JPS6349260A - 籾摺機の揚穀装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、脱ぷ部の摺落米を揚穀するバケット揚穀式
の混合米揚穀機を具備する籾摺機に関するものである。

〔従来技術〕

摺落米を風選する摺落米風選路及び玄米を風選する仕上
米風選路−のあるの風選部上力に、脱ぷ部及び混合米を
選別する回転選別筒を前後に並列載置し、脱ぷ部からの
摺落米をバケット式の混合米揚穀機で混合米選別部であ
る回転選別筒へ揚穀するものとして、特開昭６１−１１
１１４７号公報がある。

［発明が解決しようとする問題点］ この従来技術は、バケット式混合米揚穀機の投げ出し口
部が脱ぶ部側に位置しているため、脱ぷ部の上方に位置
している籾ホッパの上方部分に、バケット式混合米揚穀
機の投げ出し口部が位置した状態となり、この脱ぷ部の
籾ホッパへ籾を供給する場合に、このバケット式混合米
揚穀機の投げ出し口部が邪魔になり、供給しにくいとい
う問題点があった。

そこで、この発明は、摺落米を風選する摺落米風選路及
び玄米を風選する仕上米風選路のあるの風選部上方に、
脱ぷ部及び混合米を選別する回転選別筒を前後に並列載
置した籾摺機において、脱ぷ部の摺落米をバケット式混
合米揚穀機で回転選別筒へ揚穀するにあたり、バケット
式混合米揚穀機の投げ出し口部が脱ぷ部側に位置するの
を防止して、脱ぷ部の籾ホッパ上方に障害物を無くし、
脱ぷ部への籾供給を容易に行なおうとするものである。

〔問題を解決するための手段〕

この技術的課題を解決するこの発明の技術的手段は、摺
落米を風選する摺落米風選路４及び玄米を風選する仕上
米風選路２６のあるの風選部２７上方に、脱ぷ部１及び
混合米を選別する回転選別ｆｆＪｌｌを前後に並列載置
し、脱ぷ部１からの摺落米を揚穀するバケット型の混合
米揚穀機８の投げ出し口部８ａと回転選別筒１１との間
を、バケット型の混合米揚穀機８の脱ぷ部から遠い側に
位置する部分２４ａ、混合米揚穀機８の横外側部に位置
する部分２４ｂ及び該混合米揚穀機８の上部貫通口部８
ｂを通過する部分２４ｃを順次連結して構成されている
混合米流路２４を介して連通してなる籾摺機の揚穀装置
の構成としたことである。

〔発明の作用及び効果〕

籾摺作業中に際しては、脱ぷ部１からの摺落米は、バケ
ット型の混合米揚穀機８の脱ぷ部から遠い側に位置する
部分２４ａ、混合米揚穀機８の横外側部に位置する部分
２４ｂ及び該混合米揚穀機８の上部貫通口部８ｂを通過
する部分２４ｃを順次連結して構成されている混合米流
路２４を介して回転選別筒１１へ揚穀されて、回転選別
筒１１で選別されるものであって、バケット式の混合米
揚穀機８の投げ出し口部８ａから回転選別筒１１へ混合
米を流下供給する混合米流路２４が脱ぷ部１の籾ホッパ
２の上方部分に位置していないので、籾ホッパ２の上方
空間を大きくし、籾ホッパ２への籾供給を容易に行なう
ことが出来るものである。

〔実施例〕

以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する６ まず、実施例の構成について説明すると、１は、脱ぷ部
で、この脱ぷ部１は、籾ホッパ２．一対の脱ぷロール３
，３等で構成されている。４は、摺落米風選路で、前方
の吸引ファン室５により発生する選別風によって脱ぷ部
１からの摺落米を選別し、籾殻を吸引ファン室５から排
塵筒６を経て機外へ排出し、玄米および籾の混合米は下
方の摺落米受樋７へ落下し、摺落米受樋７に落下した混
合米はバケット式の混合米揚穀機８で、混合米供給ホッ
パ９を経て混合米受樋も兼ねる供給樋１４の始端部へ搬
送されるように構成されている。なお、バケット式の混
合米揚穀機８に代えて跳上式の混合米揚穀機２３を採用
してもよい。

１０は、選別ケースで、該選別ケース１０内には、内周
面に多数の壷穴の構成されている回転選別筒１１がほぼ
水平状態に回転できるよう、供給側端部（第３図で右側
）および排出側端部（第３図で左側）を駆動ローラー１
２．１２で回転自在に支持している。この回転選別筒１
１内には、供給ラセン１３の有る供給＠！１４、仕上米
ラセン１５の有る仕上米樋１６を横架している。

この供給機１４および仕上米樋１６を回転選別筒１１内
に配設するにあたっては、仕上米樋１６を回転選別筒１
１の下方から上方へ回転するすくい上げ側へ、また、供
給樋１４を回転選別筒１１の上方から下方へ回転する側
へ夫々配置している。

また、仕上米樋１６の仕上米調節弁１６ａを回転選別筒
１１のすくい上げ側端部に、上下回動自在に軸支してい
る。回転選別筒１１の壷穴によりすくい上げられた混合
米は、供給樋１４へ落下し、供給ラセン１３で供給樋１
４の終端側へ移送されるように構成されていて、供給樋
１４は混合米受樋の機能も兼用している。

仕上米樋１６の排出側部は、仕上米流下筒１７、仕上米
流穀板１８を介して仕上米量４ａ１９へ連通されていて
、仕上米が仕上米流下＠１７および仕上米流穀板１８か
ら仕上米受樋１９へ落下する間に仕上米風選路２６で風
選されて、仕上米受樋１９へ流下した玄米は、バケット
式の仕上米揚穀機２０の機体後方側の仕上米取り出し口
部２０ａを介して、機外に取り出されるものである。回
転選別箇１１の排出側端部には、籾汲み上げ筒体２１を
連設し、籾汲み上げ筒体２１で汲み上げられた選別後の
籾は、籾還元樋２２で、脱ぷ部１へ還元される。

次に、バケット型の混合米揚穀機８の上端の投げ出し口
部８ａと回転選別筒１１との間を連通ずる混合米流路２
４について説明すると、この混合米流路２４は、バケッ
ト型の混合米揚穀機８の説ぶ部１から遠い側部分２４ａ
、混合米揚穀機８の横外側部分２４ｂ及び混合米揚穀機
８の上部貫通口部８ｂを通過する部分２４ｃを順次連結
するように構成されていて、この混合米流路２４は説ぶ
部１の籾ホッパ２上方部には位置しないように構成され
ていて、籾ホッパ２の上方には広い空間部２５が構成さ
れている。

つぎに、実施例の作用について説明する。脱ぷ部１の籾
ホッパ２に籾を供給し、籾摺機の回転各部を駆動する。

すると籾ホッパ２から脱ぷ部１へ供給された籾は脱ぷ作
用を受け、摺落米は下方の摺落米風選路４で選別され、
籾殻は排塵筒６から機外へ排出される。玄米及び籾の混
合米は、摺落米受樋７に落下して、混合米揚穀機８で混
合米供給ホッパ９を経て回転選別筒１１側の供給樋１４
始端側へ揚上供給され、供給受樋１４内の供給ラセン１
３で回転選別筒１１の供給側端部へ供給される。

ついで、混合米は、第４図で時計方向へ回転している回
転選別筒１１のツボ穴によりすくいあげられ、玄米は仕
上米樋１６に落下し、籾及び一部の玄米の混合米は、供
給樋１４に落下して選別され、供給樋１４に落下した未
選別の混合米は、供給ラセン１３で供給樋１４の搬送終
端部から再度回転選別筒１１内へ供給され、再選別され
る。また、仕上米樋１６に落下した仕上米は、仕上米ラ
セン１５で仕上米流下筒１７へ搬送され、仕上米流穀板
１８を経て仕上米受樋１９へ落下する間に、圧風ファン
２４の選別風により選別され、仕上米揚穀機２０で機外
へ取り出されるものである。

回転選別筒１１の排出側端部へ送られた選別後の籾は、
籾汲み上げ筒体２１へ入り、籾汲み上げ筒体２１で汲み
上げられた籾米は、籾米還元樋２２を介して脱ぷ部１の
籾ホッパ２へ還元され、再度脱ぷ部１で脱ぷ作用を受け
るものである。

上述のようにして籾摺選別作業が行なわれるのであるが
、籾摺作業中には説ぷ部１からの摺落米は、バケット型
の混合米揚穀機８の脱ぷ部から遠い側部分２４ａ、混合
米揚穀機８の横外側部分２４ｂ及び混合米揚穀機８の上
部貫通口部８ｂを通過する部分２４ｃを順次連結して構
成されている混合米流路２４を介して回転選別筒１１へ
供給されて、混合米は回転選別筒１１で選別されるもの
であって、バケット式の混合米揚穀機８の投げ出し口部
８ａから回転選別筒１１へ混合米を流下供給する混合米
流路２４が、脱ぷ部１の籾ホッパ２の上方部分に位置し
ていないので、籾ホッパ２の上方空間部２５を大きくし
、籾ホッパ２への籾供給作業を容易に行なうことが出来
るものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は、切
断側面図、第２図は、切断背面図、第３図は、切断側面
図、第４図は、切断背面図である。 ［符号の説明］

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕摺落米を風選する摺落米風選路４及び玄米を風選
   する仕上米風選路２６のあるの風選部２７上方に、脱ぷ
   部１及び混合米を選別する回転選別筒１１を前後に並列
   載置し、脱ぷ部１からの摺落米を揚穀するバケット型の
   混合米揚穀機８の投げ出し口部８ａと回転選別筒１１と
   の間を、バケット型の混合米揚穀機８の脱ぷ部から遠い
   側に位置する部分２４ａ、混合米揚穀機８の横外側部に
   位置する部分２４ｂ及び該混合米揚穀機８の上部貫通口
   部８ｂを通過する部分２４ｃを順次連結して構成されて
   いる混合米流路２４を介して連通してなる籾摺機の揚穀
   装置。