JPH0421699A - カルシトニン遺伝子関連ペプチド誘導体 - Google Patents

カルシトニン遺伝子関連ペプチド誘導体

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JPH0421699A
JPH0421699A JP2122178A JP12217890A JPH0421699A JP H0421699 A JPH0421699 A JP H0421699A JP 2122178 A JP2122178 A JP 2122178A JP 12217890 A JP12217890 A JP 12217890A JP H0421699 A JPH0421699 A JP H0421699A
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JP
Japan
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peptide
group
resin
amino
boc
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JP2122178A
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English (en)
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Ko Morita
森田 香
Toshiharu Noda
俊治 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Jozo KK
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyo Jozo KK
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0421699A publication Critical patent/JPH0421699A/ja
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、心臓病の治療薬または脳循環改善薬などの医
薬として有用な新規カルシトニン遺伝子関連ペプチド(
Calcitonin  GeneRelated  
Peptide;以下CGRPという)誘導体に関する
〔従来の技術〕
カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CORP)は、を索
動物の脳やヒトの視床下部に存在するペプチドであり、
ヒト、ラット、ニワトリ、ブタ等で知られている。ヒト
C0RP (h−CC;RP)は、式 %式% (式中、A3はAspまたはAsnを示し、A22はV
alまたはMetを示し、A25はAsnまたはSet
を示す) で表されるアミノ酸順序を有し、またニワトリ (ch
 i cken)CGRP (c−CGRP)はA3が
Asn、14番目GlyがAsp、15番目LeuがP
he、23番目ValがGlyに置換されたペプチドで
ある。C0RPの生物学的性質については、循環器系(
Eur、J、Pharma8  (5)、  2144
〜2145  (1986)”)  、骨代謝(End
ocrinolo  y、118(5)、46〜51 
 (1986))及びその他(Eur、  J、  P
harmacol、、  142゜355〜35B  
(1987)  ;Biochem。
Bio   h   s、Res、Commun、、 
 152 (1)、383〜391  (1988)等
)に対する多くの作用を有することが知られている。C
0RPの誘導体も多数合成されている(Chem。
Pharm、Bul 1..34 (9)、3915〜
3918  (1986)  ;Ex   erien
tia、43.890〜892 (1987)等)。ま
た、h−CORPのC端断片(8−37)の合成等につ
いての報告もある(Biochem、Bi。
h  s、Res、Commun、、152 (1)3
83〜391  (1988))。
〔発明が解決しようとする課題〕
h−CORPより優れた諸性質を有する誘導体を見出す
ことは医療上有用であり、特にh−ccRPより血圧低
下作用の強いペプチド誘導体を探索することは医学上重
要なことである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記の点に着目してC0RP誘導体につ
いて種々の合成を行い、その生物活性について比較した
結果、既知のh−CORPより血圧低下作用が強いC0
RP誘導体を見出した。
本発明は上記の知見に基づいて完成されたものであり、
その目的とするところは、C0RP誘導体を提供するも
のである。
即ち、本発明は、式 %式% (式中、XはHまたはH−Ala−NH−を示し、4−
F−Pheは4−フルオロフェニルアラニンを示す)で
表されるペプチドまたはその塩である。
本発明のペプチド〔1〕はいずれも公知のペプチド合成
の常法手段に従って合成できる。液相法によって合成す
る場合には、例えば、C末端の4フルオロフエニルアラ
ニル基のカルボキシル基をアミド基に転化し、式〔1〕
で示されるアミノ酸順序に個々の保護されたアミノ酸お
よび(または)保護された低級ペプチドを縮合し、縮合
反応の最終段階でL−システイニル基およびβ−メルカ
プトプロピオン酸のメルカプト基の保護基およびその他
の側鎖の官能基の保護基を酸分解により脱離し、メルカ
プト基を酸化してジスルフィド橋を形成することにより
得られる。
縮合反応自体は、ペプチド合成のための常法手段に従っ
て、保護基の脱着、縮合反応を繰り返すことにより行わ
れる。即ち、本ペプチド〔1〕の原料ならびにすべての
中間体の製造において使用される各種の保護基は、ペプ
チド合成において既知なもの、例えば、加水分解、酸分
解、還元、アミツリシス、ヒドラジツリシスなどのよう
な既知手段によって容易に脱離することのできる保護基
が用いられる。このような保護基はペプチド合成化学の
分野の文献ならびに参考書に記載されている。
本発明においては、α−アミノ基の保護にtブチルオキ
シカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、p−メ
トキシベンジルオキシカルボニル基を用い、側鎖のアミ
ノ基、即ちリジンのε−アミノ基の保護にベンジルオキ
シカルボニル基、p−クロロベンジルオキシカルボニル
基を用い、α−カルボキシル基の保護にメチルエステル
基、ベンジルエステル基を用い、側鎖のカルボキシル基
、即ちアスパラギン酸の側鎖カルボキシル基の保護にベ
ンジルエステル基を用い、セリンおよびスレオニンの水
酸基の保護にベンジル基を用い、アルギニンのグアニジ
ノ基中のアミノ基の保護にメシチレン−2−スルホニル
基またはトシル基ヲ用い、システィンおよびβ−メルカ
プトプロピン酸のメルカプト基の保護基にp−メトキシ
ペンシル基、4−メチルベンジル基またはアセトアミド
メチル基を用いるのが好ましい。
本ペプチド〔1〕の合成においては、個々のアミノ酸お
よび(または)低級ペプチドの縮合は、例えば、保護さ
れたα−アミノ酸および活性化末端カルボキシル基をも
つアミノ酸または低級ペプチドと遊離のα−アミノ基お
よび保護された末端カルボキシル基をもつアミノ酸また
は低級ペプチドとを反応させるか、あるいは活性化α−
アミノ基および保護された末端カルボキシル基をもつア
ミノ酸または低級ペプチドと遊離の末端カルボキシル基
をもつアミノ酸または低級ペプチドとを反応させること
により実施することができる。
この場合、カルボキシル基は、例えば、酸アジド、酸無
水物、酸イミダゾリドまたは活性エステル、例えば、シ
アノメチルエステル、p−ニトロフェニルエステル、N
−ヒドロキシコハク酸イミドエステルなどに変換するこ
とによって活性化することができる。また、カルボジイ
ミド、例えばN、N’−ジシクロへキシル−カルボジイ
ミド(DCC) 、N−エチル−No −3−ジメチル
アミノプロピル−カルボジイミド、N、N“ −カルボ
ニル−ジイミダゾールなどの縮合剤を使用して反応させ
ることによって活性化することができる。
本発明において好ましい縮合方法は、アジド法、活性エ
ステル法、混合酸無水物法およびカルボジイミド法であ
る。縮合の各段階ではラセミ化が起こらない方法または
ラセミ化が最小になる方法を用いるのが望ましく、好ま
しくはアジド法、活性エステル法、Wunsch法〔Z
、Naturforsch、、21b、426 (19
66)またはGeiger法(Chem、Ber、、1
03.788  (1970))などを用いる。
縮合順序は式〔1〕で示されるアミノ酸順序であれば、
如何なる順序からも縮合反応をなし得るが、C末端側か
ら順次アミノ酸および(または)低級ペプチドを連結さ
せるのが好ましい。
かくして得られる鎖状保護ペプチドから目的のペプチド
〔1〕を得るには、先ず上記鎖状保護ペプチド、即ち保
護されたω−アミノ基、側鎖カルボキシル基、水酸基、
グアニジノ基およびメルカプト基を有するペプチドアミ
ドの保護基が脱離される。これらの保護基は、好ましく
は、酸分解、例えばトリフルオロメタンスルホン酸、無
水弗化水素などによる方法によって一段階で脱離され、
遊離メルカプト基を有するペプチドアミドが得られる。
次いで、このペプチドアミドは酸化により分子内ジスル
フィド橋が形成され、目的のペプチド〔1〕が得られる
のであるが、このジスルフィド橋の形成は通常、水中の
大気酸素、有機溶媒中のショートエタン、氷酢酸中の沃
素、水溶液中のフェリシアン化カリウムなどで酸化する
ことによって行われる。
本発明においては、上記の液相法によるペプチド合成法
の他に、固相法によるペプチド合成法を一部または全部
利用してペプチド〔1〕を合成することができる。
例えば、37番目のアミノ酸から順次固相法により合成
し保護されたペプチド結合樹脂が得られる。これらの保
護基および樹脂は、公知の方法、例えば、トリフルオロ
メタンスルホン酸、無水弗化水素などによる方法によっ
て一段階で脱離され、遊離メルカプト基を有するペプチ
ドアミドが得られる。このペプチドアミドは前記の液相
法で述べたと同じ方法で分子内ジスルフィド橋を形成す
ることにより目的のペプチド〔1〕が得られる。
上記の固相法で用いられる樹脂としては、固相法で通常
用いられる樹脂、例えばベンズヒドリルアミン樹脂、p
−メチルベンズヒドリルアミン樹脂などが挙げられる。
この樹脂は官能基当量や架橋度の違いによって所望の性
状を有する樹脂が入手可能であり、市販品を購入するこ
ともできる。
上記の固相法においては、樹脂に式〔1〕で示されるア
ミノ酸順序にC−末端のアミノ酸から順次−つずつ縮合
させる。アミノ酸の官能基は公知の方法により保護基で
保護される。上記の保護基の例としては、前記で述べた
通りである。
上記の固相反応に際しては、樹脂を反応器に入れ、ジク
ロロメタン、クロロホルム、ジメチルホルムアミド、ベ
ンゼン、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン
または樹脂を膨潤せる溶媒を樹脂1gに対し、溶媒2〜
20m1の割合で添加する。これに、予め別の反応器で
、樹脂中のアミノ基1当量に対し1〜6当量のBOC−
アミノ酸とDCCを反応させ、得られた対称酸無水物を
副生じたジシクロヘキシル尿素(D CU)より分離し
て、上記樹脂の入った反応器に加える。縮合剤(D C
C)の使用量はBOC−アミノ酸1当量に対し、0,5
から3当量を用いる。反応は通常5〜60分行われる。
各工程で得られたBoc−アミノ酸−樹脂またはBOC
−ペプチド−樹脂の一部を採取し、常法(T、Fair
well、et  al、、E3i。
chemistry、22.2691  (1983)
〕に従い反応したBoc−アミノ酸量を測定してカンプ
リング量を求めればよい。
次に、α−アミン基の保護基であるBocをトリフルオ
ロ酢酸の如き酸で脱離して、順次自合反応を遂行すれば
よい。上記の固相法によるペプチド合成は自動固相合成
機を用いるが、手動法で遂行してもよい。これらの操作
は全て窒素ガス気流下で行うのが望ましい。
このようにして得られた保護されたペプチド結合樹脂は
上記で述べた通り、無水弗化水素などにより一段階で保
護基と樹脂が脱離され、遊離メルカプト基を有するペプ
チドアミドが得られる。
前記遊離メルカプト基を有するペプチドアミドは前記の
通り分子内ジスルフィド橋を形成することにより目的の
ペプチド(1)が得られる。
このようにして得られたペプチド〔1〕は、ペプチドま
たは蛋白質を精製する公知の手段によって分離精製する
ことができる。例えば、セファデックスG−25、セフ
ァデックスG−50,セフアデツクスLH−20などの
ゲル濾過剤を用いるゲル濾過法、カルボキシメチルセル
ロース、その他のイオン交換樹脂などを用いるカラムク
ロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィーなどに
より行うことができる。
本発明により得られるペプチド〔1〕の例としては、X
=H−A 1 a−NH−であるペプチド〔I〕、即ち
(4−F−Phe”〕c−CORP (1−37)(以
下、単にペプチド〔1a〕と称することがある)、X=
Hであるペプチド〔1〕、即ちデス−1−アラニル−デ
ス−α−アミノ 〔4F−Phe”)c−CGRP (
1−37>(以下、車にペプチド〔1b〕と称すること
がある)が挙げられる。
本発明の新規ペプチド〔1〕は、その方法の条件により
塩基またはその塩の形で得られる。例えば、酢酸などの
公知の有機酸との塩を形成することができる。
本ペプチドCI〕をラット(体重200〜250g)に
400μg/kgを静脈内投与しても死に至らなかった
。本ペプチド〔1〕は動脈閉塞症、末梢血行障害、脳血
行障害などの治療に利用できる。その投与量は目的とす
る治療効果、投与方法、治療期間、年令、体重などによ
り決められるが、通常1.働者においては1回当たり1
〜100μgを1日1回〜数回投与すればよい。投与方
法としては、静脈内、点滴静脈内投与などの非経口投与
が好ましい。
尚、本明細書中に記載の略記号は、次の意味を有する。
Asn;L−アスパラギン Thr;L−スレオニン Cys;L−システィン Va 1 ;L−バリン Hi s ;L−ヒスチジン Arg;L−アルギニン 1、eu;L−ロイシン Asp;L−アスパラギン酸 Phe;L−フェニルアラニン 3er;L−セリン Gly;グリシン Lys;L−リジン Pro;L−プロリン AIa ;L−アラニン 13oc;t−ブチルオキシカルボニルCI−Z;p−
クロロベンジルオキシカルボニル Bzl;ベンジル MBzl;p−メトキシベンジル Tos;)シル 0Bzl;ベンジルエステル TFA; トリフルオロ酢酸 DMF、N、N’  −ジメチルホルムアミドDCM;
ジクロロメタン DCC,N、N” −ジシクロへキシル−カルボジイミ
ド DIEA;ジイソプロピルエチルアミンHOB t ;
 1−ヒドロキシベンゾトリアゾールMBHA樹脂;p
−メチルベンズヒドリルアミン樹脂 〔発明の効果〕 血圧低下作用 〈活性測定法〉 12週令のW i s t a rラットの左大腿動脈
と右頚静脈にカテーテルを挿入し、ストレインゲージト
ランデューサーを介し、血圧を測定した。本発明のペプ
チド〔1a〕、ペプチド〔1b〕および公知のh−CG
RP(対照品〕は、0.1%牛血清アルブミン含有クエ
ン酸緩衝液(pH6,5)〔以下、単に溶解液と称する
〕に溶し、1群56匹にそれぞれ2.5.5.10gg
/kgになるようカテーテルから投与した。なお、対照
群には溶解液のみを投与した。
〈測定結果〉 投与後の血圧低下作用は第1図に示す通りである。
図面に示す通り、対照群(−X−)は血圧に何ら影響を
与えないが、本発明品であるペプチド〔1a〕 (−・
−)、ペプチド(lb)(−ム−)を投与した場合、強
く低下させた。この活性の強さはh−CORP (−■
−)を投与した時より有意に強かった。
上記の通り、本発明のペプチド〔1〕は既知物質のh−
CGRPよりも血圧低下作用が極めて強いため、心臓病
の治療薬または脳循環改善薬などとして有用である。
実施例 次に実施例を挙げて本発明の製造例を具体的に説明する
実施例 1 (4−F−Phe”)c−CORP (131)の製造 保護−(4−F−Phe37)  c−CGRP−MB
HA樹脂、即ちH−Ala−Cys  (4−MeBz
 1)−Asn−Thr (Bz 1)−AlaThr
 (Bz I)−Cys  (4−MeBz I)Va
 1−Thr (Bz I)−His−Arg (To
s)−Leu−Ala−Asp (OBz  I)Ph
e−Leu−3er (Bz 1)−Arg (Tos
)−3er (Bz 1)−Gly−Gly−Val−
Gay−Lys  (cI!−Z)−Asn−Asn−
Phe−Va 1−Pro−Thr  (Bz ])−
Asn−Va ]−Gly−5er (Bz ])Ly
s (cj!−Z)−Ala−4−F−PheMBHA
樹脂1.74gにアニソール2ml、ジメチルスルフィ
ド2 m !!、エタンジチオール0.4mj!を加え
、これに無水弗化水素20m!!を加え、0℃で1時間
攪拌した。反応後、無水弗化水素を減圧上留去後、残渣
をエーテルで洗浄し、これに20%酢酸50 m j2
を加え、ペプチドを抽出した。抽出液をDowex  
WGRのカラム(2,5X15cm)に通し、IM酢酸
120mj!で溶出した。得られた溶出液を凍結乾燥し
、620mgの粉末を得た。この粉末を8M尿素、5m
Mジチオスライトールを含む50 m M N a t
 HPO4緩衝液(pH7,5>30m1に溶解し、室
温で1時間攪拌した。その後、50 mMN a t 
HPO4緩衝液(pH7,5)1600mj!で希釈し
、20mMK、Fe (CN)b水溶液を黄色が消失し
な(なるまで加えた。この溶液をCHP−20P(三菱
化成工業社製)のカラム(5,OX17cm)にチャー
ジし、5%アセトニトリル含有IM#酸720ml〜5
0%アセトニトリル含有IM酢酸72 QmI!の直線
型濃度勾配によるグラジェント溶出を行った。溶出液を
18mlづつ分画し、その100μlを使用してフォリ
ン・ローリ−法により発色させ、750nmで測定し、
フラグ95フ49〜フ4番目を集め、凍結乾燥して白色
粉末438mgを得た。得られた粉末を01M酢酸に溶
解し、5ephadex  G−25Fineのカラム
(2,6X95cm)にチャージし、0.1M酢酸で溶
出した。溶出液をIQ m lづつ分画し、ワラクシ3
226〜34番目を集め、凍結乾燥して白色粉末296
mgを得た。
これを下記の条件による逆相高速液体クロマトグラフィ
ー(HP L C’)により精製し、〔4〜F−Phe
”)c−CORP (1−37)の粗製品31mgを得
た。
カラム;Sen  5hupak  0DS−H−52
51(20mmlDX250mm)溶出液;0.1%T
FA−アセトニトリル(アセトニトリルを30分間に2
7〜35%に変化させるグラジェント溶出) 流速 ; 9 m 17分 分取 ;約24分に溶出されるピークを分取した。
アミノ酸分析値(6N塩酸加水分解) Asp5.05 (5) 、Thr3.57 (4)、
5et2. 66  (3)  、Prol、  09
  (1)  、G1y4. 02  (4)  、A
]a4. 00  (4)  、Va  13. 96
  (4)  、Cyst、  75  (1)  、
Leul、  98  (2)、Phel、  95 
 (2)  、Lys2.  Of  (2)、His
o、  96  (1)  、Argl、  98  
(2)  、4−F−PheO,9(トリプシン、アミ
ノペプチダーゼMによる酵素分解) Aspl、17 (1)、Asn4.48 (4)、T
hr3.65 (4) 、5et3.16 (3)、P
rol、25 (1) 、Gl)’4.24 (4)、
AIa4.00 (4) 、Va13.93 (4)、
Cyst、82 (1) 、Leu2.35 (2)、
Phel、、86 (2) 、Lys2.18 (2)
、H450,93(1)、Arg2.01  (2)、
4−F−PheO,91(1) 上記の保護ペプチド樹脂は次の方法により得た。
固相合成装置としてApplied  Biosyst
ems社製430Aペプチドシンセサイザーを用いて合
成を行った。固体支持体として4メチルベンズヒドリル
アミン塩酸塩(MBHA)樹脂(Applied  B
iosystems社製0.48mモル/g)Igを使
用した。
カンプリング中各アミノ酸のα−アミノ基を保護するた
めBOC基を用いた。側鎖官能基の保護は次の通りであ
る。fatリジンのアミノ基はC12基、(blアスパ
ラギン酸のカルボキシル基、セリン、トレオニンの水酸
基はBzl基、(C)アルギニンのグアニジノ基はTO
3基、(dlシスティンのSH基は4−MeBz1基で
保護した。アミノ酸はすべてApplied  Bio
systems社より入手した。
ペプチド−樹脂の合成はApplied  Biosy
stems社の詳細なプロトコール、system  
software  versionl、40 5ta
ndardを用いて行った。アミノ酸の縮合は対称酸無
水物法を用い、Asn、ArgのみHOBTエステル法
により行った。
用いた保護アミノ酸は次の通りである。
アミノ酸  保護アミノ酸     使用量順序   
           mモル37  Boc−4−F
−Phe    236  Boc−Ala     
   235  Boc−Lys (CI−Z)  2
34  Boc−3et (Bzl)   233  
Boc−Gly        232  Boc−V
al        231  Boc−Asn   
    2X230  Boc−Thr (Bz 1)
   229  Boc−Pro        22
8  Boc−Val        227  Bo
c−Phe        226  Boc−Asn
       2X225  Boc−Asn    
   2X224  Boc−Lys (CI−Z) 
 223  Boc−Gly       ’222 
 Boc−Val        221  Boc−
Gly        220  Boc−Gly  
      2Boc−3er  (Bzl) Boc−Arg  (Tos) Boc−3er  (Bzl) Boc−Leu Boc−Phe Boc−Asp  (OBz  l) Boc−Ala Boc−Leu Boc−Arg  (Tos) Boc−His  (Tos) Boc−Thr  (Bz  1) Boc−Val Boc−Cys  (MBz  1) Boc−Thr  (Bzl) Boc−Ala Boc−Thr  (Bz  1) Boc−Asn Boc−Cys  (MBz  I) Boc−Ala 実施例 2 デス−1−アラニル−デス−α−アミノ 〔4F−Ph
e”)c−CORP (137)の製造 保護−デスー1−アラニル−デス−α−アミノ(4−F
−Phe”)c−CGRP−MBHA樹脂、即ちMBz
l  S  (CH2)z  COAsn−Thr  
(Bz 1)−Al a−Thr  (Bzl)−Cy
s  (4−MeBz 1)−Va 1−Thr  (
Bz 1)−Hi s−Arg (Tos)−3er 
 (Bz 1) −Gl y−Gl y−Va 1−G
l yLys  (cj!−Z)−Asn−Asn−P
heVa 1−Pro−Thr  (Bz 1)−As
n−Val−Gly−3er  (Bzl)−Lys 
 (cl−Z) −Al a−4−F−Phe−MBH
A樹脂0.63gにアニソールl m l、ジメチルス
ルフィド1mf、エタンジチオールQ、2mfを加え、
これに無水弗化水素10m1を加え、0℃で1時間攪拌
した。反応後、無水弗化水素を減圧上留去後、残渣をエ
ーテルで洗浄し、これに20%酢酸30m1を加え、ペ
プチドを抽出した。抽出液をDowex  WGRのカ
ラム(2,5X15cm)に通し、IM酢酸100m1
で溶出した。
得られた溶出液を凍結乾燥し、262mgの粉末を得た
。この粉末を8M尿素、5mMジチオスライトールを含
む50mMNa、HPO,緩衝液(pH7,5)15m
j2に溶解し、室温で1時間攪拌した。その後、50m
MNaz HPO4緩衝液(pH7,5)1000ml
で希釈し、20mMK 3F e (CN ) b水溶
液を黄色が消失しなくなるまで加えた。この溶液をCH
P−20Pのカラム(2,6X32cm)にチャージし
、5%アセトニトリルを含む1M酢酸1200ml〜5
0%アセトニトリルを含むIM酢III 1200 m
 7!の直線濃度勾配によるグラジェント溶出を行った
。溶出液を16m1づつ分画し、フォリン・ローリ−法
により発色させ、750nmで測定し、フラクション5
2〜100番目を集め、凍結乾燥して白色粉末113m
gを得た。得られた粉末を0. 1M酢酸に溶解し、5
ephadex  G−25FineOカラム(2,6
X 95 cm)にチャージし、0.1M酢酸で溶出し
た。溶出液を10m1づつ分画し、フラクション25〜
33番目を集め、凍結乾燥して白色粉末98mgを得た
。これを下記の条件による逆相高速液体クロマトグラフ
ィー(HP L C)により精製し、デス−1−アラニ
ル−デス−α−アミノ (4F−Phe”) cCGR
Pの精製品13mgを得た。
カラム;YMCODS  S5−5A型(20mm I
 Dx 250mm) 溶出液;0.1%TFA−アセトニトリル(アセトニト
リルを25分間に31〜 36%に変化させるグラジェント溶 出) 流速 ; 9 m l 7分 分取 ;約12分に溶出されるピークを分取アミノ酸分
析値(6N塩酸加水分解) Asp5.11  (5) 、Thr3.94 (4)
、5er2.67 (3) 、G]y4.07 (4)
、A1a3.00 (3) 、Va 14.03 (4
)、Leul、  96  (2)  、Phel、 
 98  (2)  、Lys2. 03  (2) 
 、Hiss、  96  (1)  、Arg2. 
00  (2)  、4−F−Phel、  02  
(1)  、Cyst、  35  (0,5)上記の
保護ペプチド樹脂は実施例1の場合と同様にして保護(
4−F−Phe”)  c−CC;RP(3−37)−
MBHA−樹脂とし最後に5−(p−メトキシベンジル
)プロピオニル化して目的とする保護ペプチド樹脂を得
た。
用いた保護アミノ酸は実施例1に記載のアミノ酸順序3
7番から3番までの保護アミノ酸を用いた。最後の5−
(p−メトキシベンジル)プロピオニル化は、5−(p
−メトキシベンジル)プロピオン酸をDCCにより該プ
ロピオン酸の対称無水物に変換し、3位のアスパラギン
酸の保護基であるBoc基を脱離した後に、上記無水物
をDMF中で反応させることによって行った。
【図面の簡単な説明】
第1図はラットの血圧に対するh−CORP。 本発明のC4−F−Phe”)c−CORP (137
)、デス−1−アラニル−デス−α/   (4−F−
Phe”)   c−CORP   (1)の効果を表
す曲線を示す。 アミ ΔMBP (mmHg)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、式 ▲数式、化学式、表等があります▼− Val−Thr−His−Arg−Leu−Ala−A
    sp−Phe−Leu−Ser−Arg−Ser−Gl
    y−Gly−Val−Gly−Lys−Asn−Asn
    −Phe−Val−Pro−Thr−Asn−Val−
    Gly−Ser−Lys−Ala−4−F−Phe−N
    H_2 (式中、XはHまたはH−Ala−NHを示し、4−F
    −Pheは4−フルオロフェニルアラニンを示す)で表
    されるペプチドまたはその塩。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994005321A1 (en) * 1992-09-03 1994-03-17 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Serum hepatic leaking enzyme activity depressant and hepatopathy remedy composition
JPH06200219A (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 Nippon Petrochem Co Ltd 薬剤含有粘着シート

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WO1994005321A1 (en) * 1992-09-03 1994-03-17 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Serum hepatic leaking enzyme activity depressant and hepatopathy remedy composition
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