JPS60209263A - 籾摺機の風選装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は籾摺機の風選装置に関する。脱袢ロールで摺
出された摺出米は、摺出米選別風路で籾殻等を除去され
、通常揚穀ブロワ−等で選別装置内に移送されるが、こ
のブロワ−は揚穀羽根を高回転させて発生する風と共に
混合米を跳水させせるため、このブロワ−の混合米排出
口近傍は多くの塵埃を発生し、例えばカバー等を設けて
も機外に塵埃が飛散する。

このため、この発明は次のような技術的手段を講する。

即ち、一対の脱袢ロール（１）を内装して上側にはこの
脱枠ロール（１）間に籾を供給する籾ポツパー（２）を
又下側にはこの脱袢ロール（１）を摺′り出される摺出
米を受けて吸引風選する摺出米選別風路（３）を各々配
設した脱枠装置と、上部には該脱袢装置で脱袢された摺
出米を受けて玄米と籾とに選別する回転選別筒（４）を
内装し下部には該回転選別筒（４）部から流下する玄米
を受けて風選する玄米選別風路（５）を設けた選別装置
とを、該摺出米選別風路（３）の後端に玄米選別風路（
５）を連通させて並設すると共に、これら両選別風路（
３）　（５）の連通部には前記回転選別筒（４）内に吸
引風路（６ンで連通ずる吸気０（７）を設けてなる籾摺
機○風選装置の構成とする。

この発明はこのような構成により次のような技術的効果
を有する。即ち、吸引風の流れは、玄米選別風路（５）
から摺出米選別風路（３）を通過し吸引部へ吸引される
が、両選別風路（５）　（３）の連通部の吸気口（７）
からは、回転選別筒（４）内から吸気することにより、
この回転選別筒（４）内の混合米供給部近傍に発生する
塵埃は、この吸引口（７）から該摺出米選別風路（３）
に直接流出することになり、従って摺出米供給部近傍に
多く発生する塵埃はこの吸引風で吸引され、回転選別筒
（４）内の選別作用を良好に維持でき、又この附近のカ
バー等から塵埃の噴出もなくなる。

なお図例において、摺出米の選別装置を内装する機体（
８）の前部に、吸引羽根を内装し排気口を上方に向けた
吸引ファン（９）を設け、又この機体（８）の上側には
、前後に一対の脱枠ロール（１）　（１）を内装する脱
枠部００を備え、との脱枠部Ｑｌの上側には、周囲から
中央部に向って斜面で形成し、下部に供給口０ηを有す
る籾ホッパー（２）を設ける“。このホッパー（２）内
後部は還元籾を受ける籾ホッパー（６）部を形成する。

該一対の脱枠ロー／Ｉ／（１）（１）の下側には、脱枠
部０Ｉの前後壁から漏斗状に対面傾斜する前後の傾斜板
Ｑｌ　、ＱｄＪを下部を開放して設け、この前側の傾斜
板ａ１の下側には、空間部を有しこの傾斜板ａ１に沿い
前端部に立上り部を有する枇米受板Ｑυを設け、この受
板０υ後部は下方に屈折して枇米取出樋αＱを形成し、
又この取出樋θゆの前側には前記吸引ファン（９）の吸
気案内壁０７）を設け、この案内壁０７）＠側の前記機
体（８）前面の上部には、吸気窓０９１０して設け、こ
の吸気窓ａ匂を開閉調節する吸気風力調節弁０呻を内側
に向けて回動開閉自在に設ける。又前記前後の傾斜板０
３α→の開口部下側には、空間部を設けて、該前側の傾
斜板０３の傾斜に沿う摺出米選別棚−を設ける。この選
別棚−の前端部には、支軸部を有して前後に回・動可能
な枇取調節弁Ｃηを、さらにこの調節弁ｅυの後側には
段差を各々設け、又この選別棚（イ）後部はラセン樋（
イ）を形成して、軸装された混合米移送ラセン（社）を
設けるが、このラセンに）の−側軸端部は該機体（８）
の外側で支承され、又他側軸端部はこの機体（８）の外
側に設けられた混合米ブロワ（財）の外側に支承される
。該混合米ラセンに）の上側には、前記後側傾斜板Ｑ４
１に沿い摺出米選別風路（３）を形成する風路板に）を
前部を開口して設け、この風路板（ハ）の後端部には後
傾斜面部を設けて、この斜面部後端から下方に向って箱
状の屑米取出樋（ハ）を形成し、この取出樋（ハ）の上
側には支軸を有して回動可能な玄米調節弁□□□を設け
、この調節弁勾支軸部を後側には段差を有して後傾する
玄米選別棚（財）を設け、この選別棚に）の後端部に前
側のみ開口した玄米移送ラセン樋（ホ）を形成し、この
ラセン樋内には、軸装された玄米移送ラセン（至）を設
けるが、このラセン（至）の廿側軸端部は該機体（８）
の外側で、又他側軸端部はこの機体（８）の外側に設け
られた玄米プロワ０ηの外側で各々支承される。

前記脱枠部００後側の該玄米ラセン（至）の上方には、
箱状のカバー〇埠で覆われた円筒状で内周面に多数のく
ぼみを有する回転選別筒（４）を機体（８）の前後方向
に沿って設け、この選別筒（４）の前部内周面には中心
部に向けて放射状に還元籾インペラθつを設ける。

この選別筒（４）の下側には該カバー０２前後壁（至）
（至）に軸承される一対のローラ軸（ロ）（財）を設け
、このローラ軸ｃ１４１弼には該選別筒（４）外周の前
後端部を支承する前後それぞれ一対のローラ（至）（至
）（至）（至）を固着する。又該選別筒（４）内のはｙ
円中心部には、該カバー〇カの前後壁（ト）に）に支承
され上部を開口した左右に、；ｊ！ｌ　（７）　−５（
１！　ン１４（至）＠を並設し、このラセン樋（７）（
ロ）には軸装された混合米ラセン（至）、玄米ラセンＯ
Ｉを該カバー０２前後壁（ハ）（ハ）に各々回転自在に
軸承させ、又該左右の両うセン樋（ト）（ロ）の各４外
側壁上端には、該選別筒（４）内周に各々接近し、上方
に傾斜した混合米受板ＯＱ及び玄米受板ｏ１）を各々設
け、さらにこの両うセン樋（ト）（ロ）が結合されてい
る上端部に、支軸部を設けて該選別筒（４）内周面に先
端部を近接させた回動自在の仕切調節弁６２を設ける。

該混合米ラセン樋（ト）の後部は、底部を開口して混合
米落下０−を設け、又該玄米ラセンＭＪ＠の前部には、
該カバー０２前壁（ト）前面に形成され下方に連通ずる
玄米出口部＠４）を設け、この玄米出口部θ４）のＴ端
部には、＃記玄米選別風路（５）の上面を形成し、前記
玄米選別棚（ハ）に沿う玄米流下板に）を設け、又この
流下板に）の上側には当該流下板（ハ）に沿う傾斜板θ
０を設け、さらにこの傾斜板θ０からは、該流下板に）
後端部と間隔を有して前傾する案内板６７１を設ける。

又該流下板（ハ）の前端部には、支軸部を有し回動可能
な玄米風力調節弁（財）を設ける。なお輪は本機の各装
置に連動する原動機であり、６υはそのベルトである。

前壁（３）の選別筒（４）前端開口部に対向する部分に
は、前記吸引口（７）との間を連通ずる吸引風路（６）
を設けて、回転選別筒（４）内から吸塵を行いうる構成
とする。

次に作用について説明する。吸引ファン（９）の吸気羽
根の回転により発生する吸引風の主流は、傾斜板＠０後
部と玄米ラセン樋翰上面との空間部から流入し、玄米選
別風路（５）及び摺出米選別風路（３）、さらに前部傾
斜板０３と枇米受板０υ間の風路を経て、吸引ファンの
吸引口に吸引され、排気口より機外に噴出する。又一方
回転選別筒（４）内の混合米ブロワ（ハ）排穀口及び還
元籾ホッパーα埠近傍からの吸引風は、吸引風路（６）
・吸気口（７）を経て玄米風量調節弁（財）部で摺出米
選別風路（３）の吸引風と合流する。

又、籾ホッパー（２）内の籾は一対の脱杵ロール（１）
（１）間を通過することにより、殆どの籾は脱枠され玄
米・籾、及び籾殻の摺出米となって下方に流れ摺出米風
路（３）で籾殻等を除去されて混合米ラセン■に流下し
、移送されて混合米ブロワ（財）で回転選別筒（４）内
に供給される。選別筒（４）で選別分離された籾はイン
ペラθ呻で還元籾ホッパー０２に還元され、又分離され
た玄米は、玄米出口部Ｈから玄米流下板（ハ）を経て玄
米選別風路（５）で屑米等が除去され、玄米ラセン（１
）に流下し、玄米プロワ（３）で機外に排穀される。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は側断面
図、第２図は正断面図である。 図中符号（１）は脱枠ロール、（２）は籾ホッパー、（
３）は摺出米選別風路、（４）は回転選別筒、（５）は
玄米選別風路、（６）は吸引風路、（７）は吸気口を示
す。 特許出願人の名稍

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一対の脱枠ロール（１）を内装して上側にはこの脱袢ロ
   ール（１）間に籾を供給する籾ホッパー（２）を又下側
   にはとの脱枠ロール（１）を摺ジ出される摺出米を受け
   て吸引風選する摺出米選別風路（３）を各４配設した脱
   袢装置と、上部には該脱枠装置で脱袢された摺出米を受
   けで玄米と籾とに選別する回転選別筒（４）を内装し下
   部には該回転選別筒（４）部から流下する玄米を受けて
   風選する玄米選別風路（５）を設けた選別装置とを、該
   摺出米選別風路（３）の後端に玄米選別風路（５）を連
   通させて並設すると共に、とれら両選別風路（３）　（
   ５）の連通部には前記回転選別筒（４）内に吸引風路（
   ６）で連通ずる吸気口（７）を設けてなる籾摺機の風選
   装置。