JPS60149603A - 光重合性の組成物 - Google Patents

光重合性の組成物

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JPS60149603A
JPS60149603A JP59006797A JP679784A JPS60149603A JP S60149603 A JPS60149603 A JP S60149603A JP 59006797 A JP59006797 A JP 59006797A JP 679784 A JP679784 A JP 679784A JP S60149603 A JPS60149603 A JP S60149603A
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photopolymerizable resin
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憲一 日野
Junichi Yamauchi
淳一 山内
Koji Nishida
幸二 西田
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/46Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation
    • C08F2/48Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation by ultraviolet or visible light
    • C08F2/50Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation by ultraviolet or visible light with sensitising agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/80Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
    • A61K6/884Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising natural or synthetic resins
    • A61K6/887Compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • G03F7/028Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with photosensitivity-increasing substances, e.g. photoinitiators
    • G03F7/031Organic compounds not covered by group G03F7/029

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、新規な重合開始剤を含む仁とによって、可視
光線の作用により重合硬化する光重合性樹脂組成物に関
する。
(従来技術とその問題点) 近年、熱により硬化する熱硬化性樹脂にかわり、紫外線
や可視光線などによシ硬化する光硬化性樹脂が、塗料、
印刷、接着剤、その他の被覆材料や歯科用充填材料の分
野に用いられつつある。
従来、光硬化型歯科用複合材料としては、紫外線硬化型
や可視光線硬化型の材料が幾つか使用に供されてきた。
しかし、特に紫外線硬化型のものについては、光照射に
よって硬化する深さが不充分であり、歯牙窩洞の奥では
未硬化のまま残ることすらあり、歯質との密着性も悪い
という欠点があった。仁の欠点は可視光線硬化型複合材
料の登場で若干改良されたが、依然として深い窩洞の場
合は一回充填では硬化深度が不足で、二回充填を余儀な
くされているのが現状である。これらの欠点は光重合開
始剤の硬化特性が不充分であることによると考えられる
従来提案された光硬化性樹脂組成物用重合開始剤として
は、α−ジケトンとアミンを光増感剤及び促進剤として
用いるもの(特開昭48−49875号)や、フルオレ
ノン又はα−ジケトンと有機過酸化物を用いるものさら
にこれらにアミ/を併用するもの(特開昭57−203
007号)等がある。
これらの従来の重合開始剤において、α−ジケトン/ア
ミン系およびフルオレノン又ハα−ジケトン/有機過酸
化物系では硬化速度が大きくなく、また硬化深度も不充
分であり、実用性に欠ける点がある。また、フルオレノ
ン又はα−ジケトン/有機過酸化物/アミン系では硬化
速度は大きいものの保存安定性が極めて低く、かかる光
重合開始剤を含む樹脂組成物を一包装内に保存すること
ができないという問題がある。このように保存性に欠け
る場合にはα−ジケトン又はフルオレノン/過酸化物を
一包装に1アミンを他の包装に分けて保存し、使用時に
両成分を混合することが考えられるが、操作が繁雑に力
るので好ましくない。
また、特開昭54−130693号にはベンジルとジア
ルキルアミノベンズアルデヒドを併用する紫外線重合開
始剤が開示されている。かかる重合開始剤も保存安定性
の悪いことおよび硬化物を変色させる欠点を有しており
、実用的ではなかった。
(発明の目的) 本発明の目的は、硬化速度が速く、充分な硬化深度が得
られる高性能の光重合開始剤を含有した変色しに<<、
保存安定性のすぐれた光重合性樹脂組成物、とくに歯科
用修復材料として用いられる光重合性樹脂組成物を提供
することである。
(発明の構成および効果) かかる本発明の目的は、重合性単量体と該単量体を可視
光線により重合せしめる開始剤を含んでなる樹脂組成物
であって、該開始剤が(イ)α−ジケトン、キノンおよ
びこれらの誘導体から選択される少なくとも一種の光増
感剤および(ロ)アミン基を有しないアルデヒドおよび
その誘導体から選択される少なくとも一種の促進剤を主
要成分とすることを特徴上する光重合性樹脂組成物によ
って達成される。とくに、上記の樹脂組成物において、
開始剤が光増感剤および促進剤の他さらに有機過酸化物
を加えて構成されるのが好ましい。”本発明において重
合性単量体は目的・用途に応じて適宜選択されるが、通
常(メタ)アクリル酸エステル系モノマーが用いられる
(とくに歯科用途)、シかし、これ以外にもα−シアノ
アクリル酸、クロトン酸、桂皮酸、ソルビン酸、マレイ
ン酸、イタコン酸などの1価又は2価アルコールドのエ
ステル類、さらにN−イソブチルアクリルアミドなどの
ような(メタ)アクリルアミド類、酢酸ビニルなどのよ
うなカルボン酸のビニルエステル類、ブチルビニルエー
テルのようなビニルエーテル類、N−ビニルピロリドン
のようなモノ−N−ビニル化合物、スチレン誘導体など
も用いうる。
上述の(メタ)アクリル酸エステル系モノマーとしては
下記のような一官能性、多官能性のものおよびウレタン
(メタ)アクリレート系モノマーが好ましい。
(1)−官能性 (メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸n−も
しくはi−プロピル、(メタ)アクリル酸n−もしくは
i−もしくはt−ブチル、2−ヒドロキシエチルメタア
クリレートなど。
(ここでn:1〜14の整数、R1:水素又はメチル基
)で示されるエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレンクリコール、テトジエチレングリコー
ル、ドデカエチレングリコール、テトラデカエチレング
リコール等のジ(メタ)アクリレート、グリセリンジ(
メタ)アクリレート、2.2′−ビス(p−(r−メタ
クリ日キシーβ−ヒドロキシプロポキシ)フェニル〕プ
ロパン、ビスフェノールAジメタクリレート、ネオペン
チルグリコールジ(メタ)アクリレート、 2.2’−
ジ(4−メタクリロキシポリエトキシフェニル)フロパ
ン(1分子中にエトキシ基2〜10)、1.2−ビス(
3−メタクリ四キシー2−ヒドロキシプロポキシ)フタ
ンなど0 (Ill) 三官能性以上 トリメチロールプロパントリ(メタyアクリレート、ペ
ンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートなど。
(1埴 ウレタン(メタ)アクリレート系ヒドロキシル
基を有する(メタ)アクリレート単量体2モルとジイソ
シアネート1モルの反応生成物、両末端NCOのウレタ
ンプレポリマーとヒドロキシル基を有する(メタ)アク
リレート単量体の反応生成物なども挙げられ、かかる反
応生成物として次式の構造を有するものが挙げられる。
(ここでR1は水素またはメチル基、R2はアルキレン
基、R3は有機残基である。)具体的なものとして、特
公昭51−56960号に記載されている2、2.4−
 )リメチルへキサメチレンジイソシアネートとメタク
リル酸オキシプロピルとの反応生成物、特公昭55−5
5687号に記載されている両末端イソシアネートのウ
レタンプレポリマーとメタクリル酸−2−オキシエチル
との反応生成物が挙げられる。また、特開昭56−15
2408号に開示されているような四官能性のモノマー
(後述の実施例3参照)も用いられる。
本発明においては上述の単量体以外に歯・金属等の被着
体に対して接着性を有する酸モノマーが用いられる。か
かる酸モノマーは通常上述の単量体に少量混合して用い
られるが、かかる酸モノマーとしては(メタ)アクリル
酸、無水マレイン酸、クロトン酸、4−(メタ)アクリ
ロキシエチルトリメリット酸等のカルボキシル基(又は
その無水物)含有モノマー;ジ(メタ)アクリログリセ
ロリン酸、(メタ)アクリロキシエチルリン酸、グリセ
ロールジ(メタ)アクリレートモノフルオロホスフェー
ト、特公昭55−2235号、特公昭55−5790号
、特公昭55−50768号、特開昭58−21607
号、特開昭57−151607号、特開昭57−164
171号等に開示されるリン酸基又はリン酸クロライド
基を含有するモノマー等が挙げられる。
本発明において用いられる光増感剤は、その紫外可視吸
収スペクトルにおいて580〜50”Onmに明らかな
吸収を有するα−ジケトン、キノンもしくはそれらの誘
導体の少なくとも1種である。こ化水素基を表わし、2
個のAは同一であっても、異なってもよく、2個のAど
うしが互いに結合して環状構造を形成していてもよい。
また、式中A′は2〜4個の水素または炭素数20以下
の脂肪族炭化水素基を表わし、複数のには同一であって
も、異なってもよい。)で表わされる。これらの増感剤
には、例えば、ジアセチル、2.3−ペンタンジオン、
2.5−もしくは5.4〜ヘキサンジオン、2.3−1
3.4−1%、l、(は4,5−オクタンジオンのよう
な鎖状のα−ジケトン化合物、カンファーキノン(1,
7,7−ドリメチルビシクロ(2+2+1)へブタン−
2,5−ジオンの通称名〕やビシクロ(2,2t1)へ
ブタン−2,3−ジオンのような脂環式α−ジケトン化
合物、さらには9,10−7エチントラキノン。
9.10−アントラキノン、アセナフテンキノン、αま
たはβ−ナフトキノンなどのような多核キノン、2−メ
チル−1,4−す7トキノン、2−j−ブチル−9,1
0−アントラキノン、2−エチルアントラキノンなどの
多核キノンのアルキル誘導体が含ま、れる。
これらのなかでもカンファーキノン、フエナントラキノ
ン、アセナフテンキノン、β−ナフトキノン、アントラ
キノン、2.3−ペンタンジオンまたは2.3−13.
4−もしくは4.5−オクタンジオン等が特に好ましい
。これらの増感剤は重合性単量体に対し0,01〜5M
量パーセントの濃度で使用される。
また本発明において、促進剤として用いられるアルデヒ
ドもしくはその誘導体は一般弐MCHO)n(式中Bは
炭素数20以下の鎖状もしくは環状の飽和あるいは不飽
和脂肪族炭化水素基まだは炭素数20以下の単環式もし
くは多環式芳香族炭化水素基を表わし、これらの炭化水
素基社さらに炭素数20以下の置換基を有していてもよ
く、かかる置換基としてはアルキル基、ポリアルキルエ
ーテル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール
基、アルキルアリール基、アリールアルキル基、アシル
基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルブ
ニル基、アルコキシ基、フェノキシ基、ハロゲノ基、シ
アノ基、シアノメチル基、アルキルチオ基、チオール基
、カルバモイル基、アルキルアミド基などがあげられる
。nは1〜3の整数)で表わされる化合物であることが
好ましい。
なかでも、炭素数20以下のアルキルモノ−もしくはジ
−アルデヒド、炭素数20以下のポリアルはポリアルキ
ルエーテル基を表わし、を社0〜3の整数である)で表
わされる化合物が好ましい。
かかるアルデヒド化合物としては、例えばバレルアルデ
ヒド、2−エチルヘキシルアルデヒド、デシルアルデヒ
ド、テトラデシルアルデヒド、オクタデシルアルデヒド
、シト2コル、シトロネラール、ファルネサール、テト
ラヒドロシトラール、ヘキサヒドロファルネサール、ヘ
キサヒドロベンズアルデヒド%フェニルアセトアルデヒ
ド、2−(p−t−プチルベ/ジル)プロピオンアルデ
ヒド、アルドール、ヒドロキシシトロネラール、グルタ
ルアルデヒド、1.9−ノナンジアール、(CH50−
CH2CH2−0−CH2CHO)、2−(2−)トキ
シエトキシ)エトキシアセトアルデヒド(CHsO−C
H2CH20−CH7CH20−CH2CHO)、p−
(2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ)ベンズアル
デヒド(CHsOCH2CH20C)bcH20◎、C
HO、,2−(2−メトキシエトキシ)エチルベンズア
ルデヒド(CH50CH2CHxOCHzCH2@CH
O)ベンズアルデヒド、(o+m+ p )−トルアル
デヒド、(Ormrp )−オクチルベンズアルデヒド
、(o、m、p)−アセトアルデヒド、(0゜ml p
 )−ブチルオキシベンズアルデヒド、(Ormrp)
−オクチルオキシベンズアルデヒド?’14−ジェトキ
シベンズアルデヒド、3,4.5− )リメトキシベン
ズアルデヒドm (Ormrp )−フタルジアルデヒ
ド、(0+m+ p )−ヒドロキシベンズアルデヒド
、(0+m、p)−フェニルベンズアルデヒド、(0+
m+ p ) −フェノキシベンズアルデヒド% (O
rmrp )−テレフタル酸アルデヒド、(o+m+p
)−シアノベンズアルデヒド、(0+m+ p)−クロ
ルベンズアルデヒド、2.4デヒド、Δ5−テトラヒド
ロベンズアルデヒド、3゜6−シオキサオクタンー1.
8−ジアールなどが挙げられる。臭気の弱いものまた社
好ましい臭気を有するものが実用的である。
アセトアルデヒドやブタナールの如くあまシに低分子量
(分子量80以下)の脂肪族アルデヒドは悪′臭が強く
、また引火性も大なので、本発明において用いるのは好
ましくない。また、アオノ基をもつアルデヒドは不安定
であるので本発明において用いられない。ジアルキルア
ミノベンズアルデヒドは例外的に安定であるが、これと
てもα−ジケトンと共に光重合開始剤として用いると硬
化後の樹脂組成物を着色させ、使用目的に適しない。
上述のアルデヒドは重合性単量体に対し0.1〜10重
量%の濃度で使用される。
本発明において、硬化速度をさらに大きくするため、光
増感剤と促進剤に加えて有機過酸化物を用いることが望
ましい。従来のα−ジケトンとアミンよりなる光重合開
始剤においては有機過酸化物を加えると、アミンと過酸
化物によるレドックス反応によシ保存安定性が極度に低
下することになる。これに対し本発明による光重合開始
剤では有機過酸化物を併用しても、保存安定性が低下す
ることははとんどなく、1年以上の保存安定性が得られ
る。本発明によれば、硬化速度と保存安定性にすぐれる
光重合開始剤が提供できるが、かかる性能は、従来技術
では全く予想できないことであった。
本発明において用いられる好ましい有機過酸化物として
は、ジアシルパーオキサイド類やパーオキシエステル類
が挙げられるが、特に過酸化ベンゾイル、t−ブチルパ
ーベンゾエート、ジーt−ゴチルジバーオキシイソフタ
レー)、2.5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパ
ーオキシ)ヘキサンなどの安息香酸の鰐導体と考えられ
る過酸化物が好適である。これらの過酸化物は重合性単
量体に対し0.1〜10重量パーセントの濃度で使用す
るのが好ましい@ 本発明の樹脂組成物には上述の重合性単量体および光重
合開始剤の他に目的に応じて各種の充填剤が加えられて
もよい。この充填剤は有機物であっても無機物であって
もよく、有機物としてはポリ(メタ)アクリル酸メチル
、ポリ(メタ)アクリル酸エチルなどの他に、後述の無
機充填剤をポリマーで被覆した材料であってもよい。ま
た無機物としては、二酸化ケイ素、アルミナ、各種ガラ
ス類、セラミックス類、珪藻土、カオリン、モンモリロ
ナイト等の粘土鉱物、活性白土、合成ゼオライト、マイ
カ、弗化カルシウム、リン酸カルシウム、硫酸バリウム
、二酸化ジルコニウム、二酸化チタンなどよりなる粉末
状、繊維状、薄片状のものでありうる。とくに本発明の
樹脂組成物を歯科用に用いる場合には通常無機充填剤は
表面処理して用いられる。表面処理剤としてはγ−メタ
クリロキシフ目ヒルトリメトキシシラン、ビニルトリク
ロロシラン、ビニルトリエトキクシラン、ビニルトリメ
トキシシラン、ビニルトリアセトキシシランおよびビニ
ルトリ(メトキシエトキシ)シラン等のシラン化合物が
用いられ、シラン化は通常の方法により行なわれる。
また本発明の組成物には所望によシ重合禁止剤、着色剤
、紫外線吸収剤等を添加することができる。
上述の組成物は通常供給者にょシ予め一つのベースト又
は液に混合され、遮光された1容器に充填して使用者に
供給されるが、必要に応じて2容器に充填して供給する
こともできる。使用者は本発明の樹脂組成物を基材上に
塗布した後常法により照射器より放射される可視光によ
り重合硬化させることができる。
本発明の樹脂組成物は、上述のような特定の光重合開始
剤を含有することによシ、硬化速度が速い上に保存安定
性にすぐれ、しかも硬化物の着色もない。従来の光重合
開始剤に比し極めてすぐれた特性を有する。
本発明による樹脂組成物は、歯科用修復材料、塗料、印
刷、接着剤、フィルム、その他の被覆材料の分野に用い
られる。とくに、本発明の樹脂組成物は歯科用修復材料
として好適であるが、歯科用修復材料としては歯牙窩洞
を充填修復するための歯科用複合充填材料だけでなく、
歯冠用材料、人工歯、歯科用接着剤、合着用材料、う蝕
予防用充填材料等の材料が含まれる。
以下、実施例によってさらに本発明の詳細な説明するが
、本発明はかかる実施例に限定されるものではない。
実施例1および比較例1 2.2−ビス(4−(3−メタクリロイルオキシ−2−
ヒドロキシプロポキシ)フェニルジフロパン(以下、B
is−GMAと称することがある)70重量部、トリエ
チレングリコールジメタクリレート(以下、3Gと称す
ることがある)15重量部およびネオペンチルグリコー
ルジメタクリレート(以下、NPCと称することがある
)15重量部からなるモノマー液を調合した。このモノ
マー液にカン7アーキノンを1重量%溶解し、さらに表
1に示した各種アルデヒドをそれぞれ加えて組成物を調
製し、得られた組成物に光を照射して組成物の硬化時間
を調べた。光源としてはハロゲン−タングステンランプ
(I KW)を有するスライドプロジェクタ−(理化学
精機社、HILUX−Hl 50 )を使用し、レンズ
の前に415 nmカットオフフィルター(コダック社
2Eフィルター)を2枚付けて紫外線を除いて照射した
。各モノマー組成物は容量1 ml (直径10n)の
円柱状ガラス製ザンプル管に入れて前記レンズよJ)2
0c*の距離はなれた下方から光を当てた。結果を表1
に示した。
1ズ下余白 表1−1 *モノマー液にはカンファーキノンを含む**40チ水
溶液 比較例1 実施例1で用いたモノマー液にカンファーキノンを1重
量%溶解し、さらに表1−2に示した各種アミンをそれ
ぞれ加えて組成物を調整し、実施例1と同様の方法によ
シ組成物の硬化時間を調べた。
表1−2 *モノマー液にはカンファーキノンを含む実施例2 実施例1と同様のモノマー液にカンファーキノン(1重
量%)およびp−)ルアルデヒド(1,1重量%)を加
え、さらに表2に示した各種有機過酸化物をそれぞれ加
えて組成物を調製した。得られた組成物に光を照射して
組成物の硬化時間を測定した。光源及び照射方法は実施
例1と同じである。結果を表2に示した。
表 2 (注)モノマー液はカン7アーキノンおよびp−)ルア
ルデヒドを含む 実施例5および比較例2 U−4TH(下記の構造式を有するウレタンナト2メタ
アクリレートモノマー)50重置部および3G50重量
部よりなるモノマー液にアセナフテンキノンを0.23
重量%溶解した。
以下余白 CH3CH3 U−4TH: CH2==C−COOCH2CHCH2
0CO−C=CH29HI8 CH3さHa この溶液に表に示したようにP−)ルアルデヒドおよび
過酸化物A(t−ブチルパーベンゾエート)または過酸
化物B 〔2,5−ジメチルニ2.5−ジ(ベンゾイル
パーオキシ)ヘキサン〕ヲ加えた。
得られた組成物について実施例1の方法に準じて硬化時
間を結果を表5に示した。(比較のためにP−)ルアル
デヒドを加えない組成物についての結果も示す。) 表 5 実施例4および比較例3 U−JTH53重量部、2.2′−ジ(4−メタクリロ
キシポリエトキシフェニル)プロパン(1分子中にエト
キシ基2〜3個、平均2.6個有する。)55重量部お
よび5G53重量部からなるモノマー液にカンファーキ
ノンを0.95重量%溶解した原液を調整した。この原
液にt−ブチルパーベンゾエートおよびラウリルアルデ
ヒドを表4に示したように添加して得られた組成物に実
施例1の方法に準じて光を照射して組成物の硬化時間を
測定l、た。結果を表4に示した。(比較のためにラウ
リルアルデヒドを加えない組成物についての結果も示す
。) 表 4 実施例5および比較例4 実施例1と同じモノマー液に7エナンドラキノン(o、
os重量%)と過酸化ベンゾイル(o、s2重量%)を
加え、これにさらにシトロネラールを加えた場合と加え
ない場合について光照射による硬化時間を比較した。ま
た、モノマー液にアントラキノン(1,0電歇%)と過
酸化ベンゾイル(1,3a重i%)を加えた組成物につ
いても同様の比較を行なった。結果を表5に示す。
表 5 * BPO:過酸化ベンゾイル *****アントラキノン使 用**アントラキノン使用 実施例6 実施例1で調整したモアツマ−液に、カン7アーキノン
(0,97重量%)と過酸化ベンゾイル(1,OS重量
%)とを溶解し、これにさらに表6で示した各種アルデ
ヒドをそれぞれ加えて組成物を調合した。得られた組成
物に実施例1の方法に準じて光を照射して硬化時間を測
定した。結果を表6に示す。
表 6 実施例7および比較例5 実施例1と同じモノマー液に、表7で示した各種増感剤
を加え、増感剤のモノマー溶液を調製した。次にこの溶
液を二分し、一方はそのまま光照射を行ない、他方はp
−)ルアルデヒド°を加えたのち光照射を行ない、硬化
時間を比較した。光源及び照射方法は実施例1に準じて
行なった。結果を表7に示す0 表 7 実施例8および比較例6 表8に記載の組成物について実施例1の操作をくり返ル
た。なお、組成物の量は220〜230岬である。
以下余白 実施例9および比較例7 次の組成でアルデヒドを含む光硬化性歯科用コンポジッ
トレジン(実施例9)を調製した。
組成: Big −GMA O,864f、 5GO,
2881F、カンファーキノン 0.D129. 過酸
化ベンゾイル0.012g、ラウリルアルデヒド 0.
024f、シラン化石英粉 5.871111、 コロ
イダルシリカ0.1039 これらの諸成分を乳ばちにて混合練和して調製したペー
ストを真空に引いて気泡を除いたのち内径4Hのガラス
管に充填し、ガラス管の二方よりクルツアー社製)ラン
スルクス(1sV−1sowハロゲンータングステンラ
ンプ)の光を+4++wの距離よシ照射した□その後、
ガラス管の光を当てなかった方よシ直径1mの針をさし
込み、この針に260gの荷重を30秒間かけて針入度
を測ることによって硬化部分の厚みを測定した。その結
果5秒間の光照射で11ff、fO秒間の照射で20闘
の優れた硬化深度が得られた。また上記組成物から2ウ
リルアルデヒドを抜いて調整したもの(比較例7)は1
0秒間の照射で2swの硬化深度であった。
実施例10 次の組成で歯科用コンポジットレジンを調製した。
組成: Bis −GMA 1.009、 2,2′−
ジ(4−メタクリロキシポリエトキシフェニル)プロパ
ン(1分子中にエトキシ基平均2.6) 1.0(1、
3G O,828f。
カンファーキノン 46岬、過酸化ベンゾイル50.9
岬、p−トルアルデヒド 85qに酸化チタン 40q
、 赤色酸化鉄 50μす、黄色酸化鉄 100μ9、
 カーボンブラック 5μす、シラン化石英粉 9.9
Of、 コロイダルシリカ0.259 これらの諸成分を実施例9と同様の方法により混合して
ペーストを調製し、硬化深度を測定した。
その結果20秒間の光照射で6.3鱈、60秒間の照射
で10.2j11の硬化深度であった。
比較例8 次の組成の光重合性組成物を調製した〇組成: Big
−GMA O,7229、5G O,19g、ベンジル
 0.02f、 ジメチルアミノベンズアルデヒド O
,G199、 シラン化石英粉 5.5799、コロイ
ダルシリカ 0.1029 これらの成分を実施例9と同様の方法により混合してペ
ーストをw4製した。得られたペーストに実施例9と同
様に光を照射したところ、ペーストは20秒間の照射で
硬化し、その硬化深度は4.5鰭であったが、硬化物は
かなシ黄色に着色しており、歯科用材料としては明らか
に不適なものであった0かかる着色は重合開始剤成分の
ジメチルアミノベンズアルデヒドに帰因しているものと
考えられる。
一方、実施例9および10で得られた硬化した本発明の
樹脂組成物では着色は全く認められなかった。
実施例11および比較例9 表9に示す組成の光重合性組成物を調製し、保存安定性
を調べた結果を表10に示17た。
表 10 以上の結果から本発明の組成物が保存安定性に優れてい
ることが明らかである。
特許出願人 株式会社り ラ し 代理人 弁理士本多 堅 手続補正書 昭和60年4月15日 特許庁長官志賀 学殿 2、発明の名称 光重合性の樹脂組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 倉敷市酒津1621番地 (10B)株式会社 り ラ し 代表取締役 上 野 他 − 4、代 理 人 倉敷市酒津青江山2045の1 自発 6、補正の対象 明細書の発明の名称の欄、%詐請求の範囲の欄および発
明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細書の発明の名称を「光重合性の組成物」に補
正する。
(2)明細書の特許請求の範囲を別紙の恕<補正する。
(8)明細書第4頁第12行、第5頁第1O行、第6頁
第3行、第6頁第19行、第7頁第3行、第7頁第8行
、第7頁第9行、第18頁第6行、第18頁第19行、
第19頁第14行′、第19頁第17行、第20頁第2
行および第20頁第4行〜第5行の「樹脂組成物」を「
組成物」に補正する。
(4)明細書第15頁第18行〜第19行の[(0゜m
、p)−テレフタル酸アルデヒド、」を削除する0 (6)明細書第20頁第13行の「実施例1および比較
例1」を「実施例1」に補正する。
(6)明細書第21頁第13行の「表1」を、「表1−
1」に補正する。
(7) 明細書第31頁、表8の上から第1、左から第
3の欄の「増加剤の種類」を「増感剤の種類」に補正す
る。
(8)明細書第31頁表8のつぎの構造式において、補
正する。
(9)明細書第33員第1行のr2WJを「5−」に補
正する。
(至)明細書第33頁第8行の「平均2.6」を「平均
2.6個」に補正する0 (ロ)明細書第33頁第11行のr 40mvJを「3
.0■」に補正する。
(2)明細書第36頁、表10の「比較例9−3」の欄
において、「7」を「12」に、「10」を「60」に
補正する。
2、特許請求の範囲 (1) 重合性単量体と該単量体を可視光線によ〕重合
せしめうる開始剤を含んでなる組成物において、該開始
剤が(イ)α−ジケトン、キノンおよびこれらの誘導体
から選択される少なくとも一種の光増感剤および(ロ)
アミノ基を有しないアルデヒドおよびその誘導体から選
択される少なくとも一種の促進剤を主要成分とすること
を特徴とする光重合性組成物。
(2)該開始剤は該光増感剤および該促進剤にさらに有
機過酸化物を加えて構成されている特許請求の範囲第1
項記載の光重合性組成物。
(8) 該α−ジケトン、キノンおよびこれらの誘に (式中人は炭素数20以下の脂肪族炭化水素基を表わし
、2個のAは同一であっても、異なってもよく、2個の
Aどうしが互いに結合して環状構造を形成していてもよ
い。また、式中A′は2〜4個の水素または炭素数20
以下の脂肪族炭化水素基を表わし、複数のA′は同一で
あっても、異なってもよい。)で表わされる化合物であ
る特許請求の範囲第1項または第2項記載の光重合性組
成物。
(4)該光増感剤がアントラキノン、ナフトキノン。
アセナフテンキノン、フエナントラキノンまたはこれら
のアルキル置換誘導体(ただし、該アルキル基の炭素数
は20以下0)である特許請求の範囲第3項記載の光重
合性組成物。
(5) 該光増感剤がカンファーキノン、ジアセチル、
2.3−ベンタンジオン、2,3−もしくは3.4−ヘ
キサンジオン、または2.3−13.4−もしくは4゜
5−オクタンジオンである特許請求の範囲第3項記載の
光重合性組成物。
(6)該アルデヒドおよびその誘導体が一般弐B+CH
O)n(式中Bは炭素数20以下の鎖状もしくは環状の
飽和あるいは不飽和脂肪族炭化水素基、または炭素数2
0以下の単環式あるいは多環式芳香族炭化水素基を表わ
し、これらの炭化水素基はさらに炭素数20以下の置換
基を有していてもよい。nは1〜3の整数。)で表わさ
れる化合物である特許請求の範囲第1項または第2項の
光重合性組成物。
(7) 該アルデヒドが炭素数20以下のアルキルモノ
−もしくはジ−アルデヒド、炭素数20以下のポリアル
キルエーテルモノ−もしくはジーアルデまたは2゜Xは
炭素数20以下のアルキル、アルコキシまたはポリアル
キルエーテル基を表わし、tは0〜3の整数である。)
で表わされる化合物である特許請求の範囲第6項記載の
光重合性組成物0(8)該有機過酸化物がジアシルパー
オキサイド類またはパーオキシエステル類である特許請
求の範囲第2項記載の光重合性組成物。
(9)該有機過酸化物が過酸化ベンゾイル、t−ブチル
パーベンゾエート、ジーt−ブチルパーオキシインフタ
レートまたは2,5−ジメチル□−2,5−ジ(ベンゾ
イルパーオキシ)ヘキサンでおる特許請求の範囲第8項
の光重合性組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)重合性単量体と該単量体を可視光線により重合せ
    しめうる開始剤大金んでなる樹脂組成物において、該開
    始剤が(イ)α−ジケトン、キノンおよびこれらの誘導
    体から選択される少なくとも一種の光増感剤および(ロ
    )アミノ基を有しないアルデヒドおよびその誘導体から
    選択される少なくとも一種の促進剤を主要成分とするこ
    とを特徴とする光重合性樹脂組成物。 (2)該開始剤は該光増感剤および該促進剤にさらに有
    機過酸化物を加えて構成されている特許請求の範囲第1
    項記載の光重合性樹脂組成物。 (式中人は炭素数20以下の脂肪族炭化水素基を表わし
    、2個のAは同一であっても、異なってもよく、2個の
    Aどうしが互いに結合して環状構造を形成していてもよ
    い。また、式中A′は2〜4個の水素または炭素数20
    以下の脂肪族炭化水素基を表わし、複数のA′は同一で
    あっても、異なってもよい。)で表わされる化合物であ
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の光重合性樹
    脂組成物。 (4)該光増感剤がアントラキノン、ナフトキノン、ア
    セナンテンキノン、フエナントラキノンまたはこれらの
    アルキル置換誘導体(炭素数20以下)である特許請求
    の範囲第3項記載の光重合性樹脂組成物。 (5)該光増感剤がカンファーキノン、ジアセチル、2
    .3−ペンタンジオン、2.3−もしくは5.4−ヘキ
    サンジオン、または2.3−53.4−もしくは4.5
    −オクタンジオンである特許請求の範囲第3項記載の光
    重合性樹脂組成物◎ (6)核アルデヒドおよびその誘導体が一般式B÷CH
    O)n (式中Bは炭素数20以下の鎖状もしくは環状
    の飽和あるいは不飽和脂肪族炭化水素基、または炭素数
    20以下の単環式あるいは多環式芳香族炭化水素基を表
    わし、これらの炭化水素基はさらに炭素数2θ以下の置
    換基を有していてもよい。nは1〜3の整数、、)で表
    わされる化合物である特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の光重合性樹脂組成物。 (7)該アルデヒドが炭素数20以下のアルキルモノ−
    もしくはジ−アルデヒド、炭素数20以下アルコキシま
    たはポリアルキルエーテル基を表わし、tは0〜3の整
    数である)で表わされる化合物である特許請求の範囲第
    6項記載の光重合性樹脂組成物。 (8)該有機過酸化物がジアシルパーオキサイド類また
    はパーオキシエステル類である特許請求の範囲第2項記
    載の光重合性樹脂組成物。 (9)該有機過酸化物が過酸化ベンゾイル、t−ブチル
    パーベンゾエート、ジ−t−ブチルパーオキシイソフタ
    レートまたは2.5− ジメチル−2゜5−ジ(ベンゾ
    イルパーオキシ)ヘキサンである特許請求の範囲第8項
    の光重合性樹脂組成物。 (11充項剤を含有してなる特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の光重合性樹脂組成物。
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