JPH07275721A - 籾摺選別機の選別装置 - Google Patents

籾摺選別機の選別装置

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JPH07275721A
JPH07275721A JP6684594A JP6684594A JPH07275721A JP H07275721 A JPH07275721 A JP H07275721A JP 6684594 A JP6684594 A JP 6684594A JP 6684594 A JP6684594 A JP 6684594A JP H07275721 A JPH07275721 A JP H07275721A
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JP
Japan
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rice
husk
sorting
grain
paddy
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JP6684594A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Isshiki
勉 一色
Michikazu Iwai
通和 岩井
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】摺落米風選路10の選別始端側に籾摺部1から
の摺落米を受ける揺動する摺落米移送棚9を設け、摺落
米風選路10の選別始端側下方に摺落米受樋12を、選
別終端側下方に比較的重い粃を受ける粃受樋13,比較
的軽い粃を受ける第2粃受樋26を配置し、粃受樋13
及び第2粃受樋26に受けられた穀粒を籾摺部1に揚穀
還元する粃揚穀機31を設け、粃受樋13,第2粃受樋
26には開閉して穀粒受け状態としたり非受け状態に切
り替える開閉板25,第2開閉板32を設けた。 【効果】粃を選別して屑米の回収を確実化し、また、粃
のうち比較的軽いものは除去し、比較的大きな粃だけを
屑米として回収し、選別能率を向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、籾摺選別機における
選別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】摺落米風選路に設けられてい揺動する摺
落米移送棚で、籾摺部で籾摺した摺落米を選別風と共に
選別し、摺落米移送棚から籾・玄米を漏下選別するもの
として、実公昭41−23092号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な摺落米の選別装置を有する籾摺選別機において、粃を
確実に選別して再度籾摺することにより、粃を屑米とし
て確実に回収したり、少ない粃を含む籾の場合には、比
較的軽い粃を除去し、比較的重い粃のみの回収処理を図
り、選別能率の向上を図ろうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、籾摺部1,摺落米風選
部2,混合米選別部3を有する籾摺選別機であつて、摺
落米風選部2の摺落米風選路10の選別始端側に籾摺部
1からの摺落米を受けて揺動しながら玄米・籾を漏下選
別する摺落米移送棚9を設け、摺落米風選路10の選別
始端側下方に摺落米受樋12を、選別終端側下方に比較
的重い粃を受ける粃受樋13,比較的軽い粃を受ける第
2粃受樋26を夫れ夫れ配置し、粃受樋13及び第2粃
受樋26に受けられた穀粒を籾摺部1に揚穀還元する粃
揚穀機31を設け、粃受樋13,第2粃受樋26には開
閉して穀粒受け状態としたり非受け状態に切り替える開
閉板25,第2開閉板32を設けたことを特徴とする籾
摺選別機の選別装置の構成としたものである。
【0005】
【作用】粃の比較的多く混じっている籾の籾摺選別作業
をする場合には、開閉板25及び第2開閉板32を開口
側に調節し、粃受樋13及び第2粃受樋26を穀粒受け
状態とする。すると、籾摺部1で籾摺された摺落米は、
摺落米風選部2の摺落米風選路10内の摺落米移送棚9
に供給され、摺落米は摺落米移送棚9の揺動運動及び摺
落米風選路10の選別風により選別される。即ち、軽い
籾殻・塵埃類は摺落米移送棚9上を浮上しつつ、選別風
で摺落米風選路10の終端側に移送されて機外に排出さ
れ、また、比較的軽い粃は揺動により摺落米移送棚9上
に浮上しているところを、選別風で終端側に送られ、粃
のうち比較的重いものは、粃受樋13に落下選別され、
粃のうち比較的軽いものは、第2粃受樋26に落下選別
される。次いで、これらの粃は、粃揚穀機31で揚穀さ
れて籾摺部1に還元され、再度の籾摺される。また、重
い籾・玄米の混合米は、摺落米移送棚9から漏下して摺
落米受樋12に落下選別され、混合米選別部3で籾・玄
米に分離選別される。
【0006】また、粃の少ない籾の籾摺選別作業をする
場合には、開閉板25及び第2開閉板32を閉鎖側に調
節し、粃受樋13及び第2粃受樋26を穀粒非受け状態
とする。すると、籾摺部1で籾摺された摺落米は、摺落
米風選部2の摺落米風選路10内の摺落米移送棚9に供
給され、摺落米は摺落米移送棚9の揺動運動及び摺落米
風選路10の選別風により選別され、軽い籾殻・塵埃類
は摺落米移送棚9上を浮上しつつ、選別風で摺落米風選
路10で終端側に移送されて機外に排出され、また、比
較的軽い粃は揺動により摺落米移送棚9上に浮上してい
るところを選別風で終端側に送られ、粃のうち比較的重
いものは粃受樋13の開閉板25上に落下選別されて、
混合米と共に摺落米受樋12に集められ、混合米選別部
3に送られて籾・玄米に選別され、粃は籾と共に選別さ
れて、再度籾摺部1に還元されて籾摺され、屑米として
回収される。また、粃のうち比較的軽いものは第2粃受
樋26の第2開閉板32上に落下選別され、次いで、摺
落米風選路10の終端側に選別風で運ばれて機外に排出
される。従って、粃のうち比較的軽いものは機外に排出
されて、粃のうち比較的軽いものだけを屑米として回収
することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。まず、図1〜図3に示す実施例について説明
する。この籾摺選別機は、籾摺をする籾摺部1,籾摺部
1からの摺落米を風選する摺落米風選部2,混合米を籾
・玄米に分離選別する揺動選別装置型の混合米選別部
3,混合米揚穀機4及び玄米揚穀機5等で構成されてい
る。
【0008】籾摺部1は、機体の前後方向中間部に配置
されていて、籾ホッパ6,籾摺ロ−ル7,7,籾摺室8
等で構成されている。摺落米風選部2は、機体の前部か
ら籾摺部1の下方にかけて配置されていて、次のように
構成されている。選別始端側が低位に位置し終端側が高
位に位置するように傾斜している摺落米風選路10,摺
落米風選路10の終端側に設けられている吸引排塵機1
1,摺落米受樋12,粃受樋13,籾摺室8の下方の摺
落米風選路10の始端側に位置して、籾摺部1からの摺
落米を受けて揺動しながら風選する摺落米移送棚9,摺
落米移送棚9を揺動する揺動ア−ム14,14,クラン
ク軸・クランクロッド等からなる揺動装置15で構成さ
れている。
【0009】この摺落米移送棚9は、玄米・屑米及び籾
の漏下する網,目抜き板,長溝のある板体で構成されて
いて、その移送始端部を摺落米受樋12の上方に配置
し、移送終端側を粃受樋13の上方に位置する構成であ
る。なお、摺落米風選路10の始端側に圧風唐箕(図示
省略)を配置してもよい。しかして、籾摺部1からの摺
落米が摺落米移送棚9に供給されると、揺動している摺
落米移送棚9で上下に揺動され、軽い籾殻・塵埃類は浮
上して摺落米風選路10を流れる吸引選別風で終端側に
移送されて吸引排塵機11から機外に排出され、また、
重い籾・玄米の混合米は網目から漏下して下方の摺落米
受樋12に選別され、比較的軽い粃は摺落米移送棚9上
を浮上しながら吸引選別風で終端側に送られ粃受樋13
に選別される。このようにして、摺落米受樋12に落下
した混合米は、移送ラセンで一側に移送された後、混合
米揚穀機4で揚穀され、混合米選別部3の混合米ホッパ
16に供給される。
【0010】次に、混合米選別部3について説明する。
混合米選別部3は、揺動選別装置型で構成されていて、
籾摺部1及び摺落米風選部2の後方に配置されている。
多段の揺動選別板17,17,…の板面には、選別用の
凹凸が多数設けられていて、揺動選別板17,17,…
の高位の供給側から低位の排出側に向かう縦方向(図1
の紙面に直交する前後方向)に傾斜させて、また、選別
方向である横方向(図1の紙面に直交する左右方向)に
も傾斜させて、一側の揺上側を高く、他側の揺下側を低
く構成し、揺動選別板17,17,…の排出側を選別済
穀粒の取出部としている。揺動選別板17,17,…の
横方向を機体の前後方向(図1の左右方向)に沿わせた
状態で配置し、揺動ア−ム及び揺動装置(図示省略)で
横方向に斜上下の往復揺動をする構成である。
【0011】混合米揚穀機4から混合米ホッパ16に供
給された混合米は、分配供給樋18,分配ケ−ス19を
経て、揺動選別板17,17,…の縦方向の高い供給側
で、且つ、横方向の高い揺上側に構成されている供給口
(図示省略)から、揺動選別板17,17,…に供給さ
れる構成である。揺動選別板17,17,…の排出側に
対向して、玄米仕切板20,及び籾仕切板21が設けら
れていて、揺動選別板17,17,…の横方向揺上側に
偏流分布した玄米,横方向中間部に偏流分布した混合
米,横方向揺下側に偏流分布した籾が、夫れ夫れ玄米仕
切板20及び籾仕切板21で仕切られて、取り出される
構成である。
【0012】このようにして取り出された玄米は、玄米
受樋22,玄米流路23を経て、後方の玄米揚穀機5か
ら機外に取り出される。また、玄米仕切板20及び籾仕
切板21で仕切られた混合米は、混合米流路24を経て
摺落米受樋12に流下し、移送ラセンで一側に移送され
て、混合米揚穀機4に供給され、次いで、揚穀されて混
合米ホッパ16,分配供給樋18,分配ケ−ス19を経
て、再度揺動選別板17,17,…に供給されて、再選
別されるものである。また、籾仕切板21で仕切られた
籾は、籾流路(図示省略)を経て籾揚穀機(図示省略)
に流入し、籾揚穀機で揚穀されて、籾ホッパ6を経由し
て、籾摺室8に還元され、再度の籾摺がされる構成であ
る。なお、混合米選別部3は、回転選別筒型あるいは万
石型でもよい。
【0013】摺落米風選部2には、粃受樋13を開閉す
る開閉板25が設けられると共に、摺落米風選路10の
終端側下方に、第2粃受樋26が配置されていて、第2
粃受樋26には、開閉する第2開閉板32が設けられて
いる。これらの粃受樋13,第2粃受樋26には、夫れ
夫れ移送ラセン27,移送ラセン28が設けられてい
て、移送ラセン27,移送ラセン28で終端側に移送さ
れた粃は、シュ−タ29,シュ−タ30を経て、ラセン
揚穀型の粃揚穀機31に流入し、粃揚穀機31で揚穀さ
て籾ホッパ6に還元される。なお、第2粃受樋26の底
部を、図4の実施例に示すように、粃受樋13の底部に
合流する構成とし、両受樋の合流した粃を移送ラセン2
7で一側に搬送し、シュ−タ29を経由して粃揚穀機3
1の下部に供給する構成としてもよい。
【0014】このように構成されているので、比較的重
い粃は、摺落米風選路10の始端側の粃受樋13に選別
され、また、比較的軽い粃は摺落米風選路10の終端側
の第2粃受樋26に選別され、夫れ夫れ移送ラセン2
7,移送ラセン28及びシュ−タ29,シュ−タ30を
経由して粃揚穀機31に送り込まれ、粃揚穀機31で籾
摺部1に揚穀されて、再度籾摺される。なお、粃受樋を
粃受樋13のみの単一構成とし、第2粃受樋26を省略
した簡単な構成としてもよい。
【0015】次に、図4について、前述の実施例との相
違点について説明する。摺落米風選路10の始端側に
は、摺落米移送棚9を揺動自在に配置し、摺落米移送棚
9の移送始端側下方に摺落米受樋12を配置し、移送終
端側下方に粃受樋13を配置し、粃受樋13の底部に移
送ラセン27を設け、移送ラセン27で一側に送られた
粃は、シュ−タ29を経由して機体の前後方向中間部に
配置しているラセン揚穀型の籾揚穀機33に供給される
構成である。しかして、粃受樋13に選別された粃は、
移送ラセン27を経て籾揚穀機33に供給され、混合米
選別部3で選別された籾と合流して、籾揚穀機33で籾
摺部1に揚穀されて、再度の籾摺がされるもので、粃の
揚穀構成の簡素化を図っている。
【0016】次に、図5について説明する。籾摺選別機
は、籾摺をする籾摺部1,籾摺部1からの摺落米を風選
する摺落米風選部2,混合米を籾・玄米に分離選別する
揺動選別装置型の混合米選別部3,混合米揚穀機4及び
玄米揚穀機5等で構成されている。混合米揚穀機4,玄
米揚穀機5及び籾揚穀機33を、共にラセン揚穀型の揚
穀機で構成し、これらのラセン筒,ラセン翼及びモ−タ
34を同一構成として、部品の共用化を図り、穀粒の投
出部を別構成の混合米投出部35,玄米投出部36及び
籾投出部37とし、穀粒の供給及び取り出しの確実化・
容易化を図っている。
【0017】次に、図6について説明する。籾摺選別機
は、籾摺をする籾摺部1,籾摺部1からの摺落米を風選
する摺落米風選部2,混合米を籾・玄米に分離選別する
揺動選別装置型の混合米選別部3,混合米揚穀機4及び
玄米揚穀機5等で構成されている。摺落米風選路10内
には、籾摺室8から粃受樋13にかけて摺落米を流下案
内する通風選別板38を風路を横切るように斜設してい
る。この通風選別板38の目合は、摺落米の玄米及び籾
の一部が漏下し、籾の一部は漏下せずに残り粃受樋13
に流下供給される構成である。粃受樋13に通風選別板
38を経て流下した籾の一部は、摺落米風選路10で選
別された粃と合流して、粃揚穀機39及び籾揚穀機33
を経て籾摺部1に還元されて、再度籾摺される構成であ
る。この通風選別板38は、流下方向に沿った篩い線、
あるいは、目抜き板で構成してもよく、また、摺落米風
選路10の始端側に圧風唐箕(図示省略)を配置しても
よく、また、通風選別板38の上端部と籾摺室8の流下
板40の下端との間を、網等の通風板を省略した風路部
に構成して、摺落米が摺落米風選路10に流下した初期
に強い選別風作用させて粗選別をし、籾殻・塵埃類を早
く風路の終端側に除去する構成としてもよい。
【0018】このように構成されているので、摺落米が
通風選別板38上に流下供給されると、摺落米風選路1
0の選別風により風選される。即ち、軽い籾殻・塵埃類
は終端側に流れて吸引排塵機11から機外に排出され、
比重の重い玄米は通風選別板38上を下層に沈下しなが
ら漏下して摺落米受樋12に落下選別され、また、通風
選別板38上の玄米と共に流下している籾の一部は漏下
して摺落米受樋12に落下選別され、玄米層上を浮上し
ながら流下している一部の籾及び粃は、漏下することな
く粃受樋13に落下選別される。しかして、摺落米中の
一部の籾が粃受樋13に落下選別されて、混合米選別部
3に供給されずに、直接籾摺部1に還元されるので、混
合米選別部3での選別量を減少させて、選別能率を向上
させることができる。
【0019】次に、図1〜図3に示す実施例の作用につ
いて説明する。籾摺選別機で粃の比較的多い籾の籾摺選
別作業をする場合には、開閉板25を図1の実線で示す
ように開口側に調節すると共に、第2開閉板32を開口
側に調節し、機体の回転各部を駆動する。そして、籾ホ
ッパ6に籾を張り込み、籾摺室8に籾を供給すると、互
いに反対方向に回転している籾摺ロ−ル7,7で籾摺さ
れ、摺落米は下方の摺落米移送棚9に供給される。次い
で、摺落米移送棚9に供給された摺落米は、揺動してい
る摺落米移送棚9で上下に揺動され、軽い籾殻・塵埃類
は浮上し、摺落米風選路10を流れる吸引選別風で終端
側に移送されて、吸引排塵機11から機外に排出され
る。また、比較的軽い粃は、揺動により摺落米移送棚9
上に浮上しているところを、吸引選別風で終端側に送ら
れて、粃受樋13及び第2粃受樋26に落下選別され、
更に、移送ラセン27,移送ラセン28で機体の一側に
搬送され、シュ−タ29・シュ−タ30,粃揚穀機31
を経て、籾摺部1に還元されて、再度籾摺される。しか
して、比較的多く含まれている粃を選別して再度籾摺処
理して、屑米としての回収を確実化できる。
【0020】また、摺落米移送棚9に供給された重い籾
・玄米・小米の混合米は、網目から漏下して下方の摺落
米受樋12に落下選別され、移送ラセンで一側に移送さ
れた後、混合米揚穀機4で揚穀され、混合米選別部3の
混合米ホッパ16に供給される。次いで、分配供給樋1
8,分配ケ−ス19を経て、揺動選別板17,17,…
に供給される。
【0021】揺動選別板17,17,…に供給された混
合米は、横方向斜上下の往復揺動により、粒形の大小,
比重の大小あるいは摩擦抵抗の差異等により選別され
て、横方向の揺上側に偏流分布した玄米は、玄米仕切板
20で仕切られて取り出されて、玄米受樋22,玄米流
路23を経て、玄米揚穀機5で機外に取り出される。ま
た、揺動選別板17,17,…の横方向中間部に偏流分
布した混合米は、玄米仕切板20及び籾仕切板21で仕
切られて取り出され、混合米流路24,混合米揚穀機
4,混合米ホッパ16,分配供給樋18,分配ケ−ス1
9を経て、揺動選別板17,17,…に供給されて再選
別される。また、揺動選別板17,17,…の横方向揺
下側に偏流分布した籾は、籾仕切板21で仕切られて取
り出され、籾流路(図示省略),籾揚穀機(図示省略)
を経て籾摺室8に還元されて、再度の籾摺がされる。
【0022】また、粃の少ない籾の籾摺選別作業をする
場合には、開閉板25を図1の仮想線で示すように閉鎖
側に調節すると共に、第2開閉板32を閉鎖側に調節す
る。すると、比較的重い粃は開閉板25上を流下して、
摺落米受樋12に回収され、混合米選別部3で選別され
て籾と合流して、籾摺部1に還元されて籾摺される。ま
た、比較的軽い粃は、第2開閉板32上を摺落米風選路
10の終端側に流れ、吸引排塵機11から機外に排出さ
れ、粃処理の簡単化を図っている。
【0023】
【発明の効果】この発明は、上述のように構成されてい
るので、粃の比較的多く混じっている籾の籾摺選別作業
では、開閉板25及び第2開閉板32を開口側に調節し
て粃を回収し、粃のうち比較的軽いものまで選別し籾摺
処理して屑米として回収し、選別精度を向上させ、ま
た、粃の少ない籾の籾摺選別作業では、開閉板25及び
第2開閉板32を閉鎖側に調節することにより、粃のう
ち比較的軽いものは機外に排出し、比較的大きな粃だけ
を選別し籾摺処理して屑米として回収し、選別能率を上
げながら籾摺選別作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】切断側面図
【図2】切断正面図
【図3】平面図
【図4】切断側面図
【図5】切断側面図
【図6】切断側面図
【符号の説明】
1 籾摺部 2 摺落米風選部 3 混合米選別部 4 混合米揚穀機 5 玄米揚穀機 6 籾ホッパ 7 籾摺ロ−ル 8 籾摺室 9 摺落米移送棚 10 摺落米風選路 11 吸引排塵機 12 摺落米受樋 13 粃受樋 14 揺動ア−ム 15 揺動装置 16 混合米ホッパ 17 揺動選別板 18 分配供給樋 19 分配ケ−ス 20 玄米仕切板 21 籾仕切板 22 玄米受樋 23 籾仕切板 24 混合米流路 25 開閉板 26 第2粃受樋 27 移送ラセン 28 移送ラセン 29 シュ−タ 30 シュ−タ 31 粃揚穀機 32 第2開閉板 33 籾揚穀機 34 モ−タ 35 混合米投出部 36 玄米投出部 37 籾投出部 38 通風選別板 39 粃揚穀機 40 流下板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 籾摺部1,摺落米風選部2,混合米選
    別部3を有する籾摺選別機であつて、摺落米風選部2の
    摺落米風選路10の選別始端側に籾摺部1からの摺落米
    を受けて揺動しながら玄米・籾を漏下選別する摺落米移
    送棚9を設け、摺落米風選路10の選別始端側下方に摺
    落米受樋12を、選別終端側下方に比較的重い粃を受け
    る粃受樋13,比較的軽い粃を受ける第2粃受樋26を
    夫れ夫れ配置し、粃受樋13及び第2粃受樋26に受け
    られた穀粒を籾摺部1に揚穀還元する粃揚穀機31を設
    け、粃受樋13,第2粃受樋26には開閉して穀粒受け
    状態としたり非受け状態に切り替える開閉板25,第2
    開閉板32を設けたことを特徴とする籾摺選別機の選別
    装置。
JP6684594A 1994-04-05 1994-04-05 籾摺選別機の選別装置 Pending JPH07275721A (ja)

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JP (1) JPH07275721A (ja)

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