JPS60197958A - 光デイスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光学的に情報を記録あるいは再生する光ディス
クに関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、情報信号を高密度で記録あるいは再生できる光デ
ィスクが注目されている。光ディスクの製造工程は第１
図に示すような４つの工程よりなる。第１の工程は光デ
ィスクの原盤を作成する工程で、普通ガラス円板にフォ
トレジストを塗布し、それに高パワーのレーザーを照射
して情報トラックあるいはトラックアドレス用の溝を形
成する。

第２の工程はスタンバ工程で、原盤にニッケル等の電鋳
によってスタンパディスクを作成する。第３の工程はレ
プリカ工程で、スタンパディスクから紫外線硬化樹脂や
射出成形等により′情報トラックを写し取り大量のレプ
リカディスクを作成する。

第４の工程は蒸着工程で、レプリカディスクに記録用光
ディスクの場合は記録材料を蒸着し、再生の４つの工程
をへて光ディスクは完成するが、工程管理あるいは光デ
ィスクの管理をするために製造番号等の識別情報を光デ
イスク上に設ける必要がある。このため、従来の元ディ
スクではレプリカ工程後あるいは蒸着工程後に製造番号
等の識別情報をインク等で印刷していた。かかる方法で
は印刷時点で情報トラックにゴミ等が付着したり、印刷
以降に不注意によりインクが情報トラックに付着するこ
とがあり、光ディスクの品質上問題があった。また製造
番号等の識別情報を自動的に読み取ることが困難である
ため、工程管理、出荷検査の自動化がむつかしいという
欠点があった。

発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、ディスク
品質を損なわず、また、工程管理、出荷検査の自動化が
容易に行える、光デイスク製造番号等の識別情報を設け
た光ディスクを提供することを目的とする。

発明の構成 本発明は光ディスクの情報トラック領域外に光デイスク
製造等の識別情報として、文字及びその文字に対応した
光学的に読取り可能な信号とを凹凸の深さ情報で設ける
光ディスクであり、工程管理、出荷検査の自動化が容易
に行なうことができるものである。

実施例の説明 第２図は、本発明の実施例における光ディスクの概略図
である。第３図は、ディスク製造番号等の識別情報部の
詳細図である。第２図および第３図において、１は光デ
ィスク、２は情報の記録あるいは再生を行なう情報トラ
ック領域である。３は識別情報であシ、文字情報４と文
字情報４に対応した光学的に読取シ可能な信号５（以下
コード信号と略す）から構成されている。なおコード信
号５はスタンパ番号情報６とレプリカ番地情報７よりな
る。上記識別情報３は凹凸の深さ情報として光デイスク
１上に形成されている。

以上のように構成されたこの実施例の光ディスクについ
て、以下識別情報３の形成方法及び利用方法について説
明する。

前述したように光ディスクの製造工程は４つの工程から
なっており、完成した光ディスクの履歴にはスタンパ番
号とレプリカ番号が工程管理上必要である。このだめ先
ず原盤工程においてレーザー光を識別情報部に照射して
スタンパ番号の情報を含んだ識別情報を凹凸の溝として
形成する。すなわち原盤は第４図に示すようなレプリカ
番号が除かれた識別情報が形成される。次にレプリカ工
程時あるいはその直後にプレス等によシレプリカ番号の
情報を含んだ識別情報を凹凸の溝として形成する。この
時スタンパにはすでにスタンパ番号の情報を含んだ識別
情報が形成されているため、位置倉せを行なってプレス
をすればレプリカディスクには第３図に示すようなスタ
ンパ番号とレプリカ番号の情報を含んだ識別情報が形成
される。

なお、スタンパの種類が少なくスタンパ管理上問題がな
い場合は、レプリカ工程時にスタンパ番号とレプリカ番
号の両方の情報を含んだ識別情報を形成してもよい。

次に本発明の光ディスクを用いた検査方法について説明
する。光ディスク１に形成された識別情報３のコード信
号６は既知の光学検出手段、例えばフォトダイオードあ
るいはレーザー光をコード信号６に照射しその反射ある
いは透過光を光検出器で検出する方法で読み取ることが
でき、コンピュータに自動的にディスク製造番号を入力
できる。

÷ このため、従来手動ディスク製造番号をコンピュータ入
力する必要がなくなシ、入力ミスかなくなるとともに検
査の自動化が可能となる。また、スタンバ工程、レプリ
カ工程、完成ディスクの各工程において自動検査が可能
となり、工程管理が容易となる。また本発明では目視可
能な文字も同時に形成されているだめ、検査者が目視で
確認することも可能である。

さらにコード信号６の凹凸の藻さを光学的読取多用光源
波長の％〜に程度にすれば凹凸による反射光の変化量が
大きく安定した検出ができる。

発明の効果 本発明の光ディスクは情報トラック領域外に光デイスク
製造番号等の識別情報を文字とその文字に対応した光学
的に読取シ可能な信号とを凹凸の深さ情報として形成す
ることにより、スタンパ番号、レプリカ番号等のディス
ク履歴を目視観察できるとともに、かかる情報を光学的
に読取ることができるため、ディスク履歴を自動的にコ
ンピ−タに取込むことが可能となシ、ディスク製造工程
管別の自動化あるいは完成ディスクの検査が自動的にか
つ正確に行なうことができる。また、識別情報を形成す
る時、ゴミ等が発生しない形成方法のため、情報トラッ
ク領域の品質を劣化させず良質の光ディスクを得ること
ができ、その実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は元ディスクの製造工程を示すブロック図、第２
図は本発明の一実施例における光ディスクの概略平面図
、第３図は同ディスクの識別情報部の詳細図である。 １・・・・・光ディスク、２・・−・・・情報トラック
領域、３・・・・・識別情報、４・・・・文字情報、６
・・・・・・コード信号、６・・・・・・スタンパ番号
情報、７・・・・・・レプリカ番地情報。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）情報を記録あるいは再生する情報トラック領域外
   に光デイスク製造番号等の識別情報を設けたことを特徴
   とする光ディスク。 （２）識別情報を凹凸の深さ情報とした特許請求の範囲
   第１項記載の光ディスク０ （３）識別情報を文字とその文字に対応した光学的に読
   取り可能な信号とからなる特許請求の範囲第２項記載の
   光ディスク。 （４）識別情報の凹凸の深さを光学的読取り用光源波長
   の％〜％程度の深さにした特許請求の範囲第３項記載の
   光ディスク。 （６）識別情報はスタンノ（番号とレプリカ番号とよシ
   なシ、スタンパ番号の識別情報は原盤作成時に形成され
   、レプリカ番号の識別情報はレプリカ作成時あるいはレ
   プリカ作成直後に形成される特許