JPS61136470A

JPS61136470A - 籾摺機の吸塵装置

Info

Publication number: JPS61136470A
Application number: JP25944684A
Authority: JP
Inventors: 牧田　好令
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-12-07
Filing date: 1984-12-07
Publication date: 1986-06-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、内周面に多数のツボ穴の構成されている回
転選別筒で、籾・玄米の混合米を選別する籾摺機の吸塵
装置に関するものである。

脱ぷ部と、内周面に多数のツボ穴の構成されている回転
選別筒を内装している選別ケースとを、並設した籾摺機
がある。

（発明が解決しようとする問題点）この籾摺機にあっては、脱ぷ部と選別ケースとの間に介
在している中間空間の部分に、脱ぷ部へ籾を還元する還
元籾タンクから発生する埃および選別ケース側の混合米
供給ホッパーから発生する埃が、発生して積るという問
題点があった。

（問題を解決するための手段）この発明は、上述のような問題点を解決しようとするも
のであって、この技術的課題を解決するための、この発
明の技術的手段は、脱ぷ部（１）と内周面に多数のツボ
穴の構成されている回転選別筒（ｔ　ｉ）を内装してい
る選別ケース（１０）とを、中間空間（２３）を介在さ
せて併設置て、該中間空間（２３）をカバー（２４）Ｌ
、、脱ぷ部（１）側の還元籾タンク（２ａ）の吸塵口（
２ｂ）および選別ケース（１０）側の混合米供給ホッパ
ー（９）の吸塵口（９ａ）を中間空間（２３）に開口し
、横断流ファン室（２５）の吸入口部へ中間空間（２３
）の一端を連通ずるとともに、横断流ファン室（２５）
の排風口部を脱ぷ部（１）からの摺落米を風選する摺落
米風選路（４）へ連通した構成としたことである。

（発明の作用効果）摺落米を混合米供給ホッパー（９）へ揚穀する際に発生
した埃、および回転選別筒（１１）の選別後の籾を籾揚
穀機（２２）で脱ぷ部（１）の還元籾タンク（２ａ）へ
揚穀する際に発生した埃は、吸塵口（２ｂ）・（９ａ）
から中間空間（２３）を通って横断流ファン室（２５）
へ流れ、摺落米風選路（４）を経て機外へ排出されるも
のであって、脱ぷ部（１）と選別ケース（ｌＯ）との間
の中間空間（２３）での埃の滞留を防止し、衛生的な環
境の下で籾摺作業を行うことかだきるものである。

（実施例）以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

まず、実施例の構成について説明すると、（１）は脱ぷ
部で、この脱ぷ部（１）は、籾タンク（２）、一対の脱
ぷロール（３）・（３）等で構成されている。（４）は
、摺落米風選路で、前方の吸引ファン室（５）により発
生する選別風によって脱ぷ部（１）からの摺落米を選別
し、籾殻を吸引ファン室（５）から排塵筒（６）を経て
機外へ排出し、玄米および籾の混合米は下方の摺落米受
樋（７）に落下し、摺落米受樋（７）に落下した混合米
は混合米揚穀機（８）で混合米供給ホッパー（９）を経
て供給樋（１４）の始端部へ搬送されるように構成され
ている。

（１０）は、選別ケースで、該選別ケース（１０）内に
は、内周面に多数のツボ穴を有する回転選別筒（１１）
がほぼ水平状態に回転できるよう　。

供給側端部（第１図で右側）および排出側端部（第１図
で左側）を駆動ローラー（１２）・　（１２）で回転自
在に支持されている。この回転選別筒（１１）内には、
供給ラセン（１３）を有する供給樋（１４）、仕上米ラ
セン（１５）を有する仕上米樋（１６）を横架している
。混合米供給ホッパー（９）の下端を供給樋（１４）の
搬送始端部へ連通している。

この供給樋（１４）および仕上米樋（１６）を回転選別
筒（１１）内に配設するにあたっては、供給樋（１４）
を第２図に示すように回転選別筒、（１１）の下方から
上方へ回転する側に、又仕上米機（１６）を回転選別筒
（１１）の上方から下方へ回転するすくい上げ側へ配設
して、回転選別筒（１１）のツボ穴によりすくい上げら
れた混合米は、供給樋（１４）へ落下し、供給ラセン（
１３）で供給樋（１４）の終端側へ移送されるよジに構
成されていて、供給樋（１４）は混合米受樋の機能も兼
用している。仕上米機（１６）の排出側端部は、仕上米
流下筒（１７）、仕上米流穀板（１８）を介して仕上米
受樋（１９）へ連通されていて、仕上米が仕上米流下筒
（１７）および仕上米流穀板（１８）から仕上米受樋（
１９）へ落下する間に風選されて、仕上米受樋（１９）
へ流下した玄米は、仕上米揚穀機（２０）を介して機外
に取り出されるものである０回転選別筒（１１）の排出
側端部下方には、籾受機（２１）を配設し、回転選別筒
（１１）で選別された籾は籾受機（２１）へ落下し、籾
揚穀機（２２）で脱ぷ部（１）の籾タンク（２）へ還元
される。

（２３）は、脱ぷ部（１）と選別ケース（１０）との間
に介在させた中間空間で、該中間空間（２３）の左右横
側部および上方部をカバー（２４）して埃が外部へ出な
い状態とし、この中間空間（２３）の上部には、脱ぷ部
（１）側の還元籾タンク（２ａ）の吸塵口（２ｂ）およ
び混合米供給ホッパー（９）の吸塵口（９ａ）を開口し
ている。（２５）は、横断流ファン（２５ａ）が回転自
在に軸架されている横断流ファン室で、該横断流ファン
室（２５）の吸入口部には、中間空間（２３）の下部お
よび仕上米選別風路（２６）の終端部を連通し、横断流
ファン室（２５）の排風口部は、摺落米選別風路（４）
の始端部に連通してい仕上米ラセン（１５）の軸端部お
よび供給ラセン（１３）の軸端部を、それぞれ選別ケー
ス（ｌＯ）から脱ぷ部側へ延出して、これらの軸端部に
プーリー（２７）・（２７）を取付け、また、脱ぷ部（
１）のギヤボックスからは、動力取出軸（２８）を選別
ケース（１０）側へ向けて延出し、該動力取出軸（２８
）の端部と仕上米ラセン（１５）の軸端部との間を、軸
継手（２９）を介して連結し、仕上米ラセン（１５）の
軸端部に伝達された回転動力は、プーリー（２７）・（
２７）、伝動ベルト（図面省略）を介して、供給ラセン
（１３）および駆動ローラー（１２）・　（１２）の取
付けられている駆動ローラー軸（３１）側のブー９−（
３２）へ伝達されるように構成されてｌ、する。

（３３）は、還元受樋（３３）は回転選別筒（１１）の
排出側端部における供給樋（１４）下方に配設されてい
て、この還元受樋（３３）の流下終端部は回転選別筒（
１１）の排出側端部から外側方へ延出して、回転選別筒
（１１）の回転により抄い上げられて還元受樋（３３）
に落下した穀粒は、横断流ファン室（２５）を経て下方
の摺落米受樋（７）へ流下可能に構成されていて、還元
受樋（３３）から摺落米受樋（７）へ流下する間に風選
されてゴミが取除かれ、再度混合米揚穀機（８）で回転
選別筒（ｌ　ｌ）へ揚穀され、再選別されるものである
。

次に実施例の作用について説明すると、籾摺作業をする
場合には、籾タンク（２）へ原籾を供給し、籾摺機の回
転各部を駆動する。すると籾タンク（２）から脱ぷ部（
１）へ供給された籾は脱ぷ作用を受け、摺落米は下方の
摺落米選別風選路（４）に流入して選別され、籾殻は排
塵筒（６）から機外へ排出される。玄米及び籾の混合米
は、摺落米受樋°（７）に落下して、混合米揚穀機（８
）で混合米供給ホッパー（９）を経て回転選別筒（１１
）側の供給樋（１４）始端側へ揚上供給され、供給樋（
１４）内の供給ラセン（１３）で回転選別筒（ｌ　ｌ）
の供給側端部へ供給される。

ついで、混合米は第２図で時計方向へ回転している回転
選別筒（１１）のツボ穴によりすくいあげられ、精粒の
玄米は仕上米樋（１６）に落下し、籾及び一部の玄米の
混合米は、供給樋（１４）に落下して選別され、供給樋
（１４）に落下した未選別の混合米は、供給ラセン（１
３）で供給樋（１４）の搬送終端部から再度回転選別筒
（１１）内へ供給され、再選別される。また、仕上米機
（１６）に落下した仕上米は、仕上米ラセン（１５）で
仕上米流下筒（１７）へ搬送され、仕上米流穀板（１８
）を経て仕上米受樋（１９）へ落下する間に仕上米選別
風路（２６）を通って横断流ファン室（２５）へ流れる
選別風により選別され、仕上米揚穀４１（２０）で機外
へ取り出されるものである。

回転選別筒（１１）の排出側端部へ送られた選別された
籾は、下方の籾受樋（２１）へ落下し、籾揚穀機（２２
）で脱ぷ部（１）側の籾タンク（２）の還元籾タンク（
２ａ）へ還元され、再度脱ぷ部（１）で脱ぷ作用を受け
るものである。

上述のようにして籾摺選別作業が行われるのであるが、
籾揚穀機（２２）で回転選別筒（１１）の選別後の籾が
還元タンク（２ａ）へ揚穀される際に発生する埃、およ
び混合米揚穀機（８）で摺落米が混合米供給ホッパー（
９）へ揚穀される際に発生する埃は、横断流ファン（２
５ａ）の回転による吸引風により、中間空間（２３）を
通って横断流ファン室（ｚ５）へ流れ、更に、摺落米風
選路（４）、吸引ファン室゛（５）を経て排塵筒（６）
から機外へ排出されるものであって、中間空間（２３）
に埃が滞留蓄積するのを防止することができるものであ
る。

、　　また、回転選別筒（１１）内の埃は、還元受樋（
３３）を通って横断流ファン室（２５）へ流れる風によ
り、吸引されて機外へ排出され、また、仕上米機（１６
）に落下した仕上米は、仕上米流下筒（１７）、仕上米
流穀板（１８）を経て仕上米受樋（１９）へ落下する際
に、仕上米選別風路（２６）を通って横断流ファン室（
２５）へ流れる選別風により埃が除去され、仕上米揚穀
機（２０）で機外へ取出されるもおである。

つぎに、第７図および第８図について説明すると、（３
４）は、中間空間（２３）における還元籾タンク（２ａ
）の吸塵口（２ｂ）および混合米供給ホッパー（９）の
吸塵口（９ａ）下方に配設されているヌカ受樋で、該ヌ
カ受樋（３４）の下端開口部に、ヌカ排出路（３５）の
上端を連設すると共に、ヌカ排出路（３５）の終端部を
摺落米風選路（７）に開口し、還元籾タンク（２ａ）お
よび混合米供給ホッパー（９）に発生するヌカや埃は、
ヌカ受樋（３４）、ヌカ排出路（３５）を通ってＭＴＳ
米風選路（４）に落下し、吸引ファン室（５）を経て排
塵筒（６）から機外へ排出されるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は、ｖ
Ｊ断側面図、第２図は、一部切断した背面図、第３図は
、第１図のＡ−Ａｊｉ断面図、第４図は、第１図のＢ−
Ｂ線断面図、第５図は、第１図のＣ−Ｃ！ｉ断面図、第
６図ｔ＊、　第１図（７）Ｄ−Ｄ線切断平面図である。第７図は、切断側面図、第８図は、切断平面図である。符号の説明（１）・・脱ぷ部、（２）・・籾タンク、（２ａ）・・
還元籾タンク、（２ｂ）φ・吸塵口、（３）・・脱ぷロ
ール、（４）−−摺落米風選路、（５）・・吸引ファン
室、（６）・・排塵筒、（７）・・摺落米受樋、（８）
・・混合米揚穀機、（９）・・混合米供給ホッパー、（
ｌＯ）・・選別ケース、（ｌｌ）・・回転選別筒、（１
２）・拳駆動ローラー、（１３）−・供給ラセン、（１
４）・拳供給樋、（１５）・・仕上米ラセン、（１６）
・・仕上米樋、（２１）・・籾受機、（２２）−−籾揚
穀機、（２３）番・中間空間、（２４）・・カバー、（
２５）・・横断流ファン室、（２６）・・仕上米選別風
路、（３３）−・還元受樋

Claims

【特許請求の範囲】〔１〕脱ぷ部（１）と内周面に多数のツボ穴の構成され
ている回転選別筒（１１）を内装している選別ケース（
１０）とを、中間空間（２３）を介在させて併設して、
該中間空間（２３）をカバー（２４）し、脱ぷ部（１）
側の還元籾タンク（２ａ）の吸塵口（２ｂ）および選別
ケース（１０）側の混合米供給ホッパー（９）の吸塵口
（９ａ）を中間空間（２３）に開口し、横断流ファン室
（２５）の吸入口部へ中間空間（２３）の一端を連通す
るとともに、横断流ファン室（２５）の排風口部を脱ぷ
部（１）からの摺落米を風選する摺落米風選路（４）へ
連通してなる籾摺機の吸塵装置。