JPH0830Y2 - フィルタ装置 - Google Patents
フィルタ装置Info
- Publication number
- JPH0830Y2 JPH0830Y2 JP9410990U JP9410990U JPH0830Y2 JP H0830 Y2 JPH0830 Y2 JP H0830Y2 JP 9410990 U JP9410990 U JP 9410990U JP 9410990 U JP9410990 U JP 9410990U JP H0830 Y2 JPH0830 Y2 JP H0830Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- ring
- outlet pipe
- passage
- filter container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J31/00—Apparatus for making beverages
- A47J31/06—Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor
- A47J31/0615—Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor with special arrangements for making tea or the like, e.g. where the infusion liquid is kept a certain time in the filter before flowing out
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、抽出したお茶を排出するサイフォニング手
段を有するフィルタ容器を具え、前記サイフォニング手
段は、フィルタ容器の底部から上方に突出する出口パイ
プと、この出口パイプを包囲してこの出口パイプとの間
に液体用通路を生ずるスリーブとを有するものとして構
成し、前記スリーブの上端は閉鎖し、またこのスリーブ
の下方部分には毛細管通路を設けたフィルタ装置に関す
るものである。
段を有するフィルタ容器を具え、前記サイフォニング手
段は、フィルタ容器の底部から上方に突出する出口パイ
プと、この出口パイプを包囲してこの出口パイプとの間
に液体用通路を生ずるスリーブとを有するものとして構
成し、前記スリーブの上端は閉鎖し、またこのスリーブ
の下方部分には毛細管通路を設けたフィルタ装置に関す
るものである。
このようなフィルタ装置は、イギリス国特許第2,134,
376号に記載されている。
376号に記載されている。
このフィルタ装置は、サイフォニング作用が停止した
とき、液体レベルがフィルタ容器の下方部分まで低下す
るため、供給されるフレッシュ液体がサイフォン効果に
より即座に通過する構成になっている。このようなフィ
ルタ装置はお湯が少しずつ供給される電気装置に使用さ
れる。しかし、実際上、お茶の葉が極めて長い時間お湯
に接触することから、抽出されるお茶が濃すぎてしまう
ことがよくある。
とき、液体レベルがフィルタ容器の下方部分まで低下す
るため、供給されるフレッシュ液体がサイフォン効果に
より即座に通過する構成になっている。このようなフィ
ルタ装置はお湯が少しずつ供給される電気装置に使用さ
れる。しかし、実際上、お茶の葉が極めて長い時間お湯
に接触することから、抽出されるお茶が濃すぎてしまう
ことがよくある。
従って、本考案の目的は、最適な濃さのお茶が得られ
るようにする上述のフィルタ装置を改善することにあ
る。
るようにする上述のフィルタ装置を改善することにあ
る。
この目的を達成するため、本考案によりフィルタ装置
は、前記フィルタ容器に、前記スリーブを包囲してスリ
ーブとの間に液体用の通路を生ずるリングを設け、この
リングをフィルタ容器の底部に配置し、前記リングの底
部からの高さを出口パイプの底部からの高さよりも高く
し、更に、前記リングの下方部分には、液体は通過させ
るがお茶の葉は阻止する寸法の通路を設けたことを特徴
とする。
は、前記フィルタ容器に、前記スリーブを包囲してスリ
ーブとの間に液体用の通路を生ずるリングを設け、この
リングをフィルタ容器の底部に配置し、前記リングの底
部からの高さを出口パイプの底部からの高さよりも高く
し、更に、前記リングの下方部分には、液体は通過させ
るがお茶の葉は阻止する寸法の通路を設けたことを特徴
とする。
この構成によれば、フィルタ容器に流入するお湯の一
部はお茶抽出プロセスには関与せずに出口パイプに直接
流入する。従って、濃すぎるお茶は希釈され、よい味の
お茶が得られる。
部はお茶抽出プロセスには関与せずに出口パイプに直接
流入する。従って、濃すぎるお茶は希釈され、よい味の
お茶が得られる。
好適な実施例においては、前記リングおよびスリーブ
を一体ピースとして形成し、この一体ピースをフィルタ
容器に着脱自在に配置できる構成とする。
を一体ピースとして形成し、この一体ピースをフィルタ
容器に着脱自在に配置できる構成とする。
次に、図面につき本考案の好適な実施例を説明する。
フィルタ装置は、サイフォン手段2を設けたフィルタ
容器1により形成する。サイフォン手段は、フィルタ容
器の底部3の窪み4から上方に突出する出口パイプ5
と、この出口パイプを包囲する円形断面のスリーブ6と
を有するものとして構成し、パイプとスリーブとの間に
液体用の通路7が生ずるようにする。出口パイプ5の開
放端部の上方のスリーブ6の上端を閉鎖し、スリーブ6
の下端は底部3の窪み4に当接する。出口パイプ5の下
端で出口開口8を窪み4に形成する。スリーブ6の下方
部分の周囲には、狭小スリット9の形式の多数の毛細管
通路を設ける。上述のイギリス国特許第2,134,376号に
記載したように、これら狭小スリーブはサイフォニング
作用を維持する。
容器1により形成する。サイフォン手段は、フィルタ容
器の底部3の窪み4から上方に突出する出口パイプ5
と、この出口パイプを包囲する円形断面のスリーブ6と
を有するものとして構成し、パイプとスリーブとの間に
液体用の通路7が生ずるようにする。出口パイプ5の開
放端部の上方のスリーブ6の上端を閉鎖し、スリーブ6
の下端は底部3の窪み4に当接する。出口パイプ5の下
端で出口開口8を窪み4に形成する。スリーブ6の下方
部分の周囲には、狭小スリット9の形式の多数の毛細管
通路を設ける。上述のイギリス国特許第2,134,376号に
記載したように、これら狭小スリーブはサイフォニング
作用を維持する。
本考案によれば、フィルタ装置にはスリーブ6を包囲
するリング10を設け、リングとスリーブとの間に液体通
路11を生ずるようにする。リング底部からのリング10の
高さのレベルは、出口パイプ5の高さのレベルよりも高
くし、フィルタ容器の壁13とリング10との間の空間12に
存在するお茶の葉を含む液体が、リングの上端縁に沿っ
て通路11に流入できないようにする。これは前もってサ
イフォニング作用が既にスタートしているためである。
リング10の下方部分の周囲に沿って、液体を通過させる
が、お茶の葉は阻止する通路14を設ける。
するリング10を設け、リングとスリーブとの間に液体通
路11を生ずるようにする。リング底部からのリング10の
高さのレベルは、出口パイプ5の高さのレベルよりも高
くし、フィルタ容器の壁13とリング10との間の空間12に
存在するお茶の葉を含む液体が、リングの上端縁に沿っ
て通路11に流入できないようにする。これは前もってサ
イフォニング作用が既にスタートしているためである。
リング10の下方部分の周囲に沿って、液体を通過させる
が、お茶の葉は阻止する通路14を設ける。
このフィルタ装置を使用するにあたり、適量のお茶の
葉をフィルタ容器1の空間12に投入する。熱いお湯はフ
ィルタ容器に落下し、先ずリング10とスリーブ6との間
の通路11に達する。連通作用によりお湯は通路7、11お
よび空間12においてゆっくりと上昇する。空間12内のお
湯のみがお茶抽出プロセスに関与する。お湯が出口パイ
プ5の上端に達し、この端縁からオーバーフローすると
き、サイフォニング作用が開始する。通路11におけるお
湯は直接出口パイプ5に流入し、抽出したお茶を通路14
を経て通路11から出口パイプに沿って吸引する。
葉をフィルタ容器1の空間12に投入する。熱いお湯はフ
ィルタ容器に落下し、先ずリング10とスリーブ6との間
の通路11に達する。連通作用によりお湯は通路7、11お
よび空間12においてゆっくりと上昇する。空間12内のお
湯のみがお茶抽出プロセスに関与する。お湯が出口パイ
プ5の上端に達し、この端縁からオーバーフローすると
き、サイフォニング作用が開始する。通路11におけるお
湯は直接出口パイプ5に流入し、抽出したお茶を通路14
を経て通路11から出口パイプに沿って吸引する。
本考案の利点は、濃い第1抽出茶が、抽出プロセスに
関与しない通路11におけるお湯により薄められる点であ
る。この結果、お茶の味が改善される。
関与しない通路11におけるお湯により薄められる点であ
る。この結果、お茶の味が改善される。
本考案の他の利点は、リング10の壁の下方部分により
形成し、通路14を設けたフィルタ表面が、イギリス国特
許第2,134,376号に使用したスリーブのフィルタ表面よ
りも極めて大きい点である。本考案のこの構成によれ
ば、お茶の葉の詰まりおよびこの結果生ずる貧弱なサイ
フォニング作用を回避することができる。
形成し、通路14を設けたフィルタ表面が、イギリス国特
許第2,134,376号に使用したスリーブのフィルタ表面よ
りも極めて大きい点である。本考案のこの構成によれ
ば、お茶の葉の詰まりおよびこの結果生ずる貧弱なサイ
フォニング作用を回避することができる。
リング10およびスリーブ6はリブ15により互いに連結
し、例えば、射出成形により一体ピースとして形成する
ことができる。スリーブ6の上端におけるウイング16に
よりこの一体部分をフィルタ容器から容易に取り外すこ
とができ、また容易に装着することができる。
し、例えば、射出成形により一体ピースとして形成する
ことができる。スリーブ6の上端におけるウイング16に
よりこの一体部分をフィルタ容器から容易に取り外すこ
とができ、また容易に装着することができる。
第1図は、本考案によるフィルタ装置の好適な実施例の
線図的縦断面図である。 1……フイルタ容器 2……サイフォン手段 3……底部 4……窪み 5……出口パイプ 6……スリーブ 7……通路 8……出口開口 9……狭小スリット 10……リング 11……液体通路 12……空間 13……壁 14……通路 15……リブ 16……ウィング
線図的縦断面図である。 1……フイルタ容器 2……サイフォン手段 3……底部 4……窪み 5……出口パイプ 6……スリーブ 7……通路 8……出口開口 9……狭小スリット 10……リング 11……液体通路 12……空間 13……壁 14……通路 15……リブ 16……ウィング
Claims (2)
- 【請求項1】抽出したお茶を排出するサイフォニング手
段(2)を有するフィルタ容器(1)を具え、前記サイ
フォニング手段(2)は、フィルタ容器の底部(3)か
ら上方に突出する出口パイプ(5)と、この出口パイプ
を包囲してこの出口パイプとの間に液体用通路(7)を
生ずるスリーブ(6)とを有するものとして構成し、前
記スリーブ(6)の上端は閉鎖し、またこのスリーブ
(6)の下方部分には毛細管通路(9)を設けたフィル
タ装置において、前記フィルタ容器に、前記スリーブ
(6)を包囲してスリーブ(6)との間に液体用の通路
(11)を生ずるリング(10)を設け、このリング(10)
をフィルタ容器の底部(3)に配置し、前記リング(1
0)の底部(3)からの高さを出口パイプ(5)の底部
(3)からの高さよりも高くし、更に、前記リング(1
0)の下方部分には、液体は通過させるがお茶の葉は阻
止する寸法の通路(14)を設けたことを特徴とするフィ
ルタ装置。 - 【請求項2】前記リング(10)およびスリーブ(6)を
一体ピースとして形成し、この一体ピースをフィルタ容
器(1)に着脱自在に配置できる構成とした請求項1記
載のフィルタ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8902272A NL8902272A (nl) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | Filtreerinrichting voor het bereiden van thee. |
NL8902272 | 1989-09-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0349027U JPH0349027U (ja) | 1991-05-13 |
JPH0830Y2 true JPH0830Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=19855296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9410990U Expired - Lifetime JPH0830Y2 (ja) | 1989-09-12 | 1990-09-10 | フィルタ装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0830Y2 (ja) |
DE (1) | DE9012551U1 (ja) |
FR (1) | FR2651665B3 (ja) |
GB (1) | GB2235868B (ja) |
NL (1) | NL8902272A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE9108510U1 (de) * | 1991-07-10 | 1992-11-12 | Coffee Team Kaffeemaschinen GmbH, 8000 München | Filtergerät |
US5927179A (en) * | 1997-09-02 | 1999-07-27 | Lipton, Division Of Conopco, Inc. | Apparatus for quick brewing of tea |
DE69901928T2 (de) | 1998-12-24 | 2002-11-07 | Unilever N.V., Rotterdam | Teebrühgerät |
GB0029228D0 (en) * | 2000-11-30 | 2001-01-17 | Unilever Plc | Tea brewing method and apparatus |
EP1774878B1 (en) * | 2005-10-14 | 2008-01-23 | Nestec S.A. | Method for preparing a beverage from a capsule |
EP1975087B2 (en) | 2007-03-19 | 2018-05-16 | Nestec S.A. | Capsule with flow regulating technology |
GB2481068B (en) | 2010-06-11 | 2012-06-20 | Kraft Foods R & D Inc | Cartridge for the preparation of beverages |
ITBO20110101A1 (it) | 2011-03-02 | 2012-09-03 | Macchiavelli Srl | Capsula intercambiabile per la preparazione di una infusione di caffe', e procedimento per l'ottenimento di una infusione di tale caffe' |
CH708663A1 (de) * | 2013-10-04 | 2015-04-15 | Delica Ag | Kapsel und System zur Zubereitung eines flüssigen Lebensmittels, sowie Kapselkörper. |
CN107136935B (zh) * | 2016-03-01 | 2019-06-21 | 允慧科技(上海)有限公司 | 排放装置以及包括该排放装置的冲泡器和饮品制作机 |
CN111387817B (zh) * | 2020-02-28 | 2023-04-11 | 芜湖艾尔达科技有限责任公司 | 一种加热装置及其使用方法 |
-
1989
- 1989-09-12 NL NL8902272A patent/NL8902272A/nl not_active Application Discontinuation
-
1990
- 1990-09-01 DE DE9012551U patent/DE9012551U1/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-09-07 GB GB9019539A patent/GB2235868B/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-09-10 JP JP9410990U patent/JPH0830Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-09-12 FR FR9011277A patent/FR2651665B3/fr not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2651665B3 (fr) | 1991-07-19 |
GB2235868B (en) | 1993-06-16 |
GB9019539D0 (en) | 1990-10-24 |
NL8902272A (nl) | 1991-04-02 |
FR2651665A3 (fr) | 1991-03-15 |
DE9012551U1 (de) | 1990-11-29 |
GB2235868A (en) | 1991-03-20 |
JPH0349027U (ja) | 1991-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0349625Y2 (ja) | ||
JPH0830Y2 (ja) | フィルタ装置 | |
US6481340B2 (en) | Brewer filter support | |
US2936696A (en) | Device for processing a liquid | |
CN208822401U (zh) | 冲泡滤杯结构 | |
US2780162A (en) | Coffee extractors | |
CA1071421A (en) | Filter device for producing aromatic extracts from coffee or tea | |
CN107184037A (zh) | 一种蒸汽养生煮茶壶 | |
JPS5817539Y2 (ja) | コ−ヒ−、紅茶等の抽出器用補助具 | |
JPS5937143Y2 (ja) | アイスコ−ヒ−・アイステイ−用冷却濾器 | |
KR200494168Y1 (ko) | 커피 핸드 기능성 드립퍼 | |
JP2504347Y2 (ja) | 蓋装置 | |
JPH0352291Y2 (ja) | ||
JPS6038426Y2 (ja) | ドリツプ式コ−ヒ沸し器の湯拡散蓋 | |
KR200247741Y1 (ko) | 필터 배열을 가진 포트 | |
JPH067249A (ja) | 飲料抽出装置用濾過機 | |
JPS607612Y2 (ja) | コ−ヒ−等の抽出装置 | |
JPS624267Y2 (ja) | ||
US1802591A (en) | Percolator attachment | |
JPH0144125Y2 (ja) | ||
JPH0584263U (ja) | 急 須 | |
JPH0126348Y2 (ja) | ||
JPS5849712Y2 (ja) | ドリップ式コ−ヒ沸し器の湯注出口 | |
JPH0418519Y2 (ja) | ||
JPH0310905Y2 (ja) |