JPS62216680A - 風選装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、脱ぷ部で摺落された摺落米を風選する風選
装置に管するものである。

〔従来技術〕

脱ぷ後の摺落米を風選する選別風路の下方に設けられて
いる摺落米受樋に、摺落米ラセンが配設されているもの
があるにの摺落米ラセンの回転により選別風路内の選別
風に渦巻き現象が発生するので、この悪影響を防止する
ために、実公昭２６−１２９３４号公報のように、ラセ
ンの上部を山形状の遮壁で被覆したものがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、この従来装置にあっては、ラセンの回転による
選別風の渦巻き現象は防止出来るものの、ラセンの回転
により選別風路から風が吸引されるものであるため、こ
れを籾摺機の摺落米選別風路へ実施すると、選別風路内
の籾殻がラセンの回転により発生する風でラセン側へ吸
引されて、混合米に籾殻が混じるという問題点があった
。

〔問題を解決するための手段〕

そこで、この発明は、上述のような問題点を解決しよう
とするものであって、かかる技術的課題を解決するため
の技術手段は、摺落米風選路４の下部に連設されていて
風選後の混合米を受ける摺落米受樋７には、摺落米ラセ
ン２３を回転自在に支架すると共に、該摺落米ラセン２
３で搬送された摺落米を跳ね上げ型の混合米揚穀機８で
混合米選別部へ揚穀可能に構成し、該摺落米受樋７の摺
落米ラセン２３の上方を摺落米流下口部２４を残して風
案内板２５で被覆すると共に、風案内板２５と摺落米受
樋７底部との間の被覆空間２７を跳ね上げ型の混合米揚
穀機８への風を案内する風路に構成してなる風選装置の
構成としたことである。

〔発明の作用効果〕

脱ぷ部で脱ぷされた摺落米は摺落米風選路４へ落下する
と、籾殻は選別風により吸引ファン室を経て排塵筒から
機外へ排出され、玄米及び籾の混合米は摺落風選路４か
ら摺落米受樋７へ流下し。

摺落米ラセン２３により跳ね上げ式の混合米揚穀機８で
混合米選別部へ揚穀されるのであるが、この際、摺落米
量１７の底部に配設されている摺落米ラセン２３は風案
内板２５で被覆されているので、摺落米ラセン２３の回
転により上方を流れる選別風に渦巻き現象による悪影響
を与えるようなこともなく、良好な選別、風を送ること
ができ、また、摺落米ラセン２３の回転により跳ね上げ
式の混合米ｍ穀機８へ流れる風は、摺落米量＠７の風孔
２６を通って機外から流入して、選別風からの流れ込み
を少なくして、摺落米受樋７上の籾殻が跳ね上げ式の混
合米揚穀機８へ流れるのを防止出来て、風選精度の向上
を図ることができるものである。

〔実施例〕

以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

まず、実施例の植成について説明すると、１は。

脱ぷ部で、この脱ぷ部１は、籾タンク２．一対の脱ぷロ
ール３，３等で構成されている。４は、摺落米風選路で
、前方の吸引ファン室５により発生する選別風によって
脱ぷ部１からの摺落米を選別し、籾殻を吸引ファン室５
から排塵筒６を経て機外へ排出し、玄米および籾の混合
米は下方の摺落米量＠７へ落下し、摺落米受樋７に落下
した混合米は混合米揚穀機８で混合米受樋も兼ねる供＆
￥樋１４の始端部へ搬送されるように構成されている。

１０は、選別ケースで、該選別ケース１０内には、内周
面に多数の壷穴の構成されている回転選別筒１１が、は
ぼ水平状態に回転できるよう供給側端部（第２図で右側
）および排出側端部（第２図で左側）を、駆動ローラー
１２．１２で回転自在に支持されている、この回転選別
筒１１内には。

供給ラセン１３の有る供給樋１４．仕上米ラセン１５の
有る仕上米機１６を横架している。

この供給樋１４および仕上米樋１６を回転選別筒１１内
に配設するにあたっては、供給樋１４を第３図に示すよ
うに回転選別筒１１の下方から上方へ回転するすくい上
げ側に、又仕上米樋１６を回転選別筒１１の上方から下
方へ回転する側へ配設して１回転選別筒１１の壷穴によ
りすくい上げられた混合米は、供給機１４へ落下し、供
給ラセン１３で供給樋１４の終端側へ移送されるように
構成されていて、供給樋１４は混合米受樋の機能も兼用
している。

仕上米樋１６の排出側端部は、仕上米流下筒１７、仕上
米流穀板１８を介して仕上米受樋１９へ連通されていて
、仕上米は仕」二米流下筒１７および仕上米流穀板１８
から仕上米受樋１９へ落下する間に風選されて、仕上米
麦４ｉ！１９へ流下した玄米は、仕上米揚穀機２０を介
して機外に取り出されるものである。

回転選別筒１１の排出側端部には、籾汲み上げ筒体２１
を連設し、回転選別筒１１で選別されて排出側端部へ送
られた籾は、籾汲み上げ筒体２１で上方へ汲み上げられ
、帰り籾還元＠２２へ落下し、脱ぷ部１へ還元されるも
のである。

次に、風選装置について説明する。脱ぷ部１の下方には
、脱ぷ部１での摺落米を選別する摺落米風道部を、また
１回転選別筒体１１の下方には。

玄米を選別ずつ仕上米選別部を配設している。摺落米風
選部について説明すると、摺落米風選路４の下部には、
摺落米量＠７を配設している。この摺落米受樋７の底部
には、摺落米ラセンを回転自在に支架すると共に、該摺
落米ラセン２３で搬送された摺落米を跳ね上げ型の混合
米揚穀機８で混合米選別部へ揚穀可能に構成している。

そして、この摺落米量４ｉ！７の摺落米ラセン２３を、
摺落米風選路４の選別風の流れ方向に対して直交するよ
うに配して、側面から見て前・後流下板７ａ、７ｂで逆
ハ字型に構成している。該摺落米受樋７における摺落米
ラセン２３の上方を、摺落米流下口部２４を残して風案
内板２５で被覆すると共に、摺落米受樋７の後流下板７
ｂに風孔２６を開口して、風案内板２５と摺落米量４ｉ
！７との間の被覆空間２７に、風孔２６から風を導入可
能に構成して。

被覆空間２７内に流入した風を跳ね上げ型の混合米揚穀
機８へ案内可能に構成している。なお、この風孔２６に
網（図示省略）を張っておくと、鼠の侵入を防止出来る
。

また、摺落米受樋７の後方には仕上米受樋１９を配設し
、吸引ファン室５の吸引ファンの回転により、仕上米受
樋１９上の仕上米風選路２８を流れた選別風は、摺落米
受樋７．摺落米風選路４を流れて、排塵筒６から機外へ
排出される。

次に実施例の作用について説明すると、籾摺作業をする
場合には、籾タンク２へ原初を供給し。

籾摺機の回転各部を駆動する。すると籾タンク２から脱
ぷ部１へ供給された籾は脱ぷ作用を受け、摺落米は下方
の摺落米風選路４で選別され、籾殻は排塵筒６から機外
へ排出される。玄米及び籾の混合米は、摺落米受樋７に
落下じて、混合米揚穀機８で回転選別筒１１側の供給樋
１４始端側へ揚上供給され、供給樋１４内の供給ラセン
１３で回転選別筒１１の供給側端部へ供給される。

ついで、混合米は、第３図で時計方向へ回転している回
転選別筒１１の壷穴によりすくいあげられ、精粒の玄米
は仕上米＠１６に落下し、籾及び一部の玄米の混合米は
、供給樋１４に落下して選別され、供給＠１４に落下し
た未選別の混合米は、供給ラセン１３で供給ｆｉ！１４
の搬送終端部から再度回転選別筒１１内へ供給され、再
選別される。

また、仕上米樋１６に落下した仕上米は、仕上米ラセン
１５で仕上米流下筒１７へ搬送され、仕上米流穀板１８
を経て仕上米受樋１９へ落下する間に選別風により選別
され、仕上米揚穀機２０で機外へ取り出されるものであ
る。

回転選別筒１１の排出側端部へ送られた選別後の籾は、
籾汲み上げ筒体２１へ入り、上方の帰り籾還元樋ｆＩ！
２２へ汲み上げられ、脱ぷ部１へ還元され、再度脱ぷ部
１で脱ぷ作用を受けるものである。

上述のようにして、籾摺選別作業が行われるのあるが、
脱ぷ部１で脱ぷされた摺落米は摺落米風選路４へ落下す
ると、籾殻は選別風により吸引ファン室５を経て排塵筒
６から機外へ排出され、玄米及び籾の混合米は摺落風選
路４から摺落米受樋７へ流下し、摺落米ラセン２３によ
り跳ね上げ式の混合米揚穀機８で混合米選別部へ揚穀さ
れる。

この際、摺落米量ｆ１ｉ７の底部に配設されている摺落
米ラセン２３は、風案内板２５で被覆されているので、
摺落米ラセン２３の回転により上方を流れる選別風に、
渦巻きを発生するような悪影響を与えることもなく、良
好な選別風を送ることができ、また、摺落米ラセン２３
の回転により跳ね上げ式の混合米揚穀機８八流れる風は
、摺落米受樋７の風孔２６から流入して１選別風から流
れるのを少なくして、摺落米受樋７上の籾殻を跳ね上げ
　′式の混合米揚穀機８へ流れるのを防止出来て、風選
精度の向上を図ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は、斜
視図、第２図は、切断側面図、第３図は、切断背面図で
ある。 符号の説明 １　ｍぷ部　　　　　　　２　籾タンク３　脱ぷロール
　　　　　４　摺落米風選路５　吸引ファン室　　　　
６　排塵筒 ７　摺落米量ｆＩｊｉ　　　　　　７ａ　　前流下板７
ｂ　後流下板　　　　　８　混合米揚穀機１０　選別ケ
ース　　　　１１　回転選別筒１２　駆動ローラー　　
　１３　供給ラセン１４　供給樋　　　　　　１５　仕
上米ラセン１６　仕上米樋（穀粒樋）１７　仕上米流下
筒１８　仕上米流穀板　　　１９　仕上米受樋２０　仕
上米揚穀機　　　２３　摺落米ラセン２４　摺落米流下
口部　　２５　風案内板２６　風孔　　　　　　　２７
　被覆空間２８　仕上米風選路

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕摺落米風選路４の下部に連設されていて風選後の
   混合米を受ける摺落米受樋７には、摺落米ラセン２３を
   回転自在に支架すると共に、該摺落米ラセン２３で搬送
   された摺落米を跳ね上げ型の混合米揚穀機８で混合米選
   別部へ揚穀可能に構成し、該摺落米受樋７の摺落米ラセ
   ン２３の上方を摺落米流下口部２４を残して風案内板２
   ５で被覆すると共に、風案内板２５と摺落米受樋７底部
   との間の被覆空間２７を跳ね上げ型の混合米揚穀機８へ
   の風を案内する風路に構成してなる風選装置。