JPH0569651B2 - - Google Patents
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- JPH0569651B2 JPH0569651B2 JP60293633A JP29363385A JPH0569651B2 JP H0569651 B2 JPH0569651 B2 JP H0569651B2 JP 60293633 A JP60293633 A JP 60293633A JP 29363385 A JP29363385 A JP 29363385A JP H0569651 B2 JPH0569651 B2 JP H0569651B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、磁性体を吸着するための磁気チヤツ
クに関し、特に透磁率の低い磁性体を吸着可能の
磁気チヤツクに関する。
クに関し、特に透磁率の低い磁性体を吸着可能の
磁気チヤツクに関する。
(従来技術)
工具、ダイ、パンチ等に使用される超硬合金
は、磁性を有するものの、透磁率が通常の鋼に比
べて著しく低い。このような超硬合金を通常の磁
気チヤツクに吸着させて研削のような加工をしよ
うとしても、磁気チヤツクの磁力すなわち吸着力
が極度に不足し、超硬合金が加工時の加工圧に耐
えられずに移動してしまう。その結果、通常の磁
気チヤツクを利用して該超硬合金を加工すること
はできない。
は、磁性を有するものの、透磁率が通常の鋼に比
べて著しく低い。このような超硬合金を通常の磁
気チヤツクに吸着させて研削のような加工をしよ
うとしても、磁気チヤツクの磁力すなわち吸着力
が極度に不足し、超硬合金が加工時の加工圧に耐
えられずに移動してしまう。その結果、通常の磁
気チヤツクを利用して該超硬合金を加工すること
はできない。
このようなことから、従来では、超硬合金を低
起磁力の磁気チヤツクに当て板を利用して吸着さ
せる方法が採用されていた。しかし、この方法で
は、磁気チヤツクが低起磁力であれため、超硬合
金が加工に伴なうわずかな衝撃で磁気チヤツクか
ら離脱し、危険である。
起磁力の磁気チヤツクに当て板を利用して吸着さ
せる方法が採用されていた。しかし、この方法で
は、磁気チヤツクが低起磁力であれため、超硬合
金が加工に伴なうわずかな衝撃で磁気チヤツクか
ら離脱し、危険である。
これらの問題点を解決すべく、磁気チヤツクの
起磁力を高め、超硬合金に対する磁束の浸透度を
高くすることが考えられる。しかし、このような
磁気チヤツクでも、超硬合金の飽和磁束密度が低
く、超硬合金を吸着する通常の鋼を吸着する場合
に比べて弱いため、超硬合金の加工に必要な吸着
力を得ることができない。また、このような磁気
チヤツクは、その吸着力が被加工物を吸着するい
わゆる作業面に垂直な方向への力に対しては強い
が、作業面と平行な方向への力に対して弱いた
め、超硬合金が加工時に作業面と平行の方向へ移
動しやすい。さらに、起磁力を高めるには大きな
磁石が必要になるため、磁気チヤツクが大型化
し、高価になり、さらには作業面を励磁状態およ
び非励磁状態に切り換えることが困難になり、磁
気チヤツクの操作性が悪い。
起磁力を高め、超硬合金に対する磁束の浸透度を
高くすることが考えられる。しかし、このような
磁気チヤツクでも、超硬合金の飽和磁束密度が低
く、超硬合金を吸着する通常の鋼を吸着する場合
に比べて弱いため、超硬合金の加工に必要な吸着
力を得ることができない。また、このような磁気
チヤツクは、その吸着力が被加工物を吸着するい
わゆる作業面に垂直な方向への力に対しては強い
が、作業面と平行な方向への力に対して弱いた
め、超硬合金が加工時に作業面と平行の方向へ移
動しやすい。さらに、起磁力を高めるには大きな
磁石が必要になるため、磁気チヤツクが大型化
し、高価になり、さらには作業面を励磁状態およ
び非励磁状態に切り換えることが困難になり、磁
気チヤツクの操作性が悪い。
(発明の目的)
本発明は、低透磁率の材料を作業面で安全かつ
確実に保持することができ、小型で、廉価な、操
作性の良い磁気チヤツクを提供することを目的と
する。
確実に保持することができ、小型で、廉価な、操
作性の良い磁気チヤツクを提供することを目的と
する。
(発明の構成および作用効果)
本発明の磁気チヤツクは、磁性体を吸着するた
めの作業面を規定する主磁極手段と、該主磁極手
段を間にして前記作業面と平行の第1の方向に間
隔をおいて配置されかつ前記主磁極手段と共に前
記作業面を規定する少なくとも2つの補助磁極手
段と、前記主磁極部に磁界を付与する補助磁極磁
石手段と、前記補助磁極手段に磁界を付与する補
助磁極磁石手段と、前記主磁極手段および前記補
助磁極手段を励磁状態および非励磁状態に選択的
におくための切換手段とを含む。
めの作業面を規定する主磁極手段と、該主磁極手
段を間にして前記作業面と平行の第1の方向に間
隔をおいて配置されかつ前記主磁極手段と共に前
記作業面を規定する少なくとも2つの補助磁極手
段と、前記主磁極部に磁界を付与する補助磁極磁
石手段と、前記補助磁極手段に磁界を付与する補
助磁極磁石手段と、前記主磁極手段および前記補
助磁極手段を励磁状態および非励磁状態に選択的
におくための切換手段とを含む。
前記主磁極手段は、前記第1の方向に間隔をお
いて配置された少なくとも2つの主磁極を備え
る。前記補助磁極手段は、前記第1の方向に間隔
をおいて配置された少なくとも2つの補助磁極を
備える。前記補助磁極磁石手段は、起磁力が前記
主磁極磁石手段のそれより小さい。
いて配置された少なくとも2つの主磁極を備え
る。前記補助磁極手段は、前記第1の方向に間隔
をおいて配置された少なくとも2つの補助磁極を
備える。前記補助磁極磁石手段は、起磁力が前記
主磁極磁石手段のそれより小さい。
超高合金のような低透磁率材料製の工作物は、
主磁極磁石手段からの磁束により主磁極手段に吸
着される。これに対し、高透磁率材料製の当て板
は、補助磁極磁石手段からの磁束により補助磁極
手段に吸着されて、工作物を第1の方向における
側部におい支える。このため、工作物の加工に伴
つて、工作物を第1の方向に変位させる力が工作
物に作用しても、工作物が主磁極に吸着されかつ
第1の方向における側部において当て板により支
えられることにより、工作物の移動は阻止され
る。
主磁極磁石手段からの磁束により主磁極手段に吸
着される。これに対し、高透磁率材料製の当て板
は、補助磁極磁石手段からの磁束により補助磁極
手段に吸着されて、工作物を第1の方向における
側部におい支える。このため、工作物の加工に伴
つて、工作物を第1の方向に変位させる力が工作
物に作用しても、工作物が主磁極に吸着されかつ
第1の方向における側部において当て板により支
えられることにより、工作物の移動は阻止され
る。
上記のように、本発明によれば、主磁極手段の
両側に補助磁極手段を配置し、主磁極および補助
磁極のそれぞれを主磁極手段および補助磁極手段
の配列方向に間隔をおいて配置し、補助磁極磁石
手段の起磁力を主磁極磁石手段のそれより小にし
たから、超硬合金のような低透磁率材料製の工作
物を主磁極手段に大きな力で吸着し、高透磁率材
料製の当て板を補助磁極手段に吸着させて工作物
を主磁極手段および補助磁極手段の配列方向にお
ける側部において当て板により支えることがで
き、その結果、小型で廉価な操作性の良いチヤツ
クであるにもかかわらず、工作物を主磁極手段の
吸着力と当て板の支えとにより作業面に安全かつ
確実に保持することができる。
両側に補助磁極手段を配置し、主磁極および補助
磁極のそれぞれを主磁極手段および補助磁極手段
の配列方向に間隔をおいて配置し、補助磁極磁石
手段の起磁力を主磁極磁石手段のそれより小にし
たから、超硬合金のような低透磁率材料製の工作
物を主磁極手段に大きな力で吸着し、高透磁率材
料製の当て板を補助磁極手段に吸着させて工作物
を主磁極手段および補助磁極手段の配列方向にお
ける側部において当て板により支えることがで
き、その結果、小型で廉価な操作性の良いチヤツ
クであるにもかかわらず、工作物を主磁極手段の
吸着力と当て板の支えとにより作業面に安全かつ
確実に保持することができる。
(実施例)
以下、図面に示す本発明の実施例について説明
する。
する。
第1図〜第7図に示す磁気チヤツク10は、非
磁性材料から成る方形の底板12a上に非磁性材
料から成る枠部12bを配置して上方に開口する
ハウジング12を構成し、作業面を規定する面板
16をハウジング12上に配置している。
磁性材料から成る方形の底板12a上に非磁性材
料から成る枠部12bを配置して上方に開口する
ハウジング12を構成し、作業面を規定する面板
16をハウジング12上に配置している。
面板16は、非磁性材料で作られており、また
超硬合金のような低透磁率材料を吸着するための
主磁極部18と、高透磁率材料を吸着するための
2つの補助磁極部20とを有する。補助磁極部2
0は、主磁極部18に関して対向する位置に配置
されている。面板16は、主磁極部18および補
助磁極部20と他の部分とを磁気的に絶縁すれ
ば、磁性材料であつてもよい。
超硬合金のような低透磁率材料を吸着するための
主磁極部18と、高透磁率材料を吸着するための
2つの補助磁極部20とを有する。補助磁極部2
0は、主磁極部18に関して対向する位置に配置
されている。面板16は、主磁極部18および補
助磁極部20と他の部分とを磁気的に絶縁すれ
ば、磁性材料であつてもよい。
主磁極部18は、面板16の長手方向へ間隔を
おいて配置された一対の主磁極22と、主磁極2
2間の作業面の側に配置された非磁性のスペーサ
24とを備える。各主磁極22は、面板16の幅
方向へ平行に伸びる。主磁極22間のハウジング
12の側には、主磁極磁石26が固定的に配置さ
れている。各補助磁極部20は、面板16の長手
方向に間隔をおいて配置された複数の補助磁極2
8と、補助磁極28間の作業面の側に配置された
非磁性のスペーサ30とを備える。各補助磁極2
8は、相互におよび主磁極22と平行に面板16
の幅方向へ伸びる。補助磁極28間のハウジング
12の側には、補助磁極磁石32が配置されてい
る。補助磁極28の幅は主磁極22のそれより狭
く、また補助磁極28のピツチは主磁極22のそ
れより狭い。
おいて配置された一対の主磁極22と、主磁極2
2間の作業面の側に配置された非磁性のスペーサ
24とを備える。各主磁極22は、面板16の幅
方向へ平行に伸びる。主磁極22間のハウジング
12の側には、主磁極磁石26が固定的に配置さ
れている。各補助磁極部20は、面板16の長手
方向に間隔をおいて配置された複数の補助磁極2
8と、補助磁極28間の作業面の側に配置された
非磁性のスペーサ30とを備える。各補助磁極2
8は、相互におよび主磁極22と平行に面板16
の幅方向へ伸びる。補助磁極28間のハウジング
12の側には、補助磁極磁石32が配置されてい
る。補助磁極28の幅は主磁極22のそれより狭
く、また補助磁極28のピツチは主磁極22のそ
れより狭い。
主磁極磁石26および補助磁極磁石32は、希
土類金属磁石、フエライト磁石のように高保持力
の板状の磁石から成り、また厚さ方向に磁化され
ている。主磁極磁石26は、その磁化方向が面板
16の長手方向となり、そのN極が一方の主磁極
22に磁気的に接触し、S極が他方の主磁極22
に磁気的に接触するように配置されている。補助
磁極磁石32は、その磁化方向が面板16の長手
方向すなわち磁極の配列方向となり、補助磁極2
8に磁気的に接触するように配置されている。各
補助磁極磁石32は、第5図および第7図に示す
ように同極を互いに対向させて配置されている。
このため、各主磁極22および各補助磁極28
は、主磁極磁石26および換補助磁極磁石32に
より、第5図および第7図に示すような磁気的磁
極性を付与されている。
土類金属磁石、フエライト磁石のように高保持力
の板状の磁石から成り、また厚さ方向に磁化され
ている。主磁極磁石26は、その磁化方向が面板
16の長手方向となり、そのN極が一方の主磁極
22に磁気的に接触し、S極が他方の主磁極22
に磁気的に接触するように配置されている。補助
磁極磁石32は、その磁化方向が面板16の長手
方向すなわち磁極の配列方向となり、補助磁極2
8に磁気的に接触するように配置されている。各
補助磁極磁石32は、第5図および第7図に示す
ように同極を互いに対向させて配置されている。
このため、各主磁極22および各補助磁極28
は、主磁極磁石26および換補助磁極磁石32に
より、第5図および第7図に示すような磁気的磁
極性を付与されている。
ハウジング12内には、面板16の作業面と平
行な面内を相互に間隔をおいて平行に伸びる一対
の主磁極切換用磁石34が面板16から間隔をお
いてかつ主磁極部22と対面されて配置されてお
り、主磁極切換用磁石34間には非磁性のスペー
サ36が固定的に配置されており、主磁極切換用
磁石34と面板16との間には該面板の作業面と
平行な面内を相互に間隔をおいて平行に伸びる一
対の継鉄38が配置されており、継鉄38間には
第2の主磁極磁石40が固定的に配置されてい
る。
行な面内を相互に間隔をおいて平行に伸びる一対
の主磁極切換用磁石34が面板16から間隔をお
いてかつ主磁極部22と対面されて配置されてお
り、主磁極切換用磁石34間には非磁性のスペー
サ36が固定的に配置されており、主磁極切換用
磁石34と面板16との間には該面板の作業面と
平行な面内を相互に間隔をおいて平行に伸びる一
対の継鉄38が配置されており、継鉄38間には
第2の主磁極磁石40が固定的に配置されてい
る。
各主磁極切換用磁石34は、希土類金属磁石の
ように残留磁束密度および保磁力がともに大きく
かつ磁化方向の長さ寸法が大きい磁石から成り、
また上下方向に磁化されている。一方の主磁極切
換用磁石34はS極が継鉄38に磁気的に接触す
るように配置されているのに対し、他方の主磁極
切換用磁石34はN極が継鉄38に磁気的に接触
するように配置されている。
ように残留磁束密度および保磁力がともに大きく
かつ磁化方向の長さ寸法が大きい磁石から成り、
また上下方向に磁化されている。一方の主磁極切
換用磁石34はS極が継鉄38に磁気的に接触す
るように配置されているのに対し、他方の主磁極
切換用磁石34はN極が継鉄38に磁気的に接触
するように配置されている。
各継鉄38は、各主磁極22と平行に配置され
ており、また一方の継鉄38が主磁極切換用磁石
34と一方の主磁極22とに磁気的に接触し、他
方の継鉄38が主磁極切換用磁石34と他方の主
磁極22とに磁気的に接触するように枠部12b
に固定的に設けられている。
ており、また一方の継鉄38が主磁極切換用磁石
34と一方の主磁極22とに磁気的に接触し、他
方の継鉄38が主磁極切換用磁石34と他方の主
磁極22とに磁気的に接触するように枠部12b
に固定的に設けられている。
第2の主磁極磁石40は、希土類金属磁石、フ
エライト磁石のように高保磁力の板状の磁石から
成り、また厚さ方向に磁化されている。第2の主
磁極磁石40は、その磁化方向を主磁極磁石32
と一致させて配置されている、磁極磁石32,4
0の一方は設けなくてもよい。
エライト磁石のように高保磁力の板状の磁石から
成り、また厚さ方向に磁化されている。第2の主
磁極磁石40は、その磁化方向を主磁極磁石32
と一致させて配置されている、磁極磁石32,4
0の一方は設けなくてもよい。
主磁極切換用磁石34およびスペーサ36は、
主磁極部18を励磁状態および非励磁状態に選択
的に切り変えるための第1の作動機構42の非磁
性の回転体44に支持さている。
主磁極部18を励磁状態および非励磁状態に選択
的に切り変えるための第1の作動機構42の非磁
性の回転体44に支持さている。
第1の作動機構42は、回転体44の外に、枠
部12bに水平方向へ伸びる軸線の周りに回転可
能に支持された作動歯車46と、底板12aに垂
直方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に支承され
中間歯車48とを備える。回転体44は、底板1
2aおよび枠部12bに垂直方向へ伸びる軸線の
周りに回転可能に支承されている。作動歯車46
は、それに設けた六角状の凹所50に作動杆を差
し込み、該作動杆を回転させることにより回転さ
れる。中間歯車48は、作動歯車46の歯52と
噛合する歯54および回転体44の歯56と噛合
する歯58を有する。
部12bに水平方向へ伸びる軸線の周りに回転可
能に支持された作動歯車46と、底板12aに垂
直方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に支承され
中間歯車48とを備える。回転体44は、底板1
2aおよび枠部12bに垂直方向へ伸びる軸線の
周りに回転可能に支承されている。作動歯車46
は、それに設けた六角状の凹所50に作動杆を差
し込み、該作動杆を回転させることにより回転さ
れる。中間歯車48は、作動歯車46の歯52と
噛合する歯54および回転体44の歯56と噛合
する歯58を有する。
第1の作動機構42は、図示の例では、主磁極
切換用磁石34を90度の範囲内で回転させること
により、主磁極切換用磁石34をそれが主磁極2
2および継鉄38と同じ方向へ伸びる姿勢と、主
磁極切換磁石34が主磁極22および継鉄38と
直交する方向へ伸びる姿勢とに切り換える。
切換用磁石34を90度の範囲内で回転させること
により、主磁極切換用磁石34をそれが主磁極2
2および継鉄38と同じ方向へ伸びる姿勢と、主
磁極切換磁石34が主磁極22および継鉄38と
直交する方向へ伸びる姿勢とに切り換える。
回転体44の回転範囲は、主磁極切換用磁石3
4が各主磁極磁石26,40と同じ磁気的極性を
各継鉄38に付与する位置から、主磁極切換用磁
石34が各継鉄38によつて磁気的に短絡する位
置までの範囲であれば、かならずしも90度である
必要はなく、また主磁極切換用磁石34が各主磁
極磁石26,40と同じ磁気的極性を各継鉄38
に付与する位置から各主磁極磁石26,40と異
なる磁気的磁性を各継鉄38に付与する位置まで
の範囲としてもよい。
4が各主磁極磁石26,40と同じ磁気的極性を
各継鉄38に付与する位置から、主磁極切換用磁
石34が各継鉄38によつて磁気的に短絡する位
置までの範囲であれば、かならずしも90度である
必要はなく、また主磁極切換用磁石34が各主磁
極磁石26,40と同じ磁気的極性を各継鉄38
に付与する位置から各主磁極磁石26,40と異
なる磁気的磁性を各継鉄38に付与する位置まで
の範囲としてもよい。
ハウジング12内には、また、複数の補助磁極
切換用磁石60が配置されている。各補助磁極切
換用磁石60は、希土類金属磁石、フエライト磁
石のように高保磁力の板状の磁石から成り、また
厚さ方向に磁化されている。各補助磁極切換用磁
石60は、2つの群に分けられている。一方の群
の各補助磁極切換用磁石60は、第2の作動機構
62の2つのスライダ64の一方の面板16の長
手方向すなわち補助磁極28の配列方向に補助磁
極28と同一ピツチで複数列に配置されており、
同様に他方の群の各補助磁極切換用磁石60は他
方のスライダ64に補助磁極28の配列方向に補
助磁極28と同一ピツチで複数列に配置されてい
る。各補助磁極切換用磁石60は、第5図および
第7図に示すように磁化方向が交互になるように
配置されている。
切換用磁石60が配置されている。各補助磁極切
換用磁石60は、希土類金属磁石、フエライト磁
石のように高保磁力の板状の磁石から成り、また
厚さ方向に磁化されている。各補助磁極切換用磁
石60は、2つの群に分けられている。一方の群
の各補助磁極切換用磁石60は、第2の作動機構
62の2つのスライダ64の一方の面板16の長
手方向すなわち補助磁極28の配列方向に補助磁
極28と同一ピツチで複数列に配置されており、
同様に他方の群の各補助磁極切換用磁石60は他
方のスライダ64に補助磁極28の配列方向に補
助磁極28と同一ピツチで複数列に配置されてい
る。各補助磁極切換用磁石60は、第5図および
第7図に示すように磁化方向が交互になるように
配置されている。
補助磁極部20を励磁状態および非励磁状態に
選択的に切り換えるための第2の作動機構62
は、前記スライダ64の外に、枠部12bに水平
方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に支承された
作動歯車66と、底板12aに垂直方向へ伸びる
軸線の周りに回転可能に支承された中間歯車68
とを備える。各スライダ64は、枠部12bに設
けられた溝70に水平方向へ移動可能に受け入れ
られている。作動歯車66は、そえに設けた六角
状の凹所72に作動杆を差し込み、該作動杆を回
転させることにより回転される。中間歯車68
は、第1の作動機構42の中間歯車48と同様
に、作動歯車66の歯(図示せず)と噛合する歯
(図示せず)およびスライダ64に設けられたラ
ツク78と噛合する歯80を有する。
選択的に切り換えるための第2の作動機構62
は、前記スライダ64の外に、枠部12bに水平
方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に支承された
作動歯車66と、底板12aに垂直方向へ伸びる
軸線の周りに回転可能に支承された中間歯車68
とを備える。各スライダ64は、枠部12bに設
けられた溝70に水平方向へ移動可能に受け入れ
られている。作動歯車66は、そえに設けた六角
状の凹所72に作動杆を差し込み、該作動杆を回
転させることにより回転される。中間歯車68
は、第1の作動機構42の中間歯車48と同様
に、作動歯車66の歯(図示せず)と噛合する歯
(図示せず)およびスライダ64に設けられたラ
ツク78と噛合する歯80を有する。
第2の作動機構62は、スライダ64を補助磁
極28の1ピツチ分だけ水平方向へ移動させるこ
とにより、補助磁極切換用磁石60をそれが1つ
の補助磁極28と接触する位置から、その隣りの
補助磁極28と接触する位置まで移動させる。
極28の1ピツチ分だけ水平方向へ移動させるこ
とにより、補助磁極切換用磁石60をそれが1つ
の補助磁極28と接触する位置から、その隣りの
補助磁極28と接触する位置まで移動させる。
各磁石26,34,40による主磁極部18の
ための総起磁力は、各磁石32,60による補助
磁極部20のための総起磁力よりも大に選ばれて
いる。
ための総起磁力は、各磁石32,60による補助
磁極部20のための総起磁力よりも大に選ばれて
いる。
磁気チヤツク10の使用時、作動歯車46が第
1図において矢印82方向へ回転されると、中間
歯車48および回転体44が第1図において矢印
84,86の方向へ回転されるため、主磁極切換
用磁石34はその姿勢を、第6図および第7図に
示すように、主磁極22と同じ方向へ伸びる姿勢
に変更され、主磁極切換用磁石34は継鉄38に
主磁極磁石26,40と同じ磁気的極性を付与す
る。これにより、主磁極磁石26の磁束が主磁極
22および主磁極磁石26を経るループを形成
し、主磁極磁石40の磁束が継鉄38、主磁極2
2および主磁極磁石48を経るループを形成し、
そして主磁極切換用磁石34の磁束が継鉄38、
主磁極22、継鉄38、および各主磁極切換用磁
石34を経るループを形成するため、主磁極部1
8の作業面は励磁状態におかれる。
1図において矢印82方向へ回転されると、中間
歯車48および回転体44が第1図において矢印
84,86の方向へ回転されるため、主磁極切換
用磁石34はその姿勢を、第6図および第7図に
示すように、主磁極22と同じ方向へ伸びる姿勢
に変更され、主磁極切換用磁石34は継鉄38に
主磁極磁石26,40と同じ磁気的極性を付与す
る。これにより、主磁極磁石26の磁束が主磁極
22および主磁極磁石26を経るループを形成
し、主磁極磁石40の磁束が継鉄38、主磁極2
2および主磁極磁石48を経るループを形成し、
そして主磁極切換用磁石34の磁束が継鉄38、
主磁極22、継鉄38、および各主磁極切換用磁
石34を経るループを形成するため、主磁極部1
8の作業面は励磁状態におかれる。
また、作動歯車66が第1図において矢印88
方向へ回転されると、中間歯車68およびスライ
ダ64が第1図において矢印90,92の方向へ
回転および移動されるため、各補助磁極切換用磁
石60は、第7図に示すように、それと接触して
いる補助磁極28に各補助磁石32と同じ磁気的
極性を付与する。これにより、補助磁極磁石32
の磁束が補助磁極28および補助磁極磁石32を
経るループを形成し、補助磁極切換用磁石60の
磁束が継鉄38、補助磁極28、継鉄38および
補助磁極切換用磁石60を経るループを形成する
ため、補助磁極部20の作業面は励磁状態におか
れる。
方向へ回転されると、中間歯車68およびスライ
ダ64が第1図において矢印90,92の方向へ
回転および移動されるため、各補助磁極切換用磁
石60は、第7図に示すように、それと接触して
いる補助磁極28に各補助磁石32と同じ磁気的
極性を付与する。これにより、補助磁極磁石32
の磁束が補助磁極28および補助磁極磁石32を
経るループを形成し、補助磁極切換用磁石60の
磁束が継鉄38、補助磁極28、継鉄38および
補助磁極切換用磁石60を経るループを形成する
ため、補助磁極部20の作業面は励磁状態におか
れる。
これに対し、作動歯車46、中間歯車48およ
び回転体44が第3図に示す状態からそれぞれ前
記と逆の方向へ回転されると、主磁極切換用磁石
34はその姿勢を、第2図、第4図および第5図
に示すように、主磁極22の配列方向すなわち主
磁極22と直交する姿勢に変更される。これによ
り、両継鉄38が主磁極切換磁石34により磁気
的に短絡されて、各主磁極磁石26,40および
各主磁極切換用磁石34の磁束が主磁極22、継
鉄38、各主磁極切換用磁石34および各主磁極
磁石26,48を経るループを形成するため、主
磁極部18の作業面は非励磁状態におかれる。
び回転体44が第3図に示す状態からそれぞれ前
記と逆の方向へ回転されると、主磁極切換用磁石
34はその姿勢を、第2図、第4図および第5図
に示すように、主磁極22の配列方向すなわち主
磁極22と直交する姿勢に変更される。これによ
り、両継鉄38が主磁極切換磁石34により磁気
的に短絡されて、各主磁極磁石26,40および
各主磁極切換用磁石34の磁束が主磁極22、継
鉄38、各主磁極切換用磁石34および各主磁極
磁石26,48を経るループを形成するため、主
磁極部18の作業面は非励磁状態におかれる。
また、作動歯車66、中間歯車68およびスラ
イダ64が第3図に示す状態から第1図において
矢印88,90,92と反対の方向へ回転および
移動されると、各補助磁極切換用磁石60は、第
5図に示すように、それと接触している補助磁極
28に各補助磁極磁石32と異なる磁気的極性を
付与する、これにより、各補助磁極磁石32およ
び各補助磁極切換用磁石60の磁束が補助磁極2
8、補助磁極切換用磁石60、継鉄38および補
助磁極磁石32を経るループを形成するため、補
助磁極部20の作業面は非励磁状態におかれる。
イダ64が第3図に示す状態から第1図において
矢印88,90,92と反対の方向へ回転および
移動されると、各補助磁極切換用磁石60は、第
5図に示すように、それと接触している補助磁極
28に各補助磁極磁石32と異なる磁気的極性を
付与する、これにより、各補助磁極磁石32およ
び各補助磁極切換用磁石60の磁束が補助磁極2
8、補助磁極切換用磁石60、継鉄38および補
助磁極磁石32を経るループを形成するため、補
助磁極部20の作業面は非励磁状態におかれる。
作業面を非励磁状態におくときは、作動歯車4
6,66を再び逆に所定量回転させればよい。
6,66を再び逆に所定量回転させればよい。
磁気チヤツク10によれば、主磁極部18の両
側に補助磁極部20を配置し、主磁極22および
補助磁極28のそれぞれを主磁極部18および補
助磁極部28のそれぞれを主磁極部18および補
助磁極部20の配列方向に間隔をおいて配置し、
補助磁極磁石32の起磁力を主磁極磁石26のそ
れより小にしたから、第7図に示すように、超硬
合金のような低透磁率材料から成る工作物100
を主磁極部18に大きな力で吸着し、高透磁率材
料から成る当て板102を補助磁極部20に吸着
させて工作物100を主磁極部18および補助磁
極部20の配列方向における側部において当て板
102により支えることができ、従つて、工作物
100が主磁極部18の吸着力と当て板102の
支えとにより作業面に確実に保持されながら、作
業面と平行な方向への工作物100の移動を確実
に阻止することができ、安全である。
側に補助磁極部20を配置し、主磁極22および
補助磁極28のそれぞれを主磁極部18および補
助磁極部28のそれぞれを主磁極部18および補
助磁極部20の配列方向に間隔をおいて配置し、
補助磁極磁石32の起磁力を主磁極磁石26のそ
れより小にしたから、第7図に示すように、超硬
合金のような低透磁率材料から成る工作物100
を主磁極部18に大きな力で吸着し、高透磁率材
料から成る当て板102を補助磁極部20に吸着
させて工作物100を主磁極部18および補助磁
極部20の配列方向における側部において当て板
102により支えることができ、従つて、工作物
100が主磁極部18の吸着力と当て板102の
支えとにより作業面に確実に保持されながら、作
業面と平行な方向への工作物100の移動を確実
に阻止することができ、安全である。
特に、主磁極部18のための総起磁力を補助磁
極部20のための総起磁力よりも大にするのみな
らず、主磁極部18の磁極ピツチを補助磁極部2
0のそれより大にすれば、超硬合金のような低透
磁率材料から成る工作物100をより確実にかつ
より安全に作業面に確保することができる。
極部20のための総起磁力よりも大にするのみな
らず、主磁極部18の磁極ピツチを補助磁極部2
0のそれより大にすれば、超硬合金のような低透
磁率材料から成る工作物100をより確実にかつ
より安全に作業面に確保することができる。
また、補助磁極部20を主磁極部18より小さ
い形状にすることができるため、薄く小さな当て
板を吸着させても工作物の移動を確実に阻止する
ことができ、また全体的に小型になり、廉価にな
る。
い形状にすることができるため、薄く小さな当て
板を吸着させても工作物の移動を確実に阻止する
ことができ、また全体的に小型になり、廉価にな
る。
さらに、補助磁極部20のための磁石が主磁極
部18のための磁石より小さいため、作業面の切
換作業が容易になり、しかも前記切換作業のため
の作動機構を主磁極部18および補助磁極部20
のそれぞれに設けたため、前記切換作業がより容
易になる。
部18のための磁石より小さいため、作業面の切
換作業が容易になり、しかも前記切換作業のため
の作動機構を主磁極部18および補助磁極部20
のそれぞれに設けたため、前記切換作業がより容
易になる。
第8図〜第10図に示す磁気チヤツク110
は、磁性材料から成るハウジング112と、ハウ
ジング112の開口部に配置された磁性材料から
成る面板114とを含む。面板114は、その長
手方向に間隔をおいてかつ等ピツチに配置された
複数の磁極116,118を有する。各磁極11
6,118の間の作業面の側には非磁性のスペー
サ120,122が配置されており、また各磁極
116,118間のハウジング112の側には永
久磁石124,126が配置されている。磁極1
16,118、スペーサ120,122および永
久磁石124,126は、面板114の幅方向へ
平行に伸びる。
は、磁性材料から成るハウジング112と、ハウ
ジング112の開口部に配置された磁性材料から
成る面板114とを含む。面板114は、その長
手方向に間隔をおいてかつ等ピツチに配置された
複数の磁極116,118を有する。各磁極11
6,118の間の作業面の側には非磁性のスペー
サ120,122が配置されており、また各磁極
116,118間のハウジング112の側には永
久磁石124,126が配置されている。磁極1
16,118、スペーサ120,122および永
久磁石124,126は、面板114の幅方向へ
平行に伸びる。
面板114の長手方向中央に配置された一対の
磁極116と、磁極116間に配置された1つの
スペーサ120とは、作業面を規定する主磁極部
128を構成する。これに対し、主磁極部128
の両側に配置された複数の磁極118と、磁極間
に配置された複数のスペーサ122とは、主磁極
部128共に前記作業面を規定する補助磁極部1
30を構成する。従つて、磁極116は主磁極と
して、磁極118は補助磁極として、磁石124
は主磁極磁石として、磁石126は補助磁極磁石
としてそれぞれ作用する。
磁極116と、磁極116間に配置された1つの
スペーサ120とは、作業面を規定する主磁極部
128を構成する。これに対し、主磁極部128
の両側に配置された複数の磁極118と、磁極間
に配置された複数のスペーサ122とは、主磁極
部128共に前記作業面を規定する補助磁極部1
30を構成する。従つて、磁極116は主磁極と
して、磁極118は補助磁極として、磁石124
は主磁極磁石として、磁石126は補助磁極磁石
としてそれぞれ作用する。
各磁石124,126は、希土類磁石、フエラ
イト磁石のように高保磁力の磁石であり第9図お
よび第10図に示すように、隣りの磁石との間に
配置された磁極116,118にこれに磁気的に
接触する磁石と同じ磁気的極性を付与するよう
に、同極を対向させて配置されている。
イト磁石のように高保磁力の磁石であり第9図お
よび第10図に示すように、隣りの磁石との間に
配置された磁極116,118にこれに磁気的に
接触する磁石と同じ磁気的極性を付与するよう
に、同極を対向させて配置されている。
ハウジング112内には、非磁性材料から成る
スライダ132が磁極116,118の配列方向
へ移動可能に配置されている。スライダ132に
は該スライダの幅方向へ平行に伸びる非磁性の複
数のスペーサ134が磁極116,118と同一
ピツチで磁極116,118の配列方向に間隔を
おいて固定的に設けられており、各スペーサ13
4間にはスライダ132の幅方向へ平行に伸びる
切換用磁石136,138が固定的に設けられて
いる。各磁石136,138は、第9図および第
10図に示すように、その磁化方向が上下方向と
なりかつ面板114の側が交互に異磁極となる姿
勢に配置されている。各磁極136,138は、
また、スライダ132の移動に伴なつて磁極12
6,128の下面に磁気的に接触しつつ移動す
る。
スライダ132が磁極116,118の配列方向
へ移動可能に配置されている。スライダ132に
は該スライダの幅方向へ平行に伸びる非磁性の複
数のスペーサ134が磁極116,118と同一
ピツチで磁極116,118の配列方向に間隔を
おいて固定的に設けられており、各スペーサ13
4間にはスライダ132の幅方向へ平行に伸びる
切換用磁石136,138が固定的に設けられて
いる。各磁石136,138は、第9図および第
10図に示すように、その磁化方向が上下方向と
なりかつ面板114の側が交互に異磁極となる姿
勢に配置されている。各磁極136,138は、
また、スライダ132の移動に伴なつて磁極12
6,128の下面に磁気的に接触しつつ移動す
る。
中央に設けられた2つの磁石136は、その高
さ寸法が他の磁石138のそれよりも大きく、ま
た起磁力が他の磁石138それより大きい磁石で
ある。従つて、磁石136は主磁極切換用磁石と
して作用するのに対し、磁石138は補助磁極切
換用磁石として作用する。スペーサ134間の磁
石138の下方の空間には、磁性材料140は固
定的に配置されている。磁石136としては磁束
密度および保持力が大きくかつ長さ寸法の大きい
希土類磁石を用い、磁石138として磁化方向の
長さ寸法が小さい高保磁力の希土類金属磁石また
はフエライト磁石を用いることができる。
さ寸法が他の磁石138のそれよりも大きく、ま
た起磁力が他の磁石138それより大きい磁石で
ある。従つて、磁石136は主磁極切換用磁石と
して作用するのに対し、磁石138は補助磁極切
換用磁石として作用する。スペーサ134間の磁
石138の下方の空間には、磁性材料140は固
定的に配置されている。磁石136としては磁束
密度および保持力が大きくかつ長さ寸法の大きい
希土類磁石を用い、磁石138として磁化方向の
長さ寸法が小さい高保磁力の希土類金属磁石また
はフエライト磁石を用いることができる。
スライダ134の下面には、その移動方向へ伸
びるラツク142が下向きの姿勢に固定されてお
り、ハウジング112内にはラツク142と噛合
する歯車144が配置されている。歯車144
は、ハウジング112を回転自在に貫通して伸び
る軸146に固定されており、軸146が回転さ
れることにより回転される。歯車144が回転さ
れると、スライダ132がハウジング112に対
して磁極116,118の一ピツチ分だけ歯車1
44の回転方向に応じた方向へ移動される。
びるラツク142が下向きの姿勢に固定されてお
り、ハウジング112内にはラツク142と噛合
する歯車144が配置されている。歯車144
は、ハウジング112を回転自在に貫通して伸び
る軸146に固定されており、軸146が回転さ
れることにより回転される。歯車144が回転さ
れると、スライダ132がハウジング112に対
して磁極116,118の一ピツチ分だけ歯車1
44の回転方向に応じた方向へ移動される。
磁気チヤツク110の使用時、スライダ132
が第9図に示すようにハウジング112に対し左
方に移動されていると、各磁石136,138
は、それぞれ、磁極116,118と磁気的に接
触し、接触している磁極に磁石124,128と
異なる磁気的極性を付与する。このため、磁石1
24,126および磁石136,138の磁束に
より、磁石124,126、磁極116,11
8、磁性材料140およびハウジング112を経
る閉ループが形成され、これにより作業面は非励
磁状態におかれる。
が第9図に示すようにハウジング112に対し左
方に移動されていると、各磁石136,138
は、それぞれ、磁極116,118と磁気的に接
触し、接触している磁極に磁石124,128と
異なる磁気的極性を付与する。このため、磁石1
24,126および磁石136,138の磁束に
より、磁石124,126、磁極116,11
8、磁性材料140およびハウジング112を経
る閉ループが形成され、これにより作業面は非励
磁状態におかれる。
これに対し、スライダ132が第10図に示す
ようにハウジング112に対しに移動されると、
各磁石136,138は、それぞれ、磁極11
6,118と磁気的に接触し、その磁極に磁石1
24,128と同一の磁気的極性を付与する。こ
のため、作業面は励磁状態におかれる。
ようにハウジング112に対しに移動されると、
各磁石136,138は、それぞれ、磁極11
6,118と磁気的に接触し、その磁極に磁石1
24,128と同一の磁気的極性を付与する。こ
のため、作業面は励磁状態におかれる。
磁気チヤツク110によれば、磁極116,1
18が同一ピツチであるものの、主磁極部128
の両側に補助磁極部130を配置し、主磁極11
6および補助磁極118のそれぞれを主磁極部1
28および補助磁極部130の配列方向に間隔を
おいて配置し、補助磁極磁石126の起磁力を主
磁極磁石124のそれより小にしたから、超硬合
金のような低透磁率材料から成る工作物100を
主磁極部128に大きな力で吸着し、高透磁率材
料から成る当て板102を補助磁極部130に吸
着させて工作物100を主磁極部128および補
助磁極部130の配列方向における側部において
当て板102により支えることができ、従つて、
小型で廉価な操作性の良いチヤツクであるにもか
かわらず、工作物100を主磁極部128の大き
な吸着力と当て板102とにより確実に保持し、
作業面と平行な方向への工作物100の移動を阻
止することができ、安全である。
18が同一ピツチであるものの、主磁極部128
の両側に補助磁極部130を配置し、主磁極11
6および補助磁極118のそれぞれを主磁極部1
28および補助磁極部130の配列方向に間隔を
おいて配置し、補助磁極磁石126の起磁力を主
磁極磁石124のそれより小にしたから、超硬合
金のような低透磁率材料から成る工作物100を
主磁極部128に大きな力で吸着し、高透磁率材
料から成る当て板102を補助磁極部130に吸
着させて工作物100を主磁極部128および補
助磁極部130の配列方向における側部において
当て板102により支えることができ、従つて、
小型で廉価な操作性の良いチヤツクであるにもか
かわらず、工作物100を主磁極部128の大き
な吸着力と当て板102とにより確実に保持し、
作業面と平行な方向への工作物100の移動を阻
止することができ、安全である。
第11図および第12図に示す磁気チヤツク2
10は、磁性材料から成るハウジング212の開
口部に主磁極部214を構成する細長い一対の主
磁極216と、補助磁極部218を構成する細長
い複数の補助磁極220とを相互に間隔をおいて
平行に配置している。主磁極216は、補助磁極
220より狭い幅寸法を有し、またハウジングの
開口部中央に配置されている。補助磁極220
は、各主磁極216とハウジング212の枠体と
の間に主磁極216より狭いピツチで配置されて
いる。
10は、磁性材料から成るハウジング212の開
口部に主磁極部214を構成する細長い一対の主
磁極216と、補助磁極部218を構成する細長
い複数の補助磁極220とを相互に間隔をおいて
平行に配置している。主磁極216は、補助磁極
220より狭い幅寸法を有し、またハウジングの
開口部中央に配置されている。補助磁極220
は、各主磁極216とハウジング212の枠体と
の間に主磁極216より狭いピツチで配置されて
いる。
主磁極216の間にはそれぞれ主磁極磁石22
2が配置されており、各補助磁極220間、ハウ
ジグ212の枠部212bと補助磁極220の間
および主磁極216と補助磁極220の間のそれ
ぞれには補助磁極磁石224が配置されており、
ハウジング212の底板212aと各主磁極21
6の間にはそれぞれ主磁極切換用磁石226が配
置されており、主磁極216とハウジング212
の枠部212bと各主磁極216の間にはそれぞ
れ補助磁極切換用磁石228が配置されている。
2が配置されており、各補助磁極220間、ハウ
ジグ212の枠部212bと補助磁極220の間
および主磁極216と補助磁極220の間のそれ
ぞれには補助磁極磁石224が配置されており、
ハウジング212の底板212aと各主磁極21
6の間にはそれぞれ主磁極切換用磁石226が配
置されており、主磁極216とハウジング212
の枠部212bと各主磁極216の間にはそれぞ
れ補助磁極切換用磁石228が配置されている。
主磁極磁石222は希土類磁石またはフエライ
ト磁石のような高保磁力の磁石であり、主磁極切
換用磁石226および補助磁極切換用磁石228
はアルニコ磁石であり、補助磁極磁石224は希
土類金属磁石である。主磁極磁石222および補
助磁極磁石224は、水平方向に磁化されて第1
1図に示すように配置されている。主磁極切換用
磁石226および補助磁極切換用磁石228のそ
れぞれには、励磁コイル230,232が巻き掛
けられている。
ト磁石のような高保磁力の磁石であり、主磁極切
換用磁石226および補助磁極切換用磁石228
はアルニコ磁石であり、補助磁極磁石224は希
土類金属磁石である。主磁極磁石222および補
助磁極磁石224は、水平方向に磁化されて第1
1図に示すように配置されている。主磁極切換用
磁石226および補助磁極切換用磁石228のそ
れぞれには、励磁コイル230,232が巻き掛
けられている。
磁気チヤツク210は、主磁極切換用磁石22
6および補助磁極切換用磁石228のそれぞれが
励磁コイル230,232により第11図に示す
ように磁化されると、磁石222,226の磁束
により一方の主磁極216、主磁極磁石222、
他方の主磁極216および主磁極部214の作業
面を経る閉ループと、一方の主磁極216、一方
の主磁極切換用磁石226、ハウジング212の
底板212a、他方の主磁極切換用磁石226、
他方の主磁極216および主磁極部214の作業
面を経る閉ループとが形成される。すなわち、主
磁極磁石222,226は、主磁極216の一方
に共にN極性を付与し、他方にS極性を付与す
る。このため、主磁極部214の作業面は励磁状
態におかれ、また工作物100を吸着可能にな
る。また、補助磁極部214の作業面は、磁石2
20,228による磁束がハウジング212の枠
部212b、補助磁石224、補助磁極220、
主磁極216および補助磁極部218の作業面を
経る閉ループと、ハウジング212の枠部212
b、補助磁極切換用磁石228、主磁極216お
よび補助磁極部218の作業面を経る閉ループと
を形成するため、励磁状態におかれる。
6および補助磁極切換用磁石228のそれぞれが
励磁コイル230,232により第11図に示す
ように磁化されると、磁石222,226の磁束
により一方の主磁極216、主磁極磁石222、
他方の主磁極216および主磁極部214の作業
面を経る閉ループと、一方の主磁極216、一方
の主磁極切換用磁石226、ハウジング212の
底板212a、他方の主磁極切換用磁石226、
他方の主磁極216および主磁極部214の作業
面を経る閉ループとが形成される。すなわち、主
磁極磁石222,226は、主磁極216の一方
に共にN極性を付与し、他方にS極性を付与す
る。このため、主磁極部214の作業面は励磁状
態におかれ、また工作物100を吸着可能にな
る。また、補助磁極部214の作業面は、磁石2
20,228による磁束がハウジング212の枠
部212b、補助磁石224、補助磁極220、
主磁極216および補助磁極部218の作業面を
経る閉ループと、ハウジング212の枠部212
b、補助磁極切換用磁石228、主磁極216お
よび補助磁極部218の作業面を経る閉ループと
を形成するため、励磁状態におかれる。
これに対し、磁石226,228のそれぞれが
励磁コイル130,132により第12図に示す
ように磁化されると、磁石222,226による
磁束が一方の主磁極216、一方の主磁極切換用
磁石226、ハウジング212の底板212a、
他方の主磁極切換用磁石226、他方の主磁極2
16および主磁極磁石222を経る閉ループを形
成するため、主磁極部214の作業面は非励磁状
態におかれる。また、磁石224,228の磁束
がハウジング212、枠部212b、補助磁極切
換用磁石222、主磁極216、補助磁極磁石2
24および補助極220を経る閉ループを形成す
るため、補助磁極部218の作業面は非励磁状態
におかれる。
励磁コイル130,132により第12図に示す
ように磁化されると、磁石222,226による
磁束が一方の主磁極216、一方の主磁極切換用
磁石226、ハウジング212の底板212a、
他方の主磁極切換用磁石226、他方の主磁極2
16および主磁極磁石222を経る閉ループを形
成するため、主磁極部214の作業面は非励磁状
態におかれる。また、磁石224,228の磁束
がハウジング212、枠部212b、補助磁極切
換用磁石222、主磁極216、補助磁極磁石2
24および補助極220を経る閉ループを形成す
るため、補助磁極部218の作業面は非励磁状態
におかれる。
磁気チヤツク210によれば、主磁極216の
幅およびピツチが補助磁極220のそれより大で
あり、主磁極用の磁石222,226の総起磁力
が補助磁極用の磁石222,228のそれより大
きく、主磁極部214の両側に補助磁極部218
を配置し、主磁極214および補助磁極218の
それぞれを主磁極部214および補助磁極部21
8の配列方向に間隔をおいて配置したから、超硬
合金のような低透磁率材料から成る工作物100
を主磁極部214に大きな力で吸着し、高透磁率
材料から成る当て板102を補助磁極部218に
吸着させて工作物100を主磁極部214および
補助磁極部218の配列方向における側部におい
て当て板102により支えることができ、従つ
て、小型で廉価な操作性の良いチヤツクであるに
もかかわらず、工作物100を主磁極部214の
大きな吸着力と当て板102とにより確実に保持
し、作業面と平行な方向への工作物100の移動
を阻止することができ、安全である。
幅およびピツチが補助磁極220のそれより大で
あり、主磁極用の磁石222,226の総起磁力
が補助磁極用の磁石222,228のそれより大
きく、主磁極部214の両側に補助磁極部218
を配置し、主磁極214および補助磁極218の
それぞれを主磁極部214および補助磁極部21
8の配列方向に間隔をおいて配置したから、超硬
合金のような低透磁率材料から成る工作物100
を主磁極部214に大きな力で吸着し、高透磁率
材料から成る当て板102を補助磁極部218に
吸着させて工作物100を主磁極部214および
補助磁極部218の配列方向における側部におい
て当て板102により支えることができ、従つ
て、小型で廉価な操作性の良いチヤツクであるに
もかかわらず、工作物100を主磁極部214の
大きな吸着力と当て板102とにより確実に保持
し、作業面と平行な方向への工作物100の移動
を阻止することができ、安全である。
第1図は本発明の磁気チヤツクの一実施例の一
部を破断して示す斜視図、第2図は第1図に示す
磁気チヤツクの主磁極部の切換状態を説明するた
めに一部を破断して示す斜視図、第3図は第1図
に示す磁気チヤツクの主磁極部および補助磁極部
の切換状態を説明するために一部を破断して示す
斜視図、第4図は第1図に示す磁気チヤツクが非
励磁状態におかれたときの説明図、第5図は第4
図の5−5線に沿つて得た断面図、第6図は第1
図に示す磁気チヤツクが励磁状態におかれたとき
の説明図、第7図は第6図の7−7線に沿つて得
た断面図、第8図は本発明の他の実施例の磁気チ
ヤツクの平面図、第9図は第8図の8−8線に沿
つて得た断面図、第10図は第8図と同様の断面
図であつて非励磁状態を示す図、第11図は本発
明の他の実施例の磁気チヤツクを示す断面図、第
12図は第11図に示す磁気チヤツクの非励磁状
態を説明するための断面図である。 10,110,210:磁気チヤツク、12,
112,212:ハウジング、16,114:面
板、18,128,214:主磁極部、20,1
30,218:補助磁極部、22,116,21
6:主磁極、26,40,124,222:主磁
極磁石、28,118、220:補助磁極、3
2,126,224:補助磁極磁石、34,13
6,226:主磁極切換用磁石、60,138,
228:補助磁極切換用磁石、42,62:作動
機構、44:回転体、64,132:スライダ、
100:工作物、102:当て板、230,23
2:励磁コイル。
部を破断して示す斜視図、第2図は第1図に示す
磁気チヤツクの主磁極部の切換状態を説明するた
めに一部を破断して示す斜視図、第3図は第1図
に示す磁気チヤツクの主磁極部および補助磁極部
の切換状態を説明するために一部を破断して示す
斜視図、第4図は第1図に示す磁気チヤツクが非
励磁状態におかれたときの説明図、第5図は第4
図の5−5線に沿つて得た断面図、第6図は第1
図に示す磁気チヤツクが励磁状態におかれたとき
の説明図、第7図は第6図の7−7線に沿つて得
た断面図、第8図は本発明の他の実施例の磁気チ
ヤツクの平面図、第9図は第8図の8−8線に沿
つて得た断面図、第10図は第8図と同様の断面
図であつて非励磁状態を示す図、第11図は本発
明の他の実施例の磁気チヤツクを示す断面図、第
12図は第11図に示す磁気チヤツクの非励磁状
態を説明するための断面図である。 10,110,210:磁気チヤツク、12,
112,212:ハウジング、16,114:面
板、18,128,214:主磁極部、20,1
30,218:補助磁極部、22,116,21
6:主磁極、26,40,124,222:主磁
極磁石、28,118、220:補助磁極、3
2,126,224:補助磁極磁石、34,13
6,226:主磁極切換用磁石、60,138,
228:補助磁極切換用磁石、42,62:作動
機構、44:回転体、64,132:スライダ、
100:工作物、102:当て板、230,23
2:励磁コイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁性体を吸着するための作業面を規定する主
磁極手段と、該主磁極手段を間にして前記作業面
と平行の第1の方向に間隔をおいて配置されかつ
前記主磁極手段と共に前記作業面を規定する少な
くとも2つの補助磁極手段と、前記主磁極部に磁
界を付与する主磁極磁石手段と、前記補助磁極手
段に磁界を付与する補助磁極磁石手段と、前記主
磁極手段および前記補助磁極手段を励磁状態およ
び非励磁状態に選択的におくための切換手段とを
含み、前記主磁極手段は前記第1の方向に間隔を
おいて配置された少なくとも2つの主磁極を備
え、前記補助磁極手段は前記第1の方向に間隔を
おいて配置された少なくとも2つの補助磁極を備
え、前記補助磁極磁石手段の起磁力は前記主磁極
磁石手段のそれより小さい、磁極チヤツク。 2 前記主磁極磁石手段は前記主磁極に磁気的に
接続された少なくとも1つの主磁極磁石および少
なくとも1つの主磁極切換用磁石を備え、前記補
助磁極磁石手段は前記補助磁極に磁気的に接続さ
れた少なくとも1つの補助磁極磁石および少なく
とも1つの補助磁極切換用磁石を備える、特許請
求の範囲第1項に記載の磁気チヤツク。 3 前記各主磁極および前記各補助磁極は、相互
に平行に配置されており、また前記作業面と平行
でかつ前記第1の方向と直交する第2の方向へ伸
びる、特許請求の範囲第2項に記載の磁気チヤツ
ク。 4 前記切換手段は、前記ハウジンウ内に前記主
磁極手段の前記作業面と直交する軸線の周りに角
度的に回転可能に配置された回転体と、前記回転
体のための第1の作動機構と、前記ハウジング内
に前記補助磁極に対しその配列方向へ移動可能に
配置された少なくとも1つのスライダと、前記ス
ライダのための第2の作業機構とを備え、前記主
磁極切換用磁石は前記回転体に配置され、前記補
助磁極切換用永久磁石は前記スライダに配置され
ている、特許請求の範囲第2項に記載の磁気チヤ
ツク。 5 前記切換手段は前記ハウジング内に前記主磁
極および前記補助磁極に対し前記第1の方向へ移
動可能に配置されたスライダを備え、前記主磁極
切換用磁石および前記補助磁極切換用永久磁石は
前記スライダに配置されている、特許請求の範囲
第2項に記載の磁気チヤツク。 6 前記主磁極磁石および前記補助磁極磁石のそ
れぞれは極性不可逆永久磁石であり、前記主磁極
切換用磁石および前記補助磁極切換用磁石のそれ
ぞれは極性可逆永久磁石であり、前記切換手段は
切換用の前記極性可逆永久磁石に個々に巻き掛け
られた電磁コイルを備える、特許請求の範囲第1
項に記載の磁気チヤツク。 7 前記主磁極手段および前記補助磁極手段は、
前記ハウジングの開口部を閉鎖すべく配置された
面板に設けられている、特許請求の範囲第1項に
記載の磁気チヤツク。 8 前記主磁極の配列ピツチは、前記補助磁極の
それより大である、特許請求の範囲第1項に記載
の磁気チヤツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29363385A JPS62157749A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 磁気チヤツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29363385A JPS62157749A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 磁気チヤツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62157749A JPS62157749A (ja) | 1987-07-13 |
JPH0569651B2 true JPH0569651B2 (ja) | 1993-10-01 |
Family
ID=17797235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29363385A Granted JPS62157749A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 磁気チヤツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62157749A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5092579A (ja) * | 1973-12-18 | 1975-07-24 | ||
JPS60217036A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-10-30 | Kanetsuu Kogyo Kk | 磁気チヤツク |
JPS60221239A (ja) * | 1984-04-18 | 1985-11-05 | Kanetsuu Kogyo Kk | 永久磁石チヤツク |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP29363385A patent/JPS62157749A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5092579A (ja) * | 1973-12-18 | 1975-07-24 | ||
JPS60217036A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-10-30 | Kanetsuu Kogyo Kk | 磁気チヤツク |
JPS60221239A (ja) * | 1984-04-18 | 1985-11-05 | Kanetsuu Kogyo Kk | 永久磁石チヤツク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62157749A (ja) | 1987-07-13 |
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