JPS60248273A - 回転選別筒型の籾摺機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、内周面に多数のツボ穴を有する回転選別筒
で、籾・玄米の混合米を選別する回転選別筒型の籾摺機
に関するものである。

〔従来技術〕

従来の回転選別筒型の籾摺機は、第３図に示すように脱
拌部（１）の下方に摺落米風選部（４）が構成されてい
て、この脱秤部（１）の横側方に、内周面に多数のツボ
穴を有する回転選別筒ｑつを配設して、この回転選別筒
θ′；４で脱拌部（１）で摺落された籾・玄米の混合粒
を選別していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この従来装置にあっては、脱拌部（１）の横側方に籾・
玄米の混合米を選別する回転選別筒０秒全配設している
ものであるため、回転選別筒θつの排出側端部（第１図
で左側）から排出される脱拌されてない籾を、籾揚穀機
（財）で脱拌部（１）の籾タンク（２）へ還元しなけれ
ばならず、機体構成をコンパクトなものにすることがで
きず、また、摺落米風選部（４）の上方に脱拌部（１）
が位置しているため、脱袢部（１）の籾タンク（２）が
必然的に上方へ位置することとなり、脱秤部（１）への
籾供給作業が困難になるという問題点があった。

この問題の原因は、脱拌部（１）が機体の上方部にあり
、しかも、回転選別筒Ｑりがこの脱拌部（１）の横側方
に並設されているからである。

〔問題を解決するための手段〕

従って、この発明の技術的課題は、脱拌部（１）を機体
の下方に位置させて、その上方位置に回転選別箇０功を
位置させるとともに、回転選別筒θつの排出側端部と脱
袢部（１）とを有効に結合しようとするものである。

この技術的課題を解決するこの発明の技術的手段は、機
体下部に並設されている脱秤部（１）および摺落米風選
部（４）の上方に、内周面に多数のツボ穴を有する回転
選別筒０２を配設し、回転選別筒θつの供給側端部を摺
落米風選部（４）の生方側に、排出側端部を脱秤部（１
）側の−に右側に位置させたことである。

〔発明の効果〕

−上述の技術的手段を具備したこの発明は、つぎに述べ
るように特有の効果を奏するものである。

機体の下部に並設されている脱秤部（１）および摺落米
風選部（４）の上方に、内周而に多数のツボ穴を有する
回転選別筒０２を配設し、しかも回転選別筒０４の排出
側端部を脱秤部（１）の上方に位置させたものであるた
め、回転選別筒０りにより選別された未脱秤の籾を回転
選別筒θつの排出（ｌｌｌから落下させることにより、
従来装置のように強制的に籾を搬送する籾揚穀機のよう
な特別の揚穀機を設けることなく、脱拌部（１）へ還元
することができて、回転選別筒０りから脱秤部（１）へ
の籾の流れが合理化されて、機体全体をコンパクトなも
のとすることができ、また、脱拌部（１）が機体の下方
に位置しているために、必然的に脱拌部（１）への籾供
給部も低い位置となり、脱秤部（１）への籾供給作業を
楽に行うことができるものである。

〔実施例〕

以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

まず、実施例の構成について説明すると、（１）は、機
体の下部−側に配設されている脱拌部で、この脱秤部（
１）は、籾タンク（２）・一対の脱拌ロール（３）・（
３）等により構成されている。（４）は、機体下部の脱
秤部（１）の横側方に配設されている摺落米風選部で、
されるものであって、前方の吸引機（６）により発生す
る選別風によって摺落米を風選し、籾殻は吸引機（６）
から排塵筒（７）を経て機外へ排出され、玄米および籾
の混合米は下方の摺落米受樋（８）へ落下し、摺落米受
樋（８）に落下した混合米は、混合米揚穀機（９）で混
合米供給ホッパー００へ搬送されるように構成されてい
る。０１）は、脱拌部（１）および摺落米風選部（４）
の上方に配設している選別ケースで、この選別ケース０
１）内には、内周而に多数のツボ穴を有する回転選別筒
０功がほぼ水平状態で回転できるよう供給側端部（第１
図で左側）および排出側端部（第１図で右側）を駆動ロ
ーラー０３・０３で回転自在に支持されている。この回
転選別筒０の内には、混合米樋０４）および仕上米樋０
ゆをそれぞれ横架し、混合米樋０４）内には混合米ラセ
ン００を、また、仕上米樋０→内には仕上米ラセン０７
）をそれぞれ配設している。そして、混合米樋０４）の
排出側端部（第１図で左側）は、混合米流下筒０８）を
介して摺落米風選部（４）へ連通されており、また、仕
上米樋０ゆの排出側端部（第１図で左側）は、仕上米流
下筒０＊、仕」二本流穀板（イ）を介して仕上米ラセン
ηへ接続されており、仕上米受樋６１へ流下した玄米は
、仕上米揚穀機（イ）を介して機外へ取出されるように
構成されている。なお、混合米流下筒０８）および仕上
米流下筒００は、機体の左右横方向（第１図で紙面と直
交する方向）に並設されている。（ハ）は、混合米供給
ホッパー００に供給された混合米を回転選別筒αつの供
給側端部へ案内する混合米供給筒である。また、回転選
別筒αつの排出側端部は、脱拌部（１）の籾タンク（２
）の上方へ配設されていて、回転選別筒０→の排出側端
部から排出された籾は、直接あるいは案内筒（図面省略
）を介して籾タンク（２）へ還元されるものである。な
お、（ハ）は、補助籾タンク、（ハ）は、混合米ラセン
α０および仕上米ラセン０′７）を駆動するモーターで
ある。

つぎに、実施例の作用について説明すると、籾摺作業を
する場合には、補助籾タンク（ハ）へ籾を供給し、籾摺
機の回転各部を駆動する。すると、補助籾タンク（ハ）
から籾タンク（２）へ供給された籾は、脱秤部（１）の
脱拌ロール（３）・（３）へ供給されて脱袢作用を受け
、脱拌ロール（３）・（３）から勢い良く摺落米供給路
（５）へ供給された摺落米は、揚上移送されながら摺落
米風選部（４）の」一部へ供給され、摺落米は落下する
間に吸引機（６）からの選別風により選別され、籾殻は
排塵筒（７）から機外へ排出され、玄米および籾の混合
米は、摺落米受樋（８）に落下して、混合米揚穀機（９
）で混合米供給ホッパー００へ揚上され、混合米供給ホ
ッパー０１から混合米供給筒（イ）を経て回転選別筒０
２内の供給側端部（第１図で左側）へ供給される。回転
選別筒θつの供給側端部に供給された混合米は、第２図
で時計方向へ回転している回転選別筒０つのツボ穴です
くい上げられ、精粒の玄米は仕上米樋００へ落下すると
共に、籾および一部の玄米の混合米は、混合米樋０４）
に落下して選別され、混合米樋０４）に落下した未選別
の混合米は、混合米ラセン００で混合米樋０４）の排出
側端部へ送られ、混合米流下筒０８）を経て摺落米風選
部（４）を経て摺落米受樋（８）に落下して、再処理さ
れるものである。また、仕上米樋ＯＱに落下しだ仕」−
米は、仕上米う士ンＱ７１で仕に米樋０ゆの終端側へ搬
送され、仕上米流下筒００・仕上米流穀板（イ）を経て
仕上米受樋ａｌ）へ落下する間に、仕上米受樋ＣＩ）の
上方を通って摺落米風選部（４）へ流れる選別風により
風選され、仕上米揚穀機（イ）で機外−２取出されるも
のである。

捷だ、回転選別筒０つの排出側端部から落下した籾は、
脱拌部（１）の籾タンク（２）へ流下し、再度脱秤作用
を受けるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は、切
断側面図、第２図は、切断正面図、第３図および第４図
は、従来装置を示すもので、第３図は、切断側面図、第
４図は、切断背面図である。 符号の説明 （１）　脱拌部　（２）　籾タンク （３）脱拌ロール　（４）摺落米風選部（５）摺落米供
給路　（６）吸引機 （８）摺落米受樋　（９）混合米揚穀機００　混合米供
給ホッパー０１）選別ケースθつ　回転選別筒　０３　
駆動ローラー０４）　混合米樋　Ｏ〜　混合米ラセン０
０　仕−に米揺　α力　仕上米ラセン０８）混合米流下
筒　０呻　仕上米流下筒（イ）仕−ト米流穀板　（２］
）　ｄント米受樋（イ）仕」−米揚穀機　（イ）混合米
供給筒■　補助籾タンク　（ハ）　モーター 特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者　井　関　晶　孝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）機体下部に並設されている脱拌部（１）および摺
   落米風選部（４）の上方に、内周面に多数のツボ穴を有
   する回転選別筒０４を配設し、回転選別筒０功の供給側
   端部を摺落米風選部（４）のに左側に、排出側端部を脱
   拌部（１）側の−Ｌ方側に位置させてなる回転選別筒型
   の籾摺機。