JPS61114784A

JPS61114784A - 回転式穀粒選別機の籾揚穀装置

Info

Publication number: JPS61114784A
Application number: JP23732284A
Authority: JP
Inventors: 佐伯　善邦; 博昭白石
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-11-09
Filing date: 1984-11-09
Publication date: 1986-06-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、内周面に多数のツボ穴の構成されている回
転選別筒で、籾・玄米の混合米を選別する回転式穀粒選
別機の籾揚穀装置に関するものである。

（従来技術および発明が解決しようとする問題点）内周面に多数のツボ穴の構成されている選別筒で混合米
を選別する籾摺機にあっては、脱ぶ後の摺落米を風選す
る風選部の上方に脱ぶ部が配設されていて、この脱ぶ部
と回転選別筒とが並設された状態であり、脱ぶ部の上方
に脱ぶ部へ籾を供給するための籾タンクが配設されてい
る。このため、籾タンクが必然的に高い位置となり、籾
供給作業に際しては、籾を高いところへ持上げて籾タン
クへ供給する必要があり、籾供給に多大の労力を必要と
する問題点があった。

（問題を解決するための手段）そこで、回転選別筒の排出側端部に供給籾汲上げ筒体を
連設して１回転選別筒の回転力を有効利用して、脱ぶ部
へ籾を揚穀することにより、籾の張込ホッパー位置を比
較的下方へ位置させることにより、この技術的課題を解
決しようとするものであって、この技術的課題を解決す
るための技術的手段は、円周面に多数のツボ穴の構成さ
れている回転選別筒（１１）の排出側端部に、回転選別
筒（１１）での選別後の籾を還元する還元籾汲上げ筒体
（２１）および新たに供給された籾を揚穀する供給籾汲
上げ筒体（２３）を互に区分して連設したことである。

（発明の作用・効果）回転選別筒（１１）の回転を有効利用して、回転選別筒
（１１）の排出側端部に連設した供給籾汲上げ筒体（２
３）を介して、脱ぶ部（１）へ籾を供給するものである
ため、籾の供給位置を比較的低い位置にして、籾供給の
容易化を計ることができ、また、回転選別筒（１１）の
排出側端部に還元籾汲上げ筒体（２１）および供給籾汲
上げ筒体（２３）を互いに仕切った状態で区分している
ため、回転選別筒（１１）での選別後の籾の揚穀および
新たに供給された籾の揚穀を確実に行うことができ１回
転選別筒（１１）での選別作業に悪影響を及ぼすことも
ない。

（実施例）以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

まず、実施例の構成について説明すると、（１）は、脱
ぶ部で、この脱ぶ部（１）は、籾タンク（２）、一対の
脱ぶロール（３）（３）等で構成されている。（４）は
、摺落米風選路で、前方の吸引ファン室（５）により発
生する選別風によって脱ぶ部（１）からの摺落米を選別
し、籾殻を吸引ファン室（５）から排塵筒（６）を経て
機外へ排出し、玄米および籾の混合米は下方の摺落米受
樋（７）へ落下し、摺落米受樋（７）に落下した混合米
は混合米揚穀機（図面省略）で混合米受樋も兼ねる供給
樋（１４）の始端部へ搬送されるように構成されている
。

（１０）は、選別ケースで、該選別ケース（ｌＯ）内に
は、内周面に多数のツボ穴を有する回転選別筒（ｌｌ’
）がほぼ水平状態に回転できるよう供給側端部（第１図
で右側）および選別終端側端部（第１図で左側）を駆動
ローラー（１２）（１２）で回転自在に支持されている
。この回転選別筒（１１）内には、供給ラセン（１３）
を有する供給樋（１４）、仕上米ラセン（１５）を有す
る仕上米樋（１６）を横架している。

この供給樋（１４）および仕上米樋（１６）を回転選別
筒（１１）内に配設するにあたっては、供給樋（１４）
を第２図に示すように回転選別筒（１１）の下方から上
方へ回転する側に、又仕上米樋（１６）を回転選別筒（
１１）の上方から下方へ回転する側へ配設して、回転選
別筒（１１）のツボ穴によりすくい上げられた混合米は
、供給樋（１４）へ落下し、供給ラセン（１３）で供給
樋（１４）の終端側へ移送されるように構成されていて
、供給樋（１４）は混合米受樋の機能も兼用している。

仕上米樋（１６）の排出側端部は、仕上米流下筒（１７
）、仕上米流穀板（１８）を介して仕上米受樋（１９）
へ連通されていて、仕上米が仕上米流下筒（１７）およ
び仕上米流穀板（１８）から仕上米受樋（１９）へ落下
する間に風選されて、仕上米受樋（１９）へ流下した玄
米は、仕上米揚穀機（図面省略）を介して機外に送り出
されるものである９回転選別筒（１１）の排出側端部に
は、回転選別筒（１１）での選別後の籾を揚穀する還元
籾汲上げ筒体（２１）および新たに供給された籾を揚穀
する供給籾汲上げ筒体（２３）を、互に区分した状態で
連設している。

（２２）は、籾還元樋で、該籾還元樋（２２）は、回転
選別筒（１１）側の還元籾汲上げ筒体（２１）および供
給籾汲上げ筒体（２３）の籾汲上げ部下方位置まで延出
して、還元籾汲上げ筒体（２１）および供給籾汲上げ筒
体（２３）で、上方へ汲上げられた籾を、脱ぶ部（１）
の籾還元タンク部（２ａ）へ還元する機能を有する。

（２６）は、選別ケース（１０）の両横側部に配設した
張込ホッパーで、該張込ホッパー（２６）に張込まれた
籾は、籾流下部（２７）を介して供給籾汲上げ筒体（２
３）へ供給されるものである。

回転選別筒（１１）の供給側端部を軸芯側へ折曲げて、
回転選別筒（１１）の供給側端部へ供給された穀粒が、
回転選別筒（１１）の供給側端部からオーバーフローす
るのを防止している。（２４）は、回転選別筒（１１）
の供給側端部下方に配設した回収箱で、該回収箱（２４
）は選別ケース（１０）に構成したカイト部（２５）に
沿ってスライド自在に構成されていて、回転選別筒（１
１）内の被選別穀粒が増加し、回転選別筒（１１）の供
給側端部からオーバーフローすると、この穀粒を下方の
回収箱（２４）へ収納するものである。

次に実施例の作用について説明すると、籾摺作業をする
場合には、籾タンク（２）あるいは、選別ケース（１０
）の両横側部に構成した張込ホッパー（２６）へ原状を
供給し、籾摺機の回転各部を駆動する。すると、籾タン
ク（２）あるいは、張込ホッパー（２６）へ供給された
籾は供給籾汲上げ筒体（２３）・籾還元樋（２２）を経
て脱ぶ部（１）へ供給されて、脱ぶ作用を受け、摺落米
は下方の摺落米風選路（４）で選別され、籾殻は排塵筒
（６）から機外へ排出される。玄米及び籾の混合米は、
摺落米受樋（７）に落下して、混合米揚穀機（図面省略
）で回転選別筒（１’　１　）側の供給樋（１４）始端
側へ揚上供給され、供給樋（１４）内の供給ラセン（１
３）で回転選別筒（１１）の供給側端部へ供給される。

ついで、混合米は第２図で時計方向へ回転している回転
選別筒（１１）のツボ穴によりすくいあげられ、精粒の
玄米は仕上米樋（１６）に落下し、籾及び一部の玄米の
混合米は、供給樋（１４）に落下して選別され、供給樋
（１４）に落下した未選別の混合米は、供給ラセン（１
３）で供給樋（１４）の搬送終端部から再度回転選別筒
（１１）内へ供給され、再選別される。また、仕上米樋
（１６）に落下した仕上米は、仕上米ラセン（１５）で
仕上米流下筒（１７）へ搬送され、仕上米流穀板（１８
）を経て仕上米受樋（１９）へ落下する間に選別風によ
り選別され、仕上米揚穀機（図面省略）で機外へ取り出
されるものである。

回転選別筒（１１）の排出側端部へ送られた籾は、隣接
する還元籾汲上げ筒体（２１）へ入り、該還元籾汲上げ
筒体（２１）により汲上げられ、上方の籾還元樋（２２
）へ落下して脱ぶ部（１）の籾還元タンク部（２ａ）へ
還元され、再度脱ぶ部（１）で脱ぶ作用を受けるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は、切
断側面図、第２図は、切断背面図である符号の説明（１）脱ぶ部、（２）籾タンク、（２ａ）籾還元タンク
部、（３）脱ぶロール、（１０）選別ケース、（１１）
回転選別筒、（１２）駆動ローラー、（１３）供給ラセ
ン、（１４）供給樋、（１５）仕上米ラセン、（１６）
仕上米樋、（２１）還元籾汲上げ筒体、（２２）籾還元
樋、（ｚ３）供給籾汲上げ筒体、（２６）張込ホッパー
、（２７）籾流下尚

Claims

【特許請求の範囲】

（１）円周面に多数のツボ穴の構成されている回転選別
筒（１１）の排出側端部に、回転選別筒（１１）での選
別後の籾を還元する還元籾汲上げ筒体（２１）および新
たに供給された籾を揚穀する供給籾汲上げ筒体（２３）
を互に区分して連設してなる回転式穀粒選別機の籾揚穀
装置。