JPS634723Y2 - - Google Patents

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JPS634723Y2
JPS634723Y2 JP15271782U JP15271782U JPS634723Y2 JP S634723 Y2 JPS634723 Y2 JP S634723Y2 JP 15271782 U JP15271782 U JP 15271782U JP 15271782 U JP15271782 U JP 15271782U JP S634723 Y2 JPS634723 Y2 JP S634723Y2
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JP
Japan
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wall panels
wall
wall panel
groove
spacer
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JP15271782U
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JPS5957611U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は壁パネルの接続構造、更に詳しくは、
側端縁よりフランジが背方に向けて略直角に屈曲
する形で延出する一対の壁パネルの接続構造に関
するものである。
一般にこの種の壁パネルは、例えば浴室のよう
な壁面に用いられるものであり、従来は、第1図
に示すように、互いの間に間隙を残して隣接する
両壁パネル1,1の側端部に背方よりジヨイナー
30を押し当て、両壁パネル1,1間の間隙に壁
パネル1の前面がわ、すなわち室内がわから押え
部材31を挿入し、押え部材31とジヨイナー3
0を同じく室内がわから挿入するねじ32によつ
て結合することにより押え部材31の端部に設け
た押え片33と上記ジヨイナー30の端部との間
で夫々壁パネル1の端部を挾持して両壁パネル1
を連結すると共に、室内がわから目地部材36を
押え部材31内に挿入して目地部材36で両壁パ
ネル1間の隙間を塞ぐようになつている。この構
造では、目地部材36の仕舞等が良好に行なえる
ものの、同図に示すように、壁パネル1同士を直
角に連結する場合は、両壁パネル1同士が直接連
結されるものでないことから連結部での支持力が
弱く、正確に直角に連結することが困難であり、
例えば同図に示すようなドア枠11を片方の壁パ
ネル1に取着するような場合は、このドア枠11
に加わる力によつて壁パネル1がぐらつき、両壁
パネル1を直角に維持することが難しいという問
題があつた。またこの点を解消して確実に壁パネ
ル1同士を直角に連結するため、従来は、第2図
に示すように、一方の壁パネル1のフランジ2を
他方の壁パネル1の端部に突き合せ、ボルト35
によつて両壁パネル1を直接結合することが行な
われている。しかしながら、この構造では両者の
間に上述のような目地部材を収める場所がなく、
同図に示すように、シール材37を用いるしかこ
の部分の仕舞いをつけることができず、外観を美
しく仕上げることができないという問題がある。
また、以上のことから、第3図に示すように、数
枚の壁パネル1を組み合してドア枠11を片側寄
りの位置に有する浴室の如き室の壁面を構成する
場合は、ドア枠11に近い方の壁パネル1の連結
部Xに後者の連結構造を採用し、他方の連結部Y
に前者の連結構造を採用しているが、これでは、、
同図に示すように、左右の壁パネル1a,1bに
寸法の異るものが必要になり、部品点数が増えて
製作並びに施工に手間取るという問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであつ
て、主な目的とするところは壁パネル同士を所定
の角度に精度よく確実に連結できると共に、両壁
パネル間の目地を美しく仕舞うことができる壁パ
ネルの接続構造を提供することである。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述す
る。本考案に係る壁パネルの接続構造は、側端縁
よりフランジ2が背方に向けて略直角に屈曲した
形で延出する一対の壁パネル1と、両壁パネル1
の側端部間に少なくとも一方のフランジ2外表面
に当接する形で介装されて両壁パネル1間に前方
が開放した凹溝4を形成するスペーサ3と、この
スペーサ3を貫通して両壁パネル1を結合するね
じ具5と、上記凹溝4に一部を挿入して凹溝4の
前面開口を塞ぐ目地部材6とより構成され、目地
部材6は凹溝4内に挿入される部分でスペーサ3
に結合し、凹溝4内に挿入される部分と反対側の
端部の目地部材6に両壁パネル1の表面に夫々密
接する一対のフイン7が形成されたことを特徴と
するものである。壁パネル1は両側縁の略全長か
らフランジ2が背方に向けて直角に屈曲する形状
に成形され、複数枚が互いの側端部同士を連結し
て室内の壁面を構成するものであり、本実施例で
は第7図及び第8図に示すように、複数枚の壁パ
ネル1でドア10及びドア枠11を備えた浴室A
の内壁面を構成する例を示しており、各壁パネル
1は、第8図に示すように、上端縁及び下端縁か
ら背方に向けて屈曲する上下の各フランジ2,2
を夫々天井部材12及びバスユニツト13の腰壁
14に連結され、各連結箇所には夫々シール部材
15,16が施される。上記のドア枠11は左右
一方の偏よつた位置に配置され、隣り合う壁パネ
ル1同士が互いに直角に連結される連結部のうち
ドア枠11に近い方の部所に、本考案の接続構造
が適用される。第4図は本考案の接続構造を示す
部分拡大断面図であり、ドア枠11が取着される
方の壁パネル1の側端部表面にスペーサ3を介し
て他方の壁パネル1のフランジ2を重複させ、ね
じ具5として用いられるボルト5aを前者の壁パ
ネル1の背面がわよりスペーサ3と各壁パネル1
に貫通させ、後者の壁パネル1のフランジ2の背
面がわでナツト5bをボルト5aに締め付けて両
壁パネル1が連結される。スペーサ3は硬質合成
樹脂によつて成形された互いに平行な二面を有す
る長尺体であり、上記連結部の上下の略全長に亘
つて両壁パネル1間に介装され、長手方向の数ケ
所でねじ具5によつて両壁パネル1に結合される
ものであつて、上記の互いに平行な二面に夫々一
方の壁パネル1側端部の外表面と他方の壁パネル
1のフランジ2外表面とが当接することによつ
て、両壁パネル1が直角に連結される。このスペ
ーサ3の一側端からはストツパ20が延出し、一
方の壁パネル1とフランジ2先端をこのストツパ
20に当接させてこの壁パネル1の位置決めを行
つている。またスペーサ3の他側端には、一方の
壁パネル1のフランジ2と他方の壁パネル1の側
端部との間にできる凹溝4内に突出する突起21
が形成される。一方、目地部材6は、第4図及び
第6図に示すように、基部に上記凹溝4内に挿入
される連結部22を有し先端両側に夫々各壁パネ
ル1の表面に重複する一対の舌片23を有する基
本形状に硬質合成樹脂にて成形され、連結部22
の両側及び各舌片23の先端部から夫々各壁パネ
ル1表面及びフランジ2表面に弾性的に密接する
軟質合成樹脂製のフイン7が一体成形されてい
る。この目地部材6は壁パネル1の連結部の上下
全長に亘つて取着されるものであり、両壁パネル
1間の凹溝4内に連結部22を挿入し、連結部2
2に形成した凹所24に前記の突起21を嵌入さ
せて既に固定されたスペーサ3に結合され、各壁
パネル1の表面に夫々重複する舌片23によつて
両壁パネル1間の間隙を塞ぐものであり、同時に
上記の各フイン7が両壁パネル1の端部表面及び
フランジ2表面に密接して両壁パネル1の間に防
水処理を施す。このように、隣接する壁パネル1
は側端部表面及びフランジ2表面をスペーサ3の
両面に突き合せると共に両壁パネル1及びスペー
サ3を貫通するねじ具5によつて結合されるた
め、結合強度が高く、従つて両壁パネル1を確実
に直角に結合することができるものであり、本実
施例のように、一方の壁パネル1にドア枠11が
取着されてこの壁パネル1でドア枠11を支持す
る必要がある場合でも、この壁パネル1が他方の
壁パネル1に強固に結合されていることから、ド
ア枠11から受ける力によつて壁パネル1同士の
直角な連結が損なわれることがないものである。
尚、上記実施例では壁パネル1同士を直角に連結
する場合を示したが、本考案はこれのみに限定さ
れるものではなく、例えば第9図に示すように、
壁パネル1同士を一直線に連結する場合にも適用
されるものである。この場合はスペーサ3の両面
に夫々各壁パネル1のフランジ2を突き合せ、両
フランジ2をねじ具5によつて結合し、上述の実
施例とは少し形の変形した目地部材6の連結部2
2を壁パネル1の表面がわから両壁パネル1間に
挿入し、上述の実施例と同様にしてスペーサ3に
結合すると共に一端の両側に形成した舌片23で
夫々各壁パネル1の表面を覆い、舌片23及び連
結部22に設けたフイン7によつて両壁パネル1
間を水密的に塞ぐものである。
本考案は以上のような構成を有するため、隣接
する壁パネルの端部同士がスペーサを用いてねじ
具により直接結合されることとなり、両者の結合
強度を高くすることができて当初の取付角度を維
持でき、従つて壁パネルに大きな力が作用しても
取付角度に狂いが生じることがないと共に、スペ
ーサを介在させることにより両壁パネル間にでき
る凹溝を利用して壁パネルとの表面がわから目地
部材を壁パネル間の連結箇所に取着することがで
きて両壁パネルの目地仕上げを美しく行うことが
できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来の壁パネルの接続
に見られる問題点を示す概略図、第3図は従来の
接続構造を用いて組み合される壁パネルで構成す
る室の一例を示す概略図、第4図は本考案の一実
施例を示す部分拡大断面図、第5図は同上に用い
るスペーサの平面図、第6図は同上に用いる目地
部材の平面図、第7図は本考案の一使用例に係る
浴室の壁構造を示す一部省略水平断面図、第8図
は同上の壁構造を示す部分縦断面図、第9図は本
考案の他の実施例を示す部分断面図であり、1は
壁パネル、2はフランジ、3はスペーサ、4は凹
溝、5はねじ具、6は目地部材、7はフインであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側端縁よりフランジが背方に向けて略直角に屈
    曲した形で延出する一対の壁パネルと、両壁パネ
    ルの側端部間に少なくとも一方のフランジ外表面
    に当接する形で介装されて両壁パネル間に前方が
    開放した凹溝を形成するスペーサと、このスペー
    サを貫通して両壁パネルを結合するねじ具と、上
    記凹溝に一部を挿入して凹溝の前面開口を塞ぐ目
    地部材とより構成され、目地部材は凹溝内に挿入
    される部分でスペーサに結合し、凹溝内に挿入さ
    れる部分と反対側の端部の目地部材に両壁パネル
    の表面に夫々密接する一対のフインが形成された
    壁パネルの接続構造。
JP15271782U 1982-10-06 1982-10-06 壁パネルの接続構造 Granted JPS5957611U (ja)

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JP15271782U JPS5957611U (ja) 1982-10-06 1982-10-06 壁パネルの接続構造

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JP15271782U JPS5957611U (ja) 1982-10-06 1982-10-06 壁パネルの接続構造

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Publication Number Publication Date
JPS5957611U JPS5957611U (ja) 1984-04-14
JPS634723Y2 true JPS634723Y2 (ja) 1988-02-08

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ID=30338076

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JP15271782U Granted JPS5957611U (ja) 1982-10-06 1982-10-06 壁パネルの接続構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011026906A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 壁パネルの連結構造

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JPS5957611U (ja) 1984-04-14

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