JPS62227480A - 籾摺機の小米選別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、籾摺機の小米選別装置に関するもので、内
周面に多数のツボ穴の構成されている回転選別筒で、混
合米を選別する籾摺機に実施できる。

〔従来技術〕

従来技術の籾摺機として、内周面に多数のツボ穴の構成
されている回転選別筒で、混合米を選別する籾摺機があ
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来装置にあっては、回転選別筒で混合米から玄米と籾
とに選別し、この回転選別筒での選別後の玄米を更に、
米選機で小米選別するものであった。

〔問題を解決するための手段〕

これに対して、この発明は、回転選別筒内に特殊な工夫
をこらすことにより、回転選別筒部で混合米の選別と小
米の選別とを一挙に行なおうとするものであって、かか
る技術的課題を解決するためのこの発明の技術手段は、
回転選別筒１１内に、左右開側板１６ａ、１６ｂで構成
されている仕上米樋１６を配設し、該仕上米樋１６の一
方の側板１６ａを小米の漏下する小米選別板部２４とし
、該仕上米樋１６の他方の側板１６ｂ上方から小米選別
板部２４側へ玄米を案内する案内板３０を斜設し、該仕
上米樋１６の小米選別板部２４下方に小米樋２３を配設
したことである。

〔発明の作用効果〕

回転選別筒１１のツボ穴によりすくい上げられ仕上米樋
１６に落下する玄米は、案内板３０で他側の仕上米樋１
６の側板１６ａに構成されている小米選別板部２４へ送
られて小米選別され、小米選別されった後の玄米が仕上
米樋１６底部に流下し、小米選別後の玄米を一挙に機外
へ取り出す、事ができるものであって、回転選別筒１１
での選別作業で混合米の選別及び小米選別を同時に行な
うことができるものである。

〔実施例〕

以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

まず、実施例の構成について説明すると、１は、脱ぷ部
で、この脱ぷ部１は、籾タンク２、一対の脱ぷロール３
・３等で構成されている。４は、摺落米風選路で、前方
の吸引ファン室５により発生する選別風によって脱ぷ部
１からの摺落米を選別し、籾殻を吸引ファン室５から排
塵筒６を経て機外へ排出し、玄米および籾の混合米は下
方の摺落米受樋７へ落下し、摺落米受樋７に落下した混
合米は混合米揚穀機８で混合米供給ホッパー９を経て供
給樋１４の始端部へ搬送されるように構成されている。

１０は、選別ケースで、該選別ケース１０内には、内周
面に多数のツボ穴の有る回転選別筒１１がほぼ水平状態
に回転できるよう供給側端部（第１図で右側）および排
出側端部（第２図で左側）を駆動ローラー１２．１２で
回転自在に支持されている。この回転選別筒１１内には
、供給ラセン１３の有る供給樋１４．小米樋２３．仕上
米ラセン１５の有る仕上米樋１６を横架している。

この供給樋１４．小米樋２３および仕上米樋１６を、回
転選別筒１１内に配設するにあたっては、供給樋１４を
第１図に示すように回転選別筒１１の下方から上方へ回
転するすくい上げ側に、又仕上米樋１６を回転選別筒１
１の上方から下方へ回転する側へ配設するとともに、供
給樋１４と仕上米樋１６との間に小米樋２３を配置して
、回転選別筒１１のツボ穴によりすくい上げられた混合
米は、供給樋１４へ落下し、供給ラセン１３で供給樋１
４の終端側へ移送されるように構成されていて、供給樋
１４は混合米受樋の機能も兼ねている。

仕上米樋１６の排出側端部は、仕上米流下筒１７、仕上
米流穀板１８を介して仕上米受樋１９へ連通されていて
、仕上米が仕上米流下筒１７および仕上米流穀板１８か
ら仕上米麦＠１９へ落下する間に風選されて、仕上米受
樋１９へ流下した玄米は、仕上米揚穀機２０を介して機
外に取り出されるものである。回転選別筒１１の排出側
端部下方には、籾受機２１を配設し、回転選別筒１１で
選別された籾は籾受機２１へ落下し、籾揚穀機２２で脱
ぷ部１の籾タンク２へ還元される。

仕上米樋１６は、左右の側板１６ａ、１６ｂで構成され
ていて、一方の側板Ｌ６ａを小米の漏下することのでき
る小米選別板部２４とし、他方の側板１６ｂの上端には
案内板３０を取付けて、他方の側板１６ｂ上方に落下し
た玄米を小米選別板部２４側へ流下案内するように構成
し、この小米選別板部２４の上部を回動自在に構成して
、仕上米樋１６の受は面積を広狭調節自在に構成してい
る。また、仕上米樋１６の小米選別板部２４下方には小
米樋２３を配設して、小米選別板部２４から漏下した小
米を収容可能に構成し、この小米値２３内には、中間部
から後方へ小米を搬送する小米ラセン２５を設けて、小
米を機体後方へ排出可能に構成するとともに、中間部か
ら前方へ糠を搬送する糠ラセン２６を設けて、小米選別
板部２４から漏下した糠の多く混じっている一部の小米
を籾受機２１へ排出可能に構成している。２７は、移動
小米受板で、この移動外米受板２７の上端は蝶番２８を
介して回動自在に支持し、移動小米受板２７の下部は小
米樋２３の上端に移動自在に連設し、小米あるいは糠が
供給樋１４に落下するのを防止している。

なお、小米樋２３を回転選別筒１１内に配設するにあた
っては、第１図において仕上米樋１６の右側へ配置して
もよく、この際には小米選別板部２４は反対側の側板１
６ｂに構成する。

次に実施例の作用について説明すると、籾摺作業をする
場合には、籾タンク２へ原初を供給し・籾摺機の回転各
部を駆動する。すると籾タンク２から脱ぷ部１へ供給さ
れた籾は脱ぷ作用を受け。

摺落米は下方の拡散板２９により拡散されながら流下し
、下方の摺落米風選路４に流入して選別され、籾殻は排
塵筒６から機外へ排出される。玄米及び籾の混合米は、
摺落米受樋７に落下して、混合米揚穀機８で混合米供給
ホッパー９を経て回転選別筒１１側の供給樋１４始端側
へ揚上供給され、供給樋１４内の供給ラセン１３で回転
選別筒１１の供給側端部へ供給される。

ついで、混合米は、第１図で時計方向へ回転している回
転選別筒１１のツボ穴によりすくいあげられ、精粒の玄
米は仕上米樋１６に落下し、籾及び一部の玄米の混合米
は、供給樋１４に落下して選別され、供給樋１４に落下
した未選別の混合米は、供給ラセン１３で供給＠１４の
搬送終端部から再度回転選別筒１１内へ供給され、再選
別される。また、仕上米樋１６に落下した仕上米は、上
方の案内板３０で反対側の小米選別板部２４側へ流下案
内され、小米選別板部２４上を流下する間に小米は漏下
して小米樋２３に落下し、小米樋２３に落下した小米は
小米ラセン２５で機外へ取り出され、また、小米樋２３
の脱ぷ部１側に落下した糠は糠ラセン２６で籾受樋２１
に供給され、この糠は籾揚穀機２２．脱ぷ部１を経て摺
落米風選路４に流入し、選別風により機外へ排出される
。

また、小米選別板部２４上面を通って仕上米樋１６底部
に達した仕上米は、仕上米ラセン１５で仕上米流下筒１
７へ搬送され、仕上末流殻板１８を経て仕上木受＠１９
へ落下する間に圧風ファン室３１の圧風ファンの回転に
より発生する選別風により選別され、仕上米揚穀機２０
で機外へ取り出されるものである。

回転選別筒１１の排出側端部へ送られた選別された籾は
、下方の籾受樋２１へ落下し、籾揚穀機２２で脱ぶ部１
の籾タンク２へ還元され、再度脱ぶ部１で脱ぷ作用を受
けるものである。

上述のようにして、籾摺選別作業が行われるのであるが
、回転選別筒１１のツボ穴によりすくい上げられ仕上米
樋１６に落下する玄米は、案内板３０で他側の仕上米樋
１６の側板１６ａに構成されているノ」１米選別板部２
４により小米選別された後任上米１６１１６底部に流下
し、小米選別後の玄米を一挙に機外へ取り出す事ができ
、回転選別筒１１での選別作業で混合米の選別及び小米
選別を行なうことができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は、切
断背面図、第２図は、切断側面図、第３図は、切断側面
図、第４図は、斜視図である。 符号の説明 １　脱ぷ部　　　　　２　籾タンク ３　脱ぷロール　　　４　摺落米風選路５　吸引ファン
　　　６　排塵筒 ７　摺落米受樋　　　８　混合米揚穀機９　混合米供給
ホッパー １０　選別ケース　　１１　回転選別筒１２　駆動ロー
ラー　１３　供給ラセン１４　供給樋　　　　１５　仕
上米ラセン１６　仕上米＠　　　１６ａ　左右の側板２
３　小米樋　　　　２４　小米選別板部２５　小米ラセ
ン　　２６　糠ラセン ２７　移動小米受板　２８　蝶番 ３０　案内板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ［１］回転選別筒１１内に、左右両側板１６ａ、１６ｂ
   で構成されている仕上米樋１６を配設し、該仕上米樋１
   ６の一方の側板１６ａを小米の漏下する小米選別板部２
   ４とし、該仕上米樋１６の他方の側板１６ｂ上方から小
   米選別板部２４側へ玄米を案内する案内板３０を斜設し
   、該仕上米樋１６の小米選別板部２４下方に小米樋２３
   を配設してなる籾摺機の小米選別装置。