JPH05277385A - 籾摺選別機の小粒選別装置 - Google Patents

籾摺選別機の小粒選別装置

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JPH05277385A
JPH05277385A JP7706692A JP7706692A JPH05277385A JP H05277385 A JPH05277385 A JP H05277385A JP 7706692 A JP7706692 A JP 7706692A JP 7706692 A JP7706692 A JP 7706692A JP H05277385 A JPH05277385 A JP H05277385A
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JP
Japan
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rice
sorting
mixed
machine
paddy
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Application number
JP7706692A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Isshiki
勉 一色
Eiji Mori
森  英二
Toyoyuki Takanami
豊幸 高浪
Shoichi Fukumoto
彰一 福本
Yoshikuni Saeki
善邦 佐伯
Michikazu Iwai
通和 岩井
Kosaku Maeda
耕作 前田
Yuzumi Okada
柚実 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的]この発明は、籾摺選別機の機内を循環搬送され
る穀粒から小米・青米を除去する。 [構成]揺動選別装置15で混合米選別流域に選別され
た混合米を再度揺動選別装置15に循環するにあたり、
小米を除去しながら横搬送する第1小米選別搬送装置2
9,混合米揚穀機2及び混合米ホッパ14を経由して揺
動選別装置15へ搬送し、また、揺動選別装置15の玄
米分布流域に選別された玄米を機外に取り出すにあた
り、小米を除去しながら横搬送する第2小米選別搬送装
置30及び玄米揚穀機3を経由して機外に取り出す。
[効果」第1・第2小米選別搬送装置29,30により
混合米及び玄米から小米・青米が除去され、また、第1
・第2小米選別装置29,30を単一のラセン軸31で
駆動するので、構成も簡素でありながら、小米・青米の
除去を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、籾摺選別機の機内を
循環搬送されている穀粒から小米・青米等の小粒を除去
し、小粒混入の比較的少ない玄米を取り出す籾摺選別機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】籾摺をする籾摺部,籾摺部での摺落米を
風選する摺落米風選部,籾摺風選後の摺落米を籾・玄米
に分離選別する混合米選別部及び穀粒を揚穀搬送する揚
穀搬送部を具備する籾摺選別機で、部分的に小米を除去
する装置は種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
装置にあつては、部分的な配慮はされているものの、小
米選別をする装置相互間の配慮がなされてなく、小米除
去の効果が不十分であつた。そこで、この発明は、隣接
して設けられている小米選別装置の構成を簡素化したも
のでありながら、全体の小米除去を能率化しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、籾摺部A,籾摺部Aで
の摺落米を風選する摺落米風選部B,風選後の摺落米を
籾・玄米に分離選別する混合米選別部Cを具備する籾摺
選別機であつて、混合米選別部Cで選別されて再度混合
米選別部Cへ循環する混合米を、小粒を除去しながら横
搬送する第1小米選別搬送装置29を経由して混合米揚
穀機2へ搬送、すると共に、混合米選別部Cで選別され
て機外へ取り出す玄米を小米を除去しながら横搬送する
第2小米選別搬送装置30を経由して玄米揚穀機3に搬
送することを特徴とする籾摺選別機の小粒選別装置の構
成としたものである。
【0005】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。まず、図1及び図3に示す実施例の構成につ
いて説明する。この籾摺選別機は、籾摺をする籾摺部
A,籾摺部Aからの摺落米を風選する摺落米風選部B,
摺落米風選部Bでの風選後の混合米を籾・玄米に分離選
別する混合米選別部C,穀粒を揚穀搬送する揚穀搬送部
Dにより構成されていて、籾摺部Aを機体の前上部に、
また、摺落米風選部Bを前下部に配置すると共に、摺落
米風選部Bの吸引フアン1を籾摺部Aの前方に配置し、
籾摺部A及び摺落米風選部Bの一横側部に揚穀搬送部D
の混合米揚穀機2を配置し、後部には混合米選別部Cを
配置し、混合米選別部Cの後方には、揚穀搬送部Dの玄
米揚穀機3を配置する構成である。
【0006】籾摺部Aは、籾ホッパ4,籾摺ロール5,
5,拡散板の内装されている籾摺室6等で構成されてい
る。次に、摺落米風選部Bについて説明すると、摺落米
風選部Bを構成する摺落米風選箱体7の後部には、上方
の籾摺室6から摺落米が流下して、摺落米風選路8の選
別始端側に供給され、終端側ほど高位の斜設された摺落
米風選路8で摺落米は風選される構成である。この摺落
米風選路8の始端側下方には、選別された摺落米を受け
る摺落米受樋9が設けられおり、また、終端側下方に
は、粃米を受ける粃米受樋10が設けられている。摺落
米風選路8を始端側から終端側へ流れた選別風は、吸引
フアン1,排塵筒11を経て機外へ排出される構成であ
る。粃米受樋10に落下選別された粃米は、粃米揚穀機
12で籾ホッパ4に揚穀還元され、また、摺落米受樋9
に落下選別された摺落米は、摺落米ラセン13で横一側
方に搬送されて混合米揚穀機2の下部に流入し、混合米
揚穀機2で揚穀されて混合米ホッパ14に供給される。
なお、この混合米ホッパ14は、バネ(図示省略)によ
り上下動自在に支持されていて、この混合米ホッパ14
と籾摺部Aの籾供給調節弁(図示省略)とは、ロッドや
アーム等の連動部材(図示省略)を介して連動連結され
ていて、混合米ホッパ14内の混合米が増減し混合米ホ
ッパ14が上下動すると、籾供給調節弁(図示省略)が
関連的に減増調節される構成である。
【0007】次に、揺動選別装置15で構成されている
混合米選別部Cについて説明する。多段の揺動選別板1
6,16,…は、穀粒の流下方向である縦方向(図1の
紙面に直交する方向)及び縦方向に直交する選別方向で
ある横方向の2面とも傾斜した構成として、横方向を機
体の前後方向(図1の左右方向)に沿わせた状態で、機
体の後部に配置されていて、揺動アーム(図示省略)で
横方向に斜上下の往復動される構成である。混合米ホッ
パ14の混合米は、分配樋17,分配ケース18を経
て、揺動選別板16,16,…の縦方向の高い供給側
で、且つ、横方向の低い揺下側に構成されている供給口
から、揺動選別板16,16,…に供給される構成であ
る。揺動選別板16,16,…の縦方向排出側には、玄
米仕切板19及び籾仕切板20が設けられていて、揺動
選別板16,16,…の横方向揺上側の玄米分布流域,
横方向中間部の混合米分布流域及び横方向揺下側の籾分
布流域に分布した穀粒が、夫れ夫れ玄米仕切板19及び
籾仕切板20で玄米,混合米及び籾に仕切られる構成で
ある。このように仕切られた玄米は、玄米受樋21に流
下し、玄米流路22,第2小米選別搬送装置30を経て
後方の揚穀搬送部Dの玄米揚穀機3の下部に流入し、玄
米揚穀機3で揚穀されて、機体後部から機外に取り出さ
れるものである。また、玄米仕切板19と籾仕切板20
とで仕切られた混合米は、混合米受樋23,混合米流路
24第1小米選別搬送装置29,摺落米受樋9の摺落米
移送ラセン13を経て、揚穀搬送部Dの混合米揚穀機2
の下部に流入して揚穀され、混合米ホッパ14,分配樋
17,分配ケース18を経て、揺動選別板16,16,
…に供給されて再選別されるものである。また、籾仕切
板20で仕切られた籾は、籾受樋25から籾流路26を
経て揚穀搬送部Dの籾揚穀機27に流入し、籾揚穀機2
7で揚穀されて、籾還元流路28を経由して籾摺部Aに
還元され、再度の籾摺がされる構成である。
【0008】次に、籾摺選別機の機体下部横側部に設け
られている小米選別搬送装置に、ついて説明する。機体
の前部から後部にかけて、ラセン軸31を配置して、モ
ータ32で回転駆動する構成とし、このラセン軸31の
前部における籾受樋10の下方から籾揚穀機27の流入
口までに部分に、粃ラセン翼33及び粃搬送樋34を対
応して設けて、籾受樋10から流入した粃を籾揚穀機2
7まで搬送して、粃が籾揚穀機27で籾摺部Aへ揚穀還
元される構成としている。また、このラセン軸31の前
後方向中途部における揺動選別装置15の混合米流下部
分から摺落米受樋9の流入口までの部分に、混合米ラセ
ン翼35及び小米選別網受樋36を対応して設けて、揺
動選別装置15から流下した混合米は小米・青米を除去
しながら摺落米受樋9に搬送されて、混合米揚穀機2を
経由して再度揺動選別装置15に循環される構成として
いる。また、このラセン軸31の後部おける揺動選別装
置15の玄米流下部分から玄米揚穀機3の流入口までの
部分に、玄米ラセン翼37及び小米選別網受樋38を対
応して設けて、揺動選別装置15から流下した玄米を玄
米揚穀機3まで搬送される過程で小米・青米が除去さ
れ、小米・青米の少なくなった玄米が玄米揚穀機3から
機外に取り出される構成である。なお、この実施例の混
合米ラセン翼35及び玄米ラセン翼37に小米・青米が
通過できる小孔あるいは長溝を構成したり、あるいは、
コイルスプリングで搬送する構成として、小米・青米の
搬送力を抑制して、小米・青米の漏下が促進される構成
としてもよい。
【0009】次に、図4について説明すると、機体の後
端にはスロ−ワ式の玄米揚穀機3を配置し、この玄米揚
穀機3のスローワ翼39の軸部をラセン軸31に固着
し、ラセン軸31で玄米揚穀機3を駆動する構成とし、
玄米揚穀機3の伝導を簡素化している。また、籾受樋1
0の下方から籾揚穀機27の流入口にかけて、粃ラセン
翼33及び粃搬送樋34を設けると共に、この粃搬送樋
34の底部中途部に開閉弁40を設け、開閉弁40を閉
鎖状態として、粃を籾揚穀機27に搬送する状態とした
り、開閉弁40を仮想線で示すように開口することによ
り、粃を機外に取り出し粃受箱41に受ける構成とし、
粃処理の自由度を拡げている。
【0010】次に、図5に基づいて粃搬送の他の実施例
について説明する。摺落米風選部Bを吸引フアン1のあ
る吸引フアン部B1と、それ以外の主摺落米風選部B2
に分割構成し、主摺落米風選部B2の前上部には、吸引
フアン部B1を載置し、後上部には籾摺部Aを載置する
構成として、摺落米風選路8の傾斜を比較的きつくし
て、籾受樋10と摺落米受樋9との上下間隔を長くと
り、籾受樋10の終端側と籾揚穀機27の粃受口との間
を、粃跳上通路42及び粃流路43を介して連通し、粃
ラセン軸44の終端側には粃跳上翼45を取り付けて、
籾受樋10の終端側に搬送された粃は、粃跳上翼45で
跳ね上げられて、粃跳上通路42及び粃流路43を経て
籾揚穀機27に流入し、籾摺部Aに還元される構成で、
粃の籾受樋10から籾揚穀機27への粃搬送を簡素化し
ている。
【0011】次に、図6に基づいて摺落米風選部B及び
混合米選別部Cを載置する機台46について説明する。
機台46の前部及び後部にはキヤスタ47,47を取り
付け、機台46の後端部には、バケット揚穀式の玄米揚
穀機3をヒンジ48で回動自在に連結し、玄米揚穀機3
を仮想線で示すように上方に回動した玄米揚穀状態と、
実線で示すように下方へ回動した機体運搬状態とに変更
できる構成とし、また、混合米揚穀機2を機台46上に
載置固定する構成としている。従って、籾摺機全体を、
籾摺部A及び摺落米風選部Bのブロック、混合米選別部
Cのブロック及び機台46のブロックに分割し、運搬を
容易にして輸送するものである。
【0012】次に、図7につて説明する。図6(1)
は、機台46を中途部からヒンジ48で折りたたみ自在
とし、この折りたたんだ機台46上に、籾摺部A及び摺
落米風選部Bのブロック、あるいは、混合米選別部Cの
ブロックを載置固定し、運搬する構成である。なお、こ
の実施例にあつては、ヒンジ48を分割した機台46,
46の中途部上面に位置させて連結しているが、ヒンジ
48を仮想線に示すように、機台46,46の中途部下
面に設けると、籾摺部A及び摺落米風選部Bのブロック
を前部の機台46に連結したままで、後部の機台46を
下方に折りたたむことができて、分解組立てが簡単にな
る。また、後部の機台46を図6(2)に示すように、
摺落米風選部Bの後面に沿わすように上方に回動して運
搬してもよい。
【0013】次に、図8に基づき機台46の他の実施例
について説明する。前部の機台46に主モータ49取付
用の取付板50を介して、前部の機台46の左・右枠体
46a,46aを連結する構成である。この取付板50
に主モータ49をボルト・ナットで取り付けることによ
り、主モータ49の機台46への取付の簡素化を図って
いる。
【0014】次に、図9に基づき粃及び籾の籾揚穀機2
7での籾摺部Aへの還元状態について説明する。籾揚穀
機27で粃及び籾が還元される籾還元流路28の下部に
は、切替弁51が設けられていて、籾摺ロール5,5へ
の供給状態と、迂回通路52を介して籾摺ロール5,5
を経ずに摺落米風選路8に流れる状態とに切替できる構
成である。そして、籾還元流路28の底板部には玄米が
漏下する玄米選別網53が設けられていて、漏下した玄
米は迂回通路52を経て摺落米風選路8に流下供給され
る。
【0015】このように構成されているので、切替弁5
1を仮想線で示すように切替えて、籾摺ロール5,5へ
の供給を停止すると、還元穀粒中の玄米の2度摺りを防
止でき(なお、このような切替状態では、所定時間毎に
あるいは還元穀粒の籾混入比率が高まったことを脱ぷ率
センサで検出すると、籾摺ロール5,5への供給状態に
切替る構成としておくことが好ましく)、また、作業終
了時には、切替弁51を籾摺ロール5,5側に切替て、
還元穀粒を数回繰返し籾摺ロール5,5に供給すること
により、還元穀粒の脱ぷ率を高め残留穀粒の処理が良好
となる。なお、籾還元流路28に切替弁51を設けるに
あたり、図10の仮想線に示すように切替えて、切替弁
51で籾ホッパ4を経由して籾摺ロール5,5へ供給さ
れる状態と、迂回通路52への供給状態とに切替る構成
としておくと、籾ホッパ4の開口部から籾還元流路28
内の清掃ができる利点がある。
【0016】次に、図11に基づき混合米揚穀機2,混
合米ホッパ14及び籾ホッパ4の関係について説明す
る。混合米揚穀機2の穀粒投げ口2aには、混合米ホッ
パ14及び籾ホッパ4に連通している還元通路54を接
続し、投げ口2aの終端部には、混合米切替弁55を設
けて、混合米揚穀機2の投げ口2aから投げ出された穀
粒を、混合米ホッパ14への供給あるいは還元通路54
への供給とに切替る構成としている。従って、通常の作
業状態では、混合米切替弁55を上方に回動して、混合
米揚穀機2からの穀粒を混合米ホッパ14を経て揺動選
別装置15へ混合米を供給して、籾摺選別作業をし、ま
た、作業終了間際には混合米切替弁55を還元通路54
側に切替ると、揺動選別装置15の混合米選別流域から
落下排出された混合米を、混合米揚穀機2で揚穀し投げ
口2a,還元通路54,籾ホッパ4を経て、籾摺ロール
5,5へ供給し籾摺できるので、このような行程を数回
繰り返すことにより、残留穀粒を玄米化することができ
て、作業終了間際の穀粒処理が容易となる。なお、図1
2に示すように、混合米揚穀機2の投げ口2aを開閉す
る開閉板56及び還元通路54を開閉する混合米切替弁
55を設けて、切替レバー57で開閉板56及び混合米
切替弁55を関連的に切替する構成としてもよい。ま
た、回転選別筒型(図示省略)あるいは万石型(図示省
略)の混合米選別部Cでも同様の効果が期待できる。
【0017】次に、図1乃至図3に示す実施例の作用に
ついて説明する。籾摺選別機で籾摺選別作業をする場合
には、機体の回転各部を駆動し、籾ホッパ4に籾を供給
し、籾摺部Aの籾供給調節弁(図示省略)を開けると、
籾が籾摺ロール5,5に供給され、互いに反対方向に回
転している籾摺ロール5,5で籾摺され、拡散板で拡散
された摺落米は下方の摺落米風選部Bの摺落米風選路8
に供給され、摺落米風選路8を流れている選別風により
選別され、軽い籾殻は摺落米風選路8の終端側に流れ
て、吸引フアン1及び排塵筒11を経て機外に排出さ
れ、また、比較的軽い粃米は粃米受樋10に落下選別さ
れ、また、重い籾・玄米の混合米は摺落米受樋9に流下
選別される。ついで、摺落米受樋9に選別された摺落米
は、摺落米ラセン13で一側に搬送されて、混合米揚穀
機2に流入し、混合米揚穀機2で揚穀されて、混合米ホ
ッパ14に供給され、次いで、分配樋17及び分配ケー
ス18を経由して、揺動選別板16,16,…に供給さ
れる。
【0018】このようにして、揺動選別板16,16,
…に供給された混合米は、揺動アーム(図示省略)の横
方向斜上下の往復揺動により、粒形の大小,比重の大小
あるいは摩擦抵抗の差異等により選別されて、横方向の
揺上側である玄米分布流域に偏流分布した玄米は、玄米
仕切板19で仕切られて取り出されて、玄米受樋21,
玄米流樋22及び第2小米選別搬送装置30を経て玄米
揚穀機3の下部に流入し、第2小米選別搬送装置30で
小米・青米が除去された後に、玄米揚穀機3で揚穀され
て機外に取り出される。また、揺動選別板16,16,
…の横方向中間部である混合米分布流域に偏流分布した
混合米は、玄米仕切板19と籾仕切板20とで仕切られ
て取り出され、混合米は混合米受樋23,混合米流路2
4及び第1小米選別搬送装置29を経て、混合米揚穀機
2の下部に流入し、第1小米選別搬送装置29で小米・
青米が除去されてから混合米揚穀機2で揚穀され、混合
米ホッパ14,分配樋17,分配ケース18を経て、揺
動選別板16,16,…に供給されて再選別される。ま
た、揺動選別板16,16,…の横方向揺下側の籾分布
流域に偏流分布した籾は、籾仕切板20で仕切られて取
り出され、籾受樋25,籾流路26,籾揚穀機27を経
て籾摺部Aに揚穀還元されて、再度籾摺される。
【0019】このようにして籾摺選別されるのである
が、揺動選別板16,16,…の混合米分布流域に偏流
分布した混合米は、混合米受樋23,混合米流路24及
び第1小米選別搬送装置29を経て揺動選別装置15に
循環する過程で、第1小米選別搬送装置29で小米・青
米が除去されると共に、揺動選別装置15の玄米分布流
域に偏流分布した玄米は、玄米流樋22及び第2小米選
別搬送装置30を経て玄米揚穀機3に流入する過程で、
第2小米選別搬送装置30で小米・青米が除去された後
に、玄米揚穀機3で揚穀されて機外に取り出されるの
で、玄米の小米・青米の除去を向上させることができ、
また、その小米選別搬送装置を単一の回転部材であるラ
セン軸31で駆動する構成であるから、構成も簡素化で
きる。
【0020】
【発明の効果】この発明は、混合米選別部Cで選別され
た混合米は、混合米選別部Cへ循環する過程で第1小米
選別搬送装置29により小米・青米が除去されると共
に、混合米選別部Cで選別された玄米は玄米揚穀機3に
搬送される過程で、第2小米選別搬送装置30により小
米・青米が除去されるので、玄米からの小米・青米の除
去を向上させることができ、また、その小米選別搬送装
置を単一の回転部材で駆動する構成としているので、駆
動構成を簡素化できるものでありながら、小米・青米の
除去を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】切断側面図
【図2】正面図
【図3】平面図
【図4】切断正面図
【図5】切断側面図
【図6】側面図及び正面図
【図7】側面図
【図8】切断側面図及び正面図
【図9】切断側面図
【図10】切断側面図
【図11】切断側面図
【図12】切断側面図
【符号の説明】
A 籾摺部 B 摺落米風選部 C 混合米選別部 D 揚穀搬送部 1 吸引フアン 2 混合米揚穀機 3 玄米揚穀機 4 籾ホッパ 5 籾摺ロール 6 籾摺室 7 摺落米風選箱体 8 摺落米風選路 9 摺落米受樋 10 粃米受樋 11 排塵筒 12 粃米揚穀機 13 摺落米ラセン 14 混合米ホッパ 15 揺動選別装置 16 揺動選別板 17 分配樋 18 分配ケース 19 玄米仕切板 20 籾仕切板 21 玄米受樋 22 玄米流路 23 混合米受樋 24 混合米流路 25 籾受樋 26 籾流路 27 籾揚穀機 28 籾還元流路 29 第1小米選別装置 30 第2小米選別装置 31 ラセン軸 32 モータ 33 粃ラセン翼 34 粃搬送樋 35 混合米ラセン翼 36 小米選別網受樋 37 玄米ラセン翼 38 小米選別網受樋 39 スローワ翼 40 開閉弁 41 粃受箱 42 粃跳上通路 43 粃流路 44 粃ラセン 45 粃跳上翼 46 機台 47 キヤスタ 48 ヒンジ 49 主モータ 50 取付板 51 切替弁 52 迂回通路 53 玄米選別網 54 還元通路 55 混合米切替弁 56 開閉板 57 切替レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 彰一 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 佐伯 善邦 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 岩井 通和 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 前田 耕作 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 岡田 柚実 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 籾摺部A,籾摺部Aでの摺落米を風選す
    る摺落米風選部B,風選後の摺落米を籾・玄米に分離選
    別する混合米選別部Cを具備する籾摺選別機であつて、
    混合米選別部Cで選別されて再度混合米選別部Cへ循環
    する混合米を、小粒を除去しながら横搬送する第1小米
    選別搬送装置29を経由して混合米揚穀機2へ搬送する
    と共に、混合米選別部Cで選別されて機外へ取り出す玄
    米を小米を除去しながら横搬送する第2小米選別搬送装
    置30を経由して玄米揚穀機3に搬送することを特徴と
    する籾摺選別機の小粒選別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006181443A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Iseki & Co Ltd 籾摺選別機の風選装置

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