JPS62221452A - 籾摺機の仕上米選別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内周面に多数の壺穴の構成されている回転
選別筒で、籾・玄米の混合米を選別する籾摺機に利用す
ることができる。

〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕内周面
に多数の壺穴の構成されている回転選別筒で、籾・玄米
の混合米を選別する籾摺機がある。

このタイプの籾摺機にあっては、回転選別筒で選別され
た玄米に塵埃が付着するという問題点があった。

そこで、この発明は、回転選別筒内で選別された玄米か
ら塵埃を良好に除去しようとするものである。

〔問題を解決するための手段〕

この発明の技術的手段は、脱ぷ部１と内周面に多数の壺
穴の構成されている回転選別筒１１の排出側端部とを近
接させて配置し、該回転選別筒１１内には玄米を受ける
仕上米４ｉ！！！１６を配設すると共に、回転選別筒１
１の排出側端部に汲上げ筒体２１を連設して、該汲上げ
筒体２１で汲上げられた穀粒を帰り籾還元機２２で脱ぷ
部１へ還元可能に構成し、汲上げ筒体２１の上部内周面
側に近接配置している還元籾案内板２３を帰り籾還元機
２２の上端部に連設し、帰り籾還元機２２の下方に配設
した吸塵装置２５の吸塵口部２５をを仕上米Ｍ１６の移
送終端側上方に開口するとともに、吸塵装置２５の排塵
口部２５ｂに連設している排塵パイプ２６の排塵部を排
塵筒６或いは機外へ開口してなる籾摺機の仕上米選別装
置の構成としたことである。

〔発明の作用及び効果〕

回転選別筒１１内で選別されて仕上米樋１６へ落下した
玄米は、終端側へ送られ機外へ取り出されるのであるが
、仕上米４１！１６内を玄米と共に搬送された塵埃は、
仕上米樋１６の終端側上方へ位置している吸塵装置２６
により吸引除去されて機外へ排出され、玄米のａ埃付着
を減少させることが出来るものであり、また、吸塵装置
２６での塵埃の吸塵に際しては、上方に位置している還
元籾案内板２３により仕上米樋１６の上方に浮遊してい
る塵埃が吸塵装置２５へ案内され、塵埃を良好に除去す
ることが出来るものである。

〔実施例〕

以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する６ まず、実施例の構成について説明すると、１は、脱ぷ部
で、のこ脱ぷ部１は、籾タンク２．一対の説ぷロール３
，３等で構成されている。４は、摺落米風選路で、前方
の吸引ファン室５により発生する選別風によって脱ぷ部
１からの摺落米を選別し、籾殻を吸引ファン室５から排
塵筒６を経て機外へ排出し、玄米および籾の混合米は下
方の摺落米受樋７へ落下し、摺落米受樋７に落下した混
合米は混合米揚穀機８で混合米受樋も兼ねる供給樋１４
の始端部へ搬送されるように構成されている。

１ｏは１選別ケースで、該選別ケース１０内には、内周
面に多数の壺穴の構成されている回転選別筒１１がほぼ
水平状態に回転できるよう供給側端部（第２図で右側）
および排出側端部（第２図で左側）を駆動ローラー１２
．１２で回転自在に支持している。この回転選別筒１１
内には、供給ラセン１３の有る供給樋１４．仕上米ラセ
ン１５の有る仕上米樋１６を横架している。

この供給樋１４および仕上米樋１６を回転選別筒１１内
に配設するにあたっては、供給樋１４を第１図に示すよ
うに回転選別筒１１の下方から上方へ回転するすくい上
げ側に、又仕上米樋１６を回転選別筒１１の上方から下
方へ回転する側へ配設して、回転選別筒１１の壺穴によ
りすくい上げられた混合米は、供給樋１４へ落下し、供
給ラセン１３で供給樋１４の終端側へ移送されるように
構成されていて、供給樋１４は混合米受樋の機能も兼用
している。仕上米樋１６の排出側部は、仕上米流下筒１
７、仕上米流穀板１８を介して仕上米受樋１９へ連通さ
れていて、仕上米が仕上米流下筒１７および仕上米流穀
板１８から仕上米受樋１９へ落下する間に風選されて、
仕上米受樋１９へ流下した玄米は、仕上米揚穀機２０を
介して機外に取り出されるものである。

回転選別筒１１の排出側端部には、汲み上げ筒体２１を
連設している。汲上げ筒体２１の上部内周面側には、還
元籾案内板２３を近接配置し、この還元籾案内板２３を
帰り籾還元機２２の上端部に連設し、汲み上げ筒体２１
と対向配置している還元籾案内板２３とで、回転選別１
？？ｉ１１の排出側端部へ送られた籾を上方の帰り籾還
元機２２へ揚穀するものであり、籾は帰り籾還元機２２
を介して脱ぷ部１へ還元されるものである。なお、２４
は異物取出網である。

この帰り籾還元機２２の下方には、吸引ファン２５ａを
備えた吸塵装置２５を配設し、この吸塵装置２５の吸塵
口部２５をを仕上米樋１６の移送終端側上方に開口する
とともに、吸塵装置２５の排塵口部２５ｂに排塵パイプ
２６の一端を連設し、排塵パイプ２６の他端を排塵筒６
へ連通している。

なお、この排塵パイプ２６の他端を機外へ直接開口して
もよい。

つぎに、実施例の作用について説明する。脱ぷ部１の籾
タンク２に籾を供給し、籾摺機の回転各部を駆動する。

すると籾タンク２から脱ぷ部１へ供給された籾は脱ぶ作
用を受け、摺落米は下方の摺落米風選路４で選別され、
籾殻は排塵筒６から機外へ排出される。玄米及び籾の混
合米は、摺落米受樋７に落下して、混合米揚穀機８で回
転選別筒１１側の供給樋１４始端側へ揚上供給され、供
給受樋１４内の供給ラセン１３で回転選別筒１１の供給
側端部へ供給される。

ついで、混合米は、第１図で時計方向へ回転している回
転選別筒１１の壺穴によりすくいあげられ、玄米は仕上
米樋１６に落下し、籾及び一部の玄米の混合米は、供給
樋１４に落下して選別され、供給樋１４に落下した未選
別の混合米は、供給ラセン１３で供給樋１４の搬送終端
部から再度回転選別筒１１内へ供給され、再選別される
。また、仕上米樋１６に落下した仕上米は、仕上米ラセ
ン１５で仕上米流下筒１７へ搬送され、仕上米流穀板１
８を経て仕上米受樋１９へ落下する間に選別風により選
別され、仕上米揚穀機２０で機外へ取り出されるもので
ある。

回転選別筒１１の排出側端部へ送られた選別後の籾は、
隣接する汲上げ筒体２１へ入り、該汲上げ筒体２１によ
り汲上げられ、上方の還元籾案内板２３および帰り籾還
元樋２２から脱ぷ部１へ還元され、再度脱ぷ部１で脱ぷ
作用を受けるものである。

上述のようにして、籾摺選別作業が行われるのであるが
１回転選別筒１１内で選別されて仕上米樋１６へ落下し
た玄米は、仕上米ラセン１５で終端側へ送られ機外へ取
り出されるのであるが、仕上米樋１６内を仕上米ラセン
１５で玄米と共に搬送された塵埃は、仕上米樋１６の終
端側上方へ位置している吸塵装置２５により吸引除去さ
れ、玄米の塵埃付着を減少させることが出来るものであ
り、また、吸塵装置２６での塵埃の吸塵に際しては、上
方に位置している還元籾案内板２３により仕上米樋１６
の上方に浮遊している塵埃が吸塵装置２５へ案内され、
塵埃を良好に除去することが出来るものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は、切
断背面図、第２図は、切断側面図である。 〔符号の説明〕

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕脱ぷ部１と内周面に多数の壺穴の構成されている
   回転選別筒１１の排出側端部とを近接させて配置し、該
   回転選別筒１１内には玄米を受ける仕上米樋１６を配設
   すると共に、回転選別筒１１の排出側端部に汲上げ筒体
   ２１を連設して、該汲上げ筒体２１で汲上げられた穀粒
   を帰り籾還元樋２２で脱ぷ部１へ還元可能に構成し、汲
   上げ筒体２１の上部内周面側に近接配置している還元籾
   案内板２３を帰り籾還元樋２２の上端部に連設し、帰り
   籾還元樋２２の下方に配設した吸塵装置２５の吸塵口部
   ２５をを仕上米樋１６の移送終端側上方に開口するとと
   もに、吸塵装置２５の排塵口部２５ｂに連設している排
   塵パイプ２６の排塵部を排塵筒６或いは機外へ開口して
   なる籾摺機の仕上米選別装置。