であり、混練終了詩の未加
硫ゴム組成物の温良は約60℃であった。
この未加硫のクロロブレンゴム組成物ヲ、80トンプレ
スを用い、180℃で6分間加硫した圧縮成形加硫ゴム
を、空気雰囲気中で所定の温度および時間加熱しく空気
加熱老化試験)、その前後における硬[,100%モジ
ュラス、引張り強さおよび伸びの値ヲ、J工S K −
6301の加硫ゴム物理試験方法に準拠して、それぞれ
測定した。得られた結果は、後記表2に示される。
スを用い、180℃で6分間加硫した圧縮成形加硫ゴム
を、空気雰囲気中で所定の温度および時間加熱しく空気
加熱老化試験)、その前後における硬[,100%モジ
ュラス、引張り強さおよび伸びの値ヲ、J工S K −
6301の加硫ゴム物理試験方法に準拠して、それぞれ
測定した。得られた結果は、後記表2に示される。
比較例1〜4
実施例2において、ブルカノールOTの代りに、他の種
類の可塑剤が同鳳用いられた。
類の可塑剤が同鳳用いられた。
表1
1 ジブチルメチレンビスチオグリコレート2 アジピ
ン酸系ポリエステル 3 ジオクチルセバケート 4 ジオクチルフタレート 上記各実施例と同様に行われた物性値の測定結果は、次
の表2に示される。
ン酸系ポリエステル 3 ジオクチルセバケート 4 ジオクチルフタレート 上記各実施例と同様に行われた物性値の測定結果は、次
の表2に示される。
また、耐オゾン性(50pphm 、 40℃、θ〜3
0%動的ザイクル、lHzの条件下におけるクラック発
生時間として測定)および耐寒性(ASTM D−13
29による10%回復の温度として測定)の測定を行な
い、その結果を次の表3に示した。
0%動的ザイクル、lHzの条件下におけるクラック発
生時間として測定)および耐寒性(ASTM D−13
29による10%回復の温度として測定)の測定を行な
い、その結果を次の表3に示した。
1.11. 表3
実施例1 96 −44
N 2 72 −48
p 3 、IF −53
比較例1−49
tt 2 −44
/I 3 −48
tt 4 −47
代理人
弁理士 吉 1)俊 夫
手続補正書(自船
1 事件の表示
昭和59年特許願第79966号
2 発明の名称 クロロプレンゴム組成物3 補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 名称 (43g)日本オイルシール工業株式会社4 代
理人 (〒105) 住所 東京都港区芝大門1丁目2番7号5 補正の対象
、明細書の発明の詳細な説明の欄6 補正の内容 第8頁表2の物性の欄中、加熱後の硬WSの単位「(%
)」(6ケ所)をそれぞれlr(ポイント)」に訂正す
る。
る者 事件との関係 特許出願人 名称 (43g)日本オイルシール工業株式会社4 代
理人 (〒105) 住所 東京都港区芝大門1丁目2番7号5 補正の対象
、明細書の発明の詳細な説明の欄6 補正の内容 第8頁表2の物性の欄中、加熱後の硬WSの単位「(%
)」(6ケ所)をそれぞれlr(ポイント)」に訂正す
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、クロロプレンゴムおよびエーテルチオエーテル系可
塑剤を含有してなるクロロプレンゴム組成物。 2、クロロプレンゴムto011M部当り約10〜30
重量部のエーテルチオエーテル系可塑剤が配合された特
許請求の組曲第1項記載のクロロプレンゴム組成物。 3、妓IX(、T工SA)約55〜70の加硫ゴムを与
える特許請求の範囲第1項記載のクロログレンゴム組成
物。 4、ブーツ成形用に用いられる特許請求の範囲第1項記
載のクロログレンゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7996684A JPS60223841A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | クロロプレンゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7996684A JPS60223841A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | クロロプレンゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60223841A true JPS60223841A (ja) | 1985-11-08 |
Family
ID=13705050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7996684A Pending JPS60223841A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | クロロプレンゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60223841A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20120001722A (ko) | 2009-03-16 | 2012-01-04 | 에누오케 가부시키가이샤 | 고무 조성물 |
-
1984
- 1984-04-20 JP JP7996684A patent/JPS60223841A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20120001722A (ko) | 2009-03-16 | 2012-01-04 | 에누오케 가부시키가이샤 | 고무 조성물 |
US8623949B2 (en) | 2009-03-16 | 2014-01-07 | Nok Corporation | Rubber composition |
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