JPS6019242B2 - コ−ヒ−又はテイーの芳香浸出液調製用の濾過装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、コーヒー又はティーの芳香浸出液を調製する
ための櫨過装置であって、渡過容器と漏斗状猿紙とから
成り、櫨過装置の出口をサイホンとして構成しかつ櫨過
容器の内部に前記櫨紙を支持するための支持リブを配置
した形式のものに関する。

く従来の技術＞ 前記形式の猿過装置は米国特許第３３５６０１び号明細
書並びに図面に基づいて公知になっている。

この公知の臆過装置は、下端範囲が集液室として構成さ
れた猿過容器を有している。前記集液室の出口開〇には
、接続部を介して、サイホン管が接続されている。該サ
イホン管は櫨過容器の外側に位置している。また、櫨液
を猿過容器からサイホンを介して流出される形式のコー
ヒーメーカーが米国特許第１９２２７８２号明細書並び
に図面に基づいて公知である。

この場合サイホンは、櫨過容器の壁内のＵ形溝によって
形成されており、該Ｕ形溝によって形成されており、該
Ｕ形溝上には金属薄板が鋼接されている。もっとも、こ
の場合、コーヒーは漏斗状渡紙によってではなく、鐙孔
されたメタルフオイルによって猿適される。更に又、櫨
過容器と漏斗状濠紙とから成る渡過装置はドイツ連邦共
和国実用新案登録第７４１７３４２号明細書並びに図面
に基づいて公知になっているが、この場合、戦設フィル
夕の下方部分において、支持リブが漏斗状猿紙と協働し
て猿液流出用通路を形成している。

該実用新案明細償に開示されている猿過装置が従来慣用
の猿過装置と異なっている点‘よ、支持リプに接触して
いる櫨紙と櫨過容器の函壁との間に存在している容積が
慣用の櫨過装置の場合よりも著しく大であることだけで
ある。

従って、櫨過容器の底部範囲に在る適当な小さな出口関
口を通って順次流出できる櫨液のための傷溜まりが作ら
れねばならない。＜発明の議題＞ 本発明の課題は、冒頭で述べた形式の渡過装置のサイホ
ンをできるだけ単純に構成し、かつできるだけ容易に掃
除できるようにすることである。

＜発明の構成＞上記課題を解決する本発明の手段は、渡
過容器の出口が案内リブから構成されていて、議案内リ
ブによって２つの通路部分が制限されており、しかも第
１の通路部分が、猿過容器の最深部位の直ぐ上位に位置
する吸込関口から上向きに題かれ、また第２の通路部分
が、前記第１の通路部分の終端を起点として出口関口へ
導かれており、両通路部分が、前記案内リブにぴったり
接触した漏斗状渡紙と協働して、サイホンとして働く管
系を形成する点にある。

＜作用＞ 本発明の重要な利点は、サイホンを本発明よりもなお一
層単純に構成することは事実上もはや考えられない点に
ある。

ぴったり接触する漏斗状瀦紙と相俊つて、サイホンとし
て働く管系を形成する通路部分を制限するように案内リ
プを一体成形することは、従来慣用の型式の渡過容器の
製造に対比して事実上過剰経費を生ぜしめないことを意
味している。それというのは、猿過容器を成形するため
の型を製作することだけが問題だからである。この場合
、櫨過容器を、今日一般に行なわれているようにプラス
チックから製作するか、それとも磁器から製作するかは
どうでもよいことである。更にこのような櫨過容器は、
通路形成のために一体成形された案内リブの範囲におい
ても、極めて容易に掃除することができる。サイホンを
形成するために付加的な構成部村の必要は全くない。有
利な実施態様は特許請求の範囲の従属請求項の記載から
明らかである。

＜実施例＞ 次に図面につき本発明の１実施例を詳説する。

第１図〜第３図いは、プラスチックで一体に成形された
猿過容器１が図示されており、譲渡過容器内に漏斗状櫨
紙（図示せず）が挿隊可能である。猿過容器１の出口４
は、渡過容器１の内部に張出す案内リブ１５，１６，１
７から成る通路系によって構成されている。

これらの案内リブ１５〜１７によって、様過容器１の最
深部位の直ぐ上位に位置する吸込関口６ａから上方へ通
じる第１の遍路部分１８と、下方へ向って出口関口７ａ
に通じる第２の通路部分１９が形成される。第１図から
判るように丸味２０を成して櫨過容器１の中央に達する
案内リブ１５〜１７は、漏斗状渡紙を接触させて支持す
るための支持リブ１０よりも僅かに丈高に礎成されてい
る。従って案内リブ１５〜１７は支持リブよりも僅かな
がら高く櫨過容器１の内部へ張出している。これにより
殊に、猿過動作が開始されると、すなわち水が蟻過装置
内へ導かれると、いかなる場合にも漏斗状猿紙は案内Ｉ
Ｊブ１５〜１７にぴったり接触することができる。それ
というのは、前記櫨過動作が始まると、猿紙は乾燥状態
時よりも柔軟になり、かつ、水圧とコーヒー粉の負荷を
受けることに基づいて前記案内リプ１５〜１７に事実上
密着するからである。この密着によって、案内リプ１５
〜１７によって制限された通路部分１８，１９は、接触
する櫨紙と相換って、サイホンとして働く管系を形成す
る。＜発明の効果〉第１図〜第３図に示した実施例は、
すでに述べたように櫨過容器１をプラスチックで一体成
形することができるので、特に製造技術上の観点から見
て極めて有利である。

更に又この渡過容器１は、渡過操作終了後の洗浄をきわ
めて簡便に行なうことができるので、実用上の利点が大
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例としての櫨過装置の断面図、
第２図は第１図の矢印の方向に見た平面図、第３図は第
１図の肌一肌線に沿った断面図である。 １・・・猿過容器、４・・・出口、６ａ・・・吸込閉口
、７ａ小出口関口、１０・・・支持リブ、１５，１６，
１７・・・案内リブ、１８，１９・・・通路部分、２０
・・・丸味。 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ コーヒー又はテイーの芳香浸出液を調製するための
   濾過装置であつて、濾過容器と漏斗状濾紙とから成り、
   濾過装置の出口をサイホンとして構成しかつ濾過容器の
   内部に前記濾紙を支持するための支持リブを配置した形
   式のものにおいて、濾過装置１の出口４が案内リブ１５
   ，１６，１７から構成されていて、該案内リブによつて
   ２つの通路部分１８，１９が制限されており、しかも第
   １の通路部分１８が、濾過容器１の最深部位の直ぐ上位
   に位置する吸込開口６ａから上向きに導かれ、また第２
   の通路部分１９が前記第１の通路部分１８の終端を起点
   として出口開口７ａへ導かれており、両通路部分１８，
   １９が、前記案内リブ１５，１６，１７にぴつたり接触
   した漏斗状濾紙と協働して、サイホンとして働く管系を
   形成することを特徴とする、コーヒー又はテイーの芳香
   浸出液調製用の濾過装置。 ２ 案内リブ１５，１７が丸味２０を成して濾過容器１
   の中央へ達している、特許請求の範囲第１項記載の濾過
   装置。 ３ 案内リブ１５〜１７が、濾過容器１の内部で漏斗状
   濾紙を支持するため設けられている支持リブ１０よりも
   僅かに丈高である、特許請求の範囲第１項又は第２項記
   載の濾過装置。