JPS60175660A - 浴室床材と壁パネルの水切構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は床パンとして用いられる浴室床材と壁パネルの
水切構造に関するものである。

〔背景技術〕

従来の浴室床材（ｌｌと壁パネル（５）との水切構造を
第１図に示す。浴室床材（１１は床面（６）のたわみに
よってその８端部が若干下がることがあるので、水切り
性を良くするために浴室床材（１）の周端部に立上り片
（７）を全周に亘って延出し、この立上り片（７）を壁
パネル（６）の裏面側に配して浴室床材（１）と壁パネ
ル（５）との間よシ水が裏面側へもれないようにしてい
る。しかし乍ら、この構造では浴室床材＋１＋のサイズ
が決っているために浴室の大きさを浴室床材＋１＋に合
わせるしかなく、浴室の大きさが異なっているような場
合にはこの構造を採ることはできなかった。また、第２
図に示すように浴室床材ｆ１）の周端部に切断可能な水
平片（２）を延設し、水平片（２）から壁パネル（５）
に渡って水切り材（３）を配して水切り材（３）をビス
（８）などで壁側に固定したような場合には浴室床材（
１）がたわんで下方へ移動した際に水切シ材（３）と浴
室床材（１）との間に隙間が発生するという欠点があっ
た。

〔発明の目的〕

本発明は上記の点に鑑みて成されたものであって、浴室
の大きさが異なる場合でも対応でき、しかも水切シ件の
優り、た浴室床材と壁パネルの水切構造を提供すること
を目的とするものである。

〔発明の開示〕

すなわち、本発明の浴室床材と壁パネルの水切構造は、
浴室床材ｆｌの周縁部に切断可能な水平片（２）を外側
方へ延出すると共て水平片（２）の上面に水切り材（３
）を固着し、水切り材（３）の上部に形成した上方開口
の押入凹所（４）内に壁パネル（５）の下端部を挿入し
て成ることを特徴とするもので、水平片（２）を浴室の
大きさに合わせて切断することにより、異なる大きさの
浴室にも浴室床材（１）が設置できるようにし、また水
平片（２）に水切り材（３）を固着することで浴室床材
（１）にたわみを生じたとしても水切り材（３）と浴室
床材（１）との間に隙間を生じないようにし、上記目的
を達成したものである。

以下本発明を実施例により詳述する。浴室床材（１）は
硬質ポリ塩化ビニル樹脂やＦＲ′Ｐ々とで形成され、第
３図に示すように浴室床材（１）の周縁には中央の床面
（６）に比して一段高くなった水平片（２）が水平方向
に延出して形成しである。この水平片（２）は巾広に形
成してあって、適宜切断することによりその巾寸法を調
節することができるものである。床面（６）は排水溝（
９）部分が低くなるように周端部から傾斜をつけてあり
、また排水溝（９）もその略中央部はど低くなるように
溝底には勾配が付けてあって、排水溝（９）の略中央部
には排水口（１０）が穿設しである。この浴室床材（１
）の下面には補強材（ｌｌ）が取付けてあって、浴室床
材（１）を補強しである。各補強材（１１）は水平片（
２）の床面（６）側に取付けるもので、水平片（２）の
開端部側は補強材（＋＋）が取付けられていない寸法調
整部（２１）となっている。補強材（ｌｌ）の下面には
適宜位置にてアジセスタボルトθ２）が取付けである。

図中（３）は水切り受材（１５）と防水中本０６）とか
ら成る水切り材である。防水中本（１６）はポリ塩化ビ
ニル樹脂などの合成樹脂材やアルミニウム材などで形成
された長尺物で、縦片レフの前面側に取付片−）を斜下
方へ延出して形成しである。取付片Ｉ２８）の下部の裏
面側には嵌合突片■４）が背方へ突出してあり、また取
付片−の略中央部より押え片は（ト）が上方へ突出し、
垂下片開が下方へ垂下しである。水切り受材０りはポリ
塩化ビニル樹脂やアルミニウム材などで形成されており
、基片（２７）の下端より固定片側を前面側へ延出する
と共に基片シηの上端より嵌合片り９）を前面側へ延出
して形成してあって、固定片側と嵌合片し９）との間に
は嵌合凹所ｌ３０）が形成しである。

しかして、浴室床材（１）を浴室に設置するにあたって
は、浴室の大きさ及び浴槽のサイズを測シ、それに合わ
せて浴室床材１）の水平片（２）部分を切断する。水平
片（２）は中広に形成きれているので、それらの寸法に
合わせて浴室床材（１）の巾寸法を調整することができ
るものである。次に、第５図に示すように水切り受材（
ｌδ）を水平片（２）上に配置して水切り受材θ６）の
固定片（８）をヒス（３１）にて固定し、次いで防水中
本０６）の嵌合突片（２４）を水切り受材０５）の嵌合
凹所（３０）内に浴室側より押入嵌合させるのである。

その際、防水中本０６）の取付片１２３）下面に防水ス
ポンジ（社）をあらかじめ貼付けておき、防水中本０６
）を水切り受材θ６）に取着する際に防水スポンジ國を
水切り受材（１５）に弾接させて防水性を良くするもの
であり、また防水中本（１６）と浴室床材（１）との間
にシリコン系シーリンク材などの防水材を充填するよう
にしても良い。その後、防水中本０６）の縦片伐りと押
え片轍間で形成される押入凹所（４）内に壁パネル（６
）の下端部を上方より挿入して壁パネル（６）を壁下地
臼）に固着するのである。防水中本０６）は水切り受材
θ５）を介して浴室床材（１）に固定きれているので、
浴室床材（ｔｌがたわんでその同端部が下がったとして
もそれに伴なって水切り材（３１ｉ’を移動することに
なり、水切り材（３）と浴室床材（１）との間にＩｉ隙
間が発生することがないものである。まだ、壁Ｊ３ネル
（５）の下端部は挿入凹所（４）内で上下にスライド移
動することになシ、押え片陵によって壁パネル（５）の
下端部が覆われていて壁パネル（６）と防水中本０６）
との間に隙間ができることもないものである。

なお、第６図は水切シ材（３）の他の実施例を示したも
のである。防水中本０６）の取付片！２３：の下端部に
取付部（３４）を背方へ延設し、水切り受材θ５）の嵌
合片−よシ固定ボルト（３均を螺入して水切シ受材（Ｉ
６）の固定と同時に防水中、４ｏ６）の取付部（財）を
浴室床材（ｔｌの水平片（２）に固定するようにしたも
のである。また、第７図に示す水切り材（３）は、水切
り受材（Ｉ５）に差し込み片（３０）を形成して固定片
側と差し込み片（３Ｇ！との間に差し込み凹所＠ηを形
成し、この差し込み凹所０７）を水平片（２）の端部に
被押するようにしたものである。さらに、水切り材（３
）としては第８図に示すものも使用するこ七ができる。

水切シ材（３）は載置片輪よシ立上り片（国を立上がら
せて断面略し字状に形成した水切り受材（１５）と、防
水中本（１Ｇ）とで形成しである。水切り受材（＋５）
の前面側には上天一対の保合片（４４］　（４４）が突
設してあり、まだ防水中本（１６）の裏面側には被保合
片（社）が突出してあって、第９図のように水切り受材
（１５）を浴室床材［１１に固着した後被保合片（４５
）を係合片（ロ）に挿入係合させることにより、防水中
本Ｑ６）を浴室床材（ｆ）から壁パネル（６）に渡って
取付けるのである。防水中本θ６）の上下端部には軟質
な防水片−（財）が設けてあり、各防水片しＯ）を浴室
床材（１）及び壁パネル（５）の表面に弾接することで
水切シ性を良くし、浴室内の水が浴室床材（１）や壁パ
ネル（５）の裏面側にまわるのを防いでいる。上記の各
実施例のものにおいては、いずれも水切り材（３）が浴
室床材（１）に固着されていて浴室床材（１）がたわみ
で変形したとしても水切り材（３）も浴室床材ｔ１）に
追従して移動することになり、水切り材（３）と浴室床
材（１）との間に隙間を生じることがないものである。

なお、第１０図のように浴室床材［ｌ）の水平片（２）
を床面（６）より一段高く形成しても良く、水切り性を
さらに向上することができるものである〔発明の効果〕 上記のように本発明は、浴室床材の固縁部に切断可能な
水平片を外側方へ延出するようにしたので、水平片を浴
室や浴槽の大きさに合わせて切断することで、浴室や浴
槽の大きさが少々異なった場合でも支障なく浴室床材を
設置することができるものであり、また、水平片の上面
に水切り材を固着し、水切り材の上部に形成した上方開
口の押入凹所内に壁パネルの下端部を押入するようにし
たので、浴室床材がたわみでその８端部が下がったとし
ても水切シ材との間ＫＨ間ができるのを防止すること力
ぶてき、水（７７シ性を向上することができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の概略断面図、第２図は他の従来例の要
部概略断面図、第３図は本発明一実施例の斜視図、第４
図は同上の水切り材の分解断面図、第５図は同上の要部
断面図、第６図は同上の他の実施例の要部断面図、第７
図は同上のさらに他の実施例の要部断面図、第Ｓ図は同
上のさらに他の実施例の分＃断面図、第９図及び？５１
０図は同上の水切シ材の取付状態を示す概略断面図であ
る（１）は浴室床材、（２）は水平片、（３）は水切り
材、（４）は挿入凹所、（５）は壁パネルである。 代理人　弁理士　石　１）長　上 第１図 第２図 第３図 第４図 第６図　第７図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）浴室床材の周縁部に切断可能な水平片を外側方へ
   延出すると共に水平片の上面に水＋ｙＪ＋）材を固着し
   、水切シ材の上部に形成した上方開口の押入凹所内に壁
   パネルの下端部を押入して成ることを特徴とする浴室床
   材と壁パネルの水切構造。