JPS60168184A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、複写機或いは、電子写真技術を用いたプリン
タ等の画像形成装置に関するものである。

〔従来技術〕

画像形成装置において、感光体は高価であることより、
転写紙サイズより短い周長の感光体を使用して画像を形
成する方法が種々提案されて来た。

その−例として、トナー撹乱部材を設けることにより現
像とクリーニングを兼用した装置を備え一回毎にクリー
ニング工程を行わずに画像形成を連続するものが存在し
た。

添付図面に従って、従来例を説明する。第１図において
１画像形成装置は、感光体１をその周囲に帯電極２と現
像兼クリーニング装置３と転写極４と第１光イレーサ５
とトナー攪乱部月６から構成されている。

以上のように構成された画像形成装置において。

コピー開始と同時に感光体１は、矢印方向に回転し２帯
電極２により所定の極性に帯電される。更に周知の露光
手段により原稿像が投影され感光体１上に静電潜像か形
成される。３は、内部に一成分磁性トナー或いは、二成
分現像剤によって形成される磁気ブラシを有する現像兼
クリーニング装置であり、前記静電潜像は磁気ブラシの
トナーにより顕像化される。トナー像は、転写極４にお
いて１転写紙７に転写され２図示しない周知の定着装置
により定着される。

一部２転写工程後、感光体１は除電工程に入り。

第１光イレーサ５によって感光体表面の前記静電潜像は
消去される。

前記転写工程における転写効率は、１００％でないため
当然感光体１上に残留トナーが存在する。

この残留トナーは撹乱部材６により感光体上に播き乱さ
れる。

この状態で感光体１は、帯電露光工程に進み再び静電潜
像が形成される。掻き乱された残留トナーは少量である
ため、静電潜像にほとんど影響を及はさす次の現像兼ク
リーニング工程にて除去され同時に静電潜像は顕像化さ
れる。顕像ば、再び転写工程において転写される。また
、前記掻き乱された残留トナーは、現像兼クリーニング
装置３にて、完全に除去されなくとも非富に少量である
ため画像上目立たない。

又、感光体の１回転を越える複写工程にて１枚のコピ一
工程が終了した後、感光体１上の残留トナーを完全に除
去するため１回転以−Ｌのクリーニング専用工程か入る
。

クリーニング専用工程は、第１光イレーサ５゜トナー攪
乱部材６．現像兼クリーニング装置３によって行なわれ
る。

〔従来技術の問題点〕

以上の構成の従来の画像形成装置では、転写終了後の感
光体上の残留トナーか少ない場合は、良好な画像か得ら
れるが、高湿時等の転写効率の低下した状況下では、残
留トナー量が多く、静電潜像に影響を与えコピー上に残
像として現れ、コピー画質を著しく低下させていた。

［発明の目的］ 本発明は、上記従来の欠点に鑑み、転写紙サイズより短
い周長の感光体を用いて複写する画像形成装置において
、残留トナーの一部をトナー撹乱部材に吸着させ、然る
後、再度、像担持体に吸着させるようにして、残像のな
い画像を得られる画像形成装置を提供することを目的と
する。

〔発明の要点〕

本発明は、上記目的を達成する為に像担持体周辺に、転
写手段、除電手段、トナー攪乱手段、帯電手段、現像兼
クリーニング手段を具備する画像形成装置において１画
像形成中に上記転写手段によって転写されず、上記像１
旦持体上に残留するトナーの少なくとも一部を一ト記ト
ナー攪乱手段に吸着させる手段と１画像形成後に上記ト
ナー撹乱手段を清掃する手段とを有した事を特徴とする
。

〔発明の実施例〕

以下８図面に従って本発明の一実施例について説明する
。第２図は１本発明の画像形成装置の一実施例であり、
第３図は、そのタイミングチャー□ト図である。

画像形成装置は、感光体１とその周囲に配設された帯電
極２と現像兼クリーニング装置３と転１ｆ極４と第１光
イレーザ５とトナー攪乱部材６ａと第２光イレーサ８及
びバイアス電源９とから構成されている。

トナー撹乱部材６ａば、バイアスの効果か表れる程度の
導電性を有し、バイアス電源９が接続されている。

以−Ｌのように構成された画像形成装置の動作について
説明する。感光体１上に形成された静電潜像を現像兼ク
リーニング装置３で顕像化し、転写極４で用紙７上に転
写する。

感光体１表面上の残留トナーは、第１光イレーザ５て光
除電し、トナー撹乱部材６ａにバイアス電源９により感
光体上の電荷と同極性の電圧が印加される。

感光体上に残留するトナーは、感光体」−の電荷とは逆
極性を有するため、トナー撹乱部材６ａに吸着される。

この場合、感光体は１　クリーニングされるが、残留ト
ナーを完全にクリーニングする必要はな（残留Ｉ・ナー
の量を減少せし２める程度で良ごのバイアス電圧の印加
ば、感光体周長のうち続けて２回画像の形成される部分
か撹乱部材を通過するタイミングで行われる。つまり、
第３図のタイミングチャート図に示す様に１周目で感光
体の原稿先端画像の形成された箇所より２周目で原稿後
端画像の形成されるべき箇所が撹乱部材を通過するまで
のタイミングである。

このバイアスの印加により転写工程終了後の感光体上に
残留するトナーか多量であっても、トナー撹乱部材６ａ
を通過した後は少量となり、以後の工程で残像を生ずる
といった問題は生しない。

トナー攪乱部利６ａに吸着された）・ナーは、コピーを
続けることにより量か増大しトナー攪乱部月６ａの吸着
能力が低下する。また撹乱部材本来の目的である掻き乱
し効果も低下してしまう。そこで、トナー攪乱部材６ａ
の清掃が必要となり。

本発明では、転写紙７の後端が転写極４を通過後。

任意の時間、転写極４をＯＮＬ、第１光イレーザ５は、
同時にＯＦＦする。帯電された感光体１ば。

トナー撹乱部材６ａに吸着されたトナーを引き離す。

この時、バイアス電源９は、○Ｆ　Ｆしているか。

感光体１の電位とは逆極性の電圧か印加されている。

トナーが吸着された感光体１は１次の第２光イレーザ８
によって除電され、その後、現像兼クリーニング装置３
によって吸着したトナーが除去されて、感光体１がクリ
ーニングされる。クリーニングされた後１次の複写工程
に入る。

尚、必要かあれば、第１光イレーザ５．トナー攪乱部材
６ａ、第２光イレーザ８及び現像兼クリーニング装置３
による感光体１のクリーニング専用工程を設けても良い
。

〔発明の効果〕

以上のように構成された本発明の画像形成装置によれば
、転写効率の著しい低下により感光体」二の残留トナー
が多い場合であっても、残像のない良好な画像を得るこ
とが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の画像形成装置を示す構成図、第２図は本
発明の一実施例を示す構成図、第３図は本発明の実施状
態を示すタイミングチャート図である。 １・・・感光体　２・・・帯電極 ３・・・現像兼クリーニング装置 ４・・・転写極　５・・・第１光イ レーサ　６，６ａ・・・トナー撹乱 部材　７・・・転写紙 ８・・・第２光イレーサ ９・・・バイアス電源 特許出願人　カシオ計算機株式会社 同　上　アイ・ディ株式会社 代理人弁理士　人　菅　義　之 ＼　７

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）像担持体周辺に、転写手段、除電手段、トナー攪
   乱手段、帯電手段、現像兼クリーニング手段を具備する
   画像形成装置において５画像形成中に上記転写手段によ
   っ゛ζ転写されず、上記像担持体上に残留するトナーの
   少なくとも一部を上記トナー撹乱手段に吸着させる手段
   と２画像形成後に上記トナー撹乱手段を清掃する手段と
   を有した事を特徴とする画像形成装置。
2. （２）ｌ記トナー攪乱手段にトナーを吸着させる手段は
   、上記トナー撹乱手段へのバイアス電圧の印加であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の画像形成装
   置。
3. （３）上記トナー撹乱手段の清掃は、上記トナー撹乱部
   材に吸着したトナーを再度上記像担持体に吸着させてな
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項又は２項記載
   の画像形成装置。