JPH0319939Y2 - - Google Patents

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JPH0319939Y2
JPH0319939Y2 JP5646385U JP5646385U JPH0319939Y2 JP H0319939 Y2 JPH0319939 Y2 JP H0319939Y2 JP 5646385 U JP5646385 U JP 5646385U JP 5646385 U JP5646385 U JP 5646385U JP H0319939 Y2 JPH0319939 Y2 JP H0319939Y2
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rice
mixed
mixed rice
paddy
gutter
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JP5646385U
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JPS61171536U (ja
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、籾摺機のサンプル粒取り出し装置
に関するもので、脱ぷ率検出器を具備する籾摺機
に実施することができる。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 従来の籾摺機における脱ぷ率検出器のサンプル
粒取り出し装置として、脱ぷロールで摺り落され
た風選後の混合米を、摺り落し米風選路の流穀板
流下途中で取り出すものがあるが、取り出し位置
によつて籾・玄米の偏流があり、正確な脱ぷ率を
点検できないという問題点があつた。
[問題を解決するための手段] そこでこの考案は、脱ぷ部で摺り落され風選後
の混合米を拡散した後に、脱ぷ率点検用のサンプ
ル粒として取り出すことにより、従来装置の欠点
を解消しようとするものであつて、係る技術的課
題を解決するこの考案の技術手段は、混合米選別
部の混合米供給ホツパー9に、脱ぷ部1で摺り落
された風選後の摺り落し米を揚穀する混合米揚穀
機8の投げ出し口部8aを連設し、該混合米供給
ホツパー9の混合米揚穀機8の投げ出し口部8a
下方の流穀板9aに、サンプル取り出し口24を
開口するとともに、該サンプル取り出し口24の
上方に拡散板23を配設した構成としたことであ
る。
[考案の効果] 脱ぷ部1で摺り落された混合米は、混合米揚穀
機8の投げ出し口部8aから混合米供給ホツパー
9へ投げ出され拡散板23により拡散された後、
サンプル取り出し口24からサンプル粒として取
り出されるものであるため、脱ぷ部1で摺り落さ
れた後混合米揚穀機8での揚穀過程での混ぜ合わ
せ作用と合いまつて、籾玄米の適正に混合したサ
ンプル粒を取り出すことができ、比較的正確な脱
ぷ率を点検することができるものである。
[実施例] 以下図面に示すこの考案の実施例について説明
する。
先ず、実施例の構成について説明すると、1は
脱ぷ部で、この脱ぷ部1は、籾タンク2、一対の
脱ぷロールー3,3等で構成されている。4は、
摺り落し米風選路で、前方の吸引フアン室5によ
り発生する選別風によつて、脱ぷ部1から摺り落
し米を選別し、籾穀を吸引フアン室5から排塵筒
6を経て機外へ排出し、玄米及び籾の混合米は下
方の摺り落し米受樋7へ落下し、摺り落し米受樋
7に落下した混合米は、混合米揚穀機8で混合米
供給ホツパー9を経て、供給樋14の始端部へ搬
送されるように構成されている。
10は、選別ケースで、該選別ケース10内に
は、内周面に多数の壷穴の構成されている回転選
別筒11が、ほぼ水平状態に回転できるように、
供給側端部(第2図で右側)及び排出側端部(第
2図で左側)を、駆動ローラー12,12で回転
自在に支持されている。この回転選別筒11内に
は、供給ラセン13を有する供給樋14、仕上げ
米ラセン15を有する仕上げ米樋16を横架して
いる。
この供給備14及び仕上げ米樋16を回転選別
筒11内に配設するにあたつては、供給樋14を
第3図に示すように、回転選別筒11の下方から
情報へ回転するすくいあげ側に、又仕上げ米樋1
6を回転選別筒11の上方から下方へ回転する側
へ配設して、回転選別筒11の壷穴によりすくい
あげられた混合米は、供給樋14へ落下し、供給
ラセン13で供給樋14の終端側へ移送されるよ
うに構成されていて、供給樋14は混合米受け樋
の機能も兼用している。仕上げ米樋16の排出側
端部は、仕上げ米流下筒17、仕上げ米流穀板1
8を介して仕上げ米受樋19へ連通されていて、
仕上げ米が仕上げ米流下筒17及び仕上げ米流穀
板18から仕上げ米受樋19へ落下する間に風選
されて、仕上げ米受樋19へ流下した玄米は、仕
上げ米揚穀機20を介して機外に取り出されるも
のである。回転選別筒11の排出側端部下方に
は、籾受樋21を配設し、回転選別筒11で選別
された籾は籾受樋21へ落下し、籾揚穀機22で
脱ぷ部1の籾タンク2へ還元される。
混合米供給ホツパー9の一横側部には、混合米
揚穀機8の投げ出し口部8aを連設し、該混合米
供給ホツパー9内における混合米揚穀機8の投げ
出し口部に対向する部位に、拡散板23をボルト
31、ナツト32で混合米の投げ出し方向に対し
て角度調節自在に取付ると共に、該拡散板23の
下方における混合米供給ホツパー9の流穀板9a
には、サンプル取り出し口24を開口し、該サン
プル取り出し口24にはサンプル取り出しパイプ
25の一端を接続するとともに、該サンプル取り
出しパイプ25の他端部を機体横側面に取付られ
ている籾玄米検出器26に連設している。
また、混合米供給ホツパー9の流穀板9aのサ
ンプル取り出し口24の上方には、残留米取り出
し筒27を連設すると共に、該流穀板9aの残留
米取り出し筒27の下部近傍には、残留米取り出
し弁28を軸支して、第5図に示す様に該残留米
取り出し弁28を右側へ回動して流穀板9aに接
触し、残留米取り出し筒27の上端部を閉鎖する
と、混合米揚穀機8の投げ出し口部8aから投げ
出された混合米は、拡散板23に当つて拡散され
て、その一部はサンプル取り出し口24に流入す
る共ともに、残りの大部分の混合米は流穀板9a
上を流下し、供給樋14の始端部へ供給されるも
のである。また、残留米取り出し弁28を第5図
の仮想線に示すように左側に回動して、その先端
部を上方の残留米案内板29に接触させると、混
合米は下方への流れが阻止されて、残留米取り出
し筒27より機外に取り出されるものである。
次に実施例の作用について説明する。籾摺作業
をする場合には、籾タンク2へ籾を供給し、籾摺
機の回転各部を駆動する。すると、籾タンク2か
ら脱ぷ部1へ供給された籾は脱ぷ作用を受け、摺
り落し米は摺り落し米風選路4に流入して選別さ
れ、籾穀は排塵筒6から機外へ排出される。籾・
玄米の混合米は摺り落し米受樋7に落下して、混
合米揚穀機8で混合米供給ホツパー9を経て、回
転選別筒11側の供給樋14始端側へ揚上供給さ
れ、供給樋14内の供給ラセン13で回転選別筒
11の供給側端部へ供給される。
次いで、混合米は第3図で時計方向に回転して
いる回転選別筒11の壷穴によりすくい上げら
れ、精粒の玄米は仕上げ米樋16に落下し、籾及
び一部の玄米の混合米は、供給樋14に落下して
選別され、供給樋14に落下した未選別の混合米
は、供給ラセン13で供給樋14の搬送終端部か
ら再度回転選別筒11内の供給側端部へ供給さ
れ、再度選別される。また、仕上げ米樋16に落
下した仕上げ米は、仕上げ米ラセン15で仕上げ
米流下筒17へ搬送され、仕上げ米流穀板18を
経て仕上げ米受樋19へ落下する間に、圧風フア
ン室30の圧風フアンの回転により発生する選別
風により選別され、仕上げ米揚穀機20で機外へ
取り出されるものである。
回転選別筒11の排出側端部へ送られた選別さ
れた籾は、下方の籾受け樋21へ落下し、籾揚穀
機22で脱ぷ部1の籾タンク2へ還元され、再度
脱ぷ部1で脱ぷ作用を受けるものである。
上述のようにして籾摺選別作業が行われるので
あるが、通常の作業状態では、残留米取り出し弁
27は第5図の実線に示すように、混合米供給ホ
ツパー9の流穀板9aに接触しているので、混合
米揚穀機8の投げ出し口部8aから投げ出された
混合米は、その一部が拡散板23に当つて拡散さ
れながらサンプル取り出し口24に落下し、サン
プル取り出しパイプ25を経て籾玄米検出器26
へ送られて、脱ぷ率が検出され、検出後の混合米
は摺り落し米受け樋7に還元されるものであり、
また、その他の大部分の混合米は、混合米供給ホ
ツパー9の流穀板9a上を流れ落ちて、供給樋1
4始端部へ供給される。このように、混合米揚穀
機8の投げ出し口部8aから投げだされた混合米
を拡散板23で拡散した後、サンプル取り出し口
24から取り出すため、比較的偏りの少ない籾・
玄米を取り出し、正確な脱ぷ率を点検することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の実施例を示すもので、第1
図は、斜視図、第2図は、切断側面図、第3図
は、切断背面図、第4図は、切断正面図、第5図
は、切断正面図、第6図は、切断平面図である。 符号の説明、1……脱ぷ部、2……籾タンク、
3……脱ぷロール、4……摺り落し米風選路、5
……吸引フアン室、6……排塵筒、7……摺り落
し米受樋、8a……投げ出し口部、8……混合米
揚穀機、9a……流穀板、9……混合米供給ホツ
パー、10……選別ケース、11……回転選別
筒、12……駆動ローラー、13……供給ラセ
ン、14……供給樋、15……仕上げ米ラセン、
16……仕上げ米樋、23……拡散板、24……
サンプル取り出し口、25……サンプル取り出し
パイプ、26……籾玄米検出器、27……残留米
取り出し筒、28……残留米取り出し弁、29…
…残留米案内板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 混合米選別部の混合米供給ホツパー9に、脱ぷ
    部1で摺り落された風選後の摺り落し米を揚穀す
    る混合米揚穀機8の投げ出し口部8aを連設し、
    該混合米供給ホツパー9の混合米揚穀機8の投げ
    出し口部8a下方の流穀板9aに、サンプル取り
    出し口24を開口するとともに、該サンプル取り
    出し口24の上方に拡散板23を配設してなる籾
    摺機のサンプル粒取り出し装置。
JP5646385U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0319939Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5646385U JPH0319939Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5646385U JPH0319939Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61171536U JPS61171536U (ja) 1986-10-24
JPH0319939Y2 true JPH0319939Y2 (ja) 1991-04-26

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ID=30580078

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JP5646385U Expired JPH0319939Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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JP (1) JPH0319939Y2 (ja)

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JPS61171536U (ja) 1986-10-24

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