JPS60248272A - 穀粒選別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内周面に多数のツボ穴を有する回転選別筒
で、籾・玄米の混合米等を選別する回転選別筒型の穀粒
選別装置に関するものである。

〔従来技術〕

従来の回転選別筒型の穀粒選別装置は、内周面に多数の
ツボ穴を有する回転選別筒を回転させながら、籾・玄米
の混合米を選別するのであるが、回転選別筒のツボ穴に
ゴミが溜って選別能率を低下したり、また、ツボ穴に嵌
入した穀バｌを回転選別筒の回転により生じる遠心力に
抗して、ツボ穴内に嵌入している穀粒の重力により、回
転選別筒内の穀粒価に落下選別されるものである為、回
転選別筒のツボ穴内に嵌入した穀粒が確実に穀粒６ｍに
落下しないというような問題点があった。

〔問題を解決する為の手段〕

この発明の技術的課題は、回転選別筒内のツボ穴内にゴ
ミの溜るのを防１にするとともに、ツボ穴７に嵌入して
いる穀粒の落下を助長しようとすることにある。

この技術的課題を解決するこの発明の技術的手段は、回
転選別筒（１１）の内周面に多数のツボ穴を構成して、
これらのツボ穴の底部に小孔を穿設し、該回転選別筒０
１）内には少なくとも仕ト粒を受ける仕上粉細０・およ
び混合粒を受ける混合粉細０８）を横架し、回転選別筒
０１）の」一方から下方へ回転する側の仕上粉細０→の
−に方部位において、回転選別筒０１）の外周側から内
周側へ向けて送風することである。

〔発明の効果〕

この技術的手段によれば、回転選別筒０１）のツボ穴底
部の小孔から、回転選別筒０１）が」一方から下方へ回
転している部分で、しかも、仕上粉細０Ｏの上方部位に
おいて、外周側から内周側に向けて送風するものである
ため、下方を向いている回転選別筒（１１）のツボ孔か
らゴミが排出されると共に、ツボ穴に嵌入している仕上
米の落下が促進助長され、ツボ穴に嵌入している仕」−
米を確実に仕上粉細αＱへ落下選別し、選別能率を向」
ニさせることができるものである。

１′実施例〕 以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。

１ず、実施例の構成について説明すると、（１）は、脱
拌部で、との脱拌部（１）は、籾タンク（２）、一対の
脱秤ロールｒ３）　（３）等で構成されている。（４）
は、風選部で、前方の吸引機（５）により発生する選別
風によって脱拌部（］）からの摺落米を選別し、籾殻を
吸引機（５）から排塵筒（６）ヲ経て機外へ排出し、玄
米および籾の混合米は下方の摺落米受樋（７）へ落下し
、摺落米受樋（７）に落下した混合米は混合米揚穀機（
８）で混合米供給ホッパー（９）へ搬送されるように構
成されている。

（］（Ｈｄ、選別ケースで、該選別ケース００内には、
内周面に多数のツボ穴を有する回転選別筒（１］）がほ
ぼ水平状態に回転できるよう供給側端部（第１図で右側
）および排出側端部（第１図で左側）を駆動ローラー０
り・０匂で回転自在に支持されている。

び混合米ラセン０カを有する混合米樋０８）を横架して
いる。

混合米樋０８）の排出側端部は、混合米流下筒００を介
して摺落米受樋（７）に接続されていて、また、仕上米
樋Ｏｅの排出側端部は仕」−米流下筒（イ）、仕上米流
穀板Ｈを介して仕−ト米受樋（ａへ仕上米が流下するよ
うに構成されていて、仕」−米受樋（イ）へ流下した玄
米は、仕上米揚穀機（ハ）を介して機外へ取出されるよ
うに構成されている。

なお、混合米流下筒θ９と仕」−米流下筒翰とは、機体
横方向（第２図において紙面と直交する方向）に並設さ
れている。

（ハ）は、回転選別筒０１）の排出側端部の下方に配設
した籾受樋で、該籾受樋（ハ）に落下した籾は機体−側
に配設された籾揚穀機（財）で籾タンク（２）へ搬送さ
れるものである。

選別ケース００の排出側端部からは、脱袢部（１）側へ
向けて供給ラセン０■、仕」―米うセン００および混合
米ラセン０７）の軸端部を延出して、これらの軸端部に
それぞれプーリー（イ）・（ハ）・・・を取り付け、脱
拌部（１）から選別ケースＱＯ側へ向けて延出されてい
る動力取出軸＠側のプーリー翰とプーリー翰・（ハ）・
・・との間をベルト（図面省略）を介して動力伝達可能
に構成している。

回転選別筒０１）の内周面には、多数のツボ穴を構成す
ると共に、該ツボ穴の底部には埃を通過排出することの
できる程度の小孔をそれぞれ構成している。６のは、送
風ボックスで、該送風ボックス０のは回転選別筒０１）
の」二方から下方へ回転する側の仕上米樋０Ｑの上方部
位に配設して、該送風ボックス０沸の開口部を回転選別
筒０１）の外周側から内周側へ向けて配設し、この送風
ボックス０２と吸引機（５）の送風側端部とを、送風パ
イプ（ト）で連通し、送風ボックス０２からツボ穴の小
孔から回転選別筒θ１）内へ送風された風は、混合米流
下筒ＯＬ摺落米受樋（７）等を経て、風選部（４）に還
元されるように構成されている。

つぎに、実施例の作用について説明すると、籾摺作業を
する場合には、籾タンク（２）へ原線を供給し、籾摺機
の回転各部を駆動する。すると、籾タンク（２）から脱
拌ロール（３）　（３）へ供給された籾は脱拌作用を受
け、摺落米は下方の風選部（４）で選別され籾殻は排塵
筒（６）から機外へ排出され、玄米および籾の混合米は
摺落米受樋（７）に落下して、摺落米揚穀機（８）で混
合米供給ホッパー（９）へ揚上され、混合米供給ホッパ
ー（９）から回転選別筒０１）内の供給樋０４）へ供給
される。

供給樋０勇に供給された混合米は、供給ラセン０３で回
転選別筒０］）の内周面の供給側端部へ供給され、第３
図で時計方向へ回転している回転選別筒０］）のツボ穴
ですくい一部げられ、精粒の玄米は仕上米樋０６）に落
下するとともに、籾および一部の玄米の混合米は混合米
樋０８）に落下して選別され、混合米樋（１８）に落「
しだ未選別の混合米は、混合米ラセン０乃で混合米樋０
８）の排出側端部から混合米流下筒００を経て摺落米受
樋（７）へ落下し、再処理されるものである。また、仕
上米樋Ｏｅに落下した仕上米は仕上米ラセン０υで仕−
Ｌ米流下筒（イ）へ搬送され、仕上米流穀板Ｉ２１）お
よび仕上米受樋（イ）へ落下する間に選別風で選別され
、什−Ｉ−米揚穀機（ハ）で機外へ取出される。

上述のようにして籾摺選別作業が行われるのであるが、
回転選別作業中の回転選別筒０１）に、仕上米］通Ｏｅ
Ｆ方部位において、外周側から内周側へ向けて送風ボッ
クス０→から送風される。従って、回転選別筒θ］）の
ツボ穴底部の小孔から回転選別筒０１）の内周側へ送風
される為、回転選別筒θ１）のツボ穴内に位置している
ゴミが排出されて、ツボ穴内にゴミの溜ることがなく、
また、回転選別筒０］）のツボ穴内に嵌入している玄米
の仕１−米樋（１・上への落下が助長され、選別能率を
向」ニさせることができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は、側
面図、第２図は、切断側面図、第３図は、切断背面図で
ある。 符号の説明 （１）脱秤部　（４）　風選部 （５）吸引機　（６）排塵筒 ００　選別ケース　（１１）　回転選別筒０４）　供給
樋 ０ゆ　仕上米樋（仕上粉細） ０８）混合米樋（混合粉細） ０の　送風ボックス　（ハ）送風パイプ特許出願人の名
称 井関農機株式会社 代表者　井　関　晶　孝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転選別筒０］）の内周面に多数のツボ穴を構成
   して、これらのツボ穴の底部に小孔を穿設し、該回転選
   別筒０１）内には少なくとも仕」−粒を受ける仕上粉細
   ０Ｏおよび混合粒を受ける混合粉細０８）を横架し、回
   転選別筒０１）の上方から下方へ回転する側の仕上粉細
   Ｏｅの上方部位において、回転選別筒（１１）の外周側
   から内周側へ向けて送風することを特徴とする穀粒選別
   装置。