JPS6310829Y2 - - Google Patents

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JPS6310829Y2
JPS6310829Y2 JP612379U JP612379U JPS6310829Y2 JP S6310829 Y2 JPS6310829 Y2 JP S6310829Y2 JP 612379 U JP612379 U JP 612379U JP 612379 U JP612379 U JP 612379U JP S6310829 Y2 JPS6310829 Y2 JP S6310829Y2
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JP
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paddy
discharge channel
discharge
rice
machine
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JP612379U
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、籾摺機と揺動選別機とからなる籾
摺揺動選別機に係り、特に籾摺揺動選別機の異種
穀粒排出装置に関する。
一般に、一対の脱(だつぷ)ロールを備えた
籾摺部と前記籾摺部で脱された摺米を選別する
揺動選別部とを揚穀機等で連絡した籾摺揺動選別
機にあつては、籾摺部で脱された摺米は揚穀機
で揺動選別部へ搬送され選別板による選別作用を
受ける。こうして選別された玄米は機外へ排出さ
れ、玄米と籾との混合粒は該揺動選別機へ環流さ
れて難再度選別作用を受け、籾は籾摺部へ搬送さ
れて脱ロールに供給され、再び脱作用を受け
る。このように、籾摺部の脱ロールを通過した
際、脱されなかつた籾(通常、脱ロールを通
過する籾のうち15〜20%は脱作用を受けない)
は揺動選別部と籾摺部とを循環する間に、最終的
には全粒が脱され、玄米としてすべて機外に排
出される。
ところが、原料籾中に麦,豆といつた他の穀物
の粒子が混入していると、該麦,豆類は脱ロー
ルを通過した後(脱はされない)、揺動選別部
において選別作用を受けて選別板の揺り下げ側
(籾が揺り寄せられる側)に集められ、籾と共に
再び籾摺部に供給され、脱されることなく揺動
選別部に環流され、いつまでも機外に排出されな
いまま機内を循環する。そのため、籾摺揺動選別
機の能力の低下や種々トラブル発生の要因となつ
ていた。
この考案は上記事情にかんがみて創案されたも
のであり、籾摺揺動選別機内にいつまでも残留す
る麦,豆類の異種穀物粒子を残さず、いち早く機
外に取り出すことのできる籾摺揺動選別機の異種
穀粒排出装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するための手段を、実施例に
対応する第1〜第2図を用いて以下に説明する。
この考案は、籾摺機2と、揺動方向に直交する
方向で、かつ傾下させた側に排出樋11を設けた
揺動選別機3と、摺米を揺動選別機3へ供給する
揚穀機4とを設け、排出樋11下部には揺動選別
機3で選別された玄米,混合粒,籾を別々に排出
する玄米排出流路12,混合排出流路14,籾排
出流路16を設け、さらに、玄米排出流路12下
方には玄米を機外に排出するスロワー13を、混
合排出流路14下方には揚穀機4に連絡した混合
流路15を、籾排出流路16下方には籾を供給ホ
ツパー5へ揚送するスロワー17を、それぞれ設
けた籾摺揺動選別機において、籾排出流路16か
ら分岐して、籾排出流路16内を流下する異種穀
粒を機外へ排出するための排出専用流路19が設
けられ、排出専用流路19の分岐部には、籾排出
流路16と排出専用流路19とを切換える開閉弁
20が設けられる、という技術的手段を講じてい
る。
これにより、籾摺機2で脱された摺米は揚米
機4を介して揺動選別機3へ供給され、揺動選別
されて揺り上げ側に玄米を、その反対側には籾
と、籾の選別特性と似かよつた麦,豆類等の異種
穀粒とが偏つて集められ、中間には籾と玄米との
混合粒の層が形成される。前記各米粒は次第に流
動して排出樋11内に落下し、玄米は玄米排出流
路12からスロワー13に供給されて機外に排出
され、混合粒は混合排出流路14から混合流路1
5を経て揚穀機4によつて揺動選別機3に再び供
給され、籾および異種穀粒は籾排出流路16から
スロワー17に供給され、供給ホツパー5内に返
還され再び脱作用を受ける。ところが、異種穀
粒は何度脱作用を受けても最後まで脱される
ことがなく、次第にその量を増しながら機内を循
環する。このような状態に至つたとき、開閉弁2
0を作動して排出専用流路19を開通させると、
排出樋11から籾排出流路16を経てスロワー1
7に供給されて供給ホツパー5に返還される異種
穀粒が直ちに、かつ完全に機外に排出される。
以下に、この考案の好適な一実施例を図面に基
づいて説明する。
第1〜第2図において、1は摺米中から籾殻を
選別する籾殻風選室を内蔵した機枠である。機枠
1上部長手方向の一側には籾摺機2が、他側には
揺動選別機3が配置される。4は機枠1の側壁に
沿つて立設され、穀粒の循環回路を形成する揚穀
機、5は籾摺機2上部に設けた供給ホツパー、6
は揚穀機4上部に設けた穀粒タンク、7は穀粒タ
ンク6下端の流下口である。8は揺動選別機3の
複数の選穀板9に摺米(籾,玄米)を均等に供給
する整流樋である。9は揺動選別機を構成する選
穀板であり、該選穀板9は粗雑面に形成されると
ともに斜上下に揺動するよう設けられる。10は
選穀板9の揺動方向に直交する方向で、かつ傾下
した側の板端、11は板端10から落下する米粒
(玄米,籾と玄米,籾)を各排出流路12,14,
16へ案内する排出樋である(通常、排出樋11
内には玄米,籾と玄米,籾を仕切る板が設けられ
る)。12は揺動選別機3内の玄米を排出する玄
米排出流路、13は流路排出口12から落下する
玄米を上方へ揚送するスロワー、14は籾と玄米
(以下混合粒という)を排出する混合排出流路、
15は混合排出流路14から落下する混合粒を揚
穀機4下部に至る横送装置SC、例えばスクリユ
ーコンベヤーに導く混合流路である。16は選穀
板9上で選別された籾を排出する籾排出流路、1
7は籾排出流路16から排出する籾を供給ホツパ
ー5に揚送するフロワー、18はスロワー17と
供給ホツパー5とを連絡する籾流路である。19
は、籾排出流路16からスロワー17内に落下し
ようとする異種穀粒を機外へ排出するため、籾排
出流路16から分岐して設けた排出専用流路、2
0は排出専用流路19の分岐部に回動自在に設け
た開閉弁である。
次に、上記実施例における作用について説明す
る。
供給ホツパー5に投入された原料籾は、籾摺機
2の脱ロール(図示せず)によつて脱作用を
受け、その大半が脱されて玄米となる。脱ロ
ールを通過した摺米は機枠1内の籾殻風選室内で
風選され、籾穀がダクトDから機外へ除去され
る。籾殻の除去された摺米、つまり混合粒は横送
装置SC内に落下し、揚穀機4によつて穀粒タン
ク6内に揚送される。穀粒タンク6内の混合粒は
流下口7から整流樋8を経て各選穀板9にそれぞ
れ均等に供給される。
選穀板9上の混合粒は、該選穀板9の揺動選別
作用によつて、その高側Hに玄米を揺り上げて玄
米層を形成するとともに低側Lに籾層を形成し、
中間には混合粒層を形成しながら、それぞれの米
粒層は揺動方向に対してほぼ直交する板端10方
向に向けて流動する。板端10から排出樋11内
に落下した米粒のうち、玄米は玄米排出流路12
からフロワー13に供給され、スロワー13の突
出口から機外へ排出される。混合粒は混合排出流
路14から混合粒路15を流下して、横送装置
SCによつて、脱ロールから落下する摺米と合
流して揚穀機4,穀粒タンク6,整流樋8を介し
て選穀板9に供給され再選別される。
一方、選穀板9の板端10から落下した籾は、
籾排出流路16からスロワー17、籾流路18を
介して供給ホツパー5内に返還されるのである
が、この返還籾と共に、原料籾中に混入していた
麦,豆等の異種穀粒が返環され、しかも前記異種
穀粒は脱して機外へ排出されることがないので
次第にその量が多くなる。このようなとき、開閉
弁20を、籾排出流路16が閉そくする方向に回
動することによつて、籾排出流路16からスロワ
ー17,籾流路18,供給ホツパー5に至る籾の
循環用流路が遮断されるとともに排出専用流路1
9が開通し、籾の循環用流路を流動する異種穀粒
は直ちに機外へ排出されて容器等に集められる。
異種穀粒が完全に排出された時点で開閉弁20を
回動し、排出専用流路10側を閉そくすると、前
記籾の循環用流路が開通し、選穀板9の板端10
から落下する籾は供給ホツパー5に返還され再び
脱作用を受け、最終的にすべての籾が脱され
玄米として機外に排出される。
この考案においては、イ)籾排出流路から分岐
して、籾排出流路内を流下する異種穀粒を機外へ
排出するための排出専用流路を設け、ロ)排出専
用流路の分岐部には、籾排出流路と排出専用流路
とを切換える開閉弁を設ける、という技術的手段
を講じたため、籾排出流路から供給ホツパーへ至
る籾の循環流路中に、いつまでも脱されること
なく機内を循環する異種穀粒が漸増してきた際、
開閉弁を作動して排出専用流路を開通させること
によつて前記異種穀粒は直ちに、かつ完全に機外
へ排出され、結果的に籾と異種穀粒との選別を行
うことになり、従来不可能とされた、異種穀粒の
混入した籾の選別が容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は第1図の要部を切開した拡大側面図である。 1……機枠、2……籾摺機、3……揺動選別
機、4……揚穀機、5……供給ホツパー、6……
穀粒タンク、7……流下口、8……整流樋、9…
…精穀板、10……板端、11……排出樋、12
……玄米排出流路、13……スロワー、14……
混合排出流路、15……混合流路、16……籾排
出流路、17……スロワー、18……籾流路、1
9……排出専用流路、20……開閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 籾摺機2と、揺動方向に直交する方向で、かつ
    傾下させた側に排出樋11を設けた揺動選別機3
    と、摺米を揺動選別機3へ供給する揚穀機4とを
    設け、排出樋11下部には揺動選別機3で選別さ
    れた玄米,混合粒,籾を別々に排出する玄米排出
    流路12,混合排出流路14,籾排出流路16を
    設け、さらに、玄米排出流路12下方には玄米を
    機外に排出するスロワー13を、混合排出流路1
    4下方には揚穀機4に連絡した混合流路15を、
    籾排出流路16下方には籾を供給ホツパー5へ揚
    送するスロワー17を、それぞれ設けた籾摺揺動
    選別機において、籾排出流路16から分岐して、
    籾排出流路16内を流下する異種穀粒を機外へ排
    出するための排出専用流路19を設け、排出専用
    流路19の分岐部には、籾排出流路16と排出専
    用流路1とを切換える開閉弁20を設けたことを
    特徴とする籾摺揺動選別機の異種穀粒排出装置。
JP612379U 1979-01-20 1979-01-20 Expired JPS6310829Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP612379U JPS6310829Y2 (ja) 1979-01-20 1979-01-20

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JP612379U JPS6310829Y2 (ja) 1979-01-20 1979-01-20

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Publication Number Publication Date
JPS55107240U JPS55107240U (ja) 1980-07-26
JPS6310829Y2 true JPS6310829Y2 (ja) 1988-03-31

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ID=28812617

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