JPH0425062Y2 - - Google Patents

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JPH0425062Y2
JPH0425062Y2 JP17775387U JP17775387U JPH0425062Y2 JP H0425062 Y2 JPH0425062 Y2 JP H0425062Y2 JP 17775387 U JP17775387 U JP 17775387U JP 17775387 U JP17775387 U JP 17775387U JP H0425062 Y2 JPH0425062 Y2 JP H0425062Y2
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sake
nozzle
injection nozzle
take
liquid level
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は端面に液面センサーを組合せた酒かん
器の注液ノズルの構造に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来この種酒かん器は、各種構造の製品が市販
されている。例えば、酒加熱容器で加温された酒
が電磁バルブを通つて酒取出しノズルから排出さ
れ、徳利等の容器にこれを採取するが、その場合
採取する容器の形状並びにその容量が各種異なる
ため採取する酒量を制御する機能が付加されてい
る。そしてこれ等には徳利等の採取容器内の定位
置液面をセンサーで検出して取出ノズルからの排
出を自動的に停止する液面制御方式のもの、例え
ば、酒の取出ノズルの構造が固定された内筒と、
この内筒の外周を垂直に上下自在に昇降する外筒
との組合せからなり、しかもこの外筒の外周には
液面検出用の一対のL型電極が取付けられたもの
(特公昭55−38132など)がある。また実公昭59−
31127の様に合成樹脂製の円筒状の単一の取出し
ノズルの端面外周に対向して一対の電極センサー
が組合されたもの、或いは同様取出しノズルの外
周と、そのノズル内に各一本の電極センサーが組
合された構造のものも公知である。またこれらの
構造においては排出口より排出した酒が採取容器
内に流入し順次酒面が上昇すれば採取容器内に入
れられた取出しノズルの排出口端面位置迄延長さ
れた両電極センサーの先端に接触し、この導通信
号によつて制御回路が電磁バルブを閉止する様作
動して取出しノズルからの酒の排出を停止せしめ
るものやまた他の構造には電気良導体製内管と電
気絶縁体製の中間層を介して、その外周に電気良
導体製外管を組合せた取出しノズルでこの電気良
導体製の内・外管を酒面検出用の電極センサーと
して用いた構造のもの等も公知である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 而して、この前記各種取出しノズル構造には次
の様な問題点がある。
すなわち、採取容器内の酒面と両電極センサー
が接触し、その導通を検出して制御回路で電磁バ
ルブを閉止して取出しノズルの排出を停止した
時、酒面で排出口が封止されるので取出しノズル
中間の酒が排出されないという欠点があり、更に
またこの採取容器を取出しノズルから外したのち
取出しノズル内の残留酒が下部に澪く状に滴下す
るという不都合がある。また前述固定された内管
と、この内管の外周に上下自在に昇降する様組合
された外管とからなる二重構造の取出ノズルの場
合には取出しノズルの全長が長くなり、このため
酒面停止時の取出しノズル内の残留酒が多量で、
しかも内管と外管との摺動部、隙間に酒が浸入し
て酒の糖分による内、外管の固着が生じるという
欠点がある。また酒面停止時の取出しノズル内の
残留酒を少なくするために取出ノズル内径を小さ
くする事も考えられるが、このため酒取出し時間
が長くなるという欠点があり、また前述する従来
構造において電気良導体製の内管、外管と電気絶
縁体製の中間層とからなる取出しノズルは、これ
等三層の管を密に嵌合させることや曲げ加工等製
作が大変困難で極めて量産性が悪く、しかも前記
取出しノズル構造同様酒面停止時に取出しノズル
内に残留酒が発生してしまうという欠点もある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、これら前述する欠点を排除し、公知
手段によることなく新たな手段構造によつて完成
されたものである。すなわち注液ノズルの排出口
を液面センサーの先端より上方に設け、しかもこ
の排出口より下方に突出した液面センサーの保護
壁を注液ノズル先端に一体に成形し、この保護壁
の内側に形成された空気吸入孔によつて酒面検出
時に排出口を酒で封止されない構造として酒面停
止時の注液ノズル内の酒を速やかに採取容器内に
排出できるものである。
以下本考案の注液ノズルの構造についてその構
成を図面の例を用いて説明する。1は合成樹脂材
料でL形の円筒状に成形した注液ノズルで横方向
端部に流入口2を設け、この流入口2の他端にこ
れと連通する様内部が長円断面形状の流通路3が
形成されている。またこの注液ノズル1の縦部中
央外周には縦溝4,4′が各対向する位置に設け
てある。5は流通路3の下端で隔壁9の外端面よ
り内上方Hの高さに設けられた排出口である。6
は注液ノズル1の下端部に設けられた保護壁で排
出口5を覆う様に下方に延長して成形されてい
る。またこの保護壁6は排出口5の下部に空気吸
入口7を形成する。8,8′は耐食性に優れた金
属材料、例えばステンレス材をL型に成形した一
対の液面センサーでこの液面センサー8,8′は
その先端が注液ノズル1の最下端に位置する様
に、縦溝4,4′にそれぞれ嵌入固定される。9
は空気吸入孔7内に設けた隔壁で両液面センサー
8,8′を隔絶する様保護壁6と一体に成形され
構成される。
(ホ) 作用 次に本考案の注液ノズル1の作用について説明
する。
採取容器(図示せず)内の所望の酒面の高さに
注液ノズル1の下端が位置する様容器載置台の高
さを上下調整する。次に加熱装置、ポンプ等を作
動させ貯留タンク内の酒を加温する。次に加温さ
れた酒は注液ノズル1の流入口2に流入し流通路
3を通つて排出口5より順次排出され採取容器内
に入る。次に採取容器内の酒面が上昇して注液ノ
ズル1の取付けた液面センサー8,8′に接触す
ればこの両液面センサー8,8′が上昇した酒面
の酒を介して導通する。この導通信号が入力され
た制御装置は加熱装置並びに送液用ポンプの作動
を停止させて注液ノズル1からの酒の排出を止め
る。この時採取容器内の停止した酒面は液面セン
サー8,8′の先端すなわち注液ノズル1の端面
となるが酒の排出口5がこの端面より上方Hに設
けてあるので、停止時排出口5が酒面で封止され
ることはない。しかもこの排出口5と酒面との間
には保護壁6によつて形成された空気吸入孔7が
存在するので注液ノズル1内に空気が流入して流
通路3内の酒は酒面停止と同時に余滴として採取
容器内に排出される。
(ヘ) 効果 本考案は以上の様に構成され作動するので以下
に述べる様な効果がある。すなわち本考案の注液
ノズルはその構造において排出口が液面センサー
によつて検出する停止酒面より上方に設けてあ
り、しかもこの排出口の下部に空気吸入孔が設け
てあるので従来技術の様に停止酒面で排出口が封
止されることなく、この空気吸入孔から長円形断
面を有する流通路に容易に空気流入し、この流通
路内の酒は速やかに採取容器内に排出される。こ
のため前記従来構造で不都合な問題となつていた
停止酒面の排出口封止による流通路内の残留酒が
発生せず、注液ノズルから採取容器を外した後に
起こる余滴すなわち残留酒の無用な滴下が生じな
い。また流通路を広くできるので酒の排出が滑ら
かで取出し時間が短かくできる。また本考案の注
液ノズルに組合せた液面センサーは排出口より下
部にその先端か延長されているが注液ノズル下部
に設けた保護壁によつて取り扱い時の損傷を防止
できる。また注液ノズル下部の液面センサーが隔
壁で隔絶されているので、排出口より排出される
酒の乱流等で無用の導通や誤動作も生ずることな
く正確な酒面を検出できる等の新たな効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
はその側面図、第3図は第2図のA−A断面図、
第4図は注液ノズルの先端部の構造を示す斜視
図、第5図イ,ロは共に従来公知の取出しノズル
の先端を示す外観斜視図である。 1……注液ノズル、3……流通路、5……排出
口、7……空気吸入孔、8,8′……液面センサ
ー、9……隔壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状注液ノズルの酒流通路外周左右に相対向
    して液面センサーの両極を配置し、且つ該液面セ
    ンサーの両端末は、これを前記注液ノズルの下端
    面に並えると共に該下端には前記液面センサーの
    両極を隔てて一方に隔壁を設け、且つ前記注液ノ
    ズルの下端面より上方所要高さHには前記流通路
    に通ずる空気流入口を設けてなる酒かん器のノズ
    ル構造。
JP17775387U 1987-11-21 1987-11-21 Expired JPH0425062Y2 (ja)

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JP17775387U JPH0425062Y2 (ja) 1987-11-21 1987-11-21

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JP17775387U JPH0425062Y2 (ja) 1987-11-21 1987-11-21

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Publication Number Publication Date
JPH0182831U JPH0182831U (ja) 1989-06-02
JPH0425062Y2 true JPH0425062Y2 (ja) 1992-06-15

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