JPS5849712Y2 - ドリップ式コ−ヒ沸し器の湯注出口 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、湯を拡散して、コーヒ粉を収納した濾過器に
注出するようにした、ドリップ式コーヒ沸し器の注出口
に関するものである。

従来、ドリップ式コーし沸し器は、第１図側断面図から
、水を収納した水タンク１と、この水タンク１の底部に
設けられた弁２を介し、ドリップ式コーヒ沸し器の基台
１５内の導水管３と接続され導水管３は、シーズヒータ
の如くヒータ４を備えた熱板５部分で加熱され、熱板５
から基台１５垂直方向上に延在され、かつ、平行方向に
折曲された湯導管６を有し、この湯導管６の吐出口は、
基台１５上に位置する。

コーヒボトル９と、このコーヒボトル９上のコーヒ粉を
収納する濾過器８と、この濾過器８上の湯拡散蓋７の中
央上方向に、位置するように構成されている。

上記ドリップ式コーヒ沸し器は、ドリップする湯を湯拡
散蓋７によって拡散し、コーヒ粉を収納した濾過器８を
介して、コーヒボトル９ヘコーヒ液を貯溜するものであ
り、従来、コーヒ粉に湯が、まんべんなく通過するよう
に湯拡散蓋７が必要であったが、本考案は、前記湯拡散
蓋７を必要とせず、注出口の改良を行うものである。

次に、第２図注出口側断面、第３図注出口平面図より本
考案を説明する。

また第１図と同要素のものは、同符号を用いて説明を併
用して行うものとする。

本考案は、水タンク１の底部弁２を介して、基台１５内
で導水管３が接続され、この導水管３がヒータ４を備え
た熱板５を介し、前記基台１５から垂直方向上に延在し
、はぼ、平行方向に折曲された湯導管１１と、この湯導
管１１の湯吐出口１０前方で、湯導管１１軸方向周辺に
、前記カバ一体１２天板から下方向に、ピン１４を複数
形威し、各ピン１４がコーヒボトル９上のコーヒ粉収納
濾過器８、中央付近上方向に位置させたものであってピ
ン１４は、カバ一体１２と一体で成形され、ピン１４の
外周は、カバ一体１２の天板から下方向に、枠１３を設
けている。

枠１３は、湯吐出口１０からの湯が、極度に巾広く飛散
しないようにしたもので、カバ一体１２の壁面で代用す
ることも可能である。

また、ピン１４は適選位置を決められるもので湯吐出口
１０からの湯の吐出速度によって決められる。

すなわち、湯吐出口１０から吐出される湯は、各ピン１
４に当たり、拡散し、濾過器８内に落ちるため、巾広く
湯がコーヒ粉にかかることになる。

以上本考案は、従来の湯拡散蓋７が必要なくなるととも
に、湯導管１１をカバーするカバ一体１２の成形時に、
ピン１４を形成するのみで一体成形できるため、安価な
ものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のドリップ式コーヒ沸し器を示す側断面
図、第２図は、本考案のドリップ式コーヒ沸し器の注出
口を示す側断面図、第３図は、第２因子面図である。 第１図〜第３図において、１・・・・・・水タンク、３
・・・・・・導水管、６・・・・・・湯導管、１１・・
・・・・湯導管、１２・・・・・・カバ一体、１４・・
・・・・ピンである。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 水タンク１底部から基台１５内で導水管３と接続され、
   この導水管３がヒータ４を備えた熱板５を介し、前記基
   台１５内から基台１５上垂直方向に延在し、はぼ平行方
   向に折曲された湯導管１１と、この湯導管１１先端の湯
   吐出口１０前方まで覆うようにしたカバ一体１２と、前
   記湯導管１１の湯吐出口１０前方で、湯導管１１軸方向
   周辺に前記カバ一体１２天板から、下方向にピン１４を
   複数形威し、各ピン１４がコーヒボトル９上のコーヒ粉
   収納濾過器８、中央付近上方向に位置するドリップ式コ
   ーヒ沸し器の温性出口。