JPS597933Y2 - 壁体の隙間閉塞構造 - Google Patents
壁体の隙間閉塞構造Info
- Publication number
- JPS597933Y2 JPS597933Y2 JP1979081964U JP8196479U JPS597933Y2 JP S597933 Y2 JPS597933 Y2 JP S597933Y2 JP 1979081964 U JP1979081964 U JP 1979081964U JP 8196479 U JP8196479 U JP 8196479U JP S597933 Y2 JPS597933 Y2 JP S597933Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint material
- fixture
- gap
- protrusion
- walls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は乾式工法によって建築物の壁体を施工するとき
、壁体に生ずる隙間を閉塞する構造に関するものである
。
、壁体に生ずる隙間を閉塞する構造に関するものである
。
以下図面に示す実施例に基づいて説明すると、1は枠体
であって、建築物の骨組である。
であって、建築物の骨組である。
枠体1は断面C形の鉄製棒杆なとよりなる。
2は構造体、3は内壁枠、4は内壁である。
5,5は枠体1の外面に固定した板状体である外壁パネ
ルで、左右の外壁パネル5,5間には隙間6を設けてい
る。
ルで、左右の外壁パネル5,5間には隙間6を設けてい
る。
外壁パネル5の側端は表面側と裏面側を突出させたコ字
形に形威していて、裏面側突出部分7は枠体1に固定す
る際に使用する。
形に形威していて、裏面側突出部分7は枠体1に固定す
る際に使用する。
8は目地材で固定具9によって外壁パネル5の表面側突
出部分10.10間に固定している。
出部分10.10間に固定している。
16は水密シ一トである。目地材8は第2図、第3図に
示す如くなり、図において11は断面丁字形の棒杆で、
アルミニウム、鉄又は硬質樹脂等を使用する。
示す如くなり、図において11は断面丁字形の棒杆で、
アルミニウム、鉄又は硬質樹脂等を使用する。
特に装飾性、施工性の点でアルミニウム板が適する。
アルミニウムの板体でこの断面丁字形の棒杆11を作製
するには、順次折り曲げていって第3図のように2枚重
ねにするのが強度面及び外観的によい。
するには、順次折り曲げていって第3図のように2枚重
ねにするのが強度面及び外観的によい。
丁字形の水平部12の両先端部はやや下方に屈曲してお
く。
く。
13は、棒杆11の垂直部14の両側に固着した翼板で
、軟質のポリ塩化ビニール、合戊ゴム、天然ゴムなど水
密性のある弾性材料により形或する。
、軟質のポリ塩化ビニール、合戊ゴム、天然ゴムなど水
密性のある弾性材料により形或する。
翼板13は、前記棒杆11の長手方向全長にわたって設
ける。
ける。
固着方法は、接着剤、ビス止め、カシメ止めなどいずれ
の手段でもよいが、水密性を高くするため広幅にわたっ
て融着しておくのがよい。
の手段でもよいが、水密性を高くするため広幅にわたっ
て融着しておくのがよい。
翼板13の断面は図に示す如く、固着面で広く、次に急
激に狭まるが、それでもやや厚目にし、先端に向うに従
い漸縮状に薄くするのがよい。
激に狭まるが、それでもやや厚目にし、先端に向うに従
い漸縮状に薄くするのがよい。
15は棒杆11の垂直部14の側面下端部に設けた凸状
段部で、この段部は両側に形威してもよいが、一側にだ
けでもよい。
段部で、この段部は両側に形威してもよいが、一側にだ
けでもよい。
この段部形戊を前述したアルミニウムの板体で形或する
場合において説明すると、アルミニウムの板体の一端を
他端よりもやや長く下方に突出しておいて、その長く突
出した部分を反対側へ折曲げ屈曲して形或する。
場合において説明すると、アルミニウムの板体の一端を
他端よりもやや長く下方に突出しておいて、その長く突
出した部分を反対側へ折曲げ屈曲して形或する。
そしてこの段部15は棒杆11の全長にわたって形威し
てもよいが、適当に間隔をおいて形成してもよい。
てもよいが、適当に間隔をおいて形成してもよい。
また、下方へ突出させる端部を交互にしておき、段部を
左右側面に交互に形威してもよく、このようにすると、
目地材を左右に傾斜させることが可能となる。
左右側面に交互に形威してもよく、このようにすると、
目地材を左右に傾斜させることが可能となる。
次に固定具9について説明する。
第2図、第4図、第5面において9は固定具であって、
この固定具9は棒杆11の垂直部14を扶持する扶持部
17と、パネルなどの壁体に押圧固定する押圧部18と
からなる。
この固定具9は棒杆11の垂直部14を扶持する扶持部
17と、パネルなどの壁体に押圧固定する押圧部18と
からなる。
この固定具9は強い弾性を有するバネ板体から一体或形
している。
している。
つまり、固定具9は、全体が略U字形に形或されていて
、中央部19が両側辺から切り込み20が入れられ、斜
め上側方に切起されて押圧部18となされるとともに、
該押圧部18の先端部が内外に屈曲せられ、かつ前記中
央部19の両側部にそれぞれ扶持部17が形或されてい
る。
、中央部19が両側辺から切り込み20が入れられ、斜
め上側方に切起されて押圧部18となされるとともに、
該押圧部18の先端部が内外に屈曲せられ、かつ前記中
央部19の両側部にそれぞれ扶持部17が形或されてい
る。
押圧部18は、さらに詳しく説明すると、中央部から外
方斜め上に突出したその先端部を一度内方に屈曲して係
止片23を形戊し、さらに最先端を再度外方に屈曲して
引っかかり24としている。
方斜め上に突出したその先端部を一度内方に屈曲して係
止片23を形戊し、さらに最先端を再度外方に屈曲して
引っかかり24としている。
そして更に扶持部17には、その上端寄りに内方に向け
て突起21を形成し、また中央部19寄りには内方に向
け突出部を形或して位置決め22としている。
て突起21を形成し、また中央部19寄りには内方に向
け突出部を形或して位置決め22としている。
この突起21と位置決め22との間隔は前記棒杆11の
垂直部14の段部15の幅に等しいか、やや長くする。
垂直部14の段部15の幅に等しいか、やや長くする。
なお突起21は、バネ板体の一部を残して打ち抜き、内
側に折り曲げて形或すれば生産性、作業性のよいものが
得られるのであるが、別体に係止片を形或して取付けて
もよい。
側に折り曲げて形或すれば生産性、作業性のよいものが
得られるのであるが、別体に係止片を形或して取付けて
もよい。
このようになる固定具9を用いて前記目地材8を固定す
るには、まず固定具9の挾持部17を、目地材8を構或
する垂直部14をはさむようにして下方から強制的に押
込み突起21を段部15に係合させる。
るには、まず固定具9の挾持部17を、目地材8を構或
する垂直部14をはさむようにして下方から強制的に押
込み突起21を段部15に係合させる。
次に、この固定具を取付けた目地材8を壁体間の隙間に
差込むと、固定具9の押圧部18は幅狭になりながら壁
体間に入り、壁体間に完全に入ったところで、押圧部1
8の係止片23及び引っかかり24により目地材8を下
方に引っぱるような状態で涸定させることができる(第
6図参照)。
差込むと、固定具9の押圧部18は幅狭になりながら壁
体間に入り、壁体間に完全に入ったところで、押圧部1
8の係止片23及び引っかかり24により目地材8を下
方に引っぱるような状態で涸定させることができる(第
6図参照)。
なお、この固定具9は固定力を発揮する押圧部18がバ
ネ板体で形或されているため壁体の隙間幅にばらつきが
あっても適合させることができ、また壁体が隙間の左右
で段差を生じている場合でも、その段差に追従しながら
固定することができる。
ネ板体で形或されているため壁体の隙間幅にばらつきが
あっても適合させることができ、また壁体が隙間の左右
で段差を生じている場合でも、その段差に追従しながら
固定することができる。
本考案はこのように、水平部と垂直部とから形威された
丁字形の棒杆と、該垂直部の両側に設けられた壁体間の
隙間を閉塞する翼板とで目地材が形戊され、該目地材の
下端部に凸状段部が形威されており、一方全体が略U字
形に形威された固定具は、中央部が斜め上側方に切起さ
れて押圧部となされるとともに該押圧部の先端部が内外
に屈曲せられ、かつ前記中央部の両側部にそれぞれ扶持
部が形或されたもので、これら扶持部の上端内側部には
前記目地材に設けられた段部を係止する突起が形威され
、これら扶持部の下端寄り内側部には、目地材の位置決
めを行う突出部が形威されており、目地材の垂直部に前
記固定具が複数間隔をおいて取付けられ、壁体間に生じ
た隙間に各固定具が係止固定せられて目地材が隙間を閉
塞してなるので、壁体の隙間を少し残すだけで目地材を
取付けることができ、しかも、翼板によって外壁パネル
との間を密閉しているので十分な水密度が得られる。
丁字形の棒杆と、該垂直部の両側に設けられた壁体間の
隙間を閉塞する翼板とで目地材が形戊され、該目地材の
下端部に凸状段部が形威されており、一方全体が略U字
形に形威された固定具は、中央部が斜め上側方に切起さ
れて押圧部となされるとともに該押圧部の先端部が内外
に屈曲せられ、かつ前記中央部の両側部にそれぞれ扶持
部が形或されたもので、これら扶持部の上端内側部には
前記目地材に設けられた段部を係止する突起が形威され
、これら扶持部の下端寄り内側部には、目地材の位置決
めを行う突出部が形威されており、目地材の垂直部に前
記固定具が複数間隔をおいて取付けられ、壁体間に生じ
た隙間に各固定具が係止固定せられて目地材が隙間を閉
塞してなるので、壁体の隙間を少し残すだけで目地材を
取付けることができ、しかも、翼板によって外壁パネル
との間を密閉しているので十分な水密度が得られる。
そして、本考案によると、枠体1と板状体である外壁パ
ネル5間に敷設した水密シ一ト16を破る必要が全くな
く、万一目地材の部分から雨水等の進入があっても雨水
を下部に完全に流し落すことができる。
ネル5間に敷設した水密シ一ト16を破る必要が全くな
く、万一目地材の部分から雨水等の進入があっても雨水
を下部に完全に流し落すことができる。
目地処理は、外壁目地材に固定金具を強制係合させた後
外壁パネル間の隙間に差し込むだけでよいので施工性が
よい。
外壁パネル間の隙間に差し込むだけでよいので施工性が
よい。
また、前記目地材の下端部に設けられた段部は、扶持部
に形威される突起によって抜け止めがなされるとともに
挾持部に形或される突出部によって位置決めがなされる
ので、目地材と固定具とは常に一定の位置関係に係止固
定することができ、いったん係止すると目地材は安定か
つ確実に固定されてがたつくこともなく、目地材と壁面
との間に不要な隙間を生じることもなく閉塞できる優れ
た効果がある。
に形威される突起によって抜け止めがなされるとともに
挾持部に形或される突出部によって位置決めがなされる
ので、目地材と固定具とは常に一定の位置関係に係止固
定することができ、いったん係止すると目地材は安定か
つ確実に固定されてがたつくこともなく、目地材と壁面
との間に不要な隙間を生じることもなく閉塞できる優れ
た効果がある。
さらに、固定具の中央部に形威される押圧部の先端部は
内外に屈曲されて引っかけとなされているので、実質上
広い範囲に亙って係止されることになり、極めて堅固に
固定される。
内外に屈曲されて引っかけとなされているので、実質上
広い範囲に亙って係止されることになり、極めて堅固に
固定される。
しかも固定力を発揮する部分は金属を使用するので、一
度差込んだ後は強固な固定力が得られる。
度差込んだ後は強固な固定力が得られる。
目地材が幅狭なものでよいので、外壁を外側から見たと
き目地材が目立たず意匠的にも優れたものとなる。
き目地材が目立たず意匠的にも優れたものとなる。
第1図は断面図、第2図は目地材に固定具を取付けた状
態の斜視図、第3図は目地材の断面図、第4図は固定具
の正面図、第5図は同側面図、第6図は外壁パネルに目
地材を固定した部分の断面図である。 1・・・・・・枠体、5・・・・・・外壁パネル(板状
体)、6・・・・・・隙間、8・・・・・泪地材、9・
・・・・・固定具、11・・・・・・断面丁字形の棒杆
、13・・・・・・翼板、15・・・・・・段部、17
・・・・・・挾持部、18・・・・・・押圧部、21・
・・・・・突起。
態の斜視図、第3図は目地材の断面図、第4図は固定具
の正面図、第5図は同側面図、第6図は外壁パネルに目
地材を固定した部分の断面図である。 1・・・・・・枠体、5・・・・・・外壁パネル(板状
体)、6・・・・・・隙間、8・・・・・泪地材、9・
・・・・・固定具、11・・・・・・断面丁字形の棒杆
、13・・・・・・翼板、15・・・・・・段部、17
・・・・・・挾持部、18・・・・・・押圧部、21・
・・・・・突起。
Claims (1)
- 水平部と垂直部とから形威された丁字形の棒杆と、該垂
直部の両側に設けられた壁体間の隙間を閉塞する翼板と
で目地材が形威され、該目地材の下端部に凸状段部が形
或されており、一方全体が略U字形に形或された固定具
は、中央部が斜め上側方に切起されて押圧部となされる
とともに該押圧部の先端部が内外に屈曲せられ、かつ前
記中央部の両側部にそれぞれ扶持部が形或されたもので
、これら扶持部の上端内側部には前記目地材に設けられ
た段部を係止する突起が形或され、これら扶持部の下端
寄り内側部には、目地材の位置決めを行う突出部が形威
されており、目地材の垂直部に前記固定具が複数間隔を
おいて取付けられ、壁体間に生じた隙間に各固定具が係
止固定せられて目地材が隙間を閉塞してなる壁体の隙間
閉塞構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979081964U JPS597933Y2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | 壁体の隙間閉塞構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979081964U JPS597933Y2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | 壁体の隙間閉塞構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55180809U JPS55180809U (ja) | 1980-12-25 |
JPS597933Y2 true JPS597933Y2 (ja) | 1984-03-12 |
Family
ID=29315214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979081964U Expired JPS597933Y2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | 壁体の隙間閉塞構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597933Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134164A (en) * | 1974-07-10 | 1976-03-23 | Fisons Ltd | Benzopiranjudotaino seizoho |
-
1979
- 1979-06-14 JP JP1979081964U patent/JPS597933Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134164A (en) * | 1974-07-10 | 1976-03-23 | Fisons Ltd | Benzopiranjudotaino seizoho |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55180809U (ja) | 1980-12-25 |
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