JPH0970572A - 籾摺選別機の仕切板移動制御装置 - Google Patents
籾摺選別機の仕切板移動制御装置Info
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- JPH0970572A JPH0970572A JP22825095A JP22825095A JPH0970572A JP H0970572 A JPH0970572 A JP H0970572A JP 22825095 A JP22825095 A JP 22825095A JP 22825095 A JP22825095 A JP 22825095A JP H0970572 A JPH0970572 A JP H0970572A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】玄米仕切板の移動制御が円滑、確実に行われる
ようにする。 【構成】多段に配設せる揺動選別板17,17,…の排
出側に対向して設けられていて制御モ−タM1の左右方
向に回動するアーム37により左右方向に移動制御可能
に構成された玄米仕切板20であって、上下一対のガイ
ドレ−ル30,30と上下複数のロ−ラ31,31、3
2,32とで移動自在に架設支持してあることを特徴と
する。
ようにする。 【構成】多段に配設せる揺動選別板17,17,…の排
出側に対向して設けられていて制御モ−タM1の左右方
向に回動するアーム37により左右方向に移動制御可能
に構成された玄米仕切板20であって、上下一対のガイ
ドレ−ル30,30と上下複数のロ−ラ31,31、3
2,32とで移動自在に架設支持してあることを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、籾摺選別機における
揺動選別装置の玄米仕切板移動制御装置に関するもので
ある。
揺動選別装置の玄米仕切板移動制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、玄米仕切板を正逆転駆動されるベ
ルトによって移動制御する技術は知られている。(例え
ば、特開昭59−196787号公報参照)
ルトによって移動制御する技術は知られている。(例え
ば、特開昭59−196787号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術のもの
では、ベルトの弛みなどによって正確に移動し難く、構
成も複雑になる問題があった。本発明は、従来技術の問
題点を解消することを目的とする。この目的達成のた
め、次のような技術的手段を講じた。
では、ベルトの弛みなどによって正確に移動し難く、構
成も複雑になる問題があった。本発明は、従来技術の問
題点を解消することを目的とする。この目的達成のた
め、次のような技術的手段を講じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明にかかる
籾摺選別機の仕切板移動制御装置は、多段に配設せる揺
動選別板17,17,…の排出側に対向して設けられて
いて制御モ−タM1の左右方向に回動するアーム37に
より左右方向に移動制御可能に構成された玄米仕切板2
0であって、第1の特徴構成は、上下一対のガイドレ−
ル30,30と上下複数のロ−ラ31,31及び32、
32とで移動自在に架設支持してある点にあり、第2の
特徴構成は、前記玄米仕切板20を移動制御する制御モ
−タM1を、玄米受樋23と混合米受樋25との接合部
における下方空間内に配置してある点にある。
籾摺選別機の仕切板移動制御装置は、多段に配設せる揺
動選別板17,17,…の排出側に対向して設けられて
いて制御モ−タM1の左右方向に回動するアーム37に
より左右方向に移動制御可能に構成された玄米仕切板2
0であって、第1の特徴構成は、上下一対のガイドレ−
ル30,30と上下複数のロ−ラ31,31及び32、
32とで移動自在に架設支持してある点にあり、第2の
特徴構成は、前記玄米仕切板20を移動制御する制御モ
−タM1を、玄米受樋23と混合米受樋25との接合部
における下方空間内に配置してある点にある。
【0005】
【作用】揺動選別板17,17,…に供給された混合米
は、該選別板の横方向斜上下の往復揺動により選別され
て、横方向の揺上側に偏流分布した玄米は、玄米仕切板
20で仕切られて取り出され、玄米流し板22、玄米受
樋23を経て、玄米揚穀機Eで揚穀されて機外に取り出
される。
は、該選別板の横方向斜上下の往復揺動により選別され
て、横方向の揺上側に偏流分布した玄米は、玄米仕切板
20で仕切られて取り出され、玄米流し板22、玄米受
樋23を経て、玄米揚穀機Eで揚穀されて機外に取り出
される。
【0006】玄米仕切板20は、上下一対のガイドレ−
ル30,30と上下複数のロ−ラ31,31、32,3
2とによって支持され、制御モ−タM1の左右方向に回
動するアーム37により左右方向に移動制御される。制
御モ−タを玄米受樋と混合米受樋との接合部における下
方空間内に配置すると、これら受樋の下方空間を有効利
用することができる。
ル30,30と上下複数のロ−ラ31,31、32,3
2とによって支持され、制御モ−タM1の左右方向に回
動するアーム37により左右方向に移動制御される。制
御モ−タを玄米受樋と混合米受樋との接合部における下
方空間内に配置すると、これら受樋の下方空間を有効利
用することができる。
【0007】
【発明の効果】従って、この発明によれば、上下一対の
ガイドレ−ルに対して、ロ−ラを上下に複数個づつ設け
るので、ロ−ラのセット位置の調整により、仕切板のガ
タ、傾きを極力抑えることができ、仕切板の作動が円滑
に、且つ確実に行い得るものである。
ガイドレ−ルに対して、ロ−ラを上下に複数個づつ設け
るので、ロ−ラのセット位置の調整により、仕切板のガ
タ、傾きを極力抑えることができ、仕切板の作動が円滑
に、且つ確実に行い得るものである。
【0008】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。まず、図1に基づき、籾摺選別機の構成につ
いて説明する。この籾摺選別機は、籾摺をする籾摺部A
を上部に、籾摺部Aからの摺落米を風選する摺落米風選
部Bを下部に、混合米を籾・玄米に分離選別する揺動選
別装置型の混合米選別部Cを横側部に夫れ夫れ配置し、
また、機体の左右横方向の中間後側部には、混合米揚穀
機Dを配置し、混合米選別部Cの右側方には、玄米揚穀
機Eを配置している。
説明する。まず、図1に基づき、籾摺選別機の構成につ
いて説明する。この籾摺選別機は、籾摺をする籾摺部A
を上部に、籾摺部Aからの摺落米を風選する摺落米風選
部Bを下部に、混合米を籾・玄米に分離選別する揺動選
別装置型の混合米選別部Cを横側部に夫れ夫れ配置し、
また、機体の左右横方向の中間後側部には、混合米揚穀
機Dを配置し、混合米選別部Cの右側方には、玄米揚穀
機Eを配置している。
【0009】籾摺部Aは、籾ホッパ6、籾摺ロ−ル1,
1、籾摺室7等で構成されている。摺落米風選部Bは、
摺落米風選箱体8、選別始端側が右側部低位に位置し
て、且つ、終端側ほど順次高位になるように斜設されて
いる摺落米選別風路2、籾摺ロ−ル1の下方に斜設され
た逆八字型の主副流穀板3,4、主流穀板3からの流下
穀粒を受けて風選する風選棚5、風路下壁の選別棚9、
2番(粃)受棚10、機体の左側上部に位置している吸
引排塵機11、摺落米受樋12、2番(粃)受樋13等
で構成されている。摺落米受樋12の底部には移送ラセ
ン14が設けられ、摺落米受樋12の搬送終端側には混
合米揚穀機Dが連通配置されていて、混合米揚穀機Dで
揚穀された混合米は、混合米選別部Cの混合米ホッパ1
5に供給される構成である。
1、籾摺室7等で構成されている。摺落米風選部Bは、
摺落米風選箱体8、選別始端側が右側部低位に位置し
て、且つ、終端側ほど順次高位になるように斜設されて
いる摺落米選別風路2、籾摺ロ−ル1の下方に斜設され
た逆八字型の主副流穀板3,4、主流穀板3からの流下
穀粒を受けて風選する風選棚5、風路下壁の選別棚9、
2番(粃)受棚10、機体の左側上部に位置している吸
引排塵機11、摺落米受樋12、2番(粃)受樋13等
で構成されている。摺落米受樋12の底部には移送ラセ
ン14が設けられ、摺落米受樋12の搬送終端側には混
合米揚穀機Dが連通配置されていて、混合米揚穀機Dで
揚穀された混合米は、混合米選別部Cの混合米ホッパ1
5に供給される構成である。
【0010】次に、揺動選別装置16で構成されている
混合米選別部Cについて説明する。多段の揺動選別板1
7,17,…の板面には、選別用の凹凸が多数設けられ
ていて、揺動選別板17,17,…の高位側の供給側か
ら低位側の排出側に向かう前後方向に傾斜させて、穀粒
が流下する構成とし、また、選別方向である左右横方向
にも傾斜させて、一側の揺上側を高く、他側の揺下側を
低く構成し、揺動選別板17,17,…の排出側を選別
済穀粒の排出開放部としている。そして、この多段の揺
動選別板17,17…を揺動ア−ム(図示省略)で横方
向に斜上下に往復揺動する構成としてある。
混合米選別部Cについて説明する。多段の揺動選別板1
7,17,…の板面には、選別用の凹凸が多数設けられ
ていて、揺動選別板17,17,…の高位側の供給側か
ら低位側の排出側に向かう前後方向に傾斜させて、穀粒
が流下する構成とし、また、選別方向である左右横方向
にも傾斜させて、一側の揺上側を高く、他側の揺下側を
低く構成し、揺動選別板17,17,…の排出側を選別
済穀粒の排出開放部としている。そして、この多段の揺
動選別板17,17…を揺動ア−ム(図示省略)で横方
向に斜上下に往復揺動する構成としてある。
【0011】混合米ホッパ15に供給された混合米は、
分配供給樋18,分配ケ−ス19を経て、揺動選別板1
7,17,…の前後方向の高い供給側で、且つ、横方向
の高い揺上側に構成されている供給口(図示省略)か
ら、揺動選別板17,17,…に夫れ夫れ供給される。
揺動選別板17,17,…の排出側に対向して、玄米仕
切板20及び籾仕切板21が設けられていて、揺動選別
板17,17,…の横方向の揺上側に偏流分布した玄
米,横方向中間部に偏流分布した混合米,横方向揺下側
に偏流分布した籾が、夫れ夫れ玄米仕切板20及び籾仕
切板21で仕切られて取り出される構成である。
分配供給樋18,分配ケ−ス19を経て、揺動選別板1
7,17,…の前後方向の高い供給側で、且つ、横方向
の高い揺上側に構成されている供給口(図示省略)か
ら、揺動選別板17,17,…に夫れ夫れ供給される。
揺動選別板17,17,…の排出側に対向して、玄米仕
切板20及び籾仕切板21が設けられていて、揺動選別
板17,17,…の横方向の揺上側に偏流分布した玄
米,横方向中間部に偏流分布した混合米,横方向揺下側
に偏流分布した籾が、夫れ夫れ玄米仕切板20及び籾仕
切板21で仕切られて取り出される構成である。
【0012】このようにして仕切られた玄米は、玄米流
し板22、玄米受樋23を経て、側方の玄米揚穀機Eか
ら機外に取り出される。また、玄米仕切板20及び籾仕
切板21で仕切られた混合米は、混合米流し板24、混
合米受樋25、摺落米受樋12、混合米揚穀機D、混合
米ホッパ15、分配供給樋18、分配ケ−ス19を経
て、再度揺動選別板17,17,…に供給されて、再選
別される。また、籾仕切板21で仕切られた籾は、籾流
し板26から籾受樋27、籾揚穀機(籾スロワ)28、
籾ホッパ6を経由して、籾摺室7に還元され、再度籾摺
される構成である。
し板22、玄米受樋23を経て、側方の玄米揚穀機Eか
ら機外に取り出される。また、玄米仕切板20及び籾仕
切板21で仕切られた混合米は、混合米流し板24、混
合米受樋25、摺落米受樋12、混合米揚穀機D、混合
米ホッパ15、分配供給樋18、分配ケ−ス19を経
て、再度揺動選別板17,17,…に供給されて、再選
別される。また、籾仕切板21で仕切られた籾は、籾流
し板26から籾受樋27、籾揚穀機(籾スロワ)28、
籾ホッパ6を経由して、籾摺室7に還元され、再度籾摺
される構成である。
【0013】各揺動選別板17,17,…の穀粒排出側
(穀粒取出口側)におけるフレ−ム29には上下一対の
ガイドレ−ル30,30を敷設している。前記玄米仕切
板20の背面には上下にそれぞれ複数個のロ−ラ31,
31及び32,32を架設してあると共に、前記ガイド
レ−ル30,30間をこの凸状ガイド部30a,30a
に沿って転動しながら走行すべく移動自在に支持してい
る。上下のロ−ラ31,31及び32,32の外周面に
は前記ガイドレ−ル30,30の凸状ガイド部30a,
30aに係合する係合凹溝31a,32aを形成してい
る。また、上下のロ−ラ31,32のうち、上下いづれ
かを長孔33によって移動調整可能な構成とし、スプリ
ング34によってレ−ル30側に常時付勢した構成とし
ている。
(穀粒取出口側)におけるフレ−ム29には上下一対の
ガイドレ−ル30,30を敷設している。前記玄米仕切
板20の背面には上下にそれぞれ複数個のロ−ラ31,
31及び32,32を架設してあると共に、前記ガイド
レ−ル30,30間をこの凸状ガイド部30a,30a
に沿って転動しながら走行すべく移動自在に支持してい
る。上下のロ−ラ31,31及び32,32の外周面に
は前記ガイドレ−ル30,30の凸状ガイド部30a,
30aに係合する係合凹溝31a,32aを形成してい
る。また、上下のロ−ラ31,32のうち、上下いづれ
かを長孔33によって移動調整可能な構成とし、スプリ
ング34によってレ−ル30側に常時付勢した構成とし
ている。
【0014】玄米仕切板20を移動制御する制御モ−タ
M1は、玄米受樋23と混合米受樋25の接続部の下方
空間35内に設置している。36はモ−タ軸、37は回
動ア−ム、38は連結ロッド、39は仕切板移動ア−ム
であり、制御モ−タM1の軸36の正逆転駆動により、
これら回動ア−ム37、連結ロッド38、仕切板移動ア
−ム39を介して仕切板20を左右方向に移動制御する
構成である。仕切板移動ア−ム39は、基部を支軸40
周りに揺動可能に枢着してあり、この先端に設けた遊動
孔41には前記仕切板20に固着のピン軸42を摺動自
在に挿通支架させている。
M1は、玄米受樋23と混合米受樋25の接続部の下方
空間35内に設置している。36はモ−タ軸、37は回
動ア−ム、38は連結ロッド、39は仕切板移動ア−ム
であり、制御モ−タM1の軸36の正逆転駆動により、
これら回動ア−ム37、連結ロッド38、仕切板移動ア
−ム39を介して仕切板20を左右方向に移動制御する
構成である。仕切板移動ア−ム39は、基部を支軸40
周りに揺動可能に枢着してあり、この先端に設けた遊動
孔41には前記仕切板20に固着のピン軸42を摺動自
在に挿通支架させている。
【0015】揺動選別板の排出側上方には、該揺動選別
板上の仕上米と混合米の境を検知する籾米判別センサ4
3が駆動モ−タM2によって正逆転駆動されるネジ軸4
4に往復移動自在に架設されている。そして、この籾米
判別センサ43が一定量の籾を検出すると、この検出結
果により玄米仕切板20の適切な位置を判定し、制御手
段を介して制御モ−タM1の駆動を指令して、玄米(仕
上米)中に籾が混入しない位置まで仕切板を移動制御す
る構成である。
板上の仕上米と混合米の境を検知する籾米判別センサ4
3が駆動モ−タM2によって正逆転駆動されるネジ軸4
4に往復移動自在に架設されている。そして、この籾米
判別センサ43が一定量の籾を検出すると、この検出結
果により玄米仕切板20の適切な位置を判定し、制御手
段を介して制御モ−タM1の駆動を指令して、玄米(仕
上米)中に籾が混入しない位置まで仕切板を移動制御す
る構成である。
【0016】仕切板20のピン軸42の先端に把手45
を設け、制御モ−タM1がトラブルを起しても手動で仕
切板20の移動調節ができる構成としている。各揺動選
別板17,17,…の穀粒排出側に、揺動選別装置16
の左右横側部、前部及び上部を覆う排穀ケ−ス46を設
け、排穀ケ−ス46の前面には内部が透視できる開閉可
能な透明点検窓47を設けている。仕切板20,21と
排穀ケ−ス46との間隙を塞ぐ弾性部材48を、その先
端が透明点検窓47に軽く接触するように前記仕切板2
0,21に設けている。これによれば、仕切板を移動さ
せる度に弾性部材48の摺接移動により透明点検窓47
が自動的に清掃されることになる。
を設け、制御モ−タM1がトラブルを起しても手動で仕
切板20の移動調節ができる構成としている。各揺動選
別板17,17,…の穀粒排出側に、揺動選別装置16
の左右横側部、前部及び上部を覆う排穀ケ−ス46を設
け、排穀ケ−ス46の前面には内部が透視できる開閉可
能な透明点検窓47を設けている。仕切板20,21と
排穀ケ−ス46との間隙を塞ぐ弾性部材48を、その先
端が透明点検窓47に軽く接触するように前記仕切板2
0,21に設けている。これによれば、仕切板を移動さ
せる度に弾性部材48の摺接移動により透明点検窓47
が自動的に清掃されることになる。
【0017】図10に示す実施例は、仕切板20を制御
モ−タM1によりワイパ−方式で駆動する構成である。
即ち、仕切板移動ア−ム39をモ−タ軸36に直接取付
けて揺動させるようにし、先端の仕切板20がモ−タ軸
36と直交する左右横方向に移動制御される構成であ
る。図11について説明する。
モ−タM1によりワイパ−方式で駆動する構成である。
即ち、仕切板移動ア−ム39をモ−タ軸36に直接取付
けて揺動させるようにし、先端の仕切板20がモ−タ軸
36と直交する左右横方向に移動制御される構成であ
る。図11について説明する。
【0018】制御モ−タM1の軸36に固着された駆動
側プ−リ49と従動側プ−リ50との間にベルト51が
巻回されてあると共に、このベルト51には、仕切板2
0が取付金具52及びガイドパイプ53を介して支持さ
れている。取付金具52は仕切板20側に固着されてい
てベルト51に対しボルト54でもって着脱自在に締付
固定されている。ガイドパイプ53は、仕切板20と一
体的に固着され、ベルト51を挿通してスライド自在に
案内支持する構成である。制御モ−タM1が正逆転する
と、仕切板20はベルト51の回転によって左右横方向
に移動制御される。
側プ−リ49と従動側プ−リ50との間にベルト51が
巻回されてあると共に、このベルト51には、仕切板2
0が取付金具52及びガイドパイプ53を介して支持さ
れている。取付金具52は仕切板20側に固着されてい
てベルト51に対しボルト54でもって着脱自在に締付
固定されている。ガイドパイプ53は、仕切板20と一
体的に固着され、ベルト51を挿通してスライド自在に
案内支持する構成である。制御モ−タM1が正逆転する
と、仕切板20はベルト51の回転によって左右横方向
に移動制御される。
【0019】制御モ−タM1或は従動側プ−リ50若し
くはその両方の固定位置を移動調節自在にして、ベルト
51のテンション調整ができるように構成しておくと、
仕切板20の作動安定化を図ることができる。また、図
12に示すように、仕切板のスライド部材55には、こ
れより突設する取付金具52とベルト51の端51aと
端51bとを重合させてボルト54により着脱自在に締
付固定する手段を採用してもよい。
くはその両方の固定位置を移動調節自在にして、ベルト
51のテンション調整ができるように構成しておくと、
仕切板20の作動安定化を図ることができる。また、図
12に示すように、仕切板のスライド部材55には、こ
れより突設する取付金具52とベルト51の端51aと
端51bとを重合させてボルト54により着脱自在に締
付固定する手段を採用してもよい。
【0020】更に、図13に示すように、仕切板20の
スライド部材55には、転動ロ−ラ56を設けることに
よってベルト51の上下を案内支持するようにし、仕切
板のスライド容易化を図る構成としている。次に、図1
に示す実施例の作用について説明する。籾摺選別機で作
業をする場合には、機体の回転各部を駆動し、籾ホッパ
6に籾を張り込み、籾を籾摺室7に供給する。すると、
互いに反対方向に回転している籾摺ロ−ル1で籾摺さ
れ、摺落米は下方の摺落米選別風路2に落下供給され
る。摺落米選別風路2に供給された摺落米は、風選棚5
上に受けられと共に、ここを通過する選別風により選別
され、軽い籾殻は摺落米選別風路2の終端側に流れ、吸
引排塵機11を経て機外に排出され、また、比較的軽い
粃は、2番(粃)受樋13に落下選別され、また、重い
籾・玄米の混合米は、摺落米受樋12に落下選別され
る。
スライド部材55には、転動ロ−ラ56を設けることに
よってベルト51の上下を案内支持するようにし、仕切
板のスライド容易化を図る構成としている。次に、図1
に示す実施例の作用について説明する。籾摺選別機で作
業をする場合には、機体の回転各部を駆動し、籾ホッパ
6に籾を張り込み、籾を籾摺室7に供給する。すると、
互いに反対方向に回転している籾摺ロ−ル1で籾摺さ
れ、摺落米は下方の摺落米選別風路2に落下供給され
る。摺落米選別風路2に供給された摺落米は、風選棚5
上に受けられと共に、ここを通過する選別風により選別
され、軽い籾殻は摺落米選別風路2の終端側に流れ、吸
引排塵機11を経て機外に排出され、また、比較的軽い
粃は、2番(粃)受樋13に落下選別され、また、重い
籾・玄米の混合米は、摺落米受樋12に落下選別され
る。
【0021】次いで、摺落米受樋12に落下選別された
摺落米は、摺落米ラセン14で一側方に搬送されて、混
合米揚穀機Dで揚穀され、更に、混合米ホッパ15,分
配供給樋18,分配ケ−ス19を経て、揺動選別板1
7,17,…に供給される。このようにして、揺動選別
板17,17,…に供給された混合米は、揺動ア−ム
(図示省略)の横方向斜上下の往復揺動により、粒形の
大小,比重の大小あるいは摩擦抵抗の差異等により選別
されて、横方向の揺上側に偏流分布した玄米は、玄米仕
切板20で仕切られて取り出され、玄米流し板22、玄
米受樋23を経て、玄米揚穀機Eで揚穀されて機外に取
り出される。また、揺動選別板17,17,…の横方向
中間部に偏流分布した混合米は、玄米仕切板20及び籾
仕切板21で仕切られて取り出され、混合米流し板2
4、混合米受樋25、摺落米受樋12、混合米揚穀機
D、混合米ホッパ15、分配供給樋18、分配ケ−ス1
9を経て、揺動選別板17,17,…に供給されて、再
選別される。また、揺動選別板17,17,…の横方向
揺下側に偏流分布した籾は、籾仕切板21で仕切られて
取り出され、籾流し板26、籾受樋27、籾揚穀機28
を経て籾摺室7に還元されて、再度の籾摺がされる。
摺落米は、摺落米ラセン14で一側方に搬送されて、混
合米揚穀機Dで揚穀され、更に、混合米ホッパ15,分
配供給樋18,分配ケ−ス19を経て、揺動選別板1
7,17,…に供給される。このようにして、揺動選別
板17,17,…に供給された混合米は、揺動ア−ム
(図示省略)の横方向斜上下の往復揺動により、粒形の
大小,比重の大小あるいは摩擦抵抗の差異等により選別
されて、横方向の揺上側に偏流分布した玄米は、玄米仕
切板20で仕切られて取り出され、玄米流し板22、玄
米受樋23を経て、玄米揚穀機Eで揚穀されて機外に取
り出される。また、揺動選別板17,17,…の横方向
中間部に偏流分布した混合米は、玄米仕切板20及び籾
仕切板21で仕切られて取り出され、混合米流し板2
4、混合米受樋25、摺落米受樋12、混合米揚穀機
D、混合米ホッパ15、分配供給樋18、分配ケ−ス1
9を経て、揺動選別板17,17,…に供給されて、再
選別される。また、揺動選別板17,17,…の横方向
揺下側に偏流分布した籾は、籾仕切板21で仕切られて
取り出され、籾流し板26、籾受樋27、籾揚穀機28
を経て籾摺室7に還元されて、再度の籾摺がされる。
【図1】切断正面図
【図2】斜視図
【図3】正面図
【図4】側面図
【図5】側断面図
【図6】側断面図
【図7】側断面図
【図8】正面図
【図9】平断面図
【図10】正面図
【図11】斜視図
【図12】正面図
【図13】斜視図
A 籾摺部 B 摺落米風
選部 C 混合米選別部 D 混合米揚
穀機 E 玄米揚穀機 M1 制御モ−
タ M2 駆動モ−タ 1 籾摺ロ−ル 2 選別風路 3 主流穀板 4 副流穀板 5 風選棚 6 籾ホッパ 7 籾摺室 8 摺落米風
選箱体 9 選別棚 10 2番受棚 11 吸引排塵機 12 摺落米
受樋 13 2番(粃)受樋 14 移送ラ
セン 15 混合米ホッパ 16 揺動選
別装置 17 揺動選別板 18 分配供
給樋 19 分配ケ−ス 20 玄米仕
切板 21 籾仕切板 22 玄米流
し板 23 玄米受樋 24 混合米
流し板 25 混合米受樋 26 籾流し
板 27 籾受樋 28 籾揚穀
機 29 フレ−ム 30 ガイド
レ−ル 31 ロ−ラ 32 ロ−ラ 33 長孔 34 スプリ
ング 35 空間 36 モ−タ
軸 37 回動ア−ム 38 連結ロ
ッド 39 仕切板移動ア−ム 40 支軸 41 遊動孔 42 ピン軸 43 籾米判別センサ 44 ネジ軸 45 把手 46 排穀ケ
−ス 47 透明点検窓 48 弾性部
材
選部 C 混合米選別部 D 混合米揚
穀機 E 玄米揚穀機 M1 制御モ−
タ M2 駆動モ−タ 1 籾摺ロ−ル 2 選別風路 3 主流穀板 4 副流穀板 5 風選棚 6 籾ホッパ 7 籾摺室 8 摺落米風
選箱体 9 選別棚 10 2番受棚 11 吸引排塵機 12 摺落米
受樋 13 2番(粃)受樋 14 移送ラ
セン 15 混合米ホッパ 16 揺動選
別装置 17 揺動選別板 18 分配供
給樋 19 分配ケ−ス 20 玄米仕
切板 21 籾仕切板 22 玄米流
し板 23 玄米受樋 24 混合米
流し板 25 混合米受樋 26 籾流し
板 27 籾受樋 28 籾揚穀
機 29 フレ−ム 30 ガイド
レ−ル 31 ロ−ラ 32 ロ−ラ 33 長孔 34 スプリ
ング 35 空間 36 モ−タ
軸 37 回動ア−ム 38 連結ロ
ッド 39 仕切板移動ア−ム 40 支軸 41 遊動孔 42 ピン軸 43 籾米判別センサ 44 ネジ軸 45 把手 46 排穀ケ
−ス 47 透明点検窓 48 弾性部
材
Claims (2)
- 【請求項1】 多段に配設せる揺動選別板17,17,
…の排出側に対向して設けられていて制御モ−タM1の
左右方向に回動するアーム37により左右方向に移動制
御可能に構成された玄米仕切板20であって、上下一対
のガイドレ−ル30,30と上下複数のロ−ラ31,3
1、32,32とで移動自在に架設支持してあることを
特徴する籾摺選別機の仕切板移動制御装置。 - 【請求項2】 前記玄米仕切板20を移動制御する制御
モ−タM1は、玄米受樋23と混合米受樋25との接合
部における下方空間内に配置してあることを特徴とする
請求項1記載の籾摺選別機の仕切板移動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22825095A JPH0970572A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 籾摺選別機の仕切板移動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22825095A JPH0970572A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 籾摺選別機の仕切板移動制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0970572A true JPH0970572A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16873526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22825095A Pending JPH0970572A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 籾摺選別機の仕切板移動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0970572A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101136047B1 (ko) * | 2010-11-29 | 2012-04-18 | 성안이엔티주식회사 | 토사와 골재에 혼재된 이물질 분리 선별장치 |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP22825095A patent/JPH0970572A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101136047B1 (ko) * | 2010-11-29 | 2012-04-18 | 성안이엔티주식회사 | 토사와 골재에 혼재된 이물질 분리 선별장치 |
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