JPH02163139A - ニトリルゴム配合物 - Google Patents

ニトリルゴム配合物

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JPH02163139A
JPH02163139A JP31620488A JP31620488A JPH02163139A JP H02163139 A JPH02163139 A JP H02163139A JP 31620488 A JP31620488 A JP 31620488A JP 31620488 A JP31620488 A JP 31620488A JP H02163139 A JPH02163139 A JP H02163139A
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JP
Japan
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nitrile rubber
resistance
oil
content
rubber
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Pending
Application number
JP31620488A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeomi Yano
矢野 武臣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ニトリルゴム配合物に関する。更に詳しくは
、ニトリルゴムおよび液状ニトリルゴムを含有してなる
ニトリルゴム配合物に関する。
[従°来の技術〕 ニトリルゴムは、従来から自動車部品、一般産業機械部
品などとして油をシール対象とする個所に使用されてい
るが5近年の使用条件の苛酷化、長寿命化などの要求に
基き、ゴム材料の長期にわたる耐熱性、耐油性、低温性
などの向上が強く求められている。
ニトリルゴムの耐熱性、耐油性、低温性を改良する手法
としては、ニトリルゴム自体のアクリロニトリル含量の
選択、可塑剤の種類や量の選択という方法があるが、耐
熱・耐油性と低温性と詮同時に改良することはできない
例えば、耐油性を維持しながら低温性を改良する方法と
して、可塑剤を添加する方法がよく用いられているが、
一般に低温性を良くする可塑剤は耐熱性を悪化させ、ま
た長期にわたる低温性をみた場合、可塑剤が油により抽
出され、その結果として低温性が大きく低下するのを避
けることができない。
特公昭56−44100号公報には、耐屈曲性、耐オゾ
ン性、耐油性および耐寒性を兼備した耐油性ゴム組成物
として、ニトリルゴム、塩化ビニル重合体および液状ニ
トリルゴムよりなる組成物が記載されており、その比較
例にはニトリルゴムおよび液状ニトリルゴムよりなる組
成物についての測定値も示されているが、従来の液状ニ
トリルゴムは中高ニトリル含量(32〜38%)のもの
であり、このようなアクリロニトリル含量の液状ニトリ
ルゴムを用いた場合には、後記比較例1の結果に示され
るように、低温性の点で満足されない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、ニトリルゴムおよび液状ニトリルゴム
を含有する配合物において、耐熱・耐油性と低温性とを
両立させたニトリルゴム配合物を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達成せしめる本発明のニトリルゴム配合物
は、ニトリルゴムおよび平均分子置駒1000〜400
00 、アクリロニトリル含量15〜25重量%の液状
ニトリルゴムを含有してなる。
ニド刀ルゴムとしては、各種アクリロニトリル含量、好
ましくは中高ニトリル含量のものが用いられる。また、
液状ニトリルゴムとしては、平均分子量が約1000〜
40000で、ニトリル含量が15〜25重量気のもの
が、ニトリルゴム100重量部当り約1〜50重量部、
好ましくは約5〜30重量部の割合で用いられる。
液状ニトリルゴムとして、これ以下の平均分子量のもの
を用いると加硫物の強度低下を招くようになり、一方こ
れより平均分子量の大きいものを用いるとゴムへの可塑
性の付与がなく、低温性を低下させる。アクリロニトリ
ル含量の限定はより重要であり、これ以上のニトリル含
量のものを用いると低温性の改善効果がみられず、一方
これ以下のニトリル含量のものは均一な重合反応が困難
である。
液状ニトリルゴムを配合したニトリルゴム配合物の調製
および加硫は、通常の方法に従って行われ、配合物中に
はイオウなどの加硫剤、加硫促進剤、カーボンブラック
によって代表される補強剤や充填剤、ステアリン酸など
の滑剤、酸化亜鉛などの受酸剤、老化防止剤などの各種
配合剤が適宜配合されて用いられる。
〔発明の効果〕
油をシール対象とする個所に使用されるニトリルゴム製
品に対するこれ迄の市場要求は、初期の低温性を維持で
きれば機能的に十分であるという考え方が強く、長期に
わたる耐熱性および低温性を維持させようとする考え方
がなく、そのため初期の耐熱性、低温性の重視した可塑
剤の選択が行われていた。
かかる観点から、従来の中高ニトリル含量の液状ニトリ
ルゴムはニトリルゴムに可塑性を与え、その結果として
耐屈曲性などの改良をもたらしたが、それを添加する主
目的は加工性の改善および価格の低下にあった。価格の
低下についていえば。
ニトリルゴムに可塑性を与えることにより、廉価なカー
ボンブラックなどの補強剤、充填剤の配合量を増加させ
ることができ、これがひいては価格の低下に寄与するの
である。
これに対し1本発明においては、より低いニトリル含量
の液状ニトリルゴムを選択してニトリルゴムに添加する
ことにより、ゴム材料の長期にわたる耐熱・耐油性と低
温性とをバランスよく満足させる材料が提供されるとい
う効果が得られている。
〔実施例〕
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例に トリルゴム(日本ゼオン製品DN206、AN33%)
    100重量部SRFカーボンブラック    
           75酸化亜釦(JIS 3号)
                5ステアリン酸  
                 2老化防止剤(入
内新興化学製品ノックラック224)    2(入内
新興化学製品ノックラックMB)    1イオウ  
                   0.8加硫促
進剤(入内新興化学製品ノックセラーTT)   2.
0(入内新興化学製品ノックセラーCZ)   2.5
液状ニトリルゴム(Mり約5000. AN22%)1
0以上の各配合剤をASTM D−1485に従って配
合し、次いでASTM D−31112に準じてオープ
ンロールで混練した。
この混線物を170℃で10分間加硫し、加硫物につい
てJIS K−6301に準する方法で常態物性を測定
すると共に、次の各項目の測定も行った。
耐熱性:120℃、70時間加熱後の加硫物の物性変化
を測定 耐油性:150℃のエンジン油(トヨタキャッスルクリ
ーンロイヤル7.5W−30)中に500時間浸漬後の
加硫物の物性変化を測定 低温性:^STM D−1329によるTRテスト上記
エンジン油浸漬前後の加硫物に ついて測定 実施例2 実施例1において、液状ニトリルゴム量を30重量部に
、またSRFカーボンブラック量を100重量部にそれ
ぞれ変更した。
比較例1〜2 実施例1において、液状ニトリルゴムの代りに、それぞ
れ中高ニトリル含量(33%)で分子間約5000の液
状ニトリルゴム(比較例1)または市販のDOP(比較
例2)が同量用いられた。
以上の各実施例および比較例における測定結果は1次の
表に示される。
(以下余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ニトリルゴムおよび平均分子量約1000〜400
    00、アクリロニトリル含量15〜25重量%の液状ニ
    トリルゴムを含有してなるニトリルゴム配合物。
JP31620488A 1988-12-16 1988-12-16 ニトリルゴム配合物 Pending JPH02163139A (ja)

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