JPS60197609A - 歯科用組成物 - Google Patents

歯科用組成物

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JPS60197609A
JPS60197609A JP59051883A JP5188384A JPS60197609A JP S60197609 A JPS60197609 A JP S60197609A JP 59051883 A JP59051883 A JP 59051883A JP 5188384 A JP5188384 A JP 5188384A JP S60197609 A JPS60197609 A JP S60197609A
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dental composition
less carbon
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憲一 日野
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淳一 山内
Koji Nishida
幸二 西田
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/46Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation
    • C08F2/48Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation by ultraviolet or visible light
    • C08F2/50Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation by ultraviolet or visible light with sensitising agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/60Preparations for dentistry comprising organic or organo-metallic additives
    • A61K6/62Photochemical radical initiators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は可視光線lζより重合硬化會学fi可能な歯科
用組成物に関する。
(従来技術とその問題点) 近年の歯科医療において、一つの非常に重要な技術とし
て歯質や金属に対する接看技術がある。
この接着性を高めるうえで最も大きな役割を演じてきた
のが分子内に酸性基を有するビニル系モノマーであり、
これらのモノマーを使用した場合の歯質や金属に対する
接着力は歯科治療に有意義なレベルに充分達している。
このようなモノマーの例として分子内にリン酸ジエステ
ル基やリン酸モノエステル基、ホスフィン酸基、カルボ
キシル豚酸無水物基、酸ハロゲン化物基等を含むメタク
リル酸系のモノマーが挙げられる。
最近の歯科技術において、歯科用樹脂組成物を硬化させ
る方法として従来のレドックス型重合開始剤を用いる方
法にかわって光硬化技術を用いる方法が注目されてきて
いる。このため、光硬化法を適用させるために樹脂組成
物中に光重合開始剤を加えることが試みられるようにな
ってきた。従来の光硬化技術として公知なものとして、
増感剤としてα−ジケトンを用い、促進剤として三級ア
ミンを用いるもの(例えば特開昭48−49875 )
、増感剤としてベンゾインアルキルエーテル又はべもパ ンダルを用い促進剤として有機過酸化物を用いるもの(
特開昭55−102 )、増感剤としてα−ジケトンを
用い、促進剤として有機過酸化物を用いるもの(特開昭
57−205007 )などがあった。
しかしながら促進剤として有機過酸化物や三級アミンを
用いる触媒系を上記の酸性モノマーを含む重合性樹脂組
成物の光硬化に用いた場合、酸性モノマーを含まない重
合性組成物を光重合させるよりも長時間の光照射を必要
とし、実用的であるとは言えなかった。
(発明の目的) 本発明の目的は、分子内に酸性基を有するビニル系モノ
マーに該モノマーを可視光線により重合硬化せしめうる
高性能の光重合開始系を加えた組成物を提供することに
より、歯質および金属との接着性をもった歯科用組成物
を光硬化により硬化可能とすることにある。
(発明の構成および効果) かかる本発明の目的は、分子内に酸性基を有するビニル
系モノマーと該モノマーを可視光線により光重合しうる
開始剤とからなる歯科用組成物において、該開始剤が(
イ)α−ジケトン、キノンおよびこれらの誘導体から選
択される少なくとも一種の光増感剤および(ロ)分子内
に少なくとも一個のメルカプト基を有する化合物から選
択される少なくとも一種の促進剤を主要酸−分とするこ
とを特徴とする歯科用組成物によって達成される。
本発明の歯科用組成物は上述のように分子内に酸性基を
有するビニル系モノマーを含有している。
1 本発明において酸性基とは−coon基、−P −01
−1基、■ 0■ または■を表わす)基等の酸ハロゲン基をも包含する。
モノマーの具体例としては次の化合物が例示される。
1 (1) −i’ −an基を有するモノマー0■ OH 1 ii2c=C−coo−ecn2−i4o−P −on
■ θki (nは2〜40の整数) R an。
OH (nは2〜40の整数ン an5Off。
I n2c= e −cuo’cn2aIien2ooc 
−c= cn20PO(OH)2 1 (3)−F−X基を有するモノマー OH,0 111 r Cn、 。
l II (ただし、nは2〜20の整数) OH5 −ocu、cncn2ooc−c−CH3I 1 +41 −P−X基を肴するモノマー n2c=c−coocn2an2o−p−ocn2Cn
2ooc−c−Cn5an3 。
C鳩 o o CH3 1II II 、 1 (nは2〜20の整数) 0 111 (5) −P−0−P−基を有するモノマーI OH (nは2〜20の整数) (71−CO(JR基を有するモノマーC113HC−
00011 1lI n2c=c−cooH,nc−coonCM−C00H
1Cl1i=O1l−00Of((lは2〜12の整数
) Cn、 OH。
1 flL5 cooH OH。
H2C= C−COOCH20M200C00CH2C
000H1 (81−0−X基を有するモノマー H3 H20=U −000J (EH。
n2c=c −cooch2cii2uocモelf2
キOOF 0 111 (gl −0−0−0−基を有するモノマー(lは2〜
12の整数) an。
すtJLJ 等を挙げることができる。
本発明において、組成物中のモノマーは上述の酸性基を
有するモノマー単独で構成されることも可能であるが、
通常は酸性基を有するモノマーは後述の共重合性七ツマ
−に配合して用いられる。
酸性基を有するモノマーは接着性の点から通常全モノマ
ー当り0゜5重量%以上配合される。本発明において酸
性基を有するビニル系モノマート共重合されるビニル系
モノマーとしては、α−シアノアクリル酸、(メタ)ア
クリル酸、ウレタン(メタプアクリル酸、クロトン酸、
桂皮酸、ソルビン酸、マレイン酸、イタコン酸などの1
価又は2価アルコールとのエステル類さらに、N−イソ
ブチルアクリルアミドのような(メタ)アクリルアミド
類、酢酸ビニルなどのようなカルボン酸のビニルエステ
ル類、ブチルビニルエーテルのようなビニルエーテル類
、N−ビニルピロリドンのようなモノ−N−ビニル化合
物、スチレン誘導体すどが挙げられるが、特に下記のよ
うな一官能性、多官能性の(メタ)アクリル酸エステル
類とウレタン(メタ)アクリル酸エステル類が好適であ
る。
(i) −官能性 (メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸n−も
しくはi−プロピル、(メタ)アクリル酸n−もしくは
i−もしくはt−ブチル、2−ヒドロキシエチルメタア
クリレート(flEMA )など。
(ここでn:1〜14の整数、B1:水素又はメチル基
)で示されるエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール(3G)、テトラエチレン
グリコール、ドデカエチレングリコール、テトラデカエ
チレングリコール等のジ(メタ)アクリレート、グリセ
リンジ(メタ)アクリレート、2.2′−ビスCP−(
r−メタクリロキシ−β−ヒドロキシプロポキシ)フェ
ニル〕プロパン(Bis −GMA )、ビスフェノー
ルAジメタクリレート、ネオベンチルグリコールジ(メ
タ)アクリレート(NP(j )、2.2′−ジ(4−
メタクリ口キシポリエトキシフ工二ル)プロパン(1分
子中にエトキシ基2〜10)、丁、2−ヒ゛ス(5−メ
タクリロキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)ブタンなど
(ii) 三官能性以上 トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートなど。
(iv) ウレタン(メタ)アクリレート系ヒドロキシ
ル基を有する(メタ)アクリレート単量体2モルとジイ
ソシアネート1モルの反応生成物、両末端NOOのウレ
タンプレポリマーとヒドロキシル基を有する(メタ)ア
クリレート単量体の反応生成物なども挙げられ、かかる
反応生成物として次式の構造を有するものが挙げられる
B 、B 。
1 (ここでB1は水素またはメチル基、B2はアルキレン
基、B5は有機残基である。)具体的なものとして、特
公昭51−56960号に記載されている2、2.4−
トリメチルへキサメチレンジイソシアネートとメタクリ
ル酸オキシプロピルとの反応生成物、特公昭55−55
6B7号に記載されている両末端イソシアネートのウレ
タンプレポリマーとメタクリル酸−2−オキシエチルと
の反応生成物が挙げられる。また、特開昭56−152
408号に開示されているような四官能性のモノマー(
後述の実施例6参照)も用いられる。
本発明において用いられる光増感剤は、その紫外可視吸
収スペクトルにおいて680〜500nmに明らかな吸
収を有するα−ジケトン、キノンもしくはそれらの誘導
体の少な(とも1種であC) 炭化水素基を表わし、2個のAは同一であっても、異な
ってもよく、2個のAどうしが互いに結合して環状構造
を形成していてもよい。また、式中Xは2〜4個の水系
、炭素数4以下のアルコキシ基または炭素数20以下の
脂肪族炭化水系基を表わし、複数のA′は同一であって
も、異なってもよい。)で表わされる。これらの増感剤
には、例えば、ジアセチル、2.3−ペンタンジオン、
2.5−モしくは3.4−ヘキサンジオン、2.6−1
5.4−へブタンジオン、2.3−16.4−もしくは
4.5−オクタンジオンのような鎖状のα−ジケトン化
合物、カンファーキノン(1,7,7−1−リメチルビ
シクロ(2,2,IJヘプタン−2,5−ジオンの通称
名〕やヒシクロ(2,2,1)へブタン−2,3−ジオ
ンのような脂環式α−ジケトン化合物、さらには9.1
0−フエナントラキノン、9,10−アントラキノン、
アセナフテンキノン、αまたはβ−ナフトキノンなどの
ような多核キノン、2−メチル−1,4−ナフトキノン
(ビタミンLs)、2−t−ブチル−9,10−アント
ラキノン、2−エチルアントラキノン、1−クロルアン
トラキノン、1,2−ベンゾアントラキノン、2−メチ
ルアントラキノン、2−メチル−3−フィチル−1,4
−ナフトキノン(ビタミンL)、2−メチル−5−ゲラ
ニルゲラニル−1゜4−ナフトキノン(ビタミンL、)
、2.3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ベンゾキ
ノン(m酵1Qa)などの多核牛ノンの誘導体が含まれ
る。
これらのなかでもカンファーキノン、フエナントラキノ
ン、アセナフテンキノン、β−ナフトキノン、アントラ
キノン、2.3−ペンタンジオン、2.3−16.4−
へブタンジオンまたは2,3−15゜4−もしくは4,
5−オクタンジオン等が特に野望しい。これらの増感剤
は重合性単量体に対し0.01〜5重量パーセントの範
囲で使用される。
次に、本発明において用いられる促進剤は分子内に少な
くとも1個のメルカプト基を有する化合物であり、次の
化合物が挙げられる。
(イ)一般式B−8H(式中Bは炭素数20以下の脂肪
族炭化水素基もしくは炭素数20以下の芳香族炭化水系
基を表わし、これらの炭化水素基は炭素数20以下のア
ルキル基、アリール基、ヒドロキシル基、アルコキシ基
、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル基
、ジアルキルアミノ裁、アミノ基、メルカプト基、ハロ
ゲノ基、カルバモイル基、ニトロ基などを有していても
よい。ン 部分と共に5又は6員環を形成しており、かつDは単結
合または二重結合によって結合しているかまたは1個の
芳香環の一部を形成している2個又は6個の炭素原子、
または、1個の炭素原子に結合された1個の窒素原子か
らなり、Xは一〇−1−8−1=C−1−C−またはN
B(BはHI3 ■ まtこは炭素数1〜4の低級アルキル基)を表わす〕で
表わされる化合物。
(ハ)一般式E−0−8H(式中、Eは炭素数20以下
1 の置換基を有することがあるフェニル基もしくは炭素数
20以下のアルキル基を表わす)で表わされる化合物。
具体的には以下のものが例示される。
前記(イ)で示されるものとして、1−オクタデカンチ
オール、1−ドデカンチオール、1−エイコサンチオー
ルなどのアルキルメルカプタン;シクロへキシルメルカ
プタンなどのシクロアルキルメルカプタン;チオフェノ
ール、ナフタレン−2−チオール、2−ナフタセンチオ
ール、4−コランスレンチオール(1,2−ジヒドロベ
ンズ〔h」アーヒアントリレンー4−チオール〕などの
アリールメルカプタン;ベンジルメルカプタン、ナフタ
セン−2−イルメタンチオール、12−ジとドロベンズ
(lx)アセアントリレン−4−イルメタンチオールな
どのアリールアルキルメルカプタン;チオクレゾール、
ブチルベンゼンチオール、p−エイコシルチオフェノー
ル、p−フイチルチオフエノールなどのアルキルアリー
ルメルカプタン;2−メルカプトエタノール、3−メル
カプト−1,2−プロパンジオールなどのヒドロキシル
基置換メルカプタン;メトキシベンゼンチオール、2−
メトキシエタンチオールなどのアルコキシ基置換メルカ
プタン;2−メルカプト酢酸、6−メルカプトプロピオ
ン酸、チオサリチル酸などのカルボキシル基置換メルカ
プタン;3−メルカプトプロピオン酸エチルなどのアル
コキシカルボニル基置換メルカプタン;4−メルカプト
アセトフェノンなどのアシル基置換メルカプタンiN、
N−ジメチルアミノエタンチオール塩酸塩、N、N−ジ
イソプロピルアミノエタンチオール塩酸塩などのジアル
キルアミノ基置換メルカプタン;4−アミノチオフェノ
ールなどのアミノ基置換メルカプタン;1,4−ブタン
ジチオール、1,9−ノナンジチオールなどのチオール
基含有メルカプタン;クロロチオフェノール、ブロモチ
オフェノ−Jし、クロロチオフェノールなどのハロゲン
置換メルカプタン;4−アセトアミドチオフェノールな
どのカルバモイル基置換メルカプタン;4−ニトロチオ
フェノールなどのニトロ基置換メルカプタンなどが挙げ
られる。
前記(ロ)で示されるものとして、2−メルカプトチア
ゾリン、2−メルカプトピリジン、2−メルカプトキノ
リン、2−メルカプトイミダゾール、2−メルカプト−
1−メチルイミダゾール、1−M −1,2,4−)リ
アゾール−3−チオール、2−メルカプトベンゾキサゾ
ール、2−メルカプトベンゾチアゾール、2−メルカプ
トベンズイミダゾール、2−メルカプト−1−エチルベ
ンズイミダゾール、2−メルカプト−1−ブチルベンズ
イミダゾールなどが挙げられる。
前記(ハ)で示されるものとして、チオ安息香酸、チオ
プロピオン酸、ヘンエイコサンチオイックb−酸、p−
エイコシルベンゼンカルボチオイック8−酸などが挙げ
られる。
また、フルフリルメルカシタン、メチルフルフリルメル
カプタンも用いられる。
これらの促進剤は重合性単量体に対し0.1〜10重量
%の範囲で重合系に応じて最適の濃度が決定されて用い
られる。
本発明の組成物には上述の重合性単量体および光重合開
始剤の他に目的に応じて各種の充填剤が加えられてもよ
い。この充填剤は有機物であっても無機物であってもよ
く、有機物としてはポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポ
リ(メタ)アクリル酸エチルなどの他に、後述の無機充
填剤をポリマーで被覆した材料であってもよい。また無
機物としては、二酸化ケイ素、アルミナ、各種ガラス類
、セラミックス類、珪藻土、カオリン、モンモリロナイ
ト等の粘土鉱物、活性白土、合成ゼオライト、マイカ、
弗化カルシウム、リン酸カルシウム、硫酸バリウム、二
酸化ジルコニウム、二酸化チタンなどまりなる粉末状、
繊維状、薄片状のものでありその最大粒子径が100呻
〜500萼のものが好ましい。さらに、無機充填剤を使
用する場合には表面処理して用いられることが望ましい
表面処理剤としてはγ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、ビニルトリクロロシラン、ビニルトリエ
トキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリ
アセトキシシランおよびビニルトリ(メトキシエトキシ
)シラン等のシラン化合物が用いられ、シラン化は通常
の方法により行なわれる。これらのフィラーは七ツマ−
に対し1〜7 倍mm使用するのが好ましい。
また本発明の組成物には所望により重合禁止剤、着色剤
、紫外線吸収剤等を添加することができる。
上述の組成物は通常供給者により予め一つのペースト又
は液に混合され、遮光された1容器に充填して医師に供
給されるか、必要に応じて2容器に充填して供給するこ
ともできる。医師は本発明の樹脂組成物を歯牙に適用し
tコ後常法により照射器より放射される可視光により重
合硬化させることができる。
本発明の組成物は上述のような特定の光重合開始剤を含
有することにより、酸性モノマーを含有する組成物を速
い硬化速度で硬化させることができる上に保存安定性に
すぐれ、しかも硬化物の着色もない。従来の光重合開始
剤に比し極めてすぐれた特性を有する。本発明の組成物
は歯科用修復材料として用いられるが、歯科用修復材料
としては歯牙窩洞を充填修復するための歯科用複合充填
材料だけでなく、歯冠用材料、人工歯、歯科用接着剤、
合着用材料、う蝕予防用充填材料等の材料が含まれる。
以下、実施例によってさらに本発明の詳細な説明するが
、本発明はかかる実施例に限定されるものではない。
10重量部、nis −GMA 30重量部、IIEM
A 50重量部およびNPo 501i量部からなるモ
ノマー液ヲ調合し、このモノマー液にカンファーキノン
を096重量%の濃度に溶解したものを原液として用い
た。この原液に表1に示した各種メルカプタンをそれぞ
れ加えた組成物を調合し、得られた組成物に光を照射し
て硬化時間を測定した。
光源としてはドイツ国クルツアー社製のトランスルクス
(15V −150Wハロゲンランフ使用、フィルター
により波長500nm以上の光は除いである)を用い、
照射装置の先端より上方3.21の位置にモノマー組成
物を入れたガラス製肉厚0.8Wnの円筒型サンプル管
を置き、光を下方より照射した。硬化時間の測定はモノ
マー液中に熱電射を挿入して温度変化を計測し、重合熱
による温度上昇が止った時点(ピークの頂点)をもって
硬化時間とみなした。以下の実施例でも全て上記の光源
を用い上記の方法にて硬化時間の測定を行った。結果を
表1に示した。
以下余白 表 1 実施例2 10重重斌、B15−G鼠A30重急部、[にム50し
た原液をlI整した。この原液に表2に示した各種メル
カプタンをそれぞれ加えた組成物を調合し、得られた組
成物に光を照射して硬化時間を測定した。結果を表2に
示した。
以下余白 表 2 実施例3 表3に記載の組成の七ツマー混合液を用い、かつ表5に
記載の増感剤と促進剤とを用いて実施例1の操作を繰り
返した。結果を表3に記す。
以下余白 実施例4 以下の組成でコンポジットレジンを調製した。
組成:フェニルリン酸モノマー0.113891TMM
−5L 0.2720 g エポキシエステル 0.8161 Q カンファーキノン 0.006g メルカプトベンゾキサゾール00122gシラン化石英
粉 3.9210g コロイダルシリカ 0.0509 これらの諸成分を乳ばちにて混合練和して調製したペー
ストをデシケータ−中にて真空胞泡したのち内径3tt
mのガラス管に12TIrInの長さに充填し、ガラス
管の一方より実施例1に記載の光源を用い4mmの距離
にて光を10秒間照射した。その後ガラス管の光を当て
なかった方より直径1wnの針をさし込み、この針に2
60gの荷重を50秒間かけて針入度を測ることによっ
て硬化部分の厚みを測定したところ7踊のコンポジット
レジンが硬化していた。
実施例5 以下の組成でボンデング液およびコンポジットレジンを
調製した。
組成1 ボンディング液 Bis−GMA50部、NPG50部、HEMA 50
 部、フェニルリン酸モノマー10部、カンファーキノ
ン0.015部、メルカプトベンゾチアゾール0.01
5部、i成2 コンポジットレジン Bis−GMA 17.33部、3Q5.77部、カン
ファーキノンass4部、メルカプトベンゾチアゾール
0.34部、シラン化石英粉73.96部、コロイダル
シリカ2.26部この様に調製したボンデング液および
コンポジットレジンを組合せて象牙枠に対する接着力を
めた。ただし象牙枠に対する接着力試験は次の方°法で
行った。まず2本の湿潤した象牙枠(10×IQX5Q
mm)の端面を、エメリーペーパーで研磨し、水洗した
のちにボンディング液を小筆を用いて薄く塗布する。次
にボンディング液を塗った面にCtt−シリンジを用い
てコンポジットレジンのペーストを一層置き、実施例1
に記載の光源にて2分間光を照射した。次に、この光硬
化レジンの部分と、他の象牙欅とを従来の歯科用コンポ
ジットレジン(クリアーフィルFII)を用いて接着し
、−夜37℃水中浸漬したのちインストロンで引長試験
を行った。47・6 ha/alの接着力を示した。
比較例1 Bis −GMA 30部、NPG30部およびfiE
MA40倍よりなるモノマー液にカンファーキノン(0
,97重量%)とN、N−ジメチル−p−トルイジン(
0,99重量%)を溶した原液を調製し、この原液に表
4に記載の量のフェニルリン酸モノマーを添加した組成
物に光を照射して硬化時間を測定した。比較のためフェ
ニルリン酸モノマーを添加しない場合の結果を併記した
表 4 比較例2 Lf1例1と同じモノマー液にカンファーキノン(0,
90重態%)と過酸化ベンゾイル(0,79重量%)と
を溶した原液に表5に記載の量のメタクリル酸を添加し
た組成物に光を照射して硬化時−を測定した。比較のた
めメタクリル酸を添加しない場合の結果も併記した。
比較例1 フェニルリン酸モノマー9.47重量部、ペンタエリス
リトフルトリメタクリレート22.65重量部、および
エポキシエステル<5002+ 67.90重量部より
なるモノマーにβ−ナフトキノンを0.06重鐵%に溶
かした原液を調製し、表6に示した量の原液に表6に示
したアミンを添加して作った組成物に光を照射して硬化
時間を測定した。結果を表6に示す。
特許出願人 株式会社 クラレ 代理人鍾士本多 堅 手続補正書 昭和60年 4月!6日 特願昭59−51883号 2、発明の名称 歯科用組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 倉敷市酒庫1621番地 (108)株式会社 り ラ し 代表取締役 上 野 他 − −41代 理 人 倉敷市酒津青江山2045の1 株式会社クラレ特許部 方堺串 6、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄および発明の詳細な説明の
欄 7、補正の内容 (1) 明細書の特許請求の範囲を別紙の如く補正する
(2)明細書第5頁第9行の「歯科用樹脂組成物」を「
歯科用組成物」に補正する。
(8> BA細細筒第5頁第13 「組成物」に補正する。
(4)明細書M55頁第16の「三級アミン」を「アミ
ン」に補正する。
(6) 明細書第6頁第5行の「重合性樹脂組成物」を
「重合性組成物」に補正する。
(6)明細書第6頁第12行の「光重合開始系」を「光
重合開始剤」に補正する。
(7ン 明細書第8頁下から第2式の 「 0 舗 補正する。
(8)明細書第9頁下から第1式の 1 1 1 H2C=C−COOCH20PO(OH’)2 CH2
00C−C=CH2Hs J に補正する。
(9)明細書第11頁第1式の α 」 α 」 に補正する。
叫 明細書第18頁第10行の「(後述の実施例3参照
)」を削除する。
α蜀 明細書第22頁第16行のr12−ジヒドロベン
」を「1,2−ジヒドロベン」に補正する。
(121 明細書第23頁第18行〜第19行の「クロ
ロチオフェノール」を「フルオロチオフェノール」に補
正する。
0靭 明細書第25頁第15行〜第16行の「その最大
粒子径が100mμ〜500mμのものが好ましい。」
を「粒子径としも通常用いられている大きさのものが用
いられる。」K補正する。
に)明細書第26頁第12行の「樹脂組成物」を「組成
物丁に補正する。
(口)明細書第28頁第5行〜第6行の「熱電対」を「
熱電対」に補正する。
α6)明細書第32頁の表3の下の行、[米エポキシエ
ステル3002Jの構造式において、右側部分C,Hz
 CHa O 「−0CH2CHCH20− J ヲ「−0CH2
CHCH20−JK 補正fる0 θリ 明細書第33頁第5行の「エポキシエステル」を
「エポキシエステル3002Jに補正する。
(ト)明細書第34頁第3行の「レジンを調製した。」
のつぎに「なお1部は重量部を−表わす。」を挿入する
O呻 明細書第34頁第7行の「0.015部」を「1
.5部」に補正する。
(社)明細書第34頁第8行のro.ols部」を「1
.5部」に補正する。
(211 明細書第35頁第5行の「クリアーフィルF
■」を[クリアフィルF■Jに補正する。
(財)明細書第35頁第7行の「引長試験」を「引張試
験」に補正する。
(8!I) 明細書第37頁表6の「比較例」の欄の「
4−1」、[4−2J、j4’−3Jおよびl’−4−
4Jをそれぞれ「3−IJ、l’−3−2J、l’−3
−3Jおよびl’−3−4Jに補正する0 2. 4I許請求の範囲 (1)分子内に酸性基を有するビニル系モノマーと該モ
ノマーを可視光線によシ光重合し9る開始剤とからなる
歯科用組成物において、該開始剤が(イ)α−ジケトン
、キノンおよびこれらの誘導体から選択される少なくと
も一種の光増感剤および(ロ)分子内に少なくとも一個
のメルカプト基を有する化合物から選択される少なくと
も一種の促進剤を主要成分とすることを特徴とする歯科
用組成物。
(2)該α−ジケトン、キノンおよびこれらの誘に 〔式中、Aは炭素数20以下の脂肪族炭化水素基を表わ
し、2個OAは同一であっても、異なっていてもよく、
また2個のAどうしが互いに結合して環状構造を形成し
ていてもよい。また、式中人は2〜4個の水素、炭素数
4以下のアルコキシ基、または炭素数20以下の脂肪族
炭化水素基を表わし、複数のA′は同一であっても、異
なっていてもよい〕で表わされる化合物である特許請求
の範囲第1項記載の歯科用組成物。
(8) 該メルカプト基を有する化合物が一般式B−8
H[式中、Bは(イ)炭素数40以下の置換もしくは非
置換の脂肪族炭化水素基または(ロ)炭素数40以下の
置換もしくは非置換の芳香族炭化水素基を表わす〕で表
わされる化合物である特許請求の範囲第1項記載の歯科
用組成物。
(4)該メルカプト基を有する化合物が一般式は6員環
を形成しておシ、かつDは単結合または二重結合によっ
て結合しているかまたは1個の芳香環の一部を形成して
いる2個または3個の炭素原子、または1個の炭素原子
に結合された1個の窒素原子からなシ、Xは一〇−1−
S−1=C−1表わす〕で表わされる化合物である特許
請求の範囲第1項記載の歯科用組成物。
(5) 該メルカプト基を有する化合物が一般式E−C
−8H(式中Eは炭素数20以下の置換基を1 有することがあるフェニル基もしくは炭素数20以下の
アルキル基を表わす〕で表わされる化合物である特許請
求の範囲第1項記載の歯科用組成物。
(6)該酸性基を有するビニル系モノマーが式有するビ
ニル系モノマーである特許請求の範囲第1項記載の歯科
用組成物。
(テ) 該酸性基を有するビニル系モノマーと共重合し
うるビニル系モノマーが加えられてな゛る特許請求の範
囲第1項記載の歯科用組成物。
(8) さらにフィラーが加えられてなる特許請求の範
囲第1項記載の歯科用組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)分子内に酸性基を有するビニル系モノマーと該モ
    ノマーを可視光線により光重合しつる開始剤とからなる
    歯科用樹脂組成物において、該開始剤が(イ)α−ジケ
    トン、キノンおよびこれらの誘導体から選択される少な
    くとも一種の光増感剤および(ロ)分子内に少なくとも
    一個のメルカプト基を有する化合物から選択される少な
    くとも−mの促進剤を主要成分とすることを特徴とする
    歯科用組成物。 (2)該α−ジケトン、キノンおよびこれらの誘導〔式
    中、Aは炭素数20以下の脂肪族炭化水素基を表わし、
    2個のAは同一であっても、異なっていてもよく、また
    2個のAどうしが互いに結合して環状構造を形成してい
    てもよい。また、式中A′は2〜4個の水素、炭素数4
    以下のアルコキシ基、または炭素数20以下の脂肪族炭
    化水素基を表わし、複数のA′は同一であっても、異な
    っていてもよい」で表わされる化合物である特許請求の
    範囲第1項記載の歯科用組成物。 (3)該メルカプト基を有する化合物が一般式B−8R
    (式中、Bは(イ)炭素数40以下の置換もしくは非置
    換の脂肪族炭化水素基または(ロ)炭素数40以下の置
    換もしくは非置換の芳香族炭化水素基を表わす〕で表わ
    される化合物である特許請求の範囲第1項記載の歯科用
    組成物。 5又は61IL環を形成しており、かつDは単結合また
    は二重結合によって結合しているかまたは1個の芳香環
    の一部を形成している24Fatたは3個の炭素原子、
    または1個の炭素原子に結合された1個の窒素原子から
    なり、Xは一〇−11 低級アルキル)を表わす〕で表わされる化合物である特
    許請求の範囲第1項記載の歯科用組成物。 (5)該メルカプト基を有する化合物が一般式E−0−
    8R(式中Bは炭素数20以下の置換基を1 有することがあるフェニル基もしくは炭素数20以下の
    アルキル基を表わす〕で表わされる化合物である特許請
    求の範囲第1項記載の歯科用組成物。 (6)該酸性基を有するビニル系モノマーが式%式% である特許請求の範囲第1項記載の歯科用組成物。 (7)該酸性基を有するビニル系モノマーと共重合しう
    るビニル系モノマーが加えられてなる特許請求の範囲第
    1項記載の歯科用組成物。 (8)さらにフィラーが加えられてなる特許請求の範囲
    第1項記載の歯科用組成物。
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