JPS60186341A - 切換可能の永久磁石チヤツク - Google Patents
切換可能の永久磁石チヤツクInfo
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- JPS60186341A JPS60186341A JP1918485A JP1918485A JPS60186341A JP S60186341 A JPS60186341 A JP S60186341A JP 1918485 A JP1918485 A JP 1918485A JP 1918485 A JP1918485 A JP 1918485A JP S60186341 A JPS60186341 A JP S60186341A
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- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
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- B23Q3/15—Devices for holding work using magnetic or electric force acting directly on the work
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、励磁状態および非励磁状態に切換可能の永久
磁石チャックに関し、特に、固定の永久磁石および可動
の永久磁石の相対位置関係によって励磁状態および非励
磁状態に切換可能の永久磁石チャックに関する。
磁石チャックに関し、特に、固定の永久磁石および可動
の永久磁石の相対位置関係によって励磁状態および非励
磁状態に切換可能の永久磁石チャックに関する。
従来の切換可能の永久磁石チャックの１つに、特公昭３
５−１６１４９号公報に記載の永久磁石チャックがある
。この永久磁石チャックは、一端開放のハウジングと、
該／＼ウジングの開放端を覆うべく該開放端を横切って
交互に配列される複数の磁極部材および非磁性部材から
成る面板と、該面板に固定された複数の固定の永久磁石
と、前記／＼ウジング内に前記磁極部材および非磁性部
材の配列方向へ移動可能に収容された可動体に固定され
た複数の可動の永久磁石とを備える。
５−１６１４９号公報に記載の永久磁石チャックがある
。この永久磁石チャックは、一端開放のハウジングと、
該／＼ウジングの開放端を覆うべく該開放端を横切って
交互に配列される複数の磁極部材および非磁性部材から
成る面板と、該面板に固定された複数の固定の永久磁石
と、前記／＼ウジング内に前記磁極部材および非磁性部
材の配列方向へ移動可能に収容された可動体に固定され
た複数の可動の永久磁石とを備える。
前記固定の永久磁石は、前記面板における互いに接近す
る前記磁極部材間に配置され、それぞれが同極の磁極面
を対向させる。また、可動の永久磁石は、πいに間隔を
おいて前記可動板の移動方向へ配列されている。前記可
動の永久磁石は互いに同極の磁極面を対向させて配置さ
れており、その間には前記磁極部材に対応する磁片が配
置されている。
る前記磁極部材間に配置され、それぞれが同極の磁極面
を対向させる。また、可動の永久磁石は、πいに間隔を
おいて前記可動板の移動方向へ配列されている。前記可
動の永久磁石は互いに同極の磁極面を対向させて配置さ
れており、その間には前記磁極部材に対応する磁片が配
置されている。
従来の前記チャックによれば、前記可動体の移動によっ
て前記固定の永久磁石の直下にこれと同一方向に磁化さ
れた可動の永久磁石を位置させることにより前記面板を
励磁状態におくことができ、また前記固定の永久磁石の
直下にこれと逆方向に磁化された可動の永久磁石を位置
させることにより前記面板を励磁状態におくことができ
る。
て前記固定の永久磁石の直下にこれと同一方向に磁化さ
れた可動の永久磁石を位置させることにより前記面板を
励磁状態におくことができ、また前記固定の永久磁石の
直下にこれと逆方向に磁化された可動の永久磁石を位置
させることにより前記面板を励磁状態におくことができ
る。
前記した励磁状態では、前記可動の永久磁石からの磁束
は前記面板の前記磁極部材に直接導かれることはなく、
前記可動の永久磁石の磁極面に接する前記極片を経て導
かれる。このため、従来の前記チャックでは、励磁状態
において前記可動の永久磁石から前記面板に導かれる磁
束に比較的大きな漏洩が生じ、磁気損失が大きくなると
いう欠点があった。
は前記面板の前記磁極部材に直接導かれることはなく、
前記可動の永久磁石の磁極面に接する前記極片を経て導
かれる。このため、従来の前記チャックでは、励磁状態
において前記可動の永久磁石から前記面板に導かれる磁
束に比較的大きな漏洩が生じ、磁気損失が大きくなると
いう欠点があった。
従って、本発明の目的は磁気損失の比較的小さな永久磁
石チャックを提供することにある。
石チャックを提供することにある。
本発明は、従来の前記永久磁石チャックでは前記可動の
永久磁石がその磁化方向を該永久磁石が支持される可動
板の移動方向に沿わせて配列されており、このため前記
可動の永久磁石はその磁極面を前記面板の前記磁極部材
に直接対向させることができない点に鑑み、前記可動の
永久磁石をその磁極面が前記面板の前記磁極部材に対向
するように前記可動体に支持し、前記可動の永久磁石の
前記磁極面を前記磁極部材に対して滑動可能とし、これ
により前記可動の永久磁石と前記面板との間の磁束の漏
洩の低減を図ったことを特徴とする。
永久磁石がその磁化方向を該永久磁石が支持される可動
板の移動方向に沿わせて配列されており、このため前記
可動の永久磁石はその磁極面を前記面板の前記磁極部材
に直接対向させることができない点に鑑み、前記可動の
永久磁石をその磁極面が前記面板の前記磁極部材に対向
するように前記可動体に支持し、前記可動の永久磁石の
前記磁極面を前記磁極部材に対して滑動可能とし、これ
により前記可動の永久磁石と前記面板との間の磁束の漏
洩の低減を図ったことを特徴とする。
さらに本発明は、前記可動および固定の両磁石を低可逆
透磁率を有する永久磁石とすることにより、前記面板の
励磁状態および非励磁状態間の切換操作を軽快にすると
共に、前記チャックの高さ寸法の低減を図ったことを特
徴とする。
透磁率を有する永久磁石とすることにより、前記面板の
励磁状態および非励磁状態間の切換操作を軽快にすると
共に、前記チャックの高さ寸法の低減を図ったことを特
徴とする。
本発明が特徴とするところは１図示の実施例についての
以下の説明により、さらに明らかとなろう。
以下の説明により、さらに明らかとなろう。
本発明に係る永久磁石チャック１０は、第１図に示され
ているように、一端開放 のハウジング１２と、該ハウ
ジングの前記開放端を覆う面板１４と、該面板１４に配
置９れる複数の固定の永久磁石１６、前記ハウジング１
２内に移動可能に収容された可動体１８に支持された複
数の可動の永久磁石２０とを含む。
ているように、一端開放 のハウジング１２と、該ハウ
ジングの前記開放端を覆う面板１４と、該面板１４に配
置９れる複数の固定の永久磁石１６、前記ハウジング１
２内に移動可能に収容された可動体１８に支持された複
数の可動の永久磁石２０とを含む。
ハウジング１２は、図示の例では、アルミニウムのよう
な非磁性材料から成る全体に矩形のハウジングである。
な非磁性材料から成る全体に矩形のハウジングである。
面板１４は、ハウジング１２の開口部を該ハウジングの
幅方向へ横切る多数の磁極部材２２と、該磁極部材の幅
寸法に一致した幅寸法を有する多数の非磁性部材２４と
を備え、両部材２２．２４が前記ハウジング１２の長手
方向へ交互に配列されかつ一体的に結合されて前記面板
１４が構成されている。図示に例では、従来よく知られ
ているように、前記非磁性部材２４の上面に補助の磁極
部材２６が埋設されており、これにより面板１４の磁極
ピッチの細分化が図られている。
幅方向へ横切る多数の磁極部材２２と、該磁極部材の幅
寸法に一致した幅寸法を有する多数の非磁性部材２４と
を備え、両部材２２．２４が前記ハウジング１２の長手
方向へ交互に配列されかつ一体的に結合されて前記面板
１４が構成されている。図示に例では、従来よく知られ
ているように、前記非磁性部材２４の上面に補助の磁極
部材２６が埋設されており、これにより面板１４の磁極
ピッチの細分化が図られている。
前記固定の永久磁石１６は、前記面板１４内にそれぞれ
該面板の幅方向に伸びる。各永久磁石１６は、第２図に
明確に示されているように、面板１４の互いに近接する
磁極部材２２間に配置されており、それぞれが同極の磁
極面を対向させて配置されている。
該面板の幅方向に伸びる。各永久磁石１６は、第２図に
明確に示されているように、面板１４の互いに近接する
磁極部材２２間に配置されており、それぞれが同極の磁
極面を対向させて配置されている。
可動体１８は、第１図および第２図に示す例では、磁性
材料からなる板部材であり、この板部材１８は面板１４
の磁極部材２２および非磁性部材２４の配列方向に一致
したハウジング１２の長手方向へ移動可能である。前記
可動の永久磁石２０は、板部材１８上に支持されており
、ハウジング１２の幅方向へ伸びる。各永久磁石２０は
、面板１４の磁極部材２２に対応すべく該磁性部材の配
列ピッチに一致して板部材１８の移動方向へ配列されて
いる。各永久磁石２０は板部材１８の厚さ方向すなわち
該板部材の移動方向と直角な方向へ磁化されており、そ
の配列方向へ磁化方向を交互に反転して配置されている
。従って、各永久磁石２０は、その配列方向へ交互に磁
極を反転する一Ｆ方の磁極面を磁極部材２２の下端面に
対し滑動可能に対向させている。各永久磁石２０間には
非磁性材料から成るスペーサ２８が配置されているが、
これを不要とすることができる。
材料からなる板部材であり、この板部材１８は面板１４
の磁極部材２２および非磁性部材２４の配列方向に一致
したハウジング１２の長手方向へ移動可能である。前記
可動の永久磁石２０は、板部材１８上に支持されており
、ハウジング１２の幅方向へ伸びる。各永久磁石２０は
、面板１４の磁極部材２２に対応すべく該磁性部材の配
列ピッチに一致して板部材１８の移動方向へ配列されて
いる。各永久磁石２０は板部材１８の厚さ方向すなわち
該板部材の移動方向と直角な方向へ磁化されており、そ
の配列方向へ磁化方向を交互に反転して配置されている
。従って、各永久磁石２０は、その配列方向へ交互に磁
極を反転する一Ｆ方の磁極面を磁極部材２２の下端面に
対し滑動可能に対向させている。各永久磁石２０間には
非磁性材料から成るスペーサ２８が配置されているが、
これを不要とすることができる。
板部材１８の一端には、その長手方向に伸びる伸長部分
１８ａが設けられ、この伸長部分１８ａに関連して板部
材１８に前記永久磁石２０の一配列ピッチ分の移動を与
えるための操作機構３０が設けられている。操作機構３
０は、図示の例では、面板１４に回転可能に支承された
操作軸３２と、該操作軸の下端に固定された偏心カム板
３４とを備え、該カム板の偏心軸３４ａが伸長部分１８
ａのスリット３６に嵌合する。従って、操作軸３２を回
転操作することにより、板部材すなわち可動体１８を永
久磁石２０の一配列ピッチ分移動させることができ、こ
れにより可動体１８を第２図に示された非励磁位置と第
３図に示された励磁位置との間を移動させることができ
る。
１８ａが設けられ、この伸長部分１８ａに関連して板部
材１８に前記永久磁石２０の一配列ピッチ分の移動を与
えるための操作機構３０が設けられている。操作機構３
０は、図示の例では、面板１４に回転可能に支承された
操作軸３２と、該操作軸の下端に固定された偏心カム板
３４とを備え、該カム板の偏心軸３４ａが伸長部分１８
ａのスリット３６に嵌合する。従って、操作軸３２を回
転操作することにより、板部材すなわち可動体１８を永
久磁石２０の一配列ピッチ分移動させることができ、こ
れにより可動体１８を第２図に示された非励磁位置と第
３図に示された励磁位置との間を移動させることができ
る。
第２図に示された非励磁位置では、面板１４の各磁極部
材２２の直下にそれぞれ可動の永久磁石２０が位置する
が、該永久磁石は対応する磁極部材２２にこれと対面す
る固定の永久磁石１６の磁極面の磁極（ＮまたはＳ極）
と逆の磁極（ＳまたはＮ極）を有する磁極面を対面させ
る。このため、各固定の永久磁石１６は磁極部材２２を
介して可動の永久磁石２０と短絡状態におかれることか
ら、面板１４の表面を横切ることのない第２図に符号３
８で示されるような閉ループ磁束線が形成される。その
結果、面板１４の表面は非励磁状態におかれる。
材２２の直下にそれぞれ可動の永久磁石２０が位置する
が、該永久磁石は対応する磁極部材２２にこれと対面す
る固定の永久磁石１６の磁極面の磁極（ＮまたはＳ極）
と逆の磁極（ＳまたはＮ極）を有する磁極面を対面させ
る。このため、各固定の永久磁石１６は磁極部材２２を
介して可動の永久磁石２０と短絡状態におかれることか
ら、面板１４の表面を横切ることのない第２図に符号３
８で示されるような閉ループ磁束線が形成される。その
結果、面板１４の表面は非励磁状態におかれる。
他方、第３図に示された励磁位置では、各磁極部材２２
の直下に位置するそれぞれの永久磁石２０は、対応する
磁極部材２２にこれと対面する固定の永久磁石１６の磁
極面の磁極（ＮまたはＳ極）と同一の磁極（ＮまたはＳ
極）を有する磁極面を対面させる。このため、面板１４
の各磁極部材２２はその配列方向へ交互に異磁極となる
ように磁化されることから、面板１４の表面を横切る第
３図に符号４０で示されるような閉ループ磁束線が形成
される。その結果、面板１４の表面は励磁状態におかれ
る。
の直下に位置するそれぞれの永久磁石２０は、対応する
磁極部材２２にこれと対面する固定の永久磁石１６の磁
極面の磁極（ＮまたはＳ極）と同一の磁極（ＮまたはＳ
極）を有する磁極面を対面させる。このため、面板１４
の各磁極部材２２はその配列方向へ交互に異磁極となる
ように磁化されることから、面板１４の表面を横切る第
３図に符号４０で示されるような閉ループ磁束線が形成
される。その結果、面板１４の表面は励磁状態におかれ
る。
前記した励磁状態では、固定の永久磁石２０の一方の磁
極面は対応する磁極部材２２に直接に接触していること
から、前記永久磁石２０から前記磁極部材２２への磁束
および該磁極部材から前記永久磁石２０への磁束は従来
の前記チャックにおけるような前記極片を経ることなく
直接両者間を流れる。従って、磁路の短縮が図られ、こ
の磁路の短縮によって磁束の漏洩が減少することから、
前記固定の永久磁石２０の磁力を有効に面板１４に作用
させることができる。その結果、従来の前記チャックに
比較した磁気損失の低減を図ることができ、これにより
面板１４の磁気吸着力を高めることができる。
極面は対応する磁極部材２２に直接に接触していること
から、前記永久磁石２０から前記磁極部材２２への磁束
および該磁極部材から前記永久磁石２０への磁束は従来
の前記チャックにおけるような前記極片を経ることなく
直接両者間を流れる。従って、磁路の短縮が図られ、こ
の磁路の短縮によって磁束の漏洩が減少することから、
前記固定の永久磁石２０の磁力を有効に面板１４に作用
させることができる。その結果、従来の前記チャックに
比較した磁気損失の低減を図ることができ、これにより
面板１４の磁気吸着力を高めることができる。
前記永久磁石１６．２０として、可逆透磁率の大きなア
ルニコ磁石を用いることができるが、前記した可動体１
８の移動時における磁気的な滑動抵抗の低減を図り、こ
れにより回転軸３２の円滑な回転操作すなわち軽快な切
換操作を可能とする上で、可逆透磁率の小さなフェライ
ト磁石あるいは希土類金属磁石を用いることが望ましい
。
ルニコ磁石を用いることができるが、前記した可動体１
８の移動時における磁気的な滑動抵抗の低減を図り、こ
れにより回転軸３２の円滑な回転操作すなわち軽快な切
換操作を可能とする上で、可逆透磁率の小さなフェライ
ト磁石あるいは希土類金属磁石を用いることが望ましい
。
また、前記永久磁石１６．２０として希土類金属磁石を
用いる場合、該希土類金属磁石はフェライト磁石に比較
して磁束密度が高いことから、第４図に示されているよ
うに、可動体１８の永久磁石２０を部分的に軟鉄のよう
な極片２０゛で置換することができる。すなわち、第４
図に励磁状態で示す永久磁石チャック１０では、可動体
１８にはその移動方向に沿って永久磁石２０および極片
２０゛が交互に配列されている。永久磁石２０は磁化方
向を同一方向へ向けて配置されており、該永久磁石はそ
の配列方向へ磁化方向を交互に反転することはないが、
永久磁石２０間に配置された各極片２０’は、磁気回路
の磁路上、磁化方向を反転した永久磁石２０と実質的に
同一作用をなす。また、第４図に示す例では、可動体１
８は非磁性板から成り、ハウジング１２のベース部分１
２ａは磁性材料から成る。
用いる場合、該希土類金属磁石はフェライト磁石に比較
して磁束密度が高いことから、第４図に示されているよ
うに、可動体１８の永久磁石２０を部分的に軟鉄のよう
な極片２０゛で置換することができる。すなわち、第４
図に励磁状態で示す永久磁石チャック１０では、可動体
１８にはその移動方向に沿って永久磁石２０および極片
２０゛が交互に配列されている。永久磁石２０は磁化方
向を同一方向へ向けて配置されており、該永久磁石はそ
の配列方向へ磁化方向を交互に反転することはないが、
永久磁石２０間に配置された各極片２０’は、磁気回路
の磁路上、磁化方向を反転した永久磁石２０と実質的に
同一作用をなす。また、第４図に示す例では、可動体１
８は非磁性板から成り、ハウジング１２のベース部分１
２ａは磁性材料から成る。
第４図に示した永久磁石チャックｌＯでは、励磁状態に
おける閉磁束ループは一部で極片２０”を通過するが、
永久磁石２０の一方の磁極面が対応する磁極部材２０に
接触していることから、従来の前記チャックに比較して
磁気損失の低減を図ることができる。また、前記極片２
０°に代えて永久磁石２０と同様な永久磁石を用いるこ
とにより、磁気損失の一層の低減と磁力源の増大とを図
ることができ、これにより面板１４上の磁気吸着力をよ
り強めることができる。
おける閉磁束ループは一部で極片２０”を通過するが、
永久磁石２０の一方の磁極面が対応する磁極部材２０に
接触していることから、従来の前記チャックに比較して
磁気損失の低減を図ることができる。また、前記極片２
０°に代えて永久磁石２０と同様な永久磁石を用いるこ
とにより、磁気損失の一層の低減と磁力源の増大とを図
ることができ、これにより面板１４上の磁気吸着力をよ
り強めることができる。
１
前記チャックＩＯの高さ方向に磁化された前記磁石２０
は、低可逆透磁率を有し、高保磁力を有することから、
磁化方向の高さ寸法をアルニコ磁石のそれに比較して小
さく設定しても減磁されることはない。従って、磁石２
０の高さ寸法の低減に応じて前記チャック１０の高さ寸
法を低減することができる。高さ寸法の小さな薄型チャ
ックは、工作機械の作業台上での被加工物の保持に有利
である。
は、低可逆透磁率を有し、高保磁力を有することから、
磁化方向の高さ寸法をアルニコ磁石のそれに比較して小
さく設定しても減磁されることはない。従って、磁石２
０の高さ寸法の低減に応じて前記チャック１０の高さ寸
法を低減することができる。高さ寸法の小さな薄型チャ
ックは、工作機械の作業台上での被加工物の保持に有利
である。
本発明によれば、前記したように、可動の永久磁石の磁
極面を面板の磁極部材に対向するように可動体に支持し
、前記可動の永久磁石の前記磁極面を前記磁極部材に滑
動可能とすることにより、前記可動の永久磁石と前記面
板との間の磁束の漏洩の低減を図ることができ、これに
より磁気損失を低減して前記面板の磁気吸着力を高める
ことができる。
極面を面板の磁極部材に対向するように可動体に支持し
、前記可動の永久磁石の前記磁極面を前記磁極部材に滑
動可能とすることにより、前記可動の永久磁石と前記面
板との間の磁束の漏洩の低減を図ることができ、これに
より磁気損失を低減して前記面板の磁気吸着力を高める
ことができる。
また、本発明によれば、軽快な切換操作を可能とし、永
久磁石チャックの高さ寸法の低減を図ることができるこ
とから、永久磁石チャックの薄型２ 化を図ることができる。
久磁石チャックの高さ寸法の低減を図ることができるこ
とから、永久磁石チャックの薄型２ 化を図ることができる。
第１図は本発明に係る永久磁石チャックの一部を破断し
て示す平面図であり、第２図は第１図に示した永久磁石
チャックの一部を破断して非励磁状態で示す側面図であ
り、第３図は第１図に示した永久磁石チャックを励磁状
態で示す第２図と同様な図面であり、第４図は本発明の
他の実施例を示す第３図と同様な図面である。 １２：ハウジング、１４：面板、 １６：固定の永久磁石、１８：可動体。 ２０：可動の永久磁石、２０°：極片、２２：磁極部材
、 ２４：非磁性部材。 代理人 弁理士 松 永 宣 行
て示す平面図であり、第２図は第１図に示した永久磁石
チャックの一部を破断して非励磁状態で示す側面図であ
り、第３図は第１図に示した永久磁石チャックを励磁状
態で示す第２図と同様な図面であり、第４図は本発明の
他の実施例を示す第３図と同様な図面である。 １２：ハウジング、１４：面板、 １６：固定の永久磁石、１８：可動体。 ２０：可動の永久磁石、２０°：極片、２２：磁極部材
、 ２４：非磁性部材。 代理人 弁理士 松 永 宣 行
Claims (4)
- （１）一端開放のハウジングと、該ハウジングの開放端
を覆うべく該開放端を横切って交互に配列される複数の
磁極部材および非磁性部材を備える面板と、該面板の互
いに近接する前記各磁極部材間に配置されかつ同一磁極
面を互いに対向させて配置される複数の固定の永久磁石
と、前記ハウジング内に前記面板の前記磁極部材および
非磁性部材の配列方向へ移動可能に収容された可動体に
支持され、前記固定の永久磁石と共働して前記面板を励
磁状態および非励磁状態に選択的におくぺ〈前記磁極部
材に対応して配置される複数の可動の永久磁石とを含み
、該可動の永久磁石はその磁極面を前記磁極部材に対し
滑動可能に該磁極部材に対向させることを特徴とする切
換可能の永久磁石チャック・ - （２）一端開放のハウジングと、該ハウジングの開放端
を覆うべく該開放端を横切って交互に配列される複数の
磁極部材および非磁性部材を備える面板と、該面板の互
いに近接する前記各磁極部材間に配置されかつ同一磁極
面を互いに対向させて配置される複数の固定の永久磁石
と、前記ハウジング内に前記面板の前記磁極部材および
非磁性部材の配列方向へ移動可能に収容された可動体に
支持され、前記固定の永久磁石と共働して前記面板を励
磁状態および非励磁状態に選択的におくべく前記磁極部
材に対応して配置される複数の可動の永久磁石とを含み
、該可動の永久磁石はその磁極面を前記磁極部材に対し
滑動可能に該磁極部材に対向させ、前記永久磁石は低可
逆透磁率を有する永久磁石であることを特徴とする切換
可能の永久磁石チャック・ - （３）前記永久磁石はフェライト磁石であり、前記可動
の永久磁石は前記可動体の移動方向に沿って交互に磁化
方向を反転して配置されている、特許請求の範囲第（２
）項に記載の永久磁石チャック・ - （４）前記永久磁石は希土類金属磁石であり、前記可動
の永久磁石はそれぞれの磁化方向を同一方向へ向けて配
置されかつ前記可動体の移動方向へ該可動体に支持され
た極片と交互に配置されている、特許請求の範囲第（２
）項に記載の永久磁石チャック・
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1918485A JPS60186341A (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | 切換可能の永久磁石チヤツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1918485A JPS60186341A (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | 切換可能の永久磁石チヤツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60186341A true JPS60186341A (ja) | 1985-09-21 |
| JPS6322935B2 JPS6322935B2 (ja) | 1988-05-13 |
Family
ID=11992249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1918485A Granted JPS60186341A (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 | 切換可能の永久磁石チヤツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60186341A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63312037A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-20 | Fuji Jikou Kk | 永久磁石保持装置 |
| CN107009181A (zh) * | 2017-06-05 | 2017-08-04 | 李文福 | 一体成型电永磁吸盘 |
| CN108972094A (zh) * | 2018-09-10 | 2018-12-11 | 安徽创弘精密机械有限公司 | 一种精密机床用永磁吸盘 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5554151A (en) * | 1978-10-06 | 1980-04-21 | Chii Etsuse Enne Chii E | Magnetic fixing device |
| JPS5578505A (en) * | 1978-12-08 | 1980-06-13 | Kanetsuu Kogyo Kk | Attraction type magnetic device |
| JPS56104836U (ja) * | 1979-12-28 | 1981-08-15 |
-
1985
- 1985-02-05 JP JP1918485A patent/JPS60186341A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5554151A (en) * | 1978-10-06 | 1980-04-21 | Chii Etsuse Enne Chii E | Magnetic fixing device |
| JPS5578505A (en) * | 1978-12-08 | 1980-06-13 | Kanetsuu Kogyo Kk | Attraction type magnetic device |
| JPS56104836U (ja) * | 1979-12-28 | 1981-08-15 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63312037A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-20 | Fuji Jikou Kk | 永久磁石保持装置 |
| CN107009181A (zh) * | 2017-06-05 | 2017-08-04 | 李文福 | 一体成型电永磁吸盘 |
| CN108972094A (zh) * | 2018-09-10 | 2018-12-11 | 安徽创弘精密机械有限公司 | 一种精密机床用永磁吸盘 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6322935B2 (ja) | 1988-05-13 |
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