JPS60214797A - 新規な心房ペプチド - Google Patents
新規な心房ペプチドInfo
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- JPS60214797A JPS60214797A JP59236542A JP23654284A JPS60214797A JP S60214797 A JPS60214797 A JP S60214797A JP 59236542 A JP59236542 A JP 59236542A JP 23654284 A JP23654284 A JP 23654284A JP S60214797 A JPS60214797 A JP S60214797A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ser
- peptide
- arg
- smooth muscle
- phe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/575—Hormones
- C07K14/58—Atrial natriuretic factor complex; Atriopeptin; Atrial natriuretic peptide [ANP]; Cardionatrin; Cardiodilatin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P7/00—Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
- A61P7/10—Antioedematous agents; Diuretics
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/08—Vasodilators for multiple indications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
本発明は有用なす) IJウム排排泄推進活性有する新
規の心房ペゾチPに関する。
規の心房ペゾチPに関する。
哺乳動物の心房の筋肉は無数の膜結合針#顆粒を含有す
ることは公知である。ラット、犬、猫そしてヒトの心房
に観察されるこれらの特徴的な分泌顆粒は、ペプチドホ
ルモン産生細胞中のものとイリている。(たとえばDe
Boldら、J、Histochem。
ることは公知である。ラット、犬、猫そしてヒトの心房
に観察されるこれらの特徴的な分泌顆粒は、ペプチドホ
ルモン産生細胞中のものとイリている。(たとえばDe
Boldら、J、Histochem。
Cytochem、第26巻、 1094−1102頁
(1978年)参照)。心房の筋肉の粗紹織抽出物を非
利尿ラットに静注すると、急速に強力なナトリウム排泄
亢進反応が起きたと報告されている(たとえばDeBo
ldら、Life 5ciences、928巻、89
−94頁(1981年)参照)。短時間の煮沸工程とセ
ファデックス0による分画によりラットの心房ホモジエ
ネートの部分精製がTr 1ppodoらにより行なわ
れた[ Trippodoら、 Proc、 SOC。
(1978年)参照)。心房の筋肉の粗紹織抽出物を非
利尿ラットに静注すると、急速に強力なナトリウム排泄
亢進反応が起きたと報告されている(たとえばDeBo
ldら、Life 5ciences、928巻、89
−94頁(1981年)参照)。短時間の煮沸工程とセ
ファデックス0による分画によりラットの心房ホモジエ
ネートの部分精製がTr 1ppodoらにより行なわ
れた[ Trippodoら、 Proc、 SOC。
Kxp、 Biol、 Mad、 IK 170巻、5
02−508頁(1982年)〕。これらの研究者たち
は総分子量3.600−44.0001−”ルトンの範
囲に、そして36.000−44.000ドルトンの高
分子量節回と3,600−5.500ドルトンの低分子
量画分のところにナトリウム排泄活性を見出した。
02−508頁(1982年)〕。これらの研究者たち
は総分子量3.600−44.0001−”ルトンの範
囲に、そして36.000−44.000ドルトンの高
分子量節回と3,600−5.500ドルトンの低分子
量画分のところにナトリウム排泄活性を見出した。
最近の文献(Fea、 proc、 第42巻(3)、
抄録1870.611頁(1983年)〕でDeBol
dらは、彼らが” cardionatrin ■”と
名づけだ分子量。
抄録1870.611頁(1983年)〕でDeBol
dらは、彼らが” cardionatrin ■”と
名づけだ分子量。
5150ドルトンで47個のアミノ酸の配列を有する心
房ナトリウム排泄亢進ペプチドの精製について報告して
いる。高速液体クロマトグラフィー法(npLc )に
よりナトリウム排泄亢進活性を有するさらに6つのピー
クが得られた。
房ナトリウム排泄亢進ペプチドの精製について報告して
いる。高速液体クロマトグラフィー法(npLc )に
よりナトリウム排泄亢進活性を有するさらに6つのピー
クが得られた。
さらにあとの文献[Biochem、 Biophys
、 Res。
、 Res。
Oomm、第116巻(2)、696−703頁、10
月61日号、1986年)でGrammerらは、分子
量が約6800で66個のアミノ酸残基な含有するラッ
トの心房す) l)ラム排泄充進因子の部分精製につい
て記載している。
月61日号、1986年)でGrammerらは、分子
量が約6800で66個のアミノ酸残基な含有するラッ
トの心房す) l)ラム排泄充進因子の部分精製につい
て記載している。
ラットの心房抽出液は低分子量画分(<、10,000
ドルトン)と高分子量画分(20,,000−50,0
00rルトン)に分画され、いずれの画分も1nvit
roで平滑筋を弛緩させ、ラットに静脈内投与すると強
力なナトリウム排泄先進作用があった[ C!urri
eら、5cience 、 !” 221巻、71−7
9貞(1983年)参照)。
ドルトン)と高分子量画分(20,,000−50,0
00rルトン)に分画され、いずれの画分も1nvit
roで平滑筋を弛緩させ、ラットに静脈内投与すると強
力なナトリウム排泄先進作用があった[ C!urri
eら、5cience 、 !” 221巻、71−7
9貞(1983年)参照)。
3、発明の詳細な説明
本発明は有用なナトリウム排泄亢進活性を示す新規なペ
プチドを供する。これらの生物活性を有1−るペプチド
は以下のアミノ酸配列のペプチド、又はその生理学的に
許容される塩、エステル又はアミドである: R1−C’fB−phe−gly−gly−arg;−
il e−as p−arg−11e−g:LY−a
la−gln−ser−gly−1eu−gly−Cy
s−asn−R2C式中、R1” H、ser %5e
r−8er %汐びR2=’OH、’ Ser %se
r−phe−arg 、Ser−phe−arg−ty
r )。
プチドを供する。これらの生物活性を有1−るペプチド
は以下のアミノ酸配列のペプチド、又はその生理学的に
許容される塩、エステル又はアミドである: R1−C’fB−phe−gly−gly−arg;−
il e−as p−arg−11e−g:LY−a
la−gln−ser−gly−1eu−gly−Cy
s−asn−R2C式中、R1” H、ser %5e
r−8er %汐びR2=’OH、’ Ser %se
r−phe−arg 、Ser−phe−arg−ty
r )。
このペプチドの柩造式の中でアミノ酸は普通用いられる
以下の略号で示しである。
以下の略号で示しである。
アミノ酸 略 号
L−アラニン ala
L−アルギニン arg
L−アスパラギン asn
L−アスパラギン酸 asp
L−システィン cys
L−グルタミン gln
グリシン gly
L−イソロイシン ile
万一ロイシン 1eu
L−メチオニン net
L−フェニルアラニン phe
L−プロリン pr。
L−セリン 5er
L−チロシン tyr
本発明のベプチ−はこれを入手したラットの心筋にはも
ともと存在しなかったきわめて純粋な形で単離した。j
なわちそれらは基本的に他のペプチドや細胞性物伸そし
て組llX物質を言まない形で調製された。これらの新
規な心房ペプチドは、細胞容量、す) IJJウムび血
管抵抗性調節のための体tL注物質に関する心房の内分
泌系の研究において医学上の重要性を示鴨する生理学的
特質を示す。
ともと存在しなかったきわめて純粋な形で単離した。j
なわちそれらは基本的に他のペプチドや細胞性物伸そし
て組llX物質を言まない形で調製された。これらの新
規な心房ペプチドは、細胞容量、す) IJJウムび血
管抵抗性調節のための体tL注物質に関する心房の内分
泌系の研究において医学上の重要性を示鴨する生理学的
特質を示す。
特に本発明の新規なペプチISはネ11尿剤、ナトリウ
ム排泄光進剤、腎抽管拡張剤及び+滑動弛緩剤として治
療に利用できることを示している。すなわちこれらのペ
プチドはナトリウム、尿量、腎面管拡張及び平滑筋の緊
張に多大の影響を与える。
ム排泄光進剤、腎抽管拡張剤及び+滑動弛緩剤として治
療に利用できることを示している。すなわちこれらのペ
プチドはナトリウム、尿量、腎面管拡張及び平滑筋の緊
張に多大の影響を与える。
簡単にいうと、これら新規なペプチドはラットの心房抽
出液のデル濾赤クロマトグラフィーによる分画によって
得られ、高分子量画分と低分子量画分を与え、そのいず
れもがナトリウム排泄活性を有している。低分子量ピー
クはす) IJウム排排泄推進活性有するピークと、賜
(ヒヨコの直腸)の筋肉片のみ優先的に弛緩させるか又
は血管(ウサギの大動脈)及び−の平滑筋調製物を弛緩
させるピークの2つのピークに分解された。この−平滑
筋弛緩物質は逆相高速液体クロマトグラフイー(HPL
(! )により4つのピークに分けられ、単一ピークに
なるまで精製した。配列解析によりこのセリン及びグリ
シンに富むペプチPの構造が確立し、この4つの生物活
性を有するペプチドはそれぞれアミン末端とC床端の第
1Ti目と第2査目のセリンが欠如している点で互いに
異なることが証明された。このアミノ酸が21個のペプ
チドをア) IJオペゾチンI(atriopepti
n I)と名づけ、腸切片を弛緩させす) I)ラム排
泄先進作用及び抗利尿作用のあったが血管片に対して効
果のなかった他の6個のピークをそれぞれdes−se
rl−アトリオペプチンi 、des−serl、 5
er2−アトリオペゾチン■そしてaes−ser21
−アトリオベプチンIと名づけた。
出液のデル濾赤クロマトグラフィーによる分画によって
得られ、高分子量画分と低分子量画分を与え、そのいず
れもがナトリウム排泄活性を有している。低分子量ピー
クはす) IJウム排排泄推進活性有するピークと、賜
(ヒヨコの直腸)の筋肉片のみ優先的に弛緩させるか又
は血管(ウサギの大動脈)及び−の平滑筋調製物を弛緩
させるピークの2つのピークに分解された。この−平滑
筋弛緩物質は逆相高速液体クロマトグラフイー(HPL
(! )により4つのピークに分けられ、単一ピークに
なるまで精製した。配列解析によりこのセリン及びグリ
シンに富むペプチPの構造が確立し、この4つの生物活
性を有するペプチドはそれぞれアミン末端とC床端の第
1Ti目と第2査目のセリンが欠如している点で互いに
異なることが証明された。このアミノ酸が21個のペプ
チドをア) IJオペゾチンI(atriopepti
n I)と名づけ、腸切片を弛緩させす) I)ラム排
泄先進作用及び抗利尿作用のあったが血管片に対して効
果のなかった他の6個のピークをそれぞれdes−se
rl−アトリオペプチンi 、des−serl、 5
er2−アトリオペゾチン■そしてaes−ser21
−アトリオベプチンIと名づけた。
同様にす) IJウム排泄充亢進抗利尿作用がより強力
であった血管平滑筋弛緩物軍はHPLCで2つの大きな
ピークに分かれた。意外なことにこの2つのウサギの動
脈弛緩物質のアミノ末端の21個のアミノ酸は腸弛緩物
質と同じであったが、アミノ酸26個のペプチド(アト
リオペゾチン■と命名)はphe−argを有し、アミ
ノ酸24個のペプチド(アトリオペデチン■と命名)は
カルボキシ末端がphe−arg−tyrでのびていた
。この密接に関連したペプチドの群は伸側の高分子量前
駆体に由来てると考えられ、小さい方のペプチドの生物
学的選択性と活性は、限定的連続的な蛋白分解作用によ
り決まるのかもしれない。
であった血管平滑筋弛緩物軍はHPLCで2つの大きな
ピークに分かれた。意外なことにこの2つのウサギの動
脈弛緩物質のアミノ末端の21個のアミノ酸は腸弛緩物
質と同じであったが、アミノ酸26個のペプチド(アト
リオペゾチン■と命名)はphe−argを有し、アミ
ノ酸24個のペプチド(アトリオペデチン■と命名)は
カルボキシ末端がphe−arg−tyrでのびていた
。この密接に関連したペプチドの群は伸側の高分子量前
駆体に由来てると考えられ、小さい方のペプチドの生物
学的選択性と活性は、限定的連続的な蛋白分解作用によ
り決まるのかもしれない。
短かい方のアばノ酸21個のペプチド(アトリオペフ0
チン I)と命名)は腸平滑筋を弛緩するが血管の平滑
筋を弛緩させず、インビボ(in vivo )でナト
リウム排泄亢進作用及び利尿作用がある。
チン I)と命名)は腸平滑筋を弛緩するが血管の平滑
筋を弛緩させず、インビボ(in vivo )でナト
リウム排泄亢進作用及び利尿作用がある。
2贅目のペプチド(ア) IJオペデチン■)は26個
のアミノ酸を有しており、すなわち21個のアミノ酸か
同じでC−末端にpha−argがのびており、その結
果血管及び腸平滑筋を弛緩させると共にインビボで強力
なす) IJウム排泄先進−利尿作用のある物情が得ら
れる。
のアミノ酸を有しており、すなわち21個のアミノ酸か
同じでC−末端にpha−argがのびており、その結
果血管及び腸平滑筋を弛緩させると共にインビボで強力
なす) IJウム排泄先進−利尿作用のある物情が得ら
れる。
3、発明の詳細な説明
不発明は図面と共に示した好適な災施寒碌の詳細な説明
によりより一層坤解できる。
によりより一層坤解できる。
図1は本発明の態様中の新規な心房ペプチドの腸平滑筋
弛緩活性(ヒヨコの直腸弛緩、闘)の比較をグラフに示
したものである。
弛緩活性(ヒヨコの直腸弛緩、闘)の比較をグラフに示
したものである。
図2は別の態様における新規な心房ペプチドの血管平滑
筋の弛緩(ウサギの大動脈弛緩、闘)活性の比較をグラ
フにしたものである。
筋の弛緩(ウサギの大動脈弛緩、闘)活性の比較をグラ
フにしたものである。
本発明のペラ0チドはもともと凍結したラットの心臓よ
り単離した。2500個のラットの心臓から一連の工程
により目的のペプチドを単離した。
り単離した。2500個のラットの心臓から一連の工程
により目的のペプチドを単離した。
この単離工程を簡単に示すと下記の様になる:(at咄
乳動物の心房組織の粗ホモジエネートを調製し遠心分離
する、 (b)上澄液を煮泗し遠心分離する。
乳動物の心房組織の粗ホモジエネートを調製し遠心分離
する、 (b)上澄液を煮泗し遠心分離する。
(clセファデックス■G −154i1i脂を用いる
ゲル滌過クロマトグラフィーにより上澄液の脱塩を行な
う、 (diセファデックス■G−75Th脂を用いて蛋白画
分のゲル濾過クロマトグラフィーを行なう。
ゲル滌過クロマトグラフィーにより上澄液の脱塩を行な
う、 (diセファデックス■G−75Th脂を用いて蛋白画
分のゲル濾過クロマトグラフィーを行なう。
(elsF−セファデックス■−C−25位1月Vを用
いて低分子量蛋白画分のイオン又侯クロマトグラフィー
を行なう、 (f)2つの主要な蛋白画分の高速液体クロマトグラフ
ィーを行なう。
いて低分子量蛋白画分のイオン又侯クロマトグラフィー
を行なう、 (f)2つの主要な蛋白画分の高速液体クロマトグラフ
ィーを行なう。
fg1分Mした心房ペプチV画分を回収する。
上記のセファデックスクロマトグラフィー樹脂は公知の
′4!/J質でありファルマシアファインケiカルズ社
(Pharmacia Fine Chemicals
)(Piscataway 、 NJ )より入手で
きる。
′4!/J質でありファルマシアファインケiカルズ社
(Pharmacia Fine Chemicals
)(Piscataway 、 NJ )より入手で
きる。
単離したベラ0チドリバイオアツセイはウサギの大動脈
片とヒヨコの直腸の切片を用いて生理学的に許容される
条件下で実施した。ノルエピネフリンを連続的に注入し
て緊張を維持させたウサギの大動脈切片は、信頼性の高
い感度の良い定量用組社であった。しかしカルバコール
(ムリカリン剤のひとつ)で収縮させた単離したヒヨコ
の10腸調製物を使用1−ると迅速簡便に測定でき、大
忙の試料の試験が可能であった。
片とヒヨコの直腸の切片を用いて生理学的に許容される
条件下で実施した。ノルエピネフリンを連続的に注入し
て緊張を維持させたウサギの大動脈切片は、信頼性の高
い感度の良い定量用組社であった。しかしカルバコール
(ムリカリン剤のひとつ)で収縮させた単離したヒヨコ
の10腸調製物を使用1−ると迅速簡便に測定でき、大
忙の試料の試験が可能であった。
単一にしたペプチドのナトリウム排泄亢進活性は。
ラットに静注し尿中のナトリウムの割合に対する効゛呆
を演1定することによりめた。
を演1定することによりめた。
本発明者らの研究グループが開発した生物活性の測定方
法(平滑筋弛緩とす) +1ウム排泄元進)は0urr
ieらの5cience iE 221巻、71−73
頁(1983年)に記載されている。
法(平滑筋弛緩とす) +1ウム排泄元進)は0urr
ieらの5cience iE 221巻、71−73
頁(1983年)に記載されている。
以下の実施例により本発明を説明するが、これらは決し
て本発明を限定するものではない。下記の例においてO
RFはヒヨコの直腸因子でありRAFはウサギの大動脈
因子を意味する。
て本発明を限定するものではない。下記の例においてO
RFはヒヨコの直腸因子でありRAFはウサギの大動脈
因子を意味する。
実施例1
方法
胸部大動脈のらせん形の切片とヒヨコの直腸切片を酸素
を供給したKrebs−Henseleit溶液(67
°C)で10m1/分で潅流した。安静時の緊張は2X
10−8Mノルエピネフリン(大動脈)か又は2 X
10−8Mカルバコール(W腸)で誘導したう試験物質
の効果は組織の上を流れている培地にマイクロピペット
で添加して、ニトログリセリン(大動脈)とイソゾロテ
レノール([11りを標準物質として用いて測定した。
を供給したKrebs−Henseleit溶液(67
°C)で10m1/分で潅流した。安静時の緊張は2X
10−8Mノルエピネフリン(大動脈)か又は2 X
10−8Mカルバコール(W腸)で誘導したう試験物質
の効果は組織の上を流れている培地にマイクロピペット
で添加して、ニトログリセリン(大動脈)とイソゾロテ
レノール([11りを標準物質として用いて測定した。
カラムの画分は凍結乾燥し、残りはバイオアッセイ用+
c +7ン酸緩衝化生理食塩水に溶解した。
c +7ン酸緩衝化生理食塩水に溶解した。
ナトリウム排泄先進 抽出液のナトリウム排泄冗進茫性
は250−30ONのオスのSprague−Dawl
eyラットをシアル−ウレタンで麻酔をかけて測定した
。採尿用に恥骨上シラスティック膀胱カテーテルを取り
つけ、5%デキストロース溶液中0.225%のNa(
J溶液を68μl/分で潅流するために尾静脈カテーテ
ルを使用した。1時間の平衡化時1)11の後に、10
分間の基勤尿採取を2回行ない次に試験物質を急速に注
入し、さらに1o分間の採尿を6回行なった。1時間の
再平衡化時間の後に試験物質の2回目の注入を行なう第
2回の探線を完了した。軍さを測っておいた容器中で重
さを測定して尿祉をめた。ナトリウム濃度は炎光光度計
で測定した。
は250−30ONのオスのSprague−Dawl
eyラットをシアル−ウレタンで麻酔をかけて測定した
。採尿用に恥骨上シラスティック膀胱カテーテルを取り
つけ、5%デキストロース溶液中0.225%のNa(
J溶液を68μl/分で潅流するために尾静脈カテーテ
ルを使用した。1時間の平衡化時1)11の後に、10
分間の基勤尿採取を2回行ない次に試験物質を急速に注
入し、さらに1o分間の採尿を6回行なった。1時間の
再平衡化時間の後に試験物質の2回目の注入を行なう第
2回の探線を完了した。軍さを測っておいた容器中で重
さを測定して尿祉をめた。ナトリウム濃度は炎光光度計
で測定した。
200匹のラットより得た約30.9ずつの凍結されて
いる心房組織を1クオートのWaringデレンダー中
でリン酸緩衝化生理食塩水で組織重量に対し10倍容量
になるように分散させた(1分)後、Po1ytron
PT 20 STで最高速度で(20秒)作拌しホモ
ジエネートを訓製した。浮遊液を200XIで10分間
遠心分離した。熱処理(18X 150mm試厭管中の
10m1を沸騰浴に10分間浸した)の後、この上澄液
を再び1200 oxgで1o分間遠心分離した。次に
(氷)酢酸を0.5Mになるように上置液に添加し、得
られた浮遊液を最後にもう一度遠心分離(27000X
、!i’で15分[…)して活溌化させた。上置液をG
−15セフアデツクスカラム(8X36cx)を用いて
、0.5M酢酸を60 ON/時間で流してクロマトグ
ラフィーを行ない、蛋白画分を凍結乾燥して濃縮した。
いる心房組織を1クオートのWaringデレンダー中
でリン酸緩衝化生理食塩水で組織重量に対し10倍容量
になるように分散させた(1分)後、Po1ytron
PT 20 STで最高速度で(20秒)作拌しホモ
ジエネートを訓製した。浮遊液を200XIで10分間
遠心分離した。熱処理(18X 150mm試厭管中の
10m1を沸騰浴に10分間浸した)の後、この上澄液
を再び1200 oxgで1o分間遠心分離した。次に
(氷)酢酸を0.5Mになるように上置液に添加し、得
られた浮遊液を最後にもう一度遠心分離(27000X
、!i’で15分[…)して活溌化させた。上置液をG
−15セフアデツクスカラム(8X36cx)を用いて
、0.5M酢酸を60 ON/時間で流してクロマトグ
ラフィーを行ない、蛋白画分を凍結乾燥して濃縮した。
次に600匹のラットから取った物情、を会わせて1つ
にして0.5 Mの酢酸に彪解し5 X 90cmのG
−75セフアデツクスカラムにかけ、0.5M酢酸を9
6ml/時間で流して浴出させた。前述の文献[C!u
rrieら、 Elcience第221巻、71−7
3頁(1983年)〕のアッセイ法により2つのピーク
に生物活性が認められた。それらは高分子計画分(20
,000−30,000)ト低分−1を画分(10,0
00未i?Iりの2つである。
にして0.5 Mの酢酸に彪解し5 X 90cmのG
−75セフアデツクスカラムにかけ、0.5M酢酸を9
6ml/時間で流して浴出させた。前述の文献[C!u
rrieら、 Elcience第221巻、71−7
3頁(1983年)〕のアッセイ法により2つのピーク
に生物活性が認められた。それらは高分子計画分(20
,000−30,000)ト低分−1を画分(10,0
00未i?Iりの2つである。
イオン交撲りロマトグラフィー尾より低分子量画分をさ
らにNHした。1200匹のラットより取った物質を合
わせて1つにしたものを25mM酢酸アンモニウム/
500 mMar?!12中のSP−セファデックスC
−25(乾燥重量25g、5×7(′−mカラム)にか
けた。酢酸は500mMに維持し。
らにNHした。1200匹のラットより取った物質を合
わせて1つにしたものを25mM酢酸アンモニウム/
500 mMar?!12中のSP−セファデックスC
−25(乾燥重量25g、5×7(′−mカラム)にか
けた。酢酸は500mMに維持し。
流速は96酎/時間で酢酸アンモニウムが23.4mM
/時間で増加する直線濃度勾配によりクロマトグラムを
得た。生物活性は2つの主要画分にのみ児出された。ひ
とつは酢酸アンモニウム150 mMで浴出されるOR
Fと命名したピークでありヒヨコ直動弛緩因子(CRF
)を含有しており、もうひとつは匪酸アンモニウム2
70 mMで浴出されるRAFと命名したピークであり
ウサギ大動脈弛抜内子(F、AF)を含有していた。両
面分ともナトリウム排泄亢進宿性が強かった。
/時間で増加する直線濃度勾配によりクロマトグラムを
得た。生物活性は2つの主要画分にのみ児出された。ひ
とつは酢酸アンモニウム150 mMで浴出されるOR
Fと命名したピークでありヒヨコ直動弛緩因子(CRF
)を含有しており、もうひとつは匪酸アンモニウム2
70 mMで浴出されるRAFと命名したピークであり
ウサギ大動脈弛抜内子(F、AF)を含有していた。両
面分ともナトリウム排泄亢進宿性が強かった。
最終的な精製工程ではHPLOを使用し215nmでU
V吸収を追跡した。 SP−セファデックスカラムより
得たCR7画分とFtAFt分は何度も凍結乾燥して揮
発性物質を除去し、0.1%トリフルオロ酢酸に再溶解
し、次にBrownlee RP−3[] QAquo
poreカラム(4,6龍X 25 cWL)を用い1
.0m7/分で下記の濃度勾配でHPL(!を行なった
。(JF : 3.8分かけてO→10%A1次に60
分かけて10%A→14.8%A、次[100分かけて
14.8%A→16.4%Ac、ORF活性を有する6
つのピークが113.8分に溶出した。RAF : 3
.6分かけて0→16%A、次に80分かけて16%A
→22.4%A0RAF活性のバンドは48.8分に溶
出した。すべての場合で溶媒A = 0.1%トリフル
オロ酢酸/アセトニトリルであり、B=0.1%トリフ
ルオロ酢酸/H20である。生物活性を有する画分はV
ydacカラム(C18、孔の大きさ300A、4.6
順×25cm)に再注入し、50分かける0→5o%C
の濃度勾配を用いて1.OmJ/分で溶出させた。
V吸収を追跡した。 SP−セファデックスカラムより
得たCR7画分とFtAFt分は何度も凍結乾燥して揮
発性物質を除去し、0.1%トリフルオロ酢酸に再溶解
し、次にBrownlee RP−3[] QAquo
poreカラム(4,6龍X 25 cWL)を用い1
.0m7/分で下記の濃度勾配でHPL(!を行なった
。(JF : 3.8分かけてO→10%A1次に60
分かけて10%A→14.8%A、次[100分かけて
14.8%A→16.4%Ac、ORF活性を有する6
つのピークが113.8分に溶出した。RAF : 3
.6分かけて0→16%A、次に80分かけて16%A
→22.4%A0RAF活性のバンドは48.8分に溶
出した。すべての場合で溶媒A = 0.1%トリフル
オロ酢酸/アセトニトリルであり、B=0.1%トリフ
ルオロ酢酸/H20である。生物活性を有する画分はV
ydacカラム(C18、孔の大きさ300A、4.6
順×25cm)に再注入し、50分かける0→5o%C
の濃度勾配を用いて1.OmJ/分で溶出させた。
OR?試料は大きな1つのピーク(0RF−I%29.
6分)と、小さな2つのピーク(0FtF−]’l[と
0FF−III’ 。
6分)と、小さな2つのピーク(0FtF−]’l[と
0FF−III’ 。
29.5分、29.7分)に分離した。RAF試料は大
きなピーク(RAP−I 、31.0分)と小さtcビ
ーク(RAF4.61.5分)を与えた。生成物は凍結
乾燥し一20℃で保存すると良好な安定性を示した。
きなピーク(RAP−I 、31.0分)と小さtcビ
ーク(RAF4.61.5分)を与えた。生成物は凍結
乾燥し一20℃で保存すると良好な安定性を示した。
エドマン分解 上記の単離したポリペプチドはHunk
a p i 11 e rら、Methods in
Enzymol、第91巻(1)、第66章、Acad
emic Press 、 N、Y、、1986年の方
法により、Applied BiosystemsMo
del 470 Aガスフェーズシークエンサーを用い
て連続的に分解した。いくつか変更した部分は溶媒のひ
とつのベンゼンの使用をやめたこと、そして系の溶媒4
としてメタノールのかわりにア七ト二トリルを用いたこ
とである。さらに使用した変換か媒(試薬4)は25%
トリフルオロ酢酸(H20中V/、)である。結合時間
は全体で約600秒に減少させ、分解時間は850秒の
ままであった。ORF (収率665ピコモル)、還元
/アルキル化(1!RF (600ピコモル)、そして
RAF (1178ピコモル)のそれぞれにつき1回分
解を行なう1回の火陥で、このサイクルを30回以上繰
返した。
a p i 11 e rら、Methods in
Enzymol、第91巻(1)、第66章、Acad
emic Press 、 N、Y、、1986年の方
法により、Applied BiosystemsMo
del 470 Aガスフェーズシークエンサーを用い
て連続的に分解した。いくつか変更した部分は溶媒のひ
とつのベンゼンの使用をやめたこと、そして系の溶媒4
としてメタノールのかわりにア七ト二トリルを用いたこ
とである。さらに使用した変換か媒(試薬4)は25%
トリフルオロ酢酸(H20中V/、)である。結合時間
は全体で約600秒に減少させ、分解時間は850秒の
ままであった。ORF (収率665ピコモル)、還元
/アルキル化(1!RF (600ピコモル)、そして
RAF (1178ピコモル)のそれぞれにつき1回分
解を行なう1回の火陥で、このサイクルを30回以上繰
返した。
フェニルチオヒダントインアミノ酸はHunkapil
erand Hocd、 Methods in En
zymol、 第91巻(1)%第46章、 Acad
emic Press ’+ N、Y、+ 1985年
の方法を応用して亮速液体クロマトグラフィーを用いて
同定した。正統に定量するに値すると考えられるアミノ
酸誘導体について測定した平均的繰返し収率は91%で
あった。
erand Hocd、 Methods in En
zymol、 第91巻(1)%第46章、 Acad
emic Press ’+ N、Y、+ 1985年
の方法を応用して亮速液体クロマトグラフィーを用いて
同定した。正統に定量するに値すると考えられるアミノ
酸誘導体について測定した平均的繰返し収率は91%で
あった。
上記の方法は、1200匹のラットの心臓の精製に用い
た一連の操作段階を与える。相対的生物活性をめるため
、心房抽出液の弛緩活性を、血管片(ウサギ大動脈)に
対するニトログリセリンの梗遵曲線と、胴切片(ヒヨコ
直@)に対するイソプロテレノールに対して比較した。
た一連の操作段階を与える。相対的生物活性をめるため
、心房抽出液の弛緩活性を、血管片(ウサギ大動脈)に
対するニトログリセリンの梗遵曲線と、胴切片(ヒヨコ
直@)に対するイソプロテレノールに対して比較した。
ラットの心房の最初の粗ホモジェネートは汚染がひどく
て総括性がめられなかった。10分間の煮梯を行なうと
、セファデックスG−15カラムで脱塩する前に多量の
蛋白が除去されるため、精製がはかどった。ゲル濾過カ
ラムより得られた低分子量両分は、穂々の画分の8ン先
的釦、痙活性の差違IC基づきさらにイオン交伊クロマ
トグラフィーで分離した。
て総括性がめられなかった。10分間の煮梯を行なうと
、セファデックスG−15カラムで脱塩する前に多量の
蛋白が除去されるため、精製がはかどった。ゲル濾過カ
ラムより得られた低分子量両分は、穂々の画分の8ン先
的釦、痙活性の差違IC基づきさらにイオン交伊クロマ
トグラフィーで分離した。
すなわち各画分の1oμlを試験1−ると2゛っのペプ
チドか存在することが証明され、そのうちひとつは腸平
滑筋を優先的に弛緩さ一+!:、もうひとつは低濃度で
血性切片を優先的に弛緩させた。しかしこの2つのピー
クの死金な用忙応答分析を行なうとヒヨコ面腸弛緩物質
は顕著な選択性を示し、このペプチドは高投与針でも面
前弛緩剤としては無効であった。一方第2のピークは胴
切片及び血管切片のいずれにも濃度依存性弛緩を示した
。Pt先先達選択性示1−ピーク、すなわちヒヨコ論腸
弛緩物質(これはin vivoです) IIウム排排
泄推進利尿活性を有していた)を1記の如くさらに詳し
く調べた。
チドか存在することが証明され、そのうちひとつは腸平
滑筋を優先的に弛緩さ一+!:、もうひとつは低濃度で
血性切片を優先的に弛緩させた。しかしこの2つのピー
クの死金な用忙応答分析を行なうとヒヨコ面腸弛緩物質
は顕著な選択性を示し、このペプチドは高投与針でも面
前弛緩剤としては無効であった。一方第2のピークは胴
切片及び血管切片のいずれにも濃度依存性弛緩を示した
。Pt先先達選択性示1−ピーク、すなわちヒヨコ論腸
弛緩物質(これはin vivoです) IIウム排排
泄推進利尿活性を有していた)を1記の如くさらに詳し
く調べた。
SPセファデックスカラムより得られた凍結乾燥ヒヨコ
直腸活性因子(OFF )を逆相(Brownlee0
18) HPLOで分画した。OFFは6つの大きな画
分(I−111)に分離した。谷画分を凍結乾燥しVY
DAOカラム(C18,孔)大きさ300A)を用いて
HPLCで再度クロマトグラフィーを竹なった。
直腸活性因子(OFF )を逆相(Brownlee0
18) HPLOで分画した。OFFは6つの大きな画
分(I−111)に分離した。谷画分を凍結乾燥しVY
DAOカラム(C18,孔)大きさ300A)を用いて
HPLCで再度クロマトグラフィーを竹なった。
コ5L、テffi白!’ 60 till (n CR
F−■、 25 μiのC!RF−■、そして25μg
のCRF−J■が得られた。cnF−I ハ平滑筋弛緩
物質として定量すると濃度依存性弛緩を示したが、あら
かじめ収縮させた大動脈片を弛緩させなかった。C!R
F−I蛋白を静注すると尿中ナトリウム濃度が増加した
。
F−■、 25 μiのC!RF−■、そして25μg
のCRF−J■が得られた。cnF−I ハ平滑筋弛緩
物質として定量すると濃度依存性弛緩を示したが、あら
かじめ収縮させた大動脈片を弛緩させなかった。C!R
F−I蛋白を静注すると尿中ナトリウム濃度が増加した
。
精製したCR′F−■はガスフェーズシーフェンス法で
分析した。実施例1で測定した密接に関連した低分子量
鎮痙性/ナト11ウム排泄光進性ペプチドの配列を下記
の表1VC示す。このペプチドには多数のセリンとグリ
シン残基が存在する。0RF4とaRF−nIはC!R
F−Iに存在する1つ又は2つのセリンが欠如している
のみなので、これらはアミノペゾチダーゼ分解産物であ
ることを示唆している。
分析した。実施例1で測定した密接に関連した低分子量
鎮痙性/ナト11ウム排泄光進性ペプチドの配列を下記
の表1VC示す。このペプチドには多数のセリンとグリ
シン残基が存在する。0RF4とaRF−nIはC!R
F−Iに存在する1つ又は2つのセリンが欠如している
のみなので、これらはアミノペゾチダーゼ分解産物であ
ることを示唆している。
0RF−■及びI:!IRF−■ともに光分な生物活性
を有しているため、腸すセプターによる貼設はアミノ床
端における欠如について寛容であるようである。
を有しているため、腸すセプターによる貼設はアミノ床
端における欠如について寛容であるようである。
血管平滑筋の後先的弛緩を示したRAIF−1と命名し
た″P#枦低分子量ペプチドをガスフェーズシークエン
チーターでさらに分析した。言外なことにRAF−■の
最初の21個のアミノ酸はC!RF−iのアミノ酸と全
く同一であった。ペプチド中の大きな違いはカルボキシ
ル末端にあった。RAF−Iはin vitroで強力
な血管平滑筋弛緩剤であり、in vivoで選択的1
゛怖管拡張剤である。RAF −■はまたナトリウム排
泄先進剤としては0RF−)よりかなり類カンLようで
ある。C!RF−iは多忙使用′f6必要があり、in
vivoの応答において変動がある。
た″P#枦低分子量ペプチドをガスフェーズシークエン
チーターでさらに分析した。言外なことにRAF−■の
最初の21個のアミノ酸はC!RF−iのアミノ酸と全
く同一であった。ペプチド中の大きな違いはカルボキシ
ル末端にあった。RAF−Iはin vitroで強力
な血管平滑筋弛緩剤であり、in vivoで選択的1
゛怖管拡張剤である。RAF −■はまたナトリウム排
泄先進剤としては0RF−)よりかなり類カンLようで
ある。C!RF−iは多忙使用′f6必要があり、in
vivoの応答において変動がある。
表 1
アミノ酸配列
C!RF−I :
Ser −s er −C7s−phe−g−1y−g
1y−ar g−11e−as p−ar g −i
le−gly−ala−gln−ser−gly−1e
u−gly−cys−asn−Ser (!RF−,[: des−serl−C!RF(CR
F−1’ll : des−serl、5er2−OR
F−1RAF(: 8er−ser−cys−phe−gly−gly−a
rg−ile−asp−arg−ile−gly−al
a−gln−ser−gly−1eu−gly−cys
−asn−ser21−phe−arg23 RAF−iとCBF−■は電荷(イオン交換クロマトグ
ラフィーによる)と逆相HP LOによる易動度により
容易に区別される。これらのペプチドのカルボキシ末端
の配列が生物学的特異性を規定している。
1y−ar g−11e−as p−ar g −i
le−gly−ala−gln−ser−gly−1e
u−gly−cys−asn−Ser (!RF−,[: des−serl−C!RF(CR
F−1’ll : des−serl、5er2−OR
F−1RAF(: 8er−ser−cys−phe−gly−gly−a
rg−ile−asp−arg−ile−gly−al
a−gln−ser−gly−1eu−gly−cys
−asn−ser21−phe−arg23 RAF−iとCBF−■は電荷(イオン交換クロマトグ
ラフィーによる)と逆相HP LOによる易動度により
容易に区別される。これらのペプチドのカルボキシ末端
の配列が生物学的特異性を規定している。
0FIP−Iはカルボキシ末端が短かくなっているため
その生物活性が一平滑筋の弛緩と弱いすl−IJウム排
泄冗進活性に限定される。このペプチrは通管切片を弛
緩させないし、in vivoにおいて腎抵抗性を低下
させない。一方RAF−Iの輝−りなったカルボキシ末
端はJflI管リセゾす−認識とナトリウム先進作用と
利尿作用の開始に必要な榊造的特輸と含干、シている。
その生物活性が一平滑筋の弛緩と弱いすl−IJウム排
泄冗進活性に限定される。このペプチrは通管切片を弛
緩させないし、in vivoにおいて腎抵抗性を低下
させない。一方RAF−Iの輝−りなったカルボキシ末
端はJflI管リセゾす−認識とナトリウム先進作用と
利尿作用の開始に必要な榊造的特輸と含干、シている。
ORFとRAFのアミノ末端の21個のアミノ酸が同一
であ々ことはこれらのペプチドが同一の前駆体ペプチド
に由来することを強く示唆している。少なくとも最初の
2個のセリン残基のアミノベゾチダーゼ分解は生物活性
を大きく低下させることはない。しかしながら、心房ペ
デチーのカルボキシ剖)分の攻馨部位は九終的な生物学
的応答を指令しているようである。この蛋白分解酵素は
これらの鎖部性(ナト11ウム排泄冗進性)ペプチドの
生理学的作用の理想的な調節ネ11へ位を与える。
であ々ことはこれらのペプチドが同一の前駆体ペプチド
に由来することを強く示唆している。少なくとも最初の
2個のセリン残基のアミノベゾチダーゼ分解は生物活性
を大きく低下させることはない。しかしながら、心房ペ
デチーのカルボキシ剖)分の攻馨部位は九終的な生物学
的応答を指令しているようである。この蛋白分解酵素は
これらの鎖部性(ナト11ウム排泄冗進性)ペプチドの
生理学的作用の理想的な調節ネ11へ位を与える。
実施例2
材料と方法
精製の概要
1400個のラットの凍結心房(Biotrol 。
工ndianapolis工N)の余分な組織、(15
5,!i’jV重量)をに去し、フッ化フェニルメチル
スルフォニル(1p /ml、Sigma Chemi
cal companV、 St。
5,!i’jV重量)をに去し、フッ化フェニルメチル
スルフォニル(1p /ml、Sigma Chemi
cal companV、 St。
Louis 、 MO)の存在下で101と量のリン酸
緩衝化生理食地水でホモジナイズし、2500X、9で
10分1B」遠心分離した。上&mを10m#ずつに分
注し、100°CL:r)湯浴に10分曲浸しtコ後、
10.000X、li’、4°Cで10分間爆心分離し
た。
緩衝化生理食地水でホモジナイズし、2500X、9で
10分1B」遠心分離した。上&mを10m#ずつに分
注し、100°CL:r)湯浴に10分曲浸しtコ後、
10.000X、li’、4°Cで10分間爆心分離し
た。
上澄液を0.5M匪敵になるように調整し、セファデッ
クスG−15カラム(8X36鋼)にかけ、0.5Mの
酢酸で漂出(600ml/時間)させた。
クスG−15カラム(8X36鋼)にかけ、0.5Mの
酢酸で漂出(600ml/時間)させた。
カラム漂出液を凍結乾燥した後0.5 M酢酸で掬元し
、セフ了デツクスG−75カラム(bX90CrrL)
にかけ96m//時間で0.5月酢酸で溶出させた。
、セフ了デツクスG−75カラム(bX90CrrL)
にかけ96m//時間で0.5月酢酸で溶出させた。
G−75カラムより溶出した凍結乾燥低分子量画分を2
5mMa’+−敵アンモニウム/ 0.5 M 6酸中
SP−セファデックスC−25(20prル%5X7m
カラム)にかけ、0.5M酢酢酸酸酢酸アンモニウム直
線濃度勾配(96ml/時間で23.4 mM /時間
)により溶出させた。生物活性を有する2つの画分が溶
出しtこ。ひとつは160mMで溶出しこれ+X腸平滑
筋切片を弛緩させたが、血管平滑筋切片は弛緩させなか
った。もうひとつは270 mMで溶出し、これは血管
平滑筋切片及び腸平滑筋切片ともに弛緩させた。低分子
量ピークは凍結乾燥の後、溶媒A(0,1%トリフルオ
ロ酢酸/アセトニトリル)と浴媒B (0,1%トリフ
ルオロ酢酸/水)の混合液を1.07N/分で用い、
Brownlee RP−300aguaporeカラ
ム(4,6醋X 25 cut )を用いる逆相液体ク
ロマトグラフィーにより、各ピークをひとつすつ精製し
た。
5mMa’+−敵アンモニウム/ 0.5 M 6酸中
SP−セファデックスC−25(20prル%5X7m
カラム)にかけ、0.5M酢酢酸酸酢酸アンモニウム直
線濃度勾配(96ml/時間で23.4 mM /時間
)により溶出させた。生物活性を有する2つの画分が溶
出しtこ。ひとつは160mMで溶出しこれ+X腸平滑
筋切片を弛緩させたが、血管平滑筋切片は弛緩させなか
った。もうひとつは270 mMで溶出し、これは血管
平滑筋切片及び腸平滑筋切片ともに弛緩させた。低分子
量ピークは凍結乾燥の後、溶媒A(0,1%トリフルオ
ロ酢酸/アセトニトリル)と浴媒B (0,1%トリフ
ルオロ酢酸/水)の混合液を1.07N/分で用い、
Brownlee RP−300aguaporeカラ
ム(4,6醋X 25 cut )を用いる逆相液体ク
ロマトグラフィーにより、各ピークをひとつすつ精製し
た。
SP−セファデックスカラムから160 mMの酢酸ア
ンモニウムで浴出した両分を3.8分かげて0−10%
A1次(c60分かけて10−14.8%A、次V10
0分かけて14.8−16.4A%の濃度勾配で測定し
Tこ。アトリオペデチンIは15.6%Aで経出し、
des−ser”−アト11オペデチン■は15.7%
Aで浴出し%des−ser1.5er2−了トリオペ
フ′チン■は15.7%AでiJ出し%des−ser
”1−アトリオペプチン■は15.8%で侵出した。
ンモニウムで浴出した両分を3.8分かげて0−10%
A1次(c60分かけて10−14.8%A、次V10
0分かけて14.8−16.4A%の濃度勾配で測定し
Tこ。アトリオペデチンIは15.6%Aで経出し、
des−ser”−アト11オペデチン■は15.7%
Aで浴出し%des−ser1.5er2−了トリオペ
フ′チン■は15.7%AでiJ出し%des−ser
”1−アトリオペプチン■は15.8%で侵出した。
270 mMで溶出したSP−セファデックス画分はH
PLC”’C’囲1じ1度勾配で分ト+自し、アトリオ
ベプチンIN!、5.8分力けて0−16%Aそして8
0分かけて16−22%の娘度勾配において19.6%
Aで回収し、ア) IJオペブチンIIは21.1%A
で回収した。生物活性のある画分はVydaCオクタデ
カシリルカラム(孔の太ぎさ300 A、 4−6mv
r×25 (7q、 )にかけ、τ谷媒A(アセトニト
リル中0.05%トリフルオロ酢酵)と船隊B(水中0
.05%トリフルオロ訴絃)の混成を用い60分かけて
0−30%の濃度勾配で’1.oml1分で溶出させた
。25分かける10−35%の誦明勾配でアトリオペゾ
チン■は29.5%Aで、 des−ser、1アトリ
オベフ0チン■は29.7%Aで、des−serl、
5er2−アトリオベゾチン■は29.7%Aで、de
s−ser”−アトリオベプチンH’129.9%Aで
、アトリオペフ0チン■は31.5%Aで、アトリオペ
フ0チンInは62%Aで身ゎれた。尖7#1り111
に記載のBiosystem Model 47 Q
Aガスフェーズシークエンサーを応用して用い、これら
のペラ0チドヲ連続的に分す」りさせた。jJ下の各化
合物につぎ1回の分解を行なう各実蕨で60回以上のサ
イクルを行なった:還元及びアルキル化したア) I+
オベデチンI(Il’Z率600ピコモル) ; de
s−serl−アトリオベブチン1(660ビコモ/l
/ ) ; des−ser”1−7トリオペゾチンI
(520ピコモル) ; des−ser’。
PLC”’C’囲1じ1度勾配で分ト+自し、アトリオ
ベプチンIN!、5.8分力けて0−16%Aそして8
0分かけて16−22%の娘度勾配において19.6%
Aで回収し、ア) IJオペブチンIIは21.1%A
で回収した。生物活性のある画分はVydaCオクタデ
カシリルカラム(孔の太ぎさ300 A、 4−6mv
r×25 (7q、 )にかけ、τ谷媒A(アセトニト
リル中0.05%トリフルオロ酢酵)と船隊B(水中0
.05%トリフルオロ訴絃)の混成を用い60分かけて
0−30%の濃度勾配で’1.oml1分で溶出させた
。25分かける10−35%の誦明勾配でアトリオペゾ
チン■は29.5%Aで、 des−ser、1アトリ
オベフ0チン■は29.7%Aで、des−serl、
5er2−アトリオベゾチン■は29.7%Aで、de
s−ser”−アトリオベプチンH’129.9%Aで
、アトリオペフ0チン■は31.5%Aで、アトリオペ
フ0チンInは62%Aで身ゎれた。尖7#1り111
に記載のBiosystem Model 47 Q
Aガスフェーズシークエンサーを応用して用い、これら
のペラ0チドヲ連続的に分す」りさせた。jJ下の各化
合物につぎ1回の分解を行なう各実蕨で60回以上のサ
イクルを行なった:還元及びアルキル化したア) I+
オベデチンI(Il’Z率600ピコモル) ; de
s−serl−アトリオベブチン1(660ビコモ/l
/ ) ; des−ser”1−7トリオペゾチンI
(520ピコモル) ; des−ser’。
5er2−アトリオペプチンI (65LJピコモル〕
;アトリオペプチンn(i 1200ピコモル)、及び
アトリオペゾチンIi+(850pモル)。0.4Mト
’) ス6 (17(P+49.0)中2%のSDS
(ドデシル眺酸ナトリウム)90μl中にこれらのアト
リオペゾチンを#解して還元しアルキル化した。ID0
mMジチオスレイトール10μlを添加し、N2を吹き
つけ、キャップをして67°Cで60分間インキュベー
トした。次r12DmMのヨードアセドアεド(6回再
結晶させた)の新鮮な酪液2oμlを加え、N2を吹き
つけ、キャップをし室温で10分間インキュベートした
。次に薫製させた透析チューブに移し、0.1%SDS
で28イI”FI+透析し、−晩再透析した後凍結乾燥
を行なった。実施例11/j記載した高速数体クロマト
グラフィーを用いてフェ= )v−l−オヒダントイン
アミノ酸を同5.r した。各サイクルにつき平均的サ
イクル収率は9o%見、上であり、その信号により正確
な定量が可能であった。精製したベデチ1の蛋白濃度は
Lowryら、J、 Biol、 +:bem。
;アトリオペプチンn(i 1200ピコモル)、及び
アトリオペゾチンIi+(850pモル)。0.4Mト
’) ス6 (17(P+49.0)中2%のSDS
(ドデシル眺酸ナトリウム)90μl中にこれらのアト
リオペゾチンを#解して還元しアルキル化した。ID0
mMジチオスレイトール10μlを添加し、N2を吹き
つけ、キャップをして67°Cで60分間インキュベー
トした。次r12DmMのヨードアセドアεド(6回再
結晶させた)の新鮮な酪液2oμlを加え、N2を吹き
つけ、キャップをし室温で10分間インキュベートした
。次に薫製させた透析チューブに移し、0.1%SDS
で28イI”FI+透析し、−晩再透析した後凍結乾燥
を行なった。実施例11/j記載した高速数体クロマト
グラフィーを用いてフェ= )v−l−オヒダントイン
アミノ酸を同5.r した。各サイクルにつき平均的サ
イクル収率は9o%見、上であり、その信号により正確
な定量が可能であった。精製したベデチ1の蛋白濃度は
Lowryら、J、 Biol、 +:bem。
第196巻、265−276頁(1951年)の方法を
用いて足せした。平滑筋バイオアッセイ法&1 C!u
rrieら%5cience第221巷、 71−73
頁(1983年)に記載の方法により実施した。簡単に
冨えは、ウサギの胸部大動脈とヒヨコの冶暢のらせん形
切片を、酸素添加したKrebs−Henseleit
培地を用い10駐/分で連続的((超泡流した(37°
0)。弛緩物質を検出するために、血管平滑筋調製物に
ノルエピネフリン(2X10−8M)を注入して安静時
の緊張を誘導した。
用いて足せした。平滑筋バイオアッセイ法&1 C!u
rrieら%5cience第221巷、 71−73
頁(1983年)に記載の方法により実施した。簡単に
冨えは、ウサギの胸部大動脈とヒヨコの冶暢のらせん形
切片を、酸素添加したKrebs−Henseleit
培地を用い10駐/分で連続的((超泡流した(37°
0)。弛緩物質を検出するために、血管平滑筋調製物に
ノルエピネフリン(2X10−8M)を注入して安静時
の緊張を誘導した。
基進コントロールのナトリウム排泄元進−利尿活性(U
Nav)パーセントを測定した。ナトリウム排泄先進−
利尿作用の測定(基進コントロールのUNa■パーセン
ト〕は、0.A威のシアル−ウレタンで麻酔した250
−300.?のSprague−Dawleyラットを
用いて実施した。恥骨上シラスティックカテーテルを尿
採取のため膀胱にとりつけ、5%デキストロース中0.
225%NaCJの注入(38μl/分)用に尾静脈カ
テーテルを使用した。1時間の平衡化時間の後に10分
間基血尿を採取し、次に試験物質を急速に静注し10分
間の採尿をさらに6回行なった。1さを泗っておいTこ
容器を用い尿の重さを測定して尿脩をめた。ナトリウム
濃度は炎光光度法により測定した。
Nav)パーセントを測定した。ナトリウム排泄先進−
利尿作用の測定(基進コントロールのUNa■パーセン
ト〕は、0.A威のシアル−ウレタンで麻酔した250
−300.?のSprague−Dawleyラットを
用いて実施した。恥骨上シラスティックカテーテルを尿
採取のため膀胱にとりつけ、5%デキストロース中0.
225%NaCJの注入(38μl/分)用に尾静脈カ
テーテルを使用した。1時間の平衡化時間の後に10分
間基血尿を採取し、次に試験物質を急速に静注し10分
間の採尿をさらに6回行なった。1さを泗っておいTこ
容器を用い尿の重さを測定して尿脩をめた。ナトリウム
濃度は炎光光度法により測定した。
配列解析に充分な純度のペプチドを得るための精製実験
計画を表2に示す。ラットの心房の最初の粗ホモジエネ
ートは汚染かひど(て組生物活性は定量できなかった。
計画を表2に示す。ラットの心房の最初の粗ホモジエネ
ートは汚染かひど(て組生物活性は定量できなかった。
10分間煮沸すると、セファデックスG−15カラムで
脱塩する前に多量の蛋白が除去されるため精製がはかど
った。rル濾過カラムより得られた低分子型画分は、種
々の両分の電荷と優先的鎮痙活性の差違に基づき、さら
にイオン交換クロマトグラフィーで分離した。こうして
谷分画を試験すると2つの太ぎなペプチド画分の存在が
証明され、そのうちの1つは腸平滑筋を優先的に弛緩さ
せ、もうひとつは低濃度で血管切片と腸切片を弛緩させ
た98P−セファデックスカラムより得られた凍結乾燥
ヒヨコ直腸活性因子は逆相(Br0Wn lee c1
8 ) HPLCを用いて4両分に分別した。同様に血
管弛緩活性を有するピークも2つの大きなぎ−ク(アト
リオペプ゛チン■とアトリオペゾチン■)に分かれ1こ
。谷画分を凍M乾燥しVYDACカラムのHPLCによ
り再度クロマトグラフィーを行ない配列解析を行なった
。この実施例2で測定した密接に関連した低分子量鎮痙
性/ナトリウム排泄先進ペプチドの配列を表6に示す。
脱塩する前に多量の蛋白が除去されるため精製がはかど
った。rル濾過カラムより得られた低分子型画分は、種
々の両分の電荷と優先的鎮痙活性の差違に基づき、さら
にイオン交換クロマトグラフィーで分離した。こうして
谷分画を試験すると2つの太ぎなペプチド画分の存在が
証明され、そのうちの1つは腸平滑筋を優先的に弛緩さ
せ、もうひとつは低濃度で血管切片と腸切片を弛緩させ
た98P−セファデックスカラムより得られた凍結乾燥
ヒヨコ直腸活性因子は逆相(Br0Wn lee c1
8 ) HPLCを用いて4両分に分別した。同様に血
管弛緩活性を有するピークも2つの大きなぎ−ク(アト
リオペプ゛チン■とアトリオペゾチン■)に分かれ1こ
。谷画分を凍M乾燥しVYDACカラムのHPLCによ
り再度クロマトグラフィーを行ない配列解析を行なった
。この実施例2で測定した密接に関連した低分子量鎮痙
性/ナトリウム排泄先進ペプチドの配列を表6に示す。
これらのペプチドは多量のセリンとグリシン残基を含有
し、分子内ジスルフィド環を有する。選択的に腸平滑筋
に作用するが血管平滑筋には作用しない4つのペプチド
は、アミン末端におけるひとつ又は2つのセリン残基の
欠如、又はC末端セリンの欠如により、互いに区別され
る。腸鎮痙剤であるとともに強力な血管平滑筋弛緩剤で
あるこれらのペプチドは、アトリオペプチンIIではカ
ルボキシル末端にphe−argがのびており、アトリ
オペプチン■ではカルボキシル末端にphe−arg−
tyrがのびている。種々の心房ペプチドの生物活性を
定量的に比較すると、dos−ser 1−アトリオペ
プチンl及びdes−8er1.5er2−アトリオペ
プチンともに活性ペプチドなので、腸すセプターの認識
はアミン末端における欠如に対して寛容であることがわ
かる。しかしカルボキシル末端にのびているin vi
voにおけるナトIJウム排泄元進−利尿活性が低下す
る。アトリオペゾチン■とIIIのin vitr○及
びin vivo活性は同程度であり、argより先に
C−末端がのびても実質的に活性は変化しないかもしれ
ないことを示唆している。図1と図2は前述したように
ヒヨコの直腸とウサギの大kiIJ脈を用いる定貞法に
より測定しムー心垢ペプチドの生物活性を定量的に比較
したものである。
し、分子内ジスルフィド環を有する。選択的に腸平滑筋
に作用するが血管平滑筋には作用しない4つのペプチド
は、アミン末端におけるひとつ又は2つのセリン残基の
欠如、又はC末端セリンの欠如により、互いに区別され
る。腸鎮痙剤であるとともに強力な血管平滑筋弛緩剤で
あるこれらのペプチドは、アトリオペプチンIIではカ
ルボキシル末端にphe−argがのびており、アトリ
オペプチン■ではカルボキシル末端にphe−arg−
tyrがのびている。種々の心房ペプチドの生物活性を
定量的に比較すると、dos−ser 1−アトリオペ
プチンl及びdes−8er1.5er2−アトリオペ
プチンともに活性ペプチドなので、腸すセプターの認識
はアミン末端における欠如に対して寛容であることがわ
かる。しかしカルボキシル末端にのびているin vi
voにおけるナトIJウム排泄元進−利尿活性が低下す
る。アトリオペゾチン■とIIIのin vitr○及
びin vivo活性は同程度であり、argより先に
C−末端がのびても実質的に活性は変化しないかもしれ
ないことを示唆している。図1と図2は前述したように
ヒヨコの直腸とウサギの大kiIJ脈を用いる定貞法に
より測定しムー心垢ペプチドの生物活性を定量的に比較
したものである。
6種類の心房ペゾチ1を2μy靜注してラットにおける
in vivoのす) IJウム排泄元進作用を試験し
た。ア) IJオペゾチン■と■の活性は同じであり、
アトリオペゾチンIより若干強がった。N−末端又はC
−末端に8いてセリンが欠如して21個のアミノ酸のベ
ゾチドがさらに短かくなるとナトリウム排泄亢進−利尿
活性が減少した。
in vivoのす) IJウム排泄元進作用を試験し
た。ア) IJオペゾチン■と■の活性は同じであり、
アトリオペゾチンIより若干強がった。N−末端又はC
−末端に8いてセリンが欠如して21個のアミノ酸のベ
ゾチドがさらに短かくなるとナトリウム排泄亢進−利尿
活性が減少した。
このin vivo試験の結果を下記の表4に示す。
単離し潅流したラットの腎1凧でアトリオペプチン■と
アトリオペプチン■は譲度依存匪腎血管拡張作用を示し
た。phe−a、rg C−末端の欠如したペプチド(
すなわちアトリオペプチン■族のペプチド)は腎血管拡
張剤としては活性は低い。
アトリオペプチン■は譲度依存匪腎血管拡張作用を示し
た。phe−a、rg C−末端の欠如したペプチド(
すなわちアトリオペプチン■族のペプチド)は腎血管拡
張剤としては活性は低い。
当業者は本発明の開示を読んだ後は本発明の精神と範囲
から逸脱することなく他の多くの例や以下の例の変更が
aJ能なことは明らかであり、そのような利や変更は全
て特許請求の範囲に含まれる。
から逸脱することなく他の多くの例や以下の例の変更が
aJ能なことは明らかであり、そのような利や変更は全
て特許請求の範囲に含まれる。
すなわち生物活性に害を与えない、ペプチドの末4(R
1又はR2)の長さや組成の変化やペプチドの閏々のア
ミノ酸の変化は特許請求のipl]、囲に宮まれる。
1又はR2)の長さや組成の変化やペプチドの閏々のア
ミノ酸の変化は特許請求のipl]、囲に宮まれる。
このよう1よ例や、ペプチドの末端基や個々のアミノ1
験が変化した例を説明するために以下の例を示す。
験が変化した例を説明するために以下の例を示す。
実施例6
前述した4f:/A!8例2のラットのアトリオベプチ
ン■と■に対応するヒトの合成心房ペプチドを調製した
。このヒトアトリオペプチンは、ラットのアトリオペゾ
チンのイソロイシンのかわりに8位にメチオニンがある
ことを除いては、AiI述した一般式で示されるアミノ
酸配列を有している。
ン■と■に対応するヒトの合成心房ペプチドを調製した
。このヒトアトリオペプチンは、ラットのアトリオペゾ
チンのイソロイシンのかわりに8位にメチオニンがある
ことを除いては、AiI述した一般式で示されるアミノ
酸配列を有している。
Kangawaら、Biochem 、and Eio
phys 、RI−s 、Uomnun。
phys 、RI−s 、Uomnun。
第118巻(1)、151−139貞、1月16日号、
1984年は、ナトリウム排泄7c進、利尿及び血管弛
緩活性を有するヒト心房抽出液からのアミノ酸28個か
ら成るペプチドの梢製について記載している。このペプ
チドのアミノば配列はイソロイシンのかわりにメチオニ
ンがはいっていることを除(と、Flynnら、同上、
第117巻(3)、859−865頁、12月28日号
、1986年に日己載されているラット心房抽出液から
の28個のアミノ酸から成る対応するペプチドのアミノ
は配列と同じである。従って261固及び241固のア
ミノ酸を有する本発明の合成ヒトアトリオペゾチン■と
l1l(ヒ)AP−IIとAP−1[)はF記の配列で
調製した。
1984年は、ナトリウム排泄7c進、利尿及び血管弛
緩活性を有するヒト心房抽出液からのアミノ酸28個か
ら成るペプチドの梢製について記載している。このペプ
チドのアミノば配列はイソロイシンのかわりにメチオニ
ンがはいっていることを除(と、Flynnら、同上、
第117巻(3)、859−865頁、12月28日号
、1986年に日己載されているラット心房抽出液から
の28個のアミノ酸から成る対応するペプチドのアミノ
は配列と同じである。従って261固及び241固のア
ミノ酸を有する本発明の合成ヒトアトリオペゾチン■と
l1l(ヒ)AP−IIとAP−1[)はF記の配列で
調製した。
ヒトAP−II
ヒトAP−1n
アトリオペプチン分子はMerrifieldの古典的
同相法による1%架橋ポリスチレン支持体上で合成した
。以下の文献を参照: Merrifield、J、A
mer。
同相法による1%架橋ポリスチレン支持体上で合成した
。以下の文献を参照: Merrifield、J、A
mer。
Chem、Soc、 ’iff、 85 @、2149
−54頁(1963年)と5cience 第150巻
、178−85頁(1965年) ; Stewart
and Young。
−54頁(1963年)と5cience 第150巻
、178−85頁(1965年) ; Stewart
and Young。
” 5old Phase Peptide 5ynt
hesis、”W、H。
hesis、”W、H。
Freeman & co、、San Francj、
sco+ 1969年、と296貞、 F、F、No1
d、Ed、、Interscience Publis
hers+NewYork + 1969年中のMer
rifieldによる総説の章;そしてEr1ckso
n and Merrifield、 ThePrOt
elnS 、第2巻、255 @ (ed、i\Jeu
rath andHill ) 、 Academic
Press 、 Nf3WYOrk+ 1976年。
sco+ 1969年、と296貞、 F、F、No1
d、Ed、、Interscience Publis
hers+NewYork + 1969年中のMer
rifieldによる総説の章;そしてEr1ckso
n and Merrifield、 ThePrOt
elnS 、第2巻、255 @ (ed、i\Jeu
rath andHill ) 、 Academic
Press 、 Nf3WYOrk+ 1976年。
標準的合成サイクルは表5に記載しである。一般にBo
a−アミノ酸(N−保護基t−ブチルオキシカルボニル
を有する)とのびていくペプチド鎖との結合速度は基質
の性質によって変化するため、ペプチド樹脂をニンヒド
リン呈色反応で追跡し、反応が完了したか否かを決定し
た。−晩反応の後も反(6が不完全な場合は叫脂にBo
c−アミノ酸とカップリング剤ジシクロへキシルカルボ
ジイミド(DCC)で再度結合させた。合btに使用し
たN−保護されたアミノ酸はBoc−8er(Bzl)
、Boa−Cys(4−MeBzl)、Boc−Phe
%、Boc−Gly 、Boc−Arg(Tos)、
Boc−11e 、 Boc−Met 、 Boa−A
sp(OBzl)、Boc−A]、a 。
a−アミノ酸(N−保護基t−ブチルオキシカルボニル
を有する)とのびていくペプチド鎖との結合速度は基質
の性質によって変化するため、ペプチド樹脂をニンヒド
リン呈色反応で追跡し、反応が完了したか否かを決定し
た。−晩反応の後も反(6が不完全な場合は叫脂にBo
c−アミノ酸とカップリング剤ジシクロへキシルカルボ
ジイミド(DCC)で再度結合させた。合btに使用し
たN−保護されたアミノ酸はBoc−8er(Bzl)
、Boa−Cys(4−MeBzl)、Boc−Phe
%、Boc−Gly 、Boc−Arg(Tos)、
Boc−11e 、 Boc−Met 、 Boa−A
sp(OBzl)、Boc−A]、a 。
Boc−Gln % Boc−Leu 1 Boc−A
sn 、Eoc−Tyr−(2、+ 6−di(JBz
l)である。使用した樹脂はペプチドの酸についてはク
ロロメチル化ポリスチレンであり、ペプチドのアミドに
ついては4−メチルベンズヒドリルアミンである。Ta
mら、TetrahedronLet、tevs 19
82年、2969頁に記載の2段階HF法によりペプチ
ドを脱保護し樹脂からはずし、Vydac逆相カラムを
用いる中圧クロマドグ7フイーで水中5%−50%アセ
トニトリル(両溶媒とも0.1%トリフルオロ酢戚で緩
衝化されている)の濃度勾配で浴出して精製した。ペプ
チドの純度はvydacカラムを用いる分析用逆相HP
TJ:で追跡した。精製したペプチドを空気にさらして
pH8,3の酢酸アンモニウム緩衝液中で攪拌してペプ
チドを環状化(システィン残基間のジスルフィド形成)
させた。環状化の進行は分析HPLCで追跡し、完了し
たとき上記の中圧力ラムでペプチドを精製した。最終生
成物は60%酢酸から凍結乾燥した。
sn 、Eoc−Tyr−(2、+ 6−di(JBz
l)である。使用した樹脂はペプチドの酸についてはク
ロロメチル化ポリスチレンであり、ペプチドのアミドに
ついては4−メチルベンズヒドリルアミンである。Ta
mら、TetrahedronLet、tevs 19
82年、2969頁に記載の2段階HF法によりペプチ
ドを脱保護し樹脂からはずし、Vydac逆相カラムを
用いる中圧クロマドグ7フイーで水中5%−50%アセ
トニトリル(両溶媒とも0.1%トリフルオロ酢戚で緩
衝化されている)の濃度勾配で浴出して精製した。ペプ
チドの純度はvydacカラムを用いる分析用逆相HP
TJ:で追跡した。精製したペプチドを空気にさらして
pH8,3の酢酸アンモニウム緩衝液中で攪拌してペプ
チドを環状化(システィン残基間のジスルフィド形成)
させた。環状化の進行は分析HPLCで追跡し、完了し
たとき上記の中圧力ラムでペプチドを精製した。最終生
成物は60%酢酸から凍結乾燥した。
生成物の構造はアミノ酸分析とガスフェーズシーフェン
ス法で証明した。生成物は2つの異なるカラム条件を用
いてHPLCで確認した。
ス法で証明した。生成物は2つの異なるカラム条件を用
いてHPLCで確認した。
ヒトアトリオペゾチン生戎物の活性は、血宜平滑筋(ウ
サギの大動脈)に対するインビトロ定量とイヌにおける
in vivo定量法を用い、前者では平滑筋弛緩を後
者では利尿とナトリウム排a7c進作用を追跡して測定
した。ヒトアトリオペプチン生成物と対応するラットア
トリオペプチン生成物(ラットアトリオペプチンI(I
=1.0)との比較の結果を表6に要約しである。
サギの大動脈)に対するインビトロ定量とイヌにおける
in vivo定量法を用い、前者では平滑筋弛緩を後
者では利尿とナトリウム排a7c進作用を追跡して測定
した。ヒトアトリオペプチン生成物と対応するラットア
トリオペプチン生成物(ラットアトリオペプチンI(I
=1.0)との比較の結果を表6に要約しである。
前述の同相ペプチド合成に使用したN−保護アミノ酸は
下記のように規定する: Boc−8er(Bzl) = t−Boc−○−ペン
シルーL−セリンBoc−Phe =t−Boc−L−
フェニルアラニンBoc−Gly =t−Boc−グリ
クンBOc−Arg(Tos)=t−Boc−Ng−ト
シルーL−アルギニンBoc−11e =t−Boc−
L−インロイシンBoc−Met =t−Boc−L−
メチオニンBoc−Ala =t−BoC−L−アラニ
ンBoc−Gln =t−Boa−L−グルタミンBo
c−Leu =t−Boc−L−ロイシンBoc−As
n =t−Boc−L−アスパラギン表 6 アドリオペゾチンill 1.0 1.0 1.0 1
.0アトリオペプチンI O,01<0.01 <0.
01 1.0アトリオペノチンII 1.5 1.0
1.0ヒトAPII[1・0 ヒトAPII 2.0 3.OL5 注:イヌではな(ラットでAPIにより4導した腎血流
と利尿は基本的にAPIIIと同じである。
下記のように規定する: Boc−8er(Bzl) = t−Boc−○−ペン
シルーL−セリンBoc−Phe =t−Boc−L−
フェニルアラニンBoc−Gly =t−Boc−グリ
クンBOc−Arg(Tos)=t−Boc−Ng−ト
シルーL−アルギニンBoc−11e =t−Boc−
L−インロイシンBoc−Met =t−Boc−L−
メチオニンBoc−Ala =t−BoC−L−アラニ
ンBoc−Gln =t−Boa−L−グルタミンBo
c−Leu =t−Boc−L−ロイシンBoc−As
n =t−Boc−L−アスパラギン表 6 アドリオペゾチンill 1.0 1.0 1.0 1
.0アトリオペプチンI O,01<0.01 <0.
01 1.0アトリオペノチンII 1.5 1.0
1.0ヒトAPII[1・0 ヒトAPII 2.0 3.OL5 注:イヌではな(ラットでAPIにより4導した腎血流
と利尿は基本的にAPIIIと同じである。
RBF =腎血流
UF =尿流速
イヌの腎機能試験において、ベントパルピトー麻酔した
雑種犬にアトリオペゾチンな@物の体1 k17当たり
5−60μg/分で腎瞼脈内注射をした。ラットのアト
リオペプチン■とIII及びヒトAP IIは腎血流(
電磁式流速ゾローブ)とナトリウム排泄(U工V)で濃
度依存1生増加を示したが、アトリオベプチンIは比較
的活性が弱かった。対照標準物−1ilt<ラットアト
リオペプチンff1=1’、o)では腎血i 15 t
nl /分の増加と、ナトリウム排泄200%ノ擢〃口
させるのに必要な量は約3ナノモルであった。
雑種犬にアトリオペゾチンな@物の体1 k17当たり
5−60μg/分で腎瞼脈内注射をした。ラットのアト
リオペプチン■とIII及びヒトAP IIは腎血流(
電磁式流速ゾローブ)とナトリウム排泄(U工V)で濃
度依存1生増加を示したが、アトリオベプチンIは比較
的活性が弱かった。対照標準物−1ilt<ラットアト
リオペプチンff1=1’、o)では腎血i 15 t
nl /分の増加と、ナトリウム排泄200%ノ擢〃口
させるのに必要な量は約3ナノモルであった。
実施例1と2及びCurrieら、5cience −
4221巻、71−73龜(1985年)記載の方法に
より、ラットのアトリオペゾチン1lI−1,C1−コ
ントロールとして、ウサギの大動脈弛緩試験を実施した
。
4221巻、71−73龜(1985年)記載の方法に
より、ラットのアトリオペゾチン1lI−1,C1−コ
ントロールとして、ウサギの大動脈弛緩試験を実施した
。
実施例4
アミノ末端のセリン残基が欠σ口しており、8位と14
位のアミノ酸がメチオニンとグルタミンではなくイソロ
イシンとグルタミン酸であることな除いては、上記実施
例5と同様のMerrifieldの古典的固相法によ
り合成心房ペプチドY #14tした。
位のアミノ酸がメチオニンとグルタミンではなくイソロ
イシンとグルタミン酸であることな除いては、上記実施
例5と同様のMerrifieldの古典的固相法によ
り合成心房ペプチドY #14tした。
この合成においては8位と14位でのアミンばのカップ
リング配列の中でN−t−Boaで保護したメチオニン
とグルタミンのかわりに、同等量のN −t−Bocで
保護したイソロイシンとグルタミン酸を使用し、カップ
リングサイクルを短かくしてアミノ末端における最初の
セリン残基を除いた。こうして合成した本例の合成心房
ペプチド[des−ser1+−g1u14]アトリオ
ペゾチン■は次の配列を有していた: ウサギの大動脈弛緩試験では、この心房ペプチドは対照
標準物質としてのラットのアトリオペノチン■の1.0
に対し、0.2であった。
リング配列の中でN−t−Boaで保護したメチオニン
とグルタミンのかわりに、同等量のN −t−Bocで
保護したイソロイシンとグルタミン酸を使用し、カップ
リングサイクルを短かくしてアミノ末端における最初の
セリン残基を除いた。こうして合成した本例の合成心房
ペプチド[des−ser1+−g1u14]アトリオ
ペゾチン■は次の配列を有していた: ウサギの大動脈弛緩試験では、この心房ペプチドは対照
標準物質としてのラットのアトリオペノチン■の1.0
に対し、0.2であった。
実施例5
8位のアミノ酸がメチオニンのかわりにインロイシンで
あり、カルざキシ末端のOH&のかわりにアミン(NH
2)基であることを除いては前述の実施例3と同様に、
Merri fl’elの古典的固相法を用いて合成心
房ペプチドを調製した。ペプチPアミド誘導体を得るた
めに、本例ではMerrifield固相支持体樹脂と
して1%架橋4−メチルベンズヒrリルアミンを使用し
た。こうして調製した本例の合成心房ペプチげアトリオ
ペプチンー■−アミドは次の配列を有していた: 実施例5のように生物活性の試験を行なうと、対照標準
物質としてのラットのアトリオペプチン■の1.0に対
してこの心房ペプチドはウサギの大動脈弛緩試験で3.
0、イヌの腎皿流試験及び尿流速試験で5.0であった
。
あり、カルざキシ末端のOH&のかわりにアミン(NH
2)基であることを除いては前述の実施例3と同様に、
Merri fl’elの古典的固相法を用いて合成心
房ペプチドを調製した。ペプチPアミド誘導体を得るた
めに、本例ではMerrifield固相支持体樹脂と
して1%架橋4−メチルベンズヒrリルアミンを使用し
た。こうして調製した本例の合成心房ペプチげアトリオ
ペプチンー■−アミドは次の配列を有していた: 実施例5のように生物活性の試験を行なうと、対照標準
物質としてのラットのアトリオペプチン■の1.0に対
してこの心房ペプチドはウサギの大動脈弛緩試験で3.
0、イヌの腎皿流試験及び尿流速試験で5.0であった
。
実施例6
アミノ末端のセリン残基のかわりにアセチ′ルセリンを
入れたことを除いては前記の実施例5と同様に、Mer
rifieldの古典的同相法により合成心房ペプチド
を調製した。このアセチルペプチド誘導体を得るために
、水性NH4HCO3緩衝液中(p)18 )で実施例
5の精製したアトリオペノチンー■−アミドを酢酸のN
−ヒ10キクサクシニミドエステルと反応させ、得られ
たアセチル化生成物を逆相HPLCにより精製した。こ
うして得られた本例の合成心房ペプチドは次の配列を有
していた。
入れたことを除いては前記の実施例5と同様に、Mer
rifieldの古典的同相法により合成心房ペプチド
を調製した。このアセチルペプチド誘導体を得るために
、水性NH4HCO3緩衝液中(p)18 )で実施例
5の精製したアトリオペノチンー■−アミドを酢酸のN
−ヒ10キクサクシニミドエステルと反応させ、得られ
たアセチル化生成物を逆相HPLCにより精製した。こ
うして得られた本例の合成心房ペプチドは次の配列を有
していた。
実施例6のように生物活性の試験を行なうと、対照標準
物質としてのラットのアトリオペゾチン■の1.0に対
してこの心房ペプチドはウサギの大″i1ftImg
! am tl’ d +1% z n λ−ffln
llll而m # m 7b面汀1mの流速試験で5.
0であった。
物質としてのラットのアトリオペゾチン■の1.0に対
してこの心房ペプチドはウサギの大″i1ftImg
! am tl’ d +1% z n λ−ffln
llll而m # m 7b面汀1mの流速試験で5.
0であった。
図1は本発明の新規な心房ペプチドの腸平滑筋(ヒヨコ
の直腸)弛緩活性を示す。 図2は本発明の新規な心房ペプチドの血管平滑筋(ウサ
ギの大動脈)弛緩活性を示す。 代理人 浅 村 皓 図面の浄書(内容に変¥4し) F16.I A′嬶トづ Fl&・2・ 昭和60年3 月2o日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第256542号 2、発明の名称 新規な心房ペプチド 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 氏 名 (名称) ワシントン ユニパーシティ4、代理人 昭和60年2 月26日 6、補正により増加する発明の数 1項のペプチドの調製法。 発明の詳細な説明 発明の背景 本発明は有用なナトリウム排泄元通活性を有する新規の
心房ペプチドに関する。 哺乳動物の心房の筋肉は無数の膜結合貯蔵顆粒を含有す
ることは公知である。ラット、犬、猫そしてヒトの心房
に観察されるこれらの特徴的な分泌顆粒は、ペプチドホ
ルモン産生細胞中のものと似ている。(たとえばドボー
ルド(DeBold )も、ジャーナル・オプ・ヒスト
ケミストリイ・アンド・サイトケミストリイ(J、Hi
stochem、 Cytochem、 )第26巻、
1094−1102頁(1978年)参照)。心房の筋
肉の粗組織抽出物を非利尿ラットに静注すると、急速に
強力なナトリウム排泄亢進反応が起きたと報告されてい
る(たとえばトポ−# ト(DeBold )も、ライ
スサイエンシズ(Life8ciences 、 )第
28巻、89−94貞(1981年)参照)。短時間の
煮沸工程とセファデックス■による分画によりラットの
心房ホモゾエネートのボッド(Trippodo )ら
、プロシーディング・ンサイアテイ・エクスベリメンタ
ル・バイオロジカル・メデイシン(Proc、 Soc
、 Exp、 Biol、 Med、)第170巻、5
02−508頁(1982年)〕。 これらの研究者たちは総分子量3,600−44.00
0ドルトンの範囲に、そして36,000−44,00
0ドルトンの高分子量範囲と3,600−5,500
)’ルトンの低分子量範囲のところにナトリウム排泄活
性を見出した。 最近の文献〔フエデラル・プロシーディング(Fed、
Proc、 )第42巻(ろ)、抄録1870.611
頁(1983年)〕でドボールド(DeBobL)らは
、彼らが6カーデイオナトリン(Cardionatr
in)I”と名づけた分子量5150ドルトンで47個
のアミノ酸の配列を有する心房ナトリウム排泄亢進ペプ
チドの精美について報告している。高速液体クロマトグ
ラフィー法(HPLC)によりナトリウム排泄九進活性
を有するさらに3つのピークが得られた。 さらにあとの文献〔バイオケミストリイ・バイオフィジ
ックス・リサーチ・コミユニティ(Bidchem。 Biophys、 Res、 Comm、 )第116
巻(2)、696−703頁、10月61日号、198
6年)でグラ−r −(Grammer )らは、分子
量が約3800で36個のアミノ酸残基を含有するラッ
トの心房ナトリウム排泄先進因子の部分精製について記
載している。 ラットの心房抽出液は低分子量画分(<10.()D。 ドルトン)と高分子量画分(20,000−30,00
0ドルトン)に分画され、いずれの両分も試験管内で平
滑筋を弛緩させ、ラットに静脈内投与すると強力なナト
リウム排泄亢進作用があった〔キュリー (Curri
e )ら、サイエンス(Elcience )、第22
1巻、71−79貞(1983年)参照〕。 本発明は有用ぎす) IJウム排泄元亢進性を示す新規
なペプチドを供する。これらの生物活性を有するペプチ
ドは以下のアミノ酸配列のペプチド、又はその生理学的
に許容される塩、エステル又はJ −(!y E3−
phe−gly−R17−arg−ile −a B
p−a r(:i−11e−R17−ala−gl−1
1e−R17−1eu−gly−C7e aen−R2
(式中、R1” )I 、 Ber 、 8er−8e
r 、及びR2=OH−、Tr 、Eler−phe
arc);、8er−phe−arg−tyr )。 このペプチドの構造式の中でアミノ酸は普通用いられる
以下の略号で示しである。 本発明者らの研究グループが開発した生物活性の測定方
法(平滑筋弛緩とナトリウム排泄光通)はキュリー(c
urrie)らのサイエンス(Science)第22
1巻、71−73頁(1983年)に記載されている。 以下の実施例により本発明を説明するが、これらは決し
て本発明を限定するものではない。下記の例においてC
RFはヒヨコの直腸因子でありRAFはウサギの大動脈
因子を意味する。 実施例1 方法 ゛、ソ等円での平滑筋の弛緩 バイオアッセイ 1gの張力をかけたウサギの胸部大動
脈のらせん形の切片とヒヨコの直腸切片を酸素を供給し
たKrebs−Henseleit 浴液(37℃)で
10d/分で潅流した。安静時の緊張は2 X 10−
8Mノルエピネフリン(大動脈)か又は2 X 10−
8Mカルバコール(直腸)で誘導した。試験物質の効果
は組織の上を流れている培地にマイクロピペットで株加
して、ニトログリセリン(大動脈)とインプロテンノー
ル(直腸)を標準物質として用されている心房組織を1
クオ一舐ring)ゾレンダー中でリン酸緩衝化生理食
塩水で組織重量に対し10倍容量になるように分散させ
た(1分)後、Po1ytron PT 2Q STで
最高速度で(20秒)攪拌しホモジエネートを調製した
。、浮遊液を200×gで10分間遠心分離した。熱処
理(18X150mm試験管中の10mJを沸騰浴に1
0分間浸した)の後、この上澄液を再び12000X、
!i’で10分間遠心分離した。次に(氷)酢酸を0.
5 Mになるように上澄液に添加し、得られた浮遊液を
最後にもう一度遠心分離(27000X、9で15分間
)して清澄化させた。上澄液をG−15セフアデツクス
カラム(8X36cWL)を用いて、0.5 M酢酸を
600rrte 7時間で流してクロマトグラフィーな
行ない、蛋白画分を凍結乾燥して濃縮した。次に600
匹のラットから取った物質を合わせて1つにして0.5
Mの酢酸に浴解し5x90cmのG−75セフアデツ
クスカラムにかけ、0.5M酢酸を96d/時間で流し
て溶出させた。前述の文献〔キュ!j (Currie
)ら、ナイx y y、 (S c i en c e
)第221巻、71−73頁(1983年)〕分)と
、小さな2つのピーク(CRF−11とCRF−l、2
9.5分、29.7分)に分離した。欝試料は大きなピ
ーク(RAF−1,31,0分)と小さなピーク(RA
F−It 、31.5分)を与えた。生成物は凍結乾燥
し一20℃で保存すると良好な安定性を示した。 エドマン分解 上記の単離したポリペプチドはバンカピ
ラー(Hunkapiller )ら、メンッズ・イン
・エンずイモロゾイ(Methods in Enzy
mol、 )第91巻(1)、第66章、アカデミ−ツ
ク・プレス(Academic Press )、N、
Y、、1983年の方法により、アプライド・バイオシ
ステムズ・モデル(Applied Biosyste
ms Model ) 470 Aガスフエーズシーク
エンサーを用いて連続的に分解した。 い(つか変更した部分は溶媒のひとつのベンゼンの使用
をやめたこと、そして系の溶媒4としてメタノールのか
わりにア七ト二トリルを用いたことである。さらに使用
した変換溶媒(試薬4)は25%トリフルオロ酢酸(H
20中″/)である。 ■ 結合時間は全体で約600秒に減少させ、分解時間は8
50秒のままであった。CRF (収率665ピコモル
)、還元/アルキル化CRF (600ピコモル)、そ
してRAF(1178ピコモル)のそれぞれにつき1回
分解を行なう1回の実験で、このサイクルを30回以上
繰返した。フェニルチオヒダントインアミノ酸はバンカ
ピラーとフッド(Hunkapiler and Ho
od )、メンッズ・イン・エンザイモロジイ(Met
hods in Enzymol、 )第91巻(1)
、第43章、アカデミツク・プレス(Academic
Press ) 、 N、Y、、 1983年の方法
を応用して高速液体クロマトグラフィーを用いて同定し
た。正確に定量するに値すると考えられるアミノ酸誘導
体について測定した平均的繰返し収率は91%であった
。 上記の方法は、1200匹のラットの心臓の精製に用い
た一連の操作段階を与える。相対的生物活性をめるため
、心房抽出液の弛緩活性を、血管片(ウサギ大動脈)に
対するニトログリセリンの標準曲線と、腸切片(ヒヨコ
直腸)に対するインゾロテレノールに対して比較した。 ラットの心房の最初の粗ホモジエネートは汚染がひどく
て総括性がめられなかった。10分間の煮沸を行なうと
、セファデックスG−15カラムで脱塩する前に多量の
蛋白が除去されるため、精製がはかどった。ゲル濾過カ
ラムより得られた低分子量画分は、種々の両分の優先的
鎮痙活性の差違に基づきさらにイオン交換クロマトグラ
フィーで分離した。 すなわち各画分の10μlを試験すると2つのペプチド
が存在することが証明され、そのうちひとつは腸平滑筋
を優先的に弛緩させ、もうひとつは低濃度で血管切片を
優先的に弛緩させた。しかしこの2つのピークの完全な
用量応答分析を行なうとヒヨコ直腸弛緩物質は顕著な選
択性を示し、このペプチドは高投与量でも血管弛緩剤と
しては無効であった。一方第2のピークは腸切片及び血
管切片のいずれにも濃度依存性弛緩を示した。優先的選
択性を示すピーク、すなわちヒヨコ直腸弛緩物質(これ
は生体内です) IJウム排泄冗進−利尿活性を有して
いた)を下記の如(さらに詳しく調べた。 SPセファデックスカラムより得られた凍結乾燥ヒヨコ
直腸活性因子(CRF )を逆相(BrownleeC
18)HPLCで分画した。cRFは3つの大きな両分
(1’−1)に分離した。各画分を凍結乾凍しvYDA
Cカラム(018、孔+7)大きさ300人)を用エン
チーターでさらに分析した。意外なことにRAF−1の
最初の21個のアミノ酸はCRF−1のアミノ酸と全(
同一であった。ペプチド中の大きな違いはカルボキシル
末端にあった。RAF−1は試験管内で強力な血管平滑
筋弛緩剤であり、生体力で選択的腎血管拡張剤である。 RAF−1はまたナトリウム排泄亢進剤としてはCRF
−1よりかなり強力なようである。CRF−1は多量使
用する必要があり、1nvivoの応答において変動が
ある。 表 1 アミノ酸配列 CRF−1: Ser−ser−cys−phe−gly−gly−a
rg−ile−asp−arg−ile−gly−al
a−gln−ser−gly−1eu−gly−cys
−asn−Ser CRF−11: des−serl−CRF−1CRF
−1: aes−serl、5er2−CRF−1RA
P−1: Ser−ser−cys−phe−gly−gly−a
rg−ile−asp−arg−ile−gLy−al
a−gln−ser−gly−1eu−gly−cys
−asn−ser”−phe−arg” RAF−1とCRF−1は電荷(イオン交換クロマトグ
ラフィーによる)と逆相HPLCによる易動度により容
易に区別される。これらのペプチドのカルボキシ末端の
配列が生物学的特異性を規定している。 CRF−1はカルボキシ末端が短か(なっているためそ
の生物活性が腸平滑筋の弛緩と弱いナトリウム排泄元通
活性に限定される。このペプチドは血管切片を弛緩させ
ないし、生体内において背低抗性を低下させない。一方
RAF−1の長くなったカルボキシ末端は血管リセプタ
ー認識とナトリウム亢進作用と利尿作用の開始に必要な
構造的特徴と含有している。CRFとRAFのアミノ末
端の21個のアミノ酸が同一であることはこれらのペプ
チドが同一の前駆体ペプチドに由来することを強(示唆
している。少な(とも最初の2個のセリン残基のアミノ
ペプチダーゼ分解は生物活性を大き(低下させることは
ない。しかしながら、心房ペプチドのカルボキシ部分の
攻撃部位は最終的な生物学的応答を指令しているようで
ある。この蛋白分解酵素はこれらの鎮痙性 (ナトリウ
ム排泄亢進性)ペプチrの生理学的作用の理想的な調節
部位を与える。 実施例2 材料と方法 精製の概要 1400個のラットの凍結心房(Biotrol、In
dianapolis IN )の余分な組織(153
g湿重゛、t)を除去し、フッ比フェニルメチルスルフ
ォニル(1μ/d、シグマ化学会社(Sigma Ch
emicalCompany)、St、 Louis、
MO)の存在下で10倍量のリン酸緩衝化生理食塩水で
ホモジナイズし、2500xgで10分間遠心分離した
。上澄液を10dずつに分注し、100℃の湯浴に10
分間浸した後、10.000)l、4℃で10分間遠心
分離した。 上澄液を0.5M酢酸になるように調整し、セファデッ
クスG−15カラム(8X36cm)にかけ、かけて0
−30%の濃度勾配で1.0tttl1分で溶出させた
。25分かける1 0−35%の濃度勾配でアトリオペ
ノチンIは29.5 % Aで、des−serl −
アトリオペゾチンIは29.71 Aで、des−se
rl 。 ser”−アトリオペゾチンIは29.7%Aで、de
s−ser”−アトリオペプチンIは29.9%Aで、
アトリオペプチンハは61.5%Aで、アトリオペプチ
ンIは32%Aで現われた。実施例1に記載のバイオシ
ステム、モデル(Biosystem Model )
470Aガスフエーズシークエンサーを応用して用い、
これらのペプチドを連続的に分解させた。 以下の各化合物につき1回の分解を行なう各実験で60
回以上のサイクルを行なった:還元及びアルキル化した
アトリオペゾチンI(収率600ビニl −r−/l/
) ; des−ser”−アトリオペゾチ71 C
660ビニモル) ; des−set”−アトリオペ
ノチyl(520ビコモA/ ) ; des−ser
l、5er2−アトリオペプチンI(650ビコモ/l
/);アトリオペゾチンIf(1200ピコモル)、及
びアトリオペプf71 (850P−T−ル)。0.4
Mトリス酢#(PH9.0)中2%の5DS(ドデシル
硫酸ナトリウム)90μl中にこれらのアトリオペゾチ
ンを溶解して還元しアルキル化した。100mMジチオ
スレイトール10μlを添加し、N2を吹きつけ、キャ
ップをして37°Cで60分間インキュベートした。 次に120劇のヨードアセトアミド(3回再結晶させた
)の新鮮な溶液20μlを加え、N2を吹きつげ、キャ
ップをし室温で10分間インキユベートシた。次に煮沸
させた透析チューブに移し、0.1 To SDSで2
時間透析し、−晩再透析した後凍結乾燥を行なった。実
施例1に記載した高速液体クロマトグラフィーを用いて
フェニルチオヒダントインアミノ酸を同定した。各サイ
クルにつき平均的サイクル収率は90%以上であり、そ
の信号により正確な定量が可能であった。精製したペプ
チドの蛋白濃度はローリイLowryら、ジャーナル。 オシ、バイオロジカル、クミストリイ(J、 Biol
。 Chem、 )第193巻、265−276頁(195
1年)の方法を用いて定量した。平滑筋バイオアッセイ
法はキュリー(Currie ) b、サイエンス(5
cience )第221巻、71−73頁(1983
年)に記載の方法により実施した。簡単に言えば、ウサ
ギの胸部大動脈とヒヨコの直腸 生体内におけるす) IJウム排泄充亢進利尿活性が低
下する。アトリオペゾチン■とIの試験管内及び生体内
活性は同程度であり、argより先にC−末端がのびて
も実質的に活性は変化しないかもしれないことを示唆し
ている。図1と図2は前述したようにヒヨコの直腸とウ
サギの大動脈を用いる定量法により測定した心房ペプチ
ドの生物活性を定量的に比較したものである。 6種類の心房ペプチドを2μ9靜注してラットにおける
生体内のナトリウム排泄元通作用を試験した。アトリオ
ベゾチン■と置の活性は同じであり、アトリオペゾチン
Iより若干強かった。N−末端又はC−末端においてセ
リンが欠如して21個のアミノ酸のペプチドがさらに短
かくなるとナトリウム排泄元通−利尿活性が減少した。 この生体内試験の結果を下記の表4に示す。 トリオペゾチンのインロイシンのかわりに8位にメチオ
ニンがあることを除いては、前述した一般式で示される
アミノ酸配列を有している。カンガワ(Kangawa
)ら、バイオケミストリイ・アンド・バイオフィジッ
クス・リサーチ・コミユニティ巻(11,131−13
9頁、1月16日号、1984年は、ナトリウム排泄亢
進、利尿及び血管弛緩活性を有するヒト心房抽出液から
のアミノ酸28個から成るペノチドの精製について記載
している。 このペゾチドのアミノ酸配列はインロイシンのかわりに
メチオニンがはいっていることを除(と、フリン(Fl
ynn )ら、同上、第117巻(3)、859−86
5頁、12月28日号、1983年に記載されているラ
ット心房抽出液からの28個のアミノ酸から成る対応す
るペノチドのアミノ酸配列と同じである。従って261
11il及び24個のアミノ酸を有する本発明の合成ヒ
トアトリオペプチン■とI(ヒ) AP−ItとAP−
1)は下記の配列で調製した。 ヒトAP −If ヒトAP−1 アトリオペプチン分子はメリフィールド(Merrif
ield)の古典的固相法による1チ架橋ポリスチレン
支持体上で合成した。以下の文献を参照:メリフィール
ド(Merrifield ) 、ジャーナル・オプ・
アメリカン・ケミカル・ンサイエテ−54頁(1963
年)とサイエンス(5cience)第150巻、17
8−85頁(1965年);スチュアートとヤングSt
ewart and Young 、ンリツド・フェー
ズ・ペプチド・シンセシス(5o11Phase Pe
ptide 5ynthesis )、ダブリュー・エ
イチ・フリーマン・アンド・カンパニイ(W、 H。 Freeman & Co、 )、サンフランシスコ、
1969年とアドバンシズ・イン・エン枦イモロゾイ(
Advances in Enzymology )第
62巻、221−296頁、エフ・エフ・ノールド(F
、 F、N01d)著、インターサイエンス・パブリツ
シャーズ(Interscience Publish
ers )、ニューヨーク、1969年中のメリフィー
ルド(Merrifield )による総説の章;そし
てエリクスンとメリフィールド(Er1cson an
d Merrifield )、ザ・プロテインズ(T
he Proteins )、第2巻、255頁(ノイ
ラスとヒル(Neurath and Hill )、
アカデミツクプレス(Academic press
)、ニューヨーク、1976年。標準的合成サイクルは
表5に記載しである。一般にBoc−アミノ酸(N−保
護基1−ブチルオキシカルボニルを有する)とのびてい
くペプチド鎖との結合速度は基質の性質によって変化す
るため、ペプチド樹脂をニンヒドリン呈色反応で追跡し
、反応が完了したか否かを決定した。 −晩反応の後も反応が不完全な場合は樹脂にBoc−ア
ミノ酸とカップリング剤ゾシクロへキシルカルボシイミ
ド(DCC)で再度結合させた。合成に使用したN−保
護されたアミノ酸はBoa−8er(Bzl)、Boc
−Cys (4−MeBzl )、Boa−Phe 、
Boa−Gly。 Boc−Arg(Tos)、Boc−11e 、IBo
c−Met XBoC−Asp(OBZI)、BOC−
Ala %Boa−Gin 、 Boc−Leu 、
Boc−Asn%Boc−Tyr−(2、6−di C
jBzl )である。 使用した樹脂はペプチドの酸についてはクロロメチル化
ポリスチレンであり、ペプチドのアミドについては4−
メチルベンズヒドリルアミンである。 タム(Tam )ら、テトラヒドロン・レターズ(Te
trahedron Lettevs ) 1982年
、2939頁に記載の2段階HF法によりペプチドを脱
保護し樹脂からはずし、V%ac逆相カラムを用いる中
圧クロマトグラフィーで水中5%−50%アセトニトリ
ル(両溶媒とも0.11 )リフルオロ酢酸で緩衝化さ
れている)の濃度勾配で溶出して精製した。ペプチドの
純度はVydacカラムを用いる分析用逆相HPLCで
追跡した。精製したペプチドを空気にさらしてpH8,
3の酢酸アンモニウム緩衝液中で攪拌してペプチドを環
状化(システィン残基間のジスルフィド形成)させた。 環状化の進行は分析HPLCで追跡し、完了したとき上
記の中圧力ラムでペプチドを精製した。最終生成物は3
0%酢酸から凍結乾燥した。生成物の構造はアミノ酸分
析とガスフエーズシークエ/ス法で証明した。生成物は
2つの異なるカラム条件を用いてHPLCで確認した。 ヒトアトリオペノテン生成物の活性は、血管平滑筋(ウ
サギの大動脈)に対するインビトロ定量とイヌにおける
生体内定量法を用い、前者では平滑筋弛緩を後者では利
尿とナトリウム排泄元通作用を追跡して測定した。ヒト
アトリオペプチン生成物と対応するラットアトリオペプ
チン生成物(ラットアトリオペプチン鳳=1.0)との
比較の結果を表6に要約しである。 前述の固相ペプチド合成に使用したN−保護アミノ酸は
下記のように規定する: Boc−8er(Bzl) = t−Boc−0−ベン
ジル−L−セリンBoc−Phe = t−Boa−L
−フェニルアラニンBoa−Gly = t−Boc−
グリシンBoc−Arg(Tos)= t−Boc−N
g−)シルーL−アルギニンBoc−11e −t−B
oc−L−インロイシンBoc−Met = t−Bo
c−L−メチオニンイヌの腎機能試験において、ペンド
パルビ) −ル麻酔した雑種犬にアトリオペゾチンを動
物の体重1kg当たり5−60〜/分で腎動脈的注射を
した。ラットのアトリオペゾチン■と■及びヒトAP■
は腎血流(電磁式流速プローブ)とナトリウム排泄(U
Na■)で濃度依存性増加を示したが、アトリオペプチ
ンI′は比較的活性が弱かった。対照標準物質(ラット
アトリオペゾチンIII = 1.0 )では腎血流1
5d/分の増加と、ナ) IJウム排泄200チ増加さ
せるのに必要な量は約6ナノモルであった。 実施例1と2及びキュリー(0urrie )ら、サイ
エンス(5cience )第221巻、71−73頁
(1983年)記載の方法によシ、ラットのアトリオペ
ノチンI = 1.0をコントロールとして、ウサギの
大動脈弛緩試験を実施した。 実施例4 アミノ末端のセリン残基が欠如しており、8位と14位
のアミノ酸がメチオニンとグルタミンではなくイソロイ
シンとグルタミン酸であることな除いては、上記実施例
6と同様のメリフィールド(Merrifield )
の古典的固相法により合成心房ペゾチドを調製した。こ
の合成においては8位と14位でのアミノ酸のカップリ
ング配列の中でN−t−Bocで保護したメチオニンと
グルタミンのかかわシに1同等量のN−t−Bocで保
護したイソロイシンとグルタミン酸を使用し、カップリ
ングサイクルを短かくしてアミノ末端における最初のセ
リン残基な除いた。こうして合成した本例の合成心房ペ
ゾチド(delil−8er1+ −g1u14 )ア
トリオペプチン■は次の配列を有していた: S【 1.1 ウサギの大動脈弛緩試験では、この心房ペゾチドは対照
標準物質としてのラットのアトリオペノチン■の1.0
に対し、0.2であった。 実施例5 8位のアミノ酸がメチオニンのかわりにイソロイシンで
あり、カルボキシ末端のOH基のかわりにアミン(NH
2)基であることを除いては前述の実施例6と同様に、
メリフィールド(Merrifield)の古典的同相
法を用いて合成心房ペプチドを調製した。ベゾチドアミ
ド誘導体を得るために、本例ではメリフィールド(Me
rrifield )固相支持体樹脂として1%架橋4
−メチルベンズヒドリルアミンを使用した。こうして調
製した本例の合成心房ペプチドアトリオペプチンー■−
アミドは次の配列を有していた: 実施例6のように生物活性の試験を行なうと、対照標準
物質としてのラットのアトリオペプチン用の1.0に対
してこの心房ペプチドはウサギの大動脈弛緩試験で6.
0、イヌの腎血流試験及び尿流速試験で5.0であった
。 実施例6 アミノ末端のセリン残基のかわシにアセチルセリンを入
れたことを除いては前記の実施例5と同様に、メリフィ
ールド(Merrifield )の古典的固相法によ
シ合成心房ペゾチドを調製した。このアセチルペプチド
誘導体を得るために、水性NH4HCO3緩衝液中(p
H8)で実施例5の精製したアトリオペプチンー■−ア
ミドな酢酸のN−ヒドロキシサクシニミドエステルと反
応させ、得られたアセチル化生成物を逆相HPLOによ
り精製した。こうして得られた本例の合成心房ペプチド
は次の配列を有していた。
の直腸)弛緩活性を示す。 図2は本発明の新規な心房ペプチドの血管平滑筋(ウサ
ギの大動脈)弛緩活性を示す。 代理人 浅 村 皓 図面の浄書(内容に変¥4し) F16.I A′嬶トづ Fl&・2・ 昭和60年3 月2o日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第256542号 2、発明の名称 新規な心房ペプチド 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 氏 名 (名称) ワシントン ユニパーシティ4、代理人 昭和60年2 月26日 6、補正により増加する発明の数 1項のペプチドの調製法。 発明の詳細な説明 発明の背景 本発明は有用なナトリウム排泄元通活性を有する新規の
心房ペプチドに関する。 哺乳動物の心房の筋肉は無数の膜結合貯蔵顆粒を含有す
ることは公知である。ラット、犬、猫そしてヒトの心房
に観察されるこれらの特徴的な分泌顆粒は、ペプチドホ
ルモン産生細胞中のものと似ている。(たとえばドボー
ルド(DeBold )も、ジャーナル・オプ・ヒスト
ケミストリイ・アンド・サイトケミストリイ(J、Hi
stochem、 Cytochem、 )第26巻、
1094−1102頁(1978年)参照)。心房の筋
肉の粗組織抽出物を非利尿ラットに静注すると、急速に
強力なナトリウム排泄亢進反応が起きたと報告されてい
る(たとえばトポ−# ト(DeBold )も、ライ
スサイエンシズ(Life8ciences 、 )第
28巻、89−94貞(1981年)参照)。短時間の
煮沸工程とセファデックス■による分画によりラットの
心房ホモゾエネートのボッド(Trippodo )ら
、プロシーディング・ンサイアテイ・エクスベリメンタ
ル・バイオロジカル・メデイシン(Proc、 Soc
、 Exp、 Biol、 Med、)第170巻、5
02−508頁(1982年)〕。 これらの研究者たちは総分子量3,600−44.00
0ドルトンの範囲に、そして36,000−44,00
0ドルトンの高分子量範囲と3,600−5,500
)’ルトンの低分子量範囲のところにナトリウム排泄活
性を見出した。 最近の文献〔フエデラル・プロシーディング(Fed、
Proc、 )第42巻(ろ)、抄録1870.611
頁(1983年)〕でドボールド(DeBobL)らは
、彼らが6カーデイオナトリン(Cardionatr
in)I”と名づけた分子量5150ドルトンで47個
のアミノ酸の配列を有する心房ナトリウム排泄亢進ペプ
チドの精美について報告している。高速液体クロマトグ
ラフィー法(HPLC)によりナトリウム排泄九進活性
を有するさらに3つのピークが得られた。 さらにあとの文献〔バイオケミストリイ・バイオフィジ
ックス・リサーチ・コミユニティ(Bidchem。 Biophys、 Res、 Comm、 )第116
巻(2)、696−703頁、10月61日号、198
6年)でグラ−r −(Grammer )らは、分子
量が約3800で36個のアミノ酸残基を含有するラッ
トの心房ナトリウム排泄先進因子の部分精製について記
載している。 ラットの心房抽出液は低分子量画分(<10.()D。 ドルトン)と高分子量画分(20,000−30,00
0ドルトン)に分画され、いずれの両分も試験管内で平
滑筋を弛緩させ、ラットに静脈内投与すると強力なナト
リウム排泄亢進作用があった〔キュリー (Curri
e )ら、サイエンス(Elcience )、第22
1巻、71−79貞(1983年)参照〕。 本発明は有用ぎす) IJウム排泄元亢進性を示す新規
なペプチドを供する。これらの生物活性を有するペプチ
ドは以下のアミノ酸配列のペプチド、又はその生理学的
に許容される塩、エステル又はJ −(!y E3−
phe−gly−R17−arg−ile −a B
p−a r(:i−11e−R17−ala−gl−1
1e−R17−1eu−gly−C7e aen−R2
(式中、R1” )I 、 Ber 、 8er−8e
r 、及びR2=OH−、Tr 、Eler−phe
arc);、8er−phe−arg−tyr )。 このペプチドの構造式の中でアミノ酸は普通用いられる
以下の略号で示しである。 本発明者らの研究グループが開発した生物活性の測定方
法(平滑筋弛緩とナトリウム排泄光通)はキュリー(c
urrie)らのサイエンス(Science)第22
1巻、71−73頁(1983年)に記載されている。 以下の実施例により本発明を説明するが、これらは決し
て本発明を限定するものではない。下記の例においてC
RFはヒヨコの直腸因子でありRAFはウサギの大動脈
因子を意味する。 実施例1 方法 ゛、ソ等円での平滑筋の弛緩 バイオアッセイ 1gの張力をかけたウサギの胸部大動
脈のらせん形の切片とヒヨコの直腸切片を酸素を供給し
たKrebs−Henseleit 浴液(37℃)で
10d/分で潅流した。安静時の緊張は2 X 10−
8Mノルエピネフリン(大動脈)か又は2 X 10−
8Mカルバコール(直腸)で誘導した。試験物質の効果
は組織の上を流れている培地にマイクロピペットで株加
して、ニトログリセリン(大動脈)とインプロテンノー
ル(直腸)を標準物質として用されている心房組織を1
クオ一舐ring)ゾレンダー中でリン酸緩衝化生理食
塩水で組織重量に対し10倍容量になるように分散させ
た(1分)後、Po1ytron PT 2Q STで
最高速度で(20秒)攪拌しホモジエネートを調製した
。、浮遊液を200×gで10分間遠心分離した。熱処
理(18X150mm試験管中の10mJを沸騰浴に1
0分間浸した)の後、この上澄液を再び12000X、
!i’で10分間遠心分離した。次に(氷)酢酸を0.
5 Mになるように上澄液に添加し、得られた浮遊液を
最後にもう一度遠心分離(27000X、9で15分間
)して清澄化させた。上澄液をG−15セフアデツクス
カラム(8X36cWL)を用いて、0.5 M酢酸を
600rrte 7時間で流してクロマトグラフィーな
行ない、蛋白画分を凍結乾燥して濃縮した。次に600
匹のラットから取った物質を合わせて1つにして0.5
Mの酢酸に浴解し5x90cmのG−75セフアデツ
クスカラムにかけ、0.5M酢酸を96d/時間で流し
て溶出させた。前述の文献〔キュ!j (Currie
)ら、ナイx y y、 (S c i en c e
)第221巻、71−73頁(1983年)〕分)と
、小さな2つのピーク(CRF−11とCRF−l、2
9.5分、29.7分)に分離した。欝試料は大きなピ
ーク(RAF−1,31,0分)と小さなピーク(RA
F−It 、31.5分)を与えた。生成物は凍結乾燥
し一20℃で保存すると良好な安定性を示した。 エドマン分解 上記の単離したポリペプチドはバンカピ
ラー(Hunkapiller )ら、メンッズ・イン
・エンずイモロゾイ(Methods in Enzy
mol、 )第91巻(1)、第66章、アカデミ−ツ
ク・プレス(Academic Press )、N、
Y、、1983年の方法により、アプライド・バイオシ
ステムズ・モデル(Applied Biosyste
ms Model ) 470 Aガスフエーズシーク
エンサーを用いて連続的に分解した。 い(つか変更した部分は溶媒のひとつのベンゼンの使用
をやめたこと、そして系の溶媒4としてメタノールのか
わりにア七ト二トリルを用いたことである。さらに使用
した変換溶媒(試薬4)は25%トリフルオロ酢酸(H
20中″/)である。 ■ 結合時間は全体で約600秒に減少させ、分解時間は8
50秒のままであった。CRF (収率665ピコモル
)、還元/アルキル化CRF (600ピコモル)、そ
してRAF(1178ピコモル)のそれぞれにつき1回
分解を行なう1回の実験で、このサイクルを30回以上
繰返した。フェニルチオヒダントインアミノ酸はバンカ
ピラーとフッド(Hunkapiler and Ho
od )、メンッズ・イン・エンザイモロジイ(Met
hods in Enzymol、 )第91巻(1)
、第43章、アカデミツク・プレス(Academic
Press ) 、 N、Y、、 1983年の方法
を応用して高速液体クロマトグラフィーを用いて同定し
た。正確に定量するに値すると考えられるアミノ酸誘導
体について測定した平均的繰返し収率は91%であった
。 上記の方法は、1200匹のラットの心臓の精製に用い
た一連の操作段階を与える。相対的生物活性をめるため
、心房抽出液の弛緩活性を、血管片(ウサギ大動脈)に
対するニトログリセリンの標準曲線と、腸切片(ヒヨコ
直腸)に対するインゾロテレノールに対して比較した。 ラットの心房の最初の粗ホモジエネートは汚染がひどく
て総括性がめられなかった。10分間の煮沸を行なうと
、セファデックスG−15カラムで脱塩する前に多量の
蛋白が除去されるため、精製がはかどった。ゲル濾過カ
ラムより得られた低分子量画分は、種々の両分の優先的
鎮痙活性の差違に基づきさらにイオン交換クロマトグラ
フィーで分離した。 すなわち各画分の10μlを試験すると2つのペプチド
が存在することが証明され、そのうちひとつは腸平滑筋
を優先的に弛緩させ、もうひとつは低濃度で血管切片を
優先的に弛緩させた。しかしこの2つのピークの完全な
用量応答分析を行なうとヒヨコ直腸弛緩物質は顕著な選
択性を示し、このペプチドは高投与量でも血管弛緩剤と
しては無効であった。一方第2のピークは腸切片及び血
管切片のいずれにも濃度依存性弛緩を示した。優先的選
択性を示すピーク、すなわちヒヨコ直腸弛緩物質(これ
は生体内です) IJウム排泄冗進−利尿活性を有して
いた)を下記の如(さらに詳しく調べた。 SPセファデックスカラムより得られた凍結乾燥ヒヨコ
直腸活性因子(CRF )を逆相(BrownleeC
18)HPLCで分画した。cRFは3つの大きな両分
(1’−1)に分離した。各画分を凍結乾凍しvYDA
Cカラム(018、孔+7)大きさ300人)を用エン
チーターでさらに分析した。意外なことにRAF−1の
最初の21個のアミノ酸はCRF−1のアミノ酸と全(
同一であった。ペプチド中の大きな違いはカルボキシル
末端にあった。RAF−1は試験管内で強力な血管平滑
筋弛緩剤であり、生体力で選択的腎血管拡張剤である。 RAF−1はまたナトリウム排泄亢進剤としてはCRF
−1よりかなり強力なようである。CRF−1は多量使
用する必要があり、1nvivoの応答において変動が
ある。 表 1 アミノ酸配列 CRF−1: Ser−ser−cys−phe−gly−gly−a
rg−ile−asp−arg−ile−gly−al
a−gln−ser−gly−1eu−gly−cys
−asn−Ser CRF−11: des−serl−CRF−1CRF
−1: aes−serl、5er2−CRF−1RA
P−1: Ser−ser−cys−phe−gly−gly−a
rg−ile−asp−arg−ile−gLy−al
a−gln−ser−gly−1eu−gly−cys
−asn−ser”−phe−arg” RAF−1とCRF−1は電荷(イオン交換クロマトグ
ラフィーによる)と逆相HPLCによる易動度により容
易に区別される。これらのペプチドのカルボキシ末端の
配列が生物学的特異性を規定している。 CRF−1はカルボキシ末端が短か(なっているためそ
の生物活性が腸平滑筋の弛緩と弱いナトリウム排泄元通
活性に限定される。このペプチドは血管切片を弛緩させ
ないし、生体内において背低抗性を低下させない。一方
RAF−1の長くなったカルボキシ末端は血管リセプタ
ー認識とナトリウム亢進作用と利尿作用の開始に必要な
構造的特徴と含有している。CRFとRAFのアミノ末
端の21個のアミノ酸が同一であることはこれらのペプ
チドが同一の前駆体ペプチドに由来することを強(示唆
している。少な(とも最初の2個のセリン残基のアミノ
ペプチダーゼ分解は生物活性を大き(低下させることは
ない。しかしながら、心房ペプチドのカルボキシ部分の
攻撃部位は最終的な生物学的応答を指令しているようで
ある。この蛋白分解酵素はこれらの鎮痙性 (ナトリウ
ム排泄亢進性)ペプチrの生理学的作用の理想的な調節
部位を与える。 実施例2 材料と方法 精製の概要 1400個のラットの凍結心房(Biotrol、In
dianapolis IN )の余分な組織(153
g湿重゛、t)を除去し、フッ比フェニルメチルスルフ
ォニル(1μ/d、シグマ化学会社(Sigma Ch
emicalCompany)、St、 Louis、
MO)の存在下で10倍量のリン酸緩衝化生理食塩水で
ホモジナイズし、2500xgで10分間遠心分離した
。上澄液を10dずつに分注し、100℃の湯浴に10
分間浸した後、10.000)l、4℃で10分間遠心
分離した。 上澄液を0.5M酢酸になるように調整し、セファデッ
クスG−15カラム(8X36cm)にかけ、かけて0
−30%の濃度勾配で1.0tttl1分で溶出させた
。25分かける1 0−35%の濃度勾配でアトリオペ
ノチンIは29.5 % Aで、des−serl −
アトリオペゾチンIは29.71 Aで、des−se
rl 。 ser”−アトリオペゾチンIは29.7%Aで、de
s−ser”−アトリオペプチンIは29.9%Aで、
アトリオペプチンハは61.5%Aで、アトリオペプチ
ンIは32%Aで現われた。実施例1に記載のバイオシ
ステム、モデル(Biosystem Model )
470Aガスフエーズシークエンサーを応用して用い、
これらのペプチドを連続的に分解させた。 以下の各化合物につき1回の分解を行なう各実験で60
回以上のサイクルを行なった:還元及びアルキル化した
アトリオペゾチンI(収率600ビニl −r−/l/
) ; des−ser”−アトリオペゾチ71 C
660ビニモル) ; des−set”−アトリオペ
ノチyl(520ビコモA/ ) ; des−ser
l、5er2−アトリオペプチンI(650ビコモ/l
/);アトリオペゾチンIf(1200ピコモル)、及
びアトリオペプf71 (850P−T−ル)。0.4
Mトリス酢#(PH9.0)中2%の5DS(ドデシル
硫酸ナトリウム)90μl中にこれらのアトリオペゾチ
ンを溶解して還元しアルキル化した。100mMジチオ
スレイトール10μlを添加し、N2を吹きつけ、キャ
ップをして37°Cで60分間インキュベートした。 次に120劇のヨードアセトアミド(3回再結晶させた
)の新鮮な溶液20μlを加え、N2を吹きつげ、キャ
ップをし室温で10分間インキユベートシた。次に煮沸
させた透析チューブに移し、0.1 To SDSで2
時間透析し、−晩再透析した後凍結乾燥を行なった。実
施例1に記載した高速液体クロマトグラフィーを用いて
フェニルチオヒダントインアミノ酸を同定した。各サイ
クルにつき平均的サイクル収率は90%以上であり、そ
の信号により正確な定量が可能であった。精製したペプ
チドの蛋白濃度はローリイLowryら、ジャーナル。 オシ、バイオロジカル、クミストリイ(J、 Biol
。 Chem、 )第193巻、265−276頁(195
1年)の方法を用いて定量した。平滑筋バイオアッセイ
法はキュリー(Currie ) b、サイエンス(5
cience )第221巻、71−73頁(1983
年)に記載の方法により実施した。簡単に言えば、ウサ
ギの胸部大動脈とヒヨコの直腸 生体内におけるす) IJウム排泄充亢進利尿活性が低
下する。アトリオペゾチン■とIの試験管内及び生体内
活性は同程度であり、argより先にC−末端がのびて
も実質的に活性は変化しないかもしれないことを示唆し
ている。図1と図2は前述したようにヒヨコの直腸とウ
サギの大動脈を用いる定量法により測定した心房ペプチ
ドの生物活性を定量的に比較したものである。 6種類の心房ペプチドを2μ9靜注してラットにおける
生体内のナトリウム排泄元通作用を試験した。アトリオ
ベゾチン■と置の活性は同じであり、アトリオペゾチン
Iより若干強かった。N−末端又はC−末端においてセ
リンが欠如して21個のアミノ酸のペプチドがさらに短
かくなるとナトリウム排泄元通−利尿活性が減少した。 この生体内試験の結果を下記の表4に示す。 トリオペゾチンのインロイシンのかわりに8位にメチオ
ニンがあることを除いては、前述した一般式で示される
アミノ酸配列を有している。カンガワ(Kangawa
)ら、バイオケミストリイ・アンド・バイオフィジッ
クス・リサーチ・コミユニティ巻(11,131−13
9頁、1月16日号、1984年は、ナトリウム排泄亢
進、利尿及び血管弛緩活性を有するヒト心房抽出液から
のアミノ酸28個から成るペノチドの精製について記載
している。 このペゾチドのアミノ酸配列はインロイシンのかわりに
メチオニンがはいっていることを除(と、フリン(Fl
ynn )ら、同上、第117巻(3)、859−86
5頁、12月28日号、1983年に記載されているラ
ット心房抽出液からの28個のアミノ酸から成る対応す
るペノチドのアミノ酸配列と同じである。従って261
11il及び24個のアミノ酸を有する本発明の合成ヒ
トアトリオペプチン■とI(ヒ) AP−ItとAP−
1)は下記の配列で調製した。 ヒトAP −If ヒトAP−1 アトリオペプチン分子はメリフィールド(Merrif
ield)の古典的固相法による1チ架橋ポリスチレン
支持体上で合成した。以下の文献を参照:メリフィール
ド(Merrifield ) 、ジャーナル・オプ・
アメリカン・ケミカル・ンサイエテ−54頁(1963
年)とサイエンス(5cience)第150巻、17
8−85頁(1965年);スチュアートとヤングSt
ewart and Young 、ンリツド・フェー
ズ・ペプチド・シンセシス(5o11Phase Pe
ptide 5ynthesis )、ダブリュー・エ
イチ・フリーマン・アンド・カンパニイ(W、 H。 Freeman & Co、 )、サンフランシスコ、
1969年とアドバンシズ・イン・エン枦イモロゾイ(
Advances in Enzymology )第
62巻、221−296頁、エフ・エフ・ノールド(F
、 F、N01d)著、インターサイエンス・パブリツ
シャーズ(Interscience Publish
ers )、ニューヨーク、1969年中のメリフィー
ルド(Merrifield )による総説の章;そし
てエリクスンとメリフィールド(Er1cson an
d Merrifield )、ザ・プロテインズ(T
he Proteins )、第2巻、255頁(ノイ
ラスとヒル(Neurath and Hill )、
アカデミツクプレス(Academic press
)、ニューヨーク、1976年。標準的合成サイクルは
表5に記載しである。一般にBoc−アミノ酸(N−保
護基1−ブチルオキシカルボニルを有する)とのびてい
くペプチド鎖との結合速度は基質の性質によって変化す
るため、ペプチド樹脂をニンヒドリン呈色反応で追跡し
、反応が完了したか否かを決定した。 −晩反応の後も反応が不完全な場合は樹脂にBoc−ア
ミノ酸とカップリング剤ゾシクロへキシルカルボシイミ
ド(DCC)で再度結合させた。合成に使用したN−保
護されたアミノ酸はBoa−8er(Bzl)、Boc
−Cys (4−MeBzl )、Boa−Phe 、
Boa−Gly。 Boc−Arg(Tos)、Boc−11e 、IBo
c−Met XBoC−Asp(OBZI)、BOC−
Ala %Boa−Gin 、 Boc−Leu 、
Boc−Asn%Boc−Tyr−(2、6−di C
jBzl )である。 使用した樹脂はペプチドの酸についてはクロロメチル化
ポリスチレンであり、ペプチドのアミドについては4−
メチルベンズヒドリルアミンである。 タム(Tam )ら、テトラヒドロン・レターズ(Te
trahedron Lettevs ) 1982年
、2939頁に記載の2段階HF法によりペプチドを脱
保護し樹脂からはずし、V%ac逆相カラムを用いる中
圧クロマトグラフィーで水中5%−50%アセトニトリ
ル(両溶媒とも0.11 )リフルオロ酢酸で緩衝化さ
れている)の濃度勾配で溶出して精製した。ペプチドの
純度はVydacカラムを用いる分析用逆相HPLCで
追跡した。精製したペプチドを空気にさらしてpH8,
3の酢酸アンモニウム緩衝液中で攪拌してペプチドを環
状化(システィン残基間のジスルフィド形成)させた。 環状化の進行は分析HPLCで追跡し、完了したとき上
記の中圧力ラムでペプチドを精製した。最終生成物は3
0%酢酸から凍結乾燥した。生成物の構造はアミノ酸分
析とガスフエーズシークエ/ス法で証明した。生成物は
2つの異なるカラム条件を用いてHPLCで確認した。 ヒトアトリオペノテン生成物の活性は、血管平滑筋(ウ
サギの大動脈)に対するインビトロ定量とイヌにおける
生体内定量法を用い、前者では平滑筋弛緩を後者では利
尿とナトリウム排泄元通作用を追跡して測定した。ヒト
アトリオペプチン生成物と対応するラットアトリオペプ
チン生成物(ラットアトリオペプチン鳳=1.0)との
比較の結果を表6に要約しである。 前述の固相ペプチド合成に使用したN−保護アミノ酸は
下記のように規定する: Boc−8er(Bzl) = t−Boc−0−ベン
ジル−L−セリンBoc−Phe = t−Boa−L
−フェニルアラニンBoa−Gly = t−Boc−
グリシンBoc−Arg(Tos)= t−Boc−N
g−)シルーL−アルギニンBoc−11e −t−B
oc−L−インロイシンBoc−Met = t−Bo
c−L−メチオニンイヌの腎機能試験において、ペンド
パルビ) −ル麻酔した雑種犬にアトリオペゾチンを動
物の体重1kg当たり5−60〜/分で腎動脈的注射を
した。ラットのアトリオペゾチン■と■及びヒトAP■
は腎血流(電磁式流速プローブ)とナトリウム排泄(U
Na■)で濃度依存性増加を示したが、アトリオペプチ
ンI′は比較的活性が弱かった。対照標準物質(ラット
アトリオペゾチンIII = 1.0 )では腎血流1
5d/分の増加と、ナ) IJウム排泄200チ増加さ
せるのに必要な量は約6ナノモルであった。 実施例1と2及びキュリー(0urrie )ら、サイ
エンス(5cience )第221巻、71−73頁
(1983年)記載の方法によシ、ラットのアトリオペ
ノチンI = 1.0をコントロールとして、ウサギの
大動脈弛緩試験を実施した。 実施例4 アミノ末端のセリン残基が欠如しており、8位と14位
のアミノ酸がメチオニンとグルタミンではなくイソロイ
シンとグルタミン酸であることな除いては、上記実施例
6と同様のメリフィールド(Merrifield )
の古典的固相法により合成心房ペゾチドを調製した。こ
の合成においては8位と14位でのアミノ酸のカップリ
ング配列の中でN−t−Bocで保護したメチオニンと
グルタミンのかかわシに1同等量のN−t−Bocで保
護したイソロイシンとグルタミン酸を使用し、カップリ
ングサイクルを短かくしてアミノ末端における最初のセ
リン残基な除いた。こうして合成した本例の合成心房ペ
ゾチド(delil−8er1+ −g1u14 )ア
トリオペプチン■は次の配列を有していた: S【 1.1 ウサギの大動脈弛緩試験では、この心房ペゾチドは対照
標準物質としてのラットのアトリオペノチン■の1.0
に対し、0.2であった。 実施例5 8位のアミノ酸がメチオニンのかわりにイソロイシンで
あり、カルボキシ末端のOH基のかわりにアミン(NH
2)基であることを除いては前述の実施例6と同様に、
メリフィールド(Merrifield)の古典的同相
法を用いて合成心房ペプチドを調製した。ベゾチドアミ
ド誘導体を得るために、本例ではメリフィールド(Me
rrifield )固相支持体樹脂として1%架橋4
−メチルベンズヒドリルアミンを使用した。こうして調
製した本例の合成心房ペプチドアトリオペプチンー■−
アミドは次の配列を有していた: 実施例6のように生物活性の試験を行なうと、対照標準
物質としてのラットのアトリオペプチン用の1.0に対
してこの心房ペプチドはウサギの大動脈弛緩試験で6.
0、イヌの腎血流試験及び尿流速試験で5.0であった
。 実施例6 アミノ末端のセリン残基のかわシにアセチルセリンを入
れたことを除いては前記の実施例5と同様に、メリフィ
ールド(Merrifield )の古典的固相法によ
シ合成心房ペゾチドを調製した。このアセチルペプチド
誘導体を得るために、水性NH4HCO3緩衝液中(p
H8)で実施例5の精製したアトリオペプチンー■−ア
ミドな酢酸のN−ヒドロキシサクシニミドエステルと反
応させ、得られたアセチル化生成物を逆相HPLOによ
り精製した。こうして得られた本例の合成心房ペプチド
は次の配列を有していた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)下記のアミノ酸配列より成る強力なナトリウム排
泄亢進活性を有するペプチド、又はその生理学的に許容
できる塩、エステル又はアミド:J−CyS−phe−
gly−gly−arg−ile−asp−arg i
le−gly−ala−gln−ser−gly−1e
u−gly−ays−asn−R2(式中%R1=H、
SQr、 8er−8er 、及びR2= OH、se
r 、 ser−phe−arg 。 aer−phe−arg−tyr )。 (21R1は5er−serでありR2はserである
。腸平滑筋弛緩活性を示す、特許請求の範囲第1項記載
のペプチド。 +3J R,はserであり、R2はserである、腸
平滑筋弛緩活性を示す、特許請求の範囲第1項記載のペ
プチド。 (4)R工はHであり、R2はsetである%腸平滑筋
弛緩活性を示′−f、特許請求の範囲第1項記載のペプ
チド。 (51R1は5er−serであり、R2はOHである
、腸平滑筋弛緩活性を示す、特許請求の範囲第1項記載
のペプチド。 +61 R1は5er−serでありb R2はser
−phe−argである。血管平滑筋弛緩活性を示す、
特許請求の範囲第1項記載のペプチド。 (71R1は5er−serであり、R2はser−p
he−arg−tyrである、血管平滑筋弛緩活性を示
す、特許請求の範囲第1項記載のベプチP0 (8)治療上有効量の特許請求の範囲第1填記載のペプ
チドより成る。利尿又はナトリウム排泄亢進作用を示す
治療用組成物。 (9) 治療上有効量の特許請求の範囲第2項より第5
項までのいずれか1項記載のペプチドより成る、―平滑
筋弛緩活性を示す治療用組成物。 (101治療上有効量の特許請求の範囲第6項又は第7
項記載のペプチドより成る、血管平滑筋弛緩活性を示す
治療用組成物。 (Il+ 特許請求の範囲第1項に定義したペプチドの
ひとつの治療学的に有効量を哺乳動物に投与することよ
り成る、哺乳動物において利尿又はナトリウム排泄先進
作用を引き起こす方法。 02、特許請求の範囲第2項より第5項までのいずれか
1項に定義したペプチドのひとつの治療学的に有効量を
哺乳動物に投与することより成る、哺乳動物において腸
平滑筋弛緩作用を引き起こす方法。 Q31 特許請求の範囲第6項又は第7項に定義したペ
プチドのひとつの治療学的に有効量を哺乳動物に投与す
ることより成る。哺乳動物において血管平滑筋弛緩作用
を引き起こす方法。 α4) 特許請求の範囲第1項記載のペプチドの調製方
法において (al 哺乳動物の心房組織の粗ホモジエネートを調製
し遠心分離し、 (bl 上澄液を煮沸し遠心分離し、 (cl セファデックス■G−15樹脂を用いるゲル濾
過クロマトグラフィーにより上&液を脱塩し。 (dl セファデックス■G−75樹脂を用いて蛋白画
分のゲル濾過クロマトグラフィーに供し、(el sp
−セファデックス■CC−251t脂を用い、低分子量
蛋白画分をイオン交侯りロマトグラフィ家供し、 (f)2つの主蛋白画分を高速液体クロマトグラフィー
に供し、 そして (gl 分離した心房ペプチド画分を回収することを特
徴とする、上記調製方法。 +15) R2がser−phe−arg又はser−
phe−arg−tyrである特許請求の範囲第1項に
定義したペプチドのひとつの治療上有効量より成る、腎
JfII W拡張作用を示す治療用組成物。 161 R1が5er−serである特許請求の範囲第
15項に定義したペプチドのひとつの治療上有効量より
成る、腎血管拡張作用を示す治療用組成物。 αn R2がser−phe−arg又はse r−p
he−arg−1’yrである特許請求の範囲第1項に
定義したペプチドのひとつの治療学的に有効蓋を哺乳動
物に投与することより成る、哺乳動物において腎血管拡
張作用を引き起こす方法。 (181R1が5er−serである特許請求の範囲第
17項に定義したペプチドのひとつの治療学的に有効量
を哺乳動物に投与することより成る、哺乳動物において
腎血管拡張作用を引き起こす方法。 α9 アミノ酸第8位のileがmetで置換されてい
る、特許請求の範囲第6項記載のにプチド。 (イ)) アミノ酸第8位のileがmetで置換され
ている、特許請求の範囲第7項記載のペプチド。 Ga1l R1がserであり%P2がser−phe
−argであり。 gln h″−gluで置換されている、面管平溺筋弛
緩活性を示す、特許請求の範囲第1項記載の−i′ゾチ
ド。 (22カルボキシ末端のOHがアは)基で置換されてい
る。特許請求の範囲第6項記載のペプチド。 (ハ) アミノ末端のセリン残基がアセチルセリンで置
換されている。特許請求の範囲第22項記載のペプチド
。 (2)特許請求の範囲第1項に示した配列でアミノ酸を
結合させることよr′成る%特許請求の範囲第1項のベ
デチげの調製法。
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