JPH05146693A - 籾摺選別機の伝動装置 - Google Patents
籾摺選別機の伝動装置Info
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- JPH05146693A JPH05146693A JP31673391A JP31673391A JPH05146693A JP H05146693 A JPH05146693 A JP H05146693A JP 31673391 A JP31673391 A JP 31673391A JP 31673391 A JP31673391 A JP 31673391A JP H05146693 A JPH05146693 A JP H05146693A
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的]この発明は、籾摺をする籾摺部A,籾摺部Aか
らの摺落米を風選する摺落米風選部B,籾・玄米の混合
米を選別する混合米選別部C及び揚穀搬送部Dから構成
されている籾摺選別機において、主モ−タ31及び籾摺
部Aから離れている摺落米風選部Bの吸引フアン16へ
の伝動装置の簡素化を図ろうとするものである。 [構成]籾摺部Aから比較的離れている摺落米風選部B
の吸引フアン16に主モ−タ31から動力を伝達するに
あたり、主モ−タ31から籾摺部A、籾揚穀機30へ動
力を伝達する伝動ベルト47,籾揚穀機30から玄米揚
穀機2に動力を伝達する伝動ベルト50,55,玄米揚
穀機2のバケット付きベルト57を経由して、玄米揚穀
機2の上部から摺落米風選部Bの吸引フアン16へ動力
が伝達される。
らの摺落米を風選する摺落米風選部B,籾・玄米の混合
米を選別する混合米選別部C及び揚穀搬送部Dから構成
されている籾摺選別機において、主モ−タ31及び籾摺
部Aから離れている摺落米風選部Bの吸引フアン16へ
の伝動装置の簡素化を図ろうとするものである。 [構成]籾摺部Aから比較的離れている摺落米風選部B
の吸引フアン16に主モ−タ31から動力を伝達するに
あたり、主モ−タ31から籾摺部A、籾揚穀機30へ動
力を伝達する伝動ベルト47,籾揚穀機30から玄米揚
穀機2に動力を伝達する伝動ベルト50,55,玄米揚
穀機2のバケット付きベルト57を経由して、玄米揚穀
機2の上部から摺落米風選部Bの吸引フアン16へ動力
が伝達される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、籾摺選別機の伝動装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】籾摺をする籾摺部A,籾摺部Aからの摺
落米を風選する摺落米風選部B,籾・玄米の混合米を選
別する混合米選別部C及び揚穀搬送部から構成されてい
る籾摺選別機がある。このような籾摺選別機において
は、主モ−タで機体の回転各部を駆動するにあたり、主
モ−タの原動プ−リにより駆動される伝動ベルトで籾摺
部A及び摺落米風選部Bのフアンを回転駆動しているも
のがある。
落米を風選する摺落米風選部B,籾・玄米の混合米を選
別する混合米選別部C及び揚穀搬送部から構成されてい
る籾摺選別機がある。このような籾摺選別機において
は、主モ−タで機体の回転各部を駆動するにあたり、主
モ−タの原動プ−リにより駆動される伝動ベルトで籾摺
部A及び摺落米風選部Bのフアンを回転駆動しているも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような伝動装置で
主モ−タから遠く離れている摺落米風選部Bのフアンを
駆動すると、長い伝動ベルトを必要とし、伝動ベルトの
カバ−も大きなものを必要とする欠点があつた。そこ
で、この発明は、籾摺選別機の構成部分である混合米選
別部C,揚穀搬送部を有効に活用して、伝動装置の簡素
化を図ろうとするものである。
主モ−タから遠く離れている摺落米風選部Bのフアンを
駆動すると、長い伝動ベルトを必要とし、伝動ベルトの
カバ−も大きなものを必要とする欠点があつた。そこ
で、この発明は、籾摺選別機の構成部分である混合米選
別部C,揚穀搬送部を有効に活用して、伝動装置の簡素
化を図ろうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、籾摺をする籾摺部A,
籾摺部Aからの摺落米を風選する摺落米風選部B,籾・
玄米の混合米を選別する混合米選別部C及び揚穀搬送部
Dから構成されている籾摺選別機であつて、籾摺部Aを
駆動する主モータ31から混合米選別部C,揚穀搬送部
Dの玄米揚穀機2を経由して摺落米風選部Bの吸引フア
ン16が駆動されることを特徴とする籾摺選別機の伝動
装置の構成としたものである。
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、籾摺をする籾摺部A,
籾摺部Aからの摺落米を風選する摺落米風選部B,籾・
玄米の混合米を選別する混合米選別部C及び揚穀搬送部
Dから構成されている籾摺選別機であつて、籾摺部Aを
駆動する主モータ31から混合米選別部C,揚穀搬送部
Dの玄米揚穀機2を経由して摺落米風選部Bの吸引フア
ン16が駆動されることを特徴とする籾摺選別機の伝動
装置の構成としたものである。
【0005】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。まず、実施例の構成について説明する。この
籾摺選別機は、籾摺をする籾摺部A,籾摺部Aからの摺
落米を風選する摺落米風選部B,摺落米風選部Bでの風
選後の混合米を選別する混合米選別部C,穀粒を揚穀搬
送する揚穀搬送部Dにより構成されていて、籾摺部Aを
機体の前下部に配置し、籾摺部Aの一側部に揚穀搬送部
Dの混合米揚穀機1を配置し、後下部には混合米選別部
Cを、また、後上部には摺落米風選部Bを夫れ夫れ配置
し、機体の最後部に揚穀搬送部Dの玄米揚穀機2を配置
する構成である。
説明する。まず、実施例の構成について説明する。この
籾摺選別機は、籾摺をする籾摺部A,籾摺部Aからの摺
落米を風選する摺落米風選部B,摺落米風選部Bでの風
選後の混合米を選別する混合米選別部C,穀粒を揚穀搬
送する揚穀搬送部Dにより構成されていて、籾摺部Aを
機体の前下部に配置し、籾摺部Aの一側部に揚穀搬送部
Dの混合米揚穀機1を配置し、後下部には混合米選別部
Cを、また、後上部には摺落米風選部Bを夫れ夫れ配置
し、機体の最後部に揚穀搬送部Dの玄米揚穀機2を配置
する構成である。
【0006】籾摺部Aは、籾ホッパ3,籾摺ロール4,
4,拡散板(図示省略)の内装されている籾摺室5,摺
落米流下板6等で構成されていて、この摺落米流下板6
から流下した籾・玄米・籾殻の混合した摺落米は、摺落
米ラセン7で横方向一側部に搬送されて、揚穀搬送部D
のバケット型の混合米揚穀機1の下部に流入する構成で
ある。
4,拡散板(図示省略)の内装されている籾摺室5,摺
落米流下板6等で構成されていて、この摺落米流下板6
から流下した籾・玄米・籾殻の混合した摺落米は、摺落
米ラセン7で横方向一側部に搬送されて、揚穀搬送部D
のバケット型の混合米揚穀機1の下部に流入する構成で
ある。
【0007】次に、摺落米風選部Bについて説明する。
摺落米風選部Bを構成する摺落米風選箱体8の前側上部
には、摺落米ホッパ9を配置して、この摺落米ホッパ9
はバネ10で上下動自在に支持されていて、混合米揚穀
機1からの摺落米が供給される構成である。この摺落米
風選箱体8には、摺落米ホッパ9の下方を選別始端側と
し、後部上方に向けて斜設されている摺落米風選路11
が配置されていて、この摺落米風選路11の下方には、
粃米を受ける粃米受樋12,選別された摺落米を受ける
摺落米受樋13が設けられている。この摺落米ホッパ9
の流下口幅は、摺落米風選路11の横幅と略々同幅に構
成されていて、下方の摺落米風選路11の全横幅に摺落
米が落下供給される構成である。
摺落米風選部Bを構成する摺落米風選箱体8の前側上部
には、摺落米ホッパ9を配置して、この摺落米ホッパ9
はバネ10で上下動自在に支持されていて、混合米揚穀
機1からの摺落米が供給される構成である。この摺落米
風選箱体8には、摺落米ホッパ9の下方を選別始端側と
し、後部上方に向けて斜設されている摺落米風選路11
が配置されていて、この摺落米風選路11の下方には、
粃米を受ける粃米受樋12,選別された摺落米を受ける
摺落米受樋13が設けられている。この摺落米ホッパ9
の流下口幅は、摺落米風選路11の横幅と略々同幅に構
成されていて、下方の摺落米風選路11の全横幅に摺落
米が落下供給される構成である。
【0008】摺落米風選箱体8の吸気口14から流入し
た選別風及び圧風フアン15で発生した選別風は、摺落
米風選路11を始端側から終端側に流れて、吸引フアン
16,排塵筒17を経て機外へ排出される。粃米受樋1
2に選別された粃米は、粃米取出樋18で機体の一側に
取り出されたり、または、籾摺部Aへ還元されて再度籾
摺されるものであり、また、摺落米受樋11に受けられ
た摺落米は、摺落米流路19を経て下方の混合米選別部
Cへ送られる。摺落米風選箱体8に設けられている摺落
米ホッパ9は、バネ10により上下動自在に支持されて
いて、この摺落米ホッパ9と籾摺部A籾供給調節弁と
は、ロッドやアーム等の連動部材(図示省略)を介して
連動連結されていて、摺落米ホッパ9の摺落米の増減に
より摺落米ホッパ9が上下動すると、籾供給調節弁が関
連的に減増調節される構成である。
た選別風及び圧風フアン15で発生した選別風は、摺落
米風選路11を始端側から終端側に流れて、吸引フアン
16,排塵筒17を経て機外へ排出される。粃米受樋1
2に選別された粃米は、粃米取出樋18で機体の一側に
取り出されたり、または、籾摺部Aへ還元されて再度籾
摺されるものであり、また、摺落米受樋11に受けられ
た摺落米は、摺落米流路19を経て下方の混合米選別部
Cへ送られる。摺落米風選箱体8に設けられている摺落
米ホッパ9は、バネ10により上下動自在に支持されて
いて、この摺落米ホッパ9と籾摺部A籾供給調節弁と
は、ロッドやアーム等の連動部材(図示省略)を介して
連動連結されていて、摺落米ホッパ9の摺落米の増減に
より摺落米ホッパ9が上下動すると、籾供給調節弁が関
連的に減増調節される構成である。
【0009】次に、揺動選別装置20で構成されている
混合米選別部Cについて説明する。多段の揺動選別板2
1,21,…は、穀粒の流下方向である縦方向(図1の
紙面に直交する方向)及び縦方向に直交する選別方向で
ある横方向の2面とも傾斜した構成として、横方向を機
体の前後方向(図1の左右方向)に沿わせた状態で、摺
落米風選部BBの下方に配置されていて、揺動アーム2
2,22,…で横方向に斜上下の往復動をする構成であ
る。摺落米風選部BBの摺落米受樋13に選別された混
合米が、摺落米流路19,分配ケース23を経て、揺動
選別板21,21,…の縦方向の高い供給側で、且つ、
横方向の低い揺下側に構成されている供給口から、揺動
選別板21,21,…に供給される。揺動選別板21,
21,…の排出側には、玄米仕切板24及び籾仕切板2
5が設けられていて、揺動選別板21,21,…の横方
向揺上側の玄米分布流域,横方向中間部の混合米分布流
域及び横方向揺下側の籾分布流域に分布する穀粒が、夫
れ夫れ玄米仕切板24及び籾仕切板25で玄米,混合米
及び籾に仕切られ、玄米は玄米受樋26で後方へ送られ
て、揚穀搬送部Dの玄米揚穀機2の下部に流入し、玄米
揚穀機2で揚穀されて、機体後部から機外に取り出され
るものであり、また、玄米仕切板24と籾仕切板25と
で仕切られた混合米は、混合米受樋27,混合米流路を
流下して揚穀搬送部Dの混合米揚穀機1に流入して揚穀
され、摺落米ホッパ9,摺落米風選路11,摺落米受樋
13,摺落米流路19、分配ケース23を経て、摺落米
風選路11で再度風選された後に揺動選別板21,2
1,…に供給されて再選別されるものであり、籾仕切板
25で仕切られた籾は、籾受樋29から揚穀搬送部Dの
籾揚穀機30に流入して揚穀され、籾摺部Aに還元され
て、再度の籾摺がされる構成である。
混合米選別部Cについて説明する。多段の揺動選別板2
1,21,…は、穀粒の流下方向である縦方向(図1の
紙面に直交する方向)及び縦方向に直交する選別方向で
ある横方向の2面とも傾斜した構成として、横方向を機
体の前後方向(図1の左右方向)に沿わせた状態で、摺
落米風選部BBの下方に配置されていて、揺動アーム2
2,22,…で横方向に斜上下の往復動をする構成であ
る。摺落米風選部BBの摺落米受樋13に選別された混
合米が、摺落米流路19,分配ケース23を経て、揺動
選別板21,21,…の縦方向の高い供給側で、且つ、
横方向の低い揺下側に構成されている供給口から、揺動
選別板21,21,…に供給される。揺動選別板21,
21,…の排出側には、玄米仕切板24及び籾仕切板2
5が設けられていて、揺動選別板21,21,…の横方
向揺上側の玄米分布流域,横方向中間部の混合米分布流
域及び横方向揺下側の籾分布流域に分布する穀粒が、夫
れ夫れ玄米仕切板24及び籾仕切板25で玄米,混合米
及び籾に仕切られ、玄米は玄米受樋26で後方へ送られ
て、揚穀搬送部Dの玄米揚穀機2の下部に流入し、玄米
揚穀機2で揚穀されて、機体後部から機外に取り出され
るものであり、また、玄米仕切板24と籾仕切板25と
で仕切られた混合米は、混合米受樋27,混合米流路を
流下して揚穀搬送部Dの混合米揚穀機1に流入して揚穀
され、摺落米ホッパ9,摺落米風選路11,摺落米受樋
13,摺落米流路19、分配ケース23を経て、摺落米
風選路11で再度風選された後に揺動選別板21,2
1,…に供給されて再選別されるものであり、籾仕切板
25で仕切られた籾は、籾受樋29から揚穀搬送部Dの
籾揚穀機30に流入して揚穀され、籾摺部Aに還元され
て、再度の籾摺がされる構成である。
【0010】次に、図2及び図3に基づいて、伝動関係
について説明する。籾摺部Aの下部には、主モータ31
が配置されており、また、混合米揚穀機1の混合米ケー
ス32における下部混合米プーリ33駆動用の混合米下
軸34が設けられていて、この混合米下軸34の一端を
主モータ31側に延出されている。主モータ31の原動
プーリ35,35と籾摺ロール4,4側の籾摺プーリ3
6,36,に伝動ベルト37を掛け回して動力を伝達
し、籾摺プーリ36の主軸38に動力が伝達され、更に
主軸38から図示省略の籾摺伝動装置を経て籾摺ロール
4,4が互いに反対方向に回転される。主軸38の一端
に取り付けられている主軸プーリ39と混合米下軸34
の一端に取り付けられている下部混合米プ−リ33に伝
動ベルト40が巻き掛けられていて、主軸38から混合
米下軸34に動力が伝達されて、混合米揚穀機1が駆動
される。この混合米下軸34の他端に取り付けられてい
るプ−リ41,摺落米ラセン7のプ−リ42,混合米選
別部Cの混合米受樋43内に軸架されている混合米ラセ
ン44における一端に取付けられているプ−リ45,テ
ンションプーリ46に、伝動ベルト47を掛け回して、
主軸38,伝動ベルト40,下部混合米プ−リ33,混
合米下軸34を経て、混合米揚穀機1,混合米ラセン4
4が駆動され、この混合米ラセン44の他端部には、籾
揚穀機30側の揚穀翼(図示省略)が取付けられてい
て、籾揚穀機30にも同時に動力が伝達される構成であ
る。
について説明する。籾摺部Aの下部には、主モータ31
が配置されており、また、混合米揚穀機1の混合米ケー
ス32における下部混合米プーリ33駆動用の混合米下
軸34が設けられていて、この混合米下軸34の一端を
主モータ31側に延出されている。主モータ31の原動
プーリ35,35と籾摺ロール4,4側の籾摺プーリ3
6,36,に伝動ベルト37を掛け回して動力を伝達
し、籾摺プーリ36の主軸38に動力が伝達され、更に
主軸38から図示省略の籾摺伝動装置を経て籾摺ロール
4,4が互いに反対方向に回転される。主軸38の一端
に取り付けられている主軸プーリ39と混合米下軸34
の一端に取り付けられている下部混合米プ−リ33に伝
動ベルト40が巻き掛けられていて、主軸38から混合
米下軸34に動力が伝達されて、混合米揚穀機1が駆動
される。この混合米下軸34の他端に取り付けられてい
るプ−リ41,摺落米ラセン7のプ−リ42,混合米選
別部Cの混合米受樋43内に軸架されている混合米ラセ
ン44における一端に取付けられているプ−リ45,テ
ンションプーリ46に、伝動ベルト47を掛け回して、
主軸38,伝動ベルト40,下部混合米プ−リ33,混
合米下軸34を経て、混合米揚穀機1,混合米ラセン4
4が駆動され、この混合米ラセン44の他端部には、籾
揚穀機30側の揚穀翼(図示省略)が取付けられてい
て、籾揚穀機30にも同時に動力が伝達される構成であ
る。
【0011】混合米ラセン44の端部にはプ−リ48が
取付けられていて、このプ−リ48と揺動選別装置20
側における揺動軸の揺動プ−リ49との間に、伝動ベル
ト50を掛け回して、揺動プ−リ49に動力が伝達され
ている。このように、混合米揚穀機1の混合米ケース3
2に支持されている混合米下軸34が、摺落米ラセン
7,籾揚穀機30,揺動選別装置20への動力伝動装置
を兼用しているので、構成の簡素化を図ることができ、
また、籾揚穀機30の揚穀翼が揺動選別装置20で選別
された混合米を循環搬送する混合米ラセン44で駆動さ
れる構成であるので、伝動構成が簡素化されている。
取付けられていて、このプ−リ48と揺動選別装置20
側における揺動軸の揺動プ−リ49との間に、伝動ベル
ト50を掛け回して、揺動プ−リ49に動力が伝達され
ている。このように、混合米揚穀機1の混合米ケース3
2に支持されている混合米下軸34が、摺落米ラセン
7,籾揚穀機30,揺動選別装置20への動力伝動装置
を兼用しているので、構成の簡素化を図ることができ、
また、籾揚穀機30の揚穀翼が揺動選別装置20で選別
された混合米を循環搬送する混合米ラセン44で駆動さ
れる構成であるので、伝動構成が簡素化されている。
【0012】揺動軸51の端部に取付けられているプ−
リ52と、玄米揚穀機2の下部ロ−ラ53駆動用のプ−
リ54とに、伝動ベルト37を掻け回して、玄米揚穀機
2に動力が伝達される構成とし、更に、玄米揚穀機2の
下部ロ−ラ53及び上部ローラ56に巻き掻けられてい
るバケット付きベルト57を経由して、玄米揚穀機2の
上部ローラ56が駆動される構成とし、上部ローラ56
の軸部に取付けられているプ−リ58と、摺落米風選部
Bの吸引フアン16駆動用のプ−リ59とに、伝動ベル
ト60を掻け回して吸引フアン16が駆動される構成と
して、揺動選別装置20,玄米揚穀機2を経由して、吸
引フアン16に動力が伝達されようにし構成の簡素化を
図っている。
リ52と、玄米揚穀機2の下部ロ−ラ53駆動用のプ−
リ54とに、伝動ベルト37を掻け回して、玄米揚穀機
2に動力が伝達される構成とし、更に、玄米揚穀機2の
下部ロ−ラ53及び上部ローラ56に巻き掻けられてい
るバケット付きベルト57を経由して、玄米揚穀機2の
上部ローラ56が駆動される構成とし、上部ローラ56
の軸部に取付けられているプ−リ58と、摺落米風選部
Bの吸引フアン16駆動用のプ−リ59とに、伝動ベル
ト60を掻け回して吸引フアン16が駆動される構成と
して、揺動選別装置20,玄米揚穀機2を経由して、吸
引フアン16に動力が伝達されようにし構成の簡素化を
図っている。
【0013】なお、図5に示すように、混合米ラセン4
4の軸部に取付けられているプ−リ48から伝動ベルト
60を介して玄米揚穀機2の下部ロ−ラ53駆動用のプ
−リ54に動力を伝達する構成としてもよく、また、図
6に示すように、摺落米風選部BBの下部には、第2モ
−タ61を設けて、第2モータ61の原動プ−リ62と
吸引フアン16のプ−リ59とに伝動ベルト63を掻け
回して伝導するようにすると、籾摺選別機の他の構成部
分とは無関係に摺落米風選部Bの選別風力を調節でき
る。
4の軸部に取付けられているプ−リ48から伝動ベルト
60を介して玄米揚穀機2の下部ロ−ラ53駆動用のプ
−リ54に動力を伝達する構成としてもよく、また、図
6に示すように、摺落米風選部BBの下部には、第2モ
−タ61を設けて、第2モータ61の原動プ−リ62と
吸引フアン16のプ−リ59とに伝動ベルト63を掻け
回して伝導するようにすると、籾摺選別機の他の構成部
分とは無関係に摺落米風選部Bの選別風力を調節でき
る。
【0014】次に、図7について説明する。摺落米風選
箱8を、吸引フアン16の部分である吸引選別箱部8a
とそれ以外の主選別箱部8bとに分割構成し、吸引選別
箱部8aの後下部をピン64で軸支して、図7の実線で
示す一体的に組み立てられた状態と、仮想線で示すよう
に吸引選別箱部8aを後下方に回動して、主選別箱部8
bの摺落米風選路11が開口した状態とに変更できる構
成とし、摺落米風選箱8の内部の点検清掃を容易として
いる。
箱8を、吸引フアン16の部分である吸引選別箱部8a
とそれ以外の主選別箱部8bとに分割構成し、吸引選別
箱部8aの後下部をピン64で軸支して、図7の実線で
示す一体的に組み立てられた状態と、仮想線で示すよう
に吸引選別箱部8aを後下方に回動して、主選別箱部8
bの摺落米風選路11が開口した状態とに変更できる構
成とし、摺落米風選箱8の内部の点検清掃を容易として
いる。
【0015】次に、図8及び図9について説明する。吸
引選別箱部8aにはフアン軸65を軸支し、このフアン
軸65の左・右幅方向の中央部に吸引フアン16を支持
し、この吸引フアン16をフアンケース66でカバ−
し、フアンケース66の左右吸引部66a(図9の一方
の吸引部は図示省略)を経由して摺落米風選路11から
の選別風が吸引される構成としている。また、この吸引
ケース66は、吸引選別箱部8aの左右横方向中央部に
構成されている側面視円形のガイド67によりフアン軸
65を中心として回動自在に支持されていて、図8の実
線で示すように排塵筒17が上方を向いた状態から、仮
想線で示すように排塵筒17が後方を向く状態の、略々
90度回動調節できる構成として、排塵の自由度の向上
を図っている。
引選別箱部8aにはフアン軸65を軸支し、このフアン
軸65の左・右幅方向の中央部に吸引フアン16を支持
し、この吸引フアン16をフアンケース66でカバ−
し、フアンケース66の左右吸引部66a(図9の一方
の吸引部は図示省略)を経由して摺落米風選路11から
の選別風が吸引される構成としている。また、この吸引
ケース66は、吸引選別箱部8aの左右横方向中央部に
構成されている側面視円形のガイド67によりフアン軸
65を中心として回動自在に支持されていて、図8の実
線で示すように排塵筒17が上方を向いた状態から、仮
想線で示すように排塵筒17が後方を向く状態の、略々
90度回動調節できる構成として、排塵の自由度の向上
を図っている。
【0016】次に、図10について説明する。摺落米風
選箱8を、吸引フアン16の部分である吸引選別箱部8
aとそれ以外の主選別箱部8bとに分割構成し、吸引選
別箱部8aの後下部をピン64で軸支して回動できる構
成は、図8と同様である。主選別箱部8bの後下部に、
吸引フアン16駆動用の第2モ−タ61を取り付け、摺
落米風選路11の下方に設けられている粃米受樋12に
は、粃米ラセン68を回転自在に支持し、この粃米ラセ
ン68のプ−リ69と第2モ−タ61の原動プ−リ62
との間に、伝動ベルト70を掛け回し、また、粃米ラセ
ン68のプ−リ71とフアン軸65のプ−リ72との間
に、伝動ベルト73を掛け回し、この伝動ベルト73に
テンションプーリ74をバネ75で圧接する構成であ
る。従って、吸引選別箱部8aを実線の組み立て状態か
ら仮想線のように回動しても、伝動ベルト73をプ−リ
に巻き掛けたままでできて、摺落米風選部Bの点検整備
が容易となる。
選箱8を、吸引フアン16の部分である吸引選別箱部8
aとそれ以外の主選別箱部8bとに分割構成し、吸引選
別箱部8aの後下部をピン64で軸支して回動できる構
成は、図8と同様である。主選別箱部8bの後下部に、
吸引フアン16駆動用の第2モ−タ61を取り付け、摺
落米風選路11の下方に設けられている粃米受樋12に
は、粃米ラセン68を回転自在に支持し、この粃米ラセ
ン68のプ−リ69と第2モ−タ61の原動プ−リ62
との間に、伝動ベルト70を掛け回し、また、粃米ラセ
ン68のプ−リ71とフアン軸65のプ−リ72との間
に、伝動ベルト73を掛け回し、この伝動ベルト73に
テンションプーリ74をバネ75で圧接する構成であ
る。従って、吸引選別箱部8aを実線の組み立て状態か
ら仮想線のように回動しても、伝動ベルト73をプ−リ
に巻き掛けたままでできて、摺落米風選部Bの点検整備
が容易となる。
【0017】次に、図11について説明する。摺落米風
選箱8の主選別箱部8bには、摺落米ホッパ9が上下動
自在に支持されている。主選別箱部8bには、調節棒7
6が回転自在に支持されていて、この調節棒76のネジ
部に摺落米ホッパ9の筒部77,77をネジ嵌合し、ハ
ンドル78を正転あるいは逆転することにより、摺落米
ホッパ9を横方向に移動調節し、摺落米の落下位置と摺
落米風選路11との関係位置を調節できる構成としてい
る。なお、この調節棒76の摺落米ホッパ9の内部に位
置している部分に、攪拌体(図示省略)を取り付けた構
成としておくと、調節棒76を回転することにより、摺
落米ホッパ9内の空洞化現象を無くすことができる。
選箱8の主選別箱部8bには、摺落米ホッパ9が上下動
自在に支持されている。主選別箱部8bには、調節棒7
6が回転自在に支持されていて、この調節棒76のネジ
部に摺落米ホッパ9の筒部77,77をネジ嵌合し、ハ
ンドル78を正転あるいは逆転することにより、摺落米
ホッパ9を横方向に移動調節し、摺落米の落下位置と摺
落米風選路11との関係位置を調節できる構成としてい
る。なお、この調節棒76の摺落米ホッパ9の内部に位
置している部分に、攪拌体(図示省略)を取り付けた構
成としておくと、調節棒76を回転することにより、摺
落米ホッパ9内の空洞化現象を無くすことができる。
【0018】次に、図12について説明する。摺落米風
選箱8には、摺落米ホッパ9がバネにより上下動自在に
支持されていて、摺落米風選路11の終端部に設けられ
ている開閉調節自在の風力調節弁79と、摺落米ホッパ
9とを、連動部材80を介して関連的に構成し、摺落米
ホッパ9内の摺落米が増加して、摺落米ホッパ9が下動
し摺落米風選路11への摺落米の供給量が増加すると、
風力調節弁79が閉鎖側に調節されて、選別風が強くな
り、混合米への籾殻の混入を防止して選別性能が安定
し、また、摺落米が減少して摺落米ホッパ9が上動し摺
落米風選路11への摺落米の供給量が減少すると、風力
調節弁79が開口側に調節されて選別風が弱くなり、混
合米の飛散を防止して選別性能を安定させることができ
る。
選箱8には、摺落米ホッパ9がバネにより上下動自在に
支持されていて、摺落米風選路11の終端部に設けられ
ている開閉調節自在の風力調節弁79と、摺落米ホッパ
9とを、連動部材80を介して関連的に構成し、摺落米
ホッパ9内の摺落米が増加して、摺落米ホッパ9が下動
し摺落米風選路11への摺落米の供給量が増加すると、
風力調節弁79が閉鎖側に調節されて、選別風が強くな
り、混合米への籾殻の混入を防止して選別性能が安定
し、また、摺落米が減少して摺落米ホッパ9が上動し摺
落米風選路11への摺落米の供給量が減少すると、風力
調節弁79が開口側に調節されて選別風が弱くなり、混
合米の飛散を防止して選別性能を安定させることができ
る。
【0019】次に、図13について説明する。摺落米風
選箱8には、摺落米ホッパ9がバネ10により上下動自
在に支持されていて、摺落米風選路11の終端部に設け
られている吸引フアン16の内装されているフアンケー
ス66との間は、風力調節弁79付きの吸塵路81で連
通されている。従って、吸塵路81の風力調節弁79を
調節することにより、摺落米ホッパ9内の塵埃を除去し
ながら摺落米風選路11の風力調節をすることができ
る。
選箱8には、摺落米ホッパ9がバネ10により上下動自
在に支持されていて、摺落米風選路11の終端部に設け
られている吸引フアン16の内装されているフアンケー
ス66との間は、風力調節弁79付きの吸塵路81で連
通されている。従って、吸塵路81の風力調節弁79を
調節することにより、摺落米ホッパ9内の塵埃を除去し
ながら摺落米風選路11の風力調節をすることができ
る。
【0020】次に、図1乃至図4に示す実施例の作用に
ついて説明する。主モータ31が駆動されると、主モー
タ31の原動プ−リ35から伝動ベルト37を経て、籾
摺ロール4側の籾摺プ−リ36に動力が伝達されて、つ
いで図示省略の籾摺伝動装置で籾摺ロール4,4が互い
に反対方向に駆動され、また、主軸38の主軸プ−リ3
9から伝動ベルト40を経て混合米下軸34のプ−リ3
3に動力が伝達され、ついで、混合米下軸34、プーリ
41、伝動ベルト47を経て,混合米受樋43の混合米
ラセン44,摺落米ラセン7のプ−リ42に動力が伝達
されて、摺落米ラセン7,籾揚穀機30が駆動される。
ついで、混合米ラセン44のプ−リ45から伝動ベルト
50を経て揺動選別装置20の揺動軸51のプ−リ49
に動力が伝達され、ついで、揺動軸51のプ−リ52か
ら伝動ベルト55を経て玄米揚穀機2のプ−リ54に動
力が伝達される。ついで、玄米揚穀機2のバケット付き
ベルト57,玄米揚穀機2の上部のプ−リ56,伝動ベ
ルト57,プ−リ58を経て吸引フアン16へ動力が伝
達されて、籾摺選別機の回転各部が駆動される。このよ
うに、籾摺部Aの近傍に設置されている主モータ31か
ら離れた位置にある摺落米風選部Bの吸引フアン16を
駆動するにあたり、籾摺部Aを駆動する伝動ベルト3
7,玄米揚穀機2を駆動する伝動ベルト55,玄米揚穀
機2のバケット付きベルト57及び玄米揚穀機2の上部
から吸引フアン16へ動力を伝達する伝動ベルト60を
経由して、吸引フアン16に動力を伝達しているので、
主モータ31から特別の伝動ベルトで吸引フアン16に
動力を伝達するものに比較して伝動構成の簡素化を図る
ことができる。
ついて説明する。主モータ31が駆動されると、主モー
タ31の原動プ−リ35から伝動ベルト37を経て、籾
摺ロール4側の籾摺プ−リ36に動力が伝達されて、つ
いで図示省略の籾摺伝動装置で籾摺ロール4,4が互い
に反対方向に駆動され、また、主軸38の主軸プ−リ3
9から伝動ベルト40を経て混合米下軸34のプ−リ3
3に動力が伝達され、ついで、混合米下軸34、プーリ
41、伝動ベルト47を経て,混合米受樋43の混合米
ラセン44,摺落米ラセン7のプ−リ42に動力が伝達
されて、摺落米ラセン7,籾揚穀機30が駆動される。
ついで、混合米ラセン44のプ−リ45から伝動ベルト
50を経て揺動選別装置20の揺動軸51のプ−リ49
に動力が伝達され、ついで、揺動軸51のプ−リ52か
ら伝動ベルト55を経て玄米揚穀機2のプ−リ54に動
力が伝達される。ついで、玄米揚穀機2のバケット付き
ベルト57,玄米揚穀機2の上部のプ−リ56,伝動ベ
ルト57,プ−リ58を経て吸引フアン16へ動力が伝
達されて、籾摺選別機の回転各部が駆動される。このよ
うに、籾摺部Aの近傍に設置されている主モータ31か
ら離れた位置にある摺落米風選部Bの吸引フアン16を
駆動するにあたり、籾摺部Aを駆動する伝動ベルト3
7,玄米揚穀機2を駆動する伝動ベルト55,玄米揚穀
機2のバケット付きベルト57及び玄米揚穀機2の上部
から吸引フアン16へ動力を伝達する伝動ベルト60を
経由して、吸引フアン16に動力を伝達しているので、
主モータ31から特別の伝動ベルトで吸引フアン16に
動力を伝達するものに比較して伝動構成の簡素化を図る
ことができる。
【0021】籾摺選別機で籾摺選別作業をする場合に
は、機体の回転各部を駆動し、籾ホッパ3に籾を供給
し、籾摺部Aの籾供給調節弁(図示省略)を開けると、
籾が籾摺ロール4,4に供給され、互いに反対方向に回
転している籾摺ロール4,4で籾摺され、拡散板(図示
省略)で拡散された摺落米は摺落米流下板6上を流下
し、次いで、籾・玄米・籾殻の混合している摺落米は、
摺落米ラセン7で横側方に搬送されて、揚穀搬送部Dの
混合米揚穀機1の下部に流入し、揚穀されて摺落米ホッ
パ9に供給される。
は、機体の回転各部を駆動し、籾ホッパ3に籾を供給
し、籾摺部Aの籾供給調節弁(図示省略)を開けると、
籾が籾摺ロール4,4に供給され、互いに反対方向に回
転している籾摺ロール4,4で籾摺され、拡散板(図示
省略)で拡散された摺落米は摺落米流下板6上を流下
し、次いで、籾・玄米・籾殻の混合している摺落米は、
摺落米ラセン7で横側方に搬送されて、揚穀搬送部Dの
混合米揚穀機1の下部に流入し、揚穀されて摺落米ホッ
パ9に供給される。
【0022】ついで、摺落米は摺落米ホッパ9から流下
し、下方の摺落米風選路11の幅全体に落下し、摺落米
風選路11を流れている選別風により選別され、軽い籾
殻は摺落米風選路11の終端側に流れて、吸引フアン1
6及び排塵筒17を経て機外に排出され、また、比較的
軽い粃米は粃米受樋12に落下選別され、また、重い籾
・玄米の混合米は摺落米受樋13に流下選別され、つい
で、摺落米流路19,分配ケース23を経由して、揺動
選別板21,21,…に供給される。
し、下方の摺落米風選路11の幅全体に落下し、摺落米
風選路11を流れている選別風により選別され、軽い籾
殻は摺落米風選路11の終端側に流れて、吸引フアン1
6及び排塵筒17を経て機外に排出され、また、比較的
軽い粃米は粃米受樋12に落下選別され、また、重い籾
・玄米の混合米は摺落米受樋13に流下選別され、つい
で、摺落米流路19,分配ケース23を経由して、揺動
選別板21,21,…に供給される。
【0023】このようにして、揺動選別板21,21,
…に供給された混合米は、揺動アーム22,22,…の
横方向斜上下の往復揺動により、粒形の大小,比重の大
小あるいは摩擦抵抗の差異等により選別されて、横方向
の揺上側である玄米分布流域に偏流分布した玄米は、玄
米仕切板24で仕切られて取り出されて、玄米受樋26
を経て玄米揚穀機2の下部に流入し、玄米揚穀機2で揚
穀されて機外に取り出され、また、揺動選別板21,2
1、…の横方向中間部である混合米分布流域に偏流分布
した混合米は、玄米仕切板24と籾仕切板25とで仕切
られて取り出され、ついで、混合米は混合米受樋27等
を経て混合米揚穀機1の下部に流入して揚穀され、摺落
米ホッパ9,摺落米風選路11,摺落米受樋13,摺落
米流路19,分配ケース23を経て、摺落米風選路11
で再度風選された後に、揺動選別板21,21,…に供
給されて再選別され、また、揺動選別板21,21,…
の横方向揺下側の籾米分布流域に偏流分布した籾米は、
籾仕切板25で仕切られて取り出され、籾揚穀機30を
経て籾摺部Aに揚穀還元されて再度籾摺される。
…に供給された混合米は、揺動アーム22,22,…の
横方向斜上下の往復揺動により、粒形の大小,比重の大
小あるいは摩擦抵抗の差異等により選別されて、横方向
の揺上側である玄米分布流域に偏流分布した玄米は、玄
米仕切板24で仕切られて取り出されて、玄米受樋26
を経て玄米揚穀機2の下部に流入し、玄米揚穀機2で揚
穀されて機外に取り出され、また、揺動選別板21,2
1、…の横方向中間部である混合米分布流域に偏流分布
した混合米は、玄米仕切板24と籾仕切板25とで仕切
られて取り出され、ついで、混合米は混合米受樋27等
を経て混合米揚穀機1の下部に流入して揚穀され、摺落
米ホッパ9,摺落米風選路11,摺落米受樋13,摺落
米流路19,分配ケース23を経て、摺落米風選路11
で再度風選された後に、揺動選別板21,21,…に供
給されて再選別され、また、揺動選別板21,21,…
の横方向揺下側の籾米分布流域に偏流分布した籾米は、
籾仕切板25で仕切られて取り出され、籾揚穀機30を
経て籾摺部Aに揚穀還元されて再度籾摺される。
【0024】
【発明の効果】この発明は、籾摺部Aから比較的離れて
いる摺落米風選部Bの吸引フアン16に主モータ31か
ら動力を伝達するにあたり、主モータ31から混合米選
別部C、玄米揚穀機2駆動用のプ−リ54,玄米揚穀機
2のバケット付きベルト57を経由して、玄米揚穀機2
の上部から摺落米風選部Bの吸引フアン16へ動力が伝
達されるので、主モ−タから吸引フアンを直接駆動する
従来装置に比較して、伝動構成の簡素化及びカバ−構成
の簡素化を図ることができる。
いる摺落米風選部Bの吸引フアン16に主モータ31か
ら動力を伝達するにあたり、主モータ31から混合米選
別部C、玄米揚穀機2駆動用のプ−リ54,玄米揚穀機
2のバケット付きベルト57を経由して、玄米揚穀機2
の上部から摺落米風選部Bの吸引フアン16へ動力が伝
達されるので、主モ−タから吸引フアンを直接駆動する
従来装置に比較して、伝動構成の簡素化及びカバ−構成
の簡素化を図ることができる。
【図1】切断側面図
【図2】切断側面図
【図3】切断正面図
【図4】伝動関係を示す平面図
【図5】切断側面図
【図6】切断側面図
【図7】切断側面図
【図8】切断側面図
【図9】切断正面図
【図10】側面図
【図11】切断正面図
【図12】切断側面図
【図13】切断側面図
A 籾摺部 B 摺落米風選部 C 混合米選別部 D 揚穀搬送部 1 混合米揚穀機 2 玄米揚穀機 3 籾ホッパ 4 籾摺ロール 5 籾摺室 6 摺落米流下板 7 摺落米ラセン 8 摺落米風選箱 8a 吸引選別箱部 8b 主選別箱部 9 摺落米ホッパ 10 バネ 11 摺落米風選路 12 粃米受樋 13 摺落米受樋 14 吸気口 15 圧風フアン 16 吸引フアン 17 排塵筒 18 粃米ラセン 19 摺落米流路 20 揺動選別装置 21 揺動選別板 22 揺動アーム 23 分配ケース 24 玄米仕切板 25 籾仕切板 26 玄米受樋 27 混合米受樋 29 籾受樋 30 籾揚穀機 31 主モータ 32 混合米ケース 33 下部混合米プーリ 34 混合米下軸 35 原動プ−リ 36 籾摺プ−リ 37 伝動ベルト 38 主軸 39 主軸プ−リ 40 伝動ベルト 41 プ−リ 42 プ−リ 43 混合米受樋 44 混合米ラセン 45 プ−リ 46 テンションプ−リ 47 伝動ベルト 48 プ−リ 49 揺動プ−リ 50 伝動ベルト 51 揺動軸 52 プ−リ 53 下部ロ−ラ 54 プ−リ 55 伝動ベルト 56 上部ロ−ラ 57 バケット付きベルト 58 プ−リ 59 プ−リ 60 伝動ベルト 61 第2モータ 62 原動プ−リ 63 伝動ベルト 64 ピン 65 フアン軸 66 フアンケース 66a 左・右吸引部 67 ガイド 68 粃米ラセン 69 プ−リ 70 伝動ベルト 71 プ−リ 72 プ−リ 73 伝動ベルト 74 テンションプーリ 75 バネ 76 調節棒 77 筒部 78 ハンドル 79 風力調節弁 80 連動部材 81 吸塵路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 通和 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 垣添 国博 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内
Claims (1)
- 【請求項1】 籾摺をする籾摺部A,籾摺部Aからの摺
落米を風選する摺落米風選部B,籾・玄米の混合米を選
別する混合米選別部C及び揚穀搬送部Dから構成されて
いる籾摺選別機であつて、籾摺部Aを駆動する主モータ
31から混合米選別部C,揚穀搬送部Dの玄米揚穀機2
を経由して摺落米風選部Bの吸引フアン16が駆動され
ることを特徴とする籾摺選別機の伝動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31673391A JPH05146693A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 籾摺選別機の伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31673391A JPH05146693A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 籾摺選別機の伝動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05146693A true JPH05146693A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18080299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31673391A Pending JPH05146693A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 籾摺選別機の伝動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05146693A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108325858A (zh) * | 2018-01-16 | 2018-07-27 | 莱歇研磨机械制造(上海)有限公司 | 一种选粉机驱动设备 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP31673391A patent/JPH05146693A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108325858A (zh) * | 2018-01-16 | 2018-07-27 | 莱歇研磨机械制造(上海)有限公司 | 一种选粉机驱动设备 |
CN108325858B (zh) * | 2018-01-16 | 2024-04-16 | 莱歇研磨机械制造(上海)有限公司 | 一种选粉机驱动设备 |
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