JP2003112063A - 籾摺選別機の残留穀粒処理装置 - Google Patents

籾摺選別機の残留穀粒処理装置

Info

Publication number
JP2003112063A
JP2003112063A JP2001309914A JP2001309914A JP2003112063A JP 2003112063 A JP2003112063 A JP 2003112063A JP 2001309914 A JP2001309914 A JP 2001309914A JP 2001309914 A JP2001309914 A JP 2001309914A JP 2003112063 A JP2003112063 A JP 2003112063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
grain
gutter
sorting
brown rice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001309914A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Matsumoto
松本  俊行
Takeharu Seike
丈晴 清家
Koichi Hachitsuka
浩一 八塚
Kosaku Maeda
耕作 前田
Yuzumi Okada
柚実 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2001309914A priority Critical patent/JP2003112063A/ja
Publication of JP2003112063A publication Critical patent/JP2003112063A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】回転選別筒型籾摺選別機の残留穀粒処理の迅速
化。 【解決手段】籾摺選別機の混合米選別部に、内周面に多
数の汲上羽根を設けた回転選別筒を横架し、該汲上羽根
により汲み上げられた混合米を回転選別筒内に配設した
玄米受樋及び混合米供給樋上方の万石網選別装置に供給
する回転選別筒型籾摺選別機であって、前記回転選別筒
の穀粒落下防止ガイド板33の上下方向中途部には略全
幅に亘って残留穀粒排出弁41を設け、該残留穀粒排出
弁41の開閉により、前記玄米受樋20及び供給樋22
の玄米樋底板20b、供給樋底板22bを開閉自在に構
成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、籾摺選別機の残
留穀粒処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】籾摺部、摺落米風選部、回転選別筒型の
混合米選別部を具備する籾摺選別機において、摺落米風
選部の上方で且つ籾摺部の後方に、内周面に多数の壷穴
が形成されている回転選別筒を前後方向に沿わせて配置
し、この回転選別筒を選別ケースにより被覆し、回転選
別筒内には玄米受樋及び供給樋を配設し、回転選別筒の
回転により多数の壷穴が穀粒を汲み上げ、長い籾粒を低
い位置で壷穴から落下させ、籾殻が剥がれて短くなって
いる玄米粒を高い位置まで持ち上げて、玄米受樋に落下
回収して穀粒を選別するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術にあっては、
回転選別筒の選別始端側から選別終端側に穀粒を流動さ
せながら多数の壷穴により穀粒を持ち上げて玄米と籾粒
とに分離選別するものであるが、回転選別筒の選別終端
側に流動した穀粒の中に玄米が混入することがあり、こ
の穀粒が籾摺部に供給されて再度籾摺されると、玄米に
肌摺れが生じ穀粒が損傷するという不具合が発生してい
た。
【0004】この発明はこのような不具合を少なくする
と共に、作業終了時の残留穀粒処理を迅速にしようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、請求項1の発明は、籾摺部1、摺落米風選部2及
び混合米選別部3からなる籾摺選別機であって、内周面
に汲上羽根15a,…が多数設けられている回転選別筒
15と、回転選別筒15の中心部に配設している玄米受
樋20及び供給樋22と、回転選別筒15の内部で且つ
前記玄米受樋20及び供給樋22の上方に斜設した万石
網選別装置30とにより混合米選別部3を構成し、前記
汲上羽根15a,…の内周面に接近させて穀粒落下防止
ガイド板33を設けたものにおいて、前記穀粒落下防止
ガイド板33の上下方向中途部には長手方向略全幅に亘
って、該穀粒落下防止ガイド板33に形成した開口部を
開閉する残留穀粒排出弁41を設け、前記玄米受樋20
及び供給樋22の下面には該玄米受樋20及び供給樋2
2夫々の下面に形成した開口部を閉じる玄米樋底板20
c、供給樋底板22dを開閉自在に設けたことを特徴と
する。
【0006】請求項1の発明は、回転選別筒15の選別
始端側に供給された混合米は、回転選別筒15の汲上羽
根15a,…及び穀粒落下防止ガイド板33により汲み
上げられて万石網選別装置30の上端部に供給され、万
石網選別装置30により粒径別に選別され、玄米は玄米
受樋20に回収され、玄米、半脱ぷ米等からなる混合米
は供給樋22に回収され、粒径の大きい籾等は万石網選
別装置30上を滑り、回転選別筒15内下方に流下し、
回転選別筒15の回転に伴って徐々に選別終端側に送ら
れる。
【0007】そして、玄米は機外に排出され、混合米は
回転選別筒15および万石網選別装置30により再度選
別され、籾は再び籾摺部1に搬送され、脱ぷ処理され
る。作業終了時に、玄米受樋20の玄米樋底板20c及
び供給樋22の供給樋底板22dを開作動すると、玄米
受樋20及び供給樋22内の穀粒は回転選別筒15内に
落下し、回転選別筒15の回転に伴って、回転選別筒1
5の終端部に搬送されるが、残留穀粒排出弁41を開作
動すると、汲上羽根15a,…と穀粒落下防止ガイド板
33により汲み上げられる穀粒は、残留穀粒排出弁41
から下方に落下し、玄米受樋20及び供給樋22に供給
されなくなる。
【0008】このため、残留穀粒は供給樋22により回
転選別筒15の選別始端部に送られることがなくなり、
機外に迅速に取り出すことができる。請求項2の発明
は、請求項1の発明に加えて、穀粒落下防止ガイド板3
3の上下方向中途部に設けられている残留穀粒排出弁4
1、玄米受樋20の玄米樋底板20c、及び、供給樋2
2の供給樋底板22dを単一の操作具で関連的に開閉可
能に構成したことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、単一の操作具により、残留穀粒排出弁41を開作動
すると、玄米樋底板20cと供給樋底板22dとが開作
動し、残留穀粒排出弁41を閉作動すると、玄米樋底板
20c及び供給樋底板22dが閉作動する。
【0010】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、作業終了時に
残留穀粒排出弁41、玄米樋底板20c及び供給樋底板
22dを開作動すると、残留穀粒は玄米樋20及び供給
樋22に供給されることがなく、回転選別筒15内下部
に集められ、選別終端側に案内され、残留穀粒を機外に
迅速に取り出すことができる。
【0011】また、請求項2の発明によれば、単一の操
作具を操作し、残留穀粒排出弁41を開閉作動すると、
玄米樋底板20c及び供給樋底板22dが開閉作動する
ため残留穀粒処理の操作を簡素化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施
例の形態について説明する。先ず、図1〜図4に基づき
籾摺選別機の全体構成について説明する。この籾摺選別
機は、籾摺部1、籾摺部1からの摺落米を風選する摺落
米風選部2、摺落米風選部2での風選後の混合米を回転
選別筒15及び万石網選別装置30により籾・玄米に分
離選別する混合米選別部3、摺落米風選部2により風選
された混合米を回転選別筒15へ供給する混合米揚穀機
4、回転選別筒15により選別された玄米を機外に取り
出す玄米揚穀機5等により構成されている。
【0013】籾摺部1は、インペラ式の脱ぷ装置で構成
されていて、摺落米風選部2の摺落米風選箱9の前部一
側に配置されている脱ぷケース7aと、脱ぷケース7a
内を回転するのインペラ羽根7b,7b,…と、前記イ
ンペラ羽根7b,7b,…の内周部に籾を供給する籾供
給部7cと、摺落米風選部2に脱ぷ米を移送供給する脱
ぷ米供給筒7dと、摺落米風選箱9の前部上方に配置し
た籾ホッパ6と、により構成されている。
【0014】摺落米風選部2は、摺落米風選箱9内に斜
設した摺落米風選路10、摺落米風選路10の中途部下
方に設けた摺落米から選別された粃を搬送する粃受樋1
1、摺落米風選路10の始端部下方に設けた前記混合米
を搬送する摺落米受樋12、摺落米風選部2に選別風を
送る吸引フアン13、摺落米風選部2から選別された夾
雑物を機外に除去する排塵筒14等により構成されてい
る。
【0015】そして、摺落米風選部2の上方には、拡散
板8aのある脱ぷ米供給ボックス8を設け、脱ぷケース
7aの脱ぷ米を脱ぷ米供給筒7dを介して脱ぷ米供給ボ
ックス8に供給し、拡散板8aにより拡散しなが摺落米
風選路10に脱ぷ米を供給する構成である。
【0016】次に、混合米選別部3について説明する。
混合米選別部3は、摺落米風選箱9の後側上部に配置
し、次のように構成している。横軸回りに回転する回転
選別筒15の軸心を前後方向に配置し、選別ケース16
により被覆している。選別ケース16の前側板下部と後
枠下部との間に、左右一対の駆動軸17,17を架設し
て、この駆動軸17,17の前後両端部に駆動ローラー
18,18,…を取り付け、この駆動ローラー18,1
8,…上に前記回転選別筒15の円筒フランジ部を載置
し、駆動軸17,17及び駆動ローラー18,18,…
により回転選別筒15を回転させる構成である。
【0017】回転選別筒15の中心部に、玄米を受ける
玄米受樋20を架設し、この玄米受樋20内には前側に
穀粒を移送する玄米ラセン20aを配設している。ま
た、玄米受樋20に沿わせてその下方位置には供給樋2
2を配置し、この供給樋22には回転選別筒15の後側
である選別始端側に穀粒を移動する供給ラセン22aを
設け、供給樋22の後部には供給口22cを開口し、回
転選別筒15に穀粒を供給する構成としている。
【0018】また、玄米受樋20及び供給樋22の底に
は夫々開口部20b、22bが形成され、該開口部20
b、22bには開口部を閉じる玄米樋底板20c、供給
樋底板22dが設けられ、該玄米樋底板20c、供給樋
底板22dはレバー42と連動する連動ロッド44、4
4が設けられている。
【0019】回転選別筒15の内面には、前後方向全幅
にわたる汲上羽根15a,…を所定間隔置きに多数設
け、また、汲上羽根15a,…の内周面に接近させて湾
曲した穀粒落下防止ガイド板33を設けて、回転選別筒
15が比較的低速で回転しても、汲上羽根15a,…に
より汲み上げられた穀粒を穀粒落下防止ガイド板33に
沿って揚穀し、後記の第1万石網30a上端の混合米供
給部33aに供給する構成である。
【0020】次に、万石網選別装置30について説明す
る。玄米受樋20の一側上端部には、底板部32の下端
部を横軸31回りに回動自在に軸支し、底板部32の上
面には、混合米中の一部の籾粒と玄米の漏れる大きな網
目とした第1万石網30aを取り付け、その下方には玄
米は漏れるが籾粒の漏れない小さな網目の第2万石網3
0bを斜設している。第1万石網30a及び第2万石網
30bは、前記玄米受樋20及び供給樋22の上方に斜
設した状態となり、第1万石網30aの下端は供給樋2
2の端部上方まで延長し、網上を流下した穀粒が供給樋
22を通り越して穀粒落下防止ガイド板33の内周面に
落下し、回転選別筒15の下部に流下する構成としてい
る。また、第2万石網30bの下端部を供給樋22中間
部上方に臨ませ、第2万石網30bの網目上を流れた混
合米が供給樋22に落下する構成とし、供給樋22を経
て再度回転選別筒15に供給される構成としている。
【0021】また、穀粒落下防止ガイド板33の内周面
下端部には、第1万石網30aから流下した穀粒を選別
終端側である前側に送る穀粒送りガイド37,…を多数
設けて、回転選別筒15の回転により籾粒の多く混じっ
た穀粒を所定幅ずつ選別終端側に移送し、選別済み穀粒
を迅速に終端側に移送するようにし、同一穀粒が第1万
石網30a、第2万石網30bの同じ位置での流下選別
を防止している。
【0022】なお、この実施例では、回転選別筒15の
選別終端側における穀粒送りガイド37,…を、回転選
別筒15の前後軸線に対して緩傾斜にしているが、傾斜
を急角度にして穀粒の移送を速くしてもよい。また、穀
粒送りガイド37,…の傾斜角度を手動調節したり、あ
るいは、回転選別筒15の籾摺部1への還元穀粒量の大
小を検出し、還元量が多いときには穀粒送りガイド3
7,…を緩傾斜に調節し、還元量が少ない場合には急傾
斜に調節する構成としてもよい。
【0023】前記底板部32は横軸31を中心として上
下方向に回動できるように軸支されていて、回動レバー
34を操作することにより、第1万石網30a及び第2
万石網30bの傾斜角度を調節し、穀粒の漏下量を調節
して選別能率を調節したり、品種に応じた傾斜度に調節
する。
【0024】玄米受樋20と供給樋22との境界部に玄
米調節弁35を軸支して、第2万石網30bから漏下す
る穀粒を玄米受樋20側あるいは供給樋22に多く取り
込むように調節し、玄米の回収効率を高めたり、あるい
は、玄米受樋20への籾混入を防止する。
【0025】また、供給樋22の第1万石網30aの低
い側には混合米調節弁36を設けて、第1万石網30a
からの漏下穀粒を供給樋22に多く回収したり、あるい
は、回転選別筒15に多く流下するように調節し、供給
樋22への混合米の取り込み量を調節できる構成として
いる。
【0026】なお、この実施例では、第1万石網30a
及び第2万石網30bを静止した構成であるが、振動あ
るいは揺動させてもよい。また、この実施例では、第1
万石網30a及び第2万石網30bの傾斜角度を選別始
端側から終端側にわたり同一傾斜角度に構成している
が、選別始端側から選別終端側にかけて分割し、段階的
に角度調節したり、選別終端側ほど急傾斜に構成しても
よい。
【0027】摺落米風選部2で選別された混合米を混合
米揚穀機4により揚穀し、混合米ホッパ23を経て供給
樋22の前側部に供給し、供給ラセン22aにより後側
に送り、回転選別筒15の後側の選別始端側に供給する
構成としている。
【0028】玄米受樋20の搬送終端部に玄米流下通路
28を接続すると共に、玄米流下通路28の下部を玄米
樋29に臨ませ、玄米樋29に落下した玄米を玄米揚穀
機5により機外に取り出す構成である。前記穀粒落下防
止ガイド板33における選別終端側である前側上端部に
は、籾還元樋38を設けて、回転選別筒15の終端側に
流動した籾粒の多く混じっている穀粒を、汲上羽根15
aと穀粒落下防止板33により揚穀して籾還元樋38に
供給し、籾還元樋38を経て籾ホッパ6に還元し、再
度、籾摺をする構成である。
【0029】次に、籾摺選別作用について説明する。作
業時には、玄米調節弁35及び混合米調節弁36を適宜
位置に調節し、籾ホッパ6に籾を供給し、籾供給部7c
からインペラ羽根7b,7b,…の内周部に籾を供給す
る。すると、籾はインペラ羽根7b,7b,…上を外周
側に撥ね飛ばされ、外周屈曲部で急激に方向変換されて
脱ぷケース7aの外周の衝撃板に衝突してその大半が脱
ぷされる。脱ぷ米は脱ぷ米供給筒7d内を上昇旋回しな
がら脱ぷ米供給ボックス8を経て摺落米風選部2の摺落
米風選路10に流下供給される。供給された脱ぷ米は摺
落米風選路10で風選され、軽い籾殻や塵埃類は排塵筒
14から吸引除去され、重い混合米は摺落米受樋12に
落下選別される。混合米は混合米揚穀機4により揚穀さ
れて混合米ホッパ23を経て回転選別筒15内の供給樋
22の前側部に供給される。
【0030】供給樋22に供給された混合米は、回転選
別筒15の後側に移送されて供給口22cに供給され
る。次いで、回転選別筒15が図2で時計方向に回転す
ると、汲上羽根15a,…と穀粒落下防止ガイド板33
とにより汲み上げられた穀粒は穀粒落下防止ガイド板3
3の外周面に沿って上昇し、上昇した穀粒は薄い層をな
しながら混合米供給部33aから第1万石網30aの上
端部に均等に供給される。
【0031】供給された穀粒のうち、第1万石網30a
の網目から漏れない籾粒及び少量の玄米は網目上を流下
して回転選別筒15内の穀粒落下防止ガイド板33内周
面に流下し、穀粒送りガイド37,…により順次回転選
別筒15の前側の選別終端側に流動する。
【0032】また、第1万石網30aから漏れた一部の
籾粒及び玄米は、下方の第2万石網30bで選別され
る。混合米は第2万石網30b上を流下して供給樋22
に流下し、供給ラセン22aで後側に送られて回転選別
筒15の選別始端部に供給され再度選別される。また、
第2万石網30bから漏れた玄米は下方の玄米受樋20
に落下し、玄米ラセン20aにより前側に移送され、玄
米流下通路28、玄米樋29を経て玄米揚穀機5により
揚穀されて機外に取り出される。
【0033】また、回転選別筒15の選別終端部に流動
した穀粒は、回転選別筒15の汲上羽根15a,…と穀
粒落下防止板33により汲み上げられて籾還元樋38に
供給され、籾還元樋38から籾摺部1の籾ホッパ6に還
元され再度籾摺がなされる。前記のように、回転選別筒
15内に幅広の第1万石網30a及び第2万石網30b
からなる万石網選別装置30を設置し、回転選別筒15
の選別始端側から選別終端側に流動する間に穀粒を万石
網選別装置30に汲み上げて複数回の選別をするので、
選別終端部での玄米の回収率を高めて籾摺部1へ還元穀
粒の玄米比率を少なくすることができ、玄米の二度摺り
による損傷を少なくすることができる。
【0034】次に、図3及び図4に基づき混合米選別部
3の残留穀粒処理について説明する。回転選別筒15の
内周面に設けた汲上羽根15a,…の汲み上げ側内周面
に接近するように湾曲して設けられている穀粒落下防止
ガイド板33には、その上下方向中途部全幅に亘って残
留穀粒排出弁41を設け、残留穀粒排出レバー42によ
り開閉できる構成としている。
【0035】また、前記残留穀粒排出レバー42は前記
残留穀粒排出弁41と連結し、残留穀粒排出弁41は前
記玄米樋底板20c、供給樋底板22dと、連動ロッド
44,44を介して連動連結しているため、残留穀粒排
出レバー42を開操作すると、残留穀粒排出弁41、玄
米樋底板20c及び供給樋底板22dが開作動し、穀粒
落下防止ガイド板33の揚穀中の穀粒、玄米受樋20及
び供給樋22の穀粒が回転選別筒15内に落下して集め
られ、これらの穀粒は回転選別筒15の選別終端側から
摺落米受樋12を経て混合米揚穀機4により揚穀され、
例えば、混合米揚穀機4の揚穀筒を外側に回動して、穀
粒を機外に取り出す残留穀粒処理がなされる。
【0036】また、前記残留穀粒排出レバー42を閉操
作すると、残留穀粒排出弁41、玄米樋底板20c、供
給樋底板22d夫れ夫れが閉作動する。従来装置にあっ
ては、残留穀粒処理をする場合には、車輪アームを回動
して車輪により籾摺選別機の後部を持ち上げ、回転選別
筒15の選別終端側を低く傾斜させて残留穀粒処理をし
ていた。このため、残留穀粒を機外に排出するまでに数
分かかり、迅速に残留穀粒を機外に排出できないという
不具合があった。
【0037】しかし、この実施例では、前記のように残
留穀粒を迅速に排出することができ、前記不具合を解消
することができる。また、前記実施例では、残留穀粒排
出レバー42を開操作すると、残留穀粒排出弁41、玄
米樋底板20c及び供給樋底板22dが一挙に開作動し
て残留穀粒の排出が開始され、その操作を簡単化するこ
とができる。
【0038】次に、図5及び図6に基づき作業終了時の
残留穀粒処理の他の実施例について説明する。混合米選
別部3の玄米受樋20の玄米樋底板20c、及び、供給
樋22の供給樋底板22dを開閉自在に構成し、玄米受
樋20及び供給樋22の下方には穀粒搬送風洞45,4
5を沿わせて配置して、玄米樋底板20c及び供給樋底
板22dを開けると、穀粒が下方の穀粒搬送風洞45,
45に流下する構成とし、穀粒搬送風洞45,45の終
端側を機体前部まで延長し、インペラ式の籾摺部1の脱
ぷケース7aの吸引部に連通している。穀粒搬送風洞4
5,45の中途部には、粃受樋11に連通している粃流
路46を連通し、連通部には切替弁47を設けて、粃流
路46を穀粒搬送風洞45に連通したり、閉鎖するよう
に切替可能に構成している。
【0039】しかして、作業時には、切替弁47を粃側
に切り替え、粃受樋11、粃流路46が穀粒搬送風洞4
5を経由して籾摺部1に連通し、粃受樋11に選別され
た粃を籾摺部1で再度脱ぷして粃処理を行う。また、作
業終了時には、切替弁47を穀粒搬送風洞45,45側
に切替え、玄米受樋20の玄米樋底板20c、及び、供
給樋22の供給樋底板22dを開けると、これら樋内の
残留穀粒が穀粒搬送風洞45,45に落下し、インペラ
羽根式籾摺部1の吸引風により終端側に搬送され、更に
穀粒は籾摺部1、摺落米風選部2を経て混合米揚穀機4
により機外に迅速に取り出され、残留穀粒の排出を迅速
に行なうことができる。
【0040】次に、図7〜図9に基づき回転選別筒式籾
摺選別機の選別制御について説明する。この籾摺選別機
は回転選別筒式籾摺選別機であって、玄米受樋20の穀
粒飛散位置を穀粒飛散センサ50より検出して回転選別
筒15の回転数を制御し、且つ、籾混入センサ51によ
り玄米に対する籾混入粒数を検出して玄米仕切板52の
仕切位置を制御する回転選別筒式籾摺選別機において、
穀粒飛散センサ50の検出に基づく回転選別筒15の回
転数調節終了後に、玄米仕切板52の仕切位置制御を開
始し、前記穀粒飛散センサ50の検出に基づく回転選別
筒15の回転数制御中は玄米仕切板52を籾の混入しに
くい高い位置に調節することを特徴とするものである。
【0041】図7に示すように、回転選別筒15内に架
設した玄米受樋20の上端部には玄米仕切板52を軸支
し、玄米仕切板52を外側に回動して受け面積を広げた
り、内側に回動して受け面積を狭く調節できる構成と
し、玄米受樋20内には選別された玄米を一側に向けて
移送する玄米ラセン20aを設け、また、玄米受樋20
の側方に設けられた供給樋22には混合米を回転選別筒
15内の選別始端側に移送する供給ラセン22aを設
け、籾摺部で籾摺され摺落米風選部で風選された混合米
を回転選別筒15の一側に供給し、回転選別筒15の回
転により穀粒を汲み上げながら選別するものである。
【0042】ブロック構成を図8に示すように、玄米受
樋20の穀粒飛散状態を検出する穀粒飛散センサ50、
回転選別筒15の回転数を検出する円筒回転数センサ5
3、玄米仕切板52の仕切位置を検出する玄米仕切板位
置センサ54、玄米受樋20に汲み上げられた玄米の籾
混入粒数を検出する籾混入センサ51、籾摺部1の一対
の籾摺ロールを駆動する主モータの負荷電流値を検出す
る負荷電流センサ55、籾摺部1の籾供給調節弁の開度
を検出する籾供給調節弁開度センサ56が、CPU内蔵
のコントローラ57に接続されている。また、コントロ
ーラ57には出力インターフェイスを経由して回転選別
筒15の回転数を調節する円筒回転数調節モータ58、
玄米仕切板52の仕切位置を調節する玄米仕切板調節モ
ータ59、一対の籾摺ロールのロール間隙を開閉調節す
るロール間隙調節モータ60、籾供給調節弁の開度を調
節する籾供給調節弁開度調節モータ61が接続されてい
る。
【0043】次に、図9に基づきその制御内容を説明す
る。本制御が開始されると、玄米仕切板52を最上段位
置へ移動し(S1)、その後に穀粒飛散センサ50の飛
散位置検出に基づく回転選別筒15の回転数制御が開始
される(S2)。先ず、穀粒飛散センサ50の単位時間
当たりの飛散粒数Nhを検出し(S3)、飛散粒数Nh
が基準値の範囲内か否かの判定をし(S4)、基準値よ
り多い場合には回転選別筒15の回転数を1回転低くし
(S5)、また、基準値より少ない場合には1回転高く
し(S6)、飛散粒数Nhが基準値の範囲内になれば玄
米仕切板52の仕切位置制御を開始する(S6)。
【0044】玄米仕切板52の仕切位置制御が開始され
ると、籾混入センサ51の単位時間当たりの混入籾粒数
Nmを検出し(S7)、混入籾粒数Mmが基準値以下か
否かの判定をする(S8)。そして、混入籾粒数Mmが
基準値以下の場合には、玄米仕切板52の仕切位置を1
段階下げ(S9)、混入籾粒数Mmが基準値以下でない
場合には、玄米仕切板52の仕切位置を1段階上げる制
御をし(S10)、玄米仕切板52の仕切位置制御を終
了する(S11)。
【0045】回転選別筒15の回転数制御と玄米仕切板
52の仕切位置制御を同時に行なうと、これら制御の相
互作用により、制御のハンチングが発生し、また、応答
の遅れにより、玄米に籾が混入するという不具合が発生
することがある。そこで、この実施例では、先ず、回転
選別筒15の回転数を適正に調節した後に、玄米仕切板
52の仕切位置制御を行い、また、回転選別筒15の回
転数制御中は玄米仕切板52の仕切位置を籾の混入しな
い高い位置に調節するので、前記不具合を解消すること
ができる。また、飛散位置制御に飛散粒数を使うため、
飛散強度を電圧に変換していた従来の方式に比べ精度が
向上する。
【0046】次に、図10に基づき回転選別筒式籾摺選
別機の他の選別制御について説明する。この実施例は、
回転選別筒式籾摺選別機に関するもので、玄米受樋20
の穀粒飛散位置を穀粒飛散センサ50で検出して回転選
別筒15の回転数を制御し、且つ、籾混入センサ51の
玄米に対する籾混入粒数を検出して玄米仕切板52の仕
切位置を制御する回転選別筒式籾摺選別機において、穀
粒飛散センサ50の検出結果に基づく回転選別筒15の
回転数調節終了後に、玄米仕切板52の仕切位置制御を
開始し、前記穀粒飛散センサ50の検出に基づく回転選
別筒15の回転数制御中は玄米仕切板52を籾の混入し
にくい高い位置に調節しておき、籾混入センサ51の検
出により玄米仕切板52を籾混入が検出される手前位置
まで順次下げていくとき、玄米仕切板52の仕切位置制
御中に籾摺ロール駆動用の主モータが過負荷検出したと
きには、前記玄米仕切板52の仕切位置制御を停止し、
主モータの過負荷解消を籾供給調節弁の開閉制御により
行なうことを特徴とするものである。
【0047】図10に基づき制御内容を説明する。本制
御が開始されると、玄米仕切板52を最上段位置へ移動
し(S20)、その後に穀粒飛散センサ50の飛散位置
検出に基づく回転選別筒15の回転数制御が開始される
(S21)。先ず、穀粒飛散センサ50の単位時間当た
りの飛散粒数Nhを検出し(S22)、飛散粒数Nhが
基準値の範囲内か否かの判定をする(S23)。基準値
より多い場合には回転選別筒15の回転数を1回転低く
し(S24)、また、基準値より少ない場合には1回転
高くし(S25)、飛散粒数Nhが基準値の範囲内にな
ると、玄米仕切板52の仕切位置制御を開始する(S2
6)。
【0048】玄米仕切板52の仕切位置制御が開始され
ると、籾混入センサ51の単位時間当たりの混入籾粒数
Nmを検出し(S27)、混入籾粒数Mmが基準値以下
か否かの判定をする(S28)。そして、混入籾粒数M
mが基準値以下でない場合には、玄米仕切板52の仕切
位置を1段階上げる制御をする(S29)。
【0049】また、混入籾粒数Mmが基準値以下の場合
には、玄米仕切板52の仕切位置を1段階下げ(S3
0)、籾摺ロール駆動用の主モータが過負荷か否かを判
定し(S31)、過負荷でない場合には玄米仕切板52
の仕切位置制御を続行し(S32)、また、過負荷の場
合には(S33)、籾供給調節弁を1段階ずつ閉調節し
(S34)、主モータの過負荷が解消すると(S3
5)、玄米仕切板52の仕切位置制御(S36)を終了
する。
【0050】玄米仕切板52を徐々に下げ玄米受樋20
の玄米仕切量が増加すると、籾摺部の籾供給調節弁が関
連的に増加調節され、それに伴い籾摺ロールを駆動する
主モータの負荷が増大し過負荷になる場合がある。この
場合には、これ以上の能率アップは困難であり、また、
過負荷を解消するために籾摺ロールのロール間隙を開調
節し脱ぷ率を下げると、玄米受樋20に汲み上げられる
玄米に籾が混入する怖れがある。
【0051】しかし、この実施例では、籾摺ロール駆動
用の主モータが過負荷になると玄米仕切板52の仕切位
置制御を停止し、籾摺部の籾供給調節弁を閉調節するこ
とにより主モータの過負荷を解消し、ブレーカ落ちを防
止すると共に、脱ぷ率低下による玄米への籾混入を未然
に防止することができる。
【0052】次に、図11、図12について説明する。
この籾摺選別機は、インペラ羽根式の籾摺部1、摺落米
風選部2、摺落米風選部2での風選後の混合米を籾・玄
米に分離選別する混合米選別部3、摺落米風選部2で風
選された穀粒を選別して混合米選別部3に供給する縦型
粒選別機70、玄米揚穀機5等により構成されている。
【0053】籾摺部1は摺落米風選部2の前部一側にイ
ンペラ羽根式の籾摺装置80を配置し、該籾摺装置80
の前部に吸引フアン13を配置しており、籾摺装置80
の内周面の吸引フアン13側には、開閉弁81が設けら
れ、籾摺装置80内の穀粒の搬送を吸引フアン13ある
いは米供給ボックス8に切り替えられるようにしてい
る。
【0054】縦型粒選別機70は、同一の縦軸心回りに
回転し、上下で選別孔径を異にする大径の選別網筒70
a,70bと小径の揚穀ラセン筒70c、下側の選別網
筒70bから上側の選別網筒70aへ穀粒を搬送する縦
型搬送ラセン71、摺落米受樋12から搬送された摺落
米を供給する投入ホッパ72、選別された精粒を取り出
し、精粒を混合米選別部3に送る精粒ホッパ73、屑米
が選別される屑米室74等から構成されていてる。
【0055】下側の選別網筒70bは選別孔径が大きく
籾が漏れない程度の選別孔径であり、上側の選別網筒7
0aの選別孔径は屑米が除去される選別孔径が開けら
れ、選別網筒70aの上・下部外面、選別網筒70bの
上・下部外面夫々に掻出羽根が設けられている。
【0056】また、選別網筒70bの上部外面の掻出羽
根と連通する移送筒76は籾摺装置80の籾供給部に接
続され、選別網筒70a下部の掻出羽根と移送筒76と
は開閉弁75を介して接続されている。なお、精粒ホッ
パ73に選別有無切替弁90を設けて、籾摺部1により
脱ぷした摺落米を混合米選別部3に送らず、選別せずに
直接機外に取出できる構成としもよい。
【0057】それは、玄米を販売用とする場合には、混
合米選別部3で選別し基準以下の籾混入状態に選別する
必要があるが、栽培農家の自家消費米とする場合には、
1%程度の籾混入は精米時に脱ぷ・精米され食生活への
支障はないため、選別有無切替弁90を選別無し側に切
り替えて籾摺作業をすることにより、再度籾摺する穀粒
をなくし、大幅に籾摺選別能率を向上することができる
からである。
【0058】しかして、籾摺部1の籾摺装置80で籾摺
された摺落米は摺落米風選部2に送られて風選され、風
選後の摺落米が摺落米受樋を経て縦型粒選別機70の選
別網筒70bに供給される。選別網筒70bに供給され
た摺落米は籾と混合米に選別され、籾は掻出羽根により
移送筒76に送り出され、再び籾摺装置80により脱ぷ
される。混合米は縦型搬送ラセン71により選別網筒7
0a下部に揚穀されて、選別網筒70aにより精粒と粃
等の屑米とに選別される。精粒は上部の精粒ホッパ66
から混合米選別部3に送られて更に選別され、屑米室7
4に落下した屑米は開閉弁75により機外に排出された
り、あるいは移送筒76に戻される。
【0059】籾摺作業が終了し、開閉弁81を吸引フア
ン側に設定すると、屑米等は排塵筒14から排出され、
残米処理が行われる。前記のように、縦型粒選別機70
で屑米を除去した後の精粒を混合米選別部3に供給する
ので、混合米選別部3での選別能率が向上すると共に、
選別網筒70aにより玄米の粒選別が不要となる。
【0060】また、縦型粒選別機70で選別された屑米
はインペラ羽根の高速回転する籾摺装置80で略完全に
脱ぷされ、屑米処理を円滑にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の切断側面図
【図2】全体の切断背面図
【図3】要部の側面図
【図4】要部の切断背面図
【図5】全体の側面図
【図6】全体の背面図、要部の切断背面図
【図7】要部の背面図
【図8】ブロック図
【図9】フローチャート
【図10】フローチャート
【図11】全体側面図
【図12】全体背面図
【符号の説明】
1 籾摺部 2 摺落米風選部 3 混合米選別部 4 混合米揚穀機 5 玄米揚穀機 15 回転選別筒 15a 汲上羽根 20 玄米受樋 20a 玄米ラセン 20b 玄米樋底板 22 供給樋 22a 供給ラセン 22b 供給樋底板 28 玄米流下通路 29 玄米樋 30 万石網選別装置 33 穀粒落下防止ガイド板 41 残留穀粒排出弁 42 残留穀粒排出レバー(操作具)
フロントページの続き (72)発明者 前田 耕作 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 岡田 柚実 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 4D043 GA04 GB42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 籾摺部1、摺落米風選部2及び混合米
    選別部3からなる籾摺選別機であって、内周面に汲上羽
    根15a,…が多数設けられている回転選別筒15と、
    回転選別筒15の中心部に配設している玄米受樋20及
    び供給樋22と、回転選別筒15の内部で且つ前記玄米
    受樋20及び供給樋22の上方に斜設した万石網選別装
    置30とにより混合米選別部3を構成し、前記汲上羽根
    15a,…の内周面に接近させて穀粒落下防止ガイド板
    33を設けたものにおいて、前記穀粒落下防止ガイド板
    33の上下方向中途部には長手方向略全幅に亘って、該
    穀粒落下防止ガイド板33に形成した開口部を開閉する
    残留穀粒排出弁41を設け、前記玄米受樋20及び供給
    樋22の下面には該玄米受樋20及び供給樋22夫々の
    下面に形成した開口部を閉じる玄米樋底板20c、供給
    樋底板22dを開閉自在に設けたことを特徴とする籾摺
    選別機の残留穀粒処理装置。
  2. 【請求項2】 穀粒落下防止ガイド板33の上下方向
    中途部に設けられている残留穀粒排出弁41、玄米受樋
    20の玄米樋底板20c、及び、供給樋22の供給樋底
    板22dを単一の操作具で関連的に開閉可能に構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の籾摺選別機の残留穀粒
    処理装置。
JP2001309914A 2001-10-05 2001-10-05 籾摺選別機の残留穀粒処理装置 Pending JP2003112063A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001309914A JP2003112063A (ja) 2001-10-05 2001-10-05 籾摺選別機の残留穀粒処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001309914A JP2003112063A (ja) 2001-10-05 2001-10-05 籾摺選別機の残留穀粒処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003112063A true JP2003112063A (ja) 2003-04-15

Family

ID=19128984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001309914A Pending JP2003112063A (ja) 2001-10-05 2001-10-05 籾摺選別機の残留穀粒処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003112063A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101850355B (zh) * 2010-05-13 2013-02-13 上海炜邦科技投资管理有限公司 一种稻壳再加工的工艺

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101850355B (zh) * 2010-05-13 2013-02-13 上海炜邦科技投资管理有限公司 一种稻壳再加工的工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109821597B (zh) 一种稻谷加工设备及其工作方法
JP2003112063A (ja) 籾摺選別機の残留穀粒処理装置
JP3235164B2 (ja) 籾摺選別機の粃米処理装置
JP3351391B2 (ja) 籾摺選別機
JPH05337383A (ja) 籾摺選別機の小粒選別装置
JP2582565Y2 (ja) 回転選別籾摺機の残留米排出装置
JP3644073B2 (ja) 回転式籾摺選別機の選別円筒着脱装置
JPH0221978A (ja) 籾摺選別機
JPH0389950A (ja) 籾摺選別機の点検窓
JPH01180433A (ja) 籾摺機等のサンプル粒取出装置
JP2004024034A (ja) 脱穀装置
JPH05277385A (ja) 籾摺選別機の小粒選別装置
JPH05309336A (ja) 籾摺選別機の小粒選別装置
JP2001029808A (ja) 籾摺装置
JPH04110049A (ja) 籾摺選別機のラセン揚穀収納装置
JPH0389976A (ja) 穀粒選別装置の穀粒検出装置
JPH05192595A (ja) 籾摺選別機
JPH04313351A (ja) 籾摺選別機
JPH0459056A (ja) 籾摺選別機の点検窓
JPH0386253A (ja) 籾摺選別機
JPH10328574A (ja) 籾摺機の残米処理装置
JPH04200649A (ja) 籾摺選別機の穀粒還元装置
JPH05208171A (ja) 籾摺選別機の風選装置
JPH0317537B2 (ja)
JPH02122880A (ja) 籾摺選別装置